JP3285932B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3285932B2
JP3285932B2 JP16254192A JP16254192A JP3285932B2 JP 3285932 B2 JP3285932 B2 JP 3285932B2 JP 16254192 A JP16254192 A JP 16254192A JP 16254192 A JP16254192 A JP 16254192A JP 3285932 B2 JP3285932 B2 JP 3285932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えば、入力画像をディジタル的に処理し、そのデータを
メモリに格納し、再びそのデータを出力する画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、CMY、あるい
はRGBなどの色ごとの画像データか、または、それら
を符号化したものをメモリに一度格納し、あるタイミン
グに合わせてそのまま出力し、画像を形成するといった
構成をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、例えば、CMY(または、RGB)の3
色の画像データをメモリに格納し、CMYKの4色で、
しかも高速で出力しようとすると、CMYKのそれぞれ
の読出しタイミングが重なり、その制御と回路構成が複
雑になるといった欠点があった。
【0004】また、CMY (またはRGB )の画像デ
ータに対して、先にマスキングをかけ、CMYK の画
像データにしてから、メモリに格納しようとすると、画
像の属性を表わす信号(色信号や文字信号など)などに
より、画像を制御する際に、画像データの方に莫大なデ
ィレイ回路が必要になるといった欠点があった。本発明
は、上述した従来例の欠点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、回路構成を複雑にせず、
コスト的にも安価で、メモリを効率よく制御することが
可能となる画像処理装置を提供する点にある。
【0005】また従来、この種の装置は、色分解された
画像データ、または、それらを符号化したもののいずれ
かをメモリに格納し、それを出力するといった方式をと
っており、入力画像データによって意図的に切り換える
といった方式はとっていなかった。しかしながら、色分
解された画像データをそのままメモリに格納しようとす
ると、メモリ容量が莫大なものとなりコスト高になると
いった欠点があり、一方、符号化した画像データをメモ
リに格納しようとすると、今度は、画像の品質を低下さ
せるといった欠点があった。
【0006】本発明の他の目的は、入力画像にマッチし
た画質とコストで画像処理を実現できる画像処理装置を
提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】上述した課題を解
決し、目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置
は、カラー画像データを入力する第1、第2の入力部と
カラー画像データを出力する出力部とを有するバスセレ
クタと、カラー画像データを記憶するメモリと、前記バ
スセレクタと前記メモリとの間に接続され、前記メモリ
へのカラー画像データの格納及び前記メモリからのカラ
ー画像データの読み出しを制御するメモリコントローラ
と、前記バスセレクタの前記第1の入力部に入力され、
カラー画像データの属性を検知する検知手段と、前記メ
モリコントローラと前記バスセレクタとの間に接続さ
れ、前記メモリから読み出されたカラー画像データを前
記検知手段で検知された属性に応じて演算処理する演算
処理手段と、を有し、前記バスセレクタの前記第1の入
力部を介して入力されるカラー画像データを前記メモリ
コントローラへ出力し、前記メモリに格納するようカラ
ー画像データが転送される第1のパスと、前記メモリに
格納されたカラー画像データを読み出して前記演算処理
手段で演算処理し、前記バスセレクタの前記第2の入力
部を介して前記メモリコントローラへ出力し、前記メモ
リに再格納するようカラー画像データが転送される第2
のパスと、でループを形成していることを特徴とする。
この手段によれば、前記第1のパスと前記第2のパスと
でカラー画像データが転送され、カラー画像データの格
納と再格納のための回路が共通化される。従って、比較
的安価で簡単な回路構成でありながら、メモリを効率よ
く制御することができる。
【0008】他の本発明の画像処理装置は、更に、前記
バスセレクタと前記メモリコントローラとの間に設けら
れ、カラー画像データを圧縮する圧縮手段と、前記バス
セレクタと前記メモリコントローラとの間に設けられ、
前記圧縮手段で圧縮されたカラー画像データと圧縮前の
カラー画像データとの一方を選択する第1の選択手段
と、前記メモリコントローラと前記演算処理部との間に
設けられ、前記メモリから読み出された圧縮されたカラ
ー画像データを復号する復号手段と、前記演算処理手段
と前記バスコントローラとの間に設けられ、前記復号手
段により復号されたカラー画像データを演算処理したカ
ラー画像データと前記メモリから読み出された圧縮され
ていないカラー画像データを演算処理したカラー画像デ
