JPS61225986A

JPS61225986A - 音楽情報出力装置

Info

Publication number: JPS61225986A
Application number: JP60066846A
Authority: JP
Inventors: Yuichi Nishimae; 祐一西前; Masaaki Nishiura; 正昭西浦
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-03-30
Filing date: 1985-03-30
Publication date: 1986-10-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は、例えば文字情報だけでなく、音楽情報も伝
送する文字放送システムにおける音楽情報出力装置に関
する。

〔発明の技術的背景〕

近年、文字情報だけでなく、音符の情報をコード化した
音楽情報も伝送する文字放送システムが開発されている
。このように音楽情報を伝送する文字放送システムにお
いては、受信機の内部あるいは外部に、シンセサイザー
二二、トを備え、このシンセサイデーユニ、トによって
、音楽情報を処理し、音楽機能を実現している。

〔背景技術の問題点〕

しかし、音楽情報を単に音として出力するだけでは、送
られてきた音楽情報を有効に活用しているとは言えない
。すなわち、音楽を楽しむ場合には、単にスピーカから
の出力音を聴くだけでなく、その出力音を聴きながら、
楽譜に従って演奏したシ、カラオケで歌ったシしたい場
合もある。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、送
られてきた音楽音出力用の音楽データから、自動的に楽
譜を作成し、表示することが可能な音楽情報出力装置を
提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、送られてきた音楽音出力用の音楽データか
ら、楽譜表示用のデータを作）、このデータに従って音
楽情報を楽譜表示するとともに、その楽譜画像を音楽音
出力動作に同期させてスクロール表示するようにしたも
のである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図は一実施例の構成を示す回路図である。

第１図において、１１は描画データを格納する画像ＲＡ
Ｍである。この画像ＲＡＭ　１１は、例えば、画面上の
各ドツトの水平座標及び垂直座標に対応してアドレスが
規定される２次元メモリである。

また、この画像ＲＡＭ　１１はサイクルスチル方式によ
って描画データがアクセスされる。すなわち、画像ＲＡ
Ｍ　１１から描画データを読み出す場合、この読み出し
は、１度に複数ドツト分パラレルになされる。これによ
シ、データ読み出しのために、画像ＲＡＭ　１１をアク
セスする時間が短縮される。そして、これによって得ら
れた空き時間を利用して、画像ＲＡＭ　１１に対する描
画データの書き込みがなされる。

このように、画像ＲＡＭ　１１のアクセスにサイクルス
チル方式を採用することによ）、第１図では、垂直ブラ
ンキング期間のような画像非表示期間だけでなく、画像
表示期間にも、データ書き込みがなされる。すなわち、
今、画像側１１から一度に読み出される描画データの数
をｎとすれば、ｎド、ト分の描画データの表示期間の後
半に、次に表示すべきｎドツト分の描画データが読み出
される。そして、上記表示期間の前半を利用してデータ
書き込みがなされる。

このため、ｎドツト分の描画データの表示期間に、デー
タ書き込みのためのアドレスデータとデータ読み出しの
ためのアドレスデータが、画像ＲＡＭ　１１に交互に与
えられることになる。この切換えは、切換え回路１２に
よって達成される。すなわち、切換え回路１２は、同期
信号発生部１３からの制御信号Ｓ　に従って、上記表示
期間の前半には、書き込みアドレスデータＡＷ′ｊｋ選
択し、後半には、読み出しアドレスデータＡＲを選択す
る。同様に、画像ＲＡＭ　１１に書き込む描画データを
ｒ−）するバッファ１４も、制御信号Ｓｃに従って、上
記表示期間の前半にｆｆ−）を開いて、画像ＲＡＭ　１
１に描画データを与える。

画像ＲＡＭ　１１から読み出されたｎドツト分の描画デ
ータは、エンコーダ１５に入力される。

エンコーダ１５は、入力データを１ド、ト単位のシリア
ルデータに変換する。そして、さらに、この変換データ
を、同期信号発生部１３からの表示クロックＣＰに従っ
て、デコードＬ　、　Ｒ（赤）。

Ｇ（緑）、Ｂ（青）のアナログ信号に変換する。このア
ナログ信号は、受像管ＣＲＴ　１６に与えられ、画像表
示される。

次に、この発明の特徴とする点を説明する。

この発明は、送られてきた音楽情報に従って、第１図に
示すミュージックシンセサイザー１７によシ音楽音を出
力するとともに、上記音楽情報に従って、上述したよう
な画像ＲＡＭ　Ｉ　Ｊに、楽譜表示用の描画データを書
き込み、音楽情報に対する楽譜画像も表示するものであ
る。

