JPS629471Y2 - - Google Patents

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JPS629471Y2
JPS629471Y2 JP1982119749U JP11974982U JPS629471Y2 JP S629471 Y2 JPS629471 Y2 JP S629471Y2 JP 1982119749 U JP1982119749 U JP 1982119749U JP 11974982 U JP11974982 U JP 11974982U JP S629471 Y2 JPS629471 Y2 JP S629471Y2
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register
mounting
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mounting seat
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JP1982119749U
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JPS5923037U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレジスタの取付構造、詳しくは複数
の風向羽根をもつたレジスタを、インスツルメン
トパネルの取付凹部に、1対の取付軸により回転
可能に支持するレジスタの取付構造に関する。
一般にこの種レジスタをインスツルメントパネ
ルの取付凹部に取付ける場合、この取付凹部の左
右両側に1対の取付軸を設けると共に、前記レジ
スタの左右両側に前記取付軸に挿嵌可能な軸孔を
形成し、該軸孔のレジスタ取付方向前部側一部に
切欠部を設けて、この切欠部を前記軸孔に対向さ
せて、レジスタを前記取付凹部に押込むことによ
り、レジスタの軸孔を前記切欠部を介して取付凹
部の取付軸に係合させるべくしている。(例えば
実開昭47−19148号公報) ところで前記のごときレジスタの取付構造にあ
つては、該レジスタを一旦インスツルメントパネ
ルの取付凹部に取付けると、爾後の取外しが極め
て困難で、次のような場合に非常に不便であつ
た。
即ち、前記レジスタには、硬貨その他小物など
を落し込むことがあり、この硬貨などがインスツ
ルメントパネルの取付凹部に入り込んだとき、前
記取付構造では硬貨などの取出しができなかつた
のであり、また硬貨などがレジスタに落込んで風
向羽根に引掛つたようなとき、硬貨などの取出し
ができず、前記風向羽根の風向調整ができなくな
ることがあつた。
そこで前記取付凹部の取付軸に対して、レジス
タの軸孔及び切欠部を大き目に形成し、レジスタ
の取外しを容易ならしめることを考えたのである
が、斯くのごとくするときには、レジスタの支持
強度所謂操作荷重が低下して、レジスタを所定角
度に回転させて風向調整を行なう場合、レジスタ
が勝手に移