ータとの一方を選択する第2の選択手段と、を有し、前
記第1、第2の選択手段は、前記メモリの容量に基づい
て前記選択を行うようにすることもできる。 この手段に
よれば、前記メモリの容量に基づいて、選択的にカラー
画像データが圧縮される。従って、入力画像にマッチし
た画質とコストで画像処理を実現できる。
【0009】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>(リーダ部の構成)図1及び図2は本
発明の第1の実施例によるカラー画像記録装置の構成を
示すブロツク図である。同図において、151はCC
D、152はA/D(アナログ−デジタル)&S/H
(サンプル・ホールド)部、153はシェーデイング補
正部、154は入力マスキング部、155は変倍処理
部、156はLOG変換部、158はメモリ部、160
はマスキング・UCR部、161はγ補正部、162は
エッジ強調部、163はビデオ処理部、170はバスセ
レクタ、171はメモリデータコントローラ、172は
メモリアドレスコントローラ、173は色検出/文字検
出部をそれぞれ示している。
【0010】次に、上記構成による動作を説明する。本
実施例のカラー画像記録装置では、図1及び図2のよう
に、RGB3色のフィルタを設けたCCD151により
原稿画像が読み取られ、A/D&S/H部152で画像
データがデジタルデータに変換され、シェーディング補
正部153と入力マスキング部154により画像データ
が補正される。変倍動作時には、変倍処理部155によ
って変倍処理が行われる。次にLOG変換部156では
LOG変換が行われ、即ち、MCYのデータに変換さ
れ、メモリ部158にて、一度データが格納される。こ
のデータには、マスキング・UCR部160にてマスキ
ング処理が行われる。更に、γ補正部161とエッジ強
調部162により、YMCKの出力画像データが作成さ
れ、このデータを元に、ビデオ処理部163を通して、
プリンタ103で記録紙に画像が記録される。
【0011】<プリンタ構成>図3は第1の実施例によ
るプリンタ部103の概略的な構成を示す側断面図であ
る。図3において、301はビデオ処理部163におい
て生成されたレーザ光を感光ドラム上に走査させるポリ
ゴンスキャナーであり、302は初段のマゼンタ(M)
の画像形成部であり、303,304,305は同様の
構成のシアン(C),イエロー(Y),ブラック(K)
の各色についての画像形成部を示す。
【0012】画像形成部302において318はレーザ
光の露光により潜像を形成する感光ドラムである。31
3は、感光ドラム318上にトナー現像を行う現像器で
ある。314は現像バイアスを印加し、トナー現像の行
うスリーブであり、現像器313内に設けられている。
315は、感光ドラム318を所望の電位に帯電させる
1次帯電器であり、317は、転写後のドラム318の
表面を清掃するクリーナであり、316はクリーナ31
7で清掃されたドラム318の表面を除電し、1次帯電
器315において良好な帯電を得られるようにする補助
帯電器であり、330はドラム318上の残留電荷を消
去する前露光ランプであり、319は、転写ベルト30
6の背面から放電を行い、ドラム318上のトナー画像
を転写部材に転写する転写帯電器である。
【0013】309,310は、転写部材を収納するカ
セットであり、308は、カセット309,310から
転写部材を供給する給紙部であり、311は、給紙部3
08により給紙された転写部材を転写ベルト306に吸
着させる吸着帯電器であり、312は、転写ベルト30
6の回転に用いられると同時に吸着帯電器311と対に
なって転写ベルト306に転写部材を吸着帯電させる転
写ベルトローラである。
【0014】324は、転写部材を転写ベルト306か
ら分離しやすくするための除電帯電器であり、325
は、転写部材が転写ベルトから分離する際の剥離放電に
よる画像乱れを防止する剥離帯電器であり、326,3
27は、分離後の転写部材上のトナーの吸着力を補い、
画像乱れを防止する定着前帯電器であり、322,32
3は、転写ベルト306を除電し、転写ベルト306を
静電的に初期化するための転写ベルト除電帯電器であ
り、328は、転写ベルト306の汚れを除去するベル
トクリーナである。
【0015】307は、転写ベルト306から分離さ
れ、定着前帯電器326、327で再帯電された転写部
材上のトナー画像を転写部材上に熱定着させる定着器で
ある。329は、給紙部308により転写ベルト上に給
紙された転写部材の先端を検知する紙先端センサであ
り、紙先端センサからの検出信号は、プリンタ部から、
リーダ部に送られ、リーダ部からプリンタ部にビデオ信
号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0016】163は原稿読取装置101を介して送ら
れてきたM,C,Y,Kのビデオ信号を処理し、PWM
変調されたレーザ光信号を生成卯するビデオ処理部であ
る。再びリーダ部に戻って、いま、図10及び図11の
ような構成をとったときを考える。ここで、図10及び
図11は本発明の効果をわかりやすくするための対比例
としてのカラー画像記録装置の構成を示すブロツク図で
ある。
【0017】図10及び図11において、メモリ部15
8に、読み込んだ画像データC,M,Yの3色をそれぞ
れフルページ分(例えばA3一枚分)のメモリ容量を用
意したとき、図3のような4連ドラムの構成の装置で、
C,M,Y,Kそれぞれのステーションから呼び出され
るメモリの位置(アドレス)は、CMYKで別々のアド
レスが呼び出されるため、同一のメモリチップに別のア
ドレスを同時に呼び出す恐れが出てくる。また、この図
10及び図11の構成では、バス幅が広く、メモリを高
速で扱おうとすると、メモリデータコントローラ171
では、メモリに書き込むときに、シリアル−パラレル変
換,読み出す時にパラレル−シリアル変換を用いると、
メモリのデータ幅が更に広がり、回路が複雑になるとい
う欠点がある。
【0018】次に、図13のような構成を考える。図1
3もまた他の一般的なカラー画像記録装置の構成を示す
ブロツク図である。 図13に示すカラー画像記録装置
は、ビット幅を減らして、回路を単純化するためにマス
キングUCR部160をメモリに格納する前に行おうと
したものであるが、この場合、色検出/文字検出部17
3で高解像/高階調のための信号が検出されるわけだ
が、ここで検出された信号によりマスキングUCR部1
60にてマスキング係数を切換えようとすると、この検
出回路の遅延分だけディレイ回路174で画像信号の位
相を合わせなければならないという欠点がある。即ち、
図10及び図11では、色検出/文字検出部にて検出さ
れた信号(以後像域信号(Z)と呼ぶ)と、画像信号が
格納されるそれぞれのメモリに、書き込み時、または読
み出し時に、いずれかのメモリのアドレスにオフセット
をつけておけば、図12及び図13のようなディレイ回
路に相当するものはいらなくなる。
【0019】そこで、図1及び図2のような構成をとれ
ば、図10及び図11や図12及び図13のような欠点
を補うことができる。以下、図1及び図2に従つてパス
の手順で説明する。図4は第1の実施例による読
み出し制御及び書き込みの制御のタイミングチャートで
あり、図5は図4のタイミングに従う信号の流れを説明
するブロツク図である。
【0020】まず、パスは、前述のLOG変換156
後のCMYの画像データをバスセレクタ170のA入力
に入れる。パスのときはA入力がそのまま出力し(こ
のとき出力Kは何が出ていてもかまわない)、メモリデ
ータコントローラ171に入り、メモリアドレスコント
ローラ172で与えられたアドレスに、メモリ部158
のそれぞれの色ごとのメモリに入れられる(但し、この
ときメモリKは何が入っても構わない)。また、色検出
/文字検出部173で検出された像域信号も同様に、バ
スセレクタ170を通って、メモリデータコントローラ
171を通って、メモリ部158に格納される。このと
き、画像用のメモリCMYと像域用メモリZのアドレス
は、それぞれオフセットが可変であり、色検出/文字検
出部のディレイ分を吸収できるようにしてある。
【0021】次に、パスで、メモリから読み出したC
MYの画像データにマスキングUCR部160でマスキ
ングする。このとき、メモリZから読み出された像域デ
ータにより下地除去(UCR)をかけて、黒を鮮明に再
現させる。ここで、マスキングUCRをかけられたCM
YKの画像データをバスセレクタ170のB入力から入
力し、今度は、B入力のデータを出力し、メモリデータ
コントローラ171を通って、メモリ部158のそれぞ
れの色(CMYK)のメモリにマスキングされた画像デ
ータとして、再び格納される。このとき、メモリは、読
出しと書込みを同時にできないので、例えば、図4のよ
うに、読出し制御時(A) では、図5の(A) の矢印を通っ
てラインメモリFIFOに一時格納され、書込み制御時
(B) では、図5の(B) の矢印を通って再びメモリ部15
8に入る動作が交互に繰り返される。
【0022】更に、パスでは、プリンタの4つのドラ
ムの画像形成のタイミングに合わせて、画像データをそ
れぞれのメモリC,M,Y,Kから読出し、メモリデー
タコントローラ171を通って、マスキング・UCR部
160を今度はマスキングをかけずスルーの状態で出力
し、γ補正部161,エッジ強調部162を通って、ビ
デオ処理部163に渡され、前述のプリンタ部により、
画像が形成される。
【0023】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、画像データを一度メモリに格納したものを読み出し
て、マスキングなどの処理を加えて再び同じメモリに格
納してから読み出すことにより、回路構成を複雑にせ
ず、コスト的にも安価で、メモリを高速制御することが
可能となる。また、マスキングなどの処理が加えられた
後の画像データがメモリに格納されているので、高速カ
ラープリンタや高速カラー複写機などの画像処理装置に
とって非常に有効である。 <第2の実施例>図6及び図7は第2の実施例によるカ
ラー画像記録装置の構成を示すブロツク図である。
【0024】前述した第1の実施例において、マスキン
グ・UCR部160は、パスでマスキングUCRをか
けて、パスでは、そのままスルーで出力しているが、
この設定を省くため、図6及び図7に示すマスキング・
UCR部160’の位置に移動させると、設定の無駄が
なくなる。但し、このような図6及び図7のブロック図
の構成では、例えば、白黒のみの出力のときであって
も、パス+パスでは出力できず、常に、パス+パ
ス+パスの動作で動かさなければならない。 <第3の実施例>図8及び図9は第3の実施例によるカ
