JP3033881B2 - 中空成形用金型 - Google Patents
中空成形用金型Info
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- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 3
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/48185—Moulds with more than one separate mould cavity
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- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
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- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は中空平板の組合せによる
組合せパネルとして用いるに際し、連結使用時に隣接パ
ネルの接合面間で隙間や傾きを有しない平面かつ直角度
が要求される中空成形用金型に関するものである。
組合せパネルとして用いるに際し、連結使用時に隣接パ
ネルの接合面間で隙間や傾きを有しない平面かつ直角度
が要求される中空成形用金型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図９および図１０は従来の中空成形用金
型を用いたブロー成形の手順を示す説明図である。ブロ
ー成形用の雄雌型金型８ａ、８ｂのうち、雌型金型８ｂ
は底面部材９と、雌型金型８ｂの４辺の周辺部を構成す
る各側壁部材１０をこの底面部材９に設けた枢軸１２に
軸支されて略直角をなす閉脚位置とハ字状に開脚した位
置間で各々開閉脚自在に設けてある。
型を用いたブロー成形の手順を示す説明図である。ブロ
ー成形用の雄雌型金型８ａ、８ｂのうち、雌型金型８ｂ
は底面部材９と、雌型金型８ｂの４辺の周辺部を構成す
る各側壁部材１０をこの底面部材９に設けた枢軸１２に
軸支されて略直角をなす閉脚位置とハ字状に開脚した位
置間で各々開閉脚自在に設けてある。
【０００３】１４は油圧シリンダであり、その一端は雌
型金型８ｂを取付けた取付板５の上下部に立設されたブ
ラケット５ａを介して傾転自在に設けられている。
型金型８ｂを取付けた取付板５の上下部に立設されたブ
ラケット５ａを介して傾転自在に設けられている。
【０００４】この油圧シリンダ１４のピストンロッドの
先端部は前記側壁部材１０に軸支されてピストンロッド
を伸縮することによって４辺の各側壁部材１０はそれぞ
れ上下左右に開閉脚をなすようになっている。
先端部は前記側壁部材１０に軸支されてピストンロッド
を伸縮することによって４辺の各側壁部材１０はそれぞ
れ上下左右に開閉脚をなすようになっている。
【０００５】符号２はダイス、３ａ、３ｂはキャビテ
ィ、１８はプリブローピン、２１はピンチ装置を示す。
ィ、１８はプリブローピン、２１はピンチ装置を示す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイス
２からパリソンＰを垂下する前に４辺の各側壁部材１０
を開脚しておき、垂下したパリソンＰを両金型８で漸近
させながら上下部側壁部材１０を閉脚させると、図１０
および図１１に示すように底面部材９と上下部側壁部材
１０間にある隙間３０にパリソンＰが差込まれて局部伸
張して薄肉になり、成形品の強度が弱くなるばかりか成
形中にパリソンが破裂して成形できないといった問題点
がある。
２からパリソンＰを垂下する前に４辺の各側壁部材１０
を開脚しておき、垂下したパリソンＰを両金型８で漸近
させながら上下部側壁部材１０を閉脚させると、図１０
および図１１に示すように底面部材９と上下部側壁部材
１０間にある隙間３０にパリソンＰが差込まれて局部伸
張して薄肉になり、成形品の強度が弱くなるばかりか成
形中にパリソンが破裂して成形できないといった問題点
がある。
【０００７】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、局部伸張がなく、かつ隅角部で均一な肉厚を有した
中空成形品の製造が容易な中空成形用金型を提供するも
のである。
で、局部伸張がなく、かつ隅角部で均一な肉厚を有した
中空成形品の製造が容易な中空成形用金型を提供するも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では中空成形用金型の雌金型を底面部材と側
