JP3036005U - 光学式ディスクの駆動装置 - Google Patents

光学式ディスクの駆動装置

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JP3036005U JP1996008480U JP848096U JP3036005U JP 3036005 U JP3036005 U JP 3036005U JP 1996008480 U JP1996008480 U JP 1996008480U JP 848096 U JP848096 U JP 848096U JP 3036005 U JP3036005 U JP 3036005U
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芳賀利男
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東英工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用するモ−タ或いは機構の数を減らすこと
を課題とする。 【解決手段】 ギアユニット20を有するディスク収納
ユニット3と、ピックアップユニット4と、を備える光
学式ディスクの駆動装置に於て、上記駆動装置2は、上
記ギアユニット20を上下動させる為のギアユニット上
下動用ギア群Fと、上記ピックアップユニット4を上下
動させる為のピックアップユニット上下動用ギア群G
と、これら2つのギア群から何れか一方のギア群を選択
して接続する切り換えギア群Eと、を備え、上記切り換
えギア群Eを1個の上下動モ−タBに接続することで、
上記上下動モ−タBを正回転駆動させたとき、上記切り
換えギア群Eをピックアップユニット上下動用ギア群G
に接続させ、上記上下動モ−タBを逆回転駆動させたと
き、上記切り換えギア群Eをギアユニット上下動用ギア
群Fに接続させ、上記ギアユニット20を上下動させる
動作と、上記ピックアップユニット4を上下動させる動
作とを1個の上下動モ−タBで兼用させることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は光学式ディスクの駆動装置に係り、更に詳しくは、2枚の光学式ディ スクを上下2段に収納するディスク収納ユニットと、このディスク収納ユニット に収納された光学式ディスクの内の1枚を選択し、再生を行なうピックアップユ ニットとから成る駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、音響機器やコンピュ−ダ機器等で光学式に情報が読み取られる光 学式ディスクが広く普及し、上記光学式ディスクの情報を読み取る為の、つまり 再生する為の駆動装置も多々使用されている。その一つとして、複数枚の光学式 ディスクを収納可能な駆動装置があり、具体的には、複数の光学式ディスクを上 下方向で水平に収納するディスク収納ユニットと、このディスク収納ユニットに 収納された複数の光学式ディスクの中から1枚を選択し、この選択した光学式デ ィスクを再生するピックアップユニットとから成る光学式ディスクの駆動装置が あった。
【0003】 上記駆動装置は、光学式ディスクをディスク収納ユニットからピックアップユ ニットへ、或いはピックアップユニットからディスク収納ユニットへ送る為の送 りバ−を上下多段に備えていると共に、この送りバ−を回転させる為の送りモ− タを備えていた。また、上記駆動装置は、送りモ−タからの出力を上記送りバ− に伝える為の上下動可能なギアユニットを備え、このギアユニットを上下動させ る為のギアユニット用上下動モ−タを備えていた。更に、上記駆動装置は、上記 ピックアップユニットを上下動させる為のピックアップユニット用上下動モ−タ を備えていた。更に、上記駆動装置は、上記ピックアップユニット内に送られた 光学式ディスクをピックアップユニットメカで挟み込みロックする為のモ−タ或 いは機構を備えていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
即ち、従来の駆動装置によると、上記送りバ−を回転させる為のモ−タ、ギア ユニットを上下動させる為のモ−タ、ピックアップユニットを上下動させる為の モ−タ、ピックアップユニット内の光学式ディスクを挟み込みロックする為のモ −タ或いは機構等、比較的多くのモ−タ或い機構を備える必要があった。この為 、上記各モ−タ或いは機構を取り付ける為のスペ−スを確保しなければならない が、上記駆動装置は、大きさの規格が決まっている中で設計されるものであり、 モ−タ或いは機構の数が多くなることはスペ−スを無駄に割くものであった。ま た、モ−タ或いは機構の数が多くなると、その分のコストもかかるものであった 。
【0005】 従って、本考案の目的とする所は、使用するモ−タ或いは機構の数を減らして モ−タ或いは機構が占有するスペ−スを小さくし、コストも減らす技術を提供す るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に 対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は2枚の光学式デ ィスク1を水平状態で上段及び下段の上下2段に収納するディスク収納ユニット 3と、取り込んだ光学式ディスク1を挟み込むピックアップユニットメカ4Aを 備え、上記ディスク収納ユニット3に収納された2枚の光学式ディスク1の内、 選択した光学式ディスク1に合わせて上下動可能であって、選択した1枚の光学 式ディスク1を取り込み再生するピックアップユニット4と、を前後方向Yで備 える光学式ディスク1の駆動装置2であって、上記駆動装置2が、上記光学式デ ィスク1との接触時に於ける回転摩擦力によって光学式ディスク1を前後方向Y に移動させる為の上段及び下段の送りバ−と、上記上段及び下段の何れかの送り バ−を回転させる為の送りモ−タAと、当該送りモ−タA及び送りバ−の間を仲 介し、上記上段及び下段の何れかの送りバ−を選択して送りモ−タAの動力を伝 達する為に上下動可能に構成されたギアユニット20と、上記ギアユニット20 を上下動させる為のモ−タと、上記ピックアップユニット4を上下動させる為の モ−タと、を備えた光学式ディスクの駆動装置に於て、 上記駆動装置2は、上記ギアユニット20を上下動させる為のギアユニット上 下動用ギア群Fと、上記ピックアップユニット4を上下動させる為のピックアッ プユニット上下動用ギア群Gと、これら2つのギア群から何れか一方のギア群を 選択して接続する切り換えギア群Eと、を備え、上記切り換えギア群Eを1個の 上下動モ−タBに接続することで、上記上下動モ−タBを正回転駆動させたとき 、上記切り換えギア群Eをピックアップユニット上下動用ギア群Gに接続させ、 上記上下動モ−タBを逆回転駆動させたとき、上記切り換えギア群Eをギアユニ ット上下動用ギア群Fに接続させ、上記ギアユニット20を上下動させる動作と 、上記ピックアップユニット4を上下動させる動作とを1個の上下動モ−タBで 兼用させることを特徴とする光学式ディスクの駆動装置である。
