JP3032022B2 - 板に結合されている、または板の一部を形成するコンポーネントを位置決めする方法、及びその方法の実施に適した装置、並びにその方法により製造することが出来る板製品 - Google Patents

板に結合されている、または板の一部を形成するコンポーネントを位置決めする方法、及びその方法の実施に適した装置、並びにその方法により製造することが出来る板製品

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JP3032022B2
JP3032022B2 JP3021689A JP2168991A JP3032022B2 JP 3032022 B2 JP3032022 B2 JP 3032022B2 JP 3021689 A JP3021689 A JP 3021689A JP 2168991 A JP2168991 A JP 2168991A JP 3032022 B2 JP3032022 B2 JP 3032022B2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、コンポーネントの位置で支持体
によって支持されている、板の部分に結合されているコ
ンポーネント又はその板の部分を形成しているコンポー
ネントを、ダイによって位置決めする方法に関する。本
発明は、又その方法を実施するのに適した装置、及びそ
の方法によって製造された板状製品にも関する。本発明
で、コンポーネントとは、板の一部又は個別素子とす
る。コンポーネントが板の一部である場合、この部分は
その所定の位置決めのために必然的に変形する。この場
合ダイは、変形を発生させる部材となる。コンポーネン
トが板に結合されている個別素子である場合には、この
ダイは何物も変形させず、板に対して個別素子の位置を
変化させるのみであるので、このダイは素子位置決め部
材となる。
【0002】前の段落で述べた型の方法及び装置は、一
般的には、上側ダイ及び下側ダイが設けられている圧縮
装置として知られている。その様な既知の圧縮装置の場
合、板は下側ダイの上に置かれ、次いでその板が永久的
に変形されるように板は上側ダイによりプレスされる。
圧縮の間、板は可塑的に変形されるのみならず、板には
弾性変形も生じる。上側ダイを持ち上げると、板は板内
の弾性エネルギーの結果、ある程度戻り変形するであろ
う。この事は、板の最終形状がダイの形状と僅か異なっ
てしまうことを意味する。この問題は、弾性の戻り変形
を考慮してその板を僅かばかり更に変形させることによ
り一部解決される。しかしながら、変形されるべき板の
基本的な形状は全ての板について同じではなく、つまり
ある板は他の板以上に弾性的に変形するので、プレスさ
れた各々の板の間の形状のずれがより小さくなるにし
ろ、結局形状のずれは存在してしまうことになるであろ
う。もし板を、位置決めされるコンポーネントが極めて
正確な相対位置に取りつけられなければならないシャー
シ板として使用しようとする場合には、これらのコンポ
ーネントの位置は、取り付けの後再び調整されなければ
ならないであろう。何故ならば、コンポーネントの位置
ずれはシャーシ板の形状の公差により生じるからであ
る。
【0003】この事は、ビデオレコーダ用シャーシ板の
製造時にも発生する。ビデオレコーダの場合、非常に高
い精度が、特に走査ユニット、キャプスタン及びテープ
ガイドの相対位置に要求される。必要な精度はミクロン
メータのオーダである。板の弾性戻り変形によって何十
ミクロンメータのオーダのずれが生じてしまう。この理
由から、コンポーネントはそれらの位置が再度調整可能
となるように取り付けられる。この調整は高価で時間が
かかる作業である。
【0004】コンポーネントを取り付けるマウント面が
互いに正確に位置決めされているシャーシ板は、ヨーロ
ッパ特許出願EP 0 184 159 A2から知られている。この
場合シャーシ板は鋳込み成型されていて、かつそのシャ
ーシ板は作業台に固定されたままで処理されている。こ
のシャーシ板の欠点は、その製造が非常に面倒であるの
で非常に高価となる点である。又鋳込み成型構造はその
板が重くそして材料費が高くなることを意味する。
【0005】本発明の目的は、板のコンポーネント又は
板上のコンポーネントを単純な方法と極めて高い精度に
より位置決めすることが出来、その結果その板に対する
最終工程又は取り付けられたコンポーネントに対する再
調整がもはや必要でない方法を提供することにある。
【0006】本発明の別の目的は、上述した方法を有利
な方法で実行することが出来る装置を提供することであ
る。
【0007】この位置決め方法に関し、本発明が特徴と
する点は、前記板が保持部によって支持されていて、そ
して前記コンポーネントの位置決めの間、参照面に対す
る前記コンポーネントの位置が測定され、そして制御シ
ステムが、前記ダイと前記支持体により前記板に与えら
れる前記力又は前記ダイと前記支持体に対する前記板の
前記位置を、前記コンポーネントが前記参照面に対し所
望の位置に至るまで、調整し、板の支持及び/又は前記
コンポーネントの位置決めが、少なくとも前記コンポー
ネントが所望の位置に到達した時に前記板に弾性変形が
存在しない様に、実行する点である。板を二個のダイ面
の間にクランプさせずにそれを保持部により支持するこ
とにより、板の形状のずれによる弾性変形が板内に発生
する事が無くなる。従って、板の弾性戻り変形に関する
問題は何等生じないであろう。参照面に対するコンポー
ネントの位置を測定することは、参照面に対するコンポ
ーネントの正しい位置を得るために、ダイと支持体によ
り板に与えられる力、又はダイと支持体の板に対する位
置をどの程度変更しなければならないかと言う事が決め
られる。当該制御システムは、例えば、コンパレーター
と増幅器とを有している。コンパレータは、測定手段の
出力信号を参照信号と比較し、ダイ及び/又は支持体を
変位させる増幅器に制御信号を送る。コンポーネントの
位置決めの間、板を適切に支持することにより及び/又
はそのコンポーネントを適切に位置決めする方法によっ
て、最終的に何の弾性変形も板に残存させない様にする
事が出来る。この事は、その後何の戻り変形も発生せ
ず、そして正しい位置が維持される事を意味する。
【0008】本発明の位置決め方法の一実施例が特徴と
する点は、前記板の弾性変形を検知しそして前記制御シ
ステムが、前記コンポーネントの位置決めの間の前記支
持体の位置又は前記支持体内の力を調整することによっ
て、前記コンポーネントが所望の位置に到達したときに
何の弾性変形も最終的に前記板内に存在しない事を確実
にする点である。この事は、板内に弾性変形が発生する
と瞬時に、板の弾性変形の要因を補償するように支持体
内の力又は支持体の位置を変化させる事によって、弾性
変形を除去させることが出来る事を意味する。例えば、
支持体が設けられているフレームが弾性的にたわむと、
板には弾性変形が発生し得る。
【0009】本発明の方法の別の実施例が特徴とする点
は、前記板の弾性変形が、前記保持部の前記力を測定す
ることによって検知される点である。この事は、板内の
弾性変形の存在を検知する単純な方法である。
【0010】本発明の前記方法の別の実施例が特徴とす
る点は、前記板の弾性変形が、前記保持部に対する前記
板の変位によって検知される点である。この事は、板内
の弾性変形の存在を検知する別の単純な方法である。
【0011】本発明の前記方法の別の実施例が特徴とす
る点は、前記コンポーネントの位置決めの間、前記制御
システムが、前述の力が実質上0になるまで、又は前述
