JP3031348B2 - Cdmaマルチユーザ型干渉キャンセラ - Google Patents

Cdmaマルチユーザ型干渉キャンセラ

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JP3031348B2
JP3031348B2 JP24361798A JP24361798A JP3031348B2 JP 3031348 B2 JP3031348 B2 JP 3031348B2 JP 24361798 A JP24361798 A JP 24361798A JP 24361798 A JP24361798 A JP 24361798A JP 3031348 B2 JP3031348 B2 JP 3031348B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/7103Interference-related aspects the interference being multiple access interference
    • H04B1/7107Subtractive interference cancellation
    • H04B1/71075Parallel interference cancellation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(符号分
割多元接続:Code Division Multi
ple Access)通信システムに関し、特に拡散
変調された複数のユーザの信号が含まれている受信信号
からそれぞれの各ユーザの信号を他のユーザの信号成分
を除去した後に復号するためのCDMAマルチユーザ型
干渉キャンセラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムに用いられる通
信方式として、干渉や妨害に強いCDMA通信システム
が注目されている。このCDMA通信システムとは、送
信側では送信したいユーザ信号をその数十から数百倍の
伝送速度の拡散符号により拡散して送信し、受信側であ
るCDMA受信機ではその拡散符号と同一の拡散符号を
用いて逆拡散を行うことにより元のユーザ信号を得る通
信システムである。
【0003】このようなCDMA受信機としては、1ユ
ーザの信号のみを復調するシングルユーザ受信機が一般
的に用いられるが、複数のユーザの信号を同時に復調す
るマルチユーザ受信機も用いられている。
【0004】そして、このマルチユーザ受信機により複
数ユーザの信号を同時に復調する場合に、通話品質を向
上させることを目的としてマルチユーザ干渉キャンセラ
が、例えば特開平10−51353号公報に提案されて
いる。
【0005】このマルチユーザ干渉キャンセラとは、複
数のユーザの信号が含まれている受信信号をあるユーザ
の拡散符号により復調する際に、そのユーザ以外の信号
成分と同じ信号である干渉レプリカ成分を判定シンボ
ル、伝送路情報、拡散符号から生成し、復調する前の受
信信号から差し引くという動作を複数回(マルチステー
ジ)行うことにより他ユーザの干渉の影響を低減する装
置である。
【0006】3ユーザ3ステージ構成の並列型の従来の
マルチユーザ型干渉キャンセラを図6に示す。
【0007】図6を参照すると、CDMAマルチユーザ
型干渉キャンセラには各ユーザの信号が拡散されてベク
トル合成された受信信号107が入力されている。
【0008】この従来のCDMAマルチユーザ型干渉キ
ャンセラは、受信信号のシンボルレプリカ処理型の干渉
推定ユニット(以下IEUと記す。)1101〜1109
と、加算器1111、1112と、遅延器1021、10
2を有している。
【0009】また、この従来のCDMAマルチユーザ型
干渉キャンセラは、第1〜第3のステージから構成され
ていて、第1のステージは遅延器1021と加算器11
1とIEU1101〜1103とから構成され、第2の
ステージは遅延器1022と加算器1112とIEU11
4〜1106とから構成され、第3のステージはIEU
1107〜1109とから構成されている。
【0010】IEU1101〜1109は、それぞれ同様
な構成となっているが、ここでは代表的にIEU110
4の構成を図7に示す。
【0011】IEU1104は、逆拡散部201と、加
算器202と、伝送路推定部203と、位相/振幅補正
部204と、レイク合成部205と、判定部206と、
シンボルレプリカ合成部207と、加算器208と、乗
算器209と、拡散部210と、パス合成部211と、
フィルタ212とから構成されている。
【0012】図7に示したIEU1104では、入力さ
れた加算器1111からの信号を逆拡散部201で、各
パス信号毎(パス信号とは送信側から受信側までの到達
