JP3034175B2 - 建設機械の運転室の前下窓格納装置 - Google Patents

建設機械の運転室の前下窓格納装置

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JP3034175B2
JP3034175B2 JP6302154A JP30215494A JP3034175B2 JP 3034175 B2 JP3034175 B2 JP 3034175B2 JP 6302154 A JP6302154 A JP 6302154A JP 30215494 A JP30215494 A JP 30215494A JP 3034175 B2 JP3034175 B2 JP 3034175B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械の運転室の内部に備えられ、運転席の前方位置に装
着されていた前下窓を格納する格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は前下窓が備えられる建設機械で
ある油圧ショベルの要部を示す斜視図、図16は図15
に示す油圧ショベルに備えられる前下窓を示す平面図、
図17は図16に示す前下窓の側面図である。
【0003】図15に示す油圧ショベルは、本体を構成
する旋回体30と、この旋回体30に回動可能に装着さ
れるブーム31とを有する他、図示しないがブーム31
に回動可能に装着されるアーム、このアームに回動可能
に装着されるパケット、旋回体30の下方に配置される
走行体等を備えている。旋回体30には運転室1が設け
られている。運転室1内には図示しない運転席が備えら
れている。
【0004】この運転席の前方の上方位置には、前上窓
4が設けられ、この前上窓4の下方には着脱可能な前下
窓5が設けられている。図示しない運転席の左側方位置
には、出入口ドア19が設けられ、運転席の左側方であ
って、出入口ドア19の後方位置には、左側部窓21が
設けられ、運転席の後方位置には後部窓14が設けられ
ている。また、運転席の右側方の前方位置には、図示し
ないが右側部前窓が設けられ、この右側部前窓の後方位
置には、右側部後窓が設けられている。
【0005】前下窓5の両側縁部には、図16,17に
示すようにピンラッチが設けられている。これらのピン
ラッチは、ケース7と、このケース7内を摺動可能なピ
ン6と、このピン6に一体に設けられ、ケース7に設け
た長穴内を移動可能なノブ8と、ケース7内に配置さ
れ、ピン6及びノブ8を外側に向かって付勢する図示し
ないばね等から構成されている。運転室1の本体の前下
窓5を取付ける部分には、上述したピンラッチのピンが
挿入可能な穴を形成してある。すなわち、ピンラッチの
ピンを運転室1の本体の穴に挿入させることにより、前
下窓5が前上窓4の下方に装着される。また、ノブ8を
把持し、ケース7内に配置される図示しないばねの力に
抗して、ノブ8をケース7の長穴に沿って移動させるこ
とにより、ピン6が上述の穴から離脱し、前下窓5を外
すことができる。
【0006】前述したブーム31、図示しないアーム、
バケットの回動を介して行なわれる作業、例えば土砂の
掘削作業に際しては、運転室1の直ぐ近くの土砂を掘削
することがある。このような作業の場合、例えば前下窓
5に汚れた土砂等が付着していると良好な視界が得られ
ず、掘削作業の能率の低下、掘削精度の低下を生じる懸
念がある。したがって、このような場合には前下窓5を
外し、運転室1内の所定の位置に、この外された前下窓
5を格納装置を介して格納し、この状態で作業が行なわ
れる。
【0007】図18は従来の前下窓格納装置の第1の例
を示す図、図19は図18のA部断面図である。これら
の図18,19に示す第1の例では、外された前下窓5
を運転室1内の前述した出入口ドア19の後方に位置す
る左側部窓21の部分に、前下窓格納装置を構成する3
つのブラケット32,33,34を介して格納するよう
にしてある。すなわち、3つのブラケット32,33,
34のそれぞれは、運転室1の内壁に固定されるが、こ
のうちブラケット32は前下窓5の上端を支持し、ブラ
ケット33は前下窓5の下端を支持し、ブラケット34
は前下窓5の一方の側縁部を支持している。また、ブラ
ケット32,33のそれぞれには、前下窓5の前述した
ピンラッチのピンが挿入可能な穴を形成してあり、前下
窓5の格納に際しては、そのピンが上述の穴に挿入され
るようになっている。これらにより、前下窓5は縦方向
に伸長するように格納されている。
【0008】また、図20は従来の前下窓格納装置の第
2の例を示す図である。この図20に示す第2の例で
は、外された前下窓5を運転室1内の前述した後部窓1
4の部分に、すなわち、前述した図18のB矢視に相当
する部分に、前下窓格納装置を構成する3つのブラケッ
ト35,36,37を介して格納するようにしてある。
すなわち、3つのブラケット35,36,37のそれぞ
れは、運転室1の内壁に固定されるが、このうちブラケ
ット37は前下窓5の上端を支持し、ブラケット35は
