JP3078596U - 流水容器 - Google Patents
流水容器Info
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- JP3078596U JP3078596U JP2000009159U JP2000009159U JP3078596U JP 3078596 U JP3078596 U JP 3078596U JP 2000009159 U JP2000009159 U JP 2000009159U JP 2000009159 U JP2000009159 U JP 2000009159U JP 3078596 U JP3078596 U JP 3078596U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器体内において水流が滞留することなく確
実に一定の回転を行わせることを可能にする。 【解決手段】下記要件を備えること。 (イ)長円形の容器体2と水流発生部3とを有し、容器
体2の内壁と水流発生部3との間の流水路9内の水が水
流発生部内に入り込むようにしたこと (ロ)水流発生部3内の中心にはモ−タによって駆動さ
れる回転羽根と、回転羽根によって発生した水流を流水
路9に向かって吐出する吐出管18とが設けられている
こと (ハ)吐出管18は平面視においてくの字形に屈曲し、
その一端は回転羽根に開口し、他端は流水路9の流水方
向に対して斜めに開口しているとともに、偶数の吐出管
18が回転羽根に対して点対称をなすように配置されて
いること
実に一定の回転を行わせることを可能にする。 【解決手段】下記要件を備えること。 (イ)長円形の容器体2と水流発生部3とを有し、容器
体2の内壁と水流発生部3との間の流水路9内の水が水
流発生部内に入り込むようにしたこと (ロ)水流発生部3内の中心にはモ−タによって駆動さ
れる回転羽根と、回転羽根によって発生した水流を流水
路9に向かって吐出する吐出管18とが設けられている
こと (ハ)吐出管18は平面視においてくの字形に屈曲し、
その一端は回転羽根に開口し、他端は流水路9の流水方
向に対して斜めに開口しているとともに、偶数の吐出管
18が回転羽根に対して点対称をなすように配置されて
いること
Description
【0001】
本考案は流水容器、詳しくは容器体内の水に流れを発生させることができる流 水容器に関する。
【0002】
遊技場、縁日の屋台等において、例えば容器体内の水に流速を与えることでこ の水に浮遊されているおもちゃを流動させ、この状態でおもちゃを掬い具を介し て掬い上げるようにして遊びを楽しむ装置や、流水とともに流れている麺類を掬 い上げて食するようにした装置など知られている。
【0003】
しかしながら、このように遊びを楽しむ装置や食する装置にあっては、そこの 場所に出向かなくっては目的を達成することができないという問題点があった。
【0004】 本考案は上記問題点を解決し、家庭においてもおもちゃや麺類を掬い上げる遊 びを楽しむことができるとともに、容器体内において水流が滞留することなく確 実に一定の回転を行わせることができる流水容器を提案することをその課題とす る。
【0005】
上記課題を解決するための手段として、本発明に係る流水容器は、下記要件を 備えることを特徴とする。 (イ)長円形の容器体と、この容器体の中央に配置されて容器体内の水に水流を 発生させるための水流発生部とを有し、容器体の内壁と水流発生部との間には流 水路が形成され、流水路内の水は水流発生部内に入り込むように形成されている こと (ロ)上記水流発生部内の中心にはモ−タによって駆動される回転羽根と、回転 羽根によって発生した水流を上記流水路に向かって吐出する吐出管とが設けられ ていること (ハ)上記吐出管は平面視においてくの字形に屈曲し、その一端は回転羽根に開 口し、他端は流水路の流水方向に対して斜めに開口しているとともに、偶数の吐 出管が上記回転羽根に対して点対称をなすように配置されていること
【0006】 なお、前記吐出管は前記流水路の底部に向けて水を吐出するように形成するの が好ましい。
【0007】
以下、図面によって本考案の実施の形態の一例について説明する。なお、図1 は流水容器の全体斜視図、図2(a) は水流発生部と流水路とが設けられた支持部 材の平面図、同図(b) は同図aの底面図、図3はモ−タの出力軸に固定された回 転羽根と流水路との関係を示す分解説明図であり、図4はモ−タの出力軸に固定 された回転羽根と流水路との関係を示す分解説明図である。
【0008】 上記図において、符号1は本考案に係る流水容器を示す。この流水容器1は容 器体2と、この容器体2内の中央部に設けられた水流発生部3とによって形成さ れている。
【0009】 容器体2は樹脂製で上部が開口された平面視において長円形状を有するととも に、この容器体2の内底部中央には水流発生部3を取り付けるための楕円形状を 有する取付凸部4が形成されている。 容器体2の内壁と水流発生部との間には流水路9が形成され、流水路9内の水は 水流発生部3内に入り込むように形成されていること 水流発生部3には図3に示すようにモ−タ5と、このモ−タ5の出力軸6の先 端に固定された回転円板7と、この回転円板7の下面に所定間隔を以て固定され た三枚の湾曲状を有する回転羽根8とによって形成されている。回転円板7は水 流発生部3の中心に設けられている。
【0010】 図2に示すように、モ−タ5は容器体2の内底部中央に形成された取付凸部4 に嵌合される下部が開口され、且つ天板を有する長円形状の箱形の支持部材10 に設けられた収納凹部11に収納支持されている。また、上記支持部材10の周 囲には所定間隔を以て縦方向に多数のスリット12が形成され、上記容器体2内 の水が支持部材10内に導かれるように形成されている。
【0011】 なお、支持部材10の上部には電池収納部14が形成されており、また、この 電池収納部14の付近にはモ−タ5を作動制御するためのスイッチ15が設けら れている。そして、このスイッチ15は上記支持部材10の上部に嵌合される蓋 部材16の上面から突出されている。蓋部材16の上部には浮遊物のおもちゃ等 を成す小物を入れるための凹部17が設けられている。
