JPH0216793Y2 - - Google Patents

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JPH0216793Y2
JPH0216793Y2 JP1983039500U JP3950083U JPH0216793Y2 JP H0216793 Y2 JPH0216793 Y2 JP H0216793Y2 JP 1983039500 U JP1983039500 U JP 1983039500U JP 3950083 U JP3950083 U JP 3950083U JP H0216793 Y2 JPH0216793 Y2 JP H0216793Y2
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JP
Japan
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doll
intake pipe
mouth
cap member
intake
Prior art date
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JP1983039500U
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JPS59145986U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、体内に吸引機構を設け、実際に食事
を行なうようにした人形に関する。
人形を用いた種々の遊びは、幼児等、特に女児
にとつて楽しい遊びであり、それに伴い、人形に
も各種の改良が加えられている。本考案の人形
も、これら改良のうちの優れたものの一つであ
り、人形の体内に、口部と排出口を接続する吸気
管を配設し、この吸気管の適所に吸気用駆動フア
ンを設けることによつて、食料を模して作つた発
泡樹脂あるいは紙等の細片を人形の口から吸引さ
せ、あたかも、人形が実際にものを食べているよ
うな感じを与えると共に、吸引した発泡樹脂等の
細片を、排出口を密閉するキヤツプに収容可能と
することにより、単にキヤツプを取外すだけの簡
単な動作で、幼児等にとつても容易に取出せるよ
うにした人形の提供を目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図は本考案の全体斜視図を示し、第2図は
要部の拡大断面図を示し、第3図はキヤツプ部材
の拡大斜視図を示す。図面において、1は人形の
本体であり、10は本体1の内部に配設された吸
気管である。この吸気管10の一端は口部2と接
続し、他端は模擬食料物の収納部たる筒部11を
介し人形の本体1の背面に設けた排出口3と接続
している。吸気管10の排出口側端部に形成され
た筒部11は、人形の背面に設けた排出口3から
嵌め込まれ、その一側の開口部12を排出口3に
固定してある。排出口3、すなわち本実施例では
排出口3に固定されている筒部11の開口部12
にはキヤツプ部材13が着脱自在に嵌め込んであ
る。このキヤツプ部材13は、発泡樹脂あるいは
紙等の軽量材によつて食料を模して作つた細片4
が、外部に漏出しないよう開口部12を密閉する
と共に、その内側には、筒部11の下方全長にわ
たつて、吸引された細片4を収容するケース14
が一体的に形成してある。
一方、上記筒部11の開口部12と反対側に
は、通風可能な網15が張設してある。そして、
この網15と近接する筒部11の外側には吸気用
の駆動フアン16が設けてあり、吸気管10の筒
部11より空気を吸引し、人形の口部2から細片
4の吸引を可能ならしめている。この吸気用の駆
動フアン16は、例えばプーリからなる伝達機構
17を介してモータ18により回転される。駆動
フアン16の回転及び停止を行なわせるスイツチ
19は、人形の本体1に回動自在に装着された腕
部5の付け根付近に設けられている。このスイツ
チ19は、腕部5の付け根に形成された突起片6
によつて開閉される。
なお、排出口3と吸気管10の端部の接続は、
上記実施例の如く、筒部11の開口部12側を本
体1の外側に突出させてから、外方に曲折して排
出口3と接続させるもののほか、筒部11の開口
部12と排出口3をリング部材等で接続すること
も可能である。又、排出口3あるいは筒部11の
開口部12に嵌め込まれるキヤツプ部材13の形
状も上記実施例のもののほか種々の形状とするこ
とができる。キヤツプ部材13の外側に、細片4
を収容するケース14の位置関係を示すマーク等
を付しておくと、キヤツプ部材13を介して細片
4を取り出すときに、ケース14の位置が判り細
片4をこぼさず便利である。
更に、排出口3の形成位置は人形の本体1の正
面等であつてもよく、人形の形態等に応じて適宜
選択することが可能である。これは吸気用の駆動
フアン16の取付け位置についても同様であり、
吸気管10の途中もしくは端部であれば、人形の
形態等に応じて駆動フアン16を任意の位置に取
付けることができる。駆動フアン16の動力源と
しては、モータのほかにぜんまい等を用いること
ができ、駆動フアン16と動力源の接続には歯車
機構等を利用することもできる。又、モータ18
を駆動フアン16の動力源として用いる場合にお
いては、モータ18のスイツチ19の開閉を人形
の腕部5の回動によつて行なわせるもののほか、
人形の首の回動動作を利用したり、足の回動動作
を利用したりすることができると共に、人形の本
体1の一部にスイツチを別個独立に設けて行なう
ことも勿論可能である。
上記のような構成からなる人形は、例えば次の
ように用いて遊ぶ。
発泡樹脂あるいは紙等により食料を模して作つ
