JP2010284425A - マットレス - Google Patents
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Abstract
【課題】クッション性、寝心地を損なうことなく、清潔に保つことができるマットレスを提供する。
【解決手段】バネ部材2を収納したバネユニット3と、該バネユニット3の上面又は/及び下面に設けたクッション部材10と、このクッション部材10とバネユニット3の外周部全体を表装材12で覆い、該表装材12及びクッション部材10が、前記バネユニット3に対し着脱可能に設けられ、前記クッション部材10を、耐洗濯性を有する部材とした。
【選択図】図2
【解決手段】バネ部材2を収納したバネユニット3と、該バネユニット3の上面又は/及び下面に設けたクッション部材10と、このクッション部材10とバネユニット3の外周部全体を表装材12で覆い、該表装材12及びクッション部材10が、前記バネユニット3に対し着脱可能に設けられ、前記クッション部材10を、耐洗濯性を有する部材とした。
【選択図】図2
Description
本発明はマットレスに関するものである。
ポケットコイルを用いたマットレスは、多数のコイルスプリングが夫々独立して伸縮し、身体の体形に応じてコイルスプリングが個々に変形するため、クッション性が良く寝心地がよい。
従来、前記ポケットコイルを用いたマットレス101として、図4に示すように、スプリングコイル102を一つ一つの袋103に入れて連結し、その連結したものの側部全周をウレタン104で囲い、前記全ての袋103の上部と下部の全体をフエルト105で覆い、これらの外周部をウレタンシート106とポリエステル綿108と羊毛109等で覆い、その表面全体を表布地110で覆ったものが知られている。
しかし、従来のポケットコイルを用いたマットレス101は、金属製のコイルスプリング102を使用し、かつ、該コイルスプリング102の周りを前記ウレタン104等のクッション材が覆うとともに、該クッション材等が取外しできないようにマットレス全体が一体に形成されているため、クッション材のみを取外してクリーニングすることはできなかった。そのため、マットレス101を清潔に保つ方法として、マットレス101の表面をカバーで覆い、このカバーを洗濯することで対応していた。
また、仮に、クッション材のみを取外すことができたとしても、従来のポケットコイルを用いたマットレス101のクッション材としては、ウレタンシート106や綿108やラテックスが使用されている。
このウレタンシート106やラテックスは、水洗いをすると劣化し弾力性などの機能が低下してしまう。また、ドライクリーニングを行った場合においても、ウレタンやラテックスが溶剤によりふやけてしまい変形し易くなってしまう。綿108も水を含んだ場合には、へたり易くなってしまう。
このため、ポケットコイルを用いたマットレス101に使用されているクッション材を、水洗いやドライクリーニングなどで十分にクリーニングすることは困難であった。
そこで、本発明は、クッション性、寝心地を損なうことなく、清潔に保つことができるマットレスを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、バネ部材を収納したバネユニットと、該バネユニットの上面又は/及び下面に設けたクッション部材と、このクッション部材とバネユニットの外周部全体を表装材で覆い、
該表装材及びクッション部材が、前記バネユニットに対し着脱可能に設けられ、
前記クッション部材が、耐洗濯性を有する部材であることを特徴とするものである。
該表装材及びクッション部材が、前記バネユニットに対し着脱可能に設けられ、
前記クッション部材が、耐洗濯性を有する部材であることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記表装材及びクッション部材を、一体に形成したことを特徴とするものである。
本発明のマットレスによれば、表装材及びクッション部材を、前記バネユニットに対し着脱可能に設け、クッション部材を、耐洗濯性を有する部材で構成したことにより、金属製等のバネ部材を有するバネユニットから、表装材及びクッション部材を取外し、この取外したクッション部材を、家庭用又は業務用の洗濯機等で洗濯(クリーニング)することができ、マットレスを清潔に保つことができる。
請求項2記載の発明によれば、更に、表装材及びクッション部材を一体にしたことにより、表装材及びクッション部材のバネユニットに対する着脱操作が容易となる。
本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図3に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図3は本実施例1を示す。
図1は本発明の本実施例1を示すマットレス1の斜視図、図2は図1の部分断面斜視図、図3は部分拡大断面模式図である。
図1は本発明の本実施例1を示すマットレス1の斜視図、図2は図1の部分断面斜視図、図3は部分拡大断面模式図である。
前記マットレス1は、図2、図3に示すように、バネ部材2を収納したバネユニット3を有する。バネユニット3は、図2に示すように、上面が長方形状の直方体形状に形成されている。バネユニット3の長手方向と短手方向の夫々の長さは、マットレス1の上部に人が寝ることのできる大きさであれば、任意の長さに設定することができ、バネユニット3の厚みは、使用するバネ部材2に応じて任意に設定する。
前記バネ部材2として、例えば、ボンネルコイルのような連結式のものや、ミラコイル、スーパーラステックコイルのような連続式のもの、ポケットコイルのような独立式のもの等の任意のバネ部材を使用することができ、本実施例1においては、図2に示すようなポケットコイル2aを使用した。
本実施例1に用いたポケットコイル2aは、図2に示すように、各スプリングコイル5を、夫々可撓性を有する円筒状の袋4に入れ、その軸が上下方向に位置するようにして、夫々の袋4を左右方向に多数配列し、該配列した多数の袋4全体の上面と下面と側面を目の粗い布6で皮包し、上面と下面の外周縁に鋼線等の枠線7を配置し、前記布6を枠線7に対して固定したものである。
使用するスプリングコイル5のクッション性は、全て同じとしても良いし、マットレス1の上部に寝る人の体形等に応じ、例えば、腰部が位置する部分は硬くし、頭部が位置する部分は腰部よりやや柔らかくし、肩部や足先が位置する部分は、頭部よりも柔らかく設定しても良い。また、袋4の配列も、並行配列や交互配列等任意の配列とすることができ、その配列方法も、全ての袋4を同じ配列方法により配列しても良いし、マットレス1の上部に寝る人の体形等に応じて配列方法を部分的に変更しても良い。
前記バネ部材2であるポケットコイル2aの上面と下面と側面全体を夫々板状のクッション材8で覆い、隣接する相互のクッション材8を連結してバネユニット3を構成している。前記クッション材8としては、任意のクッション材を用いることができるが、本実施例1においては、ポリエステル短繊維と低融点接着繊維を混綿し、熱圧縮成形して厚みと圧縮特性を調整した硬綿(ファイバークッション)を使用し、その硬さは26kg/m3である。
前記バネユニット3の上面と下面と側面には、耐洗濯性を有するクッション部材10で被覆されている。該クッション部材10の少なくとも1つの側面の長手方向全体に亘って、開口部15が形成されている。本実施例1においては、該開口部15を、左右両方の長手方向の側面と一方の短手方向の側面の計3つの側面に、その3つの側面の長手方向全体に亘って連続して形成した。前記クッション部材10はバネユニット3と別体に形成され、前記クッション部材10は、その開口部15よりバネユニット3が出し入れ可能な袋状に形成されている。
前記耐洗濯性を有するクッション部材10とは、水洗いやドライクリーニング等の洗濯をした場合にも、洗濯の前後においてクッション部材の弾力性等の性能の差が殆ど生じないものをいい、耐洗濯性を有するクッション部材10として、ポリエステル短繊維と低融点接着繊維を混綿し、熱圧縮成形して厚みと圧縮特性を調整した硬綿(ファイバークッション)を使用することが好ましい。
前記クッション部材10を、本実施例1においては、図3に示すように、26kg/m3のファイバークッションを用いた第1クッション材10aと、20kg/m3のファイバークッションを用いた第2クッション材10bと、20kg/m3のファイバークッションを用いた第3クッション材10cを積層して構成した。前記クッション部材10は、第3クッション材10cが外側に位置するように設けられている。
前記第1クッション材10aと第2クッション材10bの大きさは、前記バネユニット3の上面及び下面全体を覆うことができる大きさに設定され、第3クッション材10cはバネユニット3の上部及び下部及び側部を覆うことができる大きさに設定されている。すなわち、バネユニット3の外部全体は、第3クッション材10cにより覆われている。
前記第3クッション材10cの外部全体は、図1、図2に示すように、耐洗濯性を有する表装材12で覆われている。
第1クッション材10aと、第2クッション材10bと、第3クッション材10cと、表装材12は、図1、図2に示すように、部分的にキルティング11等を施すことにより一体化されている。
前記表装材12の少なくとも1つの側面には、その長手方向全体に亘って、開口部13が形成され、該開口部13は、前記クッション部材10の開口部15と対応した位置に設けられている。本実施例1においては、該開口部13を、図1,2に示すように、左右両方の長手方向の側面と一方の短手方向の側面の計3つの側面に、その3つの側面の長手方向全体に亘って連続して形成した。該開口部13は、表装材12を上下に分断するとともに、この分断部を係合手段14により開け閉め可能に構成されている。該係合手段14として、ファスナー、面ファスナー等任意の手段を用いることができ、本実施例においては、ファスナーを使用した。
前記により、クッション部材10及び表装材12は、前記開口部13,15を通じてバネユニット3に対して着脱可能に設けられている。
以上の構成により、本発明のマットレス1は、次のような作用、効果を発揮する。
本発明のマットレスによれば、クッション部材10及び表装材12を、金属製等のバネ部材2を有するバネユニット3に対し着脱可能に設け、かつ、このクッション部材10及び表装材12を、耐洗濯性を有する部材で構成したことにより、水洗等が困難なバネユニット3から、洗濯(クリーニング)可能なクッション部材10及び表装材12を取外し、この取外したクッション部材10及び表装材12を、家庭用又は業務用の洗濯機等で洗濯(クリーニング)することができる。このため、マットレス1を清潔に保つことができる。
本発明のマットレスによれば、クッション部材10及び表装材12を、金属製等のバネ部材2を有するバネユニット3に対し着脱可能に設け、かつ、このクッション部材10及び表装材12を、耐洗濯性を有する部材で構成したことにより、水洗等が困難なバネユニット3から、洗濯(クリーニング)可能なクッション部材10及び表装材12を取外し、この取外したクッション部材10及び表装材12を、家庭用又は業務用の洗濯機等で洗濯(クリーニング)することができる。このため、マットレス1を清潔に保つことができる。
一方、本発明のマットレス1においてもバネ部材2を使用し、本実施例においては、ポケットコイル2aを使用していることにより、マットレス1のクッション性や寝心地は、従来のマットレス101と比べて遜色のないものである。
また、従来のコイルスプリングを使用したマットレス101においては、コイルスプリングコイル102を入れた袋103の外部を、ウレタン104、フエルト105、ウレタンシート106、ポリエステル綿108、羊毛109等で覆っているため、マットレスの通気性が良くなく、湿度の高い場所ではへたりが早いという問題点が生じた。しかし、本発明のマットレス1は、クッション部材10及び表装材12及びバネユニット3のクッション材8をファイバークッションで構成したことにより、従来のマットレス101と比較して高い通気性を有し、従来のマットレス101の問題点を解消することができる。
また、クッション部材10及び表装材12を一体にしたことにより、クッション部材10及び表装材12のバネユニット3に対する着脱操作を容易に行うことができる。
また、クッション部材10及び表装材12を、バネユニット3と分離可能とし、クッション部材10とバネユニット3のクッション材8をファイバークッションで構成したことにより、分別廃棄等を容易に行なうことができる。
前記実施例1においては、第1クッション材10aと第2クッション材10bと第3クッション材10cを、バネユニットの上面側と下面側の両面に設けたが、これらのクッション材10a,10b,10cをバネユニット3の上面又は下面の一方、すなわち、マットレス1を使用する際に上面とする側のみに設けても良い。
更に、第1クッション材10a,10b,10cを、バネユニット3の側面を覆うように、その側部を延長して設けても良い。
その他の構造は、前記実施例1と同様である。
本実施例2においても、前記実施例1と同様の作用、効果を発揮できる。
本実施例2においても、前記実施例1と同様の作用、効果を発揮できる。
前記実施例1又は2においては、第3クッション材10cを、バネユニット3の側面の側にも延長して設けたが、該第3クッション材10cをバネユニット3の側面の側には設けず、第3クッション材10cを、バネユニット3の上面側又は/及び下面側のみに設け、バネユニット3の側面の側は、前記表装材12のみとしても良い。
その他の構造は、前記実施例1,2と同様である。
本実施例3においても、前記実施例1,2と同様の作用、効果を発揮できる。
本実施例3においても、前記実施例1,2と同様の作用、効果を発揮できる。
前記実施例1乃至3においては、クッション部材10及び表装材12を一体に構成したが、クッション部材10と表装材12とを別体に構成してもよい。
その他の構造は、前記実施例1乃至3と同様である。
本実施例3においても、前記実施例1乃至3と同様の作用、効果を発揮できる。
本実施例3においても、前記実施例1乃至3と同様の作用、効果を発揮できる。
1 マットレス
2 バネ部材
3 バネユニット
10 クッション部材
12 表装材
2 バネ部材
3 バネユニット
10 クッション部材
12 表装材
Claims (2)
- バネ部材を収納したバネユニットと、該バネユニットの上面又は/及び下面に設けたクッション部材と、このクッション部材とバネユニットの外周部全体を表装材で覆い、
該表装材及びクッション部材が、前記バネユニットに対し着脱可能に設けられ、
前記クッション部材が、耐洗濯性を有する部材であることを特徴とするマットレス。 - 前記表装材及びクッション部材を、一体に形成したことを特徴とする請求項1記載のマットレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009142459A JP2010284425A (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | マットレス |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009142459A JP2010284425A (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | マットレス |
Publications (1)
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JP2010284425A true JP2010284425A (ja) | 2010-12-24 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2009142459A Pending JP2010284425A (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | マットレス |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015533587A (ja) * | 2012-11-12 | 2015-11-26 | 株式会社 コスパクリエーション | ロール状に変形可能なスプリングコイル内蔵マットレス |
JP2020528803A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-10-01 | パープル イノベーション,エルエルシー | スペーサ布を含むマットレス及び関係する方法 |
-
2009
- 2009-06-15 JP JP2009142459A patent/JP2010284425A/ja active Pending
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JP2015533587A (ja) * | 2012-11-12 | 2015-11-26 | 株式会社 コスパクリエーション | ロール状に変形可能なスプリングコイル内蔵マットレス |
JP2020528803A (ja) * | 2017-07-28 | 2020-10-01 | パープル イノベーション,エルエルシー | スペーサ布を含むマットレス及び関係する方法 |
US11602227B2 (en) | 2017-07-28 | 2023-03-14 | Purple Innovation, Llc | Mattresses including spacer fabric and related methods |
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