JPH10266111A - 道路構造 - Google Patents

道路構造

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JPH10266111A
JPH10266111A JP9076895A JP7689597A JPH10266111A JP H10266111 A JPH10266111 A JP H10266111A JP 9076895 A JP9076895 A JP 9076895A JP 7689597 A JP7689597 A JP 7689597A JP H10266111 A JPH10266111 A JP H10266111A
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road
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roadway
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邦男 金子
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Fujimura Fume Kan KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/40Protecting water resources

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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】透水性ブロックを用いて舗装した歩道、又は透
水性舗装の歩道、透水性舗装の車道等の上に、多量に降
って浸透する雨水を効率よく側溝に導き、歩道や車道上
に雨水が溢れないようにする。 【解決手段】路床24上に砕石層地盤22を設けると共
に該砕石層地盤22上に不透水層23を設け、かつ該不
透水層23上に透水性舗装21を設けて形成した車道2
と、上端部に透水部Pを設けた該車道2の端に沿って配
設される車道側側溝5とから構成し、前記透水部Pは、
車道2の透水性舗装21を浸透した雨水R1が流入する
ように該透水性舗装21位置に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透水性ブロックを
用いて舗装した歩道、又は透水性舗装の歩道、透水性舗
装の車道等の上に、多量に降って浸透する雨水を効率よ
く側溝に導き、歩道や車道上に雨水が溢れない道路構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の道路構造は図13〜図16示した
ような構造であり、歩道1上に降った雨水R1は、透水
性ブロック11又は透水性舗装21を通過後、砕石層1
3を通過して歩道側地盤14の地下に浸透する。なお、
前記透水性舗装21は、直径5mm程度に統一した粗い
粒子をセメントペーストや接着剤で固めたもので、水を
浸透する舗装をいう。また、車道2は、道路構造上礫混
じり土で路床24を形成し、その上部に砕石層等の地盤
22を強固に転圧する。そして、転圧後に透水性舗装2
1を道路表面に3cm〜5cm程度の厚さで2%程度の
勾配に施工している。そして、車道2上の雨水Rは、透
水性舗装21内部の空隙部を通過しながら道路勾配なり
に車道側側溝5の上縁から該側溝内にに到達させる。な
お、雨水Rは車道側側溝5の上縁をオーバーフローさ
せ、直接道路端車道側側溝5に流れを導く方法が取られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 降水量が多い場合歩道1上の雨水R1は、地下への浸
透機能を越えると透水性ブロック11上(透水性舗装
上)に溢れ出し、歩道1の勾配に沿って流れ出し、縁石
ブロック3又は道路用L型側溝4の天端41を越えて車
道側側溝5、歩道側側溝6に流出する。その際に雨水
R、R1は歩道1や車道2に溢れるため、歩行者の歩行
の障害となっている。また、図14のように、歩道1上
に突出部付縁石ブロック4を配置した場合は、該縁石ブ
ロック4を回り込むように縁石ブロックと縁石ブロック
の間を通過して矢印で示したように車道側側溝5に流れ
る(図15参照)。さらに、歩道1上に窪部がある場合
は水溜まりが出来るため、歩行者の歩行の障害になると
いう問題点がある。 従来の透水性ブロック11又は透水性舗装21を施し
た歩道1は、雨水を地下に浸透させる事が主目的である
ため、梅雨時で長雨時等のような降水量が多い場合には
縁石ブロック、車道側側溝5及び歩道側側溝6、道路用
L型側溝7等の各種構造物の下部に浸透水が回り込み、
その結果構造物の下の地盤14、22を軟弱にし、その
構造物の沈下や蛇行を助長する。 車道2上の雨水Rは、降水量が多くなると透水性舗装
21の空隙部では処理出来ないため、道路上に溢れ、更
に、道路勾配なりに側溝に流出する。この時既に透水性
舗装としての透水機能を失い、透水機能のない舗装道路
と同じくなる。その結果、走行車両ではハイドロブレー
ニング現象、スモーキング現象、水跳ね、光の反射によ
る視界の現象等の現象が発生し、ドライバーは安全運転
が阻害され、道路を歩く歩行者にも損害を生じさせるこ
とになるという問題点がある。
【0004】そこで、本発明はこのような問題点に鑑み
てなされたもので、歩道や車道上に多量に降った雨水を
効率よく車道端の車道側側溝や歩道端の歩道側側溝に導
き、歩道や車道上に雨水が溢れないようにする道路構造
の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の道路構造においては、路床24
上に砕石層地盤22を設けると共に該砕石層地盤22上
に不透水層23を設け、かつ該不透水層23上に透水性
舗装21を設けて形成した車道2と、上端部に透水部P
を設けた該車道2の端に沿って配設される車道側側溝5
とから構成し、前記透水部Pは、車道2の透水性舗装2
1を浸透した雨水R1が流入するように該透水性舗装2
1位置に配設したことを特徴としている。前記請求項1
に記載した車道側側溝5は、底版部を開放にした断面門
型に形成すると共に、片側側壁上端に多孔質透水部31
を設けてもよく、又切欠溝51を設けてもよい。また、
前記請求項1に記載した車道側側溝5は、断面U字形に
形成すると共に、片側側壁上端に多孔質透水部31を設
けてもよく、又切欠溝51を設けてもよい。更に、前記
請求項1に記載した車道側側溝5は、暗渠型に形成する
と共に、片側側壁上端に多孔質透水部31を設けてもよ
く、又切欠溝51を設けてもよい。また、請求項1に記
載した道路構造は、透水性舗装21と不透水層23の境
目高さ位置に車道側側溝5の上端を配置し、車道側側溝
5の開口部には該車道側側溝5の接続方向に沿って上面
に凹状窪み56を設けた側溝蓋54を配置したことを特徴
としている。
【0006】次の請求項9に記載の道路構造では、車道
2の端に沿って車道側側溝5を配置すると共に該車道側
側溝5に隣接させて縁石ブロック3を配置し、かつ該縁
石ブロック3介して歩道1を施工した道路において、前
記歩道1は、歩道側地盤14上に順に、砕石層13、砂
層12、透水性ブロック11を設けて形成し、前記縁石
ブロック3には、砕石層13高さ位置に透水部Pを設け
てなり、透水性ブロック11を浸透した雨水R2が車道
側側溝5に流入するように該車道側側溝5の上縁位置に
縁石ブロック3の透水部Pを配設したことを特徴として
いる。また、前記請求項9に記載の透水部Pは、多孔質
透水部31としてもよい。更に、前記請求項9に記載の
縁石ブロック3は、歩道1の砕石層13位置の高さ位置
に透水孔32を設けてもよく、又多孔質透水部31を設
けてもよい。また、前記請求項9に記載の縁石ブロック
3は、歩道1側下端に突出部35を設け、歩道1の砕石層
13高さ位置に透水孔32を設けてもよく、又多孔質透
水部31を設けてもよい。更に、前記請求項9に記載の
歩道1は、透水性ブロックの代わりに透水性舗装21を
形成し、該透水性舗装21の高さ位置に縁石ブロック3
の透水部Pを設けてもよい。
【0007】更に、請求項16に記載の道路構造では、
歩道1の端に沿って側溝6を配置させて形成した道路に