【0007】 また、他の特徴とする部分は、上記駆動装置2は、上記ピックアップユニット 上下動用ギア群Gに連接し、ピックアップユニット上下動用ギア群Gからの伝達 を受けて前後方向Yにスライドしたとき上記ピックアップユニット4を上下動さ せる上下動カムプレ−ト52と、当該上下動カムプレ−ト52に連接し、上下動 カムプレ−ト52のスライド位置に応じてスライドする又はスライドしないこと が選択されるスライドプレ−ト53と、上記光学式ディスク1の挟み込み又は挟 み込みを解除する上記ピックアップユニットメカ4Aを動作せしめるラック60 と、上記スライドプレ−ト53に連接し、スライドプレ−ト53がスライドした ときにのみ上記送りモ−タAから得た動力をギア群を介して上記ラック60に伝 達し、ラック60を前後方向Yにスライドさせるレバ−54と、を備え、 上記上下動カムプレ−ト52をスライドさせて、当該上下動カムプレ−ト52 が上記スライドプレ−ト53をスライドさせない所定位置に達したとき、上記ピ ックアップユニット4を上段及び下段の光学式ディスク1の高さに合った位置に 停止させ、上記ピックアップユニット4内に光学式ディスク1を取り込み或いは 取り出し可能な待機状態にせしめると共に、上記上下動カムプレ−ト52がスラ イドプレ−ト53をスライドさせない所定位置に達するまでにスライドしたスラ イド方向から更に同一スライド方向に上記上下動カムプレ−ト52をスライドさ せ、上記上下動カムプレ−ト52が上記スライドプレ−ト53をスライドさせる 所定位置に達したとき、上記ラック60をスライドさせてピックアップユニット メカ4Aによる光学式ディスク1の挟み込み動作を行なわせ、上記ピックアップ ユニット4をピックアップユニット4内で光学式ディスク1が再生可能なロック 状態にせしめることを特徴とする。
【0008】 また、その他の特徴とする部分は、上記ピックアップユニット4は、上記光学 式ディスク1が上記待機状態にあるピックアップユニット4内に入ったとき、こ の光学式ディスク1に押されて軸部66を中心にして回動するスイッチレバ−6 5と、上記回動したスイッチレバ−65に反応してスイッチONとなる第1スイ ッチ85とを備え、上記第1スイッチ85がスイッチONとなったとき、上記上 下動モ−タBを正回転駆動させ、上記ピックアップユニット4を上記ロック状態 にすることを特徴とする。
【0009】 更に、他の特徴とする部分は、上記ギアユニット20は、上下方向Zに延びる ガイド棒22に対して取り付けられ、上記ガイド棒22に沿って上下動するギア ベ−ス21と、上記ギアベ−ス21に対して取り付けられ、最下流の伝達部材が 上記送りモ−タAの動力を上記前側送りバ−10及び後側送りバ−11のそれぞ れに伝達するように組まれたギア群及びベルト群と、から成ると共に、上記送り モ−タAと上記ギアユニット20とを動力伝達可能に接続する伝達部材が、上記 ベルト群の内の第1ベルト24であって、上記ギアユニット20の上下動に関わ らず上記送りモ−タAの動力が上記第1ベルト24を介してギアユニット20に 伝達されることを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に、考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。光学式 ディスク1の駆動装置2は、ディスク収納ユニット3と、ピックアップユニット 4とから成る。上記ディスク収納ユニット3は前方に、ピックアップユニット4 は後方に位置する。
【0011】 先ず、上記ディスク収納ユニット3について説明する。上記ディスク収納ユニ ット3は、2つの前側送りバ−10を備え、上下に位置している(図9及び図1 6から図18まで参照)。上記前側送りバ−10は、左右方向Xに延びていて光 学式ディスク1を前後方向Yに送る為のものである。この為、光学式ディスク1 とのあいだで摩擦力が生じるように、前側送りバ−10の周囲にはゴム製部材が 巻かれている。
【0012】 次に、上記ディスク収納ユニット3は、ギアユニット20を備えている(図1 及び図9参照)。このギアユニット20は、上下動可能に構成され、上記上段の 前側送りバ−10に連設したとき、この上段の前側送りバ−10を回転させ、上 記下段の前側送りバ−10に連設したとき、この下段の前側送りバ−10を回転 させるものである。
【0013】 図1及び図9を参照すると、上記ギアユニット20は、ギアベ−ス21に対し て後述する各構成部品が取り付けられていて、ギアベ−ス21ごと上下動する。 その為、上記ギアユニット20は、上下方向Zに沿って長手となるガイド棒22 に取り付けられている。上記ギアユニット20は、第1ベルト受け23を備え、 この第1ベルト受け23には、第1ベルト24が掛かっている。そして、上記第 1ベルト24は、送りモ−タAの出力軸に取り付けられた第2ベルト受け25に も掛かっている。上記第1ベルト受け23は、同軸に第1ギア26を備え、この 第1ギア26に第2ギア27が噛み合っている。
【0014】 上記第2ギア27は、同軸に第3ベルト受け28を備え、この第3ベルト受け 28に第2ベルト29が掛かっている。また、上記第2ベルト29は、第4ベル ト受け30にも掛かっている。上記第4ベルト受け30は、同軸に第5ベルト受 け31を備え、この第5ベルト受け31に第3ベルト32が掛かっている。上記 第5ベルト受け31は、同軸に第3ギア33を備え、この第3ギア33は、第4 ギア34に噛み合っている。そして、上記第4ギア34は、後側送りバ−11の ギアに噛み合っている。一方、上記第3ベルト32は、第6ベルト受け35にも 掛かっている。上記第6ベルト受け35は、同軸に第5ギア36を備え、この第 5ギア36は、第6ギア37に噛み合っている。そして、上記第6ギア37は、 上記前側送りバ−10のギアに噛み合うものである。
