JP3034595B2 - 洗濯機の運転方法 - Google Patents

洗濯機の運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は洗濯機の運転方法に係り、特に、衣類のアン
バランス解消に適したバランシング撹拌に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来から、洗濯,すすぎ時に発生する衣類の槽内への
アンバランス配置防止のために、小刻み撹拌、いわゆる
バランス水流は、洗濯、すすぎ撹拌の後半に5秒ないし
は30秒行ない大きな効果を得ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、少量から定格負荷全てに同じ撹拌周
期で対応していたものであつたため、定格負荷近傍に於
いては、布動きがやや弱く、バランス配置の効果が低い
等の問題があつた。
本発明は、少量,中負荷,定格負荷各々に効果のある
短周期撹拌を組合せた小刻み撹拌を行なうことで、さら
に効果的なアンバランス配置防止の、洗濯機の運転方法
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、外枠と、該外枠内に吊下される外槽と、
該外槽内に設置される洗濯槽と、該洗濯槽内に回転自在
に設置される攪拌翼と、前記洗濯槽及び前記攪拌翼を回
転駆動するモ−タと、前記攪拌翼を回転させて前記攪拌
翼が停止に至る慣性回転中に前記攪拌翼に加わる前記洗
濯槽内に投入された洗濯物の抵抗を検知し、この検知結
果に基づいて前記洗濯物の布量を検知する布量検知手段
を有する洗濯機であって、前記モ−タは洗濯又はすすぎ
の行程の後半で前記攪拌翼の正逆回転の反転周期を短く
するバランス攪拌を行う前記洗濯機の運転方法におい
て、前記布量検知手段で検知した布量に応じて前記バラ
ンス攪拌の前記反転周期を長くすることで解決される。
〔作用〕
布量に応じたバランス攪拌を行うことが出来るため、
布量が多い場合でも攪拌力を向上でき効果的なバランス
攪拌を行うことが出来る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。本発明
の一実施例を採用した洗濯機は、第1図に示すように、
鋼板製の外枠1内には、吊り棒2及びコイルばねや弾性
ゴム部材からなる防振装置3によつて合成樹脂性の外槽
4を吊架する構成となつている。
吊り棒2及び防振装置3は4個設ける。洗濯するため
の水を溜める外槽4内には、合成樹脂性の洗濯槽兼脱水
槽5を回転自在に設ける。洗濯槽兼脱水槽5には多数の
脱水孔5aを設け、中央底部には、パルセータ若しくはア
ジケータからなる撹拌翼6を回転自在に設ける。
洗い動作及びすすぎ動作時には、洗濯槽兼脱水槽5を
静止させ、撹拌翼6を時計方向及び反時計方向に反転回
動させる。また全水運転時は、洗濯槽兼脱水槽5を一方
向に回転させる。撹拌翼6及び、洗濯槽兼脱水槽5の回
転は、駆動装置7により行なわれる。
駆動装置7はモータ8とこのモータ8の回転を撹拌翼
6若しくは洗濯槽兼脱水槽5に伝達するためのプーリー
9aやベルト9bからなる伝達手段9と、洗い及びすすぎ時
に撹拌翼6のみを回転させたりあるいは、脱水時に洗濯
兼脱水槽5を回転させたりするクラツチ装置10とその切
替えを行なうソレノイド7aの排水を司どる排水装置12と
からなる。駆動装置7は、外槽4の底面に鋼板製の支持
板15を用いて固定する。外槽4には外槽4内の水の圧力
を水位センサー26に伝達するチユーブ27を接続する導入
口4cが設けてある。
外枠1の上部には洗濯物を投入する投入口19aとコン
トローラー等の電気部品を収納する操作箱19bとを形成
した合成樹脂製のトツプカバー19が設けてある。投入口
19aには、合成樹脂製のフタ20を設ける。
操作箱19bの上面には操作パネル21が取付けてあり、
操作箱19b内には、給水電磁弁24を設ける。
操作箱19bに配置した水位センサ26は外槽4内の水の
圧力を検出することにより、規定水位まで水が溜つたか
どうか判定する。水位センサ26は、コア,コイル,ばね
等から構成される。
洗濯,すすぎ,脱水等を制御するコントローラ部は収
納箱31内に配置する。
操作パネル21には、電源スイツチボタン29及び外部操
作スイツチ類が配置されている。
第2図は、操作パネル21を示したものである。
以上の構成に於いて、電源スイツチボタン29を押して
電源スイツチをONし、外部操作スイツチの「センサー
(標準)」ボタンを押すと、コントローラーからの信号
で、給水電磁弁24に通電され、洗濯槽兼脱水槽5に通電
される。この時、ソレノイド7aにも通電され脱水モード
となり、モータ8には、0.5秒ON,4秒OFFで通電され、洗
濯兼脱水槽5はゆるやかな回転で一方向に回転し、槽内
の洗濯物に均一に給水の水が掛かるようにしている。
このような動作をさせることにより、槽内の衣類は湿
布と乾布が混在せず、完全湿布状態にて布量を検知する
ため、精度向上が図れる。
又、センシング水位までの給水を水位センサ26が検知
すると、給水電磁弁24,ソレノイド7aへの通電を停止
し、モータ8へ通電し撹拌を行なう。この時クラツチ装
置10は、脱水動作モードとなつているため、クラツチ装
置10を確実に洗い動作モードとするよう、洗濯兼脱水槽
を適正位置まで回動させる。これは衣類を傷めることの
ないように、布量検出撹拌より強く、通常の洗濯撹拌よ
り弱い撹拌水流、すなわち、0.5秒ON,0.5秒OFFを8秒間
動作させたあと、布量検出撹拌を行なう。
布量検出行程は、0.4秒ON,1秒OFFの反転撹拌を行なわ
せ、撹拌OFF時の撹拌翼6が、楕性にて回転した時のモ
ータ8の逆起電力をモータ8駆動用コンデンサ8aの端子
電圧に検出し、これを直流矩形波パルスに変換し、この
パルス間の時間tを測定して布量を判定するものであ
る。
すなわち、洗濯物が多い場合は、撹拌翼6への抵抗が
大きいため、楕性回転が妨げられ、パルス間の時間t1は
長くなり、洗濯物の量が少ない場合は逆にパルス間の時
間t1は短くなる。
第3図は、モータ8の駆動用コンデンサ8aの端子電圧
をパルスに変換する回路であり、回路中のV1,V0の関係
を時間変化とともに表わした図が第4図である。この図
は、比較的洗濯負荷が少ない状態を表わしたもので、モ
ータ8OFF後の1発目のパルス(イ)と2発目のパルス
(ロ)の立上り時間幅t1を計測しこれを10回繰返し、合
計の時間Σt1を予じめマイコンに記憶された、洗濯量と
パルス時間幅データとも比較し、負荷量を判定し、以降
の洗濯条件を設定する。
以下、本発明部分について、詳述する。
通常、洗濯、あるいは、すすぎ後半に、小刻みに反転
を繰返すバランス水流時限であるが、これは、負荷量に
対応した最適に時限のあることが実験で確認された。そ
の例について第5図にて説明する。
第5図は、横軸に洗濯量、縦軸にアンバランス量に左
右される外槽4の脱水起動時のフレ廻り量を表わしたも
ので、各々100回のバラツキで示し、点線部が、従来の
ほぼ中負荷に合せたバランス撹拌時の外槽フレ廻り範囲
で、実線部が、洗濯負荷量に対応したバランス撹拌の反
転時限の例である。
0.5〜2kg,2〜3.5kg,3.5〜5kgと、おおむね負荷量を3
段階に切り分け出来、少量の場合は、0.3秒ON,0.2秒OFF
の如く、極く小刻みに、また定格に近い場合は、0.5秒O
N,0,4秒OFFとやや時間を長めとすることが効果的なバラ
ンス撹拌が出来る。このため、布量センシング結果よ
り、負荷量に対応した最適なバランス時限を与えること
により、脱水途中停止を抑制出来る。
また、布量センシング結果如何に拘らず、複数の、す
なわち、0.5秒ON,0.4秒OFFの定格負荷対応、0.4秒ON,0.
3秒OFFの中負荷対応、0.3秒ON,0.2秒OFFのの少量負荷対
応の撹拌を連続的に、上記順序で行なうことにより、更
にバランス効果は高くなる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、布量に応じたバランス攪拌を行うこ
とが出来るため、布量が多い場合でも攪拌力を向上でき
効果的なバランス攪拌を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は全自動洗たく機の断面図、第2図は操作パネル
図、第3図は負荷量検知の一実施例の回路図、第4図は
第3図で検知した出力図、第5図は一実施例のフレ廻り
の低減例を示す図である。 6……回転体、7a……ソレノイド、8……モータ、8a…
…コンデンサ、10……クラツチ装置、21……操作パネ
ル、26……給水電磁弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 裕之 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 昭61−181492(JP,A) 特開 昭60−106493(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 51/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と、該外枠内に吊下される外槽と、該
    外槽内に設置される洗濯槽と、該洗濯槽内に回転自在に
    設置される攪拌翼と、前記洗濯槽及び前記攪拌翼を回転
    駆動するモ−タと、前記攪拌翼を回転させて前記攪拌翼
    が停止に至る慣性回転中に前記攪拌翼に加わる前記洗濯
    槽内に投入された洗濯物の抵抗を検知し、この検知結果
    に基づいて前記洗濯物の布量を検知する布量検知手段を
    有する洗濯機であって、前記モ−タは洗濯又はすすぎの
    行程の後半で前記攪拌翼の正逆回転の反転周期を短くす
    るバランス攪拌を行う前記洗濯機の運転方法において、 前記布量検知手段で検知した布量に応じて前記バランス
    攪拌の前記反転周期を長くすることを特徴とする洗濯機
    の運転方法。
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