【0012】 次に、支持部材10の中央下部には平面視において略くの字形の1対の吐出管 18が取着され、上記回転羽根8に対して点対称をなすように配置されている。 各吐出管18の一端には図2(b) 及び図3に示すように中央部の下面に水を吸込 むための円形の吸込口21が形成され、また、両先端の吐出口22は上記支持部 材10の両側の中央より稍ずれた位置で、流水路9の流水方向に対して斜めに開 口している。そして、上記吐出管18内の吸込口21を臨む位置には水流発生部 3を形成する回転羽根8が固定された回転円板7が収納されている。
【0013】 なお、回転円板7は吐出管18の上部に設けた円形の収納孔19から収納する ようにすればよい。また、吐出管18は図4に示すように吸込口21から吐出口 22にかけて前下がり傾斜して、流水路9の底部に向けて水を吐出するように形 成されている。
【0014】 また、吐出管18は2個に限定されない。偶数個が回転羽根8に対して点対称 をなすように配置されていればよい。
【0015】 上記構成の流水容器1によれば、容器体2内に水(図示せず)が貯っている状 態でスイッチ15をオンするとモ−タ5が回転し、このモ−タ5の出力軸6の先 端に固定された下面に三枚の湾曲状の回転羽根8を有する回転円板7が吐出管1 8内で回転し、上記水は吸込口21から吸い込まれて吐出管18を通り、支持部 材10の両側の中央より稍ずれた位置に露出されている左右の吐出口22から吐 出される。
【0016】 吐出管18は吸込口21から吐出口22にかけて前下がりに傾斜して流水路9 の底部に向けて水を吐出するように形成されているので、上記吐出口22から流 水路9に吐出された水は一定の流速で流れ、容器体2内において水流が滞留する ことなくスムーズに流れる。したがって、浮遊物を定速で移動させることができ る。
【0017】 さらに、支持部材10の周囲には所定間隔を以て縦方向に多数のスリット12 が形成されているので、故障の原因に繋がる水に浮遊しているゴミ等が上記支持 部材10に入って吐出管18内に流入するのを防ぐことができる。
【0018】
請求項1に係る考案によれば、回転羽根によって発生した水流は吐出管を介し て流水路に向かって吐出されるが、吐出管は平面視においてくの字形に屈曲し、 その一端は回転羽根に開口し、他端は流水路の流水方向に対して斜めに開口して いるとともに、偶数の吐出管が上記回転羽根に対して点対称をなすように配置さ れているので、流水路内の水は円滑に流れ続けることができる。
【0019】 請求項2に係る考案によれば、前記吐出管は前記流水路の底部に向けて水を吐 出するように形成されているので、吐出管から流水路に吐出された水は、その水 流が滞留することなく一層スムーズに流れる。したがって、浮遊物を定速で移動 させることができる。
【図1】本考案に係る流水容器の全体斜視図
【図2】aは水流発生部と流水路とが設けられた支持部
材の平面図、bは同図aの底面図
材の平面図、bは同図aの底面図
【図3】モ−タの出力軸に固定された回転羽根と流水路
との関係を示す分解説明図
との関係を示す分解説明図
【図4】容器体と流水路との関係を示す説明図
1 流水容器 2 容器体 3 水流発生部 5 モ−タ 8 回転羽根 18 吐出管
Claims (2)
- 【請求項1】 下記要件を備えることを特徴とする流水
容器。 (イ)長円形の容器体と、この容器体の中央に配置され
て容器体内の水に水流を発生させるための水流発生部と
を有し、容器体の内壁と水流発生部との間には流水路が
形成され、流水路内の水は水流発生部内に入り込むよう
に形成されていること (ロ)上記水流発生部内の中心にはモ−タによって駆動
される回転羽根と、回転羽根によって発生した水流を上
記流水路に向かって吐出する吐出管とが設けられている
こと (ハ)上記吐出管は平面視においてくの字形に屈曲し、
その一端は回転羽根に開口し、他端は流水路の流水方向
に対して斜めに開口しているとともに、偶数の吐出管が
上記回転羽根に対して点対称をなすように配置されてい
ること - 【請求項2】 前記吐出管は前記流水路の底部に向けて
水を吐出するように形成されている、請求項1記載の流
水容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009159U JP3078596U (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 流水容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009159U JP3078596U (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 流水容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078596U true JP3078596U (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=43211519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000009159U Expired - Lifetime JP3078596U (ja) | 2000-12-26 | 2000-12-26 | 流水容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078596U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019041828A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 株式会社アガツマ | そうめん流し機 |
-
2000
- 2000-12-26 JP JP2000009159U patent/JP3078596U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019041828A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 株式会社アガツマ | そうめん流し機 |
JP7023484B2 (ja) | 2017-08-30 | 2022-02-22 | 株式会社アガツマ | そうめん流し機 |
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