JP3038966U - 締付け工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト、ナット等の締付け作業を高速化す
る。 【構成】 干渉部を避ける為の切欠を有するソケット１
を旋回させる為に、複数の旋回爪（２，３）を設けたこ
とを特長とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はボルト、ナット等の締付けを工具の差替え無しに行う為のものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来、輪形スパナが使用出来ない箇所では、スパナを差替えながらボルト、ナ ット等の締付けをおこなっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには，次のような欠点があった。 （イ） スパナを差替えながら、工具の旋回出来る角度ずつ締付けしていた為に 効率が良くなかった。 （ロ） スパナでの締め付けは、工具がナット等から滑って外れやすく、安全面 でも注意が必要であった。 本考案は，これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ソケット１及びケース４に切欠を設け、ソケット１を旋回させる旋回爪２，３ を設ける。 本考案は，以上のような構成からなる締付け工具である。

【０００５】

【作用】

ソケット１とケース４の切欠部を合せ、干渉部を避けてナット等の上部にソケ ット１を差込み、ナット等に嵌合し、工具を旋回方向に往復させて締付けを行う 。

【０００６】

【実施例】 以下，本案の実施例について説明する。 （イ） ソケット１とケース４の切欠部を合せ、干渉部を避けてナット等の上部 にソケット１を差込み、ナット等に嵌合して締付けを行う。 （ロ） 締付け完了後ソケット１をナット等から抜き、ソケット１とケース４の 切欠が合う所迄ソケット１を旋回し工具を抜き取る。

【０００７】

【考案の効果】

従来、スパナを差替えしながら行っていた締付け作業が、工具を差替えするこ となく行える為、楽に早くできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のソケット旋回部の図面である。

【図２】本考案の正面図である。

【図３】本考案の使用状態を示す説明図である。

【符号の説明】

１ ソケット ２ 旋回爪 １ ３ 旋回爪 ２ ４ ケース ５ 取手

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 配管等を避ける為の切欠を設けたソケッ
   ト１を旋回させる為に、複数の旋回爪（２，３）を有す
   る締付け工具。