前下窓5の下端の一方側を支持し、ブラケット36は前
下窓5の下端の他方側を支持している。これらにより、
前下窓5は横方向に伸長するように格納されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した図18に示す
第1の従来例、図20に示す第2の従来例のいずれも、
運転室1の比較的上方位置に、すなわち、運転室1内で
オペレータが立ったときの頭部付近の位置に、突起物を
形成するブラケット32,34あるいはブラケット37
を有することから、必ずしも危険とはいえないにして
も、オペレータに対して心理的な圧迫感を与えやすい。
【0010】また、特に図20に示す第2の従来例で
は、運転室1からオペレータが緊急脱出する際の脱出口
となり得る後部窓14を前下窓5で塞いでしまうことか
ら、この後部窓14を緊急脱出用に活用できなくなる問
題がある。なお、掘削作業中に土砂崩れなどにより、出
入口ドアが開かなくなった場合、例えば後部窓14を開
いて運転室1の外に脱出することが従来からおこなわれ
ている。
【0011】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、運転室内でオペ
レータが立ったときの頭部付近に突起物を設けることな
く前下窓を格納状態とすることができるとともに、前下
窓の格納時であっても後部窓を脱出用に活用させること
ができる建設機械の運転室の前下窓格納装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のうちの請求項1に記載の発明は、運転席の前
方位置に、前上窓と、この前上窓の下方に位置し、着脱
可能な前下窓とを有する建設機械の運転室の内部に備え
られ、外された上記前下窓を格納する建設機械の運転室
の前下窓格納装置において、上記前上窓を除く上記運転
室の所定の窓の下端付近よりも下方に位置し、上記外さ
れた前下窓を格納した状態でその前下窓の上端が上記所
定の窓の下端付近に位置するように該前下窓の格納時の
高さ位置を規制する位置規制手段を有する格納部を備え
るとともに、この格納部が上記格納された前下窓の動き
を拘束する拘束手段を有する構成にしてあるまた、本
発明のうちの請求項に記載の発明は、上記位置規制手
段が、上記前下窓の下端を支持するブラケットから成る
構成にしてある。
【0013】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記格納部を上記運転席の後方に位置する後部窓
と、上記運転席との間に配置した構成にしてある。
【0014】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記前下窓がピンラッチを有するとともに、上記
拘束手段が上記ピンラッチを形成するピンが挿入可能な
穴から成る構成にしてある。
【0015】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記拘束手段が、上記前下窓を上下方向に案内す
るガイドレール、及び上記前下窓を支持するブラケット
の少なくとも一方から成る構成にしてある。
【0016】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記格納部が、格納された上記前下窓を覆うカバ
ーを有する構成にしてある。
【0017】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記カバーが、格納された上記前下窓方向に凸と
なる面を有する構成にしてある。
【0018】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記カバーの上記面が、平面を組み合わせたも
の、及び曲面のいずれかから成る構成にしてある。
【0019】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、上記ガイドレールを上記前下窓の面形状に適合す
る彎曲形状に形成した構成にしてある。
【0020】また、本発明のうちの請求項10に記載の
発明は、上記所定の窓が、上記運転席の側方で、かつ後
方に位置する窓から成る構成にしてある。
【0021】また、本発明のうちの請求項11に記載の
発明は、上記建設機械が、油圧ショベルから成る構成に
してある。
【0022】
【作用】本発明のうちの請求項1に記載の発明は、運転
室の所定の窓の下端付近よりも下方に位置し、上記外さ
れた前下窓を格納した状態でその前下窓の上端が上記所
定の窓の下端付近に位置するように該前下窓の格納時の
高さ位置を規制する位置規制手段を有する格納部を備
え、格納された前下窓の動きを拘束する拘束手段を有す
ることから、該当する所定の窓の中央部より上の高さ位
置に拘束手段等が位置することがなく、したがって、運
転室内にオペレータが立ったときの頭部付近に突起物等
が形成されることなく前下窓を格納状態とすることがで
きる。また、前下窓で塞がれる所定の窓の部分は、少な
くとも中央部よりも下の部分であるので、上述の所定の
窓が運転室の後方に位置する後部窓である場合でも、そ
の後部窓を緊急時の脱出用に活用させることができる。
【0023】また、位置規制手段によって前下窓の全体
が、所定の窓の下端より下の位置に配置されるので、特
に、所定の窓が後部窓である場合でも、その後部窓の全
体に相応する領域を緊急時の脱出口として活用させるこ
とができる。
【0024】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明では、位置規制手段がブラケットであり、このブラケ
ットは例えば断面コの字形状の簡単な形状に製作して、
容易に運転室内に取付けることができる。
【0025】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、運転席と後部窓との間に格納部を設けてあるが、
一般に運転席と後部窓との間に位置する部分は、デッド
スペースになりやすいことから、このデッドスペースの
有効活用を図ることができる。
【0026】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、前下窓のピンラッチを形成するピンが挿入可能な
穴を前下窓の動きを拘束する拘束手段として設けること
から、形成がきわめて容易である。
【0027】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、拘束手段がガイドレール及びブラケットの少なく
とも一方であることから、比較的堅固に前下窓を拘束さ
せることができる。
【0028】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、前下窓を覆うカバーを設けたことから、前下窓が
運転室内に露出することがない。
【0029】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、カバーに前下窓方向に凸となる面を設けたことか
ら、前下窓の格納部への格納、及び格納部からの取り出
しに際し、前下窓がカバーの面に案内されて円滑に格納
動作、取り出し動作を行なうことができる。
【0030】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、カバーの面が平面の組み合わせ、あるいは曲面か
ら成ることから、前下窓の格納部への格納、及び格納部
からの取り出しが、前下窓がカバーの平面あるいは曲面
に案内されることによって円滑に行なうことができる。
【0031】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、ガイドレールを前下窓の面形状に適合する彎曲形
状にしてあることから、前下窓の格納部への格納、及び
格納部からの取り出しが、前下窓が彎曲形状のガイドレ
ールに案内されることによって円滑に行なうことができ
るとともに、ガイドレールによって堅固に前下窓を拘束
させることができる。
【0032】また、本発明のうちの請求項10に記載の
発明は、運転席の側方で、かつ後方に位置する所定の窓
の下方のデッドスペースを前下窓の格納部として有効に
活用することができる。
【0033】また、本発明のうちの請求項11に記載の
発明は、建設機械が油圧ショベルであることから、土砂
等の掘削などに際して前下窓が外される頻度が高い。
【0034】
【実施例】以下、本発明の建設機械の運転室の前下窓格
納装置の実施例を図に基づいて説明する。
【0035】図1〜図4は本発明の請求項1〜、及び
請求項11に対応する第1の実施例を示す側断面図、図
2は図1のC方向矢視図、図3は図1に示す前下窓の端
部構造を示す平面図、図4は図3のD方向矢視図であ
る。
【0036】図1,2において、1は例えば油圧ショベ
ルの旋回体に設けられる運転室、2はこの運転室1内に
配置される運転席、4は運転席2の前方上方位置に配置
される前上窓、5はこの前上窓4の下方に配置され着脱
可能な前下窓、すなわち、本願発明の格納対象物である
前下窓である。また、14は運転席2の後方に配置され
る後部窓、15は運転席2の右側方の前方に位置する右
側部前窓、16は運転席2の右側方の後方に位置する右
側部後窓である。これらのものは、前述した図14に示
したもの、あるいは図14では図示を省略して説明した
ものと同等である。
【0037】なお、図3,4等に示すように、前下窓5
の両側縁部には、ピン6、このピン6と一体的に設けら
れるノブ8、このノブ8が移動可能に収納される長穴9
を有するケース7から成るピンラッチを設けてあるが、
これらのピンラッチについても前述した図15,16に
示したものと同等である。また、図2中、3はブーム、
アーム、バケット等のフロント作業機や旋回体、走行体
を駆動するための操作装置、すなわちコンソールであ
る。
【0038】本発明の第1の実施例は、図1,2に示す
ように、取り外された前下窓5を運転室1内に格納する
格納部1Aを、運転席2と後部窓14との間であって、
前上窓4を除く所定の窓、例えば後部窓14の下端付近
よりも下方に前下窓5を格納するように位置させてあ
る。この格納部1Aは、前下窓5の下端を支持するブラ
