JP3032123U - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP3032123U
JP3032123U JP1996005216U JP521696U JP3032123U JP 3032123 U JP3032123 U JP 3032123U JP 1996005216 U JP1996005216 U JP 1996005216U JP 521696 U JP521696 U JP 521696U JP 3032123 U JP3032123 U JP 3032123U
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JP1996005216U
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正明 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電話機Tのボディ1に出没可能なアンテナ
2を有する携帯電話機Tにおいて、アンテナ2をワンタ
ッチで突出させ得るように構成したアンテナ出没装置を
備えてなることを特徴とする。 【効果】 アンテナ2をワンタッチで突出させることが
できるから、例えば作業中や歩行中に電話がかかってき
た場合でも、片手で電話機Tを取り出し、その取り出し
た手で容易且つ迅速にアンテナ2を突出することがで
き、使用上きわめて有効となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話機のボディに出没可能なアンテナを有する携帯電話機に関する ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
携帯電話機に出没可能に設けられたアンテナは、非使用時にはボディ内に没入 させておき、電話がかかってきたとき、または電話をかけるときにアンテナ手で 引き出して突出させるようになっているが、その引き出し操作が面倒で、特に電 話がかかってきたときに非常に不便を来していた。本考案は、このような課題を 解決することを目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本考案の請求項1は、実施例の符号を付して説明 すると、電話機Tのボディ1に出没可能なアンテナ2を有する携帯電話機Tにお いて、アンテナ2をワンタッチで突出させるように構成したアンテナ出没機構を 備えてなることを特徴としている。
【0004】 請求項2は、請求項1に記載の携帯電話機Tにおいて、アンテナ出没機構3は 、アンテナ2を押し込むことによりアンテナ2をボディ1内に係止して没入位置 に保持し、ボディ1の側面に突出する操作用突起9を押すことにより前記没入位 置での保持を解除してアンテナ2をボディ1の上面から突出させるようにしてな るものである。
【0005】 請求項3は、請求項1に記載の携帯電話機Tにおいて、アンテナ出没機構13 は、ボディ1の側面に突出する操作用アーム16をアンテナ2の没入位置まで引 き込んで横方向に回動させることによりアンテナ2を没入位置に保持し、上記横 方向に回動させた操作用アーム16を元の位置に回動復帰させることにより前記 没入位置での保持を解除してアンテナ2をボディ1の上面から突出させるように してなるものである。
【0006】 請求項4は、請求項1に記載の携帯電話機Tにおいて、アンテナ出没機構23 は、アンテナ2をボディ1内に押し込むことによりアンテナ2をボディ1内に係 止して没入位置に保持する保持し、更にアンテナ2を押すことにより前記没入位 置での保持を解除してアンテナ2をボディ1の上面から突出させるようにしてな るものである。
【0007】
【実施例】
図1の(A)及び(B)は、本考案に係る携帯電話機Tを示す正面図及び側面 図で、この携帯電話機Tのボディ1にはその上面の一端側にアンテナ2が出没可 能に設けられており、このアンテナ2は、図2に示すようなアンテナ出没機構3 によってワンタッチ操作で突出させることができるようになっている。アンテナ 2は、軸部2aとヘッド部2bとからなるもので、図示は省略するが、その軸部 2aは、ボディ1内に内蔵されたプリント基板に電気的に接続されている。
【0008】 上記アンテナ出没機構3について図2の(A)〜(C)を参照して説明すると 、この出没機構3は、ボディ1に設けてあるアンテナ収納穴4に嵌挿される短円 柱状のスライダー5と、このスライダー5の下端に一体連設された側面視略U字 状の作動杆6と、アンテナ収納穴4内の下部に収容され、作動杆6を介してスラ イダー5を押し上げるコイルばね7とからなるもので、スライダー5の上端側に アンテナ2の軸部2aが同軸一体に連結されている。作動杆6は、スライダー5 の下端に一体連設された固定杆部6aと、この固定杆部6aの下端から若干前傾 姿勢で一体に延出された傾動杆部6bとからなり、傾動杆部6bにはその先端に 係止部8が突設され、この係止部8の下方所定位置に操作用突起9が突設されて いる。ボディ1には、アンテナ収納穴4の側壁に沿ってボディ1外面に開口する スリット10が所定長さだけ形成され、図2(A)に示すようにアンテナ2が没 入位置にある状態で傾動杆部6b上端の係止部8がスリット10の上端に係止さ れると共に、操作用突起9がスリット10の下端に接する状態でこのスリット1 0から外に突出している。スライダー5と作動杆6とは硬質合成樹脂によって一 体形成されたものである。