楽譜画像は、例えば、第２図に示すように、画面ＩＡの
下部に表示される。そして、この楽譜画像の上方には、
例えば、文字情報として伝送された歌詞画像が表示され
る。

この場合、楽譜画像は、シンセサイザー１７による音楽
音の出力動作に同期して横スクロール表示される。しか
も、そのスクロール速度は、１音符毎に制御される。つ
まシ、各音符の音長に応シて、スクロール速度は変更さ
れる。

このように、スクロール速度を１音符ごとに制御するの
は、例えば、画面ＩＡの水平方向の中央位置Ｍを基準点
と仮定し、シンセサイザー１７から出力されている音の
音符画像が、常に、この基準点Ｍで表示されるように、
スクロールを実行するためである。これによシ、コープ
は、シンセサイザー１７から出力されている音の音符画
像を、画面上で容易に確認することができ、シンセサイ
ザー１７からの音楽音に合わせて演奏等を行う場合には
、非常に有効である。

では、第１図に戻シ、上述したようなスクロール表示を
得るための構成を詳細に説明する。

なお、第１図において、画像ＲＡＭ　１１は、楽譜表示
用の描画データだけでなく、歌詞画像等の通常の画像の
描画データも格納されるものである。しかし、第１図で
は、図面の複雑化を避けるために、楽譜画像以外の画像
の描画データをアクセスするための構成は省略する。

第１図において、端子１８には、文字放送信号の重畳さ
れたテレビジ、ン信号が与えられる。

データ取）込みインターフェース１９は、端子１８に与
えられる信号から、文字放送信号だけを取り込む。この
文字放送信号は、文字情報を示すデータ（以下、文字デ
ータと称する）、あるいは、この文字データと音楽情報
を示す音楽データ（以下、この音楽データを付加音デー
タと称する）から成る。制御部２０は、インターフェー
ス１９にで取り込まれたデータから、付加音データを識
別し、これを付加音ＲＡＭ　２１に格納する。

付加音データは、付加音の始ｔＢ　ｓｏｓや終わｊ９　
ＥＯ８を示すデータ、各音の長さく音長）、高さく音高
）、強弱を示すデータ、くシ返し命令ＲＰＴやジャンプ
命令ＪＭＰを示すデータ、それに〈シ返し開始位置やジ
ャンプ先の指標となるラベルＬＢＬを示すデータ等の集
合体である。

音長データは例えば、第３図に示すようなコードデータ
であシ、音高データは例えば第４図に示すようなコード
データである。始まシデータや終わ〕データ、それに、
＜シ返しデータ、ジャンプデータ、ラベルデータも第５
図に示すヨウなコードデータである。

音長は次のようにして決められる。すなわち、今、最小
音符を６４分音符とし、かつ、４分音符の長さが９２回
／秒によって表わされるとすると、最小音符に対応する
基本音長’ｒｕは、６００００　　　（ｍｓ＠ｃ　）２Ｘ１６と表わされる。したがって、４分音符であれば、その音
長け１６τＵとなり、８分音符であれば、８　Ｔｕとな
る。そして、音長データとしては、このようなデータあ
るいは、これを算出可能なノヤラメータが送られてくる
。

第１図において、制御部２０は、付加音ＲＡＭ２１に上
述したような付加音データを格納すると、第６図に示す
フローチャートに従った処理を実行する。

すなわち、制御部２ノは、まず、第６図のステ、プＳ１
にて、付加音ＲＡＭ　２１からデータを読みす。そして
、このデータが付加音データか否かを確認する。付加音
データであれば、ステ、プＳ、に移シ、ラベルデータが
あるか否かを判別する。ラベルデータがなければ、ステ
ップＳ、に移シ、ラベルデータがあれば、ステップＳ４
にて、ラベルデータを付けた後、ステップＳ、に移る。

ステ、プＳ、では、ジャンプデータがあるか否かが判別
され、ジャンプデータがなければ、そのままデータを読
み出して、ステップＳｓに移る。ジャンプデータがあれ
ば、ステラｆＳ６にて指定ラベルにジャンプし、このジ
ャンプ先から、データを読み出して、ステラｆＳ、に移
る。

