JP5039115B2 - 可変共振器、可変フィルタ - Google Patents

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Description

この発明は、可変共振器、可変フィルタに関する。
特許文献1に、共振周波数の共振周波数の変更と帯域幅の変更とを独立に行うことができる可変共振器が開示されている(例えば、非特許文献1参照。)。
この可変共振器は、図18に示すように、環状の線路部1と、環状の線路部1に接続された3個以上の可変リアクタンス手段2と、環状の線路部1に接続された複数のスイッチ3とを含む。可変リアクタンス手段2は環状の線路部1の周方向に沿って等間隔に接続されており、スイッチ3は環状の線路部1に異なる位置で接続されている。
可変リアクタンス手段2のリアクタンス値を代えると共振周波数を変えることができ、オンにするスイッチ3を変えると帯域幅を変えることができる。
特開2008−206078号公報
しかしながら、特許文献1に記載された可変共振器は、スイッチ3として、アイソレーション特性が高いスイッチを用いる必要があり、安価に生産することができないという課題があった。
スイッチに代えて、並列共振回路を用いる。
スイッチに代えて並列共振回路を用いることにより、従来よりも安価に可変共振器及び可変フィルタを生産することができる。
この発明による可変共振器を例示する図。 並列共振回路を例示する図。 可変共振器を例示する図。 図3の可変共振器のスミスチャート。 図3の可変共振器の周波数特性を示す図。 図3の可変共振器のスミスチャート。 図3の可変共振器の周波数特性を示す図。 Conを変化させたときの可変共振器の周波数特性を示す図。 並列共振回路の変形例を示す図。 図9の並列共振回路を用いた可変共振器の周波数特性を示す図。 図9の並列共振回路を用いた可変共振器の周波数特性を示す図。 図9の並列共振回路を用いた可変共振器の周波数特性を示す図。 並列共振回路の変形例を示す図。 可変共振器の変形例を示す図。 可変共振器の変形例を示す図。 可変共振器の変形例を示す図。 可変共振器の変形例を示す図。 従来の可変共振器を示す図。
図1に、マイクロストリップ線路を用いた可変共振器の一実施形態を示す。
この可変共振器は、閉路である環状の線路部1と、特性を変更可能な少なくとも2つの並列共振回路4と、N個(NはN≧3を満たす整数)の可変リアクタンス手段2とを含む。
線路部1は、誘電体基板の一方の面上に金属などの導体で形成される。誘電体基板は、線路部1が設けられる面とは反対側の面(裏面と云うことにする。)に接地導体が金属等の導電体で形成される。
線路部1は、所望の共振周波数において2π即ち360°位相変化する長さ、つまり共振周波数における1波長もしくはその整数倍である長さの環状線路である。図1の可変共振器では、円形の環状線路として例示している。なお、ここでの環状とは、いわゆる単純閉曲線のことである。つまり、線路部1は、始点と終点とが一致し且つ途中で自分自身と交わることのない線路である。
ここで「長さ」は、環状線路の周長のことであり、線路上の或る位置から一周して当該位置に戻るまでの長さである。
ここで「所望の共振周波数」は、一般的に共振器に要求される性能の一要素であり、任意の設計事項である。なお、可変共振器は、交流回路において用いることができ、対象とする共振周波数に格別の限定は無いが、例えば共振周波数を100kHz以上の高周波数とする場合に有用である。
線路部1は均一な特性インピーダンスを持つ線路とするのが望ましい。「均一の特性インピーダンスを持つ」とは、環状の線路部1を周方向の任意の長さで切断したとき、いずれの切断片においても同じ特性インピーダンスであることをいう。厳密に完全に同じ特性インピーダンスにすることは必須の技術事項ではなく、実用上の観点からはほぼ同じ特性インピーダンスとなるように線路部1を作製すれば足りる。線路部1の周方向に直交する方向を線路部1の幅と称せば、例えば、誘電体基板の比誘電率が均一である場合には、どの部分でもほぼ同じ幅の線路部1とすることで、線路部1は均一な特性インピーダンスを持つ。