した変位が実質上0になるまで、前記支持体内の前記力
又は前記支持体の位置を調整する点である。これらの力
が0、又は、この変位が0である場合には、最早弾性変形
は板内に存在し得ず、その結果板の戻り変形は発生せず
かつコンポーネントの位置も維持される。
【0012】本発明の前記方法の別の実施例が特徴とす
る点は、前記コンポーネントの位置決めの間、前記板が
二個の保持部ポイントと前記支持体のみによって支持さ
れているので、前記コンポーネントの位置決めの間、前
記板に弾性変形が起こり得ない点である。三点保持の場
合、ポイントの内の一ポイント(支持体)の位置で板に
力を与えることにより、当該力をそのポイント(支持
体)によって充分に保持させかつ他の二箇所のポイント
に何の反力も発生させない様にすることが出来る。この
事は、前述したポイント(支持体)の外側の板内に何の
ストレスも発生し得ない事をも意味する。
【0013】本発明の前記方法の別の実施例が特徴とす
る点は、前記コンポーネントを、前記ダイと前記支持体
により前記板に与えられる力が最終的に0になる様に位
置決めする点である。ダイと支持体によるコンポーネン
トの位置決めの間、板に何等の力も加わらない場合に
は、板は支持体の外側でも弾性的に変形されることはな
いであろう。この事は、ダイと支持体を取り除いた時に
戻り変形の問題が生じる事が無いので、コンポーネント
の位置も維持される事を意味する。
【0014】本発明の前記方法の別の実施例が特徴とす
る点は、前記位置決めが、一素子である前記コンポーネ
ントを前記板の開口にプレスすることによって行われ、
当該素子が前記開口の壁によってクランプされている点
である。この様にして、例えばテープガイド又は固定磁
気ヘッドの様な素子の位置を、高さ方向に対し正確に位
置決めすることが出来る。この事は、調整機構による調
整を不必要とする。
【0015】本発明の前記方法の更に別の実施例が特徴
とする点は、前記位置決めが、板部分が前記参照面から
所望の距離に到るような前記板の局所的な塑性変形によ
って、行われ、前記コンポーネントが当該板の部分であ
る点である。この様にして、マウント面には、板内にお
いて非常に高い精度を与えることが出来る。その位置を
極めて正確に知って置かなければならない、例えば、ビ
デオレコーダの走査ユニット又はキャプスタンのモータ
をその上に取り付ける事が可能となる。
【0016】しかしながら、板のコンポーネントの位置
が既に所望の位置に対応している状況(マウントされる
面がシャーシ面と同一面である様な場合)を実現させる
こともできる。この例外的な場合に於いては、板が、位
置決めの間に変形される事は無いであろう。
【0017】本発明の前記方法に関連する実施例が特徴
とする点は、前記塑性変形が前記板の引っ張り加工によ
って生じる点である。この引っ張り加工が極めて局所的
に、つまり支持体のみで、行われることから、この場合
の板の弾性変形は非常に小さくそして板の戻り変形は無
視する事ができる。
【0018】本発明の前記方法の別の関連する実施例が
特徴とする点は、前記塑性変形が、前記板内のシャーリ
ング加工により生じる点である。シャーリング加工の
間、板は殆ど塑性的に変形される。その結果、コンポー
ネントの実質上の位置決め後、変形された部分に戻り変
形は発生せず、そしてその位置は非常に正確に維持され
るであろう。
【0019】本発明の方法の更に別の関係する実施例が
特徴とする点は、前記塑性変形が前記板のアップセット
により生じる点である。この場合には板を局所的により
薄くすることが出来る。これは、コンポーネントの位置
でレーザ溶接によって素子を板に取り付ける場合に有利
である。この場合には、取り付けられる素子とは反対側
の板の側が、溶接結合部を形成するためにレーザにより
局所的に加熱される。その結合部での板の厚さが薄いほ
ど必要なエネルギーは小さくて済み、これは板内に発生
するストレスがより小さくなることを意味する。
【0020】本発明の前記方法の更に別の関係する実施
例が特徴とする点は、前記塑性変形が前記板の押し出し
加工により発生する点である。これは、例えば、キャプ
スタン・シャフトのようなコンポーネントを、簡単にか
つ正確な方法で板内に形成することが出来ることを意味
する。
【0021】本発明の前記方法の別の実施例が特徴とす
る点は、前記保持部ポイントを通る面が前記参照面を形
成している場合に、前記保持部の保持部ポイントの前記
位置を測定することによって前記参照面が決定されてい
る点である。前記保持部が三個の保持部ポイントを有す
る場合、この事は、各板毎に形状の公差の結果としてず
れがあるにもかかわらず、板のコンポーネント又は板上
のコンポーネントを板上の三個のポイントに対して極め
て正確に位置決めすることが出来る事を意味する。
【0022】本発明の前記方法の更に別の実施例が特徴
とする点は、種々のコンポーネントが一個ずつ順番に位
置決めされる点である。これは、相互の位置が非常に正
確でなければならない種々のコンポーネントを板の上に
取り付けなければならない場合には、非常に有利であ
る。
【0023】板に対するコンポーネントの位置は重要で
は無く、コンポーネント同士の相対位置のみが重要なフ
ァクタである事がしばしばある。この事は、例えば、テ
ープガイドの相対位置のみが重要であるビデオレコーダ
の場合に当てはまる。所望の相対位置は、各コンポーネ
ントを参照面に対して正確に取り付けることによって得
られる。コンポーネントの位置は、板それ自身に対して
は決めず、その板を通る参照面に対して決める。何故な
らば板それ自身に対して位置決めを行う場合には、コン
ポーネントの相対位置が板の形状公差により正しくない
可能性があるからである。
【0024】本発明の前記方法に関連する実施例が特徴
とする点は、これらのコンポーネントの参照ポイントを
通る面が、この後に位置決めされる残りのコンポーネン
トに対する前記別の参照面となるように、三個のコンポ
ーネントを位置決めすることにより、別の参照面が、決
定される点である。例えば、最初に位置決めされた三個
のコンポーネントに存在し、かつ、例えば、ビデオレコ
ーダの走査ユニットに対するマウント面となる、参照ポ
イントを通る面を、参照面とすることにより、これらの
コンポーネントの位置を正確に決める事を不必要とする
事が出来る。それらを、例えば、全て前もって板内に存
在させて置くことも出来る。しかしながら、その場合、
この後に取り付けられるコンポーネントは参照面に対し
て非常に正確に取り付けなければならない。この様にし
て部品の相対位置がより正確に達成される。
【0025】装置に関し本発明が特徴とする点は、前記
装置には、可動ダイと可動支持体とが取り付けられてい
る、板が存在している時にコンポーネントを位置決めす
るための主フレームと、板を保持する保持部が設けられ
ている補助フレームと、当該板が存在している時に参照
面に対する前記コンポーネントの位置を決定する測定手
段と、前述した板が存在している場合に前記参照点が所
望の位置に来るまで前記ダイ及び/又は前記支持体を制
御する制御システムと、前記ダイ及び/又は前記支持体
を制御し又は前記板又は前記ダイと前記支持体とを保持
し、少なくとも前記コンポーネントが所望の位置に到達
したときに前記板に弾性変形が無い様に、制御又は保持
する手段とが設けられている点である。コンポーネント
の位置はこの装置によって測定することが出来る。この
測定された値によって制御システムは、コンポーネント
の所望の位置を得るために、ダイと支持体を制御するこ