時間毎に分離された受信信号を示す)に各ユーザ固有の
拡散信号で逆拡散しシンボル信号に変換される。次に、
加算器202では、前ステージである第1ステージから
送られてくるシンボルレプリカ信号1121と逆拡散部
201からの信号が合成される。
【0013】加算器202において合成されたシンボル
信号は伝送路推定部203の結果に基づいて位相/振幅
補正部204で伝送路の歪みが除去される。位相/振幅
補正が行われた信号は、レイク合成部205でパス信号
毎に合成されて判定部206で検波される。受信信号は
判定部206で検波されることで、雑音が除去されて情
報信号として取り出される。
【0014】判定部206において取り出された情報信
号は、再度前述の到達時間毎にパス信号として分離さ
れ、シンボルレプリカ生成部207において再度伝送路
歪みが付加される。ここで伝送路歪みが付加されるの
は、受信信号から雑音だけを取り除いたレプリカを再生
するためである。そして、パス信号毎に伝送路歪みが付
加された信号は次ステージで使用するために次ステージ
に対して送出される一方、第1ステージからのシンボル
レプリカ信号1121が減算されて、現ステージ受信シ
ンボルレプリカと前ステージ受信シンボルレプリカとの
差に関する信号となる。
【0015】そして、加算器208の出力は、乗算器2
09で干渉除去抑圧係数αが乗算される。干渉除去抑圧
係数αは干渉キャンセラの収束速度を調節するための係
数である。乗算器209の出力は拡散部210におい
て、逆拡散部201で使用したユーザ毎固有の拡散符号
で再拡散され、さらにパス合成部211において各パス
毎の信号が合成されて、現段受信シンボルレプリカと前
段受信シンボルレプリカとの差である誤差信号となる。
【0016】この誤差信号はフィルタ212において帯
域制限が行われる。フィルタ212の特性は受信信号に
施されている送受信フィルタ特性と同等の特性を有する
波形整形フィルタである。
【0017】ここで、第1ステージのIEU1101
1103の場合には、前ステージがないため加算器20
2では“0”が加算されユーザ信号のシンボルレプリカ
がそのまま出力される。そして、加算器208ではシン
ボルレプリカ生成部207からの信号は何も減算されず
にそのまま出力されるため、フィルタ212から出力さ
れる信号は誤差信号ではなくユーザ信号のレプリカであ
るユーザ再生拡散信号が加算器1111に出力される。
【0018】また最終ステージである第3ステージのI
EU1107〜1109では、判定部206における判定
結果をそれぞれのユーザの信号として出力するため、シ
ンボルレプリカ生成部207以降の構成要素は不要であ
る。
【0019】次に、この従来のCDMAマルチユーザ型
干渉キャンセラの動作について説明する。
【0020】ユーザA、B、Cの信号が合成されている
受信信号107が第1ステージに入力されると、IEU
1101〜1103では、それぞれのユーザ毎のシンボル
レプリカ信号1121〜1123と、それぞれのユーザの
ユーザ再生拡散信号が生成される。
【0021】得られたIEU1101〜1103からのユ
ーザ再生拡散信号は、各ユーザの受信信号を再生した信
号である。そして、遅延器1021において一旦保持さ
れた受信信号107は、加算器1111においてそれぞ
れのユーザ再生拡散信号が減算される。しかし、この際
のユーザ再生拡散信号には誤差が含まれている。
【0022】第2ステージでは、第1ステージで再生し
きれなかった各ユーザの受信信号を、残りの全ユーザの
合成信号から逆拡散・分離し、前段で再生した各ユーザ
の信号と合成し再生する一方、再生した信号と前段で除
去した信号との差分を誤差信号として全ユーザの合成信
号へ戻すことで初段との帳尻を合わす。
【0023】最終段である第3ステージでは、誤差が調
整された残りの信号から、再度各ユーザの逆拡散・分離
が行われ、前段までに再生されている信号と合成され最
終の各ユーザ別受信信号として出力される。
【0024】この従来のCDMAマルチユーザ型干渉キ
ャンセラでは、各ユーザ毎の誤差信号またはユーザ再生
拡散信号を生成し、加算器1111、1112において受
信信号の遅延波から誤差信号またはユーザ再生拡散信号
の減算を行なっている。
【0025】このため干渉キャンセル処理に必要な機能
を、各IEU1101〜1109に各ユーザ毎に備えるよ
うにしまければならない。したがって、非常に回路の効
率が悪いという欠点がある。
【0026】特に、パス合成部211において合成され
た信号の波形整形処理を行なっているフィルタ212で
は、チップレートの数倍(ディジタル信号処理の場合、
サンプリング速度は信号処理速度の2倍以上)の処理速
度で演算処理を行なわなければならず、かつ拡散処理後
のデータの演算処理を行なっているため扱うデータ量も
