JP3030347U - プール用フロート - Google Patents

プール用フロート

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JP3030347U
JP3030347U JP1996004198U JP419896U JP3030347U JP 3030347 U JP3030347 U JP 3030347U JP 1996004198 U JP1996004198 U JP 1996004198U JP 419896 U JP419896 U JP 419896U JP 3030347 U JP3030347 U JP 3030347U
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JP
Japan
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floating body
float
arm
boss
window hole
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Application number
JP1996004198U
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English (en)
Inventor
和之 西村
Original Assignee
株式会社ウイーク
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロート主体の内面形状に浮体が拘束され
ず、フロート主体の大きさが異なっても共通の浮体を利
用でき、十分に波動が減殺され浮力がほどよい状態にお
かれる。 【解決手段】 湾曲部3に通水孔Hを穿ち、浮体20に
形成した中心孔21に左右半体2・2’のボス4の内向
き部4aを嵌合し、内向き部4aの外面を浮体20がフ
リー回転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、フロート主体とともに内部の浮体がフリー回転をするプール用フロ ートに関する。
【0002】
【従来の技術】
隣り合う泳者から生ずる波動を減殺するために、浮力と波消し機能を持った二 重回転式フロートは公知である(例えば実開平3−54700号公報参照)。 この技術は、フロート主体の中にこま形の浮体を入れ、主体と浮体の夫々の挿 孔にコースロープを挿通したものであり、波動を受けるとフロート主体と浮体が ともにロープに接して回転する仕組みとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来技術は、フロート主体と浮体の挿孔が一致しないとロープの挿通 がスムーズにいかないので、浮体の外面は挿孔同士が一致するようにフロート主 体の内面に適合する形とし、且つ内面に密接して常に正位置に設定されなければ ならず、このため浮体がフロート主体の内面によって圧接された場合、フロート 主体と一緒に回転はするが単独でフリー回転しにくくなるおそれと、フロート主 体の大きさに応じて浮体の大きさも異なるので浮体成型にもその分手数がかゝる 煩わしさがあり、そして浮体が大型化することにより浮力の作用にも支障を生じ るといった問題がある。
【0004】 本考案はこのような従来の諸不利に鑑みてなされたものであり、その目的とす るところは、フロート主体と浮体の双方が夫々スムーズなフリー回転をすること により十分な波消しと浮力の増大が図られるとともに浮体がフロート主体の内面 形状に拘束されることがなく、フロート主体の大きさが変わっても共通の浮体を 利用することを可能としたプール用フロートを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、中央にボスを形成し周縁に沿って通水孔 を穿った中空状の湾曲部と、窓孔を有するアーム、アーム端部にリム、ボスとリ ムの間に複数個の翼板を設けた左右半体からなるフロート主体と、左右半体の湾 曲部内に位置する浮体で構成したフロートであって、片側半体のアームの外壁に 窓孔を跨がる小片を形成するとともに、他側半体のアームの内壁に、各翼板の奥 端部より伸び片側半体の窓孔を通って小片と係合する横向き鉤片を突設し、而し て浮体に形成した中心孔に左右半体のボスの内向き部を嵌合し、内面をコースロ ープに挿通したボスの外面を浮体がフリー回転することを技術手段としたもので ある。
【0006】
【考案の実施の形態】
図において1は、合成樹脂の左右半体2・2’からなるフロート主体であり、 両半体2・2’は、中央にボス4を形成し周縁に沿って小径の通水孔Hを穿った 中空状の湾曲部3と、円周方向に沿った窓孔6を有するアーム5、該アーム端部 にリム7、ボス4とリム7の間に等間隔とした6個の翼板8を夫々設けている。