とが出来る。この装置の場合、ダイと支持体が固定され
ている主フレームと保持部が配置されている補助フレー
ムとが、互いに分割されていると言う事実により、加工
時の力が保持部に影響することは有り得ない。上述した
手段により、最終的に、ダイによる負荷の結果として生
じる板の弾性変形を確実に除去することが出来る。この
除去は、靜的に板を必要以上に保持する状況(板をその
一端で保持し、かつさらに他の場所でもその板を保持す
ることにより、その板内にテンションが導入されてしま
う状況)が発生していない場合にのみ、実現させること
が出来る。靜的に板を必要以上に保持する状況に於いて
は、弾性変形が板内に発生する。保持部を調整するもの
は何もないので、コンポーネントを取り付けた後に板を
戻り変形させる原因となる弾性変形が板内に存在してし
まう。本発明のこの装置のように板を保持部に載置する
場合には、靜的に板を必要以上に保持する状況は発生し
ないので、保持部によって、板内に弾性変形が発生する
ことは有り得ない。
【0026】本発明の装置の一実施例が特徴とする点
は、前述した手段が前記制御システムを有しかつ前記制
御システムのレギュレータが前記支持体を制御する点で
ある。板内の弾性変形は、板の位置又は板内の力を変化
させることにより変化させることが可能で、かつ適切な
調整手段により完全に除去することさえ可能である。
【0027】本発明の前記装置の別の実施例が特徴とす
る点は、前記装置が、前述した板が存在している場合
に、前記参照面に対する前記板の変位を測定する測定手
段も有している点である。板内に弾性変形が存在してい
ることはこの様にして検知することが出来る。保持部を
介して弾性変形が板に導入されることはない。ダイが板
に力を与える事によって、板が支持体の位置で変位され
ている場合には、弾性変形が板内に存在するであろう。
従って測定される変位が0で無 い限り、制御システム
は、例えば、支持体の位置を適正化することにより、そ
の変位を確実に除去しなければならないであろう。
【0028】本発明による前記装置の更に別の実施例が
特徴とする点は、前記保持部が三個の保持部ポイントに
より形成されていて、当該装置が前記保持部ポイントの
内の少なくとも一ポイントにおける前記力を測定する測
定手段も有している点である。これは、板内に弾性変形
が存在することを検知することを可能とする別の実施例
である。この場合にも、三ポイント保持部により板内に
弾性ストレスが導入されることは有り得ない。保持部ポ
イントにおいて力が測定されると、この力は板によって
しか他に転送されないので、弾性ストレスは板内に存在
しなければならない。この力が0に等しくない限り、弾
性変形は板内に存在するので、制御システムはそれらを
除去しなければならないであろう。
【0029】本発明の前記装置の別の実施例が特徴とす
る点は、前述の手段が、二個の保持部ポイントと前記支
持体を有している点である。板を二個の保持部ポイント
と支持体とに載置し、かつダイによる板に対する負荷を
支持体の位置で与えることにより、保持の結果又はその
負荷の結果の何れかにより、板が弾性的に変形するこを
防ぐことができる。この結果、制御システムを単純化す
ることが出来る。
【0030】本発明の装置の一実施例が特徴とする点
は、前記装置が、前記板を載置させることが出来る三個
の別の保持部ポイントが設けられている補助フレームを
有し、この補助フレームを前記補助フレームに存在する
前記二個の保持部ポイントに載置し、かつこの装置が、
外部参照に対する前記コンポーネントと前記補助フレー
ムとの位置を測定する測定手段も有している点である。
この手段により制御システムは、参照面に対する前記コ
ンポーネントの正しい位置が得られように調整しさえす
れば良い。このことは、参照面の位置をも決定する、補
助フレームの位置が一定でかつコンポーネントの所望の
位置が得られる様に調整することによって可能となる。
【0031】本発明の前記装置の更に別の実施例が特徴
とする点は、前記ダイと前記支持体とが、重心を有しか
つ前記重心で前記主フレームの保持部に支持されてい
る、かん子(pincer)状構成の部分を形成していて、かつ
前記コンポーネントを位置決めした後に前記板内に残存
している弾性変形を防止する当該手段が、当該保持部を
有している点である。かん子状機構をその重心で支持す
ることにより、ダイと支持体とによって板に与えられる
力は、結果として0になる。従って、この事は、負荷が
板に掛かっていなく、その板に何等の弾性変形も発生し
ていないことを意味する。この様なかん子状機構を幾つ
か主フレームに取り付けることにより、この装置によっ
て、種々のコンポーネントを板内に弾性変形を発生させ
ずに一枚の板に同時に位置決めすることが可能となる。
【0032】前述の装置をさらに発展させた装置の一実
施例が特徴とする点は、当該保持部が流体流入口と流出
口の開口を有する液圧保持部を有し、これらの開口が、
固定されていてかつ前記主フレームに取り付けられてい
る前記保持部の部分に位置している点である。実質上何
の摩擦力も発生させない液圧保持部を使用するので、モ
ーメントを保持部を介して主フレームに伝達させること
は不可能である。従って、結果としてダイと支持体によ
って力が板に与えられることは有り得ない。
【0033】上述の装置の別の実施例が特徴とする点
は、前記かん子状構成が、流体流入及び流出ラインを有
する液圧シリンダを有し、これらのラインが、前記液圧
シリンダの可動部分に位置する別の流体流入及び流出開
口の位置で前記液圧保持部に結合されていて、前記流入
及び流出開口が、前記保持部を介したダクトにより前記
別の流入及び流出オリフィスに結合されている点であ
る。この構成によると、かん子状構成の液圧シリンダの
流入及び流出ラインを介してかん子状構成に力が加わる
事は無い。ラインを直接主フレームに取り付ける場合に
は、力が、シリンダにかつライン内の圧力変化の結果と
してかん子状構成に加わることは有り得る。ラインは、
直接主フレームに結合されずに、かん子状構成にしっか
り結合されている保持部の可動部分に結合されているの
で、外部の力がラインを介してかん子状機構に働くこと
は有り得ない。
【0034】本発明の前記装置の一実施例が特徴とする
点は、前記装置が、前記ダイ及び/又は前記支持体を変
位させるために、少なくとも一個の液圧シリンダを有し
ている点である。液圧シリンダにより、大きな力を、容
易に制御出来かつ調整出来る方法により与えることが出
来る。
【0035】本発明の前記装置の更に別の実施例が特徴
とする点は、前記装置が、前記ダイと前記支持体が配置
されている可動アームを有している点である。この事
は、アームを変位させることにより種々のコンポーネン
トを一組のダイ/支持体組み合せにより一枚の板に位置
決めすることが出来ることを意味する。
【0036】本発明の前記装置の更に別の実施例が特徴
とする点は、前記装置が、種々のダイと支持体とを有し
かつ前記ダイと前記支持体とを変位させるために種々の
液圧シリンダを有している点である。この事は、種々の
コンポーネントを一枚の板に位置決めすることが出来る
と言う効果も有している。
【0037】本発明による前記装置の更に別の実施例が
特徴とする点は、前記補助フレームが前記主フレームに
対して変位させることが可能である点である。この事は
又種々のコンポーネントを一組のダイ/支持体組み合せ
によって一枚の板に位置決めさせることが出来ることを
意味する。
【0038】前記板状製品に関し、本発明が特徴とする
点は、開口が、前記コンポーネントを形成しかつ前記板
を通る参照面に対して、所望の位置決めをしている中央
板部分を板部分のどちらかの側に有する板に存在し、か
つその板部分が、前記中央板部分を前記板の残りの部分
に結合する結合板部分を有している点である。板部分が
板の残りの部分に結合部分によって結合されていると言
う事実により、参照ポイントのコンポーネントを形成し
ている板部分に対して、結合ポイントは既に充分に変形
されている。この様にしてコンポーネントを一枚板の場
合に比較してより少ない変形エネルギーで位置決めする
ことが可能となる。
【0039】本発明による前記板状製品の一実施例が特
徴とする点は、前記中央板部分が前記結合板部分に対し
てシヤーリング加工されている点である。シヤーリング
加工の間弾性エネルギーが板に殆ど入り込まないと言う
事実により、戻り変形は全く発生せず、かつ前記中央板
部分は非常に高い精度で位置決めされる。
【0040】本発明による前記板状製品の別の実施例が
特徴とする点は、前記結合板部分が引っ張り加工されて
いる点である。この場合位置の精度は結合部分を引っ張
り加工することによって得られ、かつこの場合にも板は
殆ど弾性的に変形されない。
【0041】
【実施例】本発明を、本発明の方法を実施するのに適し
ている装置の図面に示されている実施例を参照して以下
に詳細に説明する。
【0042】図1は、本発明の方法を実行することが出
来る装置の第一実施例を線図的に示している。この装置
は、支持体8とダイ10を変位させるための二個の液圧シ
リンダ4及び6が固定されている主フレーム2を有してい
る。この装置は、例えば、板20を保持している三個(そ
れらの内の二個が図示されている)の保持部ポイント1
6、18を有する保持部14が設けられている補助フレーム1
2を有している。板20のコンポーネント22は、支持体8と
協働するダイ10によって変形される。
【0043】この装置によると、例えば、板のシヤーリ
ング加工時に、コンポーネント22を板20の残りの部分に
対して変位させることによって、板20のコンポーネント
22を数μmの精度で参照面26に対し位置決めすることが
可能となる。このために、例えば、三個の保持部ポイン
ト16、18による面により形成される参照面26に対するコ
ンポーネント22の位置が、測定手段19により決定され、
コンポーネント22が所望の位置に至るまでダイ10の変位
が調整される。この例の場合、測定手段は、この変位を
測定し出力信号を発生させる線形トランスデューサーで
ある。この変位は、コンパレータ24と増幅器25とを有す
る制御システムによって調整され、これにより位置決め
の間コンポーネント22は参照面26に対し所望の位置に維
持される。この目的のためにコンパレータ24は、測定手
段19からの出力信号を、ダイ10がその所望の位置にある
ときの測定手段19の値を表示するソース28が発生する参
照信号と比較する。これらの信号の差は、シリンダ6に
よってダイ10を変位させるための制御信号を発生する増
幅器25に送られる。
【0044】板20を変形させる間、主フレーム2は僅か
にたわむ。その結果、支持体8は移動し板内に弾性変形
を発生させる。これらの変形の結果、コンポーネント22
の位置決めの後、板20は戻り変形し、その結果参照面26
に対するコンポーネント22の位置は変化してしまう。コ
ンポーネント22が所望の位置に到達したときその板に弾
性変形が全く存在しない様にするために、この制御シス
テムは別のコンパレータ30と別の増幅器31を有し、かつ
この装置には、板20の距離aを測定する線形トランスデ
ューサーである別の測定手段32が設けられている。主フ
レーム2のたわみが補償されるように支持体8を移動させ
ることにより、弾性変形を、板から除去することが出来
る。このために、参照面26と板20の距離aが測定手段32
により測定され、かつ支持体8は、その距離がコンポー
ネント22を位置決めする前の距離に等しくなるまで変位
される。(板20が三個の保持部ポイント16、18に載置さ
れている)図1の状況に於いて、参照面26と板との距離a
が、保持部ポイント以外の如何なる場所においても最初
の状態での距離(つまりコンポーネント22が位置決めさ
れる前でかつ力がその板に加えられる前の状態の距離)
に等しいと、その場所での板の変位は0となり、その板
の他の如何なる場所の変位も0となる。距離aが最初の
状態の距離に一致する事を検知する事により、板20に如
何なる力も加わっていない状態を得ることが出来る。支
持体8の変位は、ダイ10の変位に対する調整と同様な方
法で、制御システムによって調整される。
【0045】支持体8が変位すると主フレーム2がたわむ
ので、ダイ10は僅かにシフトすることになる。しかしな
がら既に述べたように制御システムはこの動きを補償す
る。
【0046】図2は、板の弾性変形を保持部の力を測定
することにより検知する、上述した実施例とは異なる第
二実施例の要部を線図的に示している。この目的のため
にこの装置は、保持部ポイント16, 18の内の一ポイント
で力を測定する測定手段34を有している。保持部ポイン
トの内の一つにおける力が0であると、モーメントの平
衡から他の保持部ポイントに於ける力もまた0である。
このことは、この板には何の弾性変形も存在しないこと
を意味する。図2に示されているように、この装置によ
ると、 板の一部を変形させて板のコンポーネント22を位
置決めさせることが出来るのみならず、別のコンポーネ
ント23(この例では、ピン)も、板に対して位置決めさ
せることが出来る。
【0047】図3のaと図3のbは、板に於ける弾性変形
の発生が、三点で板を支持する事により除去される装置
の第三実施例を示している。図3のbは、図面の面に平
行で要素36及び54の後ろにある、図3のaに示される装
置の断面図の一部を示す。この実施例の原理は、板が三
点のみで支持されていてかつこれらの三点以外の場所で
は何等の力も板に働いていない場合には、その板には何
のストレスも発生しないと言うことである。この実施例
の場合、板20それ自身は、主フレーム(図示せず)によ
り直接保持されておらず、主フレームに固定された支持
体8により一点で支持されている。そして、その主フレ
ームは、サブフレーム40を支持している二個の保持部ポ
イント36及び38を有し、そのサブフレーム40は、クラン
プ54、56及び58により板をクランプしている三個(これ
らの内二個が図示されている)の別の保持部ポイント4
2、44を有している。この様にサブフレーム40の位置を
測定することにより板20を測定することは、より容易で
ある。主フレームのダイと支持体との相互作用の結果、
主フレームがたわんでも、板は(従ってサブフレーム
も)、板内には何の弾性変形も発生させずに、変位する
であろう。測定手段46によりこの変位を測定することに
より、支持体8をコンパレータ48と増幅器47とを有する
制御要素によって変位させることが出来る。コンパレー
タは、線形トランスデューサーを使用し得る測定手段46
の出力信号を、ソース52が発生させる、サブフレームが
変位されていないときの測定手段46の値を表示する参照
電圧と比較する。これらの信号の間の差は、支持体8を
シリンダ4によって変位させる制御信号を発生させる増
幅器47に送られる。この結果、外部参照50に対するこの
参照面26の位置、従ってダイと支持体に対する板の位置
も、維持される。コンポーネント22の正しい位置も又当
該制御システムによって得ることが出来る。この目的の
ために制御システムは、別のコンパレータ49と別の増幅
器51を有している。位置決めされるコンポーネントの位