ラー画像記録装置の構成を示すブロツク図である。
【0025】前述の第2の実施例において、図1及び図
2のLOG変換部156を図8及び図9のLOG変換部
156’位置に移動させる。即ち、変倍処理後のRGB
の画像データをそのまま、バスセレクタ170に入れ、
それらをメモリデータコントローラ171を通して、R
GBのデータとしてメモリ部158に1度格納する。次
に、再びメモリデータコントローラ171を通したあと
LOG変換部156’をかけて、CMYの画像データに
したあとマスキングUCRをかけて、CMYKの画像デ
ータにして、バスセレクタ170から出力され、再びメ
モリ部158に、今度はCMYKのデータとして格納さ
れる。そして、それぞれの画像読出しタイミングに合わ
せてビデオ処理部163から出力される。
【0026】このとき、1度目に格納されている画像デ
ータは、RGBであるため、この状態のまま、γ補正部
161,エッジ強調部162を通してビデオ処理部16
3に出力することができると共に、外部インターフェー
ス173にRGBデータのままでも出力が可能となる。 <第4の実施例>(リーダ部の構成)図14及び図15
は第4の実施例によるカラー画像記録装置の構成を示す
ブロツク図である。
【0027】第4の実施例では、特に、第1の実施例で
説明した図1及び図2との違いを説明するため、同様の
構成及び機能については、説明を省略する。図14及び
図15において、157,174はセレクタ、159は
デコーダ部、160−1,160−2はマスキング部、
189は本装置全体を制御するCPU、190はI/O
ポートをそれぞれ示している。
【0028】次に、上記構成による動作を説明する。C
CD151からLOG変換部156までの動作は第1の
実施例と同様である。従って、メモリ部158に格納格
納された画像データは、本実施例においては、後述のプ
リンタのそれぞれの色に同期して読み出され、マスキン
グ・UCR部160にてマスキング処理された後、γ補
正部161とエッジ強調部162によりCMYKの出力
画像データを作り、ビデオ処理部163を通してプリン
タ103で記録紙に画像を記録する。
【0029】(データ圧縮の系)再び、図14及び図1
5のリーダ部に戻って、符号化された信号をメモリに格
納する系について説明する。符号化は、エンコーダ部1
57によりデータ圧縮される。例えば、図16に示す圧
縮する4画素×4ラインの模式図について考えると、そ
の1マスが1画素に相当し、この1画素にはRGB3色
のデータがそれぞれ8ビットずつある。これを4画素×
4ライン、即ち、16画素分のデータを1ブロックとし
てL** * の色成分信号に変換し、この16画素×
3色×8ビット=384ビットのデータを1/12の固
定長となるように圧縮し、32ビットデータとする。こ
の圧縮には、例えば、ベクトル量子化や直交変換符号化
が用いられる。
【0030】これを画像データAとしてメモリ部158
に格納し、4色同時に処理して、CMYKそれぞれのデ
コーダ部159に画像データBとして送り、CMYKそ
れぞれ24ビットにデータ伸張され、それぞれのマスキ
ング部160によりマスキングされてCMYKそれぞれ
8ビットずつの画像データに復元される。このように、
画像データの圧縮、記憶、伸張のステップが必要なの
は、図3に示すような各色毎の像形成部の位置が相互に
ずれているプリンタの場合、ある時点において、各像形
成部が必要とする画像データの画面上の位置が互いに異
なるためであり、その時間的なずれを補償するための遅
延手段として、記憶手段が用いられる。また、圧縮、伸
張を行うのは画像データ量を減少させることにより、記
憶手段の容量を小さく抑えるためである。
【0031】(データ非圧縮の系)次に、画像データを
そのままメモリに格納する系について図14及び図15
のパスの手順で説明する。まず、パスは、前述
のLOG変換156後のCMYの画像データをバスセレ
クタ170によりA入力がそのまま出力され(このと
き、K出力は何がでていても構わない。)、メモリデコ
ーダコントローラ171に入り、メモリアドレスコント
ローラ172で与えられたアドレスにメモリ部158の
それぞれの色ごとのメモリに格納される(このとき、メ
モリ部のKは何であっても構わない)。
【0032】次に、パスでメモリから読み出されたC
MYの画像データにマスキング・UCR部160でマス
キングする。ここでマスキングされた画像データCMY
Kは、再び、バスセレクタ170のB入力から入り、そ
のままB入力が出力されて、メモリデコーダコントロー
ラ171を通って再度メモリ部158に今度はCMYK
の画像データとして格納される。この時、メモリは読み
出しと書き込みを同時にできないため、例えば、前述の
図4及び図5で説明した様に、読み出し制御時(A)で
は、図5の(A)の矢印を通ってラインメモリFIFO
に一時格納され、書き込み制御時(B)では、図5の
(B)の矢印を通って再びメモリ部158に入る動作が
交互に繰り返される。
【0033】更に、パスでは、プリンタのCNYKの
ドラムのタイミングに合わせて画像データをそれぞれの
メモリCMYKから読み出し、メモリデータコントロー
ラ171を通って、マスキング・UCR部160を今度
は、マスキングせず、スルーの状態で出力し、γ補正部
161にデータが渡される。 (メモリ部の構成)次に、メモリ部158について説明
する。
【0034】図17は第4の実施例によるメモリ部15
8内部のアドレス発生回路の構成を示すブロツク図であ
り、図18は図17の構成による回転処理のイメージを
説明する図である。図17において、182はX方向ア
ップダウンカウンタ、183はY方向アップダウンカウ
ンタ、184はセレクタ、185は座標−アドレス変換
器、186はメモリ制御部、187はメモリをそれぞれ
示している。
【0035】上記構成において、まず、メモリアドレス
コントローラ172は、図17に示すように、主走査方
向(X方向)のアップダウンカウンタ182、副走査方
向(Y方向)のアップダウンカウンタ183、両カウン
タの出力を切り換えるセレクタ184、更に、そのカウ
ンタの出力をメモリ187(ここではDRAMである
が、それ以外でも構わない。)のアドレスに変換する座
標−アドレス変換器185、及び、RAS,CAS,W
E信号(いずれもローアクティブ信号)を発生するもの
である。ここで、セレクタ184のセレクト信号をRO
T0とし、X,Yのカウンタのアップダウンの切り換え
信号をそれぞれROT1,ROT2とすると、その3ビ
ットの信号により、図18に示すような8種類の画像を
出力することができる。
【0036】更に、メモリ部158は、一つまたは、複
数のデータ幅を持つDRAMのモジュール構造になって
おり、ここでは、8ビットのデータ幅を持つDRAMモ
ジュールが4つある場合について考える。DRAMモジ
ュールは、複数個の種類があり、データ幅は同じで、そ
れぞれのアドレス空間が異なるものである。例えば、A
3の紙サイズを400dpiでCMYKそれぞれ8ビッ
トずつで格納しようとすると、約1Gビット、即ち、ア
ドレス32Mビット(=225 ビット)×データ32ビ
ットが必要となる。それに対して、前述の4画素×4ラ
イン単位で1/12に圧縮した場合は、約2Mビット、
即ち、アドレス2Mビット(=221ビット)×データ3
2ビットが必要となる。従って、おなじA3サイズの画
像情報を格納するためには、データ非圧縮の系では、2
5ビットのアドレス空間があるDRAMモジュールを用
いて、データ圧縮の系では、21ビットのアドレス空間
のDRAMモジュールを用いれば良いことになる。
【0037】図19は第4の実施例による複数種のDR
AMモジュールの構成を示すブロツク図である。更に、
これらを区別するために、図19のように、DRAMモ
ジュールには、それぞれのアドレス空間によって異なる
モード信号MODが設けられてあり、CPU189は、
それに付随したI/Oポート190から、メモリ部15
8がどのくらいのアドレス空間を有するかを検知するこ
とができる。
【0038】(データ圧縮の系とデータ非圧縮の系の切
り換え)データ圧縮の系とデータ非圧縮の系の切り換え
は、図14及び図15のセレクタ173とセレクタ17
4により切り換えられ、そのセレクトCSELは、CP
U189の判断により、I/Oポート190を介して行
う。その切り換えは、前述のDRAMモジュールのモー
ド信号MODをI/Oポート190が検知し、CPU1
89に入力され、例えば、2Mbのアドレス空間を持っ
たDRAMモジュールが接続されている場合には、デー
タ圧縮の系でメモリに格納し、32Mbのアドレス空間
をもったDRAMモジュールが接続されている場合に
は、データ非圧縮の系で通常はメモリに格納することが
できる。
【0039】以上説明した様に、第4の実施例によれ
ば、色分解された画像データとメモリサイズに応じて、
自動的に切り換えるため、メモリの容量に合った最良の
画質が得られる。 <第5の実施例>前述の第4の実施例においては、デー
タ圧縮の系の圧縮率が1/12の例について説明した
が、4画素×4ラインの画像ブロツクで圧縮率が1/1
2であれば、丁度32ビツトとなり、データ非圧縮の系
との切換が容易となる。そこで、他のn×mのブロツク
や圧縮率の組み合わせにより、データ幅が32ビツト以
外の場合には、パラレル−シリアル変換などを行って、
ビツト数を合わせて切り換えを行えば良い。 <第6の実施例>前述の第4の実施例においては、DR
AMモジュールの種類は2種類であったが、更に、アド
レス空間の異なる複数種のDRAMモジュールがあった
場合には、モード信号MODのビツト数を増やして、そ
のアドレス空間固有のコードとして、そのアドレス空間
に合わせて、データ圧縮するか否かの切り換えを行えば
良い。 <第7の実施例>前述の第4の実施例においては、8ビ
ツトのデータ幅を持つDRAMモジュールが4つある場
合を考えたが、本発明はこれに限定されず、この複数個
あるDRAMモジュールのそれぞれのアドレス空間が異
なる場合、即ち、モード信号MODが異なる場合には、
一番小さいアドレス空間に合わせて、データを圧縮する
か否かの切り換えを行えば良い。 <第8の実施例>図20及び図21は第8の実施例によ
るカラー画像記録装置の構成を示すブロツク図である。
【0040】前述した第4の実施例(図14及び図1
5)の改良として、更に、カラー画像処理装置のリーダ
部に原稿検知部188を設けても良い。このようにし
て、原稿検知部188はプリスキャン時に原稿サイズを
I/Oポート190から検知し、CPU189はそのサ
イズに応じてI/Oポート190を介してセレクト信号
CSELを切り換える。
【0041】例えば、原稿サイズがA6(ハガキサイ
ズ)であり、DRAMモジュールは、2Mbのアドレス
