JPH0995322A - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JPH0995322A
JPH0995322A JP25286195A JP25286195A JPH0995322A JP H0995322 A JPH0995322 A JP H0995322A JP 25286195 A JP25286195 A JP 25286195A JP 25286195 A JP25286195 A JP 25286195A JP H0995322 A JPH0995322 A JP H0995322A
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pulleys
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linear
paper
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JP25286195A
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Mitsuo Matsumoto
満夫 松元
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Suntech Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル用紙のコストを従来のラベル付き帯
状台紙に比べて格段に安くでき、構造簡単で小型化が可
能なラベル貼付装置を提供すること。 【解決手段】 一面側に表示内容を一定間隔おきに印刷
して多数のラベル4を連続的に形成し且つ他面側に接着
層5を形成した帯状のラベル用紙3をその長手方向に搬
送する搬送経路6に、ラベル用紙3の接着層5側と接し
て当該用紙3を駆動するラベル用紙搬送手段9を設ける
と共に、この搬送手段9による搬送途上でラベル用紙3
を各ラベル4間で切断する切断手段10を設け、この切
断手段10により切断したラベル4を前記搬送手段9か
らラベル被貼付物搬送経路7に送給するようにしたラベ
ル貼付装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルを自動的に
ラベル被貼付物に貼付するラベル貼付装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のラベル貼付装置では、図7に示す
ように、帯状台紙aの片面にラベルbが一定間隔におき
に剥離可能に貼付されたラベルb付き帯状台紙aを使用
し、このラベルb付き帯状台紙aを、ラベル被貼付物c
の搬送経路d上に近接するラベル剥離用帯状台紙ターン
ガイドeまで案内し、更にこのターンガイドeから折り
返し案内するようなV字状の搬送経路fを設けて、前記
ターンガイドeによりラベルbを剥離し、この剥離した
ラベルbを、搬送経路d上のラベル被貼付物cにラベル
押さえローラーgを介して貼付するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来で
は、表示内容を印刷したラベルを一枚ずつ形成して、こ
れを帯状台紙に一定間隔おきに貼付するために、ラベル
付き帯状台紙の製作に手間がかかり、コストが高くつく
上に、ラベルを剥ぎ取った帯状台紙を廃棄処分しなけれ
ばならないため、その廃棄処分に公害上の問題があっ
た。また、このようなラベル付き帯状台紙を使用するこ
とから、ラベル貼付装置の構成部材点数が多くなって、
装置が複雑且つ大型化するという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような課題に鑑み、一面
側に表示内容を直接印刷して多数のラベルを連続的に形
成し、他面側を接着層とした帯状のラベル用紙を使用す
ることによって、ラベル用紙のコストを従来のラベル付
き帯状台紙に比べて格段に安くできると共に、構成部材
点数が比較的少なく、構造簡単で小型化が可能なラベル
貼付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ラベル貼付装置は、一面側に表示内容を一定間隔おきに
印刷して多数のラベル4を連続的に形成し且つ他面側に
接着層5を形成した帯状のラベル用紙3を、その長手方
向に搬送する搬送経路6に、ラベル用紙3の接着層5側
と接して当該用紙3を駆動するラベル用紙搬送手段9を
設けると共に、この搬送手段9による搬送途上でラベル
用紙3を各ラベル4間で切断する切断手段10を設け、
この切断手段10により切断したラベル4を前記搬送手
段9からラベル被貼付物搬送経路7に送給するようにし
たラベル貼付装置であって、前記ラベル用紙搬送手段9
は、搬送方向前後に配設されていずれか一方が駆動され
る一対のプーリー26,27と、両プーリー26,27
間に互いに一定間隔をおいて平行列状に掛張された複数
の線状ベルト28とからなり、前記切断手段10は、前
記線状ベルト28列に対し進退可能なカッター36と、
このカッター36と対向する受け面37に各線状ベルト
28が没入可能な複数の凹溝38を有し、受け面37が
線状ベルト28から退避する退避位置と受け面27が線
状ベルト28より進出して当該ベルト28を凹溝38内
に没入せしめる進出位置との間で進退可能なカッター受
け台39とからなるものである。
【0006】請求項2は、請求項1に記載のラベル貼付
装置において、前記ラベル用紙搬送手段9の搬送方向前
部側プーリー26には、複数の尖鋭状周鍔30を軸方向
一定間隔おきに突設してなるものである。
【0007】請求項3は、請求項1または2に記載のラ
ベル貼付装置において、前記ラベル用紙搬送手段9の前
後両プーリー26,27にはそれぞれ軸方向に複数の周
溝26a,27aを一定間隔おきに形成し、両プーリー
26,27の対向する周溝26a,27a間に各線状ベ
ルト28を掛装してなるものである。
【0008】請求項4は、請求項1〜3のいずれかに記
載のラベル貼付装置において、前記ラベル用紙搬送経路
9には前記ラベル用紙搬送手段9より上手側に、搬送方
向前後に配設されていずれか一方を駆動可能とした一対
のプーリー13,14と、両プーリー13,14間に互
いに一定間隔をおいて平行列状に掛張された複数の線状
ベルト15とからなるラベル用紙供給手段8を設けてな
るものである。
【0009】請求項5は、請求項4に記載のラベル貼付
装置において、前記ラベル用紙供給手段8の搬送方向前
部側プーリー13には、複数の尖鋭状周鍔16を軸方向
一定間隔おきに突設してなるものである。
【0010】請求項6は、請求項4または5に記載のラ
ベル貼付装置において、前記ラベル用紙供給手段8の前
後両プーリー13,14にはそれぞれ軸方向に複数の周
溝13a,14aを一定間隔おきに形成し、両プーリー
13,14の対向する周溝13a,14a間に各線状ベ
ルト15を掛装してなるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るラベル貼付
装置の全体を示しており、この図において1は、機枠2
の上方部一端側に軸支されたラベル用紙巻軸で、この巻
軸1には長尺帯状のラベル用紙3がロール状に多量に巻
装されている。ラベル用紙3は、図6の(A)及び
(B)に示すように、一面側に表示内容を一定間隔おき
に印刷して多数のラベル4を連続的に形成し且つ他面側
に感圧性接着層5を形成したもので、前記巻軸1には接
着層5を内側にした状態で巻装される。6は、ラベル用
紙3をその長手方向に沿って、巻軸1側から機枠2下方
のラベル被貼付物搬送経路7側へ案内するラベル用紙搬
送経路で、このラベル用紙搬送経路6の上手側には、ラ
ベル用紙3がロール状に巻装された巻軸1から当該用紙
3を繰り出して前方へ供給するラベル用紙供給手段8が
設けられ、ラベル用紙搬送経路6の下手側には、ラベル
用紙搬送手段9、及びこの搬送手段9による搬送途上で
ラベル用紙3をラベル4ごとに切断する切断手段10が
設けられている。また、ラベル用紙搬送経路6に沿った
ラベル用紙供給手段8とラベル用紙搬送手段9との間に
はラベル用紙案内手段11が、またラベル用紙搬送手段
9とラベル被貼付物搬送経路7との間には、ラベル案内
手段12が設けてある。
【0012】前記ラベル用紙供給手段8は、図1及び図
2に示すように、搬送方向前後に配設された一対のプー
リー13,14と、両プーリー13,14間に互いに一
