JP3032621B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
処理し、これに種々の画像処理を施す画像処理装置に関
するものである。
処理を行なう際、主走査方向には画像信号を1ライン分
記憶し、そのイネーブル信号を制御して拡大または縮小
し、副走査方向には読み取りの光学系のスキヤン速度を
変えることにより行なつている。
記従来の画像処理装置では、主走査方向における変倍上
の問題は発生しないが、副走査方向にはスキヤン速度に
より変倍処理制御を行なつているために、拡大率がある
限界を超えるとそのスキヤン速度が遅すぎてモータを安
定に制御することができないという問題がある。また、
縮小率がある限界より小さいと、そのスキヤン速度が速
すぎて、モータを安定に制御し、かつ等倍時と同じコピ
ースピードにて画像イメージを供給することができない
という問題がある。
解決することを目的として成されたもので、上述の課題
を解決する一手段として、以下の構成を備える。即ち、
原稿画像を拡大あるいは縮小して、変倍された画像とし
て出力する画像処理装置において、読み取つた原稿画像
を主走査方向に変倍する第1の変倍手段と、前記変倍後
の画像イメージを、主走査方向と副走査方向とが入れ替
わるように回転させる回転制御手段と、前記回転後の画
像イメージを主走査方向に変倍する第2の変倍手段とを
備える。
コピーを得るよう機能する。
適な実施例を詳細に説明する。 [リーダ部の構成]図1は、本発明の実施例に係る画像
処理装置であるカラー画像記録装置のリーダ部の構成を
示すブロツク図である。同図において、RGB3色のフ
イルタを設けたCCD151にて原稿上の画像を読み取
り、A/D・S/H部152で画像データをデジタルデ
ータに変換して、シエーデイング補正部153と入力マ
スキング部154により画像データを補正する。そし
て、変倍動作時には変倍処理部(A) 155で変倍処理を
行なう。
6に一旦格納され、マスキング・UCR部160にてマ
スキング処理を行なう。その後、再び変倍処理部(B) 1
81で変倍処理を行ない、さらにγ補正部161とエツ
ジ強調部162にてシアン(C),イエロー(Y),マ
ゼンタ(M),ブラツク(K)の出力画像データを作成
し、ビデオ処理部163を通してプリンタ(不図示)で
記録紙に画像を記録する。
記録装置におけるプリンタ部の断面構成を示す。同図に
示すプリンタ部103において、ポリゴンスキヤナ30
1は、図1に示すビデオ処理部163にて生成されたレ
ーザ光を感光ドラム上に走査させ、初段のマゼンタ
(M)の画像形成部302、以下、同様の構成をとるシ
アン(C),イエロー(Y),ブラツク(K)の各色に
ついての画像形成部303,304,305にて画像形
成を行なう。
18はレーザ光の露光により潜像を形成し、現像器31
3は感光ドラム318上にトナー現像を行なう。また、
現像器313内のスリーブ314は、現像バイアスを印
加し、トナー現像を行ない、1次帯電器315は感光ド
ラム318を所望の電位に帯電させる。クリーナ317
は転写後の感光ドラム318の表面を清掃するクリーナ
であり、補助帯電器316はクリーナ317で清掃され
た感光ドラム318の表面を除電し、1次帯電器315
において良好な帯電を得られるようにする。そして、前
露光ランプ330は感光ドラム318上の残留電荷を消
去するランプ、転写帯電器319は転写ベルト306の
背面から放電を行ない、感光ドラム318上のトナー画
像を転写部材に転写する。
するカセツトであり、給紙部308はカセツト309,
310から転写部材を供給する。吸着帯電器311は給
紙部308により給紙された転写部材を転写ベルト30
6に吸着させ、転写ベルトローラ312は、転写ベルト
306の回転に用いられると同時に、吸着帯電器311
と対になつて転写ベルト306に転写部材を吸着帯電さ
せるベルトローラである。
ト306から分離しやすくし、剥離帯電器325は、転
写部材が転写ベルトから分離する際の剥離放電による画
像乱れを防止するためのものである。また、定着前帯電
器326,327は、分離後の転写部材上のトナーの吸
着力を補い、画像乱れを防止しする定着前帯電器であ
り、転写ベルト除電帯電器322,323は、転写ベル
ト306を除電し、転写ベルト306を静電的に初期化
するための帯電器、ベルトクリーナ328は転写ベルト
306の汚れを除去するクリーナである。
離され、定着前帯電器326,327で再帯電された転
写部上のトナー画像を転写部材上に熱定着させ、紙先端
センサ329は、給紙部308により転写ベルト上に給
紙された転写部材の先端を検知するセンサであり、この
紙先端センサ329からの検出信号は、プリンタ部10
3からリーダ部に送られ、リーダ部からプリンタ部にビ
デオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
ビデオ処理部163は、図3の原稿読取装置101を介
して送られてきたM,C,Y,Kのビデオ信号を処理
し、PWM変調されたレーザ光信号を生成する。また、
圧伸部156は、そのエンコーダ部157によりデータ
圧縮される。例えば、図2に示す圧縮する4画素×4ラ
インの模式図について考えると、その1マスが1画素に
相当し、この1画素にはRGB3色のデータがそれぞれ
8bitずつある。これを4画素×4ライン、即ち、1
6画素分のデータを1ブロツクとしてL* ,a* ,b*
の色成分信号に変換し、この16画素×3色×8bit
=384bitのデータを1/12の固定長符号となる
ように圧縮し、32bitデータとする。この圧縮に
は、例えば、ベクトル量子化や直交変換符号化が用いら
れる。
に格納し、4色を同時に処理して、YMCKそれぞれの
デコーダ部159に画像データBとして送り、YMCK
それぞれ24bitにデータ伸張する。このように、画
像データの圧縮、記憶、伸張のステツプが必要なのは、
図3に示すような各色毎の像形成部の位置が相互にずれ
ているプリンタの場合、ある時点において、各像形成部
が必要とする画像データの画面上の位置が互いに異なる
ためであり、その時間的なずれを補償するための遅延手
段として、記憶手段が用いられる。また、圧縮、伸張を
行なうのは画像データ量を減少させることにより、記憶
手段の容量を小さく抑えるためである。
説明する。メモリ部158は、図4に示すように、X方
向のアツプダウンカウンタ182とY方向のアツプダウ
ンカウンタ183、両カウンタの出力を切換えるセレク
タ184、さらにそのカウンタ出力をメモリ187(こ
こではDRAMであるが、SRAMでもよい)のアドレ
スに変換する座標アドレス変換器185、及びRAS,
CAS,WE信号(いずれもローアクテイブ信号)を発
生するメモリ制御部186にて構成される。
ROT0とし、X,Yのカウンタのアツプダウンの切換
え信号をそれぞれROT1,ROT2とすると、その3
bitの信号により、図5に示すような8種類の画像を
出力することができる。そこで、図1に示すカラー画像
記録装置において、変倍処理をして縮小コピーを作成す
る場合について説明する。
も、主走査の変倍は、1ライン分のFIFOメモリにて
その書き込みのイネーブル信号と読出しのイネーブル信
号を制御して行ない、副走査の変倍は、読取りの光学系
を走査する速度により行なつている。しかし、縮小コピ
ー時には光学系の走査速度にのみ頼つていると、モータ
制御の速さには限界があり、ある一定の速さでコピー出
力を得ようとすると、縮小率がある限界を越えると無理
が生じてしまう。
主走査方向の縮小を行ない、その縮小されたイメージを
メモリ部158に、上記ROT信号を“000”として
格納する。次に、ROT信号を、例えば“011”とし
て読み出し、変倍処理部(B)181で縮小するようにす
れば、画像が90度回転しているため、副走査方向の縮
小が可能となる。従つて、これにより等倍時と同じ速度
のスキヤンにより縮小のコピー出力が得られる。
ように行なう。つまり、縮小時と同様、拡大時において
も副走査方向の変倍を、読み取り部の光学系のモータ制
御のみに頼ると、拡大率がある限界値を越えた時点でモ
ータを極めて遅い速度で、かつ一定の速度を保つたまま
制御することには無理が生じてしまう。
変倍処理部(A) 155にて拡大を行ない、それをROT
信号“000”でメモリ部158に格納する。そして、
それをROT信号“011”で読み出した後に変倍処理
部(B) 181にて拡大する。これにより、読み取り系の
スキヤン速度は等倍のときと同じ動作で、モータの速度
の不安定さを気にせずに拡大イメージのコピー出力が得
られる。
読み取つた原稿画像をフルページメモリに格納して、そ
のメモリイメージを回転させ、さらにメモリの前段及び
後段において主走査方向に変倍処理を行なうことによ
り、読み取り走査光学系のモータ制御を一定に保つたま
まで、コピー速度を落とさず、かつ安定した画質の拡
