JPH10190495A - 干渉キャンセラ - Google Patents
干渉キャンセラInfo
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7097—Interference-related aspects
- H04B1/7103—Interference-related aspects the interference being multiple access interference
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- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/08—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
- H04B7/0837—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
- H04B7/0842—Weighted combining
- H04B7/086—Weighted combining using weights depending on external parameters, e.g. direction of arrival [DOA], predetermined weights or beamforming
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチビームアンテナを用いたCDMAシス
テムに於ける干渉キャンセラに関し、ユーザ間の干渉を
除去すると共にビーム信号間の干渉も除去する。 【解決手段】 アンテナ1−1〜1−Nからの受信信号
をビームフォーマ2によりビーム信号B1〜BMに変換
し、ビーム信号B1〜BM対応の干渉キャンセラ部3−
1〜3−Mを備え、各干渉キャンセラ部3−1〜3−M
は、レプリカ生成部と干渉除去部とを含み、干渉除去部
は、自ビーム信号から、自ビーム信号対応の干渉レプリ
カと他のビーム信号対応の干渉レプリカとを差し引い
て、ユーザ間干渉とビーム信号間の干渉とを除去して、
RAKE受信等の受信処理部4に入力する構成を有す
る。
テムに於ける干渉キャンセラに関し、ユーザ間の干渉を
除去すると共にビーム信号間の干渉も除去する。 【解決手段】 アンテナ1−1〜1−Nからの受信信号
をビームフォーマ2によりビーム信号B1〜BMに変換
し、ビーム信号B1〜BM対応の干渉キャンセラ部3−
1〜3−Mを備え、各干渉キャンセラ部3−1〜3−M
は、レプリカ生成部と干渉除去部とを含み、干渉除去部
は、自ビーム信号から、自ビーム信号対応の干渉レプリ
カと他のビーム信号対応の干渉レプリカとを差し引い
て、ユーザ間干渉とビーム信号間の干渉とを除去して、
RAKE受信等の受信処理部4に入力する構成を有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチビームアン
テナを用いたCDMAシステムに於ける干渉キャンセラ
に関する。DS−CDMA(Direct Sequence Code
Division Multiple Access ;直接スペクトル拡散符
号分割多重アクセス)方式を適用したディジタル移動無
線システムが知られている。このようなシステムに於い
ては、各ユーザのチャネル間の干渉が、チャネル容量や
伝送品質を劣化させる主な要因となっている。又マルチ
ビームアンテナを用いたCDMAシステムの研究,開発
が進められており、各ビームの重なりに起因するビーム
信号間干渉も問題となる。
テナを用いたCDMAシステムに於ける干渉キャンセラ
に関する。DS−CDMA(Direct Sequence Code
Division Multiple Access ;直接スペクトル拡散符
号分割多重アクセス)方式を適用したディジタル移動無
線システムが知られている。このようなシステムに於い
ては、各ユーザのチャネル間の干渉が、チャネル容量や
伝送品質を劣化させる主な要因となっている。又マルチ
ビームアンテナを用いたCDMAシステムの研究,開発
が進められており、各ビームの重なりに起因するビーム
信号間干渉も問題となる。
【0002】
【従来の技術】CDMAシステムに於いて、拡散符号間
の相互相関に起因する他のユーザからの干渉を低減し、
信号電力対干渉電力比(SIR)を向上させる為の干渉
キャンセラが、既に各種提案されている。その場合、干
渉レプリカを生成して受信信号から差し引くステージを
複数備えたマルチステージ型干渉キャンセラが有望視さ
れている。
の相互相関に起因する他のユーザからの干渉を低減し、
信号電力対干渉電力比(SIR)を向上させる為の干渉
キャンセラが、既に各種提案されている。その場合、干
渉レプリカを生成して受信信号から差し引くステージを
複数備えたマルチステージ型干渉キャンセラが有望視さ
れている。
【0003】このようなマルチステージ型干渉キャンセ
ラとしての2ステージ型の干渉キャンセラを図4に示
す。同図に於いて、ステージ1とステージ2とは、レプ
リカ生成部41,43と干渉除去部42,44とにより
構成されており、レプリカ生成部41,43は、干渉キ
ャンセラ・ユニット46(ICU11〜ICU1K,I
CU21〜ICU2K)と、加算器47とにより構成さ
れ、又干渉除去部42,44は、極性反転器48と加算
器49とを含み、極性反転器48からの干渉レプリカを
受信信号から差し引く構成を有する。又RAKE受信部
45は、ユーザ対応の受信部50(Rec1〜Rec
K)により構成されている。
ラとしての2ステージ型の干渉キャンセラを図4に示
す。同図に於いて、ステージ1とステージ2とは、レプ
リカ生成部41,43と干渉除去部42,44とにより
構成されており、レプリカ生成部41,43は、干渉キ
ャンセラ・ユニット46(ICU11〜ICU1K,I
CU21〜ICU2K)と、加算器47とにより構成さ
れ、又干渉除去部42,44は、極性反転器48と加算
器49とを含み、極性反転器48からの干渉レプリカを