定間隔をおいて平行列状に掛張された複数の線状ベルト
15とからなり、両プーリー13,14には、それぞれ
複数の周溝13a,14aが軸方向一定間隔おきに形成
され、両プーリー13,14の対向する周溝13a,1
4a間に各線状ベルト15が掛装されている。また前部
側プーリー13には、複数の尖鋭状周鍔16が前記周溝
13a相互間に位置するように軸方向一定間隔おきに突
設されている。前部側プーリー13は、機枠2に固定さ
れた支軸17に回転可能に取り付けられ、後部側プーリ
ー14は機枠2に軸架された回転軸18に固定され、し
かして回転軸18を駆動して後部側プーリー14を回転
させることにより、複数の線状ベルト15が走行駆動さ
れる。また図1に示すように、上記両プーリー13,1
4にはそれぞれラベル用紙搬送経路6挟んで対向する位
置に、支持ローラー19,20が回転可能に配設されて
いる。この場合、支持ローラー19,20は、それぞれ
周面に吸引孔を有するバキュームローラーとすることが
望ましい。
【0013】図1に示すように、巻軸1に接着層5を内
向きにして巻装されたラベル用紙3は、ガイドローラー
21に対しラベル表面側の非接着面を摺接案内された
後、このラベル用紙3の接着層5面側が前記ラベル用紙
供給手段8と接すると共に、ラベル表面側の非接着面が
前記支持ローラー19,20と接することになる。この
ラベル用紙供給手段8では、プーリー13,14及び線
状ベルト15がラベル用紙3の接着層5に対し線接触状
態となるため、両者が不都合に付着し合うことがなく、
従ってこれらプーリー13,14及び線状ベルト15が
ラベル用紙3の接着層5に接して回転走行することによ
り、ラベル用紙3が駆動されて巻軸1から繰り出され
る。また、前部側プーリー13に複数の尖鋭状周鍔16
が突設されていると共に、両プーリー13,14にそれ
ぞれ支持ローラー19,20が対向配設してあるため、
ラベル用紙3がスリップすることなく確実に駆動され
る。
【0014】前記ラベル用紙供給手段8より下手側にあ
るラベル用紙案内手段11は、図1に示すように2箇所
に配設されたバキュームボックス22,23からなるも
ので、ラベル用紙供給手段8によって送給されて来るラ
ベル用紙3は、その非接着面側が両バキュームボックス
22,23のそれぞれ一側面と摺接してガイドローラー
25で折り返し、引き続き両バキュームボックス22,
23の他側面と摺接してラベル用紙搬送手段9側へ案内
されることになる。各のバキュームボックス22,23
は吸引源(図示省略)に接続されていると共に、ラベル
用紙3の非接着面側と接する各ボックス22,23の両
側面には吸引孔(図示省略)が設けてある。尚、前記ラ
ベル用紙供給手段8の出口側及び前記バキュームボック
ス22の出口側にはそれぞれガイドローラー24a,2
4bが配設されている。
【0015】前記ラベル用紙搬送手段9は、図1及び図
3に示すように、搬送方向前後に配設された一対のプー
リー26,27と、両プーリー26,27間に互いに一
定間隔をおいて平行列状に掛張された複数の線状ベルト
28と、両プーリー26,27間の両側に配設されたテ
ンションプーリー29,29とからなるもので、前後両
プーリー26,27及び各テンションプーリー29に
は、それぞれ複数の周溝26a,27a,29aが軸方
向一定間隔おきに形成され、前後両プーリー26,27
の対向する周溝26a,27a間に各線状ベルト28が
掛装され、また各テンションプーリー29の各周溝29
aにも線状ベルト28が掛合される。また、前部側プー
リー26には、複数の尖鋭状周鍔30が前記周溝26a
相互間に位置するように軸方向一定間隔おきに突設され
ている。
【0016】図3に示すように、前部側プーリー26及
び各テンションプーリー29は、機枠2に固定された支
軸31,32に回転可能に取り付けられ、後部側プーリ
ー27は、機枠2に軸架された回転軸33に固定されて
いる。しかして、回転軸33を駆動して、後部側プーリ
ー27を回転させることにより、複数の線状ベルト28
が走行駆動される。また図1に示すように、後部側プー
リー27にはラベル用紙搬送経路6挟んで対向する位置
に、支持ローラー34が回転可能に配設されている。
【0017】前記ラベル用紙案内手段11からこのラベ
ル用紙搬送手段9へ案内されるラベル用紙3は、その接
着層5面側がラベル用紙搬送手段9と接すると共に、ラ
ベル表面側の非接着面が前記支持ローラー34と接す
る。このラベル用紙搬送手段9では、前記ラベル用紙供
給手段8の場合と同様に、プーリー26,27及び線状
ベルト28がラベル用紙3の接着層5に対し線接触状態
となるため、両者が不都合に付着し合うことがなく、従
ってプーリー26,27及び線状ベルト28がラベル用
紙3の接着層5に接して回転走行することにより、ラベ
ル用紙3を駆動搬送することができる。また、前部側プ
ーリー26に複数の尖鋭状周鍔30が突設されているた
め、ラベル用紙3がスリップすることなく確実に駆動さ
れる。
【0018】前記切断手段10は、図1、図4及び図5
に示すように、前記ラベル用紙搬送手段9の線状ベルト
28列に対し進退可能なカッター36と、このカッター
36と対向する受け面37に各線状ベルト28が没入可
能な複数の凹溝38を有し、受け面37が線状ベルト2
8より若干退避する退避位置(図4参照)と受け面37
が線状ベルト28より進出して当該ベルト28を凹溝3
8内に没入せしめる突出位置(図5参照)との間で進退
可能なカッター受け台39とからなるもので、カッター
36が図4に示す切断位置Pまで前進すると同時に、カ
ッター受け台39が進出位置まで前進することにより、
ラベル用紙3は、カッター受け台39の受け面37で上
記切断位置Pまで押されて、この切断位置P上でカッタ
ー36により図6の(B)に示すような切断線CLに沿
って切断され、ラベル4が形成されるようになってい
る。図5はラベル用紙3が上記切断位置P上で切断され
る時の状態を示す。
【0019】この切断手段10の具体的な駆動機構を図
1及び図4を参照して説明すると、機枠2に軸支された
回転軸40にクランク円板41を取り付け、このクラン
ク円板41のクランクピン42に揺動杆43を枢着し、
この揺動杆43を、機枠2側のガイドレール44に沿っ
て直線移動可能なカッター取付台45に固定されたクロ
スヘッド46に枢支連結し、上記カッター取付台45に
カッター36を取り付ける。一方、機枠2側に軸架され
た回転軸47を、ベルト伝動手段48を介して前記回転
軸40と連動連結すると共に、この回転軸47にカム板
49を取り付け、このカム板49と係合するカムフォロ
ワー50を、可動ベース51に固定されて機枠2側のガ
イド溝52に沿って直線移動可能なスライドアーム53
に枢着し、上記可動ベース51に前記カッター受け台3
9を取り付け、またカムフォロワー50をカム板49上
に押圧保持するためのばね54を可動ベース51と機枠
2との間に介装する。また、上記回転軸40は切断手段
駆動用のモーター55に連動連結する。
【0020】しかして、上記モーター55を起動させる
ことにより、カッター36側の回転軸40とカッター受
け台39側の回転軸47を同時に回転させ、カッター3
6側の回転軸40の回転により上記クランク機構を介し
てカッター36を進退駆動させると共に、カッター受け
台39側の回転軸47の回転によりカッター受け台39
をカッター36の進退動作に対応して進退駆動させるよ
うにしている。
【0021】前記ラベル用紙搬送手段9と前記ラベル被
貼付物搬送経路7との間に設けられたラベル案内手段1
2は、図1に示すように、複数のプーリー56,57,
58,59間に多孔状の搬送用ベルト60を掛装してな
るもので、前記切断手段10によって切断されたラベル
4を搬送する搬送経路部に沿ってバキュームボックス6
1が配設されている。バキュームボックス61は吸引源
に接続されており、切断手段10によって切断されたラ
ベル4を多孔状搬送用ベルト60により吸着した状態で
ラベル被貼付物搬送経路7側へ案内し、このラベル4
を、プーリー59のところでラベル被貼付物搬送経路7
上を搬送されてくるラベル被貼付物62に押さえローラ
ー63を介して貼付するようになっている。図1の64
はテンションプーリーである。尚、ラベル被貼付物搬送
経路7はベルトコンベアからなるもので、そのベルトを
挟んで上記押さえローラー63と対向する位置には支持
台65が配設されている。
【0022】図1及び図2において66は、ラベル用紙
供給手段8、ラベル用紙搬送手段9及びラベル案内手段
12を駆動する主駆動モーターで、このモーター66の
出力軸67の回転は、この出力軸67のタイミングプー
リー68から、ラベル用紙供給手段8の回転軸18に固
定のタイミングプーリー69、ラベル用紙搬送手段9の
回転軸33に固定のタイミングプーリー70、及び中間
支持プーリー71に亘って掛装されたタイミングベルト
72により伝動され、上記各回転軸18,33を駆動
し、更にこのモーター66の出力軸67の回転は、図2
に示すように、この出力軸67のタイミングプーリー7
3と機枠2に軸支されたタイミングプーリー74に掛装
されたタイミングベルト75により、上記タイミングプ
ーリー74の回転軸76に伝達され、この回転軸76の
回転は歯車77,78によってラベル案内手段12にお
けるプーリー56の回転軸73に伝達される。
【0023】また、図1において79は、ラベル用紙案
内手段11の出口付近に設けられた光電管センサーで、
ラベル用紙案内手段11の搬送経路部上を移動している
ラベル用紙3の隣合うラベル4,4間の中間位置を検出
し、その検出信号により主駆動モーター66を停止する
と共に、切断手段駆動用モーター55を起動して、上記
ラベル4,4間の中間位置を切断する切断動作を行わせ
るようにしている。
【0024】上述したラベル貼付装置の動作について説
明すると、先ず主駆動モーター66を起動して、ラベル
用紙供給手段8、ラベル用紙搬送手段9、及びラベル案
内手段12の駆動を開始する。ラベル用紙供給手段8の
駆動により、ラベル用紙3が巻軸1から繰り出され、ラ
ベル用紙搬送経路6に沿って送給される。尚、ラベル用
紙3は、ラベル用紙供給手段8からラベル案内手段12
に至る間で撓みをもたせるようにしており、その撓み部
を3′で示す。
【0025】しかして、ラベル用紙3がラベル用紙案内
手段11の出口付近でセンサー79によって当該ラベル
用紙3の被検出位置を検出されると、主駆動モーター6
6が停止し、モーター55が起動して切断手段10が作
動し、カッター36とカッター受け台39との進退往復
運動により、ラベル用紙3をラベル4,4間の切断線C
Lに沿って切断する。この切断手段10による切断動作
が終了すると、主駆動モーター66が起動し、後続のラ
ベル用紙3はセンサー79により次の被検出位置が検出
されるまでラベル用紙搬送手段9によって搬送され、切
断されたラベル4はラベル用紙搬送手段9からラベル案
内手段12側へ搬送される。そして、センサー79によ
る次の検出動作により、切断手段10が作動して、ラベ
ル用紙3をラベル4,4間の切断線CLに沿って切断す
る。一方、切断されたラベル4は、図1に示すように、
ラベル用紙搬送手段9の先端部からラベル案内手段12
に搬出され、このラベル案内手段12により吸着搬送さ
れて、ラベル被貼付物搬送経路7上を搬送されてくるラ
ベル被貼付物62に押さえローラー63によって貼付さ
れる。ラベル4が貼付されたラベル被貼付物62は、ラ
ベル被貼付物搬送経路7の先端部から排出される。以
降、上記同様な動作が繰り返される。
【0026】このラベル貼付装置の動作においては、上
記のように、ラベル用紙供給手段8、ラベル用紙搬送手
段9及びラベル案内手段12は、切断手段10の非作動
時にのみ作動する間欠動作を行うようになっており、し
かしてラベル用紙3がラベル用紙供給手段8及びラベル
用紙搬送手段9によって同時に駆動される時、ラベル用
紙3が両手段8,9間で緊張状態にあると、両手段8,
9のわずかなタイミングのずれやラベル用紙3のスリッ
プ等に起因して、ラベル用紙3が異常に伸びたり、切れ
るおそれがあるが、前述のようにラベル用紙供給手段8
からラベル案内手段11に至る間でラベル用紙3に図1
の3′で示すような撓みをもたせているため、そのよう
な不都合がない。
【0027】また、上記のような撓み3′をもたせてい
る場合、この撓み3′がラベル貼付作業の進行と共に漸
次減少していって、図1の3″で示すように撓み限界状
態となったとき、これを検出して、その検出信号により
主駆動モーター66を停止させるようなセンサー80が
設けられている。この場合、このセンサー80により撓
み限界を知った時点で、再び図1の3′で示すような撓