インピーダンスZをZ=R+jX(jは虚数単位)と表すとすると、可変リアクタンス手段2は、理想的には、可変リアクタンス手段そのもののインピーダンスZについてR=0且つXを変更可能な可変リアクタンス手段である。現実的にはR≠0であるが、本発明の基本的な原理には影響がない。可変リアクタンス手段2の具体例としては、バリアブルキャパシタ、可変インダクタ、伝送線路などの回路素子、これらのうち同種のものを複数組み合わせた回路、これらのうち異種のものを複数組み合わせた回路などが挙げられる。後述するように、可変リアクタンス手段2として、並列共振回路4と同じ回路を用いてもよい。
N個の可変リアクタンス手段2はそれぞれ、同じ若しくはほぼ同じリアクタンス値を取ることが可能なものである必要がある。ここで、「ほぼ同じ」リアクタンス値を取ることができればよい、換言すれば、N個の可変リアクタンス手段2をそれぞれ完全に同じリアクタンス値とすることを設計条件として厳格には要求しないことの理由は、N個の可変リアクタンス手段2それぞれのリアクタンス値が完全に同じではなくても、共振周波数に少しのずれが生じて一定にはならないものの(要するに所望の共振周波数を維持できない。)、この程度のずれであれば帯域幅に吸収されるので、実用上何ら問題が生じないことにある。以下では、この意味を含んだ技術事項として、N個の可変リアクタンス手段2はそれぞれ、同じリアクタンス値を取ることが可能なものであるとする。
N個の可変リアクタンス手段2はそれぞれ、線路部1の周方向に関して、1波長あるいはその整数倍が線路部1の周長に相当する共振周波数において等電気長の間隔で、線路部1に電気的に分岐回路として接続されている。実際の設計では、1波長あるいはその整数倍が線路部1の周長に相当する共振周波数を、例えば、各可変リアクタンス手段2が接続されていない可変共振器の共振周波数とすればよい。誘電体基板の比誘電率が均一である場合には、等電気長間隔は、物理長の等間隔に一致する。このような場合であって且つ線路部1が円形の場合では、N個の可変リアクタンス手段2はそれぞれ、線路部1の中心Oと隣り合う任意の可変リアクタンス手段2の各接続位置とがなす中心角が360°をNで除した角度となる間隔で線路部1に接続されている(図1参照)。
図1に示す例では、各可変リアクタンス手段2の、線路部1に接続されている端部とは反対側の端部は、例えば誘電体基板の裏面に設けられた接地導体に電気的に接続されることで接地されている。ただし、可変リアクタンス手段2を例えば伝送線路を用いて構成することができるから、可変リアクタンス手段2の、線路部1に接続されている端部とは反対側の端部を接地することは必須ではない。
可変リアクタンス手段2のリアクタンス値を変えることにより、共振周波数を変えることができる。その詳細は、特許文献1を参照のこと
並列共振回路4は、所望の周波数において並列共振する、すなわちその所望の周波数においてインピーダンスが無限大となり、かつ、その共振周波数を変化することが可能な回路である。並列共振回路4の具体的な例として、可変容量4aと誘導性をもつリアクタンス素子4bとを並列接続した回路を図2に示す。図2の並列共振回路の主な機能は、例えば可変容量4aの容量値を変えることによりリアクタンス値を変えて、所望の周波数において、並列共振回路の入力インピーダンスを無限大もしくはそれに近いインピーダンスにしたり、無限大もしくはそれに近いインピーダンスから変更することである。無限大もしくはそれに近いインピーダンスの時、並列共振回路は開放状態のスイッチに相当する。無限大もしくはそれに近いインピーダンス以外のときは、オン状態もしくはそれに近い状態のスイッチに相当する。なお、図2のように複数の回路素子が並列接続されている回路以外にも、所望の周波数で並列共振する回路を並列共振回路4として利用可能である。例えば図13(g)の回路を並列共振回路4として用いることができる。
並列共振回路4の一端は、線路部1に互いに異なる位置で電気的に接続されている。並列共振回路4の他端は、例えば誘電体基板の裏面に設けられた接地導体に接続されている。ただし、並列共振回路4を例えば伝送線路を用いて構成することができるから、並列共振回路4の、線路部1に接続されている端部とは反対側の端部を接地することは必須ではない。
並列共振回路4の一端が線路部1に電気的に接続されている位置は、所望の帯域幅を得ることができるように適宜が決められる。可変リアクタンス手段2が接続されている位置に並列共振回路4を接続してもよい。
可変容量4aの容量値を変化させて、異なる位置に配置された並列共振回路4のインピーダンスを∞と∞以外とに変化させることにより、帯域幅を変えることができる。
図1の例では、可変共振器は、Port1とPort2を結ぶ伝送線路5に分岐回路として接続されており、接続点6で給電される。可変共振器と伝送線路5を含めて可変フィルタと呼ぶ。
図3は当該共振器の特性を示すための回路構成の一例である。可変リアクタンス手段2として可変容量Crを用い、並列共振回路4の誘導性のリアクタンス素子4bとしてインダクタを用い、そのインダクタンスは1nHとする。円環状である線路部1の長さは5GHzにおける1波長とし、その特性インピーダンスは50Ωとする。3つの並列共振回路4を、接続点6から180°離れた位置から時計回りにそれぞれ10°、30°、60°の位置に接続する。10°の位置に接続された並列共振回路4を並列共振回路41とし、30°の位置に接続された並列共振回路4を並列共振回路42とし、60°の位置に接続された並列共振回路4を並列共振回路43とする。
例えば、まず共振周波数を5GHzとし、帯域幅を変えたい場合、可変リアクタンス手段2の可変容量Crを0pFと設定する。並列共振回路41,42,43は、開放状態のスイッチに相当させるものについては、誘導性を有するリアクタンス素子4bと並列共振するように可変容量4aの容量値を定める。
図4に並列共振回路41,42,43のインピーダンスをスミスチャート上に示す。5GHzの共振周波数の場合、インダクタが1nHとすると、可変容量の容量値をおよそ1pFとすると図4(a)の通りインピーダンスがおよそ無限大となる。便宜上並列共振回路41,42,43を開放状態のスイッチに相当させる場合の可変容量4aの容量値をCoffで代表する。図4(a)の場合はCoffとして1pFが適しているといえる。一方、オン状態に相当させる際の並列共振回路41,42,43の可変容量の容量値をConとすれば、Conを10pFとしたとき、図4(b)から、5GHzにおける並列共振回路41,42,43のインピーダンスは0に近く、オン状態のスイッチに近い特性を示すことがわかる。
オン状態に相当させる並列共振回路を1つ選び、その並列共振回路の可変容量の容量値をConとし、他の並列共振回路は開放状態に相当するよう並列共振回路の可変容量の容量値をCoffにする。オン状態に相当させる並列共振回路を変えることで図5に示すとおり、共振周波数一定のまま帯域幅を変えることができる。図5の実線は、並列共振回路41の可変容量の容量値C10°をConとし、他の並列共振回路42,43の可変容量の容量値C30°=C60°=Coffとした場合の、Port1から入力した信号がPort2へと伝達する際の信号の伝達係数である。同様に、破線は、並列共振回路42の可変容量の容量値C30°をConとし、他の並列共振回路41,43の可変容量の容量値C10°=C60°=Coffとした場合の伝達係数であり、一点鎖線は、並列共振回路43の可変容量の容量値C60°をConとし、他の並列共振回路41,42の可変容量の容量値C10°=C30°=Coffとした場合の伝達係数である。
次に、共振周波数が4.2GHz、可変リアクタンス手段2の容量値Crが0.5pF、インダクタが1nHである場合を考える。この場合、並列共振回路41,42,43の可変容量の容量値を1.43とすると、図6(a)の通り各並列共振回路41,42,43のインピーダンスがおよそ無限大となる。また、並列共振回路41,42,43の可変容量の容量値を10pFとすると、図6(b)の通り各並列共振回路41,42,43のインピーダンスはおよそ0となる。このように、この場合、Coff=1.43pFとなり、Con=10pFとなる。
この場合において、並列共振回路41,42,43の容量値を変化させたときの伝達係数を図7に示す。図7の実線は、並列共振回路41の可変容量の容量値C10°をConとし、他の並列共振回路42,43の可変容量の容量値C30°=C60°=Coffとした場合の、Port1から入力した信号がPort2へと伝達する際の信号の伝達係数である。同様に、破線は、並列共振回路42の可変容量の容量値C30°をConとし、他の並列共振回路41,43の可変容量の容量値C10°=C60°=Coffとした場合の伝達係数であり、一点鎖線は、並列共振回路43の可変容量の容量値C60°をConとし、他の並列共振回路41,42の可変容量の容量値C10°=C30°=Coffとした場合の伝達係数である。
このように、並列共振回路の可変容量の容量値を変化させることにより、帯域幅を変化させることができることがわかる。その原理は特許文献1と同様であるためここでは省略する。
CrとCoffを固定したままでConの値を変えることにより、すなわちオン状態に相当させる並列共振回路の可変容量の容量値を変化させることにより、共振周波数の低域側近傍の減衰量を大きくすることができる。具体的には、オン状態に相当させる、並列共振回路の中の何れか1つの並列共振回路の可変容量の容量値を下げると、共振周波数の低域側の減衰極の周波数と、共振周波数の高域側の減衰極の周波数とを高くすることができる。
例えば、図3の可変共振器においてCrを0pFとして共振周波数を5GHzとし、C30°=C60°=Coffとして、Conの値を10pFとした場合の伝達係数と、Conを3pFとした場合の伝達係数とを図5に示す。図8に例示するように、Conが10pFのときは図5に実線で示したのと同様に共振周波数を挟んでほぼ対称的な周波数特性を示すが、Conが3pFのときは、Conが10pFの時と比べて、減衰極の周波数が高くなり、共振周波数の低域側近傍の減衰量が大きくなっていることが分かる。このようにConの容量値を適切に設定することで、周波数特性を例えば低域側に減衰量が大きくなるよう偏らせることが可能である。
並列共振回路4として、図9のように伝送線路を含む並列共振回路を用いてもよい。この並列共振回路は図3で用いた共振回路回路に、5GHzにおいて25°となる伝送線路を直列に挿入したものである。なおこの伝送線路の長さは所望の特性になるよう設定するもので、特に25°である必要は無い。伝送線路を用いることにより、所望の周波数特性を持つ並列共振回路を容易に構成することができる。伝送線路を用いて並列共振回路を構成しても、Conの値を変化させることにより、減衰極の周波数を変化させて、共振周波数の低域側及び高域側近傍の減衰量を変化させることができる。このような特性は、可変共振器を用いて送受共用器を構成する際に有利となる。
図10は、図3の可変共振器においてCrを0pFとして共振周波数を5GHzとし、C30°=C60°=Coff=0.7pFとして、C10°=Conの値を1.8pFとした場合の伝達係数である。図11は、図3の可変共振器においてCrを0pFとして共振周波数を5GHzとし、C30°=C60°=Coff=0.7pFとして、C10°=Conの値を2.2pFとした場合の伝達係数である。図12は、図3の可変共振器においてCrを0pFとして共振周波数を5GHzとし、C30°=C60°=Coff=0.7pFとして、C10°=Conの値を3pFとした場合の伝達係数である。
図10から図12に示すように、伝送線路を用いた並列共振回路においても、オン状態に相当させる、並列共振回路の中の何れか1つの並列共振回路の可変容量の容量値を下げると、共振周波数の低域側の減衰極の周波数と、共振周波数の高域側の減衰極の周波数とを高くすることができ、共振周波数の低域側及び高域側近傍の減衰量を変化させることができる。
並列共振回路4として、図13(a)から(g)に例示する回路を用いても良い。図13(a)は、誘導性をもつリアクタンス素子4bと固定容量4dとを直列接続した回路と、可変容量4aとを並列接続した回路である。図13(b)は、可変容量4aと誘導性をもつリアクタンス素子4bとを直列接続した回路と、誘導性をもつ別のリアクタンス素子4bとを並列接続した回路である。図13(c)は、可変容量4aと伝送線路4cとを並列接続した回路回路である。図13(d)は、可変容量4aと伝送線路4cとを並列接続した回路と、別の伝送線路4cとを直列接続した回路である。図13(e)は、線路部1の一方の側に伝送線路4cを接続し、線路部1の他方の側に別の伝送線路4cと可変容量4aとを直列接続してた回路である。このように、線路部1の一方の側と他方の側に、換言すれば線路部1の内側と外側に、並列共振回路4を構成する回路素子を分散して配置してもよい。これにより、可変共振器、可変フィルタの設計の自由度が増す。図13(e)の並列共振回路において、可変容量4aに接続されている伝送線路4aの長さを0としても問題ない。すなわち、図13(f)のように、線路部1の一方の側に伝送線路4cを接続し、線路部1の他方の側に伝送線路4cを介さずに可変容量4aを直接接続してもよい。図13(g)は、伝送線路4cと可変容量4aを直列接続した回路である。図13(g)のように回路構成上は2つの素子を直列に接続した回路でも、所望の周波数において並列共振するため、並列共振回路として利用できる。
なお、並列共振回路4としては、図2、図13に例示したものに限らず、並列共振回路をオフ状態としたい際には、所望の周波数において並列共振現象を利用してインピーダンスを最大にし、オン状態としたい際には所望の周波数において並列共振現象を起こさないよう、可変容量にて設定可能とする回路を用いることができる。
図14に例示するように、可変リアクタンス手段2を配置してもよい。図14の可変共振器では、M個(Mは、4以上の偶数である。)の可変リアクタンス手段2が、線路部1に電気的に分岐回路として接続されている。詳しくは、1波長あるいはその整数倍が線路部1の周長に相当する共振周波数で、M/2−1個の可変リアクタンス手段2がそれぞれ、線路部1上で任意に定めた或る位置K1から線路部1の一周分の電気長の半分の位置K2まで、時計回りで線路部1の周方向に沿って等電気長の間隔で接続されている。但し、ここで等電気長間隔とは、位置K1および位置K2には可変リアクタンス手段2を設けないとした条件での等電気長間隔を意味する。同様に、残りの可変リアクタンス手段2のうちM/2−1個の可変リアクタンス手段2がそれぞれ、位置K1から位置K2まで、反時計周りで線路部1の周方向に沿って等電気長の間隔で接続されている。但し、ここでの等電気長間隔も、既述のとおり、位置K1および位置K2には可変リアクタンス手段2を設けないとした条件での等電気長間隔を意味する。そして、残りの2個の可変リアクタンス手段2が、位置K2に接続されている。ここで「時計回り」「反時計回り」とは、図の紙面の表から見た場合の周回方向を云うものとする(以下同様)。可変共振器と同様に、実際の設計では、1波長あるいはその整数倍が線路部1の周長に相当する共振周波数を、例えば、各可変リアクタンス手段2が接続されていない可変共振器の共振周波数とすればよい。
誘電体基板の比誘電率が均一である場合には、等電気長間隔は、物理長の等間隔に一致する。このような場合では、線路部1上で任意に定めた或る位置K(位置K1に相当する。)から線路部1の周方向に沿って線路部1の周長Lの半分の位置(位置K2に相当する。)まで、M/2個の可変リアクタンス手段2がそれぞれ、位置K1から時計回りに線路部1に沿って(L/M)×m(mは、1≦m≦M/2を満たす整数)の距離だけ離れた位置に接続され、同様に、位置Kから線路部1の周方向に沿って周長Lの半分の位置K2まで、残りのM/2個の可変リアクタンス手段2がそれぞれ、位置K1から反時計回りに線路部1に沿って(L/M)×m(mは、1≦m≦M/2を満たす整数)の距離だけ離れた位置に接続されている。つまり、位置K1には可変リアクタンス手段2は接続されず、位置K1から時計回りあるいは反時計回りに線路部1に沿って(L/M)×M/2の距離だけ離れた位置には2個の可変リアクタンス手段2が接続されている。
特に線路部1が円形の場合では、M個の可変リアクタンス手段2が、線路部1の中心Oから見て、線路部1上で任意に定めた或る位置Kから線路部1の経路に沿って時計回りに360°をMで除した角度のm倍だけ離れた位置と、位置Kから線路部1の経路に沿って反時計回りに360°をMで除した角度のm倍だけ離れた位置に接続している。このとき、位置Kから線路部1の経路に沿って時計回りに360°をMで除した角度のM/2倍だけ離れた位置と、線路部1の経路に沿って反時計回りに360°をMで除した角度のM/2倍だけ離れた位置は一致し、この位置に2個の可変リアクタンス手段2が接続されている(M=4の場合について、図14の破線囲み部αを参照)。図14に示す例では、各可変リアクタンス手段2の線路部1に接続されている端部とは反対側の端部は、例えば接地導体に電気的に接続されることで接地されている。
