JP3035851U - 排水性舗装用縁石兼用排水路 - Google Patents
排水性舗装用縁石兼用排水路Info
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- JP3035851U JP3035851U JP1996010156U JP1015696U JP3035851U JP 3035851 U JP3035851 U JP 3035851U JP 1996010156 U JP1996010156 U JP 1996010156U JP 1015696 U JP1015696 U JP 1015696U JP 3035851 U JP3035851 U JP 3035851U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 目詰りを起こさず、清掃か容易に実施可能な
排水性舗装用縁石兼用排水路を提供する。 【解決手段】 軸直角断面が略ロの字形状の長尺構造物
であり、ロの字の一方の端辺に相当する板部10a,2
0aにおいて、通水孔10f,20fを設けられた排水
枠体10,20が、路肩laに沿うと共に通水孔10
d,20d を道路等の中央側にして不透水性基層アス
ファルト3上に配置され、排水枠体l0,20の通水孔
10f,20f側に、排水性表層アスファルト4を敷設
されて、排水性舗装用縁石兼用排水路が構成される。ま
た、排水枠体10,20の一部において、ロの字の中間
辺に相当する板部10c,20c に清掃用開口20h
を設け清掃用開口20h開閉及び閉止可能な引き戸21
を設ける。
排水性舗装用縁石兼用排水路を提供する。 【解決手段】 軸直角断面が略ロの字形状の長尺構造物
であり、ロの字の一方の端辺に相当する板部10a,2
0aにおいて、通水孔10f,20fを設けられた排水
枠体10,20が、路肩laに沿うと共に通水孔10
d,20d を道路等の中央側にして不透水性基層アス
ファルト3上に配置され、排水枠体l0,20の通水孔
10f,20f側に、排水性表層アスファルト4を敷設
されて、排水性舗装用縁石兼用排水路が構成される。ま
た、排水枠体10,20の一部において、ロの字の中間
辺に相当する板部10c,20c に清掃用開口20h
を設け清掃用開口20h開閉及び閉止可能な引き戸21
を設ける。
Description
【0001】
本考案は、道路、道路橋、高架駐車場あるいは飛行場等(以下道路等という) の排水性舗装における縁石兼用排水路に関するものである。
【0002】
道路等の舗装に際しては、排水性表層アスファルトを施工した排水性舗装が普 及してきており、雨水の排水を容易にすると共に、舗装部及び路盤(地盤あるい は床版)の保護が計られている。排水性舗装を施工するには、先ず、横断勾配を 設けられた路盤の表面に、路肩に沿って排水桝間に溝を形成しつつ不透水性基層 アスファルトを敷設し、次に、両側の路肩に沿う構内に透水性排水管を設置し、 その後、透水性排水管及び不透水性基層アスファルトを覆う排水性表層アスファ ルトを敷設して排水性舗装及び排水路が構成されている。透水性排水管は、排水 性舗装材料を充填したコンクリート製あるいは樹脂製の透水性排水管であり、路 肩に沿って所定間隔をおいて設けられた排水桝に接続されている。
【0003】 このように構成される排水性舗装及び排水路を施工された道路等において、そ の表面に降った雨は、排水性表層アスファルトに侵入する。排水性表層アスファ ルトに侵入した雨水は不透水性基層アスファルトに遮られて路盤には侵入せず、 排水性表層アスファルト内を流動し、排水性表層アスファルトよりも低い位置に 配置された透水性排水管へ流入し、透水性排水管内を流動して排水桝へ流入し、 排水桝から排水管等へ排水されている。
【0004】
従来の排水性舗装用排水路は以上のように構成されていることにより、次のよ うな課題が存在している。すなわち、透水性排水管は、時間の経過と共に、排水 性表層アスファルト内を雨水と共に流れてくるゴミ、土砂等により目詰りして透 水機能が低下し、透水機能を徐々に消失してしまうし、排水性表層アスファルト 自体もゴミ、土砂等により目詰りして排水機能が低下するものである。その結果 、雨水の排水時間が長くなり、少量の降雨量でも長時間降雨が続く場合、あるい は、短時間でも多量の降雨量があった場合、道路等の表面の凹みの部分あるいは 道路の曲線部の小径側に滞水が発生する。そして、このような目詰りを起こした 透水性排水管および排水性表層アスファルトの透水機能の低下は、清掃等により 回復するものではなく、透水機能の回復再生は殆ど不可能である。従って、目詰 りを起こした透水性排水管および排水性表層アスファルトの透水機能の回復には 、交換のための工事を行う必要がある。
【0005】 本考案は以上のような課題を解決するためになされたものであり、目詰りを起 こさず、清掃が容易に実施可能な排水性舗装用縁石兼用排水路を提供することを 目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案による排水性舗装用縁石兼用排水路は以下の ように構成されている。すなわち、軸直角断面が略ロの字形状の長尺構造物であ り、ロの字の一方の車道側端辺に相当する板部において、通水孔を長さ方向に間 隔をおいて複数箇所に設けた排水枠体を、路肩に沿うと共に通水孔を車道側にし て不透水性基層アスファルト上に配置し、排水枠体の通水孔側に、通水孔の上側 が路面上となり、下側が路面下となるように排水性表層アスファルトを敷設する 。
【0007】 また、排水枠体の一部において、ロの字の上部辺に相当する板部に清掃用開口 を設け、清掃用閉口に開閉及び閉止可能な引き戸を設ける。
【0008】
以下、図面と共に本考案による排水性舗装用縁石兼用排水路の好適な実施の形 態について詳細に説明する。図1は本考案による排水路を適用した排水性舗装の 構成を示す斜視断面図、図2は本考案による排水枠体の第1実施例を示す(A) 平面図、(B)正面図及び(C)図2(B)の矢視C−C断面図、図3は本考案 による排水枠体の第2実施例を示す(A)平面図、(B)正面図、(C)内挿部 品(引き戸)の斜視図、(D)図3(B)の矢視D−D断面図である。
【0009】 図1において、符号1で示すものは道路等の横断勾配を設けられて平面状に形 成された路盤であり、路盤1の側部には道路等に沿って路肩laが設けられてい る。また、該路盤1には、路肩laに沿って、適宜間隔で排水桝2が設けられて いる。前記路盤1の表面には、全面にわたり不透水性基層アスファルト3が敷設 されている。該不透水性基層アスファルト3の上には、前記路肩laにそって、 前記排水桝2間を接続する第1排水枠体10及び第2排水枠体20が設けられて いる。前記不透水性基層アスファルト3の上には、該第1排水枠体10及び第2 排水枠体20が、通水孔の上側が路面上となり、下側が路面下となるように排水 性表層アスファルトを敷設されて排水性舗装が施工され、排水路5が構成されて いる。
【0010】 また、第1排水枠体10及び第2排水枠体20の下にはモルタルを均等に敷設 して凹凸を防止するよう構成してもよい。 図2において、前記第1排水枠体10は、軸直角断面が略ロの字形状の鋼板製 長尺薄板構造物であり、本実施例では、該第1排水枠体10のロの字の辺方向に スリット状通水孔10fが設けられ、この通水孔10fは第1排水枠体10の長 さ方向に間隔をおいて複数箇所に設けられている。 前記通水孔10fの形状はスリット状に限定されるものではなく、楕円形、長 円形、多角形、星型等でもよい。ただし、該通水孔10fの短径の幅は、前記排 水性表層アスファルト4を構成する骨材が通過しないように5mm〜10mmと する。
【0011】 また、前記排水枠体の下部張出し板部10eには、複数箇所にアンカー孔10 gが設けられている。 図3において、前記第2排水枠体20は、前記第1排水枠体10と同様に、軸直 角断面が第1排水枠体10と同一寸法の略ロの字形状の鋼板製長尺薄板構造物で あり、端部に相当する板部20a、20b、ロの字の上部に相当する20c、下 部に相当する板部20dにより構成され、通水孔20f、下部張出し板部20e にはアンカー孔20gが設けられている。該第2排水枠体20は、さらに、ロの 字の上部辺に相当する前記板部20cに、長尺方向と平行する矩形形状の清掃用 開口20hが設けられている。
【0012】 前記第2排水枠体20には、該清掃用開口20hを閉口するための引き戸21 が内挿されている。該引き戸21は軸直角断面が伏せた略コの字形状であり、前 記清掃用閉口20hよりも僅かに長く構成されている。該引き戸21の略コの字 の断面形状は、前記第2排水枠体20の内部において、上下方向に余裕をもって 長尺方向に往復移動可能な外形寸法に構成されている。
【0013】 このように構成される前記引き戸21を内挿すると共に、引き戸21を長さ方 向に往復移動して前記清掃用開口20hを開閉するために、前記第2排水枠体2 0は、該排水枠体の内側に対向するガイド部20iが設けられ、前記引き戸21 が載置されている。また、前記引き戸21を閉止するために、引き戸21の上面 に係止ボルト23が設けられている。また引き戸21自体が必要以上にガイド部 20iを移動しないよう、ガイド部の片側端部は上部に折り曲げられている。ま たその反対側の端部には内部へ突出する係止ピン22が設けられている。
【0014】 以上のように構成された第1排水枠体10及び引き戸21を内挿した第2排水 枠体20を、道路等の不透水性基層アスファルト3が敷設された路盤1の両側の 路肩laに沿って、通水孔10f、20fが車道側に位置するように連結して配 置し、アンカー孔10g、20gにコンクリート釘等のアンカーを打って固定す る。なお、第2排水枠体20すなわち清掃用開口20hは約4m間隔で配置する 。 その後、両側の第1排水枠体10及び第2排水枠体20間に第1排水枠体10 及び第2排水枠体20の通水孔側に通水孔の上面が路面上となり、下側が路面下 となるように、不透水性基層アスファルト3の上に排水性表層アスファルト4を 敷設し、転圧して排水性舗装を施工する。その結果、第1排水枠体10及び第2 排水枠体20の内部に、排水桝2へ連適する排水路5の流路空間が形成される。
【0015】 このようにして排水性舗装を施工された道路等において、雨天の場合、道路等 の表面に降った雨は、排水性表層アスファルト4に侵入する。排水性表層アスフ ァルト4に侵入した雨水は不透水性基層アスファルト3に遮られて路盤1には侵 入せず、通常横断面形状が中高に形成されている不透水性基層アスファルト3の 表面に沿い、排水性表層アスファルト4内を流動して第1排水枠体10及び第2 排水枠体20に致る。雨水は、通水孔10f、20fの路面下の開口を通過して 第1排水枠体10及び第2排水枠体20内に流入し、排水路5の流路空間を流れ て排水桝2へ流入し、排水桝2から排水管等へ排水される。また、短時間に多量 の降雨量があった場合は、雨水の一部は、排水性表層アスファルト4に侵入する 間も無く、排水性表層アスファルト4の表面を流れて第1排水枠体10及び第2 排水枠体20に致り、通水孔10f、20fの路面上の開口から第1排水枠体1 0及び第2排水枠体20内に流入し、排水される。
【0016】 本実施例においては、通水孔10f、20fが排水性表層アスファルト4の厚 み方向すなわち上下方向に設けられると共に折り曲げられた平面部にも設けられ ていることにより、排水性表層アスファルト4の厚み方向の広い範囲から雨水を 排水すると共に、排水性表層アスファルト4の下層部に溜まり易い雨水を容易に 排水することができる。また、第1排水枠体10及び第2排水枠体2 0の一方 の端辺の板部10a、20aに設けられた通水孔10f、20fが、排水性表層 アスファルト4を構成する骨材が通過しないように5mm〜10mmのスリット 形状に構成されていることにより、排水性表層アスファルト4内を流動してくる ゴミ、土砂等は目詰りすることはなく通過し、透水機能が低下することはない。
【0017】 第2排水枠体20の清掃用開口20hは、内挿された引き戸21を係止ボルト 23により係止されて常時閉口され、路面上からの大きなゴミ、石、異物等の侵 入を防止されている。第1排水枠体10及び第2排水枠体20内にゴミ、土砂等 が溜まった場合は、引き戸21を引いて清掃用開口20hを開口し、ゴミ、土砂 等を取除き、清掃する。また、放水ノズルを挿入し、スリット状通水孔10f、 20fを内側から洗浄する。清掃後は、引き戸21を引戻して清掃用開口20h を閉口する。
【0018】 以上の実施例において、第1排水枠体10及び第2排水枠体20の軸直角断面 が略ロの字形状に構成されているが、限定されるものではなく、他の横長の矩形 、正方形、縦長の矩形、台形としてもよい。また、第1排水枠体10と第2排水 枠体20とを別々の部材として説明したが、これ等を1箇の部材として合体させ て構成してもよく、以上の説明から、何等問題無く、容易に一体化することが可 能である。さらに、第1排水枠体10、第2排水枠体20また一体化された排水 枠体の長さを0.5m〜lmとすることにより、曲線路にも適用することが可能 である。引き戸21及びその開閉・閉止のための形状及び構造は、上記の実施例 に限定されるものではなく、上記説明と同一技術範囲に属する形状及び構造を含 むものである。
【0019】
本考案による排水性舗装用縁石兼用排水路は以上のように構成されていること により、以下のような効果を得ることができる。すなわち、軸直角断面が略ロの 字形状の長尺構造物であり、ロの字の一方の車道側端辺に相当する板部において 、通水孔を長さ方向に間隔をおいて複数箇所に設けられた排水枠体が、路肩に沿 うと共に通水孔を車道側にして不透水性基層アスファルト上に配置され、排水枠 体の通水孔の上側が路面上となり、下側が路面下となるように排水性表層アスフ ァルトが敷設されることにより、雨天の場合、道路等の表面に降った雨は、排水 性表層アスファルトに侵入後、不透水性基層アスファルトに遮られて、路盤には 侵入せず、排水性表層アスファルト内を流動して路面下の通水孔に流入する。
【0020】 また、短時間に多量の降雨量があった場合は、雨水の一部は、排水性表層アス ファルトに侵入する間も無く、排水性表層アスファルトの表面を流れて、路面上 の上側の通水孔に流入し排水される。そのため、排水枠体の透水機能が低下する ことが無くなり、長期間効率よく排水される。
【0021】 また、排水枠体の長さ方向の一部箇所において、ロの字の上部辺に相当する板 部に清掃用閉口が設けられ、清掃用開口に開閉及び閉止可能な引き戸が設けられ ていることにより、排水路の適宜の短い距離で、排水枠体内の清掃を容易に実施 できる。
【0022】 また、通水孔の短径が5mm〜10mmに構成されていることにより、排水性 表層アスファルトを構成する骨材は通過せず、微細なゴミ、土砂等が目詰りする ことはなく通過し、透水機能が殆ど低下しない。
【0023】 また、排水枠体が鋼板製であることにより、排水性舗装工事に際し、不透水性 基層アスファルト上に路肩に沿って設置してアンカー止めにより固定するのみで 施工が容易であると共に、繰返し使用が可能である。
【図1】本考案による排水路を適用した排水性舗装の構
成を示す斜視断面図である。
成を示す斜視断面図である。
【図2】本考案による排水枠体の1実施例を示す(A)
平面図、(B)正面図及び(C)図2(B)の矢視C−
C断面図である。
平面図、(B)正面図及び(C)図2(B)の矢視C−
C断面図である。
【図3】本考案による排水枠体の第2実施例を示す
(A)平面図、(B)正面図、(C)内挿部品(引き
戸)の斜視図、(D)図3(B)の矢視D−D断面図で
ある。
(A)平面図、(B)正面図、(C)内挿部品(引き
戸)の斜視図、(D)図3(B)の矢視D−D断面図で
ある。
1 路盤 2 排水桝 3 不透水性基層アスファルト 4 排水性表層アスファルト 5 排水路 10 第1排水枠体 10f 通水孔 20 第2排水枠体 20f 通水孔 20h 清掃用開口 21 引き戸 22 係止ピン 23 係止ボルト
Claims (4)
- 【請求項1】 道路等の路肩(la)に沿って設けられ
る排水路(5)において、軸直角断面が略ロの字形状の
長尺構造物であり、ロの字の一方の車道側端辺に相当す
る板部(10a、20a)において、通水孔(10f、
20f)を長さ方向に間隔をおいて複数箇所に設けられ
た排水枠体(10、20)が、前記路肩(la)に沿う
と共に前記通水孔(10f、20f)を車道側にして不
透水性基層アスファルト(3)上に配置され、前記排水
枠体(10、20)の通水孔(10f、20f)側に、
通水孔の上側が路面上となり、下側が路面下となるよう
に排水性表層アスファルト(4)が敷設されてなること
を特徴とする排水性舗装用縁石兼用排水路。 - 【請求項2】 前記排水枠体(10、20)の一部にお
いて、ロの字の上部に相当する板部(10c、20c)
に清掃用開口(20h)が設けられ、該清掃用開口(2
0h)に開閉及び閉止可能な引き戸(21)が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の排水性舗装用縁
石兼用排水路。 - 【請求項3】 前記通水孔(10f、20f)の短径が
5mm〜10mmであることを特徴とする請求項1記載
の排水性舗装用縁石兼用排水路。 - 【請求項4】 前記排水枠体(10、20)が鋼板製で
あることを特徴とする請求項1記載の排水性舗装用縁石
兼用排水路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010156U JP3035851U (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 排水性舗装用縁石兼用排水路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010156U JP3035851U (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 排水性舗装用縁石兼用排水路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035851U true JP3035851U (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=43170643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996010156U Expired - Lifetime JP3035851U (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 排水性舗装用縁石兼用排水路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035851U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202021103946U1 (de) | 2021-07-23 | 2022-10-25 | Aco Ahlmann Se & Co. Kg | Vorrichtung zur Oberflächenentwässerung von begehbaren und/oder befahrbaren Bauwerken |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP1996010156U patent/JP3035851U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202021103946U1 (de) | 2021-07-23 | 2022-10-25 | Aco Ahlmann Se & Co. Kg | Vorrichtung zur Oberflächenentwässerung von begehbaren und/oder befahrbaren Bauwerken |
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