置を測定手段45により測定し、かつダイを変位させそれ
らをソース53からの参照信号と比較する事により、その
コンポーネントの正しい位置を得ることが出来る。
【0048】図4は、板64の、又は板64上の、異なった
コンポーネント118、119、120及び122を位置決めする事
が出来る装置を示している。この目的のために、この装
置は、 種々のダイ66、67、68及び69と支持体70、71、7
2及び73とを有している。ダイは上側板74に固定されて
いて、支持体は下側板76に固定されている。これらの板
は、各々ピストン79、81に結合されていて、各ピストン
は、主シリンダ78、80内で矢印Aで示される方向に液圧
により変位させることが出来る。主シリンダは、装置の
主フレーム82に固定されている。この装置は、板を保持
するための三個(これらの内の二個が図示されている)
の保持部ポイント86、88が配置されている補助フレーム
84も有している。
【0049】ダイと支持体は、各々向き合う方向に個別
に引き込ませることが出来る。したがって、全てのダイ
と支持体は引き込み位置90にセットすることが可能で、
かつ各々のダイ/支持体を向き合う方向に移動させた加
工位置92に一時的にかつ順次にセットすることが出来
る。板のコンポーネント又は板上のコンポーネントは、
図1及び図2のシリンダ4、6を制御するのと同様な方法で
液圧主シリンダ78、80を制御することにより加工位置に
於いて位置決めさせることが出来る。
【0050】この装置によると、その板の残りの部分に
対しある角度をなしている板部分94のコンポーネント又
はその板部分上のコンポーネントを位置決定することも
可能である。このために、各板74、76は、板に対してあ
る角度でセットすることが出来る液圧補助シリンダ96、
98を有している。ダイ67と支持体71は、これらの補助シ
リンダ内で変位させることが出来る。コンポーネント11
9を位置決めするためには、補助シリンダ96、98を制御
しなければならない。補助シリンダは、板部分の種々の
コンポーネント又は板部分上の種々の部品を位置決めす
るために、円周内で移動させることが出来る。
【0051】図4に示される装置は、コンポーネントの
位置決めのための制御システムと、ピストン79, 81、ダ
イ67及び支持体71の位置を測定する測定手段61, 62, 63
及び65とを有している。この制御システムは、各々が、
コンパレータ102、104、106及び108と、増幅器91、93、
95及び97とを有し、かつ圧力が所望の値に等しくなるま
で主又は補助シリンダ内の圧力を調整する4個の制御シ
ステムを有している。この所望の値は、測定手段60a及
び60bが発生する出力信号を、ソース100a、100b、10
0c及び100dが発生する参照信号と比較する、コンパレ
ータ110、112、114及び116を有するマスター制御システ
ムによって示される。この制御システムは、これらの四
個のマスター制御システムを有している。板内に弾性ス
トレスが発生すると、これらの二個のコンパレータ110
と112により、それらを確実に0に減少させることが出来
る。このために力は保持部ポイント88の一点で測定され
る。もしこの力が0ではない場合、保持部ポイントには
板から力が加えられていて、板にはストレスが存在す
る。保持部ポイント内の力は、それが加工位置にある時
には支持体70内の力を調整することにより0に減少させ
ることが出来る。三個の保持部ポイントの内の一つに於
ける力が0である場合、他の二個の保持部ポイントに於
ける力も又0であるので、板内には何の弾性力も存在し
得ない。支持体内の力は、下側主及び/又は補助シリン
ダ80、98内の圧力により各々調整される。二個の他のコ
ンパレータ114と116により、コンポーネントは板内で参
照面に対して所望の位置に確実に位置する事が出来る。
コンポーネントの位置は、板の形状に公差があるので、
板64に対して決めることは出来ない。三個の保持部ポイ
ントにより決まる面を、板の参照面とする。全てのコン
ポーネントを相互に正しい位置に配置する(これはコン
ポーネントを外部参照位置に対して正しい位置に配置す
る事と同じ事である)状態を得る事が、本発明の方法の
目的である。この理由により、位置決めされるコンポー
ネントの位置は、保持部ポイントも結合されている、外
部参照に対して測定される。外部参照は、補助フレーム
84により形成されている。マスター制御114と116は、各
々上側主及び/又は補助シリンダ78、96内の圧力を調整
する。その結果、ダイは正しい位置に配置され、従って
コンポーネントも又その正しい位置に到達する。
【0052】図4に既に示したように、コンポーネント1
18、120は、必ずしも板64の一部である必要はなく、板
内の開口を介してプレスされる素子122とすることも出
来る。コンポーネント122は、板内の開口にプレスされ
るピン122によって形成されている。コンポーネント122
はダイ66により正しい高さに配置される。
【0053】図5は、本発明の方法を実施することが出
来る、ダイ130と支持体132が各々かん子状機構138の部
分134、136に配置されている装置の第四実施例を示す。
かん子状機構部分の二個の端140、142は、液圧シリンダ
144によって向き合う方向又は離れる方向に移動させる
ことが出来、かつ回転軸146を軸として互いに回転させ
ることが可能である。かん子状機構138は、シリンダ144
と、支持体132と、ダイ130とを有し、かつ例えば、ボー
ルベアリング148によってその重心147で支持されてい
る。保持部148は主フレーム150に結合されている。かん
子状機構を重心で支持することにより、ダイ130と支持
体132により板152に与えられる力は常に0となり、その
結果板内には何の弾性変形も発生しなくなる。従って、
この実施例のかん子状機構138の保持部148は、板が弾性
変形しないことを確実にする手段の一部を構成してい
る。この場合、支持体132の位置は、ダイヤルインディ
ケータの形態の測定手段154により測定される。コンポ
ーネント156の位置は支持体の位置から決定することが
出来る。コンポーネント156のこの位置に基づいて、シ
リンダは、コンパレータ158と増幅器159とを有する制御
システムによって制御される。コンパレータ158は、測
定手段154の出力信号をソース157が発生する参照信号と
比較する。その差は、図1の説明に記載されたものと同
様な方法により増幅器159に送られる。必要に応じてシ
リンダを手動により制御することも可能である。
【0054】板152は、補助フレーム164に結合されてい
る支持体160、162により保持されている。上述した最初
の三例の実施例の場合、例え保持部ポイントに何等の力
が測定されなくても、又はある点で何等の変位が測定さ
れていなくても、複数の部分を同時に位置決めする場合
には、その板に弾性変形が発生し得る。上述した実施例
とは異なり、図5に示された第四実施例の場合には、板1
52に複数のコンポーネントを同時に位置決めすることが
可能である。このために複数のかん子状機構138、166、
167、168、169が、図6に示されるように主フレームに取
り付けられている。
【0055】図5に示される装置により一個ずつ複数の
コンポーネントを位置決めするために、板は、かん子状
機構に対して変位する事が可能でなければならない。こ
のための一つの可能性は、支持体上の様々な位置に板を
配置することが出来るようにすることである。他の可能
性は、保持部を主フレームに固定される可動アームに取
り付けることである。更に別の可能性は、補助フレーム
と主フレームとが互いに変位する事を可能とするため
に、板をかん子状機構に対して変位させることである。
図7は、主フレーム170と補助フレーム172とが、外部参
照174に対して変位可能である実施例を示す。変位の
間、かん子状機構180の二個の部分176と178を互いに充
分離れるように移動させるために、かん子状機構180に
は、適切なメカニズム182と結合ロッド184とが設けられ
ている。コンポーネントを板188の面に対しある角度で
位置決めするように主フレーム170を配置することを可
能にする支持体186が、外部参照174に設けられている。
図8は、補助フレーム172がある角度に配置されている状
態を示している。この位置で、例えば、ビデオレコーダ
の走査ユニットをマウントするマウント面として機能す
る板のコンポーネントを位置決めすることが可能であ
る。
【0056】図10は、その重心302内の保持部によって
支持されているかん子状構成300の別の実施例を示す。
この実施例の場合、かん子状部分338と350の回転中心30
4と、液圧シリンダ306の位置とは移動するので、かん子
状構成を十分に開くことを可能とするために、何等余分
なメカニズムも結合ロッドも必要としない。更に保持部
は、保持部内の摩擦により力が板に与えられる事がな
い、液圧の、実質上摩擦の無い保持部308として構成さ
れている。この理由は、保持部内に摩擦があるとモーメ
ントが転送され、これにより板に力が与えられてしまう
からである。この実施例の場合、液圧シリンダ306への
流入ライン310と、それからの流出ライン312は、液圧保
持部308の可動部分314に結合されているので、これらの
ラインを介してかん子状構成300に外部の力が加わる事
は無い。図10は、外部ラインと液圧シリンダ306から来
るライン310と312とに対する結合開口316、318、320及
び322を有する液圧保持部308の構成を示す。外部からの
液体流入及び流出ラインは、保持部が固定された部分34
0と342内の結合開口316と318に結合させることが出来
る。これらの開口は、保持部シャフト328内に存在する
ダクト324と326を介して、液圧シリンダ306からのライ
ン310と、それへのライン312の結合用開口320と322に結
合されている。ある流体は、別のダクト330と332を介し
て、液圧保持部の流体チェンバー334と336に流れ込む。
保持部の可動部分314はかん子状構成の最も低い部分338
にしっかりと結合されていて、保持部の固定された部分
340と342は主フレーム334に結合されている。支持体346
とダイ348は、図9に示されるように、かん子状部分338
と350の自由端に位置している。円柱状の顎352は支持体
346内に存在していて、かつコンポーネントが位置決め
される位置を決定するための測定手段354に結合されて
いる。測定手段354は補助フレーム356に固定されてい
る。液圧シリンダ306はかん子状構成の最も上の部分350
に固定されていて、このシリンダ306には制御バルブ358
によりかん子状部分338と350を相対的に移動させるため
に流体が供給される。この目的のためにシリンダ306の
ピストン360は、結合ホース362を介してかん子状構成の
最も低い部分338に結合されている。
【0057】種々の実施例のダイと支持体によって位置
決めされている典型的なコンポーネント(これらの例の
場合コンポーネントは板の一部である)が図11と図12に
示されている。図11は、コンポーネント206が位置決め
されている板200を有する板状製品の一部を示す。板200
には開口202と204が板部分205の両側に設けられてい
る。板部分205は、コンポーネントを形成する中央板部
分206と中央板部分206を板200の残りの部分に結合する
結合板部分208と210とを有している。コンポーネント20
6 は、結合板部分208と210に対し中央の板部分206をシ
ャーリング加工することに よって位置決めされる。こ
の事はシャーリング領域212と214の存在によって板200
上に認知可能である。
【0058】図12は、コンポーネント216が、引っ張り
領域222と224を形成するために結合板部分218と220を引
っ張り加工することにより位置決めされる板部分215を
示している。
【0059】図13は、板のコンポーネントを位置決めす
る間の板部分205を示す。シャーリングは、ダイ226と支
持体228を向き合う方向に移動させることにより板部品2
05内で行われる。コンポーネントの位置は、支持体228
内に取り付けられているプラグゲージ230によって測定
される。
【0060】図14は、コンポーネント234が板をアップ
セット加工(金属の官、棒、板等の端の壁厚を、加熱お
よびハンマリングにより厚くする処理)することによっ
て位置決めされる板部分232を示している。この場合参
照ポイント235はダイ236に対向しているコンポーネント
234の側に配置されている。コンポーネントの他方の側
にはダイ236の直径よりも大きい直径を有する支持体238
がある。
【0061】図15は、ダイ244と支持体246によって位置
決めされる板240のコンポーネント242の最後の例を示
す。この場合コンポーネント242は押し出し加工され、
そして参照ポイント243はコンポーネント242の押し出し
加工された壁の上面によって形成されている。
【0062】図16は、板のコンポーネント268、270及び
272と、コンポーネント252及び254とが、板内の開口256
と258にプレスされる素子として互いに位置決めされ
る、板250を有する板状製品を示す。素子252と254は先
ず位置決めされそして板250内の壁260と262によってク
ランプされる。図示される二個の素子の上の参照ポイン
ト264、266と図示されない第三素子上の参照ポイントと
を通る面267が、この後に位置決めされるコンポーネン
ト268、270及び272に対する参照面267を形成する。これ
らのコンポーネントは、参照面267から所望の距離a
a及びaに配置されている。
【0063】本発明はここで示し記載した装置及び板状
製品の及び方法の実施例に限定されないことを指摘して
おく。オーディオレコーダ、CDプレーヤーまたは他の如
何なる電器製品のシャーシ板を製造することも可能であ
り、かつそれに正確に位置決めされたコンポーネントを
設けることも可能である。ダイと支持体の変位は、又例
えば、電磁気のような電気構成又は機械的な構成によっ
て実行することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御システムのレギュレータが支持体を調
整しかつ板の弾性変形が板の変位を測定することによっ
て検知される装置の第一実施例を示す。
【図2】 板の弾性変形が保持部の力を測定すること
により検知される装置の第二実施例を示す。
【図3】 aは、板が二個の保持部ポイントと支持体
のみによって支持されている装置の第三実施例を示し、
bは、図3のaに示されている装置の保持部ポイントの
近くの断面図を示す。
【図4】 様々なコンポーネントを位置決めすること
が出来る図1、図2及び図3のaに示される装置の原理
に対応する装置の実施例を示す。
【図5】 ダイと支持体が、その重心で支持されてい
るかん子状機構に固定されている装置の第四実施例を示
す。
【図6】 図5に示される装置の様々なかん子状機構
を有している上面図を示している。
【図7】 かん子状機構と補助フレームが変位させる