非常に多い。そして、このフィルタ212は、各IEU
1101〜1109においてそれぞれ備えられているた
め、全体としての演算量が多くなり非常に効率が悪かっ
た。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のCDM
Aマルチユーザ型干渉キャンセラでは、各IEUにおい
てそれぞれ波形整形を行なっているため演算処理量が多
くなり回路規模が大きくなってしまっているという問題
点があった。
【0028】本発明の目的は、高い干渉除去能力を保持
したまま、演算処理量を削減し回路規模を縮小したCD
MAマルチユーザ型干渉キャンセラを提供することであ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のCDMAマルチユーザ型干渉キャンセラ
は、入力された受信信号から当該ユーザの信号成分をシ
ンボルレプリカ信号として再生し、該シンボルレプリカ
信号を再度拡散した信号であるユーザ再生拡散信号を生
成する各ユーザ毎に設けられた複数の干渉推定ユニット
を有する第1のステージと、前段のステージの出力信号
および前段のステージの干渉推定ユニットにおいて制定
されたシンボルレプリカ信号とから現段のステージにお
けるシンボルレプリカ信号を再生し、現段におけるシン
ボルレプリカ信号と前段のステージにおけるシンボルレ
プリカ信号との差を再度拡散した信号である誤差信号を
生成する各ユーザ毎に設けられた複数の干渉推定ユニッ
トを有する第2のステージ以降の複数のステージとから
構成されるCDMAマルチユーザ型干渉キャンセラにお
いて、前記各干渉推定ユニットからのユーザ再生拡散信
号または誤差信号を合成し振幅制限を行なった後に、波
形整形処理を行うことを特徴とする
【0030】また、本発明の他のCDMAマルチユーザ
型干渉キャンセラは、拡散変調された複数のユーザの信
号が含まれている受信信号から前記各ユーザの信号を他
のユーザの信号成分を除去した後にそれぞれ復号するた
めのCDMAマルチユーザ型干渉キャンセラであって、
前記受信信号から、当該ユーザの信号成分と同じ信号で
あるシンボルレプリカ信号と前記シンボルレプリカ信号
を再度拡散した信号であるユーザ再生拡散信号とを生成
している前記各ユーザ毎に設けられた複数の第1の干渉
推定ユニットと、前記各第1の干渉推定ユニットからの
ユーザ再生拡散信号どうしの加算を行なっている第1の
加算器と、前記第1の加算器において加算された信号の
振幅を制限するための第1の振幅制限器と、前記第1の
振幅制限器からの出力に対して波形整形を行なっている
第1のフィルタと、前記受信信号を遅延させた信号から
前記第1のフィルタの出力信号を減算して当該ステージ
の出力信号として出力している第2の加算器とを有する
第1のステージと、前段のステージからの出力信号およ
び前段のステージの干渉推定ユニットにおいて生成され
たシンボルレプリカ信号とから、シンボルレプリカ信号
を再度生成するとともに現段のステージにおけるシンボ
ルレプリカ信号と前段のステージにおけるシンボルレプ
リカ信号との差である誤差信号を生成している前記各ユ
ーザ毎に設けられている複数の第2の干渉推定ユニット
と、前記各第2の干渉推定ユニットからの誤差信号どう
しの加算を行なっている第3の加算器と、前記第3の加
算器において加算された信号の振幅を制限するための第
2の振幅制限器と、前記第2の振幅制限器からの出力に
対して波形整形を行なっている第2のフィルタと、前段
のステージからの出力信号を遅延させた信号から前記第
2のフィルタの出力信号を減算している第4の加算器と
を有する1又は複数の第2のステージと、前段のステー
ジからの出力信号および前段のステージの干渉推定ユニ
ットにおいて生成されたシンボルレプリカ信号とから、
当該ユーザの信号を生成している前記各ユーザ毎に設け
られている複数の第3の干渉推定ユニットとを有する第
3のステージとから構成されている。
【0031】本発明は、従来では各ユーザ毎の干渉推定
ユニットにおいて行っていた波形整形フィルタリング処
理を、ユーザ再生拡散信号または誤差信号を合成した後
に行い、かつ、第1および第2の振幅制限器を設けたこ
とにより、合成の際に発生する信号のオーバフローを抑
制するようにしたものである。
【0032】したがって、オーバフローの発生を抑制す
るために入力信号のレベルを下げる必要がなくなり高い
干渉除去能力を保持したまま、演算処理量を削減し回路
規模を縮小することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0034】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の3ユーザ3ステージ構成の並列型のCDMA
マルチユーザ型干渉キャンセラの構成を示したブロック
