JP3036325U - ハードコピー付きカラオケ装置 - Google Patents

ハードコピー付きカラオケ装置

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JP3036325U JP1996010594U JP1059496U JP3036325U JP 3036325 U JP3036325 U JP 3036325U JP 1996010594 U JP1996010594 U JP 1996010594U JP 1059496 U JP1059496 U JP 1059496U JP 3036325 U JP3036325 U JP 3036325U
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邦彦 大森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歌った曲の情報をハードコピー(プリントア
ウト)することができるハードコピー付きカラオケ装置
を提供する。 【解決手段】 表現部とハードコピー端末とを備え、音
声情報、映像情報及び文字情報からなる動画音声表示信
号と印刷情報とを含む信号から、上記表示信号と上記印
刷情報とを再生して、上記再生された動画音声表示信号
に基づいて上記表現部から文字を含む映像と音声を出力
し、かつ上記再生された印刷情報に基づいて上記コード
コピー端末から所望の情報を印刷出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案、カラオケ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラオケ装置は、図6に示すように、信号発生部51と表現部52とか らなり、例えばレーザーディスクプレーヤーからなる信号発生部51で再生した 音声、映像及び文字からなる曲情報を、ブラウン管等のディスプレイを含む表現 部52で音声及び画像を表示する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカラオケ装置は、ハードコピー装置が付属しておらず、 このために、歌った曲の情報が利用者には保存されないという問題点があった。 本考案の目的は、歌った曲の情報をハードコピー(プリントアウト)すること ができるハードコピー付きカラオケ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来方式のレーザーディスク(LD)等の永久記憶手段に記憶され た曲情報の構成を一部変更し、従来型の曲情報の時間的前方に印刷信号識別信号 、印刷情報、印刷情報終了信号が時間的に付加した信号を本考案の曲情報(以下 、本案曲情報と称する。)として従来形の曲情報に変えて、LD等の永久記憶手 段に記憶する。このように記憶された本案曲情報を、信号発生部で再生した後、 印刷信号と従来形の曲情報とに分離して、印刷情報をハードコピー端末に入力し 、従来形の曲情報を従来形の表現部に入力することにより、従来形のカラオケ装 置動作に加えて、希望する曲に関連するハードコピーを得ることが可能となる。 すなわち、本考案は、表現部とハードコピー端末とを備え、 音声情報、映像情報及び文字情報からなる動画音声表示信号と印刷情報とを含 む信号から、上記動画音声表示信号と上記印刷情報とを再生して、 上記再生された動画音声表示信号に基づいて上記表現部から文字を含む映像と 音声を出力し、かつ上記再生された印刷情報に基づいて上記コードコピー端末か ら所望の情報を印刷出力することを特徴とする。 このように、歌った曲の情報をハードコピーとして残すことができると、これ を見て、学習練習ができ、また曲番号等が印字されていると次回にその曲を選択 しやすいという利点がある。また、このハードコピーの結果にスポンサーの広告 を導入するとハードコピーを対して利用者が支払う対価を少なくできるという利 点がある。
【0005】 本考案においては、上記カラオケ装置がさらに、 動画音声表示信号と印刷情報とを含む信号を、上記動画音声表示信号と上記印 刷情報とに分離して、分離された動画音声表示信号を上記表現部に出力し、分離 された印刷情報をハードコピー端末に出力する信号分配器を備えることが好まし い。これによって、容易に上記動画音声表示信号と上記印刷情報とを分離できる 。
【0006】 また、本考案においては、上記ハードコピー端末が、 各セクタに各曲の印刷情報を記憶し、外部からの指示信号に従って所望の曲の 印刷情報を出力するシークスキャン形メモリと、 上記シークスキャン形メモリから出力される印刷情報に従って印刷して出力す るプリント装置とを備えることが好ましい。
【0007】 また、本考案においては、上記カラオケ装置が、 内部に少なくとも1つの広告データが記憶されたメモリを備え、当該メモリに 記憶された広告データに基づいて広告情報を発生する広告発生部と、 上記広告発生部で発生された広告情報と上記印刷情報とを合成して出力する信 号合成器を備えることにより、容易に上記ハードコピー端末から、上記広告情報 を含む印刷情報を印刷して出力することができる。
【0008】 また、本考案においては、上記信号分配器が、入力端子T1と、ハードコピー 端末側の出力端子T3と、表現部側の出力端子T2とを有し、かつ2つのスイッ チSW1,SW2と、タップ付き遅延線111と、2つの比較器112,113 と、印刷情報識別記号発生器114と、印刷情報終了記号発生器115とを備え 、 スイッチSW2が閉じて、スイッチSW1が開放されている状態で、印刷情報 識別記号発生器114は、印刷情報識別記号を並列に発生し、 タップ付き遅延線111は、これまで入力端子T1から入力され記憶されてい た記憶内容を、比較器112に記憶内容を並列に供給し、 比較器112は、上記タップ付き遅延線111から入力された記憶内容と印刷 情報識別記号発生器114から入力された印刷情報識別記号との比較を行い、上 記記憶内容が印刷情報識別記号を含んでいると判断した場合には、印刷情報識別 記号発生トリガーを発生し、 スイッチSW1は、印刷情報識別記号発生トリガーが入力されると閉じ、 スイッチSW2は、印刷情報識別記号発生トリガーが入力されると開放するこ とにより排他動作をし、 スイッチSW1が閉じて、スイッチSW2が開放されている状態で、 印刷情報終了記号発生器115は、印刷情報終了記号を並列に発生し、 比較器113は、タップ付き遅延線111から並列に供給される、入力端子T 1を介してこれまで入力された信号の記憶内容と印刷情報収量記号発生器115 から入力される印刷情報終了記号との比較を行い、上記記憶内容が印刷情報終了 記号を含んでいると判断すると、印刷情報終了記号発生トリガーを発生し、 スイッチSW2は、印刷情報終了記号発生トリガが入力されると閉じ、 スイッチSW1は、比較器113中の印刷情報終了記号が出力端子T3を介し て送出され終わるのを待って開放することにより遅延排他動作をして、 上記排他動作及び上記遅延排他動作によって、スイッチSW2が閉じており、 スイッチSW1が開放されている状態で出力端子T2から上記表現部に出力し、 入力端子T1から入力された信号が、印刷情報識別記号を含むことが判明する と、スイッチSW1,SW2の開閉を逆にし、ハードコピー端末側の出力端子T 3からの信号の送出しと同時に表現部側の出力端子T2からの信号の送出を停止 することが好ましい。
【0009】 また、本考案においては、上記信号合成器が、印刷信号入力端子T28、広告 情報入力端子T27、広告情報終了トリガ入力端子T30と、出力端子T26、 印刷情報終了記号トリガ出力端子T29と広告情報終了記号トリガ出力端子T3 1とを有し、かつスイッチSW3,SW4の2つのスイッチとタップ付き遅延線 211と比較器212と印刷情報終了記号発生器213とを備えてなり、 スイッチSW3が閉じており、スイッチSW4が開放されている状態において 、 印刷情報終了記号発生器213は印刷情報終了記号を並列に発生し、 タップ付き遅延線211は、これまで印刷信号入力端子T28から入力されて 記憶されていた信号を記憶内容として、比較器212に並列に供給し、 比較器212は入力された記憶内容と印刷情報終了記号発生器213より得た 印刷情報終了記号との比較を行い、上記記憶内容が印刷情報終了記号を含んでい ると判断すると印刷情報終了記号トリガを発生し、 スイッチSW4は、印刷情報終了記号トリガが入力されると閉じ、 スイッチSW3は、印刷情報終了記号トリガが入力されると開放することによ り排他動作し、 スイッチSW4が閉じており、スイッチSW3が開放されている状態において 、広告情報終了トリガ入力端子T30に広告発生部23から広告情報の終了を示 す広告情報終了トリガが入力されると、これをそのまま広告情報終了トリガ出力 端子T31から出力し、広告情報終了トリガの入来によりスイッチSW3を閉じ 、スイッチSW4を開放することにより排他動作を行うことにより、 スイッチSW3が閉じており、スイッチSW4が開放されている状態すなわち 印刷信号入力端子T28を介して入力された信号が出力端子T26から出力され ている状態で、これまで入力された信号が印刷情報終了記号を含むことが判明す ると、印刷情報終了記号トリガにより直列記憶装置21からの信号送出を停止し 、スイッチSW3,SW4の開閉を逆にして広告情報入力端子T27を介して入 力される信号を出力端子T26から送出を始め、 スイッチSW4が閉じており、スイッチSW3が開放されている状態すなわち 広告情報入力端子T27を介して入力された信号が出力端子T26から出力され ている状態で、広告発生部23から広告情報の終了を示す広告情報終了トリガが このトリガ入力端子T30を介して入力されると、スイッチSW3,SW4の開 閉を逆にして、また直列記憶装置21からの信号の送出を再開しこの信号を印刷 信号入力端子T28を介して通じてタップ付き遅延線211に読み込みまた同時 にタップ付き遅延線211に記憶していた情報を出力端子T26を介して送出を 開始することが好ましい。
【0010】 さらに、本考案においては、上記広告発生器が、印刷情報終了記号トリガ入力 端子T34と広告情報出力端子T33と広告情報終了トリガ出力端子T32の3 個の端子を有し、シークスキャン形メモリ231、タップ付き遅延線232、比 較器233、広告情報終了記号発生器234、乱数発生器236、カウンタ23 5、スイッチSW5とを含んでなり、 印刷情報終了記号トリガ入力端子T34に印刷情報終了記号トリガが入力され ると、 その各セクタにそれぞれ広告信号が記憶されたシークスキャン形メモリ231 は、キーとして広告情報識別記号を導入することにより対応する広告情報と広告 情報終了記号の組を非破壊的に取り出し、 乱数発生器236は、シークスキャン形メモリ231に記憶された広告信号の 広告情報識別記号の範囲のランダムな整数を発生し、 カウンタ235は、シークスキャン形メモリ231に記憶された広告信号の広 告情報識別記号の範囲の、1つづつ増加する整数を発生し、 スイッチSW5は乱数発生器236とカウンタ235のうちのどちらかの出力 を選択して、使用モードに応じていずれかの出力をシークスキャン形メモリ23 1に導入することにより、広告情報識別記号に対応する広告信号のなかで広告情 報識別記号以外の部分すなわち広告情報と広告情報終了記号をタップ付き遅延線 232に並列入力の形式で一度に導入し、 その後、タップ付き遅延線232はクロックを開始し、結果としてタップ付き 遅延線232に記憶された広告情報を順次、広告情報出力端子T33から送出し 、タップ付き遅延線232の出力端子およびそれに近い、全体で広告情報終了記 号の長さと同数の個数のタップの出力が、その一方の入力端子を介して比較器2 33に並列形式で導かれ、この比較器233の他方の端子には広告情報終了記号 発生器234から広告情報終了記号が入力されていて、この広告情報終了記号が タップ付き遅延線232から送出される直前に比較器233は合致を発見しこの 広告発生器23の広告情報終了トリガ出力端子T32から広告情報終了トリガを 出力することが好ましい。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、図面を参照して、本考案に係る実施の形態のカラオケ装置について説明 する。図1は、本考案のカラオケ装置の構成を示すブロック図であり、当該カラ オケ装置は、信号発生部51と表現部52と信号分配器11とシークススキャン 形メモリ12とプリント装置13とからなる。本実施の形態において、シークス スキャン形メモリ12とプリント装置13とによって、ハードコピー端末が構成 される。ここで、本実施の形態において、信号発生部51によって再生される信 号は、本案曲情報であって、図1において2の符号を付して示すように、印刷信 号識別信号、印刷情報、印刷情報終了信号並びに音声と映像と文字とからなる従 来形の曲情報から構成される。以下、印刷信号識別信号、印刷情報、印刷情報終 了信号が時間的にこの順に並んだ信号を印刷信号と称する。
【0012】 本実施の形態のカラオケ装置において、本案曲情報aは、信号分配器11に入 力される。信号分配器11は、印刷信号識別記号を検出すると、それ以後の信号 は印刷信号であると判定してハードコピー端末に印刷信号を入力する。さらに、 信号分配器11は、印刷信号終了記号を検出すると印刷信号終了記号に後続する 信号は従来形の曲情報であると判定し、印刷信号終了信号に後続する信号を表現 部52に入力する。この印刷信号終了信号に後続する信号を、図1においては、 bの符号を付して示している。この信号bは、従来形の曲情報であるので、カラ オケ装置の表現部52は、従来形のカラオケ装置の動作を行う。
【0013】 ハードコピー端末の中のシークスキャン形メモリ12には、演奏された曲の印 刷信号が全て入力される。シークスキャン形メモリ12に印刷したい曲の印刷情 報識別記号を入力することにより、シークスキャン形メモリからプリント装置に その曲に関する印刷情報が導入されその曲の楽譜や歌詞等の情報が印刷されて出 力される。また、シークスキャン形メモリ12に消去したい曲の印刷信号識別記 号を入力することにより、シークスキャン形メモリ12に記憶された曲に関する 印刷情報を削除することができる。
【0014】 次に、本実施の形態のカラオケ装置の各部動作の詳細な説明を行う。信号分配 器11は、信号発生部51に接続された入力端子T1と表現部52に接続された 出力端子T2とシークスキャン形メモリ12に接続された出力端子T3とを備え 、信号発生部51から入力端子T1を介して入力された信号が印刷情報識別記号 を含むと判定すると、出力端子T3から入力された信号をシークスキャン形メモ リ12に出力すると同時に出力端子T2からの出力を停止する。すなわち、出力 端子T2から出力端子T3への回路の切換は、排他的に行われる。また、信号分 配器11は、信号発生部51から入力端子T1を介して入力された信号が印刷情 報終了記号を含むと判定すると、当該記号の後に入力される信号すなわち従来形 の曲情報を出力端子T2を介して表現部52に出力する。ここで、印刷情報終了 記号は、出力端子T3を介してシークスキャン形メモリ12に入力される。すな わち、本実施の形態では、出力端子T2からの出力に平行して、出力端子T3を 介して印刷情報終了記号を出力し、印刷情報終了記号を出力の終了直後に出力端 子T3からの出力を停止する。このように出力端子T3から出力端子T2側への 回路の切換は、遅延を伴う排他的動作となるので、このような動作を遅延排他動 作と称することとする。以上述べた信号分配器11の動作が本実施の形態の中心 的な動作である。
【0015】 また、ハードコピー端末のシークスキャン形メモリ12には、図1に示すよう に、その入力端子T4を介して印刷信号cが入力され、シークスキャン形メモリ の1つのセクタには1つの印刷信号が記録される。この印刷信号は、上述したよ うに、印刷情報識別記号、印刷情報、印刷情報終了記号がこの順に並んでなる。 また、シークスキャン形メモリ12の各セクタは上方から下方に向かって配置さ れている。シークスキャン形メモリ12の1つのセクタに格納された1つの印刷 信号はそれが持つ印刷情報識別記号をキーとして非破壊的読み出しのための印刷 情報識別記号は、シークスキャン形メモリ12の入力端子T5を介して入力され る。ここで、入力端子T5は印刷情報識別記号を並列入力するための多線の端子 である。非破壊読み出しで得たシークスキャン形メモリ出力は、出力端子T7を 介して出力され、プリント装置13に入力される。これによって、プリント装置 13で印刷したい曲の印刷情報を印刷して出力できる。また、破壊的読み出しの ための印刷情報識別記号は、シークスキャン形メモリ12の入力端子T6を介し て入力される。ここで、入力端子T6は、入力端子T5と同様、印刷情報識別記 号を並列入力するための多線の端子である。これによって、破壊的読み出しで得 たシークスキャン形メモリ出力を利用しない場合、対応する曲の印刷信号を削除 することが可能である。
【0016】 以上説明した実施の形態は、図2に示すように構成してもよい。すなわち、図 2に示した、本考案に係る変形例のカラオケ装置は、ハードコピーの結果に広告 を導入することを可能にしたものであって、以下のように構成される。ここで、 図2において、図1と同様のものには同様の符号を付して示している。 この変形例において、信号発生部51によって再生される信号は、上述の実施 の形態と同様、本案曲情報aであり、印刷情報識別記号、印刷信号、印刷情報終 了記号ならびに音声と映像と文字からなる従来形の曲情報から構成され、直列記 憶装置21に入力される。そして、この直列記憶装置21の出力と広告発生部2 3の出力とは信号合成器22で合成される。広告発生部23が発生する信号は、 図2の中でeの符号を付して示す広告情報のみからなり、この広告情報eは、信 号合成器22によって、本案曲情報a中の印刷情報の後に付加される。その結果 、図2中において、fの符号を示す本案広告付き曲情報が信号合成器22の出力 として得られる。この広告情報が負荷された印刷情報は、信号分配器11に入力 され、以下、上述の実施の形態と同様に、動作する。
【0017】 以下、本考案に係る変形例のカラオケ装置の各部の構成と動作をさらに詳細に 説明する。信号発生部51で再生された本案曲情報aは、直列記憶装置21に、 その入力端子T24を介して入力される。入力された本案曲情報は、一旦直列記 憶装置21に格納された後、直列記憶装置21の出力端子T25から順次そのま まの形で出力され、信号合成器22にその印刷信号入力端子T28を介して入力 される。信号合成器22はまた、広告情報入力端子T27と、出力端子T26を 有する。この信号合成器22は、入力端子T28と入力端子T27の2つの入力 端子の切換を行う。信号合成器22は、当初入力端子を入力端子T28の側に切 り替えてあり、入力端子T28を介して直列記憶装置21から入力された信号が 信号合成器22の出力端子T26から出力される。
【0018】 しかしながら、本案曲情報aのうちの印刷情報終了記号が信号合成器22に認 識された瞬間、信号合成器22は、印刷情報終了記号トリガを出力端子T29を 介して、直列記憶装置21と広告発生部23とに入力する。直列記憶装置21は 、印刷情報終了記号トリガが入力されると、信号の送出を停止し、広告発生部2 3は、印刷情報終了記号トリガが入力されると、図2においてeの符号を付して 示す広告情報の発生を開始する。そして、信号合成器22自身は、この印刷情報 終了記号トリガを発生すると同時に、その入力端子を広告発生部23からの出力 が入力される入力端子T27に切換るので、以後は、広告情報が信号合成器22 から、出力端子T26を介して出力される。
【0019】 次に、広告発生器23は、広告情報の終了にあたり、広告情報終了トリガを発 生して、その出力端子T32を介して信号合成器22に出力する。入力端子T3 0を介して信号合成器22に入力された広告情報終了トリガは、信号合成器22 の出力端子T31を介して直列記憶装置21に出力される。この広告情報終了ト リガは、信号合成器22の入力端子を入力端子T28側に切換、かつ直列記憶装 置21の信号送出を再開させる。これによって、信号合成器22の出力として、 出力端子T26を介して印刷終了信号及びそれ以降の信号が出力される。 以後の動作は、実施の形態と同様である。
【0020】 以下、信号分配器11と信号合成器22について、さらに詳細に説明する。 まず、図3を参照して信号分配器11について説明する。信号分配器11は、 上述したように、入力端子T1と、ハードコピー端末側の出力端子T3と、表現 部側の出力端子T2とを有し、2つのスイッチSW1,SW2と、タップ付き遅 延線111と、2つの比較器112,113と、印刷情報識別記号発生器114 と、印刷情報終了記号発生器115とからなる。
【0021】 以上のように構成された信号分配器111における、比較器112に関連した 動作を説明する。この動作は、スイッチSW2が閉じて、スイッチSW1が開放 されている状態における動作である。この状態で、印刷情報識別記号発生器11 4は、印刷情報識別記号を並列に発生する。タップ付き遅延線111にはこれま で入力端子T1から入力された信号が記憶されており、比較器112に記憶内容 を並列に供給する。比較器112は、この記憶内容と印刷情報識別記号発生器1 14から入力された印刷情報識別記号との比較を行い、上記記憶内容が印刷情報 識別記号を含んでいると判断すると比較器112は印刷情報識別記号発生トリガ ーを発生する。図3においては、当該トリガーの経路を比較器112から引き出 された点線で示している。印刷情報識別記号発生トリガーは、スイッチSW1に 入力されて、スイッチSW1を閉じる働きをし、同時にスイッチSW2を開放さ せる働きをする。この動作は、図1の説明で定義した排他動作であり、図3にお いては、スイッチSW1からスイッチSW2へ向かう点線の矢印で示している。
【0022】 次に、比較器113に関連する動作を説明する。この動作は、スイッチSW1 が閉じて、スイッチSW2が開放されている状態における動作である。この状態 で、印刷情報終了記号発生器115は、印刷情報終了記号を並列に発生する。比 較器113は、タップ付き遅延線111から並列に供給された、入力端子T1を 介してこれまで入力された信号の記憶内容と印刷情報収量記号発生器115から 得た印刷情報終了記号との比較を行い、上記記憶内容が印刷情報終了記号を含ん でいると判断すると、比較器113は印刷情報終了記号発生トリガーを発生する 。図3では、当該トリガの経路を比較器113から引き出された点線で示してい る。この印刷情報終了記号発生トリガは、スイッチSW2を閉じる働きをし、比 較器113中の印刷情報終了記号が出力端子T3を介して送出され終わるのを待 ってスイッチSW1を開放させる働きをする。このように開放されるスイッチの 開放時期が遅延する。この動作は、図1の説明において上述したように、遅延排 他動作であり、図3においては、スイッチSW2からスイッチSW1へ向かう点 線の矢印で示している。
【0023】 スイッチSW1の入力は、タップ付き遅延線111の出力であり、スイッチS W2の入力は、タップ付き遅延線111の入力であり、この間に遅延差が存在す る。上述した排他動作及び遅延排他動作によって、信号分配器11は、以下のよ うな動作を行う。すなわち、信号分配器11の定常状態はスイッチSW2が閉じ ており、スイッチSW1が開放されている状態であり、表現部側の出力端子T2 から出力されている状態である。このような状態において、入力端子T1から入 力された信号が、印刷情報識別記号を含むことが判明すると、スイッチSW1, SW2の開閉を逆にし、ハードコピー端末側の出力端子T3からの信号の送出介 しと同時に表現部側の出力端子T2からの信号の送出を停止する。
【0024】 一方スイッチSW1が閉じており、スイッチSW2が開放されている状態であ り、ハードコピー端末側の出力端子T3から出力をする状態における変化を考え る。これまで入力端子T1を介して入力された信号が印刷情報終了記号を含むこ とが判明すると直ちにスイッチSW2を閉じ表現部側の出力端子T2から、この 印刷情報終了記号の後に入力端子T1を介して入力された信号すなわち従来形の 曲情報を順次出力する。また遅延排他動作により、表現部側の出力端子T2から の信号送出開始後も、ハードコピー端末側の出力端子T3からの印刷情報終了記 号の送出を継続し、印刷情報終了記号送出終了後にスイッチSW1を開放してハ ードコピー端末側の出力端子T3からの信号の送出を停止する。
【0025】 ここに述べた動作は図1に関して説明した信号分配器11の動作と一致してお り、図3に示す構成によりこの信号分配器11が実現できたことになる。ここで 述べた遅延排他動作は比較器113と同じ時間長だけスイッチSW2の開放をク ロックカウンタ等で遅らせることにより実現できる。 なお印刷情報識別記号発生器114が発生する印刷情報識別記号および印刷情 報終了記号発生器115が発生する印刷情報終了記号は不変の信号であるので、 適宜ROM(リードオンリーメモリ)で発生できる。
【0026】 次に信号合成器22について述べる。図4が信号合成器22の図である、これ は相当する印刷信号入力端子T28、広告情報入力端子T27、広告情報終了ト リガ入力端子T30の3個の入力端子を持つ。また信号合成器22は出力端子T 26、印刷情報終了記号トリガ出力端子T29から前述の広告情報終了トリガ入 力端子T27を介して入力される信号をそのまま出力し、さらに広告情報終了記 号トリガ出力端子T31を有し、合計3個の出力端子を持つ。図4にはこれらの 端子名を点番号と共に表記してある。また信号合成器22はスイッチSW3,S W4の2つのスイッチ、タップ付き遅延線211と比較器212および印刷情報 終了記号発生器213から構成される。
【0027】 以下、信号合成器22の動作を説明する。 まず、比較器212に関連する動作を説明する。この動作はスイッチSW3が 閉じており、スイッチSW4が開放されている状態における動作である、印刷情 報終了記号発生器213は印刷情報終了記号を並列に発生する。タップ付き遅延 線211にはこれまで印刷信号入力端子T28から入力された信号が記憶されて おり、比較器212に記憶内容を並列に供給する。比較器212はこの記憶内容 と印刷情報終了記号発生器213より得た印刷情報終了記号との比較を行い、上 記記憶内容が印刷情報終了記号を含んでいると判断すると比較器212は印刷情 報終了記号トリガを発生する。図4ではこのトリガの経路を比較器212から引 き出した点線で示してある。このトリガはスイッチSW4を閉じる働きをし、同 時にスイッチSW3を開放する働きをする。この動作は、図2の説明にて定義し たように排他動作であり、図4中のスイッチSW3,SW4間に矢印で示してい る。ここでは双方向に向いた矢印のうち上向きの矢印がここでの動作を表現する 。
【0028】 次に広告情報終了トリガに関連する動作を説明する。この動作はスイッチSW 4が閉じており、スイッチSW3が開放されている状態における動作である。広 告情報終了トリガ入力端子T30に広告発生部23から広告情報の終了を示す広 告情報終了トリガが入力されると、これをそのまま広告情報終了トリガ出力端子 T31から直列記憶装置21に出力する。信号合成器22はこのトリガの入来に よりスイッチSW3を閉じ、スイッチSW4を開放する動作を行う。ここでも図 1の説明の排他動作が行われる。図4中の双方向に向いた矢印のうち上向きの矢 印がここでの動作を表現する。
【0029】 これら2つの比較器に関連する動作、広告情報終了トリガに関連する動作を総 合してみる。スイッチSW3が閉じており、スイッチSW4が開放されている状 態すなわち印刷信号入力端子T28を介して入力された信号が出力端子T26か ら出力されている状態でこれまで信号合成器22に入力された信号が印刷情報終 了記号を含むことが判明すると、印刷情報終了記号トリガにより直列記憶装置2 1からの信号送出を停止し、スイッチSW3,SW4の開閉を逆にして広告情報 入力端子T27を介して入力される信号を出力端子T26から送出を始める。
【0030】 またスイッチSW4が閉じており、スイッチSW3が開放されている状態すな わち広告情報入力端子T27を介して入力された信号が出力端子T26から出力 されている状態で、広告発生部23から広告情報の終了を示す広告情報終了トリ ガがこのトリガ入力端子T30を介して入力されると、スイッチSW3,SW4 の開閉を逆にして、また直列記憶装置21からの信号の送出を再開しこの信号を 印刷信号入力端子T28を介して通じてタップ付き遅延線211に読み込みまた 同時にタップ付き遅延線211に記憶していた情報を出力端子T26を介して送 出を開始する。この結果、図4中のタップ付き遅延線211に記憶されていた印 刷情報終了記号を先頭として、その後に曲情報が継続する、印刷信号入力端子T 28を介して入力される信号を出力端子T26から送出を始める。
【0031】 以上述べた動作は図2に関して説明した信号合成器22の動作と一致しており 、図4に示す構成によりこの信号合成器22が実現できたことになる。なお、印 刷情報終了記号発生器が発生する印刷情報終了記号は不変の信号であるので、適 宜ROM(リードオンリーメモリー)で発生できる。
【0032】 次に、プリント装置13とシークスキャン形メモリ12からなるハードコピー 端末の実現法について述べる。上述したように、ハードコピー端末においては、 シークスキャン形メモリ12の入力端子T4に印刷信号が入力される。ハードコ ピー端末においては、シークスキャン形メモリ12の入力端子T4がハードコピ ー端末の唯一の外部端子である。 本考案において、プリント装置13は市販のプリンタをそのまま用いることが できる。また、シークスキャン形メモリ12は次の性質を持つことが必要である 。すなわち、「シークスキャン形メモリ12の記憶領域は複数のセクタに分割さ れ、キー情報を入力することにより希望のセクタの記憶内容全体を破壊または非 破壊読出しの形で取り出し可能である。」ことである。この動作は「各セクタを 定期的に走査探索するシークスキャン機能により実現される。この機能は通常の ハードディスクドライブ動作を半導体を用いて実現したいわゆるシリコンディス クでも当然実現可能である。
