JP3074984U - 無塵布巾の構造 - Google Patents
無塵布巾の構造Info
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- JP3074984U JP3074984U JP2000005122U JP2000005122U JP3074984U JP 3074984 U JP3074984 U JP 3074984U JP 2000005122 U JP2000005122 U JP 2000005122U JP 2000005122 U JP2000005122 U JP 2000005122U JP 3074984 U JP3074984 U JP 3074984U
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- JP
- Japan
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- cloth
- cotton
- dust
- heat
- intermediate layer
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】繰り返し使用することで布巾の組織が分解して
綿や糸がくずれ出なく、布巾の内部に細菌、カビ菌など
が繁殖しにくい無塵布巾を提供すること。 【解決手段】カビ菌などの繁殖を抑えるため、また綿や
糸屑を出さないため、上下層、中間層の組成成分を吸水
綿23と熱融解性繊維24とで、且つ小格子26単位で
構成する。上下層20,22はその比例を吸水綿80
%、熱融解性繊維20%とし、中間層21はその比例を
吸水綿50%、熱融解性繊維50%とし、これらを超音
波熱融解25で相互に接着する。
綿や糸がくずれ出なく、布巾の内部に細菌、カビ菌など
が繁殖しにくい無塵布巾を提供すること。 【解決手段】カビ菌などの繁殖を抑えるため、また綿や
糸屑を出さないため、上下層、中間層の組成成分を吸水
綿23と熱融解性繊維24とで、且つ小格子26単位で
構成する。上下層20,22はその比例を吸水綿80
%、熱融解性繊維20%とし、中間層21はその比例を
吸水綿50%、熱融解性繊維50%とし、これらを超音
波熱融解25で相互に接着する。
Description
【0001】
本考案は無塵布巾に係り、主に組成成分に吸水綿と熱融解性繊維を採用した小 格子よりなる上下層、中間層、にて構成され、これらは超音波熱融解で相互に接 着されており、ミシンの縫目が無いため糸が解れたり、中綿が外にでることが無 く、また熱溶解性繊維は乾燥が速く、布巾の内部に細菌やカビ菌が繁殖しにくい 。
【0002】
図1が示すように、公知構造の布巾では厚単一組成成分層の綿12の層によっ て構成されている。加工機械で中間の綿12を、上下の粗い網目の層11中に縫 製して封じ込めているため、布縁縫目13が布巾の周囲に設けられている。
【0003】
これら公知構造の布巾では、図2で示すように、繰り返し洗われること等や尖 った物17等に引っ掛かることでミシン縫目14が切れたり緩んだりし、解れ出 た糸15、綿12が机表面16上に残ってしまう。また図3で示すように、公知 構造の布巾は綿12が乾燥しにくいことから、内部に細菌18、カビ菌19が繁 殖しやすく清潔が保てない。これらの欠点に鑑み、本考案の無塵布巾を提供する 。
【0004】
そこで糸を使わず、また早く乾燥させるため、上下層、中間層の組成成分を吸 水綿と熱融解性繊維とで、且つ小格子単位で構成する。上下層はその比例を吸水 綿80%、熱融解性繊維20%とし、中間層はその比例を吸水綿50%、熱融解 性繊維50%とし、これらを超音波熱融解で相互に接着する。
【0005】
【考案の実施の形態】 図4、5が示すように、本考案の主な構造は上層20、下層22とその中央に 挟設された中間層21に分けられ、これらの各組成成分は吸水綿23と熱融解繊 維24である。該中間層21における組成成分の比例は吸水綿:融解性繊維=1 :1、該上下層20,22のそれにおいては吸水綿:熱溶解性繊維=4:1であ る。上下層20,22の中間に中間層21を併せる際、超音波熱融解25の方式 で熱融解繊維24を融解させ、これらを相互に接着させる(図6参照)のに併せ 、これらが小格子26単位で組織されていることより、本考案を使用の際その構 造が分解してしまわない目的と、製造過程を簡略化しコストを下げる目的を同時 に果たす。 図7が示すように布巾29中の熱融解繊維24は吸水しにくい性質であり、使 用後は素早く乾燥するため内部に細菌やカビ菌が繁殖することが防げる他、拭い た際綿屑が出ず、ミシンで縫う必要がないため使用する者が所望の大小に裁断す ることも可能であり、更には不注意で使用中に尖った物などに引っ掛けてしまっ ても糸が解れることがない。 また図8が示すように、本考案はその高い摩擦力から、足の汚れを落とす足拭 きマット27や、図9の示すような顔の汚れや化粧を落とす化粧綿28としても 適している。 図10が示すように、本考案は塵取り布31としても適している。モップ30 の前方に、不織布と静電気効果のある100%PET繊維で塵取り布で構成され た上下層(中間層は高靭度のP・Pspunbondで強化)で構成された該塵 取り布31を設置するだけで、細かな塵が取り除ける。
【0006】
熱融解性繊維を採用したことで、素早く乾燥するようになり、糸屑や綿の屑が 出ず、また内部にカビ菌や細菌が繁殖しにくくなったこと。また組成成分の組替 えによって、その高い摩擦係数で足拭きマットや化粧綿、塵取り布としての汚れ の除去にも効果的となった。
【図1】公知構造の布巾の構造指示図である。
【図2】公知構造の布巾の綿屑や糸が机の表面に残留し
た状態、及び尖った物に引っ掛かった状態の説明図であ
る。
た状態、及び尖った物に引っ掛かった状態の説明図であ
る。
【図3】公知構造の布巾に細菌やカビ菌が繁殖している
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図4】本考案の立体組み立て図である。
【図5】本考案の立体分解図である。
【図6】本考案の構造断面指示図である。
【図7】本考案の第一実施例である。
【図8】本考案の第二実施例である。
【図9】本考案の第三実施例である。
【図10】本考案の第四実施例である。
11 粗い網目の層 12 綿 13 布縁縫目 14 ミシン縫目 15 糸 16 机表面 17 尖った物 18 細菌 19 カビ菌 20 上層 21 中間層 22 下層 23 吸水綿 24 熱融解繊維 25 超音波熱融解 26 小格子 27 足拭きマット 28 化粧綿 29 布巾 30 モップ 31 塵取り布
Claims (1)
- 【請求項1】主に上層下層、中間層より構成される無塵
布巾の構造において、 吸水綿80%、素早く乾燥し、細菌等が繁殖しにくい熱
溶解繊維20%の比例で構成された上下層と、 同様の組成成分で、その比例が吸水綿50%、熱融解繊
維50%で構成された中間層と、 を具有し、製造過程を簡略化し、糸で縫製せず使用時の
分解を防ぐため、上下層の間に中間層を挟設する際は超
音波熱融解によって相互に接着させ、またこれらは小格
子で組織されており、組成成分を組替えることで足拭き
マットや塵取り布、化粧綿にもなることを特徴とする無
塵布巾の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005122U JP3074984U (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 無塵布巾の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005122U JP3074984U (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 無塵布巾の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074984U true JP3074984U (ja) | 2001-01-30 |
Family
ID=43208121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005122U Expired - Fee Related JP3074984U (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | 無塵布巾の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074984U (ja) |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000005122U patent/JP3074984U/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |