JP3033326B2 - スライドボリウム装置 - Google Patents
スライドボリウム装置Info
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- JP3033326B2 JP3033326B2 JP4046611A JP4661192A JP3033326B2 JP 3033326 B2 JP3033326 B2 JP 3033326B2 JP 4046611 A JP4046611 A JP 4046611A JP 4661192 A JP4661192 A JP 4661192A JP 3033326 B2 JP3033326 B2 JP 3033326B2
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- slide volume
- hole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器などに使用さ
れるスライドボリウム装置に関する。
れるスライドボリウム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気部品として使用されているス
ライドボリウムの調整装置として、スライドボリウムの
シャフトにツマミを直接嵌合させ、このツマミを動かす
ことによりボリウムを変化させる装置がある。これはツ
マミを使用することにより、外観的に見易いものにし、
調整動作を容易にしたものである。
ライドボリウムの調整装置として、スライドボリウムの
シャフトにツマミを直接嵌合させ、このツマミを動かす
ことによりボリウムを変化させる装置がある。これはツ
マミを使用することにより、外観的に見易いものにし、
調整動作を容易にしたものである。
【0003】以下に従来のスライドボリウム調整装置を
図面を参照しながら説明する。図4,図5に従来のスラ
イドボリウム調整装置の構成を示す。図に示すように、
プリント基板18には、はんだ22により取り付けられ
たスライドボリウム19が固定させている。スライドボ
リウム19のシャフト16に圧入嵌合するツマミ15の
ローレット部21が筐体である前キャビネット17の孔
より外部に突出している。このローレット部21を外部
より動作させることにより、ボリウムを変化させるよう
構成されていた。
図面を参照しながら説明する。図4,図5に従来のスラ
イドボリウム調整装置の構成を示す。図に示すように、
プリント基板18には、はんだ22により取り付けられ
たスライドボリウム19が固定させている。スライドボ
リウム19のシャフト16に圧入嵌合するツマミ15の
ローレット部21が筐体である前キャビネット17の孔
より外部に突出している。このローレット部21を外部
より動作させることにより、ボリウムを変化させるよう
構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスラ
イドボリウムの調整装置の構成では、ツマミ15をスラ
イドボリウム19のシャフト16に直接嵌合させてい
た。このため、ツマミ15を動作させたとき、シャフト
16を介してスライドボリウム19の内部にある摺動子
に負荷がかかるためスライドボリウム故障の原因になっ
ていた。また、はんだ22部分にも負荷が掛かるため、
はんだ22が割れて接触不良の原因にもなっていた。さ
らにスライドボリウム19の寸法ばらつきやプリント板
18への取り付け位置のばらつきにより、ツマミ15が
傾いて取り付けられ外観上見苦しいものであった。
イドボリウムの調整装置の構成では、ツマミ15をスラ
イドボリウム19のシャフト16に直接嵌合させてい
た。このため、ツマミ15を動作させたとき、シャフト
16を介してスライドボリウム19の内部にある摺動子
に負荷がかかるためスライドボリウム故障の原因になっ
ていた。また、はんだ22部分にも負荷が掛かるため、
はんだ22が割れて接触不良の原因にもなっていた。さ
らにスライドボリウム19の寸法ばらつきやプリント板
18への取り付け位置のばらつきにより、ツマミ15が
傾いて取り付けられ外観上見苦しいものであった。
【0005】本発明は上記の課題を解決するもので、ス
ライドボリウムに負荷がかからず、ツマミが外観を悪く
しないよう精度よく配置されたスライドボリウム装置を
提供することを目的とするものである。
ライドボリウムに負荷がかからず、ツマミが外観を悪く
しないよう精度よく配置されたスライドボリウム装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係るスライドボリウム装置は、前キャビネット3と
取付けブラケット4との間に挟まれたプリント基板7
と、このプリント基板7 に装着されたスライドボリウム
8からプリント基板7に対して平行に延び出したシャフ
ト2と、このシャフト2が上方向から挿入される孔9を
備え、左右方向に摺動可能なツマミ1と、このツマミ1
の下面に形成され、取付けブラケット4に設けられた左
右方向に長い長方形の孔6に挿入され、孔9を間に挟む
左右一対のL型リブ5と、ツマミ1の上面から突出する
上側突起13と、ツマミ1の下面から突出する下側突起
11・12とを備え、左右一対のL型リブ5の左右側面
が長方形の孔6の左右両壁に当接することによりツマミ
1が左右方向に位置規制され、左右一対のL型リブの後
面立ち壁が長方形の孔6の後壁に当接することによりツ
マミ1が後方向に位置規制され、上側突起13が前キャ
ビネット3と当接することによりツマミ1が上方向およ
び前方向に位置規制され、下側突起11・12がブラケ
ット4に当接することによりツマミ1が下方向に位置規
制される。
明に係るスライドボリウム装置は、前キャビネット3と
取付けブラケット4との間に挟まれたプリント基板7
と、このプリント基板7 に装着されたスライドボリウム
8からプリント基板7に対して平行に延び出したシャフ
ト2と、このシャフト2が上方向から挿入される孔9を
備え、左右方向に摺動可能なツマミ1と、このツマミ1
の下面に形成され、取付けブラケット4に設けられた左
右方向に長い長方形の孔6に挿入され、孔9を間に挟む
左右一対のL型リブ5と、ツマミ1の上面から突出する
上側突起13と、ツマミ1の下面から突出する下側突起
11・12とを備え、左右一対のL型リブ5の左右側面
が長方形の孔6の左右両壁に当接することによりツマミ
1が左右方向に位置規制され、左右一対のL型リブの後
面立ち壁が長方形の孔6の後壁に当接することによりツ
マミ1が後方向に位置規制され、上側突起13が前キャ
ビネット3と当接することによりツマミ1が上方向およ
び前方向に位置規制され、下側突起11・12がブラケ
ット4に当接することによりツマミ1が下方向に位置規
制される。
【0007】
【作用】上記装置により、ツマミに設けられたリブで囲
まれた孔にスライドボリウムのシャフトを微少なスキマ
をもって挿入することで、ツマミ動作時にシャフトに負