【0009】 上記構成のアンテナ出没機構3によると、アンテナ2をコイルばね7の付勢力 に抗してアンテナ収納穴4に押し込んで、傾動杆部6bの係止部8をスリット1 0の上端に係止させることにより、アンテナ2は図2(A)のように没入位置に 保持される。しかして、この状態から操作用突起9を押すと、傾動杆部6bが作 動杆6の下端部、即ち固定杆部6aとの連結部を中心に内方へ傾動して係止部8 がスリット10の上端から離脱し、それにより没入位置での保持が解除されて、 コイルばね7の付勢力により作動杆6の固定杆部6aを介してスライダー5が上 向きにスライドし、アンテナ2は、図2(B)のようにボディ1の上面から突出 し、操作用突起9がスリット10の上端に係止することにより所定の突出位置に 保持される。また、この突出位置からアンテナ2をアンテナ収納穴4に押し込む と、係止部8がスリット10に係入して傾動杆部6bが弾性復帰し、アンテナ2 を没入位置に保持する。要するに、このアンテナ出没機構3では、操作用突起9 を押すだけで、アンテナ2を突出させることができる。
【0010】 図3(A)〜(C)は、他の実施例によるアンテナ出没機構13を示すもので 、この出没機構13は、アンテナ収納穴14に回動可能且つスライド可能に嵌挿 される短円柱状スライダー15と、このスライダー15の側面部に突設された操 作用アーム16と、アンテナ収納穴4内の下部に収容され、スライダー15を押 し上げるコイルばね17とからなり、操作用アーム16は、アンテナ収納穴14 の側壁に沿ってボディ1の外面に開口する所定長さのスリット18に係入してボ ディ1の外面に突出しており、またスリット18の下端には横に延びる係止溝1 9が連設されている。操作用アーム16の先端には球状の把手16aが設けてあ る。
【0011】 このようなアンテナ出没機構13によれば、スライダー5に突設された操作用 アーム16をコイルばね17の付勢力に抗してアンテナ2の没入位置まで引き込 んで、その位置から係止溝19に沿って横方向に回動させることにより、アンテ ナ2は、図3(A)及び(C)に示すように没入位置に保持される。この没入位 置に保持された状態から、操作用アーム16を横方向に押して元の位置に回動復 帰させることにより、没入位置での保持が解除されて、スライダー15がばね1 7により上向きにスライドし、アンテナ2は、図3(B)のようにボディ1の上 面から突出し、操作用アーム16がスリット18の上端に係止することにより所 定の突出位置に保持される。この出没機構3では、係止溝19に保持された操作 用アーム16を横方向に押すだけで、アンテナ2を突出させることができる。
【0012】 図4(A)及び(B)は、更に他の実施例によるアンテナ出没機構23を示す もので、この出没機構23は、アンテナ収納筒体20の内面に縦溝と複数のカム 歯とからなる円筒カム21を形成し、アンテナ収納筒体20内にはその長手方向 にのみスライド可能なスライド筒体22を嵌挿すると共に、このスライド筒体2 2の上端にアンテナ2の軸部2aを同軸一体に連結し、またスライド筒体22の 下端面には放射状の複数のカム歯からなる移送カム24を形成し、更にアンテナ 収納筒体20内には、コイルばね27で押し上げられた中棒25に押圧される回 転筒体26を嵌挿し、この回転筒体26の外周面には、前記移送カム24に対向 し前記円筒カム21に係止すると共にこの円筒カム21の縦溝を摺動し得る歯2 8を形成してなるものである。アンテナ収納筒体20、スライド筒体22、回転 筒体26及び中棒25は、それぞれ硬質の合成樹脂により一体形成される。
【0013】 上記のような構成のアンテナ出没機構3にあっては、アンテナ2をコイルばね 27の付勢力に抗しボディ1内に押し込んでアンテナ2をボディ1内に係止する ことにより、図4(A)に示すようにアンテナ2を没入位置に保持することがで き、しかして更にアンテナ2を押すことにより、同図(B)に示すように前記没 入位置での保持を解除してアンテナ2をボディ1上面から突出させることができ る。このように、このアンテナ出没機構3によれば、アンテナ2を没入位置に保 持した状態から、アンテナ2の上端を軽く押すだけで、このアンテナ2を突出さ せることができる。
【0014】 以上説明したようにアンテナをワンタッチで突出させ得るように構成したアン テナ出没機構3、13,23を備えた携帯電話機Tによれば、作業中や歩行中に 電話がかかってきた場合でも、片手で電話機を取り出し、その取り出した手で操 作用突起9、操作用アーム16またはアンテナ2を押して、アンテナ2を容易且 つ迅速に張り出すことができ、使用上きわめて有効である。また、これらのアン テナ出没機構3は、簡単な構造で機械的に作動させるものであり、しかも合成樹 脂製の部材で構成されるから、安価に製作可能で、故障が少なく耐久性に優れて いる。
【0015】
【考案の効果】
請求項1に係る携帯電話機Tによれば、アンテナ出没機構を備えていることに よって、アンテナ2をワンタッチで突出させることができるから、例えば作業中 や歩行中に電話がかかってきた場合でも、片手で電話機を取り出し、その取り出 した手で容易且つ迅速にアンテナ2を突出することができ、使用上きわめて有効 となる。