【0015】 つまり、上記ギアユニット20全体の上下動により、上記上下段2つの前側送 りバ−10の内の一方に上記送りモ−タAの出力が伝達されるものであって、図 9は、上記ギアユニット20が上段の前側送りバ−10に連設した場合を示し、 図22は、上記ギアユニット20が下段の前側送りバ−10に連設した場合を示 している。
【0016】 次に、上記ギアユニット20を上下動させる為の構成部分を説明する。図1及 び図4から図6までを参照すると、上記駆動装置2は、上下動モ−タBを備え、 この上下動モ−タBの出力軸には、第1ウォ−ム40が取り付けられている。上 記第1ウォ−ム40には、第1ウォ−ムホイ−ル41が噛み合っている。上記第 1ウォ−ムホイ−ル41は、同軸にギア49を備え、このギア49に選択ギア4 2が噛み合っている。また、上記選択ギア42には、クラッチギア43が噛み合 っている。上記選択ギア42と、クラッチギア43とは、連結部材44によって 互いに噛み合った状態で首振り可能に構成されている(以上のギア群を仮に切り 換えギア群Eと呼ぶ)。上記クラッチギア43は、上記選択ギア42の回転方向 によって首振りを行ない、第1中継ギア45もしくは第2中継ギア50(図4か ら図6まで参照)に噛み合うものであって、上記ギアユニット20を上下動させ る場合、上記クラッチギア43は、上記第1中継ギア45に噛み合わせる。この 為に、上記上下動モ−タBは逆回転駆動させるものである。
【0017】 そして、上記第1中継ギア45は、ギア46に噛み合っている。上記ギア46 は、同軸にカム47を備え、このカム47に従動子48(図1参照)が当たって いる(以上のギア群を仮にギアユニット上下動用ギア群Fと呼ぶ)。上記従動子 48は、上記カム47によって上下動し、この従動子48に連結された上記ギア ユニット20が上下動するものである。この例では、上記カム47が180度回 転する毎に、上記ギアユニット20は上段及び下段の前側送りバ−10の何れか に交互に噛み合うものである。
【0018】 次に、上記ピックアップユニット4に着目する。上記ピックアップユニット4 は、上下動可能に構成されていて、以下ピックアップユニット4を上下動させる 為の構成部分を説明する。図4から図6を参照すると、上記クラッチギア43に 噛み合う第2中継ギア50は、位置決めギア51に噛み合っている。上記位置決 めギア51は、ピン51Aが固定されている(以上のギア群を仮にピックアップ ユニット上下動用ギア群Gと呼ぶ)。上記ピン51Aは、上下動カムプレ−ト5 2に形成された長方形状の窓部52Aに嵌っている。これにより、上記位置決め ギア51が回転R(図5及び図6参照)したとき、ピン51Aに押されて上記上 下動カムプレ−ト52が前後方向Yにスライドするものである。上記位置決めギ ア51を回転Rさせるには、上記上下動モ−タBを正回転駆動させ、上記クラッ チギア43を第2中継ギア50に噛み合わせるものである。
【0019】 上記上下動カムプレ−ト52の後方部左右両側には、ガイド羽根52Bが形成 されている。上記ガイド羽根52Bには、ガイド溝52Cが形成されていて(図 10及び図11参照)、このガイド溝52Cに上記ピックアップユニット4のピ ン(図示せず)が嵌っている。つまり、上記上下動カムプレ−ト52が前後方向 Yにスライドすると、上記ガイド溝52Cに沿ってピックアップユニット4が上 下動するものである。
【0020】 次に、上記上下動カムプレ−ト52には、前後方向Yに延びる直線部分52D aと、この直線部分52Daの両端部で斜め方向に連続する2つの斜め部分52 Db、52Dcとから成る案内溝52Dが形成されていて、この案内溝52Dに ピン53Aが嵌っている。上記ピン53Aは、スライドプレ−ト53に固定され ていて、上記ピン53Aが上記案内溝52Dの斜め部分52Db、52Dcに嵌 って案内されたとき、上記スライドプレ−ト53は左右方向Xにスライドするも のである。尚、上記案内溝52Dの2つの斜め部分52Db、52Dcの内、後 方側の斜め部分52Dcは、上記ピックアップユニット4を上段に上昇させた状 態で後述するロック状態にするときに使われるものであって、反対に前方側の斜 め部分52Dbは、上記ピックアップユニット4を下段に下降させた状態で後述 するロック状態にするときに使われるものである。
【0021】 上記左右方向Xにスライドするスライドプレ−ト53には、レバ−54が連設 している。上記レバ−54は、ピン54Aが固定されていて、このピン54Aは ガイド溝55に嵌ってガイドされている。上記レバ−54は、端部が軸支されて いると共に、スプリング56によって一方向側に引っ張られている。そして、上 記スライドプレ−ト53が、上記レバ−54のピン54Aに接触した状態となっ ていて、スライドプレ−ト53の左右方向Xの動きがレバ−54の首振りの動き として伝わるものである。
【0022】 上記レバ−54の軸支部分には、同軸で第2ウォ−ムホイ−ル57Bが取り付 けられている。上記第2ウォ−ムホイ−ル57Bは一方で第2ウォ−ム57Aに 噛み合っている。上記第2ウォ−ム57Aは、上記第3ベルト受け28及び第2 ギア27と同軸を成して連結されており、上記送りモ−タAの動力が伝わるもの である。上記第2ウォ−ムホイ−ル57Bは他方でチェンジギア58に噛み合っ ている。上記チェンジギア58は、上記レバ−54に軸支されていて、上記第2 ウォ−ムホイ−ル57Bに噛み合った状態で、上記レバ−54と共に首振り状態 となるものである。
【0023】 上記チェンジギア58は、首を振ったとき伝達ギア59に噛み合う。そして、 上記伝達ギア59には、ラック60が噛み合っている。このラック60は、上記 伝達ギア59に噛み合うギア部60Cが前方に形成されていると共に、後方には ガイド羽根60Aが形成されていて、ラック60全体が前後方向Yにスライドす る。上記ガイド羽根60Aには、ガイド溝60Bが形成されている(図10から 図13参照)。上記ガイド溝60Bには、ピックアップユニットメカ4A(図7 及び図8参照)に固定されたピン(図示せず)が嵌っていて、上記ラック60の 前後方向Yのスライドによって上記ピックアップユニットメカ4Aの片側が上下 動するものである(図14及び図15参照)。
