JP3068199U - 薄掛けこたつ布団 - Google Patents

薄掛けこたつ布団

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JP3068199U
JP3068199U JP1999007786U JP778699U JP3068199U JP 3068199 U JP3068199 U JP 3068199U JP 1999007786 U JP1999007786 U JP 1999007786U JP 778699 U JP778699 U JP 778699U JP 3068199 U JP3068199 U JP 3068199U
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kotatsu
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Inventor
輝三 岡本
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京都絞株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取り扱い性の面において薄層構造にするととも
に、保温性並びにデザイン性の面において、こたつ用掛
け布団としての目的を充分に果し得る薄掛けこたつ布団
を提供すること。 【解決手段】不織布層5と薄綿層6とを多針キルト加工
した中綿構造体3と、前記中綿構造体3の一方の面3a
側にあてがわれるパッチワーク加工による表地2と、前
記中綿構造体3の他方の面3b側にあてがわれる起毛処
理による裏地4とからなり、前記表地2、中綿構造体3
および裏地4とを重ね合わせてキルト縫着してなること
を特徴とする薄掛けこたつ布団。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、従来から室内調度家具として多用されている櫓ごたつに対して適用 されるこたつ用掛け布団の構造にかかるものであり、特に、表地、中綿構造体及 び裏地との組み合わせによって薄手構造化を図り、且つ、保温性並びにデザイン 性を図ってなる薄掛けこたつ布団に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、櫓ごたつは、暖房用器具であるとともに室内調度家具として、年 間を通じて居間などの室内において多用されているものである。一般的に、この 種の櫓ごたつを用いる場合には、櫓ごたつの上に掛けるこたつ用掛けぶとん、あ るいはこたつ用掛けキルティングが用いられている。
【0003】 上記する従来の櫓ごたつ用掛けぶとんは、保温性を重視して該保温性を確保する 観点から多量の中綿を充填した厚手のこたつ布団が主流を占めており、この厚手 のこたつ布団は、不使用時において広い保管スペースを要するなどの点において 不都合なものであった。また、従来のこたつ用掛けキルティングは、保温性並び にデザイン性の面において、こたつ用掛け布団として、その目的を充分に果して いるものではなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、上記するような櫓ごたつ用の掛け布団に関して、取り扱い 性の面において薄層構造にするとともに、保温性並びにデザイン性の面において 、こたつ用掛け布団として、その目的を充分に果し得る薄掛けこたつ布団を提供 しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、不織布層と薄綿 層とを多針キルト加工した中綿構造体と、前記中綿構造体の一方の面側にあてが われるパッチワーク加工による表地と、前記中綿構造体の他方の面側にあてがわ れる起毛処理した裏地とからなり、 前記表地、中綿構造体および裏地とを重ね合わせてキルト縫着してなる薄掛けこ たつ布団を構成するものである。
【0006】 さらに、この考案は、前記薄掛けこたつ布団の外周囲をアトラー加工してなる薄 掛けこたつ布団を構成するものである。
【0007】 さらにまた、この考案は、前記薄掛けこたつ布団の外周囲における四隅コーナー 部が比較的大きな四分の一円弧状に形成されている薄掛けこたつ布団を構成する ものである。
【0008】 さらに、この考案は、前記表地が、高級別珍の組み合わせによって構成されるも のであり、これらの高級別珍をパッチワーク処理してなる薄掛けこたつ布団を構 成するものである。
【0009】 さらにまた、この考案は、前記裏地が、上質の毛布素材によって構成されるもの であり、これをシャーリング工程により起毛処理してなる薄掛けこたつ布団を構 成するものである。
【0010】 さらにまた、この考案は、前記表地、中綿構造体および裏地を止め合わすキルト 縫着を、前記表地のパッチワークラインに沿わせて設けた薄掛けこたつ布団を構 成するものでもある。
【0011】
【考案の実施の態様】
以下、この考案になる薄掛けこたつ布団について図面に示す具体的な実施例にも とづいて詳細に説明する。 図1は、この考案にかかる薄掛けこたつ布団についての具体的な実施例を示す概 略的な斜視図であり、図2は、この考案にかかる薄掛けこたつ布団の内部構造を 示す概略的な断面図である。
【0012】 この考案になる薄掛けこたつ布団1は、基本的には、表地2と、中綿構造体3と 、裏地4とを含むものによって構成されている。まず、前記表地2は、例えば衣 料用の高級別珍を組み合わせて、これらを予め企画されるデザインにしたがって パッチワーク加工処理し、パッチワークラインPRに沿って適宜の別珍を継ぎ合 わせた表地として準備され、外観デザインの向上を図っている。
【0013】 前記中綿構造体3は、この考案において重要な構成要素であり、不織布層5と薄 綿層6とを多針キルト加工したものとして準備される。前記中綿構造体3は、不 織布層5の少なくとも一方の面に、例えば、ポリエステルなどの綿を薄層にして 配置し、これを多針キルト10により加工して、不織布層5に対して薄綿層6が ずれないように形成し、全面的に一様な状態の中綿構造体3を構成する。
【0014】 一方、前記裏地4は、上質の毛布素材によって構成されるものであり、これをシ ャーリング工程により起毛処理して、毛の一本一本をより細かくし、心地よい肌 触りの布団裏地を得る。さらに、この起毛処理による裏地は、毛と毛の間にデッ トエアーをより多く含むものであり、そのため、上記中綿構造体3の綿量を従来 のこたつ布団の約1/5としたとしても、保温性は殆ど変わらない。
【0015】 この考案では、前記中綿構造体3の一方の面3a側に前記表地2あるいは前記裏 地4をあてがい、前記中綿構造体3の他方の面3b側に前記裏地4あるいは前記 表地2をあてがって、前記表地2、中綿構造体3および裏地4とを重ね合わせて キルト縫着し、キルト縫着線7によって、前記表地2、中綿構造体3および裏地 4をそれぞれずれることなく積層状に一体化する。この場合、前記表地2、中綿 構造体3および裏地4を一体化するための前記キルト縫着線7は、前記パッチワ ークラインPRに沿わせて設けることによって、パッチワークによるデザインを そのまま生かすことができる。
【0016】 さらに、この考案になる薄掛けこたつ布団1は、その外周囲における四隅コーナ ー部分が比較的大きな四分の一円弧状の弧状縁8によって形成されている。この ように、薄掛けこたつ布団1の外周囲における四隅コーナー部分を四分の一円弧 状の弧状縁8により形成することによって、邪魔な四隅角部がなくなり、こたつ 周囲の掃除が簡単にでき、つまずきにくく、布団の捲くれ防止につながり、熱を のがさず、熱効率的にも経済的である。
【0017】 さらにまた、この考案になる薄掛けこたつ布団1は、その外周囲を縁布9により アトラー加工してある。このように、縁布9によってアトラー加工することによ って、薄掛けこたつ布団の耐久性の向上、並びにデザイン性の向上を図ることが できる。
【0018】
【考案の効果】
以上の構成になるこの考案の薄掛けこたつ布団は、構造が簡単であり、製造が容 易であって、工場サイドにおける多量生産化に適合し得るなどの点において、経 済的に極めて有利に作用するものであり、さらに、構成部材が少ないものである という点においても極めて実効性の高いものであるといえる。
【0019】 さらに、この考案になる薄掛けこたつ布団は、軽量であり嵩張ることがなく取り 扱い性に優れ、且つ不使用時における保管スペースの縮小化を図り得る薄掛けの こたつ布団としても極めて有効に作用するものといえる。
【0020】 さらにまた、この考案になる薄掛けこたつ布団は、不織布層と薄綿層とを多針キ ルト加工した中綿構造体と、前記中綿構造体の一方の面側にあてがわれるパッチ ワーク加工による表地と、前記中綿構造体の他方の面側にあてがわれる起毛処理 した裏地とを重ね合わせてキルト縫着したことにより、中綿構造体の上記構造に よる全体の薄層化、中綿の均一充填並びに中綿のずれの防止が図れる点、表地を パッチワーク加工したことにより、デザイン変化性の向上を図れる点、さらには 、裏地を起毛処理したものによって構成したことにより、保温性並びに肌触り性 の向上を図れる点などにおいて極めて有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この考案にかかる薄掛けこたつ布団に
ついての具体的な実施例を示す概略的な斜視図である。
【図2】図2は、この考案にかかる薄掛けこたつ布団の
内部構造を示す概略的な断面図である。
【符号の説明】
1 薄掛けこたつ布団 2 表地 3 中綿構造体 3a 中綿構造体の一方の面 3b 中綿構造体の他方の面 4 裏地 PR パッチワークライン 5 不織布層 6 薄綿層 7 キルト縫着線 8 弧状縁 9 外周囲縁布 10 多針キルト

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不織布層と薄綿層とを多針キルト加工し
    た中綿構造体と、前記中綿構造体の一方の面側にあてが
    われるパッチワーク加工による表地と、前記中綿構造体
    の他方の面側にあてがわれる起毛処理した裏地とからな
    り、前記表地、中綿構造体および裏地とを重ね合わせて
    キルト縫着してなることを特徴とする薄掛けこたつ布
    団。
  2. 【請求項2】 前記薄掛けこたつ布団の外周囲をアトラ
    ー加工してなることを特徴とする請求項1に記載の薄掛
    けこたつ布団。
  3. 【請求項3】 前記薄掛けこたつ布団の外周囲における
    四隅コーナー部が比較的大きな四分の一円弧状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の薄掛けこた
    つ布団。
  4. 【請求項4】 前記表地が、高級別珍の組み合わせによ
    って構成されるものであり、これらの高級別珍をパッチ
    ワーク処理してなることを特徴とする請求項1に記載の
    薄掛けこたつ布団。
  5. 【請求項5】 前記裏地が、上質の毛布素材によって構
    成されるものであり、これをシャーリング工程により起
    毛処理してなることを特徴とする請求項1に記載の薄掛
    けこたつ布団。
  6. 【請求項6】 前記表地、中綿構造体および裏地を止め
    合わすキルト縫着を、前記表地のパッチワークラインに
    沿わせて設けたことを特徴とする請求項1に記載の薄掛
    けこたつ布団。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015210000A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 大綿株式会社 こたつ掛布団

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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