壁部材とにより形成し、前記側壁部材をキャビティ形成
位置と非形成位置とを枢軸を介して傾転可能に前記底面
部材に枢着してなる中空成形用金型において、前記側壁
部材と底面部材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成
位置の突合せ接触稜線を通るように前記枢軸を取付けた
構成にした。
に、本発明では中空成形用金型の雌金型を底面部材と側
壁部材とにより形成し、前記側壁部材をキャビティ形成
位置と非形成位置とを枢軸を介して傾転可能に前記底面
部材に枢着してなる中空成形用金型において、前記側壁
部材と底面部材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成
位置の突合せ接触稜線を通るように前記枢軸を取付けた
構成にした。
【０００９】
【作用】一対の雄雌型金型を相反離反させて取付ける。
この時雌型金型の上下部の側壁部材をハ字状に開脚（キ
ャビティ非形成位置）させておく。次いでダイスから溶
融パリソンを垂下し、パリソン下部をピンチするととも
に、引続き相反離反した雄雌型金型間に垂下させる。そ
してパリソンを上下部側壁部材で挟持しつつ、プリブロ
ーピンからパリソン内に低圧の空気を吹込み予備膨張さ
せる。
この時雌型金型の上下部の側壁部材をハ字状に開脚（キ
ャビティ非形成位置）させておく。次いでダイスから溶
融パリソンを垂下し、パリソン下部をピンチするととも
に、引続き相反離反した雄雌型金型間に垂下させる。そ
してパリソンを上下部側壁部材で挟持しつつ、プリブロ
ーピンからパリソン内に低圧の空気を吹込み予備膨張さ
せる。
【００１０】同時に、雄雌型金型をパリソンに対して次
第に接近させながら雌型金型の上下部側壁部材と底面部
材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成位置の突合せ
接触稜線をなす閉脚位置（キャビティ形成位置）とパリ
ソンの側方の側壁部材を漸進させつつパリソンの側方の
固定した側壁部材間の４方でパリソンを雄雌型金型キャ
ビティに倣いさせるのである。
第に接近させながら雌型金型の上下部側壁部材と底面部
材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成位置の突合せ
接触稜線をなす閉脚位置（キャビティ形成位置）とパリ
ソンの側方の側壁部材を漸進させつつパリソンの側方の
固定した側壁部材間の４方でパリソンを雄雌型金型キャ
ビティに倣いさせるのである。
【００１１】型締完了とともに、プリブローからブロー
エアに切換えてパリソンの内側からキャビティに向って
一挙に賦型するのである。このため、パリソンはキャビ
ティに賦型される時途中で局部伸張することがなく、か
つ側壁部材を開閉脚と前後進するだけで抜き勾配のない
中空成形品を容易に得られる。
エアに切換えてパリソンの内側からキャビティに向って
一挙に賦型するのである。このため、パリソンはキャビ
ティに賦型される時途中で局部伸張することがなく、か
つ側壁部材を開閉脚と前後進するだけで抜き勾配のない
中空成形品を容易に得られる。
【００１２】
【実施例】以下に、本発明に係る中空成形用金型の具体
的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【００１３】図１は本発明の実施例に係る中空成形用金
型の縦断面図、図２は図１のＡ〜Ａからみた正面図、図
３ないし図６は中空成形品の成形工程を説明する省略縦
断面図、図７および図８はパリソンが雌型金型の隅角部
に倣う状態を示す説明図である。
型の縦断面図、図２は図１のＡ〜Ａからみた正面図、図
３ないし図６は中空成形品の成形工程を説明する省略縦
断面図、図７および図８はパリソンが雌型金型の隅角部
に倣う状態を示す説明図である。
【００１４】本発明の金型構造は従来構造と異なり、平
滑面のキャビティ３ａ面を持つ雄型金型８ａとキャビテ
ィ３ｂ面に複数個のタックオフ成形用突起部４を有する
雌型金型８ｂとから形成されている。
滑面のキャビティ３ａ面を持つ雄型金型８ａとキャビテ
ィ３ｂ面に複数個のタックオフ成形用突起部４を有する
雌型金型８ｂとから形成されている。
【００１５】前記雄型金型８ａは取付板５ａ上に立脚さ
れた複数の支持柱６ａを介して配設された基板７ａ上に
取付けられている。雌型金型８ｂも雄型金型８ａと同様
な構成を有している。
れた複数の支持柱６ａを介して配設された基板７ａ上に
取付けられている。雌型金型８ｂも雄型金型８ａと同様
な構成を有している。
【００１６】前記雌型金型８ｂは、図１および図２に示
すように正面が四角形の底面部材９と４つの側壁部材１
０から構成されている。