図である。図6、図7中と同番号は同じ構成要素を示
す。
【0035】本実施形態のCDMAマルチユーザ型干渉
キャンセラは、受信信号のシンボルレプリカ処理型干渉
推定ユニット(IEU)1011〜1019と、遅延器1
02 1、1022と、加算器1031、1032と、フィル
タ1041、1042と、振幅制限器1051、105
2と、加算器1061、1062を有している。
【0036】また、IEU1011〜1019は、図2に
示すように、図7に示した従来のCDMAマルチユーザ
型干渉キャンセラにおけるIEU1101〜1019に対
して、フィルタ212が削除されたものである。
【0037】本実施形態のCDMAマルチユーザ型干渉
キャンセラに入力される受信信号107は図3(a)に
示すように、ユーザA、B、Cの信号が拡散されてベク
トル合成された信号が量子化されて入力される。
【0038】次に、このIEU1011〜1013からの
ユーザ再生拡散信号は加算器106 1に供給され、ここ
で処理可能なユーザ数(本実施形態は3ユーザ)分の信
号が合成されて図3(b)に示されるように、ユーザ合
成レプリカ信号となる。ユーザ合成レプリカ信号は、振
幅制限器1051で図3(c)に示されるような処理可
能な信号範囲の信号に振幅制限されて、更にフィルタ1
041で帯域制限が行われる。
【0039】フィルタ1041の特性は受信信号107
に施されている送受信フィルタ特性と同等の波形整形フ
ィルタである。フィルタ1041の出力は、加算器10
1で処理され、遅延器1021による受信信号107の
遅延信号と合成される。また一方IEU1011〜10
3で生成されたユーザ毎のシンボルレプリカ信号11
1〜1123は次段である第2ステージのIEU101
4〜1016に出力され、各ユーザ別受信信号として累積
保持される。
【0040】このように初段である第1ステージでは、
IEU1011〜1013からのユーザ再生拡散信号は、
各ユーザの受信信号を再生した信号であるため、全ユー
ザの合成信号である受信信号107から、各ユーザの信
号を誤差を含んだまま一度除去することになる。
【0041】そして、次段では初段で再生しきれなかっ
た各ユーザの受信信号を、残りの全ユーザの合成信号か
ら逆拡散・分離し、前段で再生した各ユーザの信号と合
成し再生する一方、再生した信号と前段で除去した信号
との差分を誤差信号として全ユーザの合成信号へ戻すこ
とで初段との帳尻を合わす。
【0042】最終段では、誤差が調整された残りの信号
から、再度各ユーザの逆拡散・分離が行われ、前段まで
に再生されている信号と合成され最終の各ユーザ別受信
信号として出力される。
【0043】次に、本実施形態のCDMAマルチユーザ
型干渉キャンセラにおける振幅制限器1051、1052
の動作ついて説明する。図4は、振幅制限器1051
1052の構成を示したブロック図である。
【0044】この振幅制限器1051、1052は、それ
ぞれ乗算器301、302と、加算器303と、除算器
304と、振幅設定部305と、平方根計算部306
と、選択器307、308と、乗算器309、310と
から構成されている。
【0045】ここで、IEU1011〜1013からのユ
ーザ再生拡散信号の合成を行なっている加算器1061
では、処理ユーザ数分の信号が加算されるので、図3
(b)に示されるように合成後のユーザ合成レプリカ信
号が処理可能範囲を超える場合がある。これを説明する
と、加算器1061では、再拡散後の誤差信号を表す複
素信号の実数軸成分をそれぞれ、ax、bx、cxと
し、虚数軸成分をそれぞれay、by、cyとすると、
実数軸成分どうし、虚数軸成分どうしを加算してユーザ
合成レプリカ複素信号(ex、ey)を生成する。
【0046】ex=ax+bx+cx ey=ay+by+cy 図4を参照すると図1の振幅制限器1051は以下のよ
うに構成されている。すなわち、予め希望振幅レベルZ
が設定されている。乗算器301では、加算器106の
出力であるユーザ合成レプリカ複素信号の実数軸成分e
xを2乗し実数軸電力成分”ex2”を求める。また乗
算器302では虚数軸成分eyを2乗し虚数軸電力成
分”ey2”を求める。加算器303では、実数軸電力
成分”ex2”と前記虚数軸電力成分”ey2”を加算し
てユーザ合成レプリカ複素信号の電力成分Pを出力す
る。除算器304では、振幅設定部305に予め設定さ
れた希望の振幅レベルの2乗値の”Z2”を電力成分P
で除し、電力抑圧比Wを出力する。
【0047】W=Z2/P 電力抑圧比Wは選択器307、及び選択器308、さら
に平方根計算部306に出力される。選択器307及び
選択器308では電力抑圧比W≧1の時には、加算器1
06の実数軸出力、及び虚数軸出力をそのまま振幅制限
器105の実数軸出力、及び虚数軸出力として選択出力