大、あるいは縮小画像イメージを供給することができる
という効果がある。
が横向きでコピー出力される、つまり、例をあげれば、
A4サイズの原稿がA4R(A4縮小)で出力されてし
まう。そこで、変倍処理部(A) 155で縮小、または拡
大を行ない、ROT信号“011”で画像を回転させた
イメージでメモリ部158に格納し、それをROT信号
“000”で読み出して変倍処理部(B) 181で縮小、
または拡大を行なえば、A4Rの原稿をA4で出力する
ことができる。
ラー画像記録装置のリーダ部にて、原稿検知部188で
プリスキヤン時に原稿サイズを検知し、それによつてメ
モリ書込み時に画像イメージを回転するか、あるいは読
出し時に画像イメージを回転するかを判断する。そし
て、検知結果に合わせてROT信号をメモリ部158に
送り、さらに、検知結果に合わせて、カセツト選択部1
89にて出力をA4にするか、あるいはA4Rにするか
を選択すれば、少ないメモリ容量で自由に拡大,縮小率
を設定することができる。尚、本発明は、複数の機器か
ら構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成
る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあ
るいは装置にプログラムを供給することによつて達成さ
れる場合にも適用できることは言うまでもない。
原稿画像イメージを回転させる前後において、主走査方
向の変倍処理を行なうことにより、読み取り走査光学系
のモータ制御を一定にしたままで、自由な縮小あるいは
拡大コピーを得ることができるという効果がある。
ーダ部の構成を示すブロツク図、
ンタ部の断面構成を示す図、
生回路のブロツク図、
ーダ部の構成を示すブロツク図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿画像を拡大あるいは縮小して、変倍
された画像として出力する画像処理装置において、 読み取つた原稿画像を主走査方向に変倍する第1の変倍
手段と、 前記変倍後の画像イメージを、主走査方向と副走査方向
とが入れ替わるように回転させる回転制御手段と、 前記回転後の画像イメージを主走査方向に変倍する第2
の変倍手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 回転制御手段は、原稿サイズを検知する
手段と、 出力画像の記録紙サイズを選択する手段とを備え、 前記原稿サイズに応じて画像イメージの回転タイミング
を決定後、選択した記録紙に出力することを特徴とする
請求項1に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240792A JP3032621B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3240792A JP3032621B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0583526A JPH0583526A (ja) | 1993-04-02 |
JP3032621B2 true JP3032621B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=17064761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3240792A Expired - Fee Related JP3032621B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032621B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021137279A1 (ja) * | 2019-12-30 | 2021-07-08 | ジヤトコ株式会社 | 動力伝達装置 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3240792A patent/JP3032621B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0583526A (ja) | 1993-04-02 |
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