事が可能である図5の装置の一実施例を示す。
【図8】 板を有する補助フレームが主フレームに対
してある角度で載置されている図7の装置を示す。
【図9】 ダイと支持体がかん子状機構にも固定され
ている別の構成の装置の第五実施例を示す。
【図10】 図9に示される実施例に使用される油圧保
持部の断面図を示す。
【図11】 コンポーネントがシャーリング加工によっ
て位置決めされる板を有する板状製品の一部を示す。
【図12】 コンポーネントが結合板部分を引っ張り加
工することによって位置決めされる板の部分を示す。
【図13】 板に於けるシャーリング加工を示す。
【図14】 板に対するアップセット加工を示す。
【図15】 板に対する押し出し加工を示す。
【図16】 板のコンポーネントと板にプレスされてい
るコンポーネントとが参照面に対して位置決めされてい
る板を有する板状製品を示す。
【符号の説明】
2、150、170、334: 主フレーム 4、6: 液圧シリンダ 8、70、71、72、73、132、226、228、238、346、348:
支持体 10、66、67、68、69、130、226、236、244: ダイ 12、40、84、172: 補助フレーム 14、148、308: 保持部 16、18、36、38、42、44、86、88: 保持部ポイント 19、45、46、60a、60b、61、62、63、65、154、354: 測
定手段 20、152、200: 板 22、23、112、118、119、120、121、156、206、216、23
4、242、268、270、272:コンポーネント 24、48、49、102、104、106、108、110、112、114、11
6、158: コンパレータ 25、49、51、91、93、95、97、159: 増幅器 26: 参照面 28、53、100a、100b、100c、100d: ソース 3
6、54: 要素 50、174: 外 部参照 54、56、58: クランプ 74: 上
側ディストリビュータ板 76: 下側ディストリビュータ板 78、80: 主シリンダ 7
9、81、360:ピストン 90: 引き込み位置 92: 作業位置 94、206、232: 板部分 80、96、98: 補助シリンダ 138、166、167、168、169、180: かん子状機構 144、306: 液圧シリンダ 146: 回転軸 147、302: 重心 202、204: 開口 205、215: 板部分 206: 中央板部分 208、210、318、320: 結合板部分 212、214: 切り取り
板領域 222、224: 引っ張り領域 230: プラグゲージ 243: 参照ポイント 304: 回転中心 338、350: かん子状部分 358: 制御バルブ 362: 結合ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, T he Netherlands (72)発明者 ヒッレブランド・ヨハネス・ヨセフス・ クラークマン オランダ国 アインドーフェン フルー ネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 ヘムリカス・マリア・ルイテン オーストリア国 ウィーン グートハイ ル ショーダー ガッセ 1 (72)発明者 ハインリッヒ・ヒュッター オーストリア国 ウィーン グートハイ ル ショーダー ガッセ 1 (72)発明者 ワルター・トロワル オーストリア国 ウィーン ポルシェシ ュトラーセ 19 (56)参考文献 欧州特許438829(EP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/04 B21D 43/00 H05K 7/04 B23P 21/00 305

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンポーネントの位置で支持体によって
    支持されている板の部分に結合されているコンポーネン
    ト又はその板の部分を形成しているコンポーネントを、
    ダイによって位置決めする方法に於て、前記板が保持部
    によって支持されていて、そして前記コンポーネントの
    位置決めの間、参照面に対する前記コンポーネントの位
    測定、そして制御システムが、前記ダイと前記支
    持体により前記板に与えられる前記力又は前記ダイと前
    記支持体の前記板に対する前記位置を、前記コンポーネ
    ントが前記参照面に対し所望の位置に至るまで、調整
    し、板の支持及び/又は前記コンポーネントの位置決め
    、少なくとも前記コンポーネントが所望の位置に到達
    した時に前記板に弾性変形が存在しない様に、実行する
    事を特徴とするコンポーネントを位置決めする方法。
  2. 【請求項2】 前記板の弾性変形検知そして前記制
    御システムが、前記コンポーネントの位置決めの間の前
    記支持体の位置又は前記支持体内の力を調整することに
    よって、前記コンポーネントが所望の位置に到達したと
    きに何の弾性変形も最終的に前記板内に存在しない事を
    確実にする事を特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記板の弾性変形が、前記保持部の前記
    力を測定することによって検知される事を特徴とする請
    求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記板の弾性変形が、前記保持部に対す
    る前記板の変位によって検知される事を特徴とする請求
    項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記コンポーネントの位置決めの間、前
    記制御システムが、前述の力が実質上0になるまで、又
    は前述した変位が実質上0になるまで、前記支持体内の
    前記力又は前記支持体の位置を調整する事を特徴とする
    請求項3又は4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記コンポーネントの位置決めの間、前
    記板が二個の保持部ポイントと前記支持体のみによって
    支持されているので、前記コンポーネントの位置決めの
    間、前記板に弾性変形が起こり得ない事を特徴とする請
    求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記コンポーネントを、前記ダイと前記
    支持体により前記板に与えられる力が最終的に0になる
    様に位置決めする事を特徴とする請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記位置決めが、素子である前記コン
    ポーネントを前記板の開口にプレスすることによって行
    われ、当該素子が前記開口の壁によってクランプされて
    いる事を特徴とする前記何れかの請求項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記位置決めが、板部分が前記参照面か
    ら所望の距離に到るような前記板の局所的な塑性変形に
    よって行われ、前記コンポーネントが当該板部分であ
    る事を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記塑性変形が前記板の引っ張り加