ケット12を備えるとともに、図3,4に示すように前
述した前下窓5の両側縁部に設けられるピンラッチのピ
ン6が挿入可能な穴11を備えている。この穴11は、
運転室1の内壁10に形成した孔に装着したゴムリング
の中央部分に設けられている。また、格納部1Aは、図
1に示すように格納部1Aに格納された前下窓5を覆う
カバー13を備えている。
【0039】上述したブラケット12は、格納部1A
に、外された前下窓5を格納した状態で、その前下窓5
の上端が後部窓14の下端付近に位置するように前下窓
5の格納時の高さ位置を規制する位置規制手段を構成し
ている。
【0040】また、このブラケット12と、上述したピ
ン6が挿入可能な穴11とは、格納部1Aに格納された
前下窓5の動きを拘束する拘束手段を構成している。
【0041】この第1の実施例では、例えば土砂の掘削
等に際して良好な視界を確保するためにピンラッチのノ
ブ8を操作して外された前下窓5は、運転席2の後方の
カバー13と後部窓14との間から挿入され、ブラケッ
ト12によって下降を阻止される。この位置において、
図3,4に示すピンラッチのノブ8を一旦内側に引き、
ピン6の位置を運転室1の内壁10の穴11に適合さ
せ、その状態でノブ8を引いていた力をゆるめると、ピ
ンラッチのケース7に内蔵されていた図示しないばねの
力によりピン6が穴11に挿入される。これにより、前
下窓5が格納部1Aに格納される。
【0042】このように構成した第1の実施例にあって
は、運転室1の後部窓14の下端付近よりも下方に位置
するように前下窓を格納する格納部1Aを備え、この格
納部1Aに格納された前下窓5の下方の動きを拘束する
ブラケット12と、前下窓5の側方の動きを拘束するピ
ン6と穴11との組み合わせを有することから、後部窓
14の中央部より上の高さ位置に前下窓5を拘束する拘
束手段等が位置することがなく、したがって、運転室1
内でオペレータが立ったときの頭部付近に突起物(拘束
手段)等が形成されることなく、前下窓5を格納状態と
することができる。また、前下窓5で塞がれる後部窓1
4の部分は、少なくとも中央部よりも下の部分である。
すなわち、この第1の実施例では、ブラケット12によ
る位置規制で、前下窓5の全体が後部窓14の下端14
より下の位置に配置されるので、その後部窓14の全体
に相応する領域を緊急時の脱出口として活用させること
ができる。
【0043】また、この第1の実施例では、前下窓5の
上下方向の位置を規制する位置規制手段がブラケット1
2であり、このブラケット12は例えば断面コの字形状
の簡単な形状に製作して、容易に運転室1内に取り付け
ることができ、したがって、この前下窓5の上下方向の
位置を規制する位置規制手段を設けるためにかかる費用
を比較的安くすることができる。
【0044】また、この第1の実施例では、運転席2と
後部窓14との間に格納部1Aを設けてあるが、一般に
運転席2と後部窓14との間に位置する部分は、デッド
スペースになりやすいことから、このデッドスペースの
有効活用を図ることができ、運転室1内の他の機器の配
置設計に対する影響を少なくすることができる。
【0045】また、この第1の実施例では、前下窓5の
ピンラッチを形成するピン6が挿入可能な穴11を前下
窓5の動きを拘束する拘束手段として設けることから、
形成がきわめて容易であり、この形成に要する費用を比
較的安くすることができる。
【0046】また、この第1の実施例では、ブラケット
12によって前下窓5の下端部分を拘束することから、
この前下窓5を比較的堅固に拘束させることができ、掘
削作業に際して運転室1が傾くことがあっても、前下窓
5が格納部1Aから飛び出すことがなく安定した状態で
格納させることができる。
【0047】また、この第1の実施例では、前下窓5を
覆うカバー13を設けたことから、前下窓5が運転室1
内に露出せず、これにより運転室1内の美観を保つこと
ができ、また、格納された前下窓5の損傷等を防ぐこと
ができる。
【0048】また、この第1の実施例では、建設機械が
油圧ショベルであることから、土砂等の掘削等に際して
前下窓5が外される頻度が高く、したがって、格納部1
Aをより有効に活用することができる。
【0049】図5,6,7は本発明の請求項に対
応する第2の実施例を説明する図で、図5は本発明の第
2の実施例の要部を示す側断面図、図6は図5のE方向
矢視図、図7は図5に示す第2の実施例に備えられるガ
イドレールを示す斜視図である。
【0050】これらの図5,6,7に示す第2の実施例
は、前述した第1の実施例と同様に、外された前下窓5
の格納部1Bを、運転席2と後部窓14との間であっ
て、後部窓14の下端付近よりも下方に前下窓5を格納
するように位置させてあるが、外された前下窓5の動き
を拘束する拘束手段として、ガイドレール17を備えて
いる。なお、図5,6に明示してないが、前下窓5の側
部に設けられるピンラッチのピン6が挿入可能な穴(第
1の実施例における穴11に相当する穴)をガイドレー
ル17、及び内壁10に設けてある。
【0051】この第2の実施例では、ピンラッチのピン
6を内側に引き込んだ状態で、外された前下窓5の側部
をガイドレール17に係合させながら下降させ、ピン6
が上述の穴に挿入されることにより、この前下窓5を所
定位置に格納することができる。
【0052】この第2の実施例でも、第1の実施例と同
様に、運転室1の後部窓14の下端付近よりも下方に位
置するように前下窓5を格納する格納部1Bを備え、こ
の格納部1Bに格納された前下窓5の動きを拘束するガ
イドレール17と、前下窓5の側方の動きを拘束するピ
ンラッチのピン6と穴との組み合わせとを有することか
ら、運転室1内でオペレータが立ったときの頭部付近に
突起物が形成されることなく前下窓5を格納状態とする
ことができ、オペレータに心理的な圧迫感を与えること
がない。また、前下窓5の上端が後部窓14の下端付近
に配置されるので、後部窓14の全体に相応する領域を
緊急時の脱出口として活用させることができ、緊急時の
安全性に優れている。
【0053】また、前下窓5の格納部1Bへの格納、及
び格納部1Bからの取り出しが、前下窓5がガイドレー
ル17によって案内されることによって円滑になり、こ
の格納作業、取り出し作業を能率よく行なうことができ
る。また、前下窓5の側部の相当部分がガイドレール1
7に係合するので、この前下窓5を比較的堅固に拘束さ
せることができ、掘削作業に際して運転室が傾くことが
あっても、前下窓5が格納部1Bから飛び出すことなく
安定した状態で格納させることができる。
【0054】図8は格納部に備えられるガイドレールの
別の例を示す斜視図で、本発明の請求項に対応してい
る。この図8に示すガイドレール18は、前下窓の全体
を曲面形状に形成してある場合に有効であり、その前下
窓の曲面形状に対応するRを有する彎曲形状に形成して
ある。
【0055】このようにガイドレール18を設けたもの
では、前下窓の格納部への格納、及び格納部からの取り
出しが、前下窓が彎曲形状のガイドレール18に案内さ
れることによって円滑になり、前下窓が曲面形状である
場合も、第2の実施例と同様に前下窓の格納作業、取り
出し作業を能率よく行なうことができる。また、ガイド
レール18により、堅固に曲面形状である前下窓を拘束
させることができ、運転室が傾斜した場合でも、前下窓
を格納部から飛び出すことなく安定した状態で格納させ
ることができる。
【0056】図9は本発明の請求項1に対応する第3の
実施例の要部を示す側断面図である。この第3の実施例
では、前下窓5を、運転室1の出入口ドア19に形成さ
れている下側窓20の下端付近よりも下方に位置するよ
うに運転室1内側の個所に格納部1Cを設けた構成にし
てある。
【0057】このように構成した第3の実施例でも、第
1の実施例と同様に、運転室1内に立ったオペレータの
頭部位置に突起物を形成することなく外された前下窓5
を格納でき、オペレータに心理的な圧迫感を与えること
がない。また、外された前下窓5で後部窓を閉塞するこ
とがないので、後部窓を緊急時の脱出用として活用させ
ることができ、緊急時の安全性に優れている。
【0058】図10は本発明の請求項10に対応する第
4の実施例の要部を示す側断面図である。この第4の実
施例では、前下窓5を、運転室1の運転席の側方で、か
つ、後方に位置する窓、すなわち出入口ドア19の後方
に位置する左側部窓21の下端付近よりも下方に位置す
る運転室1内側の個所に格納部1Dを設けた構成にして
ある。
【0059】このように構成した第4の実施例にあって
も、第1の実施例と同様に、運転室1内でオペレータが
立ったときの頭部付近に突起物(拘束手段)等が形成さ
れることなく、前下窓5を格納状態とすることができ、
オペレータに心理的な圧迫感を与えることがない。ま
た、前下窓5で後部窓を閉塞することがないので、後部
窓を緊急時の脱出用として活用させることができ、緊急
時の安全性に優れている。また特に、この第4の実施例
では、運転室1の運転席の側方で、かつ、後方に位置す
る左側部窓21の下方のデッドスペースを前下窓5の格
納部として有効に活用でき、運転室1内の他の機器の配
置設計に対する影響を少なくすることができる。
【0060】図11は本発明の請求項1に対応する第5
の実施例の要部を示す側断面図である。この第5の実施
例では、前下窓5を、運転席の側部の前方位置にある右
側部前窓15の下端付近よりも下方に位置するように運
転室1内側の個所に格納部1Dを設けた構成にしてあ
る。このように構成した第5の実施例にあっても、第1
の実施例と同様に、運転室1内でオペレータが立ったと
きの頭部付近に突起物(拘束手段)等が形成されること
なく、前下窓5を格納状態とすることができ、オペレー
タに心理的な圧迫感を与えることがない。また、前下窓
5で後部窓を閉塞することがないので、後部窓を緊急時
の脱出用として活用させることができ、緊急時の安全性
に優れている。
【0061】図12は本発明の請求項10に対応する第
6の実施例の要部を示す側断面図である。この第6の実
施例では、前下窓5を、運転室1の運転席の側方で、か
つ、後方に位置する窓、すなわち前述した右側部前窓1
5の後方に位置する右側部後窓16の下端付近よりも下