受信信号から差し引く構成を有する。又RAKE受信部
45は、ユーザ対応の受信部50(Rec1〜Rec
K)により構成されている。
【0004】又干渉キャンセラ・ユニット46は、例え
ば、図5に示す構成を有するものであり、4フィンガー
構成の場合を示す。即ち、前段のフィンガー対応部は、
逆拡散部51と、加算器52と、チャネル推定部53
と、乗算器54とを含み、後段のフィンガー対応部は、
乗算器57と、加算器58と、拡散部59とを含む構成
を有し、55,60は合成部、56は判定部を示す。
ば、図5に示す構成を有するものであり、4フィンガー
構成の場合を示す。即ち、前段のフィンガー対応部は、
逆拡散部51と、加算器52と、チャネル推定部53
と、乗算器54とを含み、後段のフィンガー対応部は、
乗算器57と、加算器58と、拡散部59とを含む構成
を有し、55,60は合成部、56は判定部を示す。
【0005】受信信号又は前段からの信号が入力信号と
して、遅延プロファイルに対応した前段のフィンガー対
応部の逆拡散部51に入力され、拡散コードにより逆拡
散復調され、前段からのシンボルレプリカ信号と加算器
52により加算され、この加算出力信号を用いてチャネ
ル推定部53に於いてチャネル推定が行われ、複素共役
チャネル推定信号と加算器52の出力信号とが乗算器5
4に於いて乗算され、フィンガー対応部の各乗算器54
の出力信号は合成部55に於いてRAKE合成され、こ
の合成出力信号は、判定部56に於いて位相,レベルに
よる判定が行われ、後段のフィンガー対応部の乗算器5
7に入力される。
して、遅延プロファイルに対応した前段のフィンガー対
応部の逆拡散部51に入力され、拡散コードにより逆拡
散復調され、前段からのシンボルレプリカ信号と加算器
52により加算され、この加算出力信号を用いてチャネ
ル推定部53に於いてチャネル推定が行われ、複素共役
チャネル推定信号と加算器52の出力信号とが乗算器5
4に於いて乗算され、フィンガー対応部の各乗算器54
の出力信号は合成部55に於いてRAKE合成され、こ
の合成出力信号は、判定部56に於いて位相,レベルに
よる判定が行われ、後段のフィンガー対応部の乗算器5
7に入力される。
【0006】判定部56による判定信号は、後段のフィ
ンガー対応部の乗算器57に入力されて、チャネル推定
部53からのチャネル推定信号と乗算され、その乗算出
力信号は、シンボルレプリカ信号として後段の干渉キャ
ンセラ・ユニットに転送されると共に、加算器58に於
いて前段からのシンボルレプリカ信号が減算されて拡散
部59に入力され、拡散コードにより拡散変調されて合
成部60に入力され、合成出力信号は誤差信号となる。
ンガー対応部の乗算器57に入力されて、チャネル推定
部53からのチャネル推定信号と乗算され、その乗算出
力信号は、シンボルレプリカ信号として後段の干渉キャ
ンセラ・ユニットに転送されると共に、加算器58に於
いて前段からのシンボルレプリカ信号が減算されて拡散
部59に入力され、拡散コードにより拡散変調されて合
成部60に入力され、合成出力信号は誤差信号となる。
【0007】従って、図4に於けるステージ1のレプリ
カ生成部41に於いては、ユーザ対応の干渉キャンセラ
・ユニット46(ICU11〜ICU1K)からの誤差
信号を加算器47により加算し、又シンボルレプリカ信
号S11〜S1Kは、ステージ2のレプリカ生成部43の各
干渉キャンセラ・ユニット46(ICU21〜ICU2
K)に入力される。
カ生成部41に於いては、ユーザ対応の干渉キャンセラ
・ユニット46(ICU11〜ICU1K)からの誤差
信号を加算器47により加算し、又シンボルレプリカ信
号S11〜S1Kは、ステージ2のレプリカ生成部43の各
干渉キャンセラ・ユニット46(ICU21〜ICU2
K)に入力される。
【0008】又ステージ1の干渉除去部42に於いて
は、加算器47の出力信号を極性反転器48により極性
を反転し、加算器49に於いて受信信号と加算すること
により、誤差信号eを出力し、この誤差信号eをステー
ジ2の干渉キャンセラ・ユニット46(ICU21〜I
CU2K)に入力信号として加える。
は、加算器47の出力信号を極性反転器48により極性
を反転し、加算器49に於いて受信信号と加算すること
により、誤差信号eを出力し、この誤差信号eをステー
ジ2の干渉キャンセラ・ユニット46(ICU21〜I
CU2K)に入力信号として加える。
【0009】又ステージ2のレプリカ生成部43に於い
ても、各干渉キャンセラ・ユニット46(ICU21〜
ICU2K)からシンボルレプリカ信号S21〜S2Kと誤
差信号とが出力され、誤差信号は加算器47により加算
され、干渉除去部44に入力され、極性反転器48によ
り極性が反転されて、加算器49に於いて受信信号と加
算されることにより、誤差信号eが出力される。
ても、各干渉キャンセラ・ユニット46(ICU21〜
ICU2K)からシンボルレプリカ信号S21〜S2Kと誤
差信号とが出力され、誤差信号は加算器47により加算
され、干渉除去部44に入力され、極性反転器48によ
り極性が反転されて、加算器49に於いて受信信号と加
算されることにより、誤差信号eが出力される。
【0010】この誤差信号eとシンボルレプリカ信号S
21〜S2Kとが、RAKE受信部45のユーザ対応の受信
部50(Rec1〜RecK)に入力されて、ユーザシ
ンボルが再生される。即ち、ユーザチャネル間の干渉が
除去されて受信処理されることになる。
21〜S2Kとが、RAKE受信部45のユーザ対応の受信
部50(Rec1〜RecK)に入力されて、ユーザシ
ンボルが再生される。即ち、ユーザチャネル間の干渉が
除去されて受信処理されることになる。
【0011】又マルチアンテナ・システムは、例えば、
図6に示すように、複数のアンテナ61−1〜61−N
と、ビームフォーマ62と、受信機63とを含む構成を
有し、CDMAシステムに於ける基地局に適用した場合
の要部を示す。又ビームフォーマ62は、下方に概略を
示すような構成を有するものであり、アンテナ61−1
〜61−Nの受信信号は、それぞれ増幅,検波,AD変