する。電力抑圧比W<1の時は、乗算器309、及び乗
算器310の出力を振幅制限器105の実数軸出力、及
び虚数軸出力として選択出力する。
【0048】平方根計算部306は、電力抑圧比Wの平
方根を算出し電圧抑圧比Wの1/2乗を生成する。電圧
抑圧比Wの1/2乗は乗算器309で送信変調波の実数
軸成分exと、また第四の乗算器310で送信変調波の
虚数軸成分eyと乗算されることにより、予め設定され
た希望の振幅レベルZより小さい、ユーザ合成レプリカ
複素信号(fx、fy)を生成する。
【0049】fx=ex×W1/2 fy=ey×W1/2 振幅が制限されたユーザ合成レプリカ信号は、前述のよ
うにフィルタ1041に出力されて、以下干渉キャンセ
ル動作に期するものとなる。
【0050】ユーザ個別の信号である拡散符号による処
理、すなわち拡散部210における再拡散処理が施され
てユーザ毎のパス別の信号がパス合成部211で合成さ
れたあとの信号は、同一次元の信号として扱うことがで
きる。そのため、干渉キャンセラ受信機において各ユー
ザ毎の信号を合成してからフィルタリングする構成を採
用することで、フィルタの演算量を従来の1/nに削減
できる。(nは処理可能なユーザ数)また、フィルタの
回路規模も従来の1/nに削減できる。
【0051】しかし、ユーザ数分の誤差信号を加算し
て、複数ユーザが足し合わされた元の受信信号のレプリ
カ信号を生成する場合には、複数ユーザ信号と雑音が適
当に合成されて一定の大きさを保持している受信信号に
対して、ユーザ毎に逆拡散分離された信号が、受信信号
から雑音を除去されたために同位相のベクトルとして再
度ベクトル合成され、合成後の信号が受信信号より大き
くなる場合がある。受信信号の精度を保つためには、干
渉キャンセラの入力では受信信号は受信処理可能な信号
範囲(量子化ビット数)の最大値に近い値をいれること
が望まれる。前述の再合成されたユーザ信号が受信信号
より大きくなった場合、再合成されたユーザ信号がオー
バフローして処理途中で致命的な位相の雑音が付加され
てしまう。
【0052】このようなことが発生するのを防ぐため、
各ユーザの合成時に振幅制限器1051を設けた構成と
することで、オーバフローを抑圧することができる。よ
って、オーバフローが起きないように干渉キャンセラの
入力で受信信号のレベルを落とす等の対策をする必要が
なくなるため、受信信号の品位を保つことが可能とな
る。
【0053】よって本実施形態のCDMAマルチユーザ
型干渉キャンセラは、入力信号のレベルを落とすことな
く、またオーバフローによる雑音を発生することなく、
演算量と回路規模を削減することができるので安定した
受信を効率良く行うことができる。
【0054】また、上記では第1ステージにおける処理
について説明したが、第2、第3のステージにおける処
理も同様であるため、その説明は省略する。但し、第2
ステージでは、IEU1014〜1017から加算器10
2に出力される信号は、現段受信シンボルレプリカと
前段受信シンボルレプリカとの差である誤差信号となっ
ていることのみが第1のステージとは異なっている。
【0055】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のCDMAマルチユーザ型干渉キャンセラにつ
いて説明する。
【0056】上記第1の実施形態における振幅制限器1
051、1052では、ユーザ合成レプリカ信号の位相を
保持するために、信号の電力値から実数軸、および虚数
軸方向の圧縮度を測定して、信号の振幅を実数軸、虚数
軸方向同時に圧縮する方法が用いられていたが、本実施
形態では、回路規模もしくは演算量を更に省略するため
にユーザ合成レプリカ信号を、実数軸、虚数軸独立に、
処理可能な最大振幅値(量子化ビット数)より大きくな
った場合にはその最大振幅値にクリップする方法が用い
られている。
【0057】本実施形態は処理可能な最大振幅値(量子
化ビット数)が8ビットで、2の補数で表現された量子
化処理の場合の例を用いて説明する。加算器1061
1062では、再拡散後の誤差信号を表す複素信号の実
数軸成分をそれぞれ、ax、bx、cxとし、虚数軸成
分をそれぞれay、by、cyとすると、それらはサイ
ンビット(S)を含めた8ビットの量子化信号として入
力され、実数軸成分同士、虚数軸成分同士を加算してユ
ーザ合成レプリカ複素信号(ex、ey)を生成する。
【0058】ex=ax+bx+cx ey=ay+by+cy この時、exもしくはeyで8ビット以上の桁の繰り上
がりが発生することを考慮し、サインビットを1ビット
拡張して9ビットの量子化信号として振幅制限器105
に出力する。このサインビットは、値の正負を示すため
のビットであり、8ビットのビットデータ列はその大き
さを示している。本実施形態では、加算器1061、1
062は、加算した後の信号を2の補数で表現された量
子化処理を行うことによりサインビットと8ビットデー
タ列からなる信号に変換してから出力している。
【0059】図5を参照すると本実施形態では、図1の
振幅制限器1051、1052は以下のように構成されて
いる。図5ではexの処理もeyの処理も同一であるの
で、片方のみを記載する。
【0060】符号変換検出部401では、加算器106
の出力であるユーザ合成レプリカ複素信号の実数軸成分
exと虚数軸成分eyのそれぞれのサインビットと最上
位のデータビットの排他的論理和演算(EXOR)結果
を計算することにより、オーバフローによりデータの符
号が変化したかを検出する。検出された符号変換フラグ
は、データビット訂正部402に入力される。
【0061】データビット訂正部402では、マルチプ
レクサ(MUX)が各ビット毎に設けられ、符号変換フ
ラグが“1”である場合、本来の入力データビットであ
るD6〜D0の代わりに、D7ビットの値を出力データ
ビットD6〜D0として出力する。符号変換フラグが
“0”である場合は、入力データビットD6〜D0をそ
のまま出力データビットD6〜D0として出力する。
【0062】データビット訂正部402の出力結果は、
オーバフローによるデータビットの反転を訂正及びクリ
ップされているので、前述のサインビットと合成されて
新たに8ビットのユーザ合成レプリカ複素信号(fx、
fy)として出力信号を形成する。
【0063】これにより、生成されたユーザ合成レプリ
カ複素信号(fx、fy)は振幅が制限されたユーザ合
成レプリカ信号として、以下干渉キャンセル動作に期す
るものとなる。
【0064】以下に簡単にその動作を示す。ここでは、
表現したい値が8ビットなので、対応する10進数を−
128〜127とし、その範囲外をオーバフローとす
る。
【0065】振幅制限器1051、1052による振幅制
限が行われる前のサインビットSおよび入力データビッ
トD7〜D0と、振幅制限後のサインビットSおよび出
力データビットD6〜D0の関係を下記の表1に示す。
【0066】
【表1】 この表1を参照すると、入力データが127より大きい
場合には振幅制限されて出力データは全て“01111
111”となり、入力データが−128より小さい場合
には振幅制限されて出力データは全て“1000000
0”となっていることがわかる。
【0067】ここで、オーバフローが発生している場合
には、サインビットとデータビットの最上位のビットで
あるD7“10”または“01”となっている。そのた
め、サインビットとD7ビットの間の排他的論理和演算
を行ってその値が“1”となればオーバフローが発生し
ていることを検出することができる。そして、オーバフ
ローが検出された場合には、D7の値をD6〜D0とし
て出力し、サインビットをD7として出力することによ
り振幅制限されたデータを生成することができる。ここ
で、負方向へのオーバフローの場合には、D7の値
“0”をD6〜D0として出力し、サインビットである
“1”がD7として出力されるので、出力データは“1
0000000”となる。また、正方向へのオーバフロ
ーの場合には、D7の値“1”をD6〜D0として出力
し、サインビットである“0”がD7として出力される
ので、出力データは“01111111”となる。
【0068】本実施形態では、処理可能な最大振幅値の
量子化ビット数が8ビットの場合を用いて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、処理可能な最
大振幅値の量子化ビット数が8ビット以外の場合にも同
様に適用することができるものである。
【0069】また、上記第1および第2の実施形態で
は、ユーザ数が3でステージ数が3の場合を用いて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3以
外のユーザ数および3以外のステージ数の場合でも同様
に本発明を適用することができるものである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、高い干
渉除去能力を保持したまま、フィルタの演算量を1/n
(nは処理可能なユーザ数)に削減することにより回路
規模を縮小することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のCDMAマルチユー
ザ型干渉キャンセラの構成を示したブロック図である。
【図2】図1中の干渉推定ユニット1014の構成を示
したブロック図である。
【図3】ユーザ多重時にオーバフローが発生する場合を
示す図であり、受信信号107におけるベクトル図(図
3(a))、および雑音除去後のユーザ合成レプリカ信
号のベクトル図(図3(b))、および振幅制限後のユ
ーザ合成レプリカ信号のベクトル図(図3(c))であ
る。
【図4】図1中の振幅制限器1051の構成を示したブ
ロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のCDMAマルチユー
ザ型干渉キャンセラにおける振幅制限器1051の構成
を示したブロック図である。
【図6】従来のCDMAマルチユーザ型干渉キャンセラ
の構成を示したブロック図である。
【図7】図6中の干渉推定ユニット1104の構成を示
したブロック図である。
【符号の説明】
1011〜1019 干渉推定ユニット(IEU) 1021、1022 遅延器 1031、1032 加算器 1041、1042 フィルタ 1051、1052 振幅制限器 1061、1062 加算器 107 受信信号 1101〜1109 干渉推定ユニット(IEU) 1111、1112 加算器 1121〜1126 シンボルレプリカ信号 201 逆拡散部 202 加算器 203 伝送路推定部 204 位相/振幅補正部 205 レイク合成部 206 判定部 207 シンボルレプリカ合成部 208 加算器 209 乗算器 210 拡散部 211 パス合成部 212 フィルタ 301、302 乗算器 303 加算器 304 除算器 305 振幅設定部 306 平方根計算部 307、308 選択器 309、310 乗算器 401 符号変換検出部 402 データビット訂正部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された受信信号から当該ユーザの信
    号成分をシンボルレプリカ信号として再生し、該シンボ
    ルレプリカ信号を再度拡散した信号であるユーザ再生拡
    散信号を生成する各ユーザ毎に設けられた複数の干渉推
    定ユニットを有する第1のステージと、前段のステージ
    の出力信号および前段のステージの干渉推定ユニットに
    おいて生成されたシンボルレプリカ信号とから現段のス
    テージにおけるシンボルレプリカ信号を再生し、現段に
    おけるシンボルレプリカ信号と前段のステージにおける
    シンボルレプリカ信号との差を再度拡散した信号である
    誤差信号を生成する各ユーザ毎に設けられた複数の干渉
    推定ユニットを有する第2のステージ以降の複数のステ
    ージとから構成されるCDMAマルチユーザ型干渉キャ
    ンセラにおいて、 前記各干渉推定ユニットからのユーザ再生拡散信号また
    は誤差信号を合成し振幅制限を行なった後に、波形整形
    処理を行うことを特徴とするCDMAマルチユーザ型干
    渉キャンセラ。
  2. 【請求項2】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号から前記各ユーザの信号を他のユー
    ザの信号成分を除去した後にそれぞれ復号するためのC
    DMAマルチユーザ型干渉キャンセラであって、 前記受信信号から、当該ユーザの信号成分と同じ信号で
    あるシンボルレプリカ信号と前記シンボルレプリカ信号
    を再度拡散した信号であるユーザ再生拡散信号とを生成
    している前記各ユーザ毎に設けられた複数の第1の干渉
    推定ユニットと、前記各第1の干渉推定ユニットからの
    ユーザ再生拡散信号どうしの加算を行なっている第1の
    加算器と、前記第1の加算器において加算された信号の
    振幅を制限するための第1の振幅制限器と、前記第1の
    振幅制限器からの出力に対して波形整形を行なっている
    第1のフィルタと、前記受信信号を遅延させた信号から
    前記第1のフィルタの出力信号を減算して当該ステージ
    の出力信号として出力している第2の加算器とを有する
    第1のステージと、 前段のステージからの出力信号および前段のステージの
    干渉推定ユニットにおいて生成されたシンボルレプリカ
    信号とから、シンボルレプリカ信号を再度生成するとと
    もに現段のステージにおけるシンボルレプリカ信号と前
    段のステージにおけるシンボルレプリカ信号との差を再
    度拡散した信号である誤差信号を生成している前記各ユ
    ーザ毎に設けられている複数の第2の干渉推定ユニット
    と、前記各第2の干渉推定ユニットからの誤差信号どう
    しの加算を行なっている第3の加算器と、前記第3の加
    算器において加算された信号の振幅を制限するための第
    2の振幅制限器と、前記第2の振幅制限器からの出力に
    対して波形整形を行なっている第2のフィルタと、前段
    のステージからの出力信号を遅延させた信号から前記第
    2のフィルタの出力信号を減算している第4の加算器と