た軽量の細片4を玩具の食器等に入れ、これをス
プーン等で掬い人形の口部2に運ぶ。人形は吸気
用の駆動フアン16の回転により、口部2から食
料に模した発泡樹脂等の細片4を吸い込む。これ
により、あたかも、人形が実際にものを食べてい
るような動作を行ない、食事あるいはおやつごつ
こをして遊ぶことができる。又、口部2から吸引
された細片4は、吸気管10を通つて、該吸気管
10の排出口側端部に形成された筒部11に導び
かれ、キヤツプ部材13に形成されたケース14
に収容される。したがつて、この吸引された細片
4を人形の本体1から取出すときは、駆動フアン
16を停止させた上で、キヤツプ13を排出口
3、すなわち筒部11の開口部12から取外せば
よく、これにより細片4は、キヤツプ13のケー
ス14に収容されたまま取出せる。このようにし
て取出した細片4は、幼児等でも散乱させること
なく玩具の食器等に移し替えることができる。
なお、吸引機構に液体用のポンプ等を用いれ
ば、水を吸引し、あたかも、実際にジユースやミ
ルク等を飲むことのできる人形として構成するこ
とも可能である。
以上の如く本考案によれば、駆動フアンを回転
させて、発泡樹脂あるいは紙等の軽量材からなる
模擬食料を人形の口に近づけると、食料は口内に
吸引され、あたかも人形が実際に食事をしている
ように動作し、幼児等の興趣をそそる。又、人形
の口から体内に吸引された模擬食料物は、キヤツ
プ部材のケースに収容されるので、該キヤツプ部
材を体外に取外して食器等に移し替えればよく、
人形本体を横倒し、あるいは移動させて排出する
必要がなく、幼児等であつても散乱させることな
く容易且つ迅速に行なえる。更に、模擬食料物を
収容するケースをキヤツプ部材と一体的に形成し
てあるので、余分な受部材を必要とせず、取付
け、取外しが容易で製造も簡単となる等の効果を
有する。
更に本考案は、キヤツプ部材により収納部内を
外部から密閉してあるので、吸気用駆動フアンに
よる吸引効率が高く、人形を前方に傾けたり、横
倒しにしたりしても模擬食料物を確実に口内へ吸
引することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体斜視図、第2
図は第1図の要部の拡大断面図、第3図はキヤツ
プ部材の拡大斜視図を示す。 1……人形の本体、2……口部、3……排出
口、4……細片(模擬食料物)、10……吸気管、
11……筒部(収納部)、13……キヤツプ部材、
14……ケース、16……吸気用の駆動フアン、
18……モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記要件からなることを特徴とする人形 (イ) 人形の体内に、一端を口部に接続した吸気管
    を設け、該吸気管の他端を、本体外側面に設け
    た排出口内側の模擬食料物の収納部に接続した
    こと。 (ロ) 上記収納部の一部を通風可能な通孔部とし、
    該通孔部に吸気用駆動フアンを臨ませたこと。 (ハ) 上記排出口を塞いで収納部内を密閉し、且つ
    口部から吸気管を通つて収納部内に送られる模
    擬食料物を収納部内で収容可能に形成したキヤ
    ツプ部材を着脱自在に装着したこと。
JP3950083U 1983-03-18 1983-03-18 人形 Granted JPS59145986U (ja)

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JP3950083U JPS59145986U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 人形

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JP3950083U JPS59145986U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 人形

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JPS59145986U JPS59145986U (ja) 1984-09-29
JPH0216793Y2 true JPH0216793Y2 (ja) 1990-05-09

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JP3950083U Granted JPS59145986U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 人形

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310793Y2 (ja) * 1984-10-25 1991-03-18

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748989B2 (ja) * 1978-03-08 1982-10-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748989U (ja) * 1980-09-03 1982-03-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5748989B2 (ja) * 1978-03-08 1982-10-19

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JPS59145986U (ja) 1984-09-29

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