2個の可変リアクタンス手段2が接続されている位置K2、例えば図2の破線囲み部αで示した部分については、当該位置に電気的に接続している2個の可変リアクタンス手段2を1個の可変リアクタンス手段2’に置換した構成に変更することが出来る(例えば図14の破線囲み部βを参照)。このとき、この1個の可変リアクタンス手段2’のリアクタンス値は、2個の可変リアクタンス手段2の合成リアクタンスに対応するから、当該位置以外の位置に電気的に接続された各可変リアクタンス手段2のリアクタンス値の半分の値に設定されることに留意しなければならない。この場合、当然であるが、可変リアクタンス手段2の総数はM−1個になる。
また、図15、図16のように、Port1とPort2を結ぶ伝送線路5に対して直列に可変共振器を接続することにより可変フィルタを構成してもよい。
上述の可変共振器およびその同類構造では、可変リアクタンス手段2は環状の線路部1に対して電気的に接続されているが、図17に示すように、可変リアクタンス手段2が環状の線路部1に接続される位置で環状の線路部1を切断して複数の線路に分割し(図では線路1a、1b、1cに相当する。)、各切断部位で可変リアクタンス手段2を、各線路間に直列に電気的に接続する構成としてもよい。
切断前の線路部1の周長は、切断後の各線路の長さの合計と同じである。図17に示す例では、各線路1a、1b、1cの線路長は同じであり、その合計は環状の線路部1の周長Lに等しい。図17では省略しているが、並列共振回路4は、上記と同様に、所望の帯域幅が得られるように線路部1に対する接続位置が設定され、切断後の各線路でもその接続位置は変わらない。従って、各線路では、並列共振回路が接続されない線路がある場合もある。
見方を変えれば、図17に示す可変共振器は、各線路と各可変リアクタンス手段2とで環状の可変共振器を構成したものである。つまり、ここでは各線路1a、1b、1cを、可変リアクタンス手段2が環状の線路部1に接続される位置で環状の線路部1を切断して得られる線路としたが、一般的には、N個(NはN≧3を満たす整数)の線路を用いるとしてよく、これらを環状に配置して、各線路間に、1個の可変リアクタンス手段2を直列に電気的接続することで、環状の可変共振器となる。なお、各線路の線路長は、1波長あるいはその整数倍が各線路の線路長の合計に相当する共振周波数において電気長で等しいものであればよい。誘電体基板の比誘電率が均一である場合には、電気長ではなく物理長を基準にして構成することができる。
並列共振回路4は、回路内の可変容量により当該並列共振回路の入力インピーダンスの内リアクタンス分を変化させることが可能であるため、可変リアクタンス手段2として利用可能である。言い換えれば、並列共振回路4及び可変リアクタンス手段2として同一の回路を用いることができる。これにより、半導体生産技術のように同じものを大量かつ安価に生産することを得意とする技術との親和性が高くなり、可変共振器、可変フィルタを安価かつ大量に生産することができる。
この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、これまでの実施形態はマイクロストリップ線路構造を用いて示されてきたが、このような線路構造に限定する趣旨ではなく、コプレーナ導波路等他の線路構造を用いてもよい。
1 線路部
2 可変リアクタンス手段
3 スイッチ
4 並列共振回路
4a 可変容量
4b リアクタンス素子
4c 伝送線路
4d 固定容量
41,42,43 並列共振回路
5 伝送線路
6 接続点

Claims (8)

  1. 1つ又は複数の線路で環状に構成された線路部と、
    特性を変更可能な少なくとも2つの並列共振回路と、
    リアクタンス値を変更可能な少なくとも3つの可変リアクタンス手段と、を含み、
    各上記並列共振回路の一端は、その一端が上記線路部にそれぞれ異なる位置で電気的に接続されており、
    各上記可変リアクタンス手段が、共振周波数での電気長に基づく所定間隔で上記線路部に電気的に接続されており