方に位置する運転室1内側の個所に格納部1Gを設けた
構成にしてある。
【0062】このように構成した第6の実施例にあって
も、第1の実施例と同様に、運転室1内でオペレータが
立ったときの頭部付近に突起物(拘束手段)等が形成さ
れることなく、前下窓5を格納状態とすることができ、
オペレータに心理的な圧迫感を与えることがない。ま
た、前下窓5で後部窓を閉塞することがないので、後部
窓を緊急時の脱出用として活用させることができ、緊急
時の安全性に優れている。また特に、この第6の実施例
では、運転室1の運転席の側方で、かつ、後方に位置す
る右側部後窓16の下方のデッドスペースを前下窓5の
格納部として有効に活用でき、運転室1内の他の機器の
配置設計に対する影響を少なくすることができる。
【0063】図13は本発明の請求項に対応する
第7の実施例の要部を示す側断面図である。この図13
に示す第7の実施例は、前下窓5Aが曲面形状から成る
とともに、運転室1内の運転席の後方に小物の収納ボッ
クス22を有し、この収納ボックス22の背面23を、
前下窓5A方向に凸となる曲面、つまり前下窓5Aの曲
面形状に適合する曲面に形成してある。すなわち、収納
ボックス22は、収納部1Hに収納された前下窓5Aを
覆うカバーを構成している。また、収納ボックス22の
背面23に対向する運転室1の後部壁24には、受けゴ
ム25を配置してあるとともに、運転室1の床1aに取
り付けた支持板1b、すなわち前述した収納ボックス2
2が載置される支持板1b上に、前下窓5Aの下端を拘
束する拘束手段を構成するブラケット12Aを設けてあ
る。このブラケット12Aは、前下窓5Aの上下方向の
高さ位置を規制する位置規制手段も兼ねている。なお、
図13では図示省略したが、前下窓5Aのピンラッチの
ピンが挿入可能な穴(図1の穴11と同等の穴)を運転
室1の壁面に設けてある。
【0064】この第7の実施例では、外された前下窓5
Aは収納ボックス22の背面23と受けゴム25との間
に挿入され、その下端がブラケット12に係合すること
により上下方向の位置決めがなされる。すなわち、前下
窓5Aの上端が後部窓の下端付近に位置するように位置
決めされる。この状態において、ピンラッチのピンを運
転室1の壁面にした図示しない穴に挿入することによ
り、前下窓5Aの動きが拘束される。
【0065】このように構成した第7の実施例にあって
も、第1の実施例と同様に、外された前下窓5Aの格納
部1Hを、運転席2と後部窓との間にあって、後部窓の
下端付近よりも下方に前下窓5Aを格納するように位置
させ、前下窓5Aの動きを拘束するブラケット12A
と、ピンラッチのピンと穴との組み合わせを有すること
から、運転室1内でオペレータが立ったときの頭部付近
に突起部等が形成されることなく、前下窓5Aを格納状
態とすることができ、オペレータに心理的な圧迫感を与
えることがない。また、前下窓5Aの上端が後部窓の下
端付近に配置されるので、後部窓の全体に相応する領域
を緊急時の脱出口として活用させることができ、緊急時
の安全性に優れている。
【0066】また、前下窓5Aを覆うカバーを構成する
収納ボックス22を設けてあることから、前下窓5Aが
運転室1内に露出せず、室内の美観を保つことができる
とともに、この前下窓5Aの損傷の防止を図ることがで
きる。また、収納ボックス22の背面23に前下窓5A
に適合する曲面を形成してあることから、前下窓5Aの
格納部1Hへの格納、及び格納部1Aからの取り出しに
際し、前下窓5Aが収納ボックスに案内されて円滑に格
納動作、取り出し動作を行なうことができ、この格納作
業、取り出し作業の能率を向上させることができる。ま
た、受けゴム25を設けたことから、前述した前下窓5
Aの格納動作、取り出し動作に際し、前下窓5Aが受け
ゴム25に接触することがあっても後部壁24に接触す
ることはなく、これにより、前下窓5Aの格納、取り出
し時の損傷を防ぐことができる。
【0067】なお、上述した第7の実施例では、収納ボ
ックス22の背面23を曲面に形成したが、図14に示
すように、収納された前下窓5Aと同じ方向に凸となる
2つの平面から形成される背面23´としてもよい。
【0068】また、上述した第7の実施例では、前下窓
5Aが曲面から成っているが、図1に示すような平板状
に形成されている前下窓5にあっても、この前下窓5に
対して凸となる曲面を形成するカバーを設ける構成にし
てもよい。このように構成したものにあっても、前下窓
5の格納、取り出しに際して、カバーの曲面に案内され
て円滑な格納、取り出し動作を実現させることができ、
この格納作業、取り出し作業の能率を向上させることが
できる。
【0069】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明は、前上
窓を除く運転室の所定の窓の下端付近よりも下方に位置
し、外された前下窓を格納した状態でその前下窓の上端
が所定の窓の下端付近に位置するように該前下窓の格納
時の高さ位置を規制する位置規制手段を有する格納部を
備えたので、運転室内にオペレータが立ったときの頭部
付近に突起物等が形成されることがなく、これにより、
オペレータに従来のような心理的圧迫感を与えることが
ない。また、位置規制手段によって前下窓の全体が、所
定の窓の下端より下の位置に配置されるので、所定の窓
が後部窓である場合でも、その後部窓の全体に相応する
領域を緊急時の脱出口として活用させることができ、緊
急時のより高い安全性を確保することができる。
【0070】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明では、位置規制手段がブラケットであり、このブラケ
ットは例えば断面コの字形状の簡単な形状に製作して、
容易に運転室内に取付けることができ、したがって、こ
の位置規制手段を設けるためにかかる費用を比較的安く
することができる。
【0071】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、運転席と後部窓との間のデッドスペースの有効活
用を図ることができ、運転室内の他の機器の配置設計に
対する影響を少なくすることができる。
【0072】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、前下窓のピンラッチを形成するピンが挿入可能な
穴を前下窓の動きを拘束する拘束手段として設けること
から、形成がきわめて容易であり、この形成のために要
する費用を比較的安くすることができる。
【0073】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、拘束手段がガイドレール及びブラケットの少なく
とも一方であることから、比較的堅固に前下窓を拘束さ
せることができ、各種の作業に伴い運転室が傾くことが
あっても、前下窓が格納部から飛び出すことがなく、安
定した状態で格納させることができる。
【0074】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、前下窓を覆うカバーを設けたことから、前下窓が
運転室内に露出することがなく、運転室内の美観を保つ
ことができ、また、格納された前下窓の損傷等を防止で
きる。
【0075】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、カバーに、格納された前下窓の方向に凸となる面
を設けたことから、前下窓の格納部への格納、及び格納
部からの取り出しに際し、前下窓がカバーの面に案内さ
れて円滑に格納動作、取り出し動作を行なうことがで
き、この格納作業、取り出し作業の能率を向上させるこ
とができる。
【0076】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、カバーの面が平面を組み合わせたもの、及び曲面
のいずれかから成ることから、前下窓の格納部への格
納、及び格納部からの取り出しが、前下窓がカバーの平
面あるいは曲面に案内されることによって円滑に行なう
ことができ、この格納作業、取り出し作業の能率を向上
させることができる。
【0077】また、本発明のうちの請求項に記載の発
明は、ガイドレールを前下窓の面形状に適合する彎曲形
状にしてあることから、前下窓の格納部への格納、及び
格納部からの取り出しが、前下窓が彎曲形状のガイドレ
ールに案内されることによって円滑に行なうことがで
き、この格納作業、取り出し作業の能率を向上させるこ
とができる。また、前下窓をガイドレールによって堅固
に前下窓を拘束させることができ、各種の作業に伴い運
転室が傾くことがあっても、前下窓が格納部から飛び出
すことがなく、安定した状態で格納させることができ
る。
【0078】また、本発明のうちの請求項10に記載の
発明は、運転席の側方で、かつ後方に位置する所定の窓
の下方のデッドスペースを前下窓の格納部として有効に
活用することができ、運転室内の他の機器の配置設計に
対する影響を少なくすることができる。
【0079】また、本発明のうちの請求項11に記載の
発明は、建設機械が油圧ショベルであることから、土砂
等の掘削などに際して前下窓が外される頻度が高く、し
たがって、格納部をより有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の運転室の前下窓格納装置の
第1の実施例を示す側断面図である。
【図2】図1のC方向矢視図である。
【図3】図1に示す前下窓の端部構造を示す平面図であ
る。
【図4】図3のD方向矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施例の要部を示す側断面図で
ある。
【図6】図5のE方向矢視図である。
【図7】図5に示す第2の実施例に備えられるガイドレ
ールを示す斜視図である。
【図8】ガイドレールの別の例を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施例の要部を示す側断面図で
ある。
【図10】本発明の第4の実施例の要部を示す側断面図
である。
【図11】本発明の第5の実施例の要部を示す側断面図
である。