換されてX1 〜XN として示す信号となり、このN個の
信号X1 〜XN に変換係数W1,1 〜WN,M を乗算して、
加算器64により加算することにより、M個のビーム信
号B1〜BMとするものである。即ち、ビームフォーマ
62により、N個のアンテナ61−1〜61−Nからの
受信信号X1 〜XN をM個のビーム信号B1〜BMに変
換するものである。
図6に示すように、複数のアンテナ61−1〜61−N
と、ビームフォーマ62と、受信機63とを含む構成を
有し、CDMAシステムに於ける基地局に適用した場合
の要部を示す。又ビームフォーマ62は、下方に概略を
示すような構成を有するものであり、アンテナ61−1
〜61−Nの受信信号は、それぞれ増幅,検波,AD変
換されてX1 〜XN として示す信号となり、このN個の
信号X1 〜XN に変換係数W1,1 〜WN,M を乗算して、
加算器64により加算することにより、M個のビーム信
号B1〜BMとするものである。即ち、ビームフォーマ
62により、N個のアンテナ61−1〜61−Nからの
受信信号X1 〜XN をM個のビーム信号B1〜BMに変
換するものである。
【0012】従って、マルチビームアンテナを用いたC
DMAシステムに前述の干渉キャンセラを適用した場
合、図7に示す構成となる。即ち、ビームフォーマ62
からの各ビーム信号B1〜BM対応に干渉キャンセラ6
5を設けて、ビーム毎にユーザチャネル間の干渉をキャ
ンセルすることになる。なお、干渉キャンセラ65から
のシンボルレプリカ信号と誤差信号とを、図示を省略し
た受信処理部に入力して、RAKE受信等の処理により
ユーザデータを再生してネットワーク等に対して送出す
ることになる。
DMAシステムに前述の干渉キャンセラを適用した場
合、図7に示す構成となる。即ち、ビームフォーマ62
からの各ビーム信号B1〜BM対応に干渉キャンセラ6
5を設けて、ビーム毎にユーザチャネル間の干渉をキャ
ンセルすることになる。なお、干渉キャンセラ65から
のシンボルレプリカ信号と誤差信号とを、図示を省略し
た受信処理部に入力して、RAKE受信等の処理により
ユーザデータを再生してネットワーク等に対して送出す
ることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、マルチ
ビームアンテナを用いたCDMAシステムに於いても、
各ビーム対応にマルチステージ型の干渉キャンセラを設
けることにより、ビーム毎にユーザ間の干渉を除去する
ことができる。しかし、マルチビームアンテナを用いた
場合、各ビームは相互間で一部重なりが生じるものであ
る。この重なり部分がビーム信号間干渉となり、受信特
性を劣化させる原因となるが、マルチステージ型の干渉
キャンセラによってもこのビーム信号間干渉は除去でき
ないものである。そこで、ビーム信号間干渉を除去する
構成を付加することが考えられる。しかし、回路規模の
増大とコストアップとの問題がある。本発明は、回路規
模を増大することなく、ユーザチャネル間の干渉をキャ
ンセルすると共に、ビーム信号間の干渉もキャンセルす
ることを目的とする。
ビームアンテナを用いたCDMAシステムに於いても、
各ビーム対応にマルチステージ型の干渉キャンセラを設
けることにより、ビーム毎にユーザ間の干渉を除去する
ことができる。しかし、マルチビームアンテナを用いた
場合、各ビームは相互間で一部重なりが生じるものであ
る。この重なり部分がビーム信号間干渉となり、受信特
性を劣化させる原因となるが、マルチステージ型の干渉
キャンセラによってもこのビーム信号間干渉は除去でき
ないものである。そこで、ビーム信号間干渉を除去する
構成を付加することが考えられる。しかし、回路規模の
増大とコストアップとの問題がある。本発明は、回路規
模を増大することなく、ユーザチャネル間の干渉をキャ
ンセルすると共に、ビーム信号間の干渉もキャンセルす
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の干渉キャンセラ
は、(1)ビーム信号B1〜BM対応に、レプリカ生成
部と干渉除去部とからなる干渉キャンセラ部3−1〜3
−Mを有し、干渉除去部は、自ビーム信号から、自ビー
ム信号対応の干渉レプリカと、他のビーム信号対応の干
渉レプリカとを差し引く加算器を備えている。この加算
器からユーザ間の干渉及びビーム信号間の干渉が除去さ
れた誤差信号が出力される。
は、(1)ビーム信号B1〜BM対応に、レプリカ生成
部と干渉除去部とからなる干渉キャンセラ部3−1〜3
−Mを有し、干渉除去部は、自ビーム信号から、自ビー
ム信号対応の干渉レプリカと、他のビーム信号対応の干
渉レプリカとを差し引く加算器を備えている。この加算
器からユーザ間の干渉及びビーム信号間の干渉が除去さ
れた誤差信号が出力される。
【0015】又(2)ビーム信号B1〜BM対応の干渉
キャンセラ部3−1〜3−Mは、レプリカ生成部と干渉
除去部とからなるステージを複数縦続接続したマルチス
テージ型とし、且つ各ステージ毎の干渉除去部は、自ビ
ーム信号から、自ビーム信号対応の干渉レプリカと、他
のビーム信号対応の干渉レプリカとを差し引く構成を備
えている。
キャンセラ部3−1〜3−Mは、レプリカ生成部と干渉
除去部とからなるステージを複数縦続接続したマルチス
テージ型とし、且つ各ステージ毎の干渉除去部は、自ビ
ーム信号から、自ビーム信号対応の干渉レプリカと、他
のビーム信号対応の干渉レプリカとを差し引く構成を備
えている。
【0016】又(3)ビーム信号B1〜BM対応の干渉
キャンセラ部3−1〜3−Mは、レプリカ生成部と干渉
除去部とからなるステージを複数縦続接続したマルチス
テージ型とし、且つ各ステージ毎の干渉除去部は、自ビ
ーム信号から、自ビーム信号対応の干渉レプリカと、隣
接する他のビーム信号対応の干渉レプリカとを差し引く
構成を備えている。この場合、隣接ビーム信号間の干渉
のみを除去するもので、干渉除去部間の構成が簡単化さ
れる。
キャンセラ部3−1〜3−Mは、レプリカ生成部と干渉
除去部とからなるステージを複数縦続接続したマルチス
テージ型とし、且つ各ステージ毎の干渉除去部は、自ビ
