JP2765990B2 - 洗たく機の布量検出方法 - Google Patents

洗たく機の布量検出方法

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JP2765990B2 JP1249153A JP24915389A JP2765990B2 JP 2765990 B2 JP2765990 B2 JP 2765990B2 JP 1249153 A JP1249153 A JP 1249153A JP 24915389 A JP24915389 A JP 24915389A JP 2765990 B2 JP2765990 B2 JP 2765990B2
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功 檜山
重治 中野
年恭 釜野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗たく機の布量検出方法に係り、特に布量
計測データの処理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、洗たく容量が、例えば、4.0kgのいわゆる汎用
洗たく機の場合は、攪拌OFF後のモータ駆動用コンデン
サーの減衰電圧波形は、パルス幅計測可能な減衰特性と
なつていたため、特にパルス幅計測不可能な場合では、
考慮する必要がなかつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、容量が大きい洗たく機の布量センシ
ングについての配慮がなされていなかつたために、布量
に応じた、水位,水流,時間等の適正な洗たくサイクル
の制御を与えられないという問題があつた。
本発明は、大容量であつても、適正に布量を判定し、
布量に応じた適正な洗たく運転サイクル制御を行なうこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的と達成するために、従来数回のセンシングで
1回でもパルス計測が出来ない場合でもパルス無しと判
定していたが、このパルス無しにある一定数値を与える
こととしたものである。
〔作用〕
パルス発生がない場合でも一定数値を与えるためパル
ス発生の有無な混在している布量でも細かく切分けが出
来るため、精度良くセンシングが可能となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施例を採用した洗たく機は第1図に示す
ように、鋼板製の外枠1内には吊り棒2およびコイルバ
ネや弾性ゴムからなる防振装置3によつて合成樹脂製の
外槽4を吊架する構成となつている。吊り棒2及び防振
装置3は4個設ける。
洗たくするための水を溜める外槽4内には、合成樹脂
製の洗たく脱水兼脱水槽5を回転自在に設ける。洗たく
兼脱水槽5には多数の脱水孔5aを設け、中央底部にはパ
ルセータ若しくはアジテータからなる撹拌翼6を回転自
在に設ける。洗い作業及びすすぎ作業時には洗たく兼脱
水槽5を静止させ、撹拌翼6を時計方向および反時計方
向に反転回動させる。また脱水運転時は洗たく兼脱水槽
を一方向に回転させる。撹拌翼6および、洗たく兼脱水
槽の回転は、駆動装置7により行なわれる。
駆動装置7はモータ8とこのモータ8の回転を撹拌翼
6若しくは洗たく兼脱水槽5に伝達するためのプーリー
9aやベルト9bからなる伝達手段9と、洗いおよびすすぎ
時に回転体6のみを回転させたりあるいは、脱水時に洗
たく兼脱水槽5を回転させたりするクラツチ装置10とそ
の切替えを行なうソレノイド7aと排水を司どる排水装置
12とからなる。
駆動装置7は外槽4の底面には鋼板製の支持板15を用
いて固定する。外槽4には外槽4内の水の圧力を水位セ
ンサー26に伝達するチユーブ27を接続する導入口4cが設
けてある。
外枠1の上部には洗たく物を投入する投入口19aとコ
ントローラー等の電気部品を収納する操作箱19bとを形
成した合成樹脂のトツプカバー19が設けてある。投入口
19aには合成樹脂製のフタ20を設ける。
操作箱19bの上面には操作パネル21が取付けてあり、
操作箱19b内には給水電磁弁24を設ける。
操作箱19bに配置した水位センサー26は外槽4内の水
の圧力を検出することにより、規定水位まで水がたまつ
たかどうか判定する。水位センサー26は、コア,コイ
ル、ばねなどから構成される。
洗たく,すすぎ,脱水等を制御するコントローラー部
は収納箱31内に配置する。
操作パネル21には、電源スイツチボタン29および外部
操作スイツチ類が配置されている。
第2図は、操作パネル21を示したものである。
以上の構成において、電源スイツチボタン29を押して
電源スイツチをONし、外部操作スイツチの「センサー
(標準)」ボタンを押すと、コントローラーからの信号
で、給水電磁弁26に通電され、洗たく兼脱水槽5に通電
される。この時ソレノイド7aにも通電され脱水動作モー
ドとなり、モーター8には、0.5秒ON,4秒OFFで通電さ
れ、洗たく兼脱水槽5はゆるやかな回転で一方向に回転
し、槽内の洗たく物に均一に給水の水が掛かるようにし
ている。
この様な動作をさせることにより、槽内の衣類に湿布
と乾布が混在せず、完全湿布状態にて負荷量を検知する
ため、精度向上が図れる。
又、水位の最低水位までの給水を水位センサーが検知
すると、給水電磁弁26、ソレノイド7aへの通電を停止
し、モータ8へ通電し撹拌を行なう。この時クラツチ装
置10は、脱水動作モードになつているため、クラツチ装
置10を確実に洗い動作モードとし、しかも布を傷めない
ために布量検知撹拌より強く通常の撹拌より弱い撹拌水
流0.5秒ON0.5秒OFFを8秒間動作させた後布量検知撹拌
を行なう。
布量検知行程は、0.4秒ON1秒OFFの反転撹拌を行なわ
せ、OFF時の回転体6が惰性にて回転した時のモータ8
の逆起電力をモータ8駆動用コンデンサ8aの端子電圧に
て検知し、これを直流矩形波パルスに変換し、このパル
ス間の時間t1を測定して布量を判定するものである。
すなわち洗たく物が多い場合は回転体6への抵抗が大
きいため、惰性回転が妨げられパルス間の時間t1は長
くなり、洗たく物の量が少ない場合には逆にパルス間の
時間t1は短かくなる。
第3図は、モータ8の駆動用コンデンサ8aの端子電圧
をパルスに変換する回路であり、回路中のVi,Voの関係
を、時間変化とともに表わした図が第4図である。この
図は比較的洗濯負荷が少ない状態を表わしたもので、モ
ータoff直後の1発目のパルスイと2発目のパルスロの
立上がりの時間幅t1を計測し、これを10回繰返し、合
計の時間Σt1を予めマイコンに記憶した洗たく量と時
間幅データとを比較し、検出負荷を決定し、洗たく量に
応じた水位、洗い、脱水時間等を決定し以降の運転を行
なわせるものである。ここで、時間幅t1を10回繰返し
その合計時間としている訳について説明する。そもそも
センシング対象が多種,多様の衣類であるため、センシ
ング撹拌時の衣類と攪拌翼との接触状態は常に一定であ
る訳ではなく、何回かの平均的数値を検出値として決定
しなければならない。すなわち、バラツキが大きく、そ
の対処策がが必要なものである。第5図は、負荷量が比
較的多い場合のVi,Voの関係を時間変化とともに表わし
たものである。モータoff後の1番目のパルスイのみ
で、パルス時間幅t1を計測出来ない。また同じセンシ
ング時、10回のうち、2発目が出る場合もある。従つ
て、ある負荷量以上の場合に、パルス時間幅t1を10回
のうち1回でも計測出来ない場合も、量大負荷量、いわ
ゆる定格負荷と同じ布量ランクにせざるを得ないことに
なる。このため、パルス時間幅t1が計測出来ない場合
は、ある一定数値を決めてある。これは、計測可能な最
長周期を基準としてある。例えば、電源周波数が50Hzの
場合は40ms,60Hzの場合は35msとした。第6図はこのよ
うに設定して布量センシングした場合の洗たく容量とパ
ルス時間幅t1の関係を表わしたものである。図中の曲
線の実線部は、10回すべりがパルス時間幅t1が計測で
きたもので、破線部は10回のうち数回(負荷量が増える
に従つてパルス時間幅t1を計測できない場合が多くな
る)がパルス時間幅t1が計測できず、上記した一定値
と置きかえたものである。このようにして、特に容量が
定格容量近傍の布量ランク切分けを可能としている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、定格容量近傍での布量ランクの切分
けが細かく行なえるため、布量に応じた適切な洗たく運
転制御を行なわせしめることが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の洗たく機の縦断面図、第2
図は洗たく機運転操作部のパルス部平面図、第3図は布
量センシング回路図、第4図は軽負荷時のVi,Voの関係
を表わした図、第5図は負荷量の多い場合のVi,Voの関
係を表わした図、第6図は本発明による布量センシング
結果例を示した図である。 8……モータ、8a……駆動用コンデンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 重治 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 釜野 年恭 茨城県日立市東多賀町1丁目1番1号 株式会社日立製作所多賀工場内 (56)参考文献 特開 平1−185293(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 33/02 D06F 37/40 D06F 39/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撹拌羽根と、この撹拌羽根を駆動する誘導
    電動機と、この誘導電動機の進相用コンデンサーとから
    なり、通電をOFFして前記誘導電動機が惰性回転する時
    に前記進相用コンデンサーの端子に発生する電圧の挙動
    に基づいて布量判定値を求める洗たく機の布量検出方法
    において、 前記誘導電動機への通電がOFFされた時に前記進相用コ
    ンデンサー端子に発生する電圧が検出されない場合には
    前記布量判定値を求めるための電圧の挙動に基づく判定
    用の値を一定値にすることを特徴とする洗たく機の布量
    検出方法。
  2. 【請求項2】撹拌羽根と、この撹拌羽根を駆動する誘導
    電動機と、この誘導電動機の進相用コンデンサーとから
    なり、通電をOFFして前記誘導電動機が惰性回転する時
    に進相用コンデンサーの端子に発生する電圧の周期から
    布量を判定するものにおいて、 前記誘導電動機への通電のON・OFFを繰返す度の上記電
    圧の周期を累計し、OFF時に上記電圧の周期が検出でき
    ないときには、予め定めた所定の周期を累計に加算して
    布量を判定するようにしたことを特徴とする洗たく機の
    布量検出方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項のものに於いて、電
    源周波数に対応させ、前記所定の周期を決定したことを
    特徴とする洗たく機の布量検出方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項のものに於いて、所
    定の周期を50Hzの場合、40ms,60Hzの場合、35msとした
    ことを特徴とする洗たく機の布量検出方法。
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