みを形成することができる。
【0028】また、このラベル貼付装置では、ラベル用
紙搬送手段9の上手側に、一対のプーリー13,14
と、両プーリー13,14間に平行列状に掛張された複
数の線状ベルト15とからなるラベル用紙送給手段8を
設けているため、図1に示されるようにラベル用紙3を
巻軸1に多量に巻装したストックロールから供給する場
合に、このストックロールからのラベル用紙3の供給が
容易となり、ラベル用紙搬送手段9に負担をかけるよう
なことがなく、ラベル用紙を安定状態で搬送させること
ができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係るラベル貼付装置よれば、
一面側に表示内容を一定間隔おきに印刷して多数のラベ
ルを連続的に形成し且つ他面側に接着層を形成した帯状
のラベル用紙を使用して、このラベル用紙をラベル被貼
付物に貼付するようにしたから、ラベル付き帯状台紙を
使用する従来のラベル貼付装置に比べ、ラベル用紙のコ
ストを格段に安くでき且つラベル用紙全体を有効に使用
できると共に、構成部材点数が比較的少なくなり、構造
簡単で装置の小型化が可能となる。
【0030】また、ラベル用紙搬送手段を、前後一対の
プーリーと、両プーリー間に互いに一定間隔をおいて平
行列状に掛張された複数の線状ベルトとにより構成して
いるから、プーリー及び線状ベルトがラベル用紙の接着
層に対し線接触状態となり、従ってプーリー及び線状ベ
ルトとラベル用紙とが不都合に付着し合うことがなく、
ラベル用紙を確実に搬送することができる。また、切断
手段を、線状ベルト列に対し進退可能なカッターと、受
け面が線状ベルトより退避する退避位置と受け面が線状
ベルトより進出して当該ベルトを凹溝内に没入せしめる
進出位置との間で進退可能なカッター受け台とにより構
成しているため、線状ベルト上に位置するラベル用紙の
切断を、この線状ベルトを避けた状態で安全に切断する
ことができる。
【0031】請求項2によれば、ラベル用紙搬送手段の
搬送方向前部側プーリーに複数の尖鋭状周鍔を突設した
ことによって、ラベル用紙接着層に対する駆動をより確
実にすることができる。
【0032】請求項3によれば、ラベル用紙搬送手段の
前後両プーリーにそれぞれ複数の周溝を形成して、両プ
ーリーの対向する周溝間に各線状ベルトを掛装したこと
によって、各線状ベルトを前後各プーリーに対し確実に
保持させることができる。
【0033】請求項4によれば、ラベル用紙搬送手段の
上手側に、一対のプーリーと、両プーリー間に平行列状
に掛張された複数の線状ベルトとからなるラベル用紙送
給手段を設けたことによって、ラベル用紙を巻軸に多量
に巻装したストックロールから供給する場合に、そのス
トックロールからのラベル用紙の供給が容易となり、ラ
ベル用紙搬送手段に負担をかけることがなく、ラベル用
紙を安定状態で搬送させることができる。
【0034】請求項5によれば、ラベル用紙供給手段の
搬送方向前部側プーリーに、複数の尖鋭状周鍔を突設し
たことにより、ラベル用紙接着層に対する駆動が確実
で、ラベル用紙の供給を容易に行うことができる。
【0035】請求項6によれば、ラベル用紙供給手段の
前後両プーリーに複数の周溝を形成して、両プーリーの
対向する周溝間に各線状ベルトを掛装したことにより、
各線状ベルトを前後各プーリーに対し確実に保持させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラベル貼付装置の全体正面図で
ある。
【図2】 ラベル用紙供給手段の縦断面図である。
【図3】 ラベル用紙搬送手段の縦断面図である。
【図4】 切断手段の横断面図で、切断前の状態を示し
ている。
【図5】 切断手段の横断面図で、切断時の状態を示し
ている。
【図6】 (A)はラベル用紙の斜視図、(B)はラベ
ル用紙の横断面図である。