ーム信号から、自ビーム信号対応の干渉レプリカと、隣
接する他のビーム信号対応の干渉レプリカとを差し引く
構成を備えている。この場合、隣接ビーム信号間の干渉
のみを除去するもので、干渉除去部間の構成が簡単化さ
れる。
【0017】又(4)干渉除去部は、自ビーム信号か
ら、自ビーム信号対応の干渉レプリカと、他のビーム信
号対応の干渉レプリカにビームフォーマの変換係数に対
応した係数を乗算した値とを差し引く構成を備えてい
る。即ち、マルチビームアンテナを用いたCDMAシス
テムに於いて、ビームフォーマによりN個のアンテナの
受信信号をM個のビーム信号に変換する時の変換係数に
対応した係数を、他のビーム信号対応の干渉レプリカに
乗算し、干渉成分に対応した値となるように調整するこ
とができる。
ら、自ビーム信号対応の干渉レプリカと、他のビーム信
号対応の干渉レプリカにビームフォーマの変換係数に対
応した係数を乗算した値とを差し引く構成を備えてい
る。即ち、マルチビームアンテナを用いたCDMAシス
テムに於いて、ビームフォーマによりN個のアンテナの
受信信号をM個のビーム信号に変換する時の変換係数に
対応した係数を、他のビーム信号対応の干渉レプリカに
乗算し、干渉成分に対応した値となるように調整するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の原理説明図であ
り、N個のアンテナ1−1〜1−Nの受信信号を、ビー
ムフォーマ2によりM個のビーム信号B1〜BMに変換
し、それぞれのビーム信号B1〜BMを干渉キャンセラ
部3−1〜3−Mに入力する。4はRAKE受信等を行
う受信処理部である。
り、N個のアンテナ1−1〜1−Nの受信信号を、ビー
ムフォーマ2によりM個のビーム信号B1〜BMに変換
し、それぞれのビーム信号B1〜BMを干渉キャンセラ
部3−1〜3−Mに入力する。4はRAKE受信等を行
う受信処理部である。
【0019】アンテナ1−1〜1−Nの受信信号は、増
幅,検波,AD変換等の通常の高周波受信部と同様な処
理によりそれぞれ受信処理されてディジタル信号に変換
され、ビームフォーマ2に於いてそれぞれの変換係数を
用いて加算することによりM個のビーム信号B1〜BM
に変換される。なお、各ビーム信号B1〜BMは、既に
知られている手段によって、干渉キャンセラ部3−1〜
3−Mに於ける逆拡散処理を行う場合の拡散コードに対
して同期をとった状態として、干渉キャンセラ部3−1
〜3−Mに入力される。
幅,検波,AD変換等の通常の高周波受信部と同様な処
理によりそれぞれ受信処理されてディジタル信号に変換
され、ビームフォーマ2に於いてそれぞれの変換係数を
用いて加算することによりM個のビーム信号B1〜BM
に変換される。なお、各ビーム信号B1〜BMは、既に
知られている手段によって、干渉キャンセラ部3−1〜
3−Mに於ける逆拡散処理を行う場合の拡散コードに対
して同期をとった状態として、干渉キャンセラ部3−1
〜3−Mに入力される。
【0020】この場合、サンプリング間隔をTC 、サン
プリング時刻をn、N本のアンテナ1−1〜1−Nの受
信信号をxi (nTc )、ビームフォーマ2に於ける変
換係数をwk,i とし、この変換係数wk,i のi=1〜
M、k=1〜Nとすると、ビーム信号yi (nTC )
は、 yi (nTC )=ΣN k=1 wk,i xk (nTc ) …(1) と表すことができる。なお、ΣN k=1 は、k=1からN
までの累算を示す。
プリング時刻をn、N本のアンテナ1−1〜1−Nの受
信信号をxi (nTc )、ビームフォーマ2に於ける変
換係数をwk,i とし、この変換係数wk,i のi=1〜
M、k=1〜Nとすると、ビーム信号yi (nTC )
は、 yi (nTC )=ΣN k=1 wk,i xk (nTc ) …(1) と表すことができる。なお、ΣN k=1 は、k=1からN
までの累算を示す。
【0021】各ビーム信号yi (nT)(図1のビーム
信号B1〜BMに対応)に対してそれぞれ干渉キャンセ
ラ部3−1〜3−Mに於いて干渉除去の処理を行うもの
であり、各干渉キャンセラ部3−1〜3−Mは、レプリ
カ生成部と干渉除去部とからなる単一ステージ又は縦続
接続した複数ステージ構成を有し、拡散コードによる逆
拡散、ユーザチャネルの推定、RAKE合成、判定及び
拡散コードによる再拡散を行って干渉レプリカを生成
し、ビーム信号yi (nTc )から差し引くことにより
ユーザ間の干渉を除去するものである。又自ビームの干
渉レプリカから他のビームへの干渉レプリカを求める。
信号B1〜BMに対応)に対してそれぞれ干渉キャンセ
ラ部3−1〜3−Mに於いて干渉除去の処理を行うもの
であり、各干渉キャンセラ部3−1〜3−Mは、レプリ
カ生成部と干渉除去部とからなる単一ステージ又は縦続
接続した複数ステージ構成を有し、拡散コードによる逆
拡散、ユーザチャネルの推定、RAKE合成、判定及び
拡散コードによる再拡散を行って干渉レプリカを生成
し、ビーム信号yi (nTc )から差し引くことにより
ユーザ間の干渉を除去するものである。又自ビームの干
渉レプリカから他のビームへの干渉レプリカを求める。
【0022】第j番目のビーム信号から第i番目のビー
ム信号への干渉レプリカ信号rj,i(nTc )は、 rj,i (nTc )=gj,i rj (nTc ) …(2) となる。又 gj,i =ΣN k=1 wk,j wk,i * …(3) (i,j=1〜M) である。なお、wk,j * の*は複素共役を示す。
ム信号への干渉レプリカ信号rj,i(nTc )は、 rj,i (nTc )=gj,i rj (nTc ) …(2) となる。又 gj,i =ΣN k=1 wk,j wk,i * …(3) (i,j=1〜M) である。なお、wk,j * の*は複素共役を示す。
【0023】この干渉レプリカ信号rj,i (nTc )を
第i番目のビーム信号yi (nT)から差し引くことに
より、ビーム信号間干渉を除去することができる。この
場合の誤差信号ei (nTc )は、 ei (nTc )=yi (nTc )−ri (nTc ) −ΣM j=1 rj,i (nTc ) …(4) 但し、ΣM j=1 は、j=1からMまでの累算を示すが、