    工によって生じる事を特徴とする請求項9記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記塑性変形が、前記板内のシャーリ
    ング加工により生じる事を特徴とする請求項9記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 前記塑性変形が前記板のアップセッ
    ト加工により生じる事を特徴とする請求項9記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記塑性変形が前記板の押し出し加
    工により生じる事を特徴とする請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記保持部ポイントを通る面が前記参
    照面を形成している場合に、前記保持部の保持部ポイン
    トの前記位置を測定することによって前記参照面が決定
    されている事を特徴とする前記何れかの請求項に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 種々のコンポーネントが一個ずつ順番
    位置決めされる事を特徴とする前記何れかの請求項に
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 これらのコンポーネントの参照ポイン
    トを通る面がこの後に位置決めされる残りのコンポー
    ネントに対する別の参照面となるように、三個のコンポ
    ーネントを位置決めすることにより、前記別の参照面
    が、決定される事を特徴とする前記何れかの請求項に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 前記何れかの請求項に記載の方法を実
    施するのに適した装置に於て、* 板が存在している時にコンポーネントを位置決めする
    ために、可動ダイと可動支持体とが取り付けられている
    主フレームと、* 板を保持する保持部が設けられている補助フレーム
    と、* 当該板が存在している時に参照面に対する前記コンポ
    ーネントの位置を決定する測定手段と、* 前述した板が存在している場合に前記参照点が所望の
    位置に来るまで前記ダイ及び/又は前記支持体を制御す
    る制御システムと、* 少なくとも前記コンポーネントが所望の位置に到達し
    たときに前記板に弾性変形が無い様に、前記ダイ及び/
    又は前記支持体を制御し又は前記板又は前記ダイと前記
    支持体とを保持する手段とが設けられている事を特徴と
    する装置。
  18. 【請求項18】 前述した手段が前記制御システムを有
    しかつ前記制御システムのレギュレータが前記支持体を
    制御する事を特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記装置が、前述した板が存在してい
    る場合に、前記参照面に対する前記板の変位を測定する
    測定手段も有している事を特徴とする請求項18に記載
    の装置。
  20. 【請求項20】 前記保持部が三個の保持部ポイントに
    より形成されていて、当該装置が前記保持部ポイントの
    内の少なくとも一ポイントにおける前記力を測定する測
    定手段も有している事を特徴とする請求項18に記載の
    装置。
  21. 【請求項21】 前述の手段が、二個の保持部ポイント
    と前記支持体を有している事を特徴とする請求項17に
    記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記装置が、前記板を載置させること
    が出来る三個の別の保持部ポイントが設けられている
    フレームを有し、このサブフレーム前記補助フレー
    ムに存在する前記二個の保持部ポイントに載置、かつ
    この装置が、外部参照に対する前記コンポーネントと前
    サブフレームとの位置を測定する測定手段も有してい
    る事を特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記ダイと前記支持体とが、重心を有
    しかつ前記重心で前前主フレームの保持部に支持されて
    いるかん子状構成の部分を形成していて、かつ前記コン
    ポーネントを位置決めした後に前記板内に残存している
    弾性変形を防止する当該手段が、当該保持部を有してい
    る事を特徴とする請求項17に記載の装置。
  24. 【請求項24】 当該保持部が、流体流入口と流出口の
    開口を有する液圧保持部を有し、これらの開口が、固定
    されていてかつ前記主フレームに取り付けられている前
    記保持部の部分に位置している事を特徴とする請求項2
    3に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記かん子状構成が、流体流入及び流
    出ラインを有する液圧シリンダを有し、これらのライン
    が、前記液圧シリンダの可動部分に位置する別の流体流
    入及び流出開口の位置で前記液圧保持部に結合されてい
    て、前記流入及び流出開口が、前記保持部を介したダク
    トにより前記別の流入及び流出オリフィスに結合されて
    いる事を特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記装置が、前記ダイ及び/又は前記
    支持体を変位させるために、少なくとも一個の液圧シリ
    ンダを有している事を特徴とする請求項17、18、1
    9、20、21又は22に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記装置が、前記ダイと前記支持体が
    配置されている可動アームを有している事を特徴とする
    請求項23、24、25又は26に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記装置が、種々のダイと支持体とを
    有しかつ前記ダイと前記支持体とを変位させるために種
    々の液圧シリンダを有している事を特徴とする請求項2
    3、24、25又は26に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記補助フレームが前記主フレーム
    に対して変位させることが可能である事を特徴とする請
    求項23、24、25又は26に記載の装置。
  30. 【請求項30】 開口が、前記コンポーネントを形成し
    かつ前記板を通る参照面に対して所望の位置決めをして
    いる中央板部分を板部分のどちらかの側に有する板に存
    在し、かつその板部分が、前記中央板部分を前記板の残
    りの部分に結合する前記中央板部分が前記結合板部分に
    対してシヤーリング加工されている事を特徴とする請求
    項1〜14の何れかに記載の方法によって製造すること
    が出来る板。
  31. 【請求項31】 前記中央板部分が前記結合板部分に
    対してシヤーリング加工されている事を特徴とする請求
    項30に記載の板。
  32. 【請求項32】 前記結合板部分が引っ張り加工され
    ている事を特徴とする請求項30に記載の板。
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