【図7】 従来のラベル貼付装置の一部を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 巻軸 2 機枠 3 ラベル用紙 4 ラベル 5 接着層 6 ラベル用紙搬送経路 7 ラベル被貼付物搬送経路 8 ラベル用紙供給手段 9 ラベル用紙搬送手段 10 切断手段 13 プーリー 13a 周溝 14 プーリー 14a 周溝 15 線状ベルト 16 尖鋭状周鍔 26 プーリー 26a 周溝 27 プーリー 27a 周溝 30 尖鋭状周鍔 36 カッター 37 受け面 38 凹溝 39 カッター受け台 62 ラベル被貼付物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面側に表示内容を一定間隔おきに印刷
    して多数のラベルを連続的に形成し且つ他面側に接着層
    を形成した帯状のラベル用紙を、その長手方向に案内す
    るラベル用紙搬送経路に、ラベル用紙の接着層側と接し
    て当該用紙を駆動するラベル用紙搬送手段を設けると共
    に、この搬送手段による搬送途上でラベル用紙を各ラベ
    ル間で切断する切断手段を設け、この切断手段により切
    断したラベルを前記搬送手段からラベル被貼付物搬送経
    路に送給するようにしたラベル貼付装置であって、ラベ
    ル用紙搬送手段は、搬送方向前後に配設されていずれか
    一方が駆動される一対のプーリーと、両プーリー間に互
    いに一定間隔をおいて平行列状に掛張された複数の線状
    ベルトとからなり、切断手段は、前記線状ベルト列に対
    し進退可能なカッターと、このカッターと対向する受け
    面に各線状ベルトが没入可能な複数の凹溝を有し、受け
    面が線状ベルトより退避する退避位置と受け面が線状ベ
    ルトより進出して当該ベルトを凹溝内に没入せしめる進
    出位置との間で進退可能なカッター受け台とからなるラ
    ベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 前記ラベル用紙搬送手段の搬送方向前部
    側プーリーには、複数の尖鋭状周鍔を軸方向一定間隔お
    きに突設してなる請求項1に記載のラベル貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記ラベル用紙搬送手段の前後両プーリ
    ーにはそれぞれ軸方向に複数の周溝を一定間隔おきに形
    成し、両プーリーの対向する周溝間に各線状ベルトを掛
    装してなる請求項1または2に記載のラベル貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記ラベル用紙搬送経路には前記ラベル
    用紙搬送手段より上手側に、搬送方向前後に配設されて
    いずれか一方を駆動可能とした一対のプーリーと、両プ
    ーリー間に互いに一定間隔をおいて平行列状に掛張され
    た複数の線状ベルトとからなるラベル用紙供給手段を設
    けてなる請求項1〜3のいずれかに記載のラベル貼付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ラベル用紙供給手段の搬送方向前部
    側プーリーには、複数の尖鋭状周鍔を軸方向一定間隔お
    きに突設してなる請求項4に記載のラベル貼付装置。
  6. 【請求項6】 前記ラベル用紙供給手段の前後両プーリ
    ーにはそれぞれ軸方向に複数の周溝を一定間隔おきに形
    成し、両プーリーの対向する周溝間に各線状ベルトを掛
    装してなる請求項4または5に記載のラベル貼付装置。
JP25286195A 1995-09-29 1995-09-29 ラベル貼付装置 Withdrawn JPH0995322A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100397424B1 (ko) * 2001-06-21 2003-09-13 에버테크노 주식회사 라벨 공급 장치
DE102010037285A1 (de) * 2010-09-02 2012-03-08 Krones Aktiengesellschaft Einrichtung und Verfahren zum Fördern eines Etikettenbands sowie Etikettieraggregat

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