j≠iの条件を有するものであり、この条件について、
「ΣM 」の添字として、「j=1,j≠i」を付加すべ
きであるが、「j≠i」の表記を省略している。
第i番目のビーム信号yi (nT)から差し引くことに
より、ビーム信号間干渉を除去することができる。この
場合の誤差信号ei (nTc )は、 ei (nTc )=yi (nTc )−ri (nTc ) −ΣM j=1 rj,i (nTc ) …(4) 但し、ΣM j=1 は、j=1からMまでの累算を示すが、
j≠iの条件を有するものであり、この条件について、
「ΣM 」の添字として、「j=1,j≠i」を付加すべ
きであるが、「j≠i」の表記を省略している。
【0024】干渉キャンセラ部3−1〜3−Nは、前述
のようにユーザ間の干渉除去を行うと共に、干渉レプリ
カを他の干渉キャンセラ部に転送することにより、ビー
ム信号間の干渉除去を行うことができる。又受信処理部
4は、既に知られている各種の構成を適用できるもので
あり、干渉キャンセラ部3−1〜3−Mからのシンボル
レプリカ信号と、残存する誤差信号とを入力して、RA
KE受信等により受信特性を改善する受信処理を行うも
のである。
のようにユーザ間の干渉除去を行うと共に、干渉レプリ
カを他の干渉キャンセラ部に転送することにより、ビー
ム信号間の干渉除去を行うことができる。又受信処理部
4は、既に知られている各種の構成を適用できるもので
あり、干渉キャンセラ部3−1〜3−Mからのシンボル
レプリカ信号と、残存する誤差信号とを入力して、RA
KE受信等により受信特性を改善する受信処理を行うも
のである。
【0025】図2は本発明の第1の実施の形態の説明図
であり、4ビーム信号B1〜B4に対する2ステージ型
の干渉キャンセラの場合を示し、図1に於けるアンテナ
1−1〜1−N、ビームフォーマ2及び受信処理部4に
対応する構成は図示を省略し、干渉キャンセラ部3−1
〜3−Mに対応する構成を、ビーム信号B1〜B4対応
に示している。
であり、4ビーム信号B1〜B4に対する2ステージ型
の干渉キャンセラの場合を示し、図1に於けるアンテナ
1−1〜1−N、ビームフォーマ2及び受信処理部4に
対応する構成は図示を省略し、干渉キャンセラ部3−1
〜3−Mに対応する構成を、ビーム信号B1〜B4対応
に示している。
【0026】同図に於いて、11,12はステージ1,
2のレプリカ生成部、21,22はステージ1,2の干
渉除去部、30はRAKE受信部、141 ,142 は干
渉キャンセラ・ユニット(ICU111〜ICU14K
4 ,ICU211〜ICU24K4 )、151 ,1
52 ,171 ,172 は多入力の加算器、161 ,16
2は極性反転器、18は受信部(REC11〜REC1
K4 )、ICUB1〜ICUB4はビーム信号B1〜B
4対応の干渉キャンセラ部を示す。
2のレプリカ生成部、21,22はステージ1,2の干
渉除去部、30はRAKE受信部、141 ,142 は干
渉キャンセラ・ユニット(ICU111〜ICU14K
4 ,ICU211〜ICU24K4 )、151 ,1
52 ,171 ,172 は多入力の加算器、161 ,16
2は極性反転器、18は受信部(REC11〜REC1
K4 )、ICUB1〜ICUB4はビーム信号B1〜B
4対応の干渉キャンセラ部を示す。
【0027】以下個々の干渉キャンセラ・ユニットにつ
いては、ICU111〜ICU14K4 ,ICU211
〜ICU24K4 の記号を用い、総括的に示す場合は1
41,142 の記号を用いて説明する。なお、レプリカ
生成部11,12に於いて、ビーム信号B1〜B4に対
応に、干渉キャンセラ・ユニット141 ,142 に於け
る処理遅延を補償する遅延回路を設けることができる。
いては、ICU111〜ICU14K4 ,ICU211
〜ICU24K4 の記号を用い、総括的に示す場合は1
41,142 の記号を用いて説明する。なお、レプリカ
生成部11,12に於いて、ビーム信号B1〜B4に対
応に、干渉キャンセラ・ユニット141 ,142 に於け
る処理遅延を補償する遅延回路を設けることができる。
【0028】又この実施の形態は、レプリカ生成部11
と干渉除去部21とからなるステージ1と、レプリカ生
成部12と干渉除去部22とからなるステージ2とを有
する2ステージ型の干渉キャンセラを4ビーム信号に適
用した場合を示し、ビーム信号B1〜B4対応の干渉キ
ャンセラ部ICUB1〜ICUB4を備えている。な
お、更に多数のステージを縦続接続したマルチステージ
型とすることも可能であり、又ビーム信号数も更に多数
とすることができる。
と干渉除去部21とからなるステージ1と、レプリカ生
成部12と干渉除去部22とからなるステージ2とを有
する2ステージ型の干渉キャンセラを4ビーム信号に適
用した場合を示し、ビーム信号B1〜B4対応の干渉キ
ャンセラ部ICUB1〜ICUB4を備えている。な
お、更に多数のステージを縦続接続したマルチステージ
型とすることも可能であり、又ビーム信号数も更に多数
とすることができる。
【0029】又ビーム信号B1対応の干渉キャンセラ部
ICUB1のレプリカ生成部11,12は、1〜K1 の
ユーザ対応の干渉キャンセラ・ユニットICU111〜
ICU11K1 、ICU211〜21K1 を備えてい
る。又ビーム信号B2対応の干渉キャンセラ部ICUB
2のレプリカ生成部11,12は、1〜K2 のユーザ対
応の干渉キャンセラ・ユニットICU121〜ICU1
2K2 、ICU221〜ICU22K2 を備えている。
ICUB1のレプリカ生成部11,12は、1〜K1 の
ユーザ対応の干渉キャンセラ・ユニットICU111〜
ICU11K1 、ICU211〜21K1 を備えてい
る。又ビーム信号B2対応の干渉キャンセラ部ICUB
2のレプリカ生成部11,12は、1〜K2 のユーザ対
応の干渉キャンセラ・ユニットICU121〜ICU1
2K2 、ICU221〜ICU22K2 を備えている。
【0030】同様に、ビーム信号B3対応の干渉キャン