すように正面が四角形の底面部材９と４つの側壁部材１
０から構成されている。
【００１７】前記底面部材９の上下部に位置し底面部材
９に対して直角の稜線を形成する閉脚位置（キャビティ
形成位置）と傾転してハ字状に開脚した位置（キャビテ
ィ非形成位置）間で傾転自在な上下部側壁部材１０ａ、
１０ｂが配設されている。
９に対して直角の稜線を形成する閉脚位置（キャビティ
形成位置）と傾転してハ字状に開脚した位置（キャビテ
ィ非形成位置）間で傾転自在な上下部側壁部材１０ａ、
１０ｂが配設されている。
【００１８】上下部側壁部材１０ａ、１０ｂと底面部材
９とは枢軸１２ａ、１２ｂにて底面部材９に枢支され、
上下部側壁部材１０ａ、１０ｂは油圧シリンダ１４ａ、
１４ｂの作動により前記した位置間で傾転可能となって
いる。
９とは枢軸１２ａ、１２ｂにて底面部材９に枢支され、
上下部側壁部材１０ａ、１０ｂは油圧シリンダ１４ａ、
１４ｂの作動により前記した位置間で傾転可能となって
いる。
【００１９】また、前記枢軸１２ａ、１２ｂの取付位置
は上下部の側壁部材１０ａ、１０ｂと底面部材９とを連
結する枢軸１２ａ、１２ｂ外面がキャビティ３ｂ形成位
置の突合せ接触稜線３２を通るように構成されている。
は上下部の側壁部材１０ａ、１０ｂと底面部材９とを連
結する枢軸１２ａ、１２ｂ外面がキャビティ３ｂ形成位
置の突合せ接触稜線３２を通るように構成されている。
【００２０】前記枢軸１２ａ、１２ｂは底面部材９の上
下コーナ部１５ａ、１５ｂに回動自在に枢支され、上下
部側壁部材１０ａ、１０ｂと一体的に回動するようにな
っている。
下コーナ部１５ａ、１５ｂに回動自在に枢支され、上下
部側壁部材１０ａ、１０ｂと一体的に回動するようにな
っている。
【００２１】また、図１に示すように雌型金型８ｂの上
下部にはブローピン１７ａ、１７ｂがキャビティ３ｂ面
より出入可能に構成され、雄雌型金型８ａ、８ｂの型締
に合せてブローピン１７ａ、１７ｂをパリソンＰに突き
刺して５〜７ｋｇ／ｃｍ2 に圧縮されたブローエアを送
給するようになっている。
下部にはブローピン１７ａ、１７ｂがキャビティ３ｂ面
より出入可能に構成され、雄雌型金型８ａ、８ｂの型締
に合せてブローピン１７ａ、１７ｂをパリソンＰに突き
刺して５〜７ｋｇ／ｃｍ2 に圧縮されたブローエアを送
給するようになっている。
【００２２】図２に示すように、矩形状を有する底面部
材９の右側の側壁部材１０ｃはスライド式としており、
取付板５ｂ上に設けられた図示しない支持脚上に上下一
対の側方油圧シリンダ１６ａ、１６ｂの先端にスライド
型側壁部材１０ｃが固着されて、側方油圧シリンダ１６
ａ、１６ｂの作動により、実線と二点鎖線で示す範囲を
前後移動自在に設けられている。
材９の右側の側壁部材１０ｃはスライド式としており、
取付板５ｂ上に設けられた図示しない支持脚上に上下一
対の側方油圧シリンダ１６ａ、１６ｂの先端にスライド
型側壁部材１０ｃが固着されて、側方油圧シリンダ１６
ａ、１６ｂの作動により、実線と二点鎖線で示す範囲を
前後移動自在に設けられている。
【００２３】さらに図２に示すように、矩形状を有する
底面部材９の左側の側壁部材１０ｄは移動不可能な固定
式となっている。
底面部材９の左側の側壁部材１０ｄは移動不可能な固定
式となっている。
【００２４】符号２０は雄雌型金型８ａ、８ｂに設けら
れたパリソンＰの冷却用の冷却水路、１８はプリブロー
ピン、２１はピンチ装置である。
れたパリソンＰの冷却用の冷却水路、１８はプリブロー
ピン、２１はピンチ装置である。
【００２５】前記のように構成した中空成形用金型の作
用を説明する。
用を説明する。
【００２６】ダイス２からパリソンＰを垂下する前の状
態を説明すると、雄雌型金型８ａ、８ｂは相反離反させ
るとともに、上下部の側壁部材１０ａ、１０ｂはハ字状
に開脚し（図７）、かつ、スライド型側壁部材１０ｃを
底面部材９より離間した後退限にしておく。なおピンチ
装置２１は開状態とする。
態を説明すると、雄雌型金型８ａ、８ｂは相反離反させ
るとともに、上下部の側壁部材１０ａ、１０ｂはハ字状
に開脚し（図７）、かつ、スライド型側壁部材１０ｃを
底面部材９より離間した後退限にしておく。なおピンチ
装置２１は開状態とする。
【００２７】まず、ダイス２よりパリソンＰをピンチ装
置２１の下方に至る長さまで垂下させた後一旦パリソン
Ｐの垂下継続を中止し、ついで、ピンチ装置２１を作動
させて閉状態にし、パリソンＰの下部をピンチし袋状に
するのである（図３）。
置２１の下方に至る長さまで垂下させた後一旦パリソン
Ｐの垂下継続を中止し、ついで、ピンチ装置２１を作動
させて閉状態にし、パリソンＰの下部をピンチし袋状に
するのである（図３）。
