JP3038142U - ホームコタツ用の敷布団 - Google Patents

ホームコタツ用の敷布団

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JP3038142U
JP3038142U JP1996012581U JP1258196U JP3038142U JP 3038142 U JP3038142 U JP 3038142U JP 1996012581 U JP1996012581 U JP 1996012581U JP 1258196 U JP1258196 U JP 1258196U JP 3038142 U JP3038142 U JP 3038142U
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JP1996012581U
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Inventor
四郎 北川
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四郎 北川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホームコタツ用の敷布団を冬は暖かく夏は涼
しく使い分けできる様にし、表面部を分離して家庭で洗
濯でき、また片付けるためのスペースを殆ど必要とせ
ず、しかも使い古したとき本体の大部分が再生のための
分別収集が可能であるというホームコタツ用の敷布団を
開発すること。 【解決手段】 ホームコタツ用の敷布団を、敷布団本体
に冬用表カバーと夏用表カバーを取替え自在に組み合わ
せたものとして、敷布団本体におけるクッションシート
としてポリエステルマットにポリエステル不織布を貼り
合わせたものを使用してこのクッションシートをリサイ
クルできるようにし、また冬用表カバーにはキルト素材
を用いて暖かくし、一方夏用表カバーには麻混紡布を用
いて涼しくし、この表カバーは両方とも家庭で洗濯可能
な嵩であると共に、折畳んで袋に詰めるとクッション袋
となるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ホームコタツ用の敷布団に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホームコタツは冬期専用のものであったが、近年は夏期にも掛け布団を 取り除いた状態で座敷テーブルとして使用されるようになっている。
【0003】 ところで、ホームコタツ用の敷布団は冬期用と夏期用の二枚を使い分けるか、 または夏期には敷布団を使用しないことが一般的となっている。
【0004】 したがって、夏期には冬期用の敷布団を片付けておく必要があり、押入れ等に 大きなスペースを要するという問題点がある。 また冬期用と夏期用を使い分ける場合は、いずれの時期も使用しない方を片付 けておかねばならないし、かつ面倒なことにもなっている。
【0005】 またホームコタツ用の敷布団は、汚れ易いにもかかわらず家庭では洗濯できず 大へん不便なものである。
【0006】 さらにこの敷布団は、古くなると大型ゴミとして捨てられることが多く、資源 再利用のために再生(謂ゆるリサイクル)することは、種々なる素材が混じって いるためほとんど不可能なこととなっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の様な問題点を解決することを目的としてなされたものであり、 冬期には暖かく夏期には涼しく使い分けできると共に、片付けるためのスペース はほとんど不要であり、汚れ易い表面部を分離して家庭で洗濯することもでき、 しかも使い古した場合には、敷布団本体の大部分が再生可能であるという新規な ホームコタツ用の敷布団を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために種々研究したところ、敷布団を本体と表カバーと に分離できるようにし、敷布団本体の大部分をポリエステル製として裏面を取り 除くだけで再生でき、また表カバーとして冬用と夏用とを取替え自在に組み合わ せるようにすれば、極めて好適なホームコタツ用の敷布団になることを見い出し たのである。
【0009】 すなわち本考案は、ポリエステルマットの表面にポリエステル不織布を貼り合 わせてなるクッションシートに、その裏面から周囲部にかけてに裏面布を縫い付 けて敷布団本体とし、この敷布団本体に冬用表カバーと夏用表カバーを取替え自 在に組み合わせたことを特徴とするホームコタツ用の敷布団、を要旨とするもの であり、かつ冬用表カバーはキルト素材を使用し、一方夏用表カバーは麻混紡布 を使用することにより、非常にすぐれた効果が得られることを知ったのである。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案を、図面を参照し実施例を挙げながら詳細に説明する。 図1は、本考案における敷布団本体の1実施例の断面略図である。
【0011】 この図のように、敷布団本体(A)は、ポリエステルマット(1)の表面に、 ポリエステル不織布(2)を貼り合わせてクッションシート(3)を作り、その 裏面から周囲部にかけてに裏面布(4)が縫い糸(5)によって縫い付けられて 構成される。 なお、ポリエステルマット(1)としては、固綿(カタワタ)として良く使用 されるポリエステル固綿、又はポリエステル製の分厚いウエブにニードルパンチ を施してマット状にしたもの等が好適に使用できる。
【0012】 図2は、本考案における冬用表カバーの1実施例の断面端面略図である。 この図の様に冬用表カバー(w)はキルト素材(6)を主要材料としたもので あり、例えばポリエステル綿(ワタ)からなる中ワタ(7)を表面生地(8)と 裏面不織布(9)とでサンドイッチ状に挟んでキルト加工したキルト素材(6) が好適に使用できる。