【0024】 次に、上記ラック60には、上下動中継レバ−61が固定されている(図7及 び図8、図12及び図13参照)。上記上下動中継レバ−61は、上記ラック6 0と共に前後方向Yにスライド可能であって、ロックピン受部61Aが形成され ている。上記ロックピン受部61Aは、上記上下動中継レバ−61がスライドし たとき、ロックレバ−62(図1から図3まで参照)のロックピン62Aが引っ 掛かるものである(図1参照)。上記ロックレバ−62はバネ63が連設されて いて、常時上記上下動中継レバ−61側に押されている。
【0025】 次に、図1から図3までを参照すると、上記上下動中継レバ−61には、ロッ ク送り用レバ−64の一端部が軸支されている。上記ロック送り用レバ−64は 、軸部66を中心として回動可能であって、上記上下動中継レバ−61の前後方 向Yのスライドによって回動する。
【0026】 上記ロック送り用レバ−64はピン部64Aを有し、このピン部64Aには、 スイッチレバ−65の山部65Aが当たっている。上記スイッチレバ−65は、 上記軸部66を中心にして回動可能であって、上記ピックアップユニット4に送 られてきた光学式ディスク1が当たって回動すると共に、上記ロック送り用レバ −64のピン部64Aに押されて回動する。そして、上記スイッチレバ−65の 先部は、このスイッチレバ−65が回動したときに第1スイッチ85に接触する ものである。上記第1スイッチ85は、上記上下動モ−タBを駆動させるスイッ チである。尚、上記スイッチレバ−65は、図示せざるバネによって光学式ディ スク1に押されて回動する方向と逆方向に復帰性を有する。
【0027】 次に、同じく図1から図3までを参照すると、上記ピックアップユニット4に は、このピックアップユニット4に送られてた光学式ディスク1が当たる2枚の ディスクア−ム70を備えている。上記ディスクア−ム70は、軸部70Aを中 心にして回動可能であって、先部は案内溝71に案内されている。そして、ピッ クアップユニット4に送られてきた光学式ディスク1が当たったとき、軸部70 Aを中心にしてそれぞれが回動して開いた状態となり、光学式ディスク1の位置 決めを良好に行なうものである。
【0028】 上記ディスクア−ム70には、バランスレバ−72が連設されている。上記バ ランスレバ−72は、上記上下動中継レバ−61に連動して前後方向Yにスライ ドする。そして、上記バランスレバ−72が前方側へスライドしたとき、上記デ ィスクア−ム70は開く動作となり、後方側へスライドしたとき、閉じる動作と なるものである。
【0029】 上記ピックアップユニット4は、後側送りバ−11を備えている。上記後側送 りバ−11は周囲にゴム製部材が巻かれていて、光学式ディスク1との回転摩擦 力でこの光学式ディスク1を送るものである。そして、上記後側送りバ−11は 、連動部11A(図16及び図17参照)に保持されていて、連動部11Aの首 振り動作によって上記光学式ディスク1に対して接触或いは非接触とすることが できる。上記連動部11Aは、上記上下動中継レバ−61の動作に連動するもの である。
【0030】 次に、本駆動装置2は、幾つかのセンサ−及びスイッチを備えているので、こ こでまとめて簡単に説明する。図4から図6までを参照すると、上記ディスク収 納ユニット3の上段及び下段に光学式ディスク1が収納されているかを検知する 為のフォトセンサ−80及びスイッチ81を備えている。上記フォトセンサ−8 0は、ディスク収納ユニット3の上段及び下段に関係なく光学式ディスク1が収 納されたかを検知する。上記スイッチ81は、上記ディスク収納ユニット3の上 段及び下段の内の何れか一方専用のスイッチ81であって、例えば上段に収納さ れた光学式ディスク1のみを検知する。これにより、上記フォトセンサ−80で 検知され(センサ−ON状態)、スイッチ81でも検知された(スイッチON状 態)光学式ディスク1は、上段に収納された光学式ディスク1として判断される 。他方、上記フォトセンサ−80で検知され(センサ−ON状態)、スイッチ8 1で検知されない(スイッチOFF状態)光学式ディスク1は、下段に収納され た光学式ディスク1として判断される。
【0031】 次に、図4から図6まで及び図9を参照すると、駆動装置2は、第1フォトセ ンサ−82及び第2フォトセンサ−83を備えている。上記第1及び第2フォト センサ−82、83は、上記ギアユニット20の位置を決める為のセンサ−であ る。上記第1フォトセンサ−82は、上記カム47の回転があったか否かを検出 する。また、上記第2フォトセンサ−83は、ギアユニット20に遮られたか否 かを検出する。そして、上記第1フォトセンサ−82がカム47の回転を検出し (センサ−ON状態)、第2フォトセンサ−83がギアユニット20によって遮 られないことを検出(センサ−ON状態)した場合、上記ギアユニット20は、 上記上段の前側送りバ−10に噛み合って停止する(図9参照)。また、上記第 1フォトセンサ−82がカム47の回転を検出し(センサ−ON状態)、第2フ ォトセンサ−83がギアユニット20によって遮られたことを検出(センサ−O FF状態)した場合、上記ギアユニット20は、上記下段の前側送りバ−10に 噛み合って停止する(図22参照)。
【0032】 次に、図4から図6までと図10及び図11を参照すると、上記駆動装置2は 、上記上下動カムプレ−ト52の前後方向Yのスライド位置を検知して上記上下 動モ−タBの駆動を停止させるスリットセンサ−84を備えている。他方、上記 上下動カムプレ−ト52は、上記スリットセンサ−84が反応するスリットが4 つ形成されている(図10及び図11参照)。上記4つのスリットは、前側の2 つと、後側の2つに区分され、上記前側2つのスリットはピックアップユニット 4を下段で待機状態及びロック状態(後述する)にするときに、後側2つのスリ ットはピックアップユニット4を上段で待機状態及びロック状態にするときの為 のスリットである。
