JP3002487U

JP3002487U - ボルト連続締め付け用電動ドライバー

Info

Publication number: JP3002487U
Application number: JP1994002145U
Authority: JP
Inventors: 泰介井上
Original assignee: 泰介井上
Priority date: 1994-02-04
Filing date: 1994-02-04
Publication date: 1994-09-27
Anticipated expiration: 2000-02-04

Abstract

(57)【要約】【目的】あらかじめ六角レンチに多数個のボルトをさ
しておくことにより連続してボルト締めが出来るように
した電動ドライバー工具。【構成】電動ドライバーの先端に付いた六角レンチの
根元（２）に、パイプ（３）を通し六角レンチ（１）の
部分に六角レンチと同型の穴の開いたボルト（１２）を
多数個通す。ボルトを１本締めると引き金（５）を引く
ことにより次のボルトが六角レンチの先端に送り出され
ボルト締めが連続して出来ることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、六角レンチに多数個のボルトを通すことにより連続してボルト締めが、できる電動工具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、１本１本ボルト締めをする電動ドライバーがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）ボルト１本を締める度にレンチの先に１本１本ボルトを付けていた。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

電動ドライバーの先端に付いた六角レンチの根元（２）に、パイプ（３）を通し六角レンチ（１）の部分に六角レンチと同型の穴の開いたボルト（１２）を多数個通す。ボルトを１本締めると引き金（５）を引くことにより次のボルトが六角レンチの先端に送り出される。本考案は、以上のような構成と動作によりなる電動ドライバー工具である

【０００５】

【作用】

ボルト１本を締め付けると引き金（５）を引くことにより次のボルト（１２）が六角レンチの先端に送り出され、１本１本レンチの先端にボルトを付けなくても連続してボルト締めが出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）電動ドライバーの先端に付いた六角レンチの根元（２）に、パイプ（３）を通す。（ロ）パイプ（３）の下部には、きざみを設ける。又、回転止めのためパイプ回転防止（８）を設ける。（ハ）パイプ（３）は、ケーシング（４）で囲まれ、がたがない。又、引き金（５）を引くことによりパイプ（３）は、押し出される。（ニ）ボルト滑り防止（７）を設ける。

【０００７】

【考案の効果】

本案は以上のような構造で、これを使用することにより、多数個のボルトを締め付ける場合でも１本１本ボルトを六角レンチの先端に付けなくてもボルト１本締め付けたら、引き金（５）を引くことにより次々にボルトが六角レンチの先端に押し出され連続してボルト締め付けが出来る。又、六角レンチのサイズを変更することによりいろんなサイズのボルトの締め付けが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図である。

【図２】本考案の一部を切り欠き六角レンチにボルト
を差した状態の図面である。

【図３】本考案の六角レンチ（１）の先端の部分を拡
大したものである。

【符号の説明】

１六角レンチ２六角レンチの根元３パ
イプ４ケーシング５引き金６パイプ押し金７ボルト滑り防止８パイプ回転防止９パイプ押し出し用の刻み１０電動モーター用ス
イッチ１１電動モーター１２ボルト１３取っ手

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】電動ドライバーの先端に付いた六角レン
チの根元（２）に、パイプ（３）を通し六角レンチ
（１）の部分に六角レンチと同型の穴の開いたボルト
（１２）を多数個通す。ボルトを１本締めると引き金
（５）を引くことにより次のボルトが六角レンチの先端
に送り出され次々にボルト締めが出来る電動工具。