【００２８】次にピンチ装置２１を開状態にするととも
に、プリブローピン１８から２〜３ｋｇ／ｃｍ2 の圧縮
エアをパリソンＰ内に導入し、パリソンＰのプリブロー
を行いながら、再度パリソンＰが雄雌型金型８ａ、８ｂ
の下部に至るまで垂下させる（図４）。次いで左右の雄
雌型金型８ａ、８ｂを高速で相近させ、パリソンＰを雄
雌型金型８ａ、８ｂのキャビティ３ａ、３ｂに漸近させ
るのである。
に、プリブローピン１８から２〜３ｋｇ／ｃｍ2 の圧縮
エアをパリソンＰ内に導入し、パリソンＰのプリブロー
を行いながら、再度パリソンＰが雄雌型金型８ａ、８ｂ
の下部に至るまで垂下させる（図４）。次いで左右の雄
雌型金型８ａ、８ｂを高速で相近させ、パリソンＰを雄
雌型金型８ａ、８ｂのキャビティ３ａ、３ｂに漸近させ
るのである。
【００２９】型締を行いつつ少し時間が経過した時に油
圧シリンダ１４ａ、１４ｂへ圧油を導入し上下部の側壁
部材１０ａ、１０ｂを底面部材９に対して直角の稜線を
形成する位置まで傾転させ閉脚させるのである（図５、
図８）。
圧シリンダ１４ａ、１４ｂへ圧油を導入し上下部の側壁
部材１０ａ、１０ｂを底面部材９に対して直角の稜線を
形成する位置まで傾転させ閉脚させるのである（図５、
図８）。
【００３０】同時に、側方油圧シリンダ１６ａ、１６ｂ
に圧油を導入してスライド型側壁部材１０ｃを漸進さ
せ、最後は閉脚した上下部側壁部材１０ａ、１０ｂと、
前進限まで移動したスライド型側壁部材１０ｃおよび固
定型側壁部材１０ｄの４つの側壁部材を相互に隣接させ
た状態下で雌型金型８ｂを形成した後パリソンＰをキャ
ビティ３ａ、３ｂへ賦型するのである。
に圧油を導入してスライド型側壁部材１０ｃを漸進さ
せ、最後は閉脚した上下部側壁部材１０ａ、１０ｂと、
前進限まで移動したスライド型側壁部材１０ｃおよび固
定型側壁部材１０ｄの４つの側壁部材を相互に隣接させ
た状態下で雌型金型８ｂを形成した後パリソンＰをキャ
ビティ３ａ、３ｂへ賦型するのである。
【００３１】この状態下でプリブローピン１８からのプ
リブローエアの供給を停止するとともに、ブローピン１
７ａ、１７ｂを前進させてパリソンＰを突き刺し、ブロ
ーピン１７ａ、１７ｂから５〜７ｋｇ／ｃｍ2 のブロー
エアを導入させる。この高圧のブローエアの導入によ
り、パリソンＰは複雑な凹凸を有した雌型金型８ｂのキ
ャビティ３ｂへほぼ倣い変形加工される（図６）。
リブローエアの供給を停止するとともに、ブローピン１
７ａ、１７ｂを前進させてパリソンＰを突き刺し、ブロ
ーピン１７ａ、１７ｂから５〜７ｋｇ／ｃｍ2 のブロー
エアを導入させる。この高圧のブローエアの導入によ
り、パリソンＰは複雑な凹凸を有した雌型金型８ｂのキ
ャビティ３ｂへほぼ倣い変形加工される（図６）。
【００３２】このようにして一定の冷却時間だけ両金型
８ａ、８ｂを閉めたまま保持しパリソンＰの冷却を待
つ。一定時間経過後型開すると、パリソンＰは例えば所
望する凹凸状を有したパネル状の成形品が得られるので
ある。
８ａ、８ｂを閉めたまま保持しパリソンＰの冷却を待
つ。一定時間経過後型開すると、パリソンＰは例えば所
望する凹凸状を有したパネル状の成形品が得られるので
ある。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、中空成形用金型の雌金型を底面部材と側壁部材とに
より形成し、前記側壁部材をキャビティ形成位置と非形
成位置とを枢軸を介して傾転可能に前記底面部材に枢着
してなる中空成形用金型において、前記側壁部材と底面
部材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成位置の突合
せ接触稜線を通るように前記枢軸を取付けたことによ
り、雌型金型にパリソンが倣う時に上下部側壁部材の閉
脚によってパリソンが底面部材と側壁部材間に差込まれ
ることがなくなるために、パリソンが差込まれて局部伸
張して薄肉になることがなくなり、両金型の隅角部まで
均一厚さの肉厚を有した中空成形品が容易に得られる。
に、中空成形用金型の雌金型を底面部材と側壁部材とに
より形成し、前記側壁部材をキャビティ形成位置と非形
成位置とを枢軸を介して傾転可能に前記底面部材に枢着
してなる中空成形用金型において、前記側壁部材と底面
部材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成位置の突合
せ接触稜線を通るように前記枢軸を取付けたことによ
り、雌型金型にパリソンが倣う時に上下部側壁部材の閉
脚によってパリソンが底面部材と側壁部材間に差込まれ
ることがなくなるために、パリソンが差込まれて局部伸
張して薄肉になることがなくなり、両金型の隅角部まで