【0033】 上記前側及び後側それぞれの2つのスリットは、待機状態スリット90とロッ ク状態スリット91に区分される。上記待機状態スリット90は、上記上下動カ ムプレ−ト52を後述する待機位置で停止させる為のスリットである。つまり、 上記待機状態スリット90を検知したスリットセンサ−84によって、その位置 で上記上下動カムプレ−ト52が停止する。そして、この上下動カムプレ−ト5 2が停止した位置は、待機位置である。他方、上記ロック状態スリット91は、 上記上下動カムプレ−ト52を後述するロック位置で停止させる為のスリットで ある。つまり、上記ロック状態スリット91を検知したスリットセンサ−84に よって、その位置で上記上下動カムプレ−ト52が停止する。そして、この上下 動カムプレ−ト52が停止した位置は、ロック位置である。
【0034】 次に、上記駆動装置2は、上記第1スイッチ85(図1から図3まで、図7及 び図8参照)、及び第2スイッチ86並びに第3スイッチ87を備えている(図 7及び図8参照)。上記第1スイッチ85は、上記スイッチレバ−65が接触し 、上記上下動モ−タBをロック位置まで駆動させる為のスイッチである。上記第 2スイッチ86は、上記上下動中継レバ−61が前後方向Yでスライドしたとき 、後方側で停止させる為のスイッチであり、上記上下動中継レバ−61が接触し てスイッチONとなれば上記上下動モ−タAの駆動が停止する。上記第3スイッ チ87は、上記上下動中継レバ−61が前後方向Yにスライドしたとき、前方側 で停止させる為のスイッチであり、上記上下動中継レバ−61が接触してスイッ チONとなれば上記上下動モ−タAの駆動が停止する。
【0035】 以上の構成により、次に上記駆動装置2の動作説明をする。ここで、上記駆動 装置2は図示せざる選択ボタンを備えており、人はこの選択ボタンを押すことに より各種の操作を行なえるものである。この例では、上記選択ボタンは、上段デ ィスクPLAYボタン、上段ディスクSTOPボタン、上段ディスクEJECT ボタン、及び下段ディスクPLAYボタン、下段ディスクSTOPボタン、下段 ディスクEJECTボタンを備えている。先ず、上記光学式ディスク1が上記デ ィスク収納ユニット3の上段に収納された状態(図3参照)から上記選択ボタン の1つである上段ディスクPLAYボタンを選択する。このとき、上記ピックア ップユニット4が上段に位置していればその位置を保ち、下段に位置していれば 上段に移動する。
【0036】 図5を参照すると、上記ピックアップユニット4を上昇させる為には、上記上 下動モ−タBが正回転駆動する。上記上下動モ−タBの正回転出力は、上記クラ ッチギア43を第2中継ギア50に噛み合わせる。そして、上記位置決めギア5 1が回転Rすると、上記上下動カムプレ−ト52が前方側にスライドする。これ により、上記上下動カムプレ−ト52のガイド羽根52Bのガイド溝52Cにガ イドされて上記ピックアップユニット4が上昇するものである。そして、上記ス ライドした上下動カムプレ−ト52は、スリットセンサ−84が待機状態スリッ ト90を検出することで待機位置に停止する。上記待機位置とは、上記上下動カ ムプレ−ト52が上記スライドプレ−ト53をレバ−54側へスライドさせる直 前の位置である(図5及び図7並びに図10参照)。そして、上記上下動カムプ レ−ト52が待機位置にあるときの上記ピックアップユニット4の状態をピック アップユニット4の待機状態とする。
【0037】 次に、上記ギアユニット20が上段にあれば上記送りモ−タAが正回転駆動し 、上記上段の光学式ディスク1がピックアップユニット4に送られる(図16参 照)。逆に、上記ギアユニット20が下段にあれば上記ギアユニット20は上段 に移動する。この為に、図4を参照すると先ず上下動モ−タBが逆回転駆動する 。上記上下動モ−タBの逆回転駆動により、上記クラッチギア43は第1中継ギ ア45に噛み合う。そして、上記カム47によって上記ギアユニット20が上昇 するものである。尚、上記ギアユニット20の上昇は、上記第1フォトセンサ− 82及び第2フォトセンサ−83による検出により停止する。そして、上記ギア ユニット20が上段で停止すると、上記送りモ−タAが正回転駆動し、ギアユニ ット20を介して上記前側送りバ−10及び後側送りバ−11が正回転する。こ れにより、上記光学式ディスク1はピックアップユニット4に送られる(図16 参照)。
【0038】 次に、図2を参照すると上記ピックアップユニット4に送られた光学式ディス ク1は、上記2つのディスクア−ム70に当たり、それぞれのディスクア−ム7 0を開く位置に押す。また、上記光学式ディスク1は、上記スイッチレバ−65 を押す。上記光学式ディスク1に押されたスイッチレバ−65は、回動して上記 第1スイッチ85をスイッチON状態にする。
【0039】 次に、図1及び図6を参照して上記第1スイッチ85がスイッチON状態にな ると、上記上下動モ−タBが正回転駆動する。これにより、上記上下動カムプレ −ト52が前方側にスライドする。上記上下動カムプレ−ト52のスライドによ り、上記スライドプレ−ト53はレバ−54側へスライドし、上記レバ−54を 伝達ギア59側へ移動させる。そして、上記伝達ギア59側へ移動したレバ−5 4により、上記チェンジギア58が伝達ギア59に噛み合う。上記チェンジギア 58には、上記送りモ−タAからの正回転動力が伝わっていて、上記伝達ギア5 9を正回転させる。尚、上記上下動カムプレ−ト52のスライドは、上記スリッ トセンサ−84が上下動カムプレ−ト52のロック状態スリット91を検出する ことで停止する。
【0040】 次に、上記伝達ギア59の正回転により、伝達ギア59に噛み合うラック60 が前方側へスライドする(図11及び図13参照)。上記ラック60のスライド により、このラック60のガイド溝60Bに案内されて上記ピックアップユニッ トメカ4Aの片側が上昇し、光学式ディスク1を挟み込む(図14及び図15参 照)。更に、上記ラック60のスライドにより上記上下動中継レバ−61が前方 側へスライドし、この上下動中継レバ−61のロックピン受部61Aにロックレ バ−62のロックピン62Aが当たり、上記上下動中継レバ−61の位置がロッ クされる(図1参照)。
【0041】 更に、図1を参照すると、上記上下動中継レバ−61のスライドにより、上記 ロック送り用レバ−64がわずかに回動し、ロック送り用レバ−64のピン部6 4Aが上記スイッチレバ−65を押し、光学式ディスク1に接触していた上記ス イッチレバ−65が光学式ディスク1から離れる。また、上記上下動中継レバ− 61のスライドにより、上記バランスレバ−72が前方側へスライドし、このバ ランスレバ−72にその端部を引っ張られる状態で上記2つのディスクア−ム7 0が更に開く。これにより、光学式ディスク1に接触していた上記ディスクア− ム70は、光学式ディスク1から離れる。更に、図17を参照すると、上記上下 動中継レバ−61のスライドにより、上記連動部11Aが下がり、上記後側送り バ−11も光学式ディスク1から離れる。尚、上記スライドしたラック60は、 上記第3スイッチ87に接触することで停止するものである(図8参照)。こう して、上記ピックアップユニット4では、上記待機状態から再生可能な状態、つ まりロック状態となるものである。
【0042】 この後、上記ピックアップユニット4で光学式ディスク1が回転し、再生状態 となる。
【0043】 次に、上記再生中の光学式ディスク1を停止させる為には上記選択ボタンの中 の1つである上段ディスクSTOPボタンを押す。上記上段ディスクSTOPボ タンを押すと、上述した再生までの動作の逆をたどって光学式ディスク1がディ スク収納ユニット3の上段に戻される。このとき、上記送りモ−タAは逆回転駆 動し、上記前側送りバ−10及び後側送りバ−11も逆回転するものである。
【0044】 次に、上記ディスク収納ユニット3の上段にある光学式ディスク1を取り出す 為には、先ず上記選択ボタンの中の1つである上段ディスクEJECTボタンを 押す。これにより、上記前側送りバ−10が逆回転し、光学式ディスク1がディ スク収納ユニット3の上段から排出される。
【0045】 以上はディスク収納ユニット3の上段に収納した光学式ディスク1の再生から 排出までの動作を説明した。次に、上記ディスク収納ユニット3の下段に収納し た光学式ディスク1の動作を説明する。この動作は上述した上段の光学式ディス ク1の再生から排出までの動作と略同様であるので簡単に説明する。
【0046】 先ず、上記ギアユニット20が上段の前側送りバ−10に噛み合う位置にあれ ば、上下動モ−タBを逆回転駆動させ、上記クラッチギア43を第1中継ギア4 5に噛み合わせ、ギアユニット20を下段に位置させる(図19及び図22参照 )。次に、上記上下動モ−タBを正回転駆動させ、上記ピックアップユニット4 を待機状態にする(図20参照)。次に、上記光学式ディスク1をピックアップ ユニット4に送る。次に、上記ピックアップユニット4をロック状態にする(図 21及び図23参照)。そして、光学式ディスク1を再生する。
【0047】 上記光学式ディスク1を排出する際は、先ず上記光学式ディスク1の再生を停 止する。次に、上記ピックアップユニット4のロック状態を解除する。次に、上 記ピックアップユニット4を待機状態にする。次に、上記光学式ディスク1をピ ックアップユニット4からディスク収納ユニット3に送る。そして、排出するも のである。尚、これらの動作は上記選択ボタンの操作により行なうものである。
【0048】 尚、上記光学式ディスク1の動作は、上記ディスク収納ユニット3に収納され る段階と、ここからピックアップユニット4に送られる段階との2段階に分けた が、この動作に限らず、外からディスク収納ユニット3内に挿入した光学式ディ スク1を連続してピックアップユニット4まで運んでも良く、どの様に動作させ るかを図示せざる制御装置によって選択できるものである。
【0049】
【考案の効果】
以上詳述した如く本考案は請求項1記載によると、上記ギアユニットを上下動 させる為のモ−タと、上記ピックアップユニットを上下動させる為のモ−タとを 上記上下動モ−タを使用した1個のモ−タにして兼用することができる。これに より、上記光学式ディスクの駆動装置に必要なモ−タを減らすことができ、駆動 装置全体に占めるモ−タのスペ−スを小さくすることができると共に、モ−タの コストも減らすことができる。
【0050】 また、請求項2記載によると、上記駆動装置は、上記上下動カムプレ−ト及び スライドプレ−ト並びにレバ−、ラックを組み合わせた機構を備えることにより 、上記上下動モ−タの正回転駆動で上記ピックアップユニットを上下動させて待 機状態にすることができると共に、同じく上下動モ−タの正回転駆動で上記ピッ クアップユニットをロック状態にすることができる。これにより、上記1個の上 下動モ−タで上記ピックアップユニットを待機状態及びロック状態にすることが でき、比較的少ないモ−タ或いは機構で上記ピックアップユニットを待機状態及 びロック状態にすることができる。
【0051】 また、請求項3記載によると、上記ピックアップユニットは上記スイッチレバ −を備えたことにより、上記ピックアップユニット内に光学式ディスクを取り込 んでから上記ピックアップユニットメカで光学式ディスクを挟み込んでロック状 態にすることができ、ピックアップユニットを確実にロック状態にすることがで きる。
【0052】 また、請求項4記載によると、上記ギアユニットは、第1ベルトで上記送りモ −タに接続していることにより、上記ギアユニットの上下動に関わらず送りモ− タの動力が第1ベルトを介してギアユニットに伝達される。これにより、第1ベ ルトを介して上下動モ−タ及びギアユニットが接続された状態はギアユニットの 上下動に関係なく常に保たれ、ギアユニットの上下動に対応させる為に設けられ るギアユニットと上下動モ−タとの接続切り換え機構を考慮する必要がないもの である。
【提出日】平成8年10月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 更に、他の特徴とする部分は、上記ギアユニット20は、上下方向Zに延びる ガイド棒22に対して取り付けられ、上記ガイド棒22に沿って上下動するギア ベース21と、上記ギアベース21に対して取り付けられ、最下流の伝達部材が 上記送りモータAの動力を光学式ディスク1を前後方向Yに移動させる為の前側 送りバー10及び後側送りバー11のそれぞれに伝達するように組まれたギア群 及びベルト群と、から成ると共に、上記送りモータAと上記ギアユニット20と を動力伝達可能に接続する伝達部材が、上記ベルト群の内の第1ベルト24であ って、上記ギアユニット20の上下動に関わらず上記送りモータAの動力が上記 第1ベルト24を介してギアユニット20に伝達されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のピックアップユニットをロック状態にした図であ
