JP3037326B1 - 携帯無線機 - Google Patents
携帯無線機Info
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- JP3037326B1 JP3037326B1 JP11061782A JP6178299A JP3037326B1 JP 3037326 B1 JP3037326 B1 JP 3037326B1 JP 11061782 A JP11061782 A JP 11061782A JP 6178299 A JP6178299 A JP 6178299A JP 3037326 B1 JP3037326 B1 JP 3037326B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear cover
- front case
- hook
- sides
- wireless device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 リアカバーの電池収容部に挿入するプレート
を用いて、フロントケースのダイヤルボタンの配置領域
外で、フロントケースにリアカバーを結合できる組立構
造の携帯無線機を提供する。 【解決手段】 フロントケースの内側にキーシート及び
回路基板を配設し、リアカバーの一端をフロントケース
に係止すると共に、リアカバーの他端側及び両側中央を
フロントケースに固定する組立構造の携帯無線機におい
て、リアカバーの電池収納部に挿入するプレートに、少
なくとも前記両側中央に対向してフックを設け、該フッ
クをフロントケースの内側に形成した爪部に係脱可能に
係合させたことを特徴とする。
を用いて、フロントケースのダイヤルボタンの配置領域
外で、フロントケースにリアカバーを結合できる組立構
造の携帯無線機を提供する。 【解決手段】 フロントケースの内側にキーシート及び
回路基板を配設し、リアカバーの一端をフロントケース
に係止すると共に、リアカバーの他端側及び両側中央を
フロントケースに固定する組立構造の携帯無線機におい
て、リアカバーの電池収納部に挿入するプレートに、少
なくとも前記両側中央に対向してフックを設け、該フッ
クをフロントケースの内側に形成した爪部に係脱可能に
係合させたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、携帯電
話機などの、携帯無線機の組立構造に関し、特に、フロ
ントケースに対するリアケースの取付構造に関するもの
である。
話機などの、携帯無線機の組立構造に関し、特に、フロ
ントケースに対するリアケースの取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図1の携帯電話機に代表される、
携帯無線機の組立構造としては、図5に示すように、フ
ロントケース1に、キーシート8や回路基板10を実装
し、リアカバー2の一端側(頭部)を、嵌合爪などの手
段11,24により、フロントケース1に係合し、長手
方向の両側中央部及び他端側(下方)の4箇所を、ねじ
止め(ビス100、貫通孔25、27などの手段)によ
り、フロントケース1に締結した構造が一般的である。
なお、前記貫通孔は、リアカバー2に設けた、電池3の
ための電池収納部21に設けられている。
携帯無線機の組立構造としては、図5に示すように、フ
ロントケース1に、キーシート8や回路基板10を実装
し、リアカバー2の一端側(頭部)を、嵌合爪などの手
段11,24により、フロントケース1に係合し、長手
方向の両側中央部及び他端側(下方)の4箇所を、ねじ
止め(ビス100、貫通孔25、27などの手段)によ
り、フロントケース1に締結した構造が一般的である。
なお、前記貫通孔は、リアカバー2に設けた、電池3の
ための電池収納部21に設けられている。
【0003】しかし、ビス100を用いて、リアカバー
2をフロントケース1に設けたねじ止めボス14,15
に螺合し、締結する従来構造は、長手方向の両側中央部
のねじ止め位置が、ダイヤルボタン4の構成範囲にかか
るため、ダイヤルボタン4の配列に制限をもたらすの
で、前記ねじ止めボス15を避けたダイヤル配列や形状
にする必要があり、外観上、不自然なフォルムになり、
また、操作性が悪いボタン間隔になっていた。また、フ
ロントケース1に設けるねじ止めボス15を、キーシー
ト8や回路基板10からできるだけ逃げるように、その
配置を考慮する必要があるが、この際、回路基板10
は、電気部品の実装領域が減ってしまい、小型化の障害
となっていた。
2をフロントケース1に設けたねじ止めボス14,15
に螺合し、締結する従来構造は、長手方向の両側中央部
のねじ止め位置が、ダイヤルボタン4の構成範囲にかか
るため、ダイヤルボタン4の配列に制限をもたらすの
で、前記ねじ止めボス15を避けたダイヤル配列や形状
にする必要があり、外観上、不自然なフォルムになり、
また、操作性が悪いボタン間隔になっていた。また、フ
ロントケース1に設けるねじ止めボス15を、キーシー
ト8や回路基板10からできるだけ逃げるように、その
配置を考慮する必要があるが、この際、回路基板10
は、電気部品の実装領域が減ってしまい、小型化の障害
となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記構造の
問題点を解決するために、リアカバーの電池収容部に挿
入するプレートを用いて、フロントケースのダイヤルボ
タンの配置領域外で、フロントケースにリアカバーを結
合できる組立構造の携帯無線機を提供しようとするもの
である。
問題点を解決するために、リアカバーの電池収容部に挿
入するプレートを用いて、フロントケースのダイヤルボ
タンの配置領域外で、フロントケースにリアカバーを結
合できる組立構造の携帯無線機を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
フロントケースの内側にキーシート及び回路基板を配設
し、リアカバーの一端をフロントケースに係止すると共
に、リアカバーの他端側及び両側中央をフロントケース
に固定する組立構造の携帯無線機において、リアカバー
の電池収納部に挿入するプレートに、少なくとも前記両
側中央に対向してフックを設け、該フックをフロントケ
ースの内側に形成した爪部に係脱可能に係合させたこと
を特徴とする。
フロントケースの内側にキーシート及び回路基板を配設
し、リアカバーの一端をフロントケースに係止すると共
に、リアカバーの他端側及び両側中央をフロントケース
に固定する組立構造の携帯無線機において、リアカバー
の電池収納部に挿入するプレートに、少なくとも前記両
側中央に対向してフックを設け、該フックをフロントケ
ースの内側に形成した爪部に係脱可能に係合させたこと
を特徴とする。
【0006】従って、前記フックは、フロントケースの
両側内の中央において、爪部に係止されるので、ダイヤ
ルボタンの配置領域を侵すことことがなく、ダイヤルボ
タンの配列が制限されないので、外観上のフォルムがよ
く、また、操作性もよい構造が得られる。また、フロン
トケース内の回路基板に対しても、空間的な影響がない
ので、電気部品の実装の妨げとならない。
両側内の中央において、爪部に係止されるので、ダイヤ
ルボタンの配置領域を侵すことことがなく、ダイヤルボ
タンの配列が制限されないので、外観上のフォルムがよ
く、また、操作性もよい構造が得られる。また、フロン
トケース内の回路基板に対しても、空間的な影響がない
ので、電気部品の実装の妨げとならない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1ないし図4を参照して具体的に説明する。図1ないし
図3に示す実施の形態では、携帯無線機は、リアカバー
2の電池収納部22に挿入される金属製のプレート9
に、その両側に位置して、リアカバー2の長手方向に延
びる複数のフック91を形成しており、フロントケース
1には、その両側中央の内側に位置して、前記プレート
9のフック部91に対応した、複数の爪部13が形成さ
れている。
1ないし図4を参照して具体的に説明する。図1ないし
図3に示す実施の形態では、携帯無線機は、リアカバー
2の電池収納部22に挿入される金属製のプレート9
に、その両側に位置して、リアカバー2の長手方向に延
びる複数のフック91を形成しており、フロントケース
1には、その両側中央の内側に位置して、前記プレート
9のフック部91に対応した、複数の爪部13が形成さ
れている。
【0008】なお、従来と同様に、フロントケース1に
は、キーシート8や回路基板10を実装し、リアカバー
2の一端側(頭部)を、嵌合爪などの手段11,24に
より、フロントケース1に係合しており、また、この実
施の形態では、リアカバー2の他端側(下方)の2箇所
を、ねじ止め(ビス100、貫通孔92、25などの手
段)により、フロントケース1のねじ止めボス14に螺
合し、締結した構造が採用されている。なお、貫通孔9
2はプレート9に、また、貫通孔24はリアカバー2に
形成されている。
は、キーシート8や回路基板10を実装し、リアカバー
2の一端側(頭部)を、嵌合爪などの手段11,24に
より、フロントケース1に係合しており、また、この実
施の形態では、リアカバー2の他端側(下方)の2箇所
を、ねじ止め(ビス100、貫通孔92、25などの手
段)により、フロントケース1のねじ止めボス14に螺
合し、締結した構造が採用されている。なお、貫通孔9
2はプレート9に、また、貫通孔24はリアカバー2に
形成されている。
【0009】特に、この実施の形態では、フック91
は、リアカバー2の両側に形成した貫通孔23を経由し
て、キーシート8及び回路基板10の脇を通り、爪部1
3に係合されている。
は、リアカバー2の両側に形成した貫通孔23を経由し
て、キーシート8及び回路基板10の脇を通り、爪部1
3に係合されている。
【0010】このような構成では、フロントケース1の
ダイヤルボタン4の配置領域に位置してねじ止めボスを
設ける必要がなくなり、フロントケースの長手方向の両
側中央部でのねじ締結部を削除できるため、ダイヤルボ
タン4の設計的・デザイン的自由度を広げ、また、回路
基板10上の実装面積を大きくすることができる。
ダイヤルボタン4の配置領域に位置してねじ止めボスを
設ける必要がなくなり、フロントケースの長手方向の両
側中央部でのねじ締結部を削除できるため、ダイヤルボ
タン4の設計的・デザイン的自由度を広げ、また、回路
基板10上の実装面積を大きくすることができる。
【0011】また、図4に示すように、電池収納部22
に対するプレート9の固定には、ねじ止め用のビス10
0を用いず、別に設けた貫通孔93をビス101でリア
カバー2に設けたねじ孔26に螺合する形式が採用され
てもよい。この場合には、ビス100によって、リアカ
バー2が、その他端に形成した貫通孔25を介して、フ
ロントケース1のねじ止めボス14に螺合され、締結さ
れる。
に対するプレート9の固定には、ねじ止め用のビス10
0を用いず、別に設けた貫通孔93をビス101でリア
カバー2に設けたねじ孔26に螺合する形式が採用され
てもよい。この場合には、ビス100によって、リアカ
バー2が、その他端に形成した貫通孔25を介して、フ
ロントケース1のねじ止めボス14に螺合され、締結さ
れる。
【0012】なお、上述の実施の形態において、符号
5、6、7はフロントケース1に設けた表示部、スピー
カ及びマイクである。
5、6、7はフロントケース1に設けた表示部、スピー
カ及びマイクである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、携
帯無線機は、その長手方向の両側中央部にねじ締結部を
設ける必要がなく、ダイヤルボタン4の設計的・デザイ
ン的自由度を確保でき、回路基板の実装面積を大きくす
ることができる。また、ネジ締め作業の数を減らすこと
で、生産性も向上できる。
帯無線機は、その長手方向の両側中央部にねじ締結部を
設ける必要がなく、ダイヤルボタン4の設計的・デザイ
ン的自由度を確保でき、回路基板の実装面積を大きくす
ることができる。また、ネジ締め作業の数を減らすこと
で、生産性も向上できる。
【図1】本発明に係わる携帯無線機の外観斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図3】同じく、図2のA−A線に沿った要部の断面図
である。
である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の構造を示す分解斜視図である。
1 フロントケース 2 リアカバー 3 電池 4 ダイヤルボタン 5 表示部 6 スピーカ 7 マイク 8 キーシート 9 プレート 10 回路基板 11 係合手段 13 爪部 14、15 ねじ止めボス 21、22 電池収納部 23 貫通孔 24 係止手段 25 貫通孔 26 ねじ孔 27 貫通孔 91 フック 92 貫通孔 93 貫通孔 100、101 ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/38 H04M 1/02 H04Q 7/32 H05K 5/02
Claims (4)
- 【請求項1】 フロントケースの内側にキーシート及び
回路基板を配設し、リアカバーの一端をフロントケース
に係止すると共に、リアカバーの他端側及び両側中央を
フロントケースに固定する組立構造の携帯無線機におい
て、リアカバーの電池収納部に挿入するプレートに、少
なくとも前記両側中央に対向してフックを設け、該フッ
クをフロントケースの内側に形成した爪部に係脱可能に
係合させたことを特徴とする携帯無線機。 - 【請求項2】 前記フックは、前記リアカバーの両側に
形成した貫通孔を経由して、前記キーシート及び回路基
板の脇を通り、前記爪部に係合されていることを特徴と
する請求項1に記載の携帯無線機。 - 【請求項3】 前記プレートは、前記リアカバーと共
に、前記リアカバーの他端側で、前記フロントケースに
止着されていることを特徴とする請求項1あるいは2に
記載の携帯無線機。 - 【請求項4】 前記プレートは、前記リアカバーに止着
され、前記リアカバーが、その他端側で前記フロントケ
ースに止着されていることを特徴とする請求項1あるい
は2に記載の携帯無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11061782A JP3037326B1 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11061782A JP3037326B1 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 携帯無線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037326B1 true JP3037326B1 (ja) | 2000-04-24 |
JP2000261349A JP2000261349A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13181016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11061782A Expired - Fee Related JP3037326B1 (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 携帯無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037326B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200491679Y1 (ko) * | 2017-02-14 | 2020-06-03 | 정찬회 | 색칠 팔레트 교구 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2369519B (en) * | 2000-11-22 | 2004-07-14 | Nokia Mobile Phones Ltd | Housing for an electronic device |
JP5749078B2 (ja) * | 2011-05-20 | 2015-07-15 | 京セラ株式会社 | スライド型電子機器 |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP11061782A patent/JP3037326B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200491679Y1 (ko) * | 2017-02-14 | 2020-06-03 | 정찬회 | 색칠 팔레트 교구 |
Also Published As
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---|---|
JP2000261349A (ja) | 2000-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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