セラ部ICUB3のレプリカ生成部11,12は、1〜
K3 ユーザ対応の干渉キャンセラ・ユニットICU13
1〜ICU13K3 、ICU231〜ICU23K3 を
備え、又ビーム信号B4対応の干渉キャンセラ部ICU
B4のレプリカ生成部11,12は、1〜K4 のユーザ
対応の干渉キャンセラ・ユニットICU141〜ICU
14K4 、ICU241〜ICU24K4 を備えてい
る。
セラ部ICUB3のレプリカ生成部11,12は、1〜
K3 ユーザ対応の干渉キャンセラ・ユニットICU13
1〜ICU13K3 、ICU231〜ICU23K3 を
備え、又ビーム信号B4対応の干渉キャンセラ部ICU
B4のレプリカ生成部11,12は、1〜K4 のユーザ
対応の干渉キャンセラ・ユニットICU141〜ICU
14K4 、ICU241〜ICU24K4 を備えてい
る。
【0031】各干渉キャンセラ・ユニット141 ,14
2 は、図5に示す構成と同様に、シンボルレプリカ信号
及び誤差信号を出力する構成を有し、又各ビーム信号B
1〜B4は、前述の(1)式で表されるものであり、4
ビーム信号B1〜B4の場合であるから、(1)式に於
けるiは、i=1〜4とする。又干渉除去部21,22
は、極性反転器161 ,162 と、加算器171 ,17
2 とをそれぞれ備え、加算器171 〜172 から誤差信
号を出力する。
2 は、図5に示す構成と同様に、シンボルレプリカ信号
及び誤差信号を出力する構成を有し、又各ビーム信号B
1〜B4は、前述の(1)式で表されるものであり、4
ビーム信号B1〜B4の場合であるから、(1)式に於
けるiは、i=1〜4とする。又干渉除去部21,22
は、極性反転器161 ,162 と、加算器171 ,17
2 とをそれぞれ備え、加算器171 〜172 から誤差信
号を出力する。
【0032】ステージ1のレプリカ生成部11の各干渉
キャンセラ・ユニット141 からの誤差信号は、加算器
151 により加算され、干渉除去部21の極性反転器1
61により極性が反転されて干渉レプリカとして、自ビ
ーム対応の干渉除去部21の加算器171 及び他のビー
ム対応の干渉除去部21の加算器171 に加える。従っ
て、自ビーム信号と他のビーム信号とに対応する干渉レ
プリカとを用いて、ビーム信号から差し引くことによ
り、誤差信号が出力されることになる。この場合、極性
反転器161 により極性が反転されて、ビーム信号と共
に加算器171 に入力されるから、ビーム信号から、極
性反転器161 により極性が反転された干渉レプリカを
差し引くことになる。従って、前述の(4)式の誤差信
号ei (nTc )(但し、i=1〜4)を得ることがで
きる。
キャンセラ・ユニット141 からの誤差信号は、加算器
151 により加算され、干渉除去部21の極性反転器1
61により極性が反転されて干渉レプリカとして、自ビ
ーム対応の干渉除去部21の加算器171 及び他のビー
ム対応の干渉除去部21の加算器171 に加える。従っ
て、自ビーム信号と他のビーム信号とに対応する干渉レ
プリカとを用いて、ビーム信号から差し引くことによ
り、誤差信号が出力されることになる。この場合、極性
反転器161 により極性が反転されて、ビーム信号と共
に加算器171 に入力されるから、ビーム信号から、極
性反転器161 により極性が反転された干渉レプリカを
差し引くことになる。従って、前述の(4)式の誤差信
号ei (nTc )(但し、i=1〜4)を得ることがで
きる。
【0033】又ステージ2に於いても同様にユーザ対応
の干渉キャンセラ・ユニット142からの誤差信号を加
算器152 により加算し、極性判定器162 により極性
を反転して干渉レプリカとし、自ビーム対応の干渉レプ
リカと、他のビーム対応の干渉レプリカとを加算器17
2 に入力し、ビーム信号から差し引くことにより、ユー
ザ間の干渉とビーム信号間の干渉とを除去した誤差信号
を出力することができる。
の干渉キャンセラ・ユニット142からの誤差信号を加
算器152 により加算し、極性判定器162 により極性
を反転して干渉レプリカとし、自ビーム対応の干渉レプ
リカと、他のビーム対応の干渉レプリカとを加算器17
2 に入力し、ビーム信号から差し引くことにより、ユー
ザ間の干渉とビーム信号間の干渉とを除去した誤差信号
を出力することができる。
【0034】又受信処理部30のユーザ対応の受信部1
8は、RAKE受信方式を適用した構成とし、ステージ
2の加算器172 からの誤差信号と、干渉キャンセラ・
ユニット142 からのシンボルレプリカ信号とが入力さ
れ、RAKE受信処理等の既に知られている手段によっ
てユーザシンボルを出力するものである。
8は、RAKE受信方式を適用した構成とし、ステージ
2の加算器172 からの誤差信号と、干渉キャンセラ・
ユニット142 からのシンボルレプリカ信号とが入力さ
れ、RAKE受信処理等の既に知られている手段によっ
てユーザシンボルを出力するものである。
【0035】従って、ビーム信号B1〜B4対応の干渉
キャンセラ部ICUB1〜ICUB4は、特別な回路部
品を追加することなく、干渉除去部21,22に於ける
干渉レプリカを加算器171 ,172 に相互に転送する
ような接続構成とし、加算した干渉レプリカをビーム信
号から差し引くことにより、ビーム信号間の干渉も除去
できるものである。
キャンセラ部ICUB1〜ICUB4は、特別な回路部
品を追加することなく、干渉除去部21,22に於ける
干渉レプリカを加算器171 ,172 に相互に転送する
ような接続構成とし、加算した干渉レプリカをビーム信
号から差し引くことにより、ビーム信号間の干渉も除去
できるものである。
【0036】図3は本発明の第2の実施の形態の説明図
であり、図2と同様に、4ビーム信号B1〜B4に対応
した2ステージ型の干渉キャンセラの場合を示し、又同
一符号は同一部分を示す。又同図に於いて、191 ,1
92 は係数器である。この実施の形態は、隣接ビーム信
号間の干渉のみを対象として除去する場合を示し、自ビ
ーム信号対応の干渉レプリカを、隣接ビーム信号対応の
干渉キャンセラ部の加算器171 ,172 に係数器19