空間を持つものが接続されていた場合、通常では、デー
タ圧縮の系でメモリに格納しようとするが、A6サイズ
ならば、データ圧縮しなくとも全ての画像データをメモ
リに格納できるので、このような場合には、CPU18
9が判断してデータ非圧縮の系でメモリに格納するよう
にセレクト信号CSELを切り換える。
【0042】このように、入力画像のサイズと記憶容量
に応じて、意図的または、自動的に、入力画像をそのま
まメモリに格納するか、符号化したものを格納するかを
判断し、それらを択一してメモリに格納することによ
り、入力画像にマッチした画質とコストで画像処理を実
現することができる。 <第9の実施例>図22及び図23は第9の実施例によ
るカラー画像記録装置の構成を示すブロツク図である。
【0043】前述した第8の実施例(図20及び図2
1)の改良として、図22及び図23に示す様に、カラ
ー画像記録装置のリーダ部に領域指定部191を設け、
入力画像の範囲を指定できるようにしても良い。本実施
例においては、指定された領域のデータは、I/Oポー
ト190を介してCPU189に入力される。
【0044】ここで、例えば、入力された領域(いわゆ
る、トリミングエリア)がA6サイズ(ハガキサイズ)
よりも小さく、かつ、DRAMモジュールは、2Mbの
アドレス空間を持つものが接続されていた場合、通常で
は、データ圧縮の系でメモリに格納しようとするが、A
6サイズ以下ならば、データ圧縮しなくとも全ての画像
データをメモリに格納できるので、このような場合に
は、CPU189が判断してデータ非圧縮の系でメモリ
に格納するようにセレクト信号CSELを切り換える。 <第10の実施例>図24は第10の実施例による画像
イメージを説明する図である。
【0045】前述した第8の実施例の改良として、画像
イメージを、図24に示す様に、主走査、副走査ともに
繰り返して出力するマルチイメージとしても良い。例え
ば、原稿サイズが原稿検知部188によりA3(図24
のオリジナル原稿)であると判断され、いま、オリジナ
ル原稿の“あ”の部分を領域指定部191で切りとっ
て、これを主走査、副走査ともに繰り返してマルチイメ
ージで出力する場合に、DRAMモジュールは、2Mb
のアドレス空間を持つものが接続されていたとすると、
通常では、データ圧縮の系でメモリに格納しようとする
が、実際に出力されるものは、“あ”という画像(但
し、“あ”という画像は、A6より小さいものとす
る。)の繰り返しであり、メモリ内には“あ”という画
像のみを格納しておいて、メモリアドレスコントローラ
172のX方向カウンタ182とY方向カウンタ183
を途中でリセットしながらカウント動作させることによ
りマルチイメージ画像を得るならば、データ圧縮しなく
とも全ての画像データをメモリに格納できるので、この
ような場合には、CPU189が判断してデータ非圧縮
の系でメモリに格納するようにセレクト信号CSELを
切り換える。 <第11の実施例>図25及び図26は第11の実施例
によるカラー画像記録装置の構成を示すブロツク図であ
る。
【0046】前述した第9の実施例(図22及び図2
3)の改良として、図25及び図26に示す様に、カラ
ー画像記録装置のプリンタ部にカセツトサイズ検知部1
92を設けて、転写部材のサイズを検知し、データ圧縮
を制御しても良い。即ち、プリンタ部の転写部材用のカ
セツト309,310に設けたカセツトサイズ検知部1
92において、ここで検知された信号は、I/Oポート
190を介してCPU189に入力される。例えば、原
稿検知部188によって原稿サイズがA3であると判断
され、またカセツトサイズ検知部192によて転写部材
のサイズがA6(ハガキサイズ)であると判断され、さ
らに、DRAMモジュールに2Mbのアドレス空間を持
つものが接続されていた場合、通常、データ圧縮の系で
メモリに格納しようとするが、実際に出力されるサイズ
がA6サイズならば、データ圧縮しなくともすべての画
像データをメモリに格納できるので、このような場合に
は、CPU189が圧縮を可否を判断して、データ圧縮
の系でメモリに格納する様にセレクト信号CSELを切
り換える。
【0047】このように、出力画像のサイズと記憶容量
に応じて、意図的または、自動的に、入力画像をそのま
まメモリに格納するか、あるいは、符号化したものを格
納するかを判断して、それらを択一してメモリに格納す
ることにより、出力画像にマッチした画質とコストで画
像処理を実現することができる。 <第12の実施例>前述した第11の実施例の改良とし
て、第12の実施例において、変倍処理部155による
縮小変倍が行われる場合について説明する。
【0048】例えば、原稿サイズが原稿検知部188に
よりA3であると判断され、転写部材のサイズがカセツ
トサイズ検知部192によりA3であると判断され、こ
のとき、変倍処理部155により、A3の原稿サイズを
A6(ハガキサイズ)に縮小する場合、DRAMモジュ
ールは、2Mbのアドレス空間を持つものが接続されて
いたとすると、通常、データ圧縮の系でメモリに格納し
ようとする。ところが、実際に出力されるものがA6サ
イズならば、データ圧縮しなくともすべての画像データ
をメモリに格納することができる。
【0049】このため、第12の実施例においては、C
PU189が判断して、データ非圧縮の系でメモリに格
納するように、セレクト信号CSELを切り換えること