ステップＳ、では、読み出したデータから、音長、音高
を検出し、この検出結果に従って音符を判定する。次の
ステ、プＳ、では、この判定結果に従って、音符キャラ
クタジェネレータ２２から音符フォントデータを読み出
し、ノ々ツファ１４を介して画像ＲＡＭ　１１に書き込
む。この場合の書き込みアドレスは、制御部２０から出
力され、切換え回路１２を介して画像ＲＡＭ１ノに与え
られる。

次のステップＳ、では、制御部２ｏは、ステラｆＳ、で
読み出したデータをインターフェース２３を介してミュ
ージックシンセサイザー１７に転送する。これにより、
シンセサイザ−１７から音楽音が出力される。なお、イ
ンターフェース２３はハンドシェーク方式によるデータ
転送を行う。

ミュージックシンセサイザ−１２が制御部２０からデー
タを受は取ると、すぐに音楽音を出力するものとすれば
、制御部２ｏは、シンセサイザ−１７にデータを転送し
た後、すぐにステップＳ、〜Ｓ１ｍ　ｋ従りて音符画像
を横スクロールする動作に入る。この横スクロール動作
のための読み出しアドレスデータは、カウンタ２４．２
５から出力される。すなわち、カウンタ２４は水平方向
Ｈの読み出しアドレスデータを出力するカウンタである
。このカウンタ２４は、同期信号発生部１３から出力さ
れる表示クロックＣＰをカウント用クロックとして、画
面左端から１ドツト分ずつ、アドレスを指定可能となっ
ている。カウンタ２５は垂直方向Ｖの読み出しアドレス
データを出力するカウンタである。

このカウンタ２５は、同期信号発生部１３から出力され
る水面同期パルス団をカウント用クロックとして、画面
上端から１水平走査ライン分ずつアドレスを指定可能と
なっている。

カウンタ２４．２５の出力は合成器２６で合成され、切
換え回路１２を介して、画像ＲＡＭ１ノに与えられる。

この場合、カウンタ２４の出力は、画像ＲＡＭ　１１の
読み出しドツト数に合わせて、所定の上位ドツトだけが
、合成器２６にて、カウンタ２５の出力と合成される。

そして、カウンタ２４の出力の下位ビットは、タイミン
グデコーダ２７でデコードされ、エンコーダ１５に与え
られる。この場合、デコーダ２７の出力は、エンコーダ
１５において、画像ＲＡＭ１１からｎドツトパラレルに
読み出された描画データをシリアルデータに変換するた
めのタイミング信号として使われる。

画像ＲＡＭ　１１に音符フォントデータを書き込むため
のアドレスデータは、制御部２０から与えられる。切換
え回路１２はｎドツト分の描画データの表示期間の前半
は、制御部２０からの書き込みアドレスデータを選択し
、後半は合成器２６からの読み出しアドレスデータを選
択する。

横スクロール動作は、カウンタ２４の初期値を変更する
ことによってなされる。この初期値は、制御部２０によ
って作られ、レジスタ２８に保持される。そして、画像
表示位置が、第２図に示す楽譜画像領域に達すると、レ
ジスタ２８忙保持されている初期値がカウンタ２４にプ
リセットされ、カウンタ２４はこの値からカウントを開
始する。

２９は、制御部２０から与えられるカウンタ２５の初期
値を保持するレジスタである。この初期値としては、画
面上端の水平走査ラインに対応するものであってもよい
し、楽譜画像領域の上端の水平走査ラインに対応するも
のであってもよい。すなわち、カウンタ２５を楽譜画像
領域だけで駆動するのであれば、初期値としては、後者
を選べばよい。

ここで、第６図に戻って、横スクロール動作を説明する
。今、文字フォントの水平方向のド、ト数を８とすると
、第６図のステ、グＳ、では、音長（秒）を８で割る演
算がなされる。この演算結果をｎ秒とすると、このｎ秒
間隔で、レジスタ２８の内容が１ずつ更新される。すな
わち、ステ、プ８１１１では、ｎ秒経過したか否かが判
定され、ｎ秒経過したら、ステップＳｔｔにて、レジス
タ２８の内容Ｘに”１”を加える処理がなされるゆこれ
によシ、音符画像は水平方向に１ド、ト分シフトするこ
とになる。このシフト処理は、ステップＳ１．の監視の
基に、８回続けられる。そして８回分のシフトが終了す
ると、ステｙ　７’　ｓｔｓに移る。このステップＳユ
、では、処理データが終了ＥＯ８を示すデータか否かを
判定すること釦より、楽譜表示を終了させるか否かを判
定する。付加音ＲＡＭ　２１から読み出されたデータが
音符データであれば、ステップＳ。

に戻シ、再度同じ処理がなされ、終了ＥＯ８を示すデー
タであれば、楽譜表示を終了させる・このようにして、
−音符ごとに、シンセサイザ−１７への付加音データの
転送処理と横スクロール処理を実行することによシ、出
力音と表示画像の同期を取ることができる。

なお、第１図において、３０は、制御部２０の制御に従
って、付加音ＲＡＭ　２１等を選択するチップセレクト
回路である。

以上詳述したように、この実施例は、送られてきた付加
音データに従って、音楽音を出力するだけでなく、楽譜
画像も表示するようにしたので、音楽情報を無駄なく有
効に利用することができる。

また、楽譜画像の表示動作と、音楽音の出力動作を同期
させているので、音楽音に合わせて演奏等を行う場合に
都合がよい。特に、この実施例では、制御部２０が、１
音符ごとに、シンセサイザ−１１に付加音データを送り
、しかも繰り返し位置等では、繰り返しデータは送らず
、データを再転送しているので、上記２つの動作の同期
関係は、非常に安定したものとなっている。さらに、こ
のように、制御部２０により、シンセサイザ−１７にお
ける音楽音の出力タイミングを管理するとともに、スク
ロール速度を各音符の音長に合わせるようにしているの
で、第２図で説明したような基準点Ｍを設定することに
より、画面上で音楽音だ対応した音符を容易に見つける
ことができる利点がある。そのため、現音程、次に演奏
される音程を容易に把握することができるので、音楽音
に合せて演奏したシ、カラオケで歌ったシする場合、特
に音符の表示効果が現われる。

なお、この発明においては、音楽音の出力動作と楽譜画
像の表示動作とは、必ずしも、先の実施例のように厳密
に同期させる必要はない。

例えば、曲の演奏時間に従ってスクロール速度を固定速
度として算出し、これに従ってスクロール処理を実行す
るようにしてもよい。この場合は、制御部２０はシンセ
サイザー１７に対して全付加音データを一括して送るこ
とができ、しかも、音楽音の出力タイミングに関しては
、その始ｔ＃）タイミングだけを管理すればよい。

また、この発明は文字放送システム以外のシステムにも
適用可能なことは勿論である。

〔発明の効果〕

このようにこの発明によれば、送られてきた音楽音出力
用の音楽データから、自動的に楽譜を作成し、表示する
ことが可能な音楽情報出力装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すプロ、り図、
第２図は第１図の動作を画面上で示す図、第３図乃至第
５図は付加音データの構成を示す図、第６図は第１図の
動作を説明するための図である。１１・・・画像ＲＡＭ、Ｚ、？・・・切換え回路、１３
・・・同期信号発生部、１４・・・ノ々ツファ、１５・
・・エンコーダ、１６・・・受像’Ｗ、１７・・・ミュ
ージックシンセサイザー、１８・・・端子、１９・・・
データ取り込みインターフェース、２０・・・制御部、
２１・・・付加音ＲＡＭ、Ｊｊ・・・音符キャラクタジ
ェネレータ、２３・・・インターフェース、２４．２５
・・・カウンタ、２６・・・合成器、２７・・・タイミ
ングデコーダ、２８．２９・・・レジスタ、３０・・・
チップセレクト回路。

Claims

【特許請求の範囲】受信データから音符情報がコード化された音楽音出力用
の音楽データを取り込むデータ取り込み手段と、このデータ取り込み手段によって取り込まれた音楽デー
タから楽譜表示用の描画データを作る楽譜表示用データ
生成手段と、この楽譜表示用データ生成手段によって生成された楽譜
表示用データを画像メモリに書き込むデータ書き込み手
段と、上記データ取り込み手段によって取り込まれた音楽デー
タに従って音楽音を出力する音楽音出力手段と、この音楽音出力手段の音楽音出力動作に同期して、楽譜
画像がスクロール表示されるように、上記画像メモリか
ら楽符表示用データを読み出すデータ読み出し手段とを
具備した音楽情報出力装置。