1 ,192 を介して加える。この係数器191,192
は、ビームフォーマ2(図1参照)に於ける変換係数w
k,i に対応した係数を干渉レプリカに乗算するものであ
る。
であり、図2と同様に、4ビーム信号B1〜B4に対応
した2ステージ型の干渉キャンセラの場合を示し、又同
一符号は同一部分を示す。又同図に於いて、191 ,1
92 は係数器である。この実施の形態は、隣接ビーム信
号間の干渉のみを対象として除去する場合を示し、自ビ
ーム信号対応の干渉レプリカを、隣接ビーム信号対応の
干渉キャンセラ部の加算器171 ,172 に係数器19
1 ,192 を介して加える。この係数器191,192
は、ビームフォーマ2(図1参照)に於ける変換係数w
k,i に対応した係数を干渉レプリカに乗算するものであ
る。
【0037】図示の場合は、ビーム信号B1〜B4の順
に配列された場合であり、従って、ビーム信号B1対応
の干渉キャンセラ部ICUB1に於いては、隣接するビ
ーム信号B2対応の干渉キャンセラ部ICUB2の干渉
レプリカを、係数器191 ,192 を介して加算器17
1 ,172 に入力し、ビーム信号B1から加算した干渉
レプリカを差し引くことにより、ビーム信号B2による
干渉を除去する。
に配列された場合であり、従って、ビーム信号B1対応
の干渉キャンセラ部ICUB1に於いては、隣接するビ
ーム信号B2対応の干渉キャンセラ部ICUB2の干渉
レプリカを、係数器191 ,192 を介して加算器17
1 ,172 に入力し、ビーム信号B1から加算した干渉
レプリカを差し引くことにより、ビーム信号B2による
干渉を除去する。
【0038】又ビーム信号B2対応の干渉キャンセラ部
ICUB2に於いては、ビーム信号B1,B3対応の干
渉キャンセラ部ICUB1,ICUB3の干渉レプリカ
を、それぞれ係数器191 ,192 を介して加算器17
1 ,172 に入力し、ビーム信号B2から加算した干渉
レプリカを差し引くことにより、ビーム信号B1,B3
による干渉を除去する。
ICUB2に於いては、ビーム信号B1,B3対応の干
渉キャンセラ部ICUB1,ICUB3の干渉レプリカ
を、それぞれ係数器191 ,192 を介して加算器17
1 ,172 に入力し、ビーム信号B2から加算した干渉
レプリカを差し引くことにより、ビーム信号B1,B3
による干渉を除去する。
【0039】同様に、ビーム信号B3対応の干渉キャン
セラ部ICUB3に於いては、ビーム信号B2,B4対
応の干渉キャンセラ部ICUB2,ICUB4の干渉レ
プリカを、それぞれ係数器191 ,192 を介して加算
器171 ,172 に入力し、加算した干渉レプリカをビ
ーム信号B3から差し引くことにより、ビーム信号B
2,B4による干渉を除去する。又ビーム信号B4対応
の干渉キャンセラ部ICUB4に於いては、ビーム信号
B3対応の干渉キャンセラ部ICUB3の干渉レプリカ
を係数器191 ,192 を介して加算器171 ,172
に入力し、加算した干渉レプリカをビーム信号B4から
差し引くことにより、ビーム信号B3による干渉を除去
する。
セラ部ICUB3に於いては、ビーム信号B2,B4対
応の干渉キャンセラ部ICUB2,ICUB4の干渉レ
プリカを、それぞれ係数器191 ,192 を介して加算
器171 ,172 に入力し、加算した干渉レプリカをビ
ーム信号B3から差し引くことにより、ビーム信号B
2,B4による干渉を除去する。又ビーム信号B4対応
の干渉キャンセラ部ICUB4に於いては、ビーム信号
B3対応の干渉キャンセラ部ICUB3の干渉レプリカ
を係数器191 ,192 を介して加算器171 ,172
に入力し、加算した干渉レプリカをビーム信号B4から
差し引くことにより、ビーム信号B3による干渉を除去
する。
【0040】隣接するビーム信号以外の他のビーム信号
からの干渉は、ビームの指向性等により低レベルである
から、各ビームのサイドローブを低く設計することによ
り、隣接するビーム信号による干渉のみを除去する構成
としても、受信特性の劣化は図2に示す実施の形態に比
較して小さいものとなり、実用上は充分な場合が多くな
るものである。
からの干渉は、ビームの指向性等により低レベルである
から、各ビームのサイドローブを低く設計することによ
り、隣接するビーム信号による干渉のみを除去する構成
としても、受信特性の劣化は図2に示す実施の形態に比
較して小さいものとなり、実用上は充分な場合が多くな
るものである。
【0041】又前述の図2に示す本発明の第1の実施の
形態に於いても、図3に示す本発明の第2の実施の形態
と同様に、ビームフォーマの変換係数wk,i に対応した
係数を、他のビーム信号対応の干渉レプリカに乗算し
て、自ビーム信号対応の干渉レプリカに加算し、その加
算結果を自ビーム信号から差し引く構成とすることも可
能である。又レプリカ生成部11,12の加算器1
51 ,152 を、反転出力の加算器として、極性反転器
161 ,162 を省略した構成とすることも可能であ
る。
形態に於いても、図3に示す本発明の第2の実施の形態
と同様に、ビームフォーマの変換係数wk,i に対応した
係数を、他のビーム信号対応の干渉レプリカに乗算し
て、自ビーム信号対応の干渉レプリカに加算し、その加
算結果を自ビーム信号から差し引く構成とすることも可
能である。又レプリカ生成部11,12の加算器1
51 ,152 を、反転出力の加算器として、極性反転器
161 ,162 を省略した構成とすることも可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マルチ
ビームアンテナを用いたCDMAシステムに於いて、ビ
ーム信号B1〜BM対応の干渉キャンセラ部3−1〜3
−Mは、レプリカ生成部と干渉除去部とを含み、その干
渉除去部に於いて、自ビーム信号対応の干渉レプリカと
他のビーム対応の干渉レプリカとを、自ビーム信号から
減算する構成としたものであり、干渉レプリカを転送す
る構成を付加しているだけであるから、回路規模の増加
は無視できる程度あり、従って、コストアップがなく、
ユーザ間の干渉の除去と共に、ビーム間の干渉も除去す
ることができる利点がある。
ビームアンテナを用いたCDMAシステムに於いて、ビ
ーム信号B1〜BM対応の干渉キャンセラ部3−1〜3
−Mは、レプリカ生成部と干渉除去部とを含み、その干
渉除去部に於いて、自ビーム信号対応の干渉レプリカと
他のビーム対応の干渉レプリカとを、自ビーム信号から
減算する構成としたものであり、干渉レプリカを転送す
る構成を付加しているだけであるから、回路規模の増加
は無視できる程度あり、従って、コストアップがなく、
ユーザ間の干渉の除去と共に、ビーム間の干渉も除去す
ることができる利点がある。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図4】2ステージ型干渉キャンセラの説明図である。
【図5】干渉キャンセラ・ユニットの説明図である。
【図6】マルチビームアンテナ・システムの説明図であ
る。
る。
【図7】従来例の要部説明図である。
1−1〜1−N アンテナ 2 ビームフォーマ 3−1〜3−M 干渉キャンセラ部 4 受信処理部 B1〜BM ビーム信号 wk,i 変換係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 宏之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 戸田 健 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 筒井 正文 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 ビーム信号対応に、レプリカ生成部と干
渉除去部とからなる干渉キャンセラ部を有し、 前記干渉除去部は、自ビーム信号から、自ビーム信号対
応の干渉レプリカと、他のビーム信号対応の干渉レプリ
カとを差し引く加算器を備えたことを特徴とする干渉キ
ャンセラ。 - 【請求項2】 前記ビーム信号対応の干渉キャンセラ部
は、前記レプリカ生成部と干渉除去部とからなるステー
ジを複数縦続接続したマルチステージ型とし、且つ各ス
テージ毎の前記干渉除去部は、自ビーム信号から、自ビ
ーム信号対応の干渉レプリカと、他のビーム信号対応の
干渉レプリカとを差し引く構成を備えたことを特徴とす
る請求項1記載の干渉キャンセラ。 - 【請求項3】 前記ビーム信号対応の干渉キャンセラ部
は、前記レプリカ生成部と干渉除去部とからなるステー
ジを複数縦続接続したマルチステージ型とし、且つ各ス
テージ毎の前記干渉除去部は、自ビーム信号から、自ビ
ーム信号対応の干渉レプリカと、隣接する他のビーム信
号対応の干渉レプリカとを差し引く構成を備えたことを
特徴とする請求項1記載の干渉キャンセラ。 - 【請求項4】 前記干渉除去部は、自ビーム信号から、
自ビーム信号対応の干渉レプリカと、他のビーム信号対
応の干渉レプリカにビームフォーマの変換係数に対応し
た係数を乗算した値とを差し引く構成を備えたことを特
徴とする請求項1又は2又は3記載の干渉キャンセラ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340920A JPH10190495A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 干渉キャンセラ |
EP97122151A EP0849888A3 (en) | 1996-12-20 | 1997-12-16 | Interference canceller for use in a multibeam-antenna CDMA communication system |
US08/995,253 US6157685A (en) | 1996-12-20 | 1997-12-19 | Interference canceller equipment and interference cancelling method for use in a multibeam-antenna communication system |
KR1019970070628A KR100263976B1 (ko) | 1996-12-20 | 1997-12-19 | 멀티빔-안테나 통신 시스템에서 사용되는 간섭 캔슬러 장치 및간섭 캔슬 방법 |
CN971087474A CN1094272C (zh) | 1996-12-20 | 1997-12-19 | 用于多波束天线通信系统的干扰消除器装置和干扰消除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340920A JPH10190495A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 干渉キャンセラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190495A true JPH10190495A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18341525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340920A Withdrawn JPH10190495A (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 干渉キャンセラ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6157685A (ja) |
EP (1) | EP0849888A3 (ja) |
JP (1) | JPH10190495A (ja) |
KR (1) | KR100263976B1 (ja) |
CN (1) | CN1094272C (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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