荷をかけず、ツマミがスライドボリウムの寸法ばらつき
や、取り付けばらつきの影響を受けない。
まれた孔にスライドボリウムのシャフトを微少なスキマ
をもって挿入することで、ツマミ動作時にシャフトに負
荷をかけず、ツマミがスライドボリウムの寸法ばらつき
や、取り付けばらつきの影響を受けない。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例のスライドボリウ
ム装置について図面を参照しながら説明する。図1〜図
3に示すように、プリント基板7にはんだ付けにより取
付けられたスライドボリウム8のシャフト2を、ツマミ
1に設けられたリブで囲まれた孔9にスキマをもって挿
入されている。一方ツマミ1の下部に設けられたL型リ
ブ5が取付けブラケット4の長方形の孔6に挿入されて
おり、ツマミを動作させるときは、前キャビネット3の
孔よりとびだしているツマミ1のローレット部10を前
面より押しながら左右に動作させる。ツマミの、左右方
向・後方向の動作時の位置規制はツマミ1のL型リブ5
が取付ブラケット4の長方形の孔6を移動することで行
われ、前方向・上方向のツマミ動作時の規制はツマミ1
上部の上側突起13と前キャビネット3の内壁斜面で行
われ、下方向のツマミ動作時の規制は、ツマミ1下部の
下側突起11,12と取付ブラケット4で行われる。
ム装置について図面を参照しながら説明する。図1〜図
3に示すように、プリント基板7にはんだ付けにより取
付けられたスライドボリウム8のシャフト2を、ツマミ
1に設けられたリブで囲まれた孔9にスキマをもって挿
入されている。一方ツマミ1の下部に設けられたL型リ
ブ5が取付けブラケット4の長方形の孔6に挿入されて
おり、ツマミを動作させるときは、前キャビネット3の
孔よりとびだしているツマミ1のローレット部10を前
面より押しながら左右に動作させる。ツマミの、左右方
向・後方向の動作時の位置規制はツマミ1のL型リブ5
が取付ブラケット4の長方形の孔6を移動することで行
われ、前方向・上方向のツマミ動作時の規制はツマミ1
上部の上側突起13と前キャビネット3の内壁斜面で行
われ、下方向のツマミ動作時の規制は、ツマミ1下部の
下側突起11,12と取付ブラケット4で行われる。
【0009】この構成によれば、ツマミ動作時にシャフ
トに負荷がかかることがなく、またツマミがスライドボ
リウムの寸法ばらつきや取り付けばらつきの影響を受け
て傾くこともない。
トに負荷がかかることがなく、またツマミがスライドボ
リウムの寸法ばらつきや取り付けばらつきの影響を受け
て傾くこともない。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のスライドボリウム装置によればツマミ動作
時にスライドボリウムに負荷をかけることなく、またツ
マミが位置ずれして傾いて取り付けられることがないス
ライドボリウム装置を提供することができる。
に、本発明のスライドボリウム装置によればツマミ動作
時にスライドボリウムに負荷をかけることなく、またツ
マミが位置ずれして傾いて取り付けられることがないス
ライドボリウム装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例のスライドボリウム装置の構
成を示す正面図
成を示す正面図
【図2】同図1のA−A線断面図
【図3】同図1のB−B線断面図
【図4】従来のスライドボリウム装置の構成を示す正面
図
図
【図5】同側面断面図
1 ツマミ 2 シャフト 3 前キャビネット 4 ブラケット 5 リブ6 長方形の孔 7 プリント基板 8 スライドボリウム9 孔 10 ローレット11,12 上側突起 13 下側突起
Claims (1)
- 【請求項1】 前キャビネット(3)と取付けブラケッ
ト(4)との間に挟まれたプリント基板(7)と、 前記プリント基板(7)に装着されたスライドボリウム
(8)から前記プリント基板(7)に対して平行に延び
出したシャフト(2)と、 前記シャフト(2)が上方向から挿入される孔(9)を
備え、左右方向に摺動可能なツマミ(1)と、 前記ツマミ(1)の下面に形成され、前記取付けブラケ
ット(4)に設けられた左右方向に長い長方形の孔
(6)に挿入され、前記孔(9)を間に挟む左右一対の
L型リブ(5)と、 前記ツマミ(1)の上面から突出する上側突起(13)
と、 前記ツマミ(1)の下面から突出する下側突起(11・
12)とを備え、 前記左右一対のL型リブ(5)の左右側面が長方形の孔
(6)の左右両壁に当接することにより前記ツマミ
(1)が左右方向に位置規制され、 前記左右一対のL型リブの後面立ち壁が長方形の孔
(6)の後壁に当接することにより前記ツマミ(1)が
後方向に位置規制され、 前記上側突起(13)が前記前キャビネット(3)と当
接することにより前記ツマミ(1)が上方向および前方
向に位置規制され、 前記下側突起(11・12)が前記ブラケット(4)に
当接することにより前記ツマミ(1)が下方向に位置規
制される、 スライドボリウム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4046611A JP3033326B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | スライドボリウム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4046611A JP3033326B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | スライドボリウム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251219A JPH05251219A (ja) | 1993-09-28 |
JP3033326B2 true JP3033326B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=12752101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4046611A Expired - Fee Related JP3033326B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | スライドボリウム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033326B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4046611A patent/JP3033326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05251219A (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |