JP3037963B2 - 積算式流量計 - Google Patents

積算式流量計

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JP3037963B2
JP3037963B2 JP2157099A JP15709990A JP3037963B2 JP 3037963 B2 JP3037963 B2 JP 3037963B2 JP 2157099 A JP2157099 A JP 2157099A JP 15709990 A JP15709990 A JP 15709990A JP 3037963 B2 JP3037963 B2 JP 3037963B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガス、水道、電力、等の供給量(使用量)
を一定期間積算して料金算定時にこの積算値を読み取る
ことができるように構成した所謂積算式流量計に関する
ものである。
[従来の技術] 従来の積算式流量計は、機械式或いは電子式流量セン
サで流量を計測し、この計測値を機械的或いは演算によ
り流量に変換してこの積算値を機械式でカウント表示し
たり、電子回路内に記録してこれを電子式で液晶表示し
たりしている。
[従来技術の課題] ところが、このような従来の流量計であって、特に電
子式の場合には、次のような問題がある。
a.電子回路に異常が発生した場合に、この異常に気付か
ずに積算値を読み取って料金計算をしてしまう心配があ
る。
b.一時的な異常が発生し、その後回復した場合には、こ
の異常に気付かないでしまうことがある。
c.異常が仮に発見できても、この異常の時期、時間、等
は不明である。
d.異常発生の原因の追及が出来ないため、特に外乱によ
る異常対策がとりにくい。
本発明の目的は、特に電子回路を利用して計測、演
算、積算、記録、等を行う流量計において異常があった
場合に、この異常を警戒したり、或いは記録して料金計
算時に考慮したり、或いは機器の保守、管理に役立てた
りすることができるようにすることである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明においては、流量セ
ンサからの信号に基づいて流量を演算する演算回路と、
前記演算回路で演算された演算値を積算する積算回路
と、前記積算回路で積算された積算値を記録する記録回
路と、前記積算回路が積算値を更新する毎にこの更新積
算値を記録するための補助記録回路と、前記記録回路及
び補助記録回路に積算値を記録する際に、前記補助記録
回路に記録した前回の積算値と今回記録する積算値とを
比較し、この間にあらかじめ設定した以上又は以下の積
算値の差がある場合に異常と判定して前記記録回路への
記録をこの異常と判定した積算値については中止し、更
にこの補助記録回路に異常と判定した年、月、日と時刻
及び異常と判定した積算値を記録し、異常と判定しない
場合にはそのまま積算値を記録回路に記録し、かつ更新
する積算値を補助記録回路内に書き込む異常判定回路
と、から成ることを特徴とするものである。
上記流量計は、流量センサで流量を計測し、この計測
した信号は演算回路内に入力され、この回路で流量演算
が行われる。このようにして演算された演算値は、次に
積算回路に入力され、この回路で積算が行われる。この
積算値は、異常判定回路に入力されて補助記録回路に記
録されている前回の積算値との比較が行われ、正常の範
囲内のときは記録回路に記録され、更に補助記録回路に
記録される。一方、正常でないと判定したときは記録回
路への記録を中止し、併せてこの正常でないと判定した
年月日と時刻及び積算値を補助記録回路へ記録する。な
お、記録回路内の記録は、別に設けた表示回路により例
えば液晶表示手段で流量計の表示窓に表示される。
つまり、補助記録回路内に更新用積算値を入力する場
合に、前回の積算値と更新用の積算値を比較し、この数
値が例えば前回のものよりも常識では考えられない程多
い場合に、何等かの異常があって数値が大きく違ってい
るものと判定し、この場合には警報を発し、記録回路へ
の入力も行わない。したがって、流量計の記録回路内に
は、前回までの適正な積算値だけが残り、この異常と判
定した場合の更新用の異常流量値は、年月日と時刻及び
積算値、等と共に補助記録回路に記録される。
[実施例] 実施例その1。
第1図に示す実施例は、流量センサ1で計測された流
量信号は流量演算回路2に出力され、この流量演算回路
2で演算が行われ、この演算値は流量積算回路3に出力
され、この流量積算回路3で積算された積算値は異常判
定回路5に出力される。
異常判定回路5は、前回の積算値を記録している補助
記録回路6の積算値と、今回の積算値つまり更新用の積
算値を比較し、あらかじめ設定した範囲内の積算値の変
化については正常なるものと判定してこの記録回路4に
記録し、併せて更新用の積算値を補助記録回路6に記録
し、範囲外の変化については異常と判定して記録回路4
への記録を中止し、併せて警報を発し、補助記録回路6
内に年、月、日、時、分、秒及び異常積算値を記録す
る。なお、正常な積算値の変化とは、必ず増加している
ことと、異常に値が高くないことであり、減っている場
合は常に異常である。なお、異常判定回路5自体に故障
が発生した場合には、積算値そのものは正しいにも拘ら
ず、記録回路4に記録されない。
実施例その2。
第2図に示すこの実施例は、タイマー7により一定時
間間隔毎に異常判定回路5を駆動して今回値を記録回路
4から読み取り、前回値を補助記録回路6から読み取っ
て両者を比較し、正常な場合には補助記録回路6を今回
値に更新し、次回の判定時にこの補助記録回路6に記録
した積算値を読み取って比較する実施例である。
実施例その3。
第3図に示すこの実施例は、積算回路3で積算された
積算値を記録回路4に記録すると同時に異常判定回路5
に出力し、異常判定回路5は前回の積算値の入力時から
今回の入力時に至る時間tをタイマー7により計測し、
補助記録回路6に記録されている前回の積算値を読み込
み、前回値と今回値の差vを求め、このtとvから増加
率v/tを計算し、この値が負の場合及び著しく大きい場
合に異常と判定する。
実施例その4。
第4図に示す実施例は、積算回路3において積算を行
う毎にこの出力信号を記録回路4に出力すると共にあら
かじめ定められた流量単位を積算する毎に単位信号発信
回路3aから異常判定回路5に対して1つの単位信号を出
力する。異常判定回路5においては、この単位信号の入
力があると一定時間でタイムアップするタイマー7をス
タートし、このタイマー7のタイムアップ以前に次の単
位信号の入力がない場合には正常と判定し、タイムアッ
プ前に次の単位信号が入力された場合には異常と判定す
る。なお、異常判定回路5は、単位信号をカウンターに
より積算して補助記録回路6に保持しておき、万一記録
回路4側に異常があった場合の参考にする。
実施例その5。
第5図に示す実施例は、異常と判定した場合に、ダイ
アリータイマー8にて年、月、日、時、分と補助記録回
路6に記録された異常記録値(積算値)及び記録回路4
に記録されている前回までの積算値を読み取り、これを
異常記録回路9に記録しておく実施例がある。
[発明の効果] 本発明は以上の如く、前回と今回の積算値を異常判定
回路で比較し、この増加量があらあじめ設定した数値以
上の場合及び積算値が負の場合に異常と判定して警報を
出す、記録する、等の対策をとるようにした。
この結果、流量計の異常に気付かずに料金計算を行う
心配がない。
又、この異常は、仮に正常に回復した後でも記録され
ているため、異常積算を見過ごしてしまう心配もない。
又、異常の発生、挙動は日時を含めて記録されるの
で、原因追及の手掛りをつかむことができ、対策を講じ
易い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の各実施例図である。 1……流量センサ、2……流量演算回路 3……流量積算回路、4……記録回路 5……異常判定回路、6……補助記録回路 7……タイマー 8……ダイアリタイマー 9……異常記録回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量センサからの信号に基づいて流量を演
    算する演算回路と、 前記演算回路で演算された演算値を積算する積算回路
    と、 前記積算回路で積算された積算値を記録する記録回路
    と、 前記積算回路が積算値を更新する毎にこの更新積算値を
    記録するための補助記録回路と、 前記記録回路及び補助記録回路に積算値を記録する際
    に、前記補助記録回路に記録した前回の積算値と今回記
    録する積算値とを比較し、この間にあらかじめ設定した
    以上又は以下の積算値の差がある場合に異常と判定して
    前記記録回路への記録をこの異常と判定した積算値につ
    いては中止し、更にこの補助記録回路に異常と判定した
    年、月、日と時刻及び異常と判定した積算値を記録し、
    異常と判定しない場合にはそのまま積算値を記録回路に
    記録し、かつ更新する積算値を補助記録回路内に書き込
    む異常判定回路と、 から成る積算式流量計。
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