均一厚さの肉厚を有した中空成形品が容易に得られる。
【図１】本発明の実施例に係る中空成形用金型の縦断面
図である。
図である。
【図２】図１のＡ〜Ａからみた正面図である。
【図３】中空成形品の成形工程を説明する省略縦断面図
である。
である。
【図４】中空成形品の成形工程を説明する省略縦断面図
である。
である。
【図５】中空成形品の成形工程を説明する省略縦断面図
である。
である。
【図６】中空成形品の成形工程を説明する省略縦断面図
である。
である。
【図７】パリソンが雌型金型の隅角部に倣う状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図８】図７に示した動作の続きを示した説明図であ
る。
る。
【図９】従来の中空成形用金型を用いたブロー成形の手
順を示す説明図である。
順を示す説明図である。
【図１０】図９に示した動作の続きを示した説明図であ
る。
る。
【図１１】パリソンの差込まれた状態を示す説明図であ
る。
る。
２ ダイス ３ａ、３ｂ キャビティ ４ タックオフ成形用突起部 ７ａ、７ｂ 基板 ８ａ 雄型金型 ８ｂ 雌型金型 ９ 底面部材 １０ 側壁部材 １０ａ 上部側壁部材 １０ｂ 下部側壁部材 １０ｃ スライド型側壁部材 １０ｄ 固定型側壁部材 １２ａ、１２ｂ 枢軸 １４ａ、１４ｂ 油圧シリンダ １５ａ、１５ｂ 底面部材のコーナ部 １６ａ、１６ｂ 側方油圧シリンダ １７ａ、１７ｂ ブローピン １８ プリブローピン ２０ 冷却水路 ２１ ピンチ装置 ３０ 隙間 ３２ 接触稜線 Ｐ パリソン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−150332（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 49/00 - 49/80
Claims (1)
- 【請求項１】 中空成形用金型の雌金型を底面部材と側
壁部材とにより形成し、前記側壁部材をキャビティ形成
位置と非形成位置とを枢軸を介して傾転可能に前記底面
部材に枢着してなる中空成形用金型において、前記側壁
部材と底面部材とを連結する枢軸外面がキャビティ形成
位置の突合せ接触稜線を通るように前記枢軸を取付けた
ことを特徴とする中空成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190794A JP3033881B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 中空成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190794A JP3033881B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 中空成形用金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852793A JPH0852793A (ja) | 1996-02-27 |
| JP3033881B2 true JP3033881B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16263856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6190794A Expired - Lifetime JP3033881B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | 中空成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3033881B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2558272A4 (en) * | 2010-04-12 | 2013-09-04 | Pro Technical Plastic Mfg Solutions Pty Ltd | BLOW-FORMING MACHINE AND BLOW-FORMING PROCESS |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP6190794A patent/JP3033881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0852793A (ja) | 1996-02-27 |
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