JP3040474U - アンテナユニット - Google Patents

アンテナユニット

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JP3040474U
JP3040474U JP1997001078U JP107897U JP3040474U JP 3040474 U JP3040474 U JP 3040474U JP 1997001078 U JP1997001078 U JP 1997001078U JP 107897 U JP107897 U JP 107897U JP 3040474 U JP3040474 U JP 3040474U
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JP
Japan
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antenna
holder
stopper
antenna unit
case
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997001078U
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English (en)
Inventor
正己 山本
Original Assignee
スタッフ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナを任意に回動したときにリアクショ
ンなしでその位置で回転保持することができる回転保持
機構を有するアンテナユニットを提供する。 【解決手段】 アンテナユニットは、ケース1と、ホル
ダ2と、ストッパ3と、プリント基板4と、高周波コネ
クタ5と、第1のキャップ6と、第2のキャップ7と、
防振板8とから構成される。このような構成において、
ホルダ2の篏合部にストッパ3の二股部が篏合され、そ
の結果、ストッパ3の弾性力によりホルダ2のくさび形
状部9がケース1のくさび形状部9を受ける壁部に圧接
されて回転移動に際して摩擦力が発生される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コードレステレホンなどに用いられるアンテナユニットに関し、特 にアンテナを任意に回動したときにリアクションなしでその位置で回転保持しう るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コードレステレホンなどに用いられるアンテナユニットにおいては、ア ンテナを任意に回動したときにその位置で回転保持しうるようにするために、O リングと呼ばれる回転保持部材を使用し、このOリングの摩擦力によりアンテナ を回転保持する機構を採用していた。しかしながら、Oリングを使用した場合に は、Oリングのねじれの弾性力によって少し押し戻されていたために、アンテナ を任意に回動したときにリアクションなしでその位置で回転保持することはでき なかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、コードレステレホンなどに用いられるアンテナユニットにお いて、アンテナを任意に回動したときにリアクションなしでその位置で回転保持 することができる回転保持機構を有するアンテナユニットを提供することを目的 とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するために本考案は、アンテナを任意の回転位置に て保持する回転保持機構において、ストッパの弾性力によってホルダのくさび形 状部に摩擦力を与えることにより、回動の際にアンテナ・ケースと前記ホルダを 回転位置に保持させるようにしたことを特徴とする。
【0005】 これにより、アンテナを任意に回動したときにリアクションなしでその位置で 回転保持しうるようにすることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図を用いて説明する。
【0007】 図1は、本考案の実施の形態におけるアンテナユニットの上面図である。また 、図2は、本考案の実施の形態におけるアンテナユニットの構成を示す正面から 見た場合の切断図である。図2において、アンテナユニットは、ケース1と、ホ ルダ2と、ストッパ3と、プリント基板4と、高周波コネクタ5と、第1のキャ ップ6と、第2のキャップ7と、防振板8とから構成されている。
【0008】 上記構成のうち、ケース1とホルダ2とストッパ3の構成について詳しい構成 を以下に示す。
【0009】 図3は、本考案の実施の形態のおける図2に示されるアンテナ・ケース1の右 側面図を示すものであり、ケース1に三角ビート10が設けられている。この三角 ビート10上に沿って、高周波コネクタ5の一端と接続されているプリント基板4 がケース1内に挿入される。その際プリント基板4は、ホルダ2の篏合部11に篏 合されたストッパ3により押圧されるようにする。したがって、ストッパ3の弾 性力によってプリント基板4がケース内で固定され、かつ、三角ビート10により プリント基板4が圧接されてプリント基板4のガタを防止することができる。
【0010】 図4は、本考案のアンテナユニットにおけるホルダ2の構造を示す図である。 図4において、図4(a)は、ホルダを上面からみた上面図であり、図4(b) はホルダの正面図であり、篏合部11と、アンテナの強制停止用ストッパの役目を なす扇形状部12(斜線部)が示されている。また、図4(c)は図4(a)のA −Aで切断したホルダの断面図であり、アンテナユニットをコードレステレホン 本体(図示せず)に固定するためのタッピングねじの下穴13が上記した扇形状部 12(斜線部)に設けられている。図4(d)はホルダを下面からみた下面図であ る。
【0011】 図5は、本考案のアンテナユニットにおけるストッパ3の構造を示す図である 。図5において、図5(a)はストッパの上面図であり、ストッパが二股部を有 していることがわかる。また、図5(b)はストッパの正面図である。
【0012】 図2、図4および図5を用いてアンテナ・ケース1とホルダ2の回転保持につ いて説明する。図5に示されたストッパ3の構造から理解されるように、ストッ パ3にはばねによる弾性力が付与されている。高周波コネクタ5が挿通されたホ ルダ2を図2の下部からケース1内に挿入した後に、ストッパ3がホルダ2の篏 合部11をめがけてケース1内に挿入される。すると、ホルダ2の篏合部11にスト ッパ3の二股部が篏合するようになるとともに、ストッパ3の弾性力によりホル ダ2のくさび形状部9がケース1のくさび形状部9を受ける壁部に圧接されて回 転移動に際して摩擦力が発生しうる状態になる。このような状態にしておいて、 アンテナをタッピングねじの下穴13の軸中心の回りに回転させると、上記したよ うにホルダ2はストッパ3によりたえず圧接されていて回転中に摩擦力が働くの で、回転動作を停止した際にはその位置で保持することができる。
【0013】 したがって、本考案では、従来例のようなOリングによるリアクションは全く おきないようになる。そしてその回転範囲は、ホルダ2の扇形状部12により強制 停止が働くまで回転できるようになっている。図6に、本考案によりアンテナが 回転できる回転範囲の例を示すものである。
【0014】
【考案の効果】
以上で説明したように、本考案のアンテナユニットは、ストッパの弾性力によ ってホルダのくさび形状部に摩擦力を与えることにより、回動の際にアンテナ・ ケースと前記ホルダを回転位置に保持させる回転保持機構を有するので、アンテ ナを任意に回動したときにリアクションなしでその位置で保持することができる 。さらに、回動の際にリアクションなしでその位置で保持できるので、アンテナ 回動時のフィーリングが向上する。
【0015】 また、アンテナユニットを構成する部品数を従来よりも少なくして構成でき、 さらに、アンテナ・ケース内への収納の際、無駄な構成部品を省く構成としたか ら、アンテナユニットの構成の小型化が可能となった。そうするために、ホルダ を小型化するとともにホルダの扇形状部に本体に固定するためのタッピングねじ の下穴を設けるようにしたので、コードレステレホン本体との接続機構を小型化 することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態におけるアンテナユニット
の上面図、
【図2】本考案の実施の形態におけるアンテナユニット
の構成を示す正面から見た場合の切断図、
【図3】本考案の実施の形態のおけるアンテナ・ケース
の右側面図、
【図4】本考案のアンテナユニットにおけるホルダの構
造を示す図、
【図5】本考案のアンテナユニットにおけるストッパの
構造を示す図、
【図6】本考案のアンテナの回転範囲を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ・ケース 2 ホルダ 3 ストッパ 4 プリント基板 5 高周波コネクタ 6 第1のキャップ 7 第2のキャップ 8 防振板 9 くさび形状部 10 三角ビート 11 篏合部 12 扇形状部 13 タッピングねじの下穴

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを任意の回転位置にて保持する
    回転保持機構において、ストッパの弾性力によってホル
    ダのくさび形状部に摩擦力を与えることにより、回動の
    際にアンテナ・ケースと前記ホルダを回転位置に保持さ
    せるようにしたことを特徴とするアンテナユニット。
  2. 【請求項2】 前記ストッパの弾性力によって前記アン
    テナ・ケース内に収納するプリント基板を前記アンテナ
    ・ケース内に固定させたことを特徴とする請求項1に記
    載のアンテナユニット。
  3. 【請求項3】 さらに、前記アンテナ・ケースに三角ビ
    ートを設け、これにより前記プリント基板を圧接させて
    前記プリント基板のガタを防止したことを特徴とする請
    求項2に記載のアンテナユニット。
  4. 【請求項4】 前記ホルダがアンテナの回転を強制停止
    させる扇形状部を有しており、前記扇形状部にアンテナ
    ユニットを本体に固定するためのタッピングねじの下穴
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナユ
    ニット。
JP1997001078U 1997-02-12 1997-02-12 アンテナユニット Expired - Lifetime JP3040474U (ja)

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JP1997001078U JP3040474U (ja) 1997-02-12 1997-02-12 アンテナユニット

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JP1997001078U JP3040474U (ja) 1997-02-12 1997-02-12 アンテナユニット

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JP3040474U true JP3040474U (ja) 1997-08-19

Family

ID=43175048

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JP1997001078U Expired - Lifetime JP3040474U (ja) 1997-02-12 1997-02-12 アンテナユニット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254511A (ja) * 2005-10-28 2011-12-15 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ取付装置
JP2012505594A (ja) * 2008-10-13 2012-03-01 ローズマウント インコーポレイテッド 頑丈なアンテナおよび回転止め付きワイヤレスフィールド機器

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JP2011254511A (ja) * 2005-10-28 2011-12-15 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ取付装置
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