ができる。 <第13の実施例>図27は第13の実施例による画像
イメージを説明する図である。
【0050】前述の第11の実施例の改良として、画像
イメージを、図27に示す様に、縮小変倍し、主走査、
副走査ともに繰り返して出力する縮小連写の場合につい
て説明する。例えば、原稿サイズが原稿検知部188に
よりA3(図27のオリジナル原稿)であると判断さ
れ、転写部材のサイズがカセツトサイズ検知部192に
よりA3であると判断されている場合に、オリジナル原
稿の“あ”を変倍処理部155で縮小変倍し(但し、縮
小された“あ”という画像イメージはA6より小さいサ
イズとする)、これを主走査、副走査ともに繰り返して
縮小連写で出力する場合に、DRAMモジュールは、2
Mbのアドレス空間を持つものが接続されていたとする
と、通常、データ圧縮の系でメモリに格納しようとする
が、実際に出力されるものは、“あ”という画像の繰り
返しであり、メモリ内には縮小された“あ”という画像
のみを格納しておいて、メモリアドレスコントローラ1
72のX方向カウンタ182とY方向カウンタ183を
途中でリセットしながら、カウント動作させることによ
り、縮小連写の画像を得るならば、データ圧縮しなくと
もすべての画像データをメモリに格納できるので、この
ような場合には、CPU189が判断してデータ非圧縮
の系でメモリに格納する様にセレクト信号CSELを切
り換える。
【0051】このように、データ圧縮の可否を制御し
て、良好な縮小連写の画像を得ることができる。尚、本
発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も1つの機器から成る装置に適用しても良い。また、本
発明は、システム或は装置にプログラムを供給すること
によって達成される場合にも適用できることはいうまで
もない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路構成を複雑にせず、コスト的にも安価でメモリを効
率よく制御することが可能である。また、他の本発明に
よれば、入力画像にマッチした画質とコストで画像処理
を実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるカラー画像記録装
置の構成を示すブロツク図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるカラー画像記録装
置の構成を示すブロツク図である。
【図3】第1の実施例によるプリンタ部103の概略的
な構成を示す側断面図である。
【図4】第1の実施例による読み出し制御及び書き込み
の制御のタイミングチャートである。
【図5】図3のタイミングに従う信号の流れを説明する
ブロツク図である。
【図6】第2の実施例によるカラー画像記録装置の構成
を示すブロツク図である。
【図7】第2の実施例によるカラー画像記録装置の構成
を示すブロツク図である。
【図8】第3の実施例によるカラー画像記録装置の構成
を示すブロツク図である。
【図9】第3の実施例によるカラー画像記録装置の構成
を示すブロツク図である。
【図10】一般的なカラー画像記録装置の構成を示すブ
ロツク図である。
【図11】一般的なカラー画像記録装置の構成を示すブ
ロツク図である。
【図12】他の一般的なカラー画像記録装置の構成を示
すブロツク図である。
【図13】他の一般的なカラー画像記録装置の構成を示
すブロツク図である。
【図14】第4の実施例によるカラー画像記録装置の構
成を示すブロツク図である。
【図15】第4の実施例によるカラー画像記録装置の構
成を示すブロツク図である。
【図16】圧縮する4画素×4ラインの模式図である。
【図17】第4の実施例によるメモリ部158内部のア
ドレス発生回路の構成を示すブロツク図である。
【図18】図11の構成による回転処理のイメージを説
明する図である。
【図19】第4の実施例による複数種のDRAMモジュ
ールの構成を示すブロツク図である。
【図20】第8の実施例によるカラー画像記録装置の構
成を示すブロツク図である。
【図21】第8の実施例によるカラー画像記録装置の構
成を示すブロツク図である。
【図22】第9の実施例によるカラー画像記録装置の構
成を示すブロツク図である。
【図23】第9の実施例によるカラー画像記録装置の構
成を示すブロツク図である。
【図24】第10の実施例による画像イメージを説明す
る図である。
【図25】第11の実施例によるカラー画像記録装置の
構成を示すブロツク図である。
【図26】第11の実施例によるカラー画像記録装置の
構成を示すブロツク図である。
【図27】第13の実施例による画像イメージを説明す
る図である。
【符号の説明】
151 CCD 152 A/D&S/H部 153 シェーデイング補正部 154 入力マスキング部 155 変倍処理部 156 LOG変換部 158 メモリ部 160 マスキング・UCR部 161 γ補正部 162 エッジ強調部 163 ビデオ処理部 170 バスセレクタ 171 メモリデータコントローラ 172 メモリアドレスコントローラ 173 色検出/文字検出部 301 ポリゴンスキャナ 302,303,304,305 画像形成部 307 定着器 308 給紙部 309,310 カセット 311 吸着帯電器 312 転写ベルトローラ 313 現像器 314 スリーブ 315 1次帯電器 316 補助帯電器 317 クリーナ 318 感光ドラム 319 転写帯電器 322,323 転写ベルト除電帯電器 324 除電帯電器 325 剥離帯電器 326,327 定着前帯電器 328 ベルトクリーナ 329 紙先端センサ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを入力する第1、第2