る。
【図2】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置の待機状態のピックアップユニットに光学式ディス
クが送られた状態を示した図である。
【図3】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のディスク収納ユニットに光学式ディスクが収納さ
れている状態を示した図である。
【図4】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のギアユニットを上下動させるときの状態を示した
図である。
【図5】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のピックアップユニットを上段で待機状態にした図
である。
【図6】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のピックアップユニットを上段でロック状態にした
図である。
【図7】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のピックアップユニットの待機状態を示した図であ
る。
【図8】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のピックアップユニットのロック状態を示した図で
ある。
【図9】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆動
装置のギアユニットが上段の前側送りバ−に接続してい
る状態を示した図である。
【図10】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを上段で待機状態にした
ときの上下動カムプレ−ト及びラックを示した図であ
る。
【図11】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを上段でロック状態にし
たときの上下動カムプレ−ト及びラックを示した図であ
る。
【図12】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを待機状態にしたときの
ラック及び上下動中継レバ−を示した図である。
【図13】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットをのロック状態にしたと
きのラック及び上下動中継レバ−を示した図である。
【図14】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを上段で待機状態にした
ときのピックアップユニットメカを示した図である。
【図15】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを上段でロック状態にし
たときのピックアップユニットメカを示した図である。
【図16】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のディスク収納ユニットの上段に光学式ディスク
を収納した状態を示した図である。
【図17】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを上段でロック状態にし
た図である。
【図18】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のディスク収納ユニットの上段及び下段に光学式
ディスクを収納した状態を示した図である。
【図19】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のギアユニットを上下動させるときの状態を示し
た図である。
【図20】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを下段で待機状態にした
図である。
【図21】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを下段でロック状態にし
た図である。
【図22】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のギアユニットが下段の前側送りバ−に接続して
いる状態を示した図である。
【図23】本考案の実施例で示した光学式ディスクの駆
動装置のピックアップユニットを下段でロック状態にし
た図である。
【符号の説明】
1 光学式ディスク 2 駆動装置 3 ディスク収納ユニット 4 ピックアップユニット 4A ピックアップユニットメカ 10 前側送りバ− 11 後側送りバ− 20 ギアユニット 21 ギアベ−ス 22 ガイド棒 24 第1ベルト 52 上下動カムプレ−ト 53 スライドプレ−ト 54 レバ− 60 ラック 65 スイッチレバ− 66 軸部 85 第1スイッチ A 送りモ−タ B 上下動モ−タ X 左右方向 Y 前後方向 Z 上下方向 E 切り換えギア群 F ギアユニット上下動用ギア群 G ピックアップユニット上下動用ギア群
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の光学式ディスク1を水平状態で上
    段及び下段の上下2段に収納するディスク収納ユニット
    3と、取り込んだ光学式ディスク1を挟み込むピックア
    ップユニットメカ4Aを備え、上記ディスク収納ユニッ
    ト3に収納された2枚の光学式ディスク1の内、選択し
    た光学式ディスク1に合わせて上下動可能であって、選
    択した1枚の光学式ディスク1を取り込み再生するピッ
    クアップユニット4と、を前後方向Yで備える光学式デ
    ィスク1の駆動装置2であって、上記駆動装置2が、上