【0016】 請求項2に係る携帯電話機Tのアンテナ出没機構3によれば、アンテナ2を押 し込むことによりアンテナ2をボディ1内に係止して没入位置に保持し、ボディ 1の側面に突出する操作用突起9を押すことにより前記没入位置での保持を解除 してアンテナ2をボディ1の上面から突出させるようにしているから、操作用突 起9を押すだけの簡単な操作でアンテナ2を突出することができる。
【0017】 請求項3に係る携帯電話機Tのアンテナ出没機構13によれば、ボディ1の側 面に突出する操作用アーム16をアンテナ2の没入位置まで引き込んで横方向に 回動させることによりアンテナ2を没入位置に保持し、上記横方向に回動させた 操作用アーム16を元の位置に回動復帰させることにより前記没入位置での保持 を解除してアンテナ2をボディ1の上面から突出させるようにしてるから、操作 用アーム16を押して所定位置に回動復帰させるだけの簡単な操作でアンテナ2 を突出することができる。
【0018】 請求項4に係る携帯電話機Tのアンテナ出没機構23によれば、アンテナ2を ボディ1内に押し込むことによりアンテナ2をボディ1内に係止して没入位置に 保持する保持し、更にアンテナ2を押すことにより前記没入位置での保持を解除 してアンテナ2をボディ1の上面から突出させるようにしているから、アンテナ 2を没入位置に保持した状態から、アンテナ2の上端を軽く押すだけの簡単な操 作で、アンテナ2を突出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本考案に係る携帯電話機を示す正面
図、(B)は同携帯電話機の側面図である。
【図2】 (A)は本考案の一実施例によるアンテナ出
没機構を示す縦断面図で、アンテナが没入位置にある状
態を示しており、(B)は同様な縦断面図で、アンテナ
が突出位置にある状態を示しており、(C)はアンテナ
出没機構を構成するスライダー及び作動杆を示す斜視図
である。
【図3】 (A)は本考案の他の実施例によるアンテナ
出没機構を示す縦断面図で、アンテナが没入位置にある
状態を示しており、(B)は同様な縦断面図で、アンテ
ナが突出位置にある状態を示しており、(C)はアンテ
ナが没入位置にある携帯電話機の側面図である。
【図4】 (A)は本考案の更に他の実施例によるアン
テナ出没機構を示す縦断面図で、アンテナが没入位置に
ある状態を示しており、(B)は同様な縦断面図で、ア
ンテナが突出位置にある状態を示している。
【符号の説明】
T 携帯電話機 1 電話機のボディ 2 アンテナ 3 アンテナ出没機構 4 アンテナ収納穴 5 スライダー 6 作動杆 6a 固定杆部 6b 傾動杆部 7 コイルばね 8 係止部 9 操作用突起 10 スリット 13 アンテナ出没機構 14 アンテナ収納穴 15 スライダー 16 操作用アーム 17 コイルばね 18 スリット 19 係止溝 20 アンテナ収納筒体 21 円筒カム 22 スライド筒体 23 アンテナ出没機構 24 移送カム 25 中棒 26 回転筒体 27 コイルばね 28 歯

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機のボディに出没可能なアンテナを
    有する携帯電話機において、アンテナをワンタッチで突
    出させるように構成したアンテナ出没機構を備えてなる
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 アンテナ出没機構は、アンテナを押し込
    むことによりアンテナをボディ内に係止して没入位置に
    保持し、ボディ側面に突出する操作用突起を押すことに
    より前記没入位置での保持を解除してアンテナをボディ
    上面から突出させるようにしてなる請求項1に記載の携
    帯電話機。
  3. 【請求項3】 アンテナ出没機構は、ボディ側面に突出
    する操作用アームをアンテナの没入位置まで引き込んで
    横方向に回動させることによりアンテナを没入位置に保
    持し、上記横方向に回動させた操作用アームを元の位置
    に回動復帰させることにより前記没入位置での保持を解
    除してアンテナをボディ上面から突出させるようにして
    なる請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 【請求項4】 アンテナ出没機構は、アンテナをボディ
    内に押し込むことによりアンテナをボディ内に係止して
    没入位置に保持し、更にアンテナを押すことにより前記
    没入位置での保持を解除してアンテナをボディ上面から
    突出させるようにしてなる請求項1に記載の携帯電話
    機。
JP1996005216U 1996-06-07 1996-06-07 携帯電話機 Expired - Lifetime JP3032123U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011155617A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Katoh Electrical Machinery Co Ltd 小型電子機器のアンテナ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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