JP3035017U - 部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布 - Google Patents
部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布Info
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- JP3035017U JP3035017U JP1996009829U JP982996U JP3035017U JP 3035017 U JP3035017 U JP 3035017U JP 1996009829 U JP1996009829 U JP 1996009829U JP 982996 U JP982996 U JP 982996U JP 3035017 U JP3035017 U JP 3035017U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 衿返しマイヤー合わせ毛布の、特に折り返し
部、衿の部分のみ、機能わた層を設置し、四層構造にし
たことで、襟元の保温性が高まり、わた層の抗菌、消
臭、温熱、吸湿、その他諸機能が効果的に働き、その他
の毛布部分は全て、二層構造のマイヤー毛布の合わせ構
造であるので、比較的軽く、適度な通気性、保温性が維
持てき、特に襟元、肩先がとても温かい毛布。 【構成】 部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布の衿
部構造は 上から、裏マイヤーの折り返し部、表マイヤ
ー毛布部(この部分は外から見えない)、機能わた層
(この部分も外から見えない)、裏マイヤー毛布部の四
層構造から成り、衿部以外の、その他の毛布部全面が
上から、表マイヤー毛布部、裏マイヤー毛布部の二層構
造である。尚、機能わた層は耐久性に優れたパンチ加工
綿で、種々の機能を有する綿を使用する。更に、折り返
し衿部の先端はヘムで押え縫い、他の三方はヘムで縁飾
り縫製する。
部、衿の部分のみ、機能わた層を設置し、四層構造にし
たことで、襟元の保温性が高まり、わた層の抗菌、消
臭、温熱、吸湿、その他諸機能が効果的に働き、その他
の毛布部分は全て、二層構造のマイヤー毛布の合わせ構
造であるので、比較的軽く、適度な通気性、保温性が維
持てき、特に襟元、肩先がとても温かい毛布。 【構成】 部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布の衿
部構造は 上から、裏マイヤーの折り返し部、表マイヤ
ー毛布部(この部分は外から見えない)、機能わた層
(この部分も外から見えない)、裏マイヤー毛布部の四
層構造から成り、衿部以外の、その他の毛布部全面が
上から、表マイヤー毛布部、裏マイヤー毛布部の二層構
造である。尚、機能わた層は耐久性に優れたパンチ加工
綿で、種々の機能を有する綿を使用する。更に、折り返
し衿部の先端はヘムで押え縫い、他の三方はヘムで縁飾
り縫製する。
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は二枚の片面マイヤー毛布地の、特に、衿返し部分にのみ(全面ではない 、部分的に)、特殊な機能わた層をサンドイッチ状に介在させて成る、重ね合わ せ毛布に係わる。
(従来の技術) 従来の衿返し(衿付きともいう)マイヤー毛布は 単に二枚の片面毛羽立ち毛布 を それぞれ毛羽立ち面を外側に重ね合わせ、裏側マイヤーを衿部分だけ適宜、 表側に折り返し、その先端部をヘム地で押え縫い、後の三方をミシンで縁飾りす る商品、または、裏マイヤー毛布を衿部分だけ適宜、表側に折り返し、裏側の折 り目から裏側全体(端までの全面)にわたり、機能わた層を設置、重ね合わせ、 仮付け、それを覆うように、表マイヤー毛布を重ね(仕付け)てから、衿部先端 をヘムで押え縫い、後の三方を縁飾り縫製して仕上げる商品がある。更に、表マ イヤー毛布、中樹脂綿、裏マイヤー毛布をそれぞれ、たて、よこ同寸法に揃えて 、重ね合わせ、四方を縁飾り縫製、端から数十センチメートル、内側の衿部先端 に当たる部分をミシンで押え縫いする商品がある。
(考案が解決しようとする課題) 従来の衿返し合わせ毛布(量産型)は 余計な手間を掛けず、中間わた層(樹脂 綿)を裏マイヤー毛布と同面積の、全面使いにして、仮付け(仕付)を簡単にし たので、縫製の能率(生産性)は大幅に向上したが、本案は それとは逆の、手 間を惜しまず、余分な手間を掛け、部分的な綿入れとしたことで、手作業的要素 が多くなり、能率はダウンする。それに、中綿は丈夫で、ちぎれず、かさがへた らず、長持ちする機能わたを用いる。
(課題を解決するための手段) 本案は 衿付きマイヤー合わせ毛布の衿部にのみ、部分的に高額な機能わた層や 、種々の機能材を設置するので、手間は掛かるが、製造原価の軽減化と、合わせ 毛布の軽量化を図れるので、常に新しい機能わた、部品を採用することができる 。しかも、従来の衿付きマイヤー合わせ毛布に比べ、衿部だけ、四層構造(上か ら、裏マイヤー、表マイヤー、わた層、裏マイヤーの順)の、極めて保温性の高 い、かさ高、ボリューム感のある毛布となり、他の毛布部分は 表、裏マイヤー 毛布という合わせ二層構造が 軽くて、適度な通気性もつ考案となる。それは本 来、カールマイヤー社のダブルラッセル編み製合わせ毛布(いわゆる、マイヤー 毛布)は編み地である点、特に通気性が過大で、毛布の保温性にマイナス作用を 及ぼす。ただし、実際の使用面では、この二層構造の毛布部は 掛け布団と重な るので、適度な通気性、保温性を保つ効果のあることを忘れている。本案は衿部 に、部分的に高額機能わた層、パンチ綿を設置することで、わた層の使用量を節 約、製造コストのダウンを図ると共に、快適な寝床内気候も併せ、実現する。
(実施例) 本案は図2のように 衿部のみ、(表から順に)、裏マイヤー、表マイヤー、わ た層(ここでは、種々の機能を有する繊維わたをパンチ綿に加工)、裏マイヤー という部分的四層構造である為、かさ高で、保温性に富む毛布となる。本案は 衿部以外、その他は全面、表面毛羽立ちマイヤーと、裏面毛羽立ちマイーヤーの 二層重ねの合わせ毛布であるので、従来の、端から端まで全面が 三層構造( 表マイヤー、わた層、裏マイヤー)の合わせ毛布に比べ、製造コストは安く、か さも低く、重量も重くない。これは重要な考案で、近年、羽毛布団の普及で、寝 具は軽くて、暖かいが 大切な要因となる。ところで、本案の仕上がり過程を説 明すると、先ず、2m20−25cm程度に裁断された裏マイヤー毛布を パイ ル面を外側にして、衿部の折り返し、裏グランド面の約20cmの所に印を付け 、次に、シングル毛布幅約140cmの、衿部より少し広目の幅約25−30c m程度の機能性パンチ綿を設置、接着剤で仮付け、その後、表マイヤー毛布(約 140x200cm)で そのわた層を覆うように、端から端まで、ぴったりと 、裏マイヤー毛布(グランド面)上に重ね合わせ、先の仮付け部の上から、仮縫 い。次に、裏マイヤーの折り返し衿部の先端をヘムで押え縫い、(その真下のわ た層は広い目であるので、ミシン外れがない)、そして、最後に三方をヘムで、 縁飾り縫製仕上げする。さて、ここで、本案の 高価な機能わた層(パンチ綿) 入り衿部について、詳述する。本案衿返しマイヤー合わせ毛布の衿部に設置され る、薄い板状の高級機能わた層(パンチ綿)は 例えば、竹炭(竹を高熱で焼い て、微粉末化したもの)をポリエステル繊維わたに練り込んで、適宜な厚みのわ た層に加工するパンチ綿や、他に、今、流行の抗菌、消臭、遠赤外線セラミック わたや、ラジウム製、ミネラル製パンチ綿がある。マイナスイオンを誘導するP VC繊維わたなど、種々の機能わたがある。これら高額なわた層(パンチ綿、樹 脂綿)は 本案にかぎり、部分使いである為、製造原価はあまり高くならない。
従来の全面三層構造の重ね合わせ毛布や、衿部四層、その他全面三層構造の衿返 し合わせ毛布に使われる、わた層(樹脂わた)は全面使いである為、製造コスト が高く付く。それに、わた層を樹脂加工している為、通気性が妨げられたり、硬 くなったり、自然な柔らかさに欠けると共に、樹脂が弊害となり、<機能わた> 本来の機能が損なわれ、充分に生かしきれない場合が生じ、特に本案は 樹脂加 工しない、ニードルパンチ加工による不織わた(パンチ綿)を使用する。これに より、機能わたは 本来の機能をそのまま、発揮できる結果となる。但し、樹脂 綿の中に、本来の機能を失わない〈機能わた〉があるので、その場合に限り、使 用する。本案は 衿部が表から、裏マイヤー、表マイヤー、パンチ綿、裏マイヤ ーの四層構造であるが、特にここで使用するマイヤー毛布はアクリル、新合繊、 綿、ウールなど、多種にわたり、また、これら毛布以外に、マイヤー編み地のパ イル生地(FBZ製)や、高密度織物、細布やブロード布はくなど、従来、寝具 寝装品に使われた種々の生地を使い、四季を通じ、新しい商品分野を開拓する。
また、マイヤー毛布は適宜、種々の後加工により、種々の風合いの毛布が仕上が る。例えは、両面毛羽立ち毛布地に仕上げたり、片面毛羽立ち毛布をタンブラー 乾燥による熱ナッピング加工(大小、丸い毛玉状、シープ状)に仕上げたり、デ ザインカット加工といわれる特殊な表面処理の風合いに仕上げることができる。
(作用と効果) 本考案の目的は 従来の衿返しマイヤー合わせ毛布と異なり、衿の部分にだけ、 特殊な機能わた層を設置し、衿部の機能を高める。つまり、えり元から、眠る人 体に種々作用する毛布を創ることである。例えば、本案四層構造の衿部は 就寝 中、襟元、肩先を温め、衿部に集中する種々の雑菌、臭い(悪臭)に対する抗菌 、消臭効果を発揮する機能わたを設置する。また、本案は衿部のみ、(例、シン グル毛布であれば、約140cm x 約25−30cm)、僅かな面積の加工 わた層、パンチ綿、樹脂綿或は、種々の機能を備えた資材、部品、装置などを設 置することで、広範囲な機能が発揮できると共に、部分使用である為、極めて材 料コストが安く上がる。更に、衿部以外の毛布部分がすべて、二層構造のマイヤ ー毛布の重ね合わせである為、かさが低く、軽い点が特徴であり、近年の需要( 軽さ重視)にふさわしい商品である。また本案で使用される機能わた層のパンチ 綿は 樹脂接着加工によらない、ニードルパンチ加工(不織わたを針でパンチン グして、布状に固めて形状安定化したもの)による為、樹脂による弊害はなく、 機能わた本来の機能を発揮する。機能わた(パンチ綿)には 種々のわたがある 。例えば、蓄熱性のわた、抗菌性のわた、消臭性のわた、備長炭、竹炭など、炭 を超微粉末化して、繊維に練り込んだ抗菌、消臭、遠赤外線わた、マイナスイオ ンを誘発するわた、ラジウムや、ミネラル鉱石を微粉末化して、繊維に練り込ん だわた等があり、これら各種の機能性を持った原綿をパンチ綿に加工して、本案 衿部に適宜、サンドイッチ状に設置し、内臓する。本案部分わた入り衿部は 就 寝中、従来にない、特別な働き(諸機能)を発揮し、襟元、肩先から、部分的に 熟睡、健康を促す作用が働くので、従来にない、新しい作用、効果が期待できる 考案である。これからの時代の毛布は 単に、暖かく寝るだけの機能では駄目で 、就寝中、疲れた人体を癒しながら、真実、健康増進を促進する(眠りを科学す る)という毛布寝具を開発、考案しなけれはならない。本案は 正に合理的、差 別化商品といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案毛布の平面図
【図2】本案の一部拡大断面図
【図3】本案パンチ綿、片面マイヤーの断面図 イ・・・表片面マイヤー ロ・・・裏片面マイヤー ハ・・・パンチ綿 ニ・・・折り返し部(衿部) ホ・・・押えヘム ヘ・・・縁飾りヘム ト・・・四層縫合部
Claims (1)
- 二枚の片面マイヤー毛布地を、それぞれ毛羽立ち面を外
側に、先ず、裏側のマイヤー毛布地を適宜な幅、表側に
折り返し、裏の折り目に沿い、その衿幅より少し大きめ
の機能わた層を部分的に設置、仮付け、更に、そのわた
層を覆うように、表マイヤー毛布地を裏マイヤー地にぴ
ったり重ね合わせ、仮縫い止め、次に、その裏マイヤー
地の折り返し先端部をヘムで押え縫い、後の三方を縁飾
り縫製する構造を特徴とするマイヤー合わせ毛布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009829U JP3035017U (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996009829U JP3035017U (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035017U true JP3035017U (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=43169838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996009829U Expired - Lifetime JP3035017U (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 部分わた入り衿返しマイヤー合わせ毛布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035017U (ja) |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP1996009829U patent/JP3035017U/ja not_active Expired - Lifetime
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