【0033】 ハードコピー端末では、上記性質を持つシークスキャン形メモリ12の1つの セクタに1つの印刷信号を導入する形式で使用する。印刷信号は印刷情報識別記 号、印刷情報、印刷情報終了記号からなるが、シークスキャン形メモリ12にキ ーとして印刷情報識別記号をを導入することにより対応する印刷信号を破壊的ま たは非破壊的に取り出すことができる。図1には、非破壊的読出し用の印刷情報 識別記号入力端子T5と、破壊的読出し用の印刷情報識別記号入力端子T6とを 表してある。これら印刷したい曲の印刷情報識別記号入力端子T5、削除したい 曲の印刷情報識別記号入力端子T6とを備えることにより、図1の説明で示した シークスキャン形メモリ12の機能を満たすことができる。
【0034】 次に、図5を参照して、広告発生器23の構成法ならびに動作の説明を行う。 広告発生器23は、印刷情報終了記号トリガ入力端子T34と広告情報出力端子 T33と広告情報終了トリガ出力端子T32の3個の端子を有し、シークスキャ ン形メモリ231、タップ付き遅延線232、比較器233、広告情報終了記号 発生器234、乱数発生器236、カウンタ235、スイッチSW5からなる。
【0035】 以上のように構成された広告発生器23ではハードコピー端末の説明中に示し たシークスキャン形メモリ12と同様の機能を満たすシークスキャン形メモリ2 31を用い、当該メモリ231の1つのセクタに1つの広告信号を導入する形式 で使用する。ここで、広告信号は広告情報識別記号、広告情報、広告情報終了記 号からなる。このうち最終的に広告情報出力端子T33を介して出力されるもの は広告情報のみである。 シークスキャン形メモリ231にキーとして広告情報識別記号を導入すること により対応する広告情報と広告情報終了記号の組を破壊的または非破壊的に取り 出すことができる。広告発生器23では、非破壊的に取り出す機能のみを用いる 。図5において、シークスキャン形メモリ231のキー入力端子T35がこの広 告情報識別記号を導入するための端子である。
【0036】 また、乱数発生器236はランダムな整数を発生し、カウンタ235は1つづ つ増加する整数を発生する。いずれもシークスキャン形メモリ231に記憶され た広告信号の広告情報識別記号の範囲の数値を発生するように構成する。ここで のスイッチSW5は乱数発生器236とカウンタ235のうちのどちらかの出力 を選択するために用いる。使用モードに応じていずれかの出力がシークスキャン 形メモリ231に導入される。 この部分の動作は、印刷情報終了記号トリガ入力端子T34に印刷情報終了記 号トリガが入力されることにより開始する。このトリガの入力により乱数発生器 236またはカウンタ235は1つの広告情報識別記号を発生する。 この広告情報識別記号はシークスキャン形メモリ231のキー入力端子T35 からシークスキャン形メモリ231に入力される。この結果、シークスキャン形 メモリ231はこの広告情報識別記号に対応する広告信号のなかで広告情報識別 記号以外の部分すなわち広告情報と広告情報終了記号をタップ付き遅延線232 に並列入力の形式で一度に導入する。
【0037】 その後、タップ付き遅延線232はクロックを開始し、結果としてタップ付き 遅延線232に記憶された広告情報が順次、広告情報出力端子T33から送出さ れる。 タップ付き遅延線232の出力端子およびそれに近い、全体で広告情報終了記 号の長さと同数の個数のタップの出力が、その一方の入力端子を介して比較器2 33に並列形式で導かれる。この比較器233の他方の端子には広告情報終了記 号発生器234から広告情報終了記号が入力されていて、この広告情報終了記号 がタップ付き遅延線232から送出される直前に比較器233は合致を発見しこ の広告発生器23の広告情報終了トリガ出力端子T32から広告情報終了トリガ を出力する。
【0038】 以上が広告発生器23の動作であるが、この動作は入力端子T34から印刷情 報終了トリガが入力されると、広告情報を出力端子T33から順次出力し、広告 情報の発生が終了すると広告情報終了トリガを出力端子T32から出力するとい うものであり、図2に示した広告発生器23の機能が実現される。
【0039】 図2における直列記憶装置21は適切な形のシフトレジスタで構成することが できる。ここで本考案で用いる印刷情報識別記号の形式について説明する。これ は印刷情報識別記号であることを示す桁と、各曲に固有の曲番号を示す桁から構 成されている。信号分配器11では、このうち印刷情報識別記号であることを示 す桁のみが印刷情報の識別に用いられており、ハードコピー端末中のシークスキ ャン形メモリ12では全ての桁が用いられている。印刷情報識別記号中に図1、 図2の信号発生部51によって再生された際の発生時刻を示す桁を設けるとハー ドコピー端末中の削除したい曲の印刷情報識別番号の導入に際して、その時刻に 相当する曲の印刷情報を削除することが可能になり、記憶内容を「忘れさせる」 効果が得られる。図2中fとして示した印刷情報と広告情報からなる本案広告付 加曲情報においては、時間的に印刷情報が先に配置され、広告情報が後に配置さ れているが、このことは図2中のプリント装置で印刷した際に前者が上、後者が 下に印刷されることにはつながらないことは言うまでもない。直列信号である時 間信号から二次元信号である印刷画面に変換する際に様々な変換が可能であり、 印刷結果としてこれらを全体としてまたは部分毎に自由に配置することが可能で ある。もちろんこれらの時間関係を自由に入れ替える変換装置を構成することも 可能である。 図2では広告情報の挿入をカラオケ装置の表現部へ送られる信号分離以前に行 っているが、もちろんこの挿入を分離以後に行うことも可能である。
【0040】
【考案の効果】
以上説明したように、永久記憶手段に記憶された本案曲情報を、信号発生部で 再生した後、印刷信号と従来形の曲情報とに分離して、印刷情報をハードコピー 端末に入力することにより、従来形の曲情報を従来形の表現部で表示するととも に、従来形のカラオケ装置動作に加えて、希望する曲に関連するハードコピーを 得ることができる。 このように、プリントアウトされた楽譜カードを何枚か集めると個人的な愛唱 歌集になり、いつでも好きな所で見て楽しんだり練習したりでき、美しい絵・写 真をバックに重ねてメッセージを入れれば新しいコミュニケーション・文化手段 にもなり、従来に比べてより広く深く立体的にカラオケを享受利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る実施の形態のカラオケ装置のブ
ロック図である。
【図2】 本考案に係る変形例のカラオケ装置のブロッ
ク図である。
【図3】 図1の信号分配器11の構成を示すブロック
図である。
【図4】 図2の信号合成器22の構成を示すブロック
図である。
【図5】 図2の広告発生器23の構成を示すブロック
図である。
【図6】 従来例のカラオケ装置のブロック図である。
【符号の説明】
11…信号分配器、 12,231…シークスキャン形メモリ、 13…プリント装置、 21…直列記憶装置、 22…信号合成器、 23…広告発生部、 51…信号発生部、 52…表現部、 111,211,232…タップ付き遅延線、 112,113,212,233…比較器、 114…印刷情報識別記号発生器、 115,213…印刷情報終了記号発生器、 234…広告情報終了記号発生器、 カウンタ…235、 乱数発生器…236。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/79 H04N 9/79 H

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表現部とハードコピー端末とを備え、 音声情報、映像情報及び文字情報からなる動画音声表示
    信号と印刷情報とを含む信号から、上記動画音声表示信
    号と上記印刷情報とを再生して、 上記再生された動画音声表示信号に基づいて上記表現部
    から文字を含む映像と音声を出力し、かつ上記再生され
    た印刷情報に基づいて上記コードコピー端末から所望の
    情報を印刷出力することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 上記カラオケ装置がさらに、 動画音声表示信号と印刷情報とを含む信号を、上記動画
    音声表示信号と上記印刷情報とに分離して、分離された
    動画音声表示信号を上記表現部に出力し、分離された印
    刷情報をハードコピー端末に出力する信号分配器を備え
    た請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 上記ハードコピー端末が、 各セクタに各曲の印刷情報を記憶し、外部からの指示信
    号に従って所望の曲の印刷情報を出力するシークスキャ
    ン形メモリと、 上記シークスキャン形メモリから出力される印刷情報に
    従って印刷して出力するプリント装置とを備えた請求項
    1又は2記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 上記カラオケ装置が、 内部に少なくとも1つの広告データが記憶されたメモリ
    を備え、当該メモリに記憶された広告データに基づいて
    広告情報を発生する広告発生部と、 上記広告発生部で発生された広告情報と上記印刷情報と
    を合成して出力する信号合成器を備え、 上記ハードコピー端末から、上記広告情報を含む印刷情
    報を印刷して出力する請求項1〜3のうちの1つに記載
    のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 上記信号分配器が、入力端子T1と、ハ
    ードコピー端末側の出力端子T3と、表現部側の出力端
    子T2とを有し、かつ2つのスイッチSW1,SW2
    と、タップ付き遅延線111と、2つの比較器112,
    113と、印刷情報識別記号発生器114と、印刷情報
    終了記号発生器115とを備え、 スイッチSW2が閉じて、スイッチSW1が開放されて
    いる状態で、印刷情報識別記号発生器114は、印刷情
    報識別記号を並列に発生し、 タップ付き遅延線111は、これまで入力端子T1から
    入力され記憶されていた記憶内容を、比較器112に記
    憶内容を並列に供給し、 比較器112は、上記タップ付き遅延線111から入力
    された記憶内容と印刷情報識別記号発生器114から入
    力された印刷情報識別記号との比較を行い、上記記憶内
    容が印刷情報識別記号を含んでいると判断した場合に
    は、印刷情報識別記号発生トリガーを発生し、 スイッチSW1は、印刷情報識別記号発生トリガーが入
    力されると閉じ、 スイッチSW2は、印刷情報識別記号発生トリガーが入
    力されると開放することにより排他動作をし、 スイッチSW1が閉じて、スイッチSW2が開放されて
    いる状態で、 印刷情報終了記号発生器115は、印刷情報終了記号を
    並列に発生し、 比較器113は、タップ付き遅延線111から並列に供
    給される、入力端子T1を介してこれまで入力された信
    号の記憶内容と印刷情報収量記号発生器115から入力
    される印刷情報終了記号との比較を行い、上記記憶内容
    が印刷情報終了記号を含んでいると判断すると、印刷情
    報終了記号発生トリガーを発生し、 スイッチSW2は、印刷情報終了記号発生トリガが入力
    されると閉じ、 スイッチSW1は、比較器113中の印刷情報終了記号
    が出力端子T3を介して送出され終わるのを待って開放
    することにより遅延排他動作をして、 上記排他動作及び上記遅延排他動作によって、スイッチ
    SW2が閉じており、スイッチSW1が開放されている
    状態で出力端子T2から上記表現部に出力し、 入力端子T1から入力された信号が、印刷情報識別記号
    を含むことが判明すると、スイッチSW1,SW2の開
    閉を逆にし、ハードコピー端末側の出力端子T3からの
    信号の送出しと同時に表現部側の出力端子T2からの信
    号の送出を停止する請求項2〜4のうちの1つに記載の
    カラオケ装置。
  6. 【請求項6】 上記信号合成器が、印刷信号入力端子T
    28、広告情報入力端子T27、広告情報終了トリガ入
    力端子T30と、出力端子T26、印刷情報終了記号ト
    リガ出力端子T29と広告情報終了記号トリガ出力端子
    T31とを有し、かつスイッチSW3,SW4の2つの
    スイッチとタップ付き遅延線211と比較器212と印
    刷情報終了記号発生器213とを備えてなり、 スイッチSW3が閉じており、スイッチSW4が開放さ
    れている状態において、 印刷情報終了記号発生器213は印刷情報終了記号を並
    列に発生し、 タップ付き遅延線211は、これまで印刷信号入力端子
    T28から入力されて記憶されていた信号を記憶内容と
    して、比較器212に並列に供給し、 比較器212は入力された記憶内容と印刷情報終了記号
    発生器213より得た印刷情報終了記号との比較を行
    い、上記記憶内容が印刷情報終了記号を含んでいると判
    断すると印刷情報終了記号トリガを発生し、 スイッチSW4は、印刷情報終了記号トリガが入力され
    ると閉じ、 スイッチSW3は、印刷情報終了記号トリガが入力され
    ると開放することにより排他動作し、 スイッチSW4が閉じており、スイッチSW3が開放さ
    れている状態において、広告情報終了トリガ入力端子T
    30に広告発生部23から広告情報の終了を示す広告情
    報終了トリガが入力されると、これをそのまま広告情報
    終了トリガ出力端子T31から出力し、広告情報終了ト
    リガの入来によりスイッチSW3を閉じ、スイッチSW
    4を開放することにより排他動作を行うことにより、 スイッチSW3が閉じており、スイッチSW4が開放さ
    れている状態すなわち印刷信号入力端子T28を介して
    入力された信号が出力端子T26から出力されている状
    態で、これまで入力された信号が印刷情報終了記号を含
    むことが判明すると、印刷情報終了記号トリガにより直
    列記憶装置21からの信号送出を停止し、スイッチSW
    3,SW4の開閉を逆にして広告情報入力端子T27を
    介して入力される信号を出力端子T26から送出を始
    め、 スイッチSW4が閉じており、スイッチSW3が開放さ
    れている状態すなわち広告情報入力端子T27を介して
    入力された信号が出力端子T26から出力されている状
    態で、広告発生部23から広告情報の終了を示す広告情
    報終了トリガがこのトリガ入力端子T30を介して入力
    されると、スイッチSW3,SW4の開閉を逆にして、
    また直列記憶装置21からの信号の送出を再開しこの信
    号を印刷信号入力端子T28を介して通じてタップ付き
    遅延線211に読み込みまた同時にタップ付き遅延線2
    11に記憶していた情報を出力端子T26を介して送出
    を開始する請求項4又は5記載のカラオケ装置。
  7. 【請求項7】 上記広告発生器が、印刷情報終了記号ト
    リガ入力端子T34と広告情報出力端子T33と広告情
    報終了トリガ出力端子T32の3個の端子を有し、シー
    クスキャン形メモリ231、タップ付き遅延線232、
    比較器233、広告情報終了記号発生器234、乱数発
    生器236、カウンタ235、スイッチSW5とを含ん
    でなり、 印刷情報終了記号トリガ入力端子T34に印刷情報終了
    記号トリガが入力されると、 その各セクタにそれぞれ広告信号が記憶されたシークス
    キャン形メモリ231は、キーとして広告情報識別記号
    を導入することにより対応する広告情報と広告情報終了
    記号の組を非破壊的に取り出し、 乱数発生器236は、シークスキャン形メモリ231に
    記憶された広告信号の広告情報識別記号の範囲のランダ
    ムな整数を発生し、 カウンタ235は、シークスキャン形メモリ231に記
    憶された広告信号の広告情報識別記号の範囲の、1つづ
    つ増加する整数を発生し、 スイッチSW5は乱数発生器236とカウンタ235の
    うちのどちらかの出力を選択して、使用モードに応じて
    いずれかの出力をシークスキャン形メモリ231に導入
    することにより、広告情報識別記号に対応する広告信号
    のなかで広告情報識別記号以外の部分すなわち広告情報
    と広告情報終了記号をタップ付き遅延線232に並列入
    力の形式で一度に導入し、 その後、タップ付き遅延線232はクロックを開始し、
    結果としてタップ付き遅延線232に記憶された広告情
    報を順次、広告情報出力端子T33から送出し、タップ
    付き遅延線232の出力端子およびそれに近い、全体で
    広告情報終了記号の長さと同数の個数のタップの出力
    が、その一方の入力端子を介して比較器233に並列形
    式で導かれ、この比較器233の他方の端子には広告情
    報終了記号発生器234から広告情報終了記号が入力さ
    れていて、この広告情報終了記号がタップ付き遅延線2
    32から送出される直前に比較器233は合致を発見し
    この広告発生器23の広告情報終了トリガ出力端子T3
    2から広告情報終了トリガを出力する請求項4〜6のう
    ちの1つに記載のカラオケ装置。
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