    記光学式ディスク1との接触時に於ける回転摩擦力によ
    って光学式ディスク1を前後方向Yに移動させる為の上
    段及び下段の送りバ−と、上記上段及び下段の何れかの
    送りバ−を回転させる為の送りモ−タAと、当該送りモ
    −タA及び送りバ−の間を仲介し、上記上段及び下段の
    何れかの送りバ−を選択して送りモ−タAの動力を伝達
    する為に上下動可能に構成されたギアユニット20と、
    上記ギアユニット20を上下動させる為のモ−タと、上
    記ピックアップユニット4を上下動させる為のモ−タ
    と、を備えた光学式ディスクの駆動装置に於て、 上記駆動装置2は、上記ギアユニット20を上下動させ
    る為のギアユニット上下動用ギア群Fと、上記ピックア
    ップユニット4を上下動させる為のピックアップユニッ
    ト上下動用ギア群Gと、これら2つのギア群から何れか
    一方のギア群を選択して接続する切り換えギア群Eと、
    を備え、上記切り換えギア群Eを1個の上下動モ−タB
    に接続することで、上記上下動モ−タBを正回転駆動さ
    せたとき、上記切り換えギア群Eをピックアップユニッ
    ト上下動用ギア群Gに接続させ、上記上下動モ−タBを
    逆回転駆動させたとき、上記切り換えギア群Eをギアユ
    ニット上下動用ギア群Fに接続させ、上記ギアユニット
    20を上下動させる動作と、上記ピックアップユニット
    4を上下動させる動作とを1個の上下動モ−タBで兼用
    させることを特徴とする光学式ディスクの駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動装置2は、上記ピックアップユ
    ニット上下動用ギア群Gに連接し、ピックアップユニッ
    ト上下動用ギア群Gからの伝達を受けて前後方向Yにス
    ライドしたとき上記ピックアップユニット4を上下動さ
    せる上下動カムプレ−ト52と、当該上下動カムプレ−
    ト52に連接し、上下動カムプレ−ト52のスライド位
    置に応じてスライドする又はスライドしないことが選択
    されるスライドプレ−ト53と、上記光学式ディスク1
    の挟み込み又は挟み込みを解除する上記ピックアップユ
    ニットメカ4Aを動作せしめるラック60と、上記スラ
    イドプレ−ト53に連接し、スライドプレ−ト53がス
    ライドしたときにのみ上記送りモ−タAから得た動力を
    ギア群を介して上記ラック60に伝達し、ラック60を
    前後方向Yにスライドさせるレバ−54と、を備え、 上記上下動カムプレ−ト52をスライドさせて、当該上
    下動カムプレ−ト52が上記スライドプレ−ト53をス
    ライドさせない所定位置に達したとき、上記ピックアッ
    プユニット4を上段及び下段の光学式ディスク1の高さ
    に合った位置に停止させ、上記ピックアップユニット4
    内に光学式ディスク1を取り込み或いは取り出し可能な
    待機状態にせしめると共に、上記上下動カムプレ−ト5
    2がスライドプレ−ト53をスライドさせない所定位置
    に達するまでにスライドしたスライド方向から更に同一
    スライド方向に上記上下動カムプレ−ト52をスライド
    させ、上記上下動カムプレ−ト52が上記スライドプレ
    −ト53をスライドさせる所定位置に達したとき、上記
    ラック60をスライドさせてピックアップユニットメカ
    4Aによる光学式ディスク1の挟み込み動作を行なわ
    せ、上記ピックアップユニット4をピックアップユニッ
    ト4内で光学式ディスク1が再生可能なロック状態にせ
    しめることを特徴とする請求項1記載の光学式ディスク
    の駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記ピックアップユニット4は、上記光
    学式ディスク1が上記待機状態にあるピックアップユニ
    ット4内に入ったとき、この光学式ディスク1に押され
    て軸部66を中心にして回動するスイッチレバ−65
    と、上記回動したスイッチレバ−65に反応してスイッ
    チONとなる第1スイッチ85とを備え、上記第1スイ
    ッチ85がスイッチONとなったとき、上記上下動モ−
    タBを正回転駆動させ、上記ピックアップユニット4を
    上記ロック状態にすることを特徴とする請求項2記載の
    光学式ディスクの駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記ギアユニット20は、上下方向Zに
    延びるガイド棒22に対して取り付けられ、上記ガイド
    棒22に沿って上下動するギアベ−ス21と、上記ギア
    ベ−ス21に対して取り付けられ、最下流の伝達部材が
    上記送りモ−タAの動力を上記前側送りバ−10及び後
    側送りバ−11のそれぞれに伝達するように組まれたギ
    ア群及びベルト群と、から成ると共に、上記送りモ−タ
    Aと上記ギアユニット20とを動力伝達可能に接続する
    伝達部材が、上記ベルト群の内の第1ベルト24であっ
    て、上記ギアユニット20の上下動に関わらず上記送り
    モ−タAの動力が上記第1ベルト24を介してギアユニ
    ット20に伝達されることを特徴とする請求項1記載の
    光学式ディスクの駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09125307A (ja) * 1995-11-07 1997-05-13 Pub Works Res Inst Ministry Of Constr 多孔質弾性舗装材

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JPH09125307A (ja) * 1995-11-07 1997-05-13 Pub Works Res Inst Ministry Of Constr 多孔質弾性舗装材

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