    の入力部とカラー画像データを出力する出力部とを有す
    るバスセレクタと、 カラー画像データを記憶するメモリと、 前記バスセレクタと前記メモリとの間に接続され、前記
    メモリへのカラー画像データの格納及び前記メモリから
    のカラー画像データの読み出しを制御するメモリコント
    ローラと、 前記バスセレクタの前記第1の入力部に入力され、カラ
    ー画像データの属性を検知する検知手段と、 前記メモリコントローラと前記バスセレクタとの間に接
    続され、前記メモリから読み出されたカラー画像データ
    を前記検知手段で検知された属性に応じて演算処理する
    演算処理手段と、を有し、 前記バスセレクタの前記第1の入力部を介して入力され
    るカラー画像データを前記メモリコントローラへ出力
    し、前記メモリに格納するようカラー画像データが転送
    される第1のパスと、前記メモリに格納されたカラー画
    像データを読み出して前記演算処理手段で演算処理し、
    前記バスセレクタの前記第2の入力部を介して前記メモ
    リコントローラへ出力し、前記メモリに再格納するよう
    カラー画像データが転送される第2のパスと、でループ
    を形成していること を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、 前記第2のパスで前記メモリに再格納されたカラー画像
    データを読み出して前記演算処理手段で処理を行うこと
    なく外部へ出力するようカラー画像データが転送される
    第3のパスを有することを特徴とする請求項1記載の
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、黒を含まない3つの色成分のカラー画像データから下地
    除去処理を行い、黒を含む4つの色成分のカラー画像デ
    ータを生成する処理を行うことを特徴とする請求項1記
    載の 画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に、 前記メモリコントローラに接続され、所定量のカラー画
    像データを一時的に保 持する保持手段を有し、前記保持
    手段を介して前記メモリからの読み出しと前記メモリへ
    の再格納とを繰り返すこと を特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、 前記メモリコントローラと前記演算処理部の間に接続さ
    れ、レッド、グリーン、ブルーのカラー画像データをシ
    アン、マゼンタ、イエローのカラー画像データに変換す
    る変換手段を有し、 前記バスセレクタの前記第1の入力部には、レッド、グ
    リーン、ブルーのカラー画像データが入力され、前記第
    2の入力部には、シアン、マゼンタ、イエローのカラー
    画像データが入力されることを特徴とする請求項1記載
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、 前記バスセレクタと前記メモリコントローラとの間に設
    けられ、カラー画像データを圧縮する圧縮手段と、 前記バスセレクタと前記メモリコントローラとの間に設
    けられ、前記圧縮手段で圧縮されたカラー画像データと
    圧縮前のカラー画像データとの一方を選択する第1の選
    択手段と、 前記メモリコントローラと前記演算処理部との間に設け
    られ、前記メモリから読み出された圧縮されたカラー画
    像データを復号する復号手段と、 前記演算処理手段と前記バスコントローラとの間に設け
    られ、前記復号手段により復号されたカラー画像データ
    を演算処理したカラー画像データと前記メモリから読み
    出された圧縮されていないカラー画像データを演算処理
    したカラー画像データとの一方を選択する第2の選択手
    段と、を有し、 前記第1、第2の選択手段は、前記メモリの容量に基づ
    いて前記選択を行うことを特徴とする請求項1記載の
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2の選択手段は、 前記バスセレクタの前記第1の入力部に入力されるカラ
    ー画像データの容量と前記メモリの容量とに基づいて前
    記選択を行うことを特徴とする請求項6記載の 画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の選択手段は、 前記メモリに圧縮されていないカラー画像データを格納
    可能な場合は、圧縮前のカラー画像データを選択するこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
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