JP3037255B2 - ドットインパクト方式プリンタ - Google Patents

ドットインパクト方式プリンタ

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JP3037255B2
JP3037255B2 JP10024285A JP2428598A JP3037255B2 JP 3037255 B2 JP3037255 B2 JP 3037255B2 JP 10024285 A JP10024285 A JP 10024285A JP 2428598 A JP2428598 A JP 2428598A JP 3037255 B2 JP3037255 B2 JP 3037255B2
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JP
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platen
ribbon
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motor
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宏作 北原
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日本電気データ機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットインパクト
方式プリンタに関し、特に、インクリボンのリボンジャ
ム状態を自動的に復旧させる信頼性の向上したドットイ
ンパクト方式プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドットインパクト方式プリンタ
は、複写用紙の紙ホッチキスやミシン目が印字機構部に
送られると、紙ホッチキスやミシン目の盛り上がり分で
用紙表面と印字機構部のギャップが0となり、インクリ
ボンが巻き取れなくなったり、或いは、印字機構部のヘ
ッドとインクリボンとが引っ掛かってインクリボンのテ
ンションが小さくなってリボンジャム状態となった場合
には、復旧の手段としては、人手介入による修復手段に
頼るしかないという欠点がある。
【0003】従って、大量の伝票のような複写用紙を多
量プリントアウトする場合、上記原因によりリボンジャ
ム状態となる障害を回避するためには、ドットインパク
ト方式プリンタを頻繁に監視していなければならないと
いう課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のド
ットインパクト方式プリンタは、インクリボンがリボン
ジャム状態となった場合には、復旧の手段としては、人
手介入による修復手段に頼るしかなく、例えば、大量の
伝票のような複写用紙を多量プリントアウトする場合、
リボンジャム障害の未然防止策としては人手介入により
ドットインパクト方式プリンタを頻繁に監視していなけ
ればならないという課題がある。
【0005】本発明の目的は、プラテンを印字機構部か
ら離接させるリトライ制御機能を持つ制御部を設けると
いう簡単な構成により、インクリボンのリボンジャム状
態を自動的に復旧させる信頼性の向上したドットインパ
クト方式プリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のドットインパク
ト方式プリンタは、インクリボンと、前記インクリボン
を介して印字用紙に印字を行う印字機構部と、印字用紙
の吸入排出を行うプラテンと、プラテンを移動させるプ
ラテンモータと、インクリボンの巻き取り走行と連動し
て追従回転するセンサローラと、センサローラの動作を
検知するリボンジャムセンサと、インクリボンを巻き取
るリボンフィードローラと、リボンフィードローラを回
転させるリボンモータと、リボンジャムセンサの検出信
号により前記プラテンモータを制御する制御部とを有
し、制御部は、プラテンと印字機構部との距離を適正ギ
ャップに保持する機能、およびプラテンを移動させる機
能とを有し、インクリボンのリボンジャム状態をリボン
ジャムセンサの検出信号により検知したとき、プラテン
モータを駆動してプラテンを印字機構部から一時的に適
正ギャップ以上の距離に退避させ、再度、プラテンを印
字機構部から適正ギャップに移動させるリトライ制御機
能を有することを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】制御部は、プラテンモータを駆動してプラ
テンを印字機構部から一時的に適正ギャップ以上の距離
に退避させたときと反対方向に、かつ、退避量と同値量
だけプラテンモータを駆動させることを特徴とする。
【0010】リボンジャムセンサは、センサローラの回
転周期を検知することを特徴とする。
【0011】リボンジャムセンサの検出信号によりプラ
テンモータを制御する制御部は、センサローラの回転周
期を検知するリボンジャムセンサが異常信号を検出時に
はリボンジャム状態であることをアラームとして通知す
る手段を有することを特徴とする。
【0012】リボンジャムセンサが異常信号を検出時に
リボンジャム状態であることをアラームとして通知する
手段は、プラテンモータを駆動してプラテンを印字機構
部から一時的に適正ギャップ以上の距離に退避させ、再
度、プラテンを印字機構部から適正ギャップに移動させ
るリトライを少なくとも1回以上実行後に有効とするこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明のドットインパクト方式プ
リンタ20の一実施の形態を示す概略平面図である。
【0015】図2は、本発明のドットインパクト方式プ
リンタ20の一実施の形態を示す概略正面図である。
【0016】図1、および図2を参照すると、本発明の
ドットインパクト方式プリンタ20は、インクリボン4
と、インクリボン4を介して印字用紙(図示せず)に印
字を行う印字機構部1と、印字用紙の吸入排出を行うプ
ラテン7と、プラテン7を移動させるプラテンモータ9
と、インクリボン4の巻き取り走行と連動して追従回転
するセンサローラ2と、センサローラ2の回転周期を検
知するリボンジャムセンサ3と、インクリボン4を巻き
取るリボンフィードローラ5と、リボンフィードローラ
5を回転させるリボンモータ6と、リボンジャムセンサ
3の検出信号によりプラテンモータ9を制御する制御部
8とから構成されている。
【0017】上述のように構成されたドットインパクト
方式プリンタ20は、以下のように動作する。
【0018】何らかの原因でインクリボン4が停止する
と、インクリボン4の巻き取り走行と連動して追従回転
するセンサローラ2の回転も停止するため、センサロー
ラ2の回転周期を検知するリボンジャムセンサ3は、セ
ンサローラ2の回転周期信号として異常信号を検出し、
制御部8は、リボンジャムセンサ3の異常信号からイン
クリボン4がリボンジャム状態と判断してリボンフィー
ドローラ5を回転させるリボンモータ6の回転を一時的
に停止させ、プラテンモータ9を一定量回転させること
によりプラテン7を印字機構部1から所定距離だけ退避
させる。プラテン7を退避させた後、制御部8は、リボ
ンモータ6を再度駆動させフィードローラ5を回転させ
る。フィードローラ5を回転させることによりインクリ
ボン4が巻き取られセンサローラ2は回転し、リボンジ
ャムセンサ3がセンサローラ2の回転周期信号として正
常信号を検出した場合、制御部8は、プラテンモータ9
を反退避方向に退避量と同値量駆動させて、プラテン7
を元の位置である印字機構部1から適正ギャップを保持
した位置に戻し、その後印字を再開する。
【0019】プラテン7を印字機構部1から所定距離だ
け退避させた後、リボンモータ6を再起動させてもリボ
ンジャムセンサ3がセンサローラ2の回転周期の正常信
号を検出できなかった場合には、制御部8は、インクリ
ボン4がリボンジャム状態であることをアラームとして
処理し、ドットインパクト方式プリンタ20の本体に表
示(図示せず)する。なお、本実施例では、制御部8
は、プラテンモータ9を駆動してプラテン7を印字機構
部1から一時的に適正ギャップ以上の距離に退避させ、
再度、プラテン7を印字機構部から元の適正ギャップ位
置に移動させるリトライを1回だけ実行することによ
り、インクリボン4がリボンジャム状態となった障害を
自動的に復旧させる修復手段を記載しているが、リトラ
イの回数を2回以上実行することも本発明に含まれるこ
とはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドットイ
ンパクト方式プリンタは、プラテンを印字機構部から離
接させるリトライ制御機能を持つ制御部を設けるという
簡単な構成により、インクリボンのリボンジャム状態を
自動的に復旧させる信頼性の向上したドットインパクト
方式プリンタを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドットインパクト方式プリンタの一実
施の形態を示す概略平面図である。
【図2】本発明のドットインパクト方式プリンタの一実
施の形態を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 印字機構部 2 センサローラ 3 リボンジャムセンサ 4 インクリボン 5 リボンフィードローラ 6 リボンモータ 7 プラテン 8 制御部 9 プラテンモータ 20 ドットインパクト方式プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 35/36 B41J 11/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンと、前記インクリボンを介
    して印字用紙に印字を行う印字機構部と、前記印字用紙
    の吸入排出を行うプラテンと、前記プラテンを移動させ
    るプラテンモータと、前記インクリボンの巻き取り走行
    と連動して追従回転するセンサローラと、前記センサロ
    ーラの動作を検知するリボンジャムセンサと、前記イン
    クリボンを巻き取るリボンフィードローラと、前記リボ
    ンフィードローラを回転させるリボンモータと、前記リ
    ボンジャムセンサの検出信号により前記プラテンモータ
    を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記プラテ
    ンと前記印字機構部との距離を適正ギャップに保持する
    機能、および前記プラテンを移動させる機能とを有し、
    前記インクリボンのリボンジャム状態を前記リボンジャ
    ムセンサの検出信号により検知したとき、前記プラテン
    モータを駆動して前記プラテンを前記印字機構部から一
    時的に適正ギャップ以上の距離に退避させ、再度、前記
    プラテンを前記印字機構部から適正ギャップに移動させ
    るリトライ制御機能を有することを特徴とするドットイ
    ンパクト方式プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記プラテンモータを駆
    動して前記プラテンを前記印字機構部から一時的に適正
    ギャップ以上の距離に退避させたときと反対方向に、か
    つ、退避量と同値量だけ前記プラテンモータを駆動させ
    ることを特徴とする請求項1記載のドットインパクト方
    式プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記リボンジャムセンサは、前記センサ
    ローラの回転周期を検知することを特徴とする請求項
    載のドットインパクト方式プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記リボンジャムセンサの検出信号によ
    り前記プラテンモータを制御する前記制御部は、前記セ
    ンサローラの回転周期を検知する前記リボンジャムセン
    サが異常信号を検出時にリボンジャム状態であることを
    アラームとして通知する手段を有することを特徴とする
    請求項1記載のドットインパクト方式プリンタ。
  5. 【請求項5】 前記リボンジャムセンサが異常信号を検
    出時にリボンジャム状態であることをアラームとして通
    知する手段は、前記プラテンモータを駆動して前記プラ
    テンを前記印字機構部から一時的に適正ギャップ以上の
    距離に退避させ、再度、前記プラテンを前記印字機構部
    から適正ギャップに移動させるリトライを少なくとも1
    回以上実行後に有効とすることを特徴とする請求項1
    たは4記載のドットインパクト方式プリンタ。
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