    を有する1又は複数の第2のステージと、 前段のステージからの出力信号および前段のステージの
    干渉推定ユニットにおいて生成されたシンボルレプリカ
    信号とから、当該ユーザの信号を生成している前記各ユ
    ーザ毎に設けられている複数の第3の干渉推定ユニット
    とを有する第3のステージと、 から構成されているCDMAマルチユーザ型干渉キャン
    セラ。
  3. 【請求項3】 拡散変調された複数のユーザの信号が含
    まれている受信信号から前記各ユーザの信号を他のユー
    ザの信号成分を除去した後にそれぞれ復号するためのC
    DMAマルチユーザ型干渉キャンセラであって、 前記受信信号から、当該ユーザの信号成分と同じ信号で
    あるシンボルレプリカ信号と前記シンボルレプリカ信号
    を再度拡散した信号であるユーザ再生拡散信号とを生成
    している前記各ユーザ毎に設けられた複数の第1の干渉
    推定ユニットと、前記各第1の干渉推定ユニットからの
    ユーザ再生拡散信号どうしの加算を行なっている第1の
    加算器と、前記第1の加算器において加算された信号の
    振幅を制限するための第1の振幅制限器と、前記第1の
    振幅制限器からの出力に対して波形整形を行なっている
    第1のフィルタと、前記受信信号を遅延させた信号から
    前記第1のフィルタの出力信号を減算して当該ステージ
    の出力信号として出力している第2の加算器とを有する
    第1のステージと、 前段のステージからの出力信号および前段のステージの
    干渉推定ユニットにおいて生成されたシンボルレプリカ
    信号とから、当該ユーザの信号を生成している前記各ユ
    ーザ毎に設けられている複数の第の干渉推定ユニット
    とを有する第2のステージと、 から構成されているCDMAマルチユーザ型干渉キャン
    セラ。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の振幅制限器が、 予め希望振幅レベルが設定されている振幅設定部と、 前記第1または第3の加算器において加算された信号の
    実数軸成分を2乗し実数軸電力成分を求める第1の乗算
    器と、 前記第1または第3の加算器において加算された信号の
    虚数軸成分を2乗し虚数軸電力成分を求める第2の乗算
    器と、 前記実数軸電力成分と前記虚数軸電力成分を加算して、
    ユーザ合成レプリカ複素信号の電力成分を求めている第
    5の加算器と、 前記振幅設定部に予め設定されている希望振幅レベルの
    2乗値を前記ユーザ合成レプリカ複素信号の電力成分に
    より除して電力抑圧比を求めている除算器と、 前記電力抑圧比の平方根を求めている平方根計算部と、 前記実数軸成分と前記平方根計算部において求めた値を
    乗算している第3の乗算器と、 前記虚数軸成分と前記平方根計算部において求めた値を
    乗算している第4の乗算器と、 前記電圧抑圧比が1以上の場合には前記実数軸成分を出
    力し、前記電圧抑圧比が1より小さい場合には前記第3
    の乗算器の出力信号を振幅制限後の実数軸成分として出
    力する第1の選択器と、 前記電圧抑圧比が1以上の場合には前記虚数軸成分を出
    力し、前記電圧抑圧比が1より小さい場合には前記第4
    の乗算器の出力信号を振幅制限後の虚数軸成分として出
    力する第2の選択器とから構成されている請求項2また
    は3記載のCDMAマルチユーザ型干渉キャンセラ。
  5. 【請求項5】 前記第1および第3の加算器は、 加算された後の信号を、2の補数で表現された量子化処
    理を行うことにより値の正負を示すためのサインビット
    と値の大きさを示すための複数のビットデータ列からな
    る信号に変換してから出力し、 前記第1および第2の振幅制限器は、 前記サインビットと前記データビット列の最上位のビッ
    トとの間の排他的論理和演算を行ない、該演算結果を符
    号変換フラグとしている符号変換検出部と、 前記符号変換フラグが“1”の場合には前記最上位のビ
    ットの値を出力し、前記符号変換フラグが“0”の場合
    には前記データビット列の最上位以外のビットの値をそ
    のまま出力する、前記各データビット列の最上位のビッ
    ト以外のビット毎に設けられている複数のマルチプレク
    サとから構成され、前記サインビットおよび前記各マル
    チプレクサの出力を振幅制限後のデータビット列として
    出力するデータビット訂正部とから構成されている請求
    項2または3記載のCDMAマルチユーザ型干渉キャン
    セラ。
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