おいて、歩道1は、歩道側地盤14上に順に、砕石層1
3、砂層12、透水性ブロック11を設けて形成し、側
溝6には、砕石層13とほぼ同じ高さ位置に透水部Pを
設け、前記歩道1の砕石層13位置に側溝6の透水部P
を配設したことを特徴としている。また、前記請求項1
6に記載の歩道1には、透水性ブロック11の代わりに
透水性舗装21を設け、側溝6には、その上縁位置に透
水部Pを設けてなり、該透水性舗装21位置に側溝6の
透水部Pを配設してもよい。
【0008】最後に、請求項18に記載の道路構造で
は、歩道1と車道2の境界付近に、歩道1側に起立部4
1を設けた道路用L型側溝4を配設した道路において、
前記歩道1は上から順に、透水性ブロック11、砂層1
2、砕石層13の順に形成し、前記車道2は路床24上
に順に、砕石層22、透水性舗装21を設け、前記道路
用L型側溝4の起立部41には、砕石層13とほぼ同じ
高さ位置に透水部Pを設け、歩道1の砕石層13を浸透
した雨水R2と車道2の透水性舗装21を浸透した雨水
R1が道路用L型側溝4の溝42内に流入できるように、
道路用L型側溝4の透水部Pを砕石層13位置に配設す
ると共に、道路用L型側溝4の上縁を車道2の透水性舗
装21より下に配設したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の態様】本発明の実施の態様を図面に基い
て説明する。本発明の第1の発明に係る道路構造は、図
1において、車道2は、路床24上に砕石層地盤22を
設けると共に該砕石層地盤22上に不透水層23を設
け、かつ該不透水層23上に透水性舗装21を設けて形
成されている。前記車道2の端に沿って配設される車道
側側溝5は、その上端部に透水部Pが設けられている。
また、前記透水部Pは、車道2の透水性舗装21を浸透
した雨水R1が流入するように該透水性舗装21位置に
配設されている。また、前記車道側側溝5は、図2のよ
うに、底版部を開放にした断面門型に形成すると共に、
片側側壁上端には、例えばポーラスコンクリート等を用
いて形成した多孔質透水部31を設けてもよく、又図1
8のように切欠溝51を設けてもよい。更に、前記車道
側側溝5は、図3のように、断面U字形に形成すると共
に、片側側壁上端に多孔質透水部31を設けてもよく、
又図19のように切欠溝51を設けてもよい。また、図
20AのようにU形側溝5の一方側側壁上端部に多孔質
透水部31を設けると共に、他方側側壁上端部に透水孔
32を、同図BのようにU形側溝5の一方側側壁上端部
に切欠溝51を設けると共に、他方側側壁上端部に多孔
質透水部31を、同図CのようにU形側溝5の両側壁上
端部に切欠溝51を設けてもよい。更に、同図Dのよう
にU形側溝5の一方側側壁上端部に切欠溝51を設ける
と共に、他方側側壁上端部に透水孔32を設けてもよ
い。また、前記車道側側溝5は、図4のように、暗渠型
に形成すると共に、所定側壁上端に多孔質透水部31を
設けてもよく、又図20Cのように切欠溝51を設けて
もよい。また、第1の発明の道路構造は、図5のよう
に、透水性舗装21と不透水層23の境目高さ位置に車
道側側溝5の上端を配置し、車道側側溝5の開口部には
該車道側側溝5の接続方向に沿って上面に凹状窪み56
を設けた側溝蓋54が配置されている。
【0010】次に、第2の発明の道路構造は、図6のよ
うに、車道2の端に沿って車道側側溝5を配置すると共
に該車道側側溝5に隣接させて縁石ブロック3を配置
し、かつ該縁石ブロック3介して歩道1を施工した道路
である。また、前記歩道1は、歩道側地盤14上に順
に、砕石層13、砂層12、透水性ブロック11を設け
て形成し、前記縁石ブロック3には、砕石層13高さ位
置に透水部Pを設けてなり、透水性ブロック11を浸透
した雨水R2が車道側側溝5に流入するように該車道側
側溝5の上縁位置に縁石ブロック3の透水部Pが配設さ
れている。第2の発明の透水部Pは、図7のように、多
孔質透水部31としてもよい。更に、第2の発明の縁石
ブロック3は、図21、22のように、歩道1の砕石層
13位置の高さ位置に透水部Pとして透水孔32を設け
てもよく、又多孔質透水部31を設けてもよい。また、
前記第2の発明の縁石ブロック3は、図8のように、歩
道1側下端に突出部35を設け、歩道1の砕石層13高さ
位置に透水孔32を設けてもよく、又多孔質透水部31
を設けてもよい。更に、前記第2の発明の歩道1は、図
9のように、透水性ブロックの代わりに透水性舗装21
を形成し、該透水性舗装21の高さ位置に縁石ブロック
3の透水部Pを設けてもよい。前記透水部Pは、図2
1、図22のAのように多孔質透水部31を起立部41
のほぼ中間高さ位置にサンドイッチ状に水平に設けても
よく、同図Bのように多孔質透水部31を所定間隔で水
平に設けてもよい。また、Cのように多孔質透水部31
をほぼ中央の中間高さ位置に設けるか、起立部41の上
端部全面に多孔質透水部31を設けてもよい。更には、
Aの多孔質透水部31の代わりに透水孔32を水平に設
けてもよい。
【0011】更に、第3の発明の道路構造は、図10の
ように、歩道1の端に沿って側溝6を配置させて形成し
た道路において、歩道1は、歩道側地盤14上に順に、
砕石層13、砂層12、透水性ブロック11を設けて形
成し、側溝6には、砕石層13とほぼ同じ高さ位置に透
水部Pを設け、前記歩道1の砕石層13位置に側溝6の
透水部Pが配設されている。また、前記第3の発明の歩
道1には、図11のように、透水性ブロック11の代わ
りに透水性舗装21を設け、側溝6には、その上縁位置
に透水部Pを設けてなり、該透水性舗装21位置に側溝
6の透水部Pを配設してもよい。
【0012】また、第4の発明の道路構造は、主に、溝
42内の貯水量が比較的少ない公園内の道路や商店街等
のに適用される道路構造に関するものである。図12の
ように、歩道1と車道2の境界付近に、歩道1側に起立
部41を設けた道路用L型側溝4を配設した道路におい
て、前記歩道1は上から順に、透水性ブロック11、砂
層12、砕石層13の順に形成し、前記車道2は路床2
4上に順に、砕石層22、透水性舗装21を設け、前記
道路用L型側溝4の起立部41には、砕石層13とほぼ
同じ高さ位置に透水部Pを設け、歩道1の砕石層13を
浸透した雨水R2と車道2の透水性舗装21を浸透した
雨水R1が道路用L型側溝4の溝42内に流入できるよう
に、道路用L型側溝4の透水部Pを砕石層13位置に配
設すると共に、道路用L型側溝4の上縁を車道2の透水
性舗装21より下に配設されている。なお、透水部P
は、図23のAのように多孔質透水部31を起立部41
のほぼ中間高さ位置にサンドイッチ状に水平に設けても
よく、同図Bのように多孔質透水部31を所定間隔で水
平に設けてもよい。また、Cのように多孔質透水部31
をほぼ中央の中間高さ位置に設けるか、起立部41の上
端部全面に多孔質透水部31を設けてもよい。更には、
Aの多孔質透水部31の代わりに透水孔32を水平に設
けてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 歩道や車道上に降った雨水は、適宜、歩道や車道下の
透水性ブロック、透水性舗装、砕石層を浸透し、かつこ
れらの層と連通するように配設した歩道端の歩道側側溝
及び車道端の車道側側溝に流れ込む。従って、道路上に
雨水が多量に降っても連続して浸透し、かつ効率よく歩
道端の歩道側側溝及び車道端の車道側側溝に流れ込むた
め、道路上に多量に降った雨水は歩道や車道上にあふれ
ることがない。よって、雨水が道路や車道に溢れること
がないので歩行者の歩行障害とならず、車両の走行障害
にもならない。 歩道及び車道の雨水は、適宜、歩道や車道下の透水性
ブロック、透水性舗装、砕石層を浸透してこれと連通す
るように配置した歩道端の歩道側側溝及び車道端の車道
側側溝に流れ込み、従って、道路上の雨水は連続して浸
透し、効率よく歩道端の歩道側側溝及び車道端の車道側
側溝に流れ込むため、歩道や車道上に溢れることが回避
できる。特に、梅雨時の長雨時等のように降水量が多い
場合は、縁石ブロック、車道端及び歩道端の側溝、道路
用L型側溝等の各種構造物の下部に浸透水が回り込みが
なくなる。その結果構造物の下の地盤を軟弱にしたり、
その構造物の沈下や蛇行を助長することがない。従っ
て、道路構造物の沈下, 蛇行が防止できる。 道路に溜まった又は溢れた水は、効率よく歩道端の歩
道側側溝及び車道端の車道側側溝に流れ込み、歩道や車
道上に溢れることがほとんどないため、走行中の車両の
車輪内に侵入して車輪が空回りするハイドロブレーニン
グ現象が防止でき、又車両の走行時後方に水が霧状に舞
い上がり、後続車の視界を悪くさせるスモーキング現象
が防止できる。更に、水跳ね・光の反射により発生する
視界の悪化も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車道と側溝の説明図。
【図2】 本発明の門型側溝の斜視図。
【図3】 本発明のU字型側溝の斜視図。
【図4】 本発明の暗渠型側溝の正面図。
【図5】 本発明の道路構造の説明図。
【図6】 本発明の道路構造の説明図。
【図7】 本発明の道路構造の説明図。
【図8】 本発明の道路構造の説明図。
【図9】 本発明の道路構造の説明図。
【図10】本発明の道路構造の説明図。
【図11】本発明の道路構造の説明図。
【図12】本発明の道路用L型側溝を使用した道路構造
の説明図。
【図13】従来の道路構造の説明図。
【図14】従来の道路構造の説明図。
【図15】図15の道路構造の平面図。
【図16】従来の道路用L型側溝を使用した道路構造の
説明図。
【図17】A、B、Cは側壁上端部に透水部を設けた門
型側溝の斜視図。
【図18】側壁上端に透水部を設けた門型側溝の斜視
図。
【図19】A、BはU字形側溝の斜視図。
【図20】A、B、C、D、Eは両側壁上端に透水部を
設けたU字形側溝の斜視図。
【図21】A、B、C、D、Eは透水部を設けた縁石ブ
ロックの斜視図。
【図22】A、B、C、D、Eは透水部を設けた縁石ブ
ロックの斜視図。
【図23】A、B、C、D、Eは透水部を設けた道路用
L型側溝の斜視図。
【符号の説明】
1 歩道 11 透水性ブロック 12 砂層 13 砕石層 14 歩道側地盤 2 車道 21 透水性舗装 22 砕石地盤 23 不透水層 24 路床 3 縁石ブロック P 透水部 31 多孔質透水部 32 透水孔 35 突出部 4 道路用L型側溝 41 起立部 42 溝 5 車道側側溝 51 切欠溝 54 側溝蓋 56 窪み 6 歩道側側溝

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路床24上に砕石層地盤22を設けると共
    に該砕石層地盤22上に不透水層23を設け、かつ該不
    透水層23上に透水性舗装21を設けて形成した車道2
    と、上端部に透水部Pを設けた該車道2の端に沿って配
    設される車道側側溝5とから構成し、前記透水部Pは、
    車道2の透水性舗装21を浸透した雨水R1が流入する
    ように該透水性舗装21位置に配設したことを特徴とす
    る道路構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した車道側側溝5は、底版
    部を開放にした断面門型に形成すると共に、片側側壁上
    端に多孔質透水部31を設けたことを特徴とする道路構
    造。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した車道側側溝5は、底版
    部を開放にした断面門型に形成すると共に、片側側壁上
    端に切欠溝51を設けたことを特徴とする道路構造。
  4. 【請求項4】請求項1に記載した車道側側溝5は、断面
    U字形に形成すると共に、片側側壁上端に多孔質透水部
    31を設けたことを特徴とする道路構造。
  5. 【請求項5】請求項1に記載した車道側側溝5は、断面
    U字形に形成すると共に、片側側壁上端に切欠溝51を
    設けたことを特徴とする道路構造。
  6. 【請求項6】請求項1に記載した車道側側溝5は、暗渠
    型に形成すると共に、片側側壁上端に多孔質透水部31
    を設けたことを特徴とする道路構造。
  7. 【請求項7】請求項1に記載した車道側側溝5は、暗渠
    型に形成すると共に、片側側壁上端に切欠溝51を設け
    たことを特徴とする道路構造。
  8. 【請求項8】透水性舗装21と不透水層23の境目高さ
    位置に車道側側溝5の上端を配置し、車道側側溝5の開
    口部には該車道側側溝5の接続方向に沿って上面に凹状
    窪み56を設けた側溝蓋54を配置したことを特徴とする
    請求項1の道路構造。
  9. 【請求項9】 車道2の端に沿って車道側側溝5を配置
    すると共に該車道側側溝5に隣接させて縁石ブロック3
    を配置し、かつ該縁石ブロック3介して歩道1を施工し
    た道路において、前記歩道1は、歩道側地盤14上に順
    に、砕石層13、砂層12、透水性ブロック11を設け
    て形成し、前記縁石ブロック3には、砕石層13高さ位
    置に透水部Pを設けてなり、透水性ブロック11を浸透
    した雨水R2が車道側側溝5に流入するように該車道側
    側溝5の上縁位置に縁石ブロック3の透水部Pを配設し
    たことを特徴とする道路構造。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の透水部Pは、多孔質透
    水部31であることを特徴とする道路構造。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の縁石ブロック3は、歩
    道1の砕石層13位置の高さ位置に透水孔32を設けた
    ことを特徴とする道路構造。
  12. 【請求項12】請求項9に記載の縁石ブロック3は、歩
    道1の砕石層13位置の高さ位置に多孔質透水部31を
    設けたことを特徴とする道路構造。
  13. 【請求項13】請求項9に記載の縁石ブロック3は、歩
    道1側下端に突出部35を設け、歩道1の砕石層13高さ
    位置に透水孔32を設けたことを特徴とする道路構造
  14. 【請求項14】請求項9に記載の縁石ブロック3は、歩
    道1側下端に突出部35を設け、歩道1の砕石層13高さ
    位置に多孔質透水部31を設けたことを特徴とする道路
    構造
  15. 【請求項15】請求項9に記載の歩道1は、透水性ブロ
    ックの代わりに透水性舗装21を形成し、該透水性舗装
    21の高さ位置に縁石ブロック3の透水部Pを設けたこ
    とを特徴とする道路構造。
  16. 【請求項16】歩道1の端に沿って側溝6を配置させて
    形成した道路において、歩道1は、歩道側地盤14上に
    順に、砕石層13、砂層12、透水性ブロック11を設
    けて形成し、側溝6には、砕石層13とほぼ同じ高さ位
    置に透水部Pを設け、前記歩道1の砕石層13位置に側
    溝6の透水部Pを配設したことを特徴とする道路構造。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の歩道1には、透水性
    ブロック11の代わりに透水性舗装21を設け、側溝6
    には、その上縁位置に透水部Pを設けてなり、該透水性
    舗装21位置に側溝6の透水部Pを配設したことを特徴
    とする道路構造。
  18. 【請求項18】歩道1と車道2の境界付近に、歩道1側
    に起立部41を設けた道路用L型側溝4を配設した道路
    において、前記歩道1は上から順に、透水性ブロック1
    1、砂層12、砕石層13の順に形成し、前記車道2は
    路床24上に順に、砕石層22、透水性舗装21を設
    け、前記道路用L型側溝4の起立部41には、砕石層1
    3とほぼ同じ高さ位置に透水部Pを設け、歩道1の砕石
    層13を浸透した雨水R2と車道2の透水性舗装21を
    浸透した雨水R1が道路用L型側溝4の溝42内に流入で
    きるように、道路用L型側溝4の透水部Pを砕石層13
    位置に配設すると共に、道路用L型側溝4の上縁を車道
    2の透水性舗装21より下に配設したことを特徴とする
    道路構造。
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