【0007】 9は片側半体2のアーム5の窓孔6に直交して形成した細長形の小片で、各翼 板8間の中心よりもやゝ位置づれさせ外端がアーム5の外壁側に少しく突出する ように形成する。
【0008】 10は他側半体2’のアーム5の内壁に突設した横向き鉤片であり、各翼板8 の奥端部より伸び、窓孔6と合致する方向に形成する。鉤片10は、左右の半体 2・2’のアーム5同士を突き合わせると片側半体2の窓孔6を通って小片9と 係合させることができ、これによって左右の半体2・2’のアームは確固として 合体しフロート主体1が構成される。片側半体2の小片9は翼板8間に設けてあ るので、横向き鉤片10を係合させると、他側半体2’の翼板8が片側半体2の 翼板8間の丁度真ん中に位置し、また、片側半体2の翼板8は他側半体2’の翼 板8間の丁度真ん中に位置しバランスがとれる。
【0009】 20は左右半体2・2’の湾曲部3内に位置する塩ビ製のこま形浮体であり、 中心孔21に左右半体2・2’のボス4の内向き部4aを嵌合するもので、浮体 20を嵌合すると同時に左右の半体2・2’が合体する。また浮体20の左右は 湾曲部3の両側に近接するが、図示のように湾曲部3が大きい場合は、周面との 間に空部11が存在する。浮体20は、フロート主体1の大きさが異なっても同 一のものを使用することが可能であり、空部11に入った水は湾曲部3の通水孔 Hより流出する。
【0010】 而してボス4の内面4bをコースロープRに挿通すると、フロート主体1は泳 者の波動を受けて回転し、同時に内部の浮体20もボス4の外面をフリー回転し て浮力を生ずる。波動は翼板8に当接して吸収され、更に窓孔6を通過すること によって減殺される。
【0011】
【考案の効果】
以上のような本考案は以下のような特有の効果を奏する。 (1)浮体の中心孔をボスの外面に嵌合させたので、コースロープは浮体と接す ることがなく、したがってロープとフロートの挿通がスムーズになされる。 (2)浮体は左右の湾曲部の内面と接しないでボスの外面をフリー回転すること ができ、フロート主体と浮体の双方が円滑な回転をすることにより波動の減殺が 十分になされ、泳者の実力が発揮できる。 (3)浮体は左右の湾曲部の形状に拘束されないので任意形状とすることができ 同一の浮体を異なる大きさのフロート主体に利用することを可能としたので浮体 成型に要する手間を省くことができ、その分フロートを安価に提供できる。 (4)湾曲部の通水孔から空部に入った水が浮体をして程よい浮力状態とするの でフロートの円滑な回転をも促進するとともに、ロープよりフロートを取り出し たときの水切りけが良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の断面図である。
【図2】本考案の正面図である。
【図3】本考案の背面図である。
【図4】左右半体の接合状態を示す断面図である。
【図5】本考案をコースロープに列設した側面図であ
る。
【符号の説明】
1 フロート主体 2 片側半体 2’ 他側半体 3 湾曲部 4 ボス H 通水孔 4a 内向き部 4b 内面 5 アーム 6 窓孔 7 リム 8 翼板 9 小片 10 横向き鉤片 20 浮体 21 中心孔 R コースロープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にボスを形成し周縁に沿って通水孔
    を穿った中空状の湾曲部と、窓孔を有するアーム、アー
    ム端部にリム、ボスとリムの間に複数個の翼板を設けた
    左右半体からなるフロート主体と、左右半体の湾曲部内
    に位置する浮体で構成したフロートであって、片側半体
    のアームの窓孔に該窓孔と直交する小片を形成するとと
    もに、他側半体のアームの内壁に、各翼板の奥端部より
    伸び片側半体の窓孔を通って小片と係合する横向き鉤片
    を突設し、而して浮体に形成した中心孔に左右半体のボ
    スの内向き部を嵌合し、内面をコースロープに挿通した
    ボスの外面を浮体がフリー回転することを特徴とするプ
    ール用フロート。
JP1996004198U 1996-04-18 1996-04-18 プール用フロート Expired - Lifetime JP3030347U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7470990B2 (ja) 2019-02-12 2024-04-19 岐阜プラスチック工業株式会社 レーンロープ用フロート

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