    記並列共振回路は、リアクタンス値を変更可能であり、
    上記可変リアクタンス手段は、上記並列共振回路と同じ回路である、
    ことを特徴とする可変共振器。
  2. 請求項1の可変共振器において、
    上記線路部は一つの環状線路であり、
    上記環状線路の周方向に沿って、1波長あるいはその整数倍が上記環状線路の周長に相当する共振周波数での電気長に基づく所定間隔で、各上記可変リアクタンス手段が分岐回路として上記環状線路に電気的に接続されている、
    ことを特徴とする可変共振器。
  3. 請求項の可変共振器において、
    各上記可変リアクタンス手段は、それぞれ同じリアクタンス値に設定可能であり、等電気長間隔で上記環状線路に接続されている、
    ことを特徴とする可変共振器。
  4. 請求項の可変共振器において、
    Mを4以上の偶数として、上記可変リアクタンス手段の総数はM個であり、
    各上記可変リアクタンス手段は、それぞれ同じリアクタンス値に設定可能であり、
    M/2−1個の上記可変リアクタンス手段がそれぞれ、上記環状線路上で任意に定めた或る位置K1から上記環状線路の一周分の電気長の半分の位置K2までの間を時計回りに等電気長間隔に分割するように、上記位置K1および上記位置K2を除いて、上記環状線路に接続され、
    M/2−1個の上記可変リアクタンス手段がそれぞれ、上記位置K1から上記位置K2までの間を反時計周りに等電気長間隔に分割するように、上記位置K1および上記位置K2を除いて、上記環状線路に接続され、
    2個の上記可変リアクタンス手段が、上記環状線路の上記位置K2に接続されている、
    ことを特徴とする可変共振器。
  5. 請求項の可変共振器において、
    Mを4以上の偶数として、上記可変リアクタンス手段の総数はM−1個であり、
    上記可変リアクタンス手段のうちM−2個の各可変リアクタンス手段(以下、第一可変リアクタンス手段という。)は、それぞれ同じリアクタンス値に設定可能であり、残りの1個の可変リアクタンス手段(以下、第二可変リアクタンス手段という。)は、各上記第一可変リアクタンス手段のリアクタンス値の半分の値に設定可能であり、
    M/2−1個の上記第一可変リアクタンス手段がそれぞれ、上記環状線路上で任意に定めた或る位置K1から上記環状線路の一周分の電気長の半分の位置K2までの間を時計回りに等電気長間隔に分割するように、上記位置K1および上記位置K2を除いて、上記環状線路に接続され、
    M/2−1個の上記第一可変リアクタンス手段がそれぞれ、上記位置K1から上記位置K2までの間を反時計周りに等電気長間隔に分割するように、上記位置K1および上記位置K2を除いて、上記環状線路に接続され、
    上記第二可変リアクタンス手段が、上記環状線路の上記位置K2に接続されている、
    ことを特徴とする可変共振器。
  6. 請求項1の可変共振器において、
    上記線路部は、少なくとも3個の線路で構成され、
    各上記並列共振回路は、その一端が上記線路のうちいずれか一つにそれぞれ異なる部位で電気的に接続されており、
    各上記線路は、1波長あるいはその整数倍が各上記線路の線路長の合計に相当する共振周波数で所定の電気長を持ち、
    各上記線路間に、少なくとも1個の上記可変リアクタンス手段が直列に電気的接続されている、
    ことを特徴とする可変共振器。
  7. 請求項の可変共振器において、
    Nを3以上の整数として、上記線路の総数はN個であり、上記可変リアクタンス手段の総数はN個であり、
    各上記可変リアクタンス手段は、それぞれ同じリアクタンス値に設定可能であり、
    各上記線路は等しい電気長を持ち、
    各上記線路間に、1個の上記可変リアクタンス手段が接続されている、
    ことを特徴とする可変共振器。
  8. 請求項1からの何れかの可変共振器と、
    伝送線路と、を含み、
    上記可変共振器と上記伝送線路とは電気的に接続されている、
    ことを特徴とする可変フィルタ。
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