【0013】 そして、このキルト素材(6)の裏側に大きな出入口(10)を開口させた裏 カバー(11)が縫い糸(12)にて縫製されているのである。 この裏カバー(11)は布状のものであれば何でも利用できる。
【0014】 図3は、本考案における夏用表カバーの1実施例の断面端面略図である。 この図のように夏用表カバー(s)はその表面素材に麻混紡布(13)を使用 したものが好ましく、例えばポリエステル綿による中ワタ(14)を裏面生地( 15)と麻混紡布(13)とでサンドイッチ状に挾んで縫い付けて、更に図2と 同様な出入口(16)を有する裏カバー(17)を縫い糸(18)にて縫製した ものとなっている。
【0015】 本考案の大きな特徴の一つは、敷布団本体(A)に対して冬用表カバー(w) と夏用表カバー(s)とを取替え自在に組み合わせたことであって、敷布団本体 (A)を冬用表カバー(w)の出入口(10)及び夏用表カバー(s)の出入口 (16)から自由に出入させて、冬用と夏用を使い分けるようにした点である。
【0016】 また本考案の特徴の二つ目は、敷布団本体(A)において裏面布(4)を取り 外すと、残りは全部ポリエステル製であって、リサイクルするときに分別収集し やすく資源再利用に適しているという点である。 なお、裏面布(4)は如何なる素材であっても良い。 また、ポリエステルマット(1)にポリエステル不織布(2)を貼り合わす手 段としては、ホットメルトパウダーを接着剤として熱融着加工すれば良い。
【0017】 さらに、冬用表カバー(w)は中ワタ(7)を有したキルト素材(6)である ため暖かく、ホームコタツの熱を逃がしにくい断熱性を有し好適なものとなって いる。 なお、この表面生地(8)は特に限定する必要はないが、木綿製のものが好ま しく、また裏は図2のように裏面不織布(9)が好適であるが、これに限定され るものではない。
【0018】 一方、夏用表カバー(s)はその表面素材として麻混紡布(13)の様な涼し い素材を使用しているので、大へん涼しい感触を有し、夏用として好適なものと なっている。 この麻混紡布(13)としては、例えば麻15〜40%とポリエステル85〜 60%の混紡糸などによる平織物などが使用できる。 なお、麻混紡布(13)以外の涼しい繊維素材を使用しても良いことは勿論で ある。
【0019】 本考案における冬用表カバー(w)も夏用表カバー(s)も共に小さく折畳む ことができ、片付けるときのスペースは小さくて済む。 この場合、通常の枕の大きさの袋を一つ準備しておき、この袋の中へ折畳んだ 冬用表カバー(w)又は夏用表カバー(s)を詰め込むことにより、クッション 袋として使用でき、特に押入れなどに片付ける必要もなくなり、片付けるための スペースは不要となるのである。
【0020】 また冬用表カバー(w)も夏用表カバー(s)も上記の如く嵩が小さいので、 家庭で洗濯することができ、汚れた場合などに敷布団本体(A)から取り外して 洗濯すれば良く、清潔に長期に使用を継続できる。
【0021】
【考案の効果】
本考案の効果については、前記の説明において詳しく述べたが、簡単にまとめ て箇条書にすると下記の通りである。 (a)敷布団本体は夏冬両用であり、表カバーだけの取替えにより、夏用と冬用 に変わり、大へん便利である。 (b)冬用表カバーは暖かく、夏用表カバーは涼しい。
【0022】 (c)表カバーは両方とも家庭で楽に洗濯でき、汚れやすい表面部が洗えるので 清潔である。 (d)表カバーを片付けるためのスペースはほとんど必要なく、クッション袋に して使用すれば常に使用状態が続く。
【0023】 (e)使い古した場合、敷布団本体は裏面布を取り外すだけで、リサイクルへの 分別収集が簡単に可能となり、資源再利用に貢献できる。 以上の様に本考案は種々なる優れた効果を奏し、高度な有用性を発揮するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における敷布団本体の1実施例の断面略
図である。
【図2】本考案における冬用表カバーの1実施例の断面
端面略図である。
【図3】本考案における夏用表カバーの1実施例の断面
端面略図である。
【符号の説明】 A 敷布団本体 (1) ポリエステルマット (2) ポリエステル不織布 (3) クッションシート (4) 裏面布 (5) 縫い糸 w 冬用表カバー (6) キルト素材 (7) 中ワタ (8) 表面生地 (9) 裏面不織布 (10) 出入口 (11) 裏カバー (12) 縫い糸 s 夏用表カバー (13) 麻混紡布 (14) 中ワタ (15) 裏面生地 (16) 出入口 (17) 裏カバー (18) 縫い糸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルマットの表面にポリエステ
    ル不織布を貼り合わせてなるクッションシートに、その
    裏面から周囲部にかけてに裏面布を縫い付けて敷布団本
    体とし、この敷布団本体に冬用表カバーと夏用表カバー
    を取替え自在に組み合わせたことを特徴とするホームコ
    タツ用の敷布団。
  2. 【請求項2】 冬用表カバーが、中ワタを有したキルト
    素材を主材料としたものである請求項1記載のホームコ
    タツ用の敷布団。
  3. 【請求項3】 夏用表カバーが、麻混紡布を表面素材と
    したものである請求項1記載のホームコタツ用の敷布
    団。
JP1996012581U 1996-11-25 1996-11-25 ホームコタツ用の敷布団 Expired - Lifetime JP3038142U (ja)

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