【図12】本発明の第6の実施例の要部を示す側断面図
である。
【図13】本発明の第7の実施例の要部を示す側断面図
である。
【図14】前下窓を覆うカバーを構成する収納ボックス
の別の例を示す図である。
【図15】前下窓が備えられる建設機械である油圧ショ
ベルの要部を示す斜視図である。
【図16】図15に示す油圧ショベルに備えられる前下
窓を示す平面図である。
【図17】図16に示す前下窓の側面図である。
【図18】従来の前下窓格納装置の第1の例を示す図で
ある。
【図19】図18のA部断面図である。
【図20】従来の前下窓格納装置の第2の例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 運転室 1A 格納部 1B 格納部 1C 格納部 1D 格納部 1E 格納部 1F 格納部 1G 格納部 1H 格納部 2 運転席 4 前上窓 5 前下窓 5A 前下窓 5a 上端 6 ピン(ピンラッチ) 7 ケース(ピンラッチ) 8 ノブ(ピンラッチ) 9 長穴 10 内壁 11 穴(拘束手段) 12 ブラケット(拘束手段、位置規制手段) 12A ブラケット(拘束手段、位置規制手段) 13 カバー 14 後部窓 14a 下端 15 右側部前窓 16 右側部後窓 17 ガイドレール(拘束手段) 18 ガイドレール(拘束手段) 19 出入口ドア 20 下側窓 21 左側部窓 22 収納ボックス 23 背面 24 後部壁 25 受けゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立山 勝好 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−22112(JP,U) 実開 昭53−86720(JP,U) 実開 平2−100909(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 1/00 - 1/06 B60J 1/12 B60J 1/18 B60R 7/00 - 7/04 E02F 9/16

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の前方位置に、前上窓と、この前
    上窓の下方に位置し、着脱可能な前下窓とを有する建設
    機械の運転室の内部に備えられ、外された上記前下窓を
    格納する建設機械の運転室の前下窓格納装置において、 上記前上窓を除く上記運転室の所定の窓の下端付近より
    も下方に位置し、上記外された前下窓を格納した状態で
    その前下窓の上端が上記所定の窓の下端付近に位置する
    ように該前下窓の格納時の高さ位置を規制する位置規制
    手段を有する格納部を備えるとともに、 この格納部が上記格納された前下窓の動きを拘束する拘
    束手段を有することを特徴とする建設機械の運転室の前
    下窓格納装置。
  2. 【請求項2】 上記位置規制手段が、上記前下窓の下端
    を支持するブラケットであることを特徴とする請求項
    記載の建設機械の運転室の前下窓格納装置。
  3. 【請求項3】 上記格納部を上記運転席の後方に位置す
    る後部窓と、上記運転席との間に配置したことを特徴と
    する請求項1記載の建設機械の運転室の前下窓格納装
    置。
  4. 【請求項4】 上記前下窓がピンラッチを有するととも
    に、上記拘束手段が上記ピンラッチを形成するピンが挿
    入可能な穴であることを特徴とする請求項1記載の建設
    機械の運転室の前下窓格納装置。
  5. 【請求項5】 上記拘束手段が、上記前下窓を上下方向
    に案内するガイドレール、及び上記前下窓を支持するブ
    ラケットの少なくとも一方であることを特徴とする請求
    項1記載の建設機械の運転室の前下窓格納装置。
  6. 【請求項6】 上記格納部が、格納された上記前下窓を
    覆うカバーを有することを特徴とする請求項1記載の建
    設機械の運転室の前下窓格納装置。
  7. 【請求項7】 上記カバーは、格納された上記前下窓方
    向に凸となる面を有することを特徴とする請求項記載
    の建設機械の運転室の前下窓格納装置。
  8. 【請求項8】 上記カバーの上記面が、平面を組み合わ
    せたもの、及び曲面のいずれかであることを特徴とする
    請求項記載の建設機械の運転室の前下窓格納装置。
  9. 【請求項9】 上記ガイドレールを上記前下窓の面形状
    に適合する彎曲形状に形成したことを特徴とする請求項
    記載の建設機械の運転室の前下窓格納装置。
  10. 【請求項10】 上記所定の窓が、上記運転席の側方
    で、かつ後方に位置する窓であることを特徴とする請求
    項1記載の建設機械の運転室の前下窓格納装置。
  11. 【請求項11】 上記建設機械が、油圧ショベルである
    ことを特徴とする請求項1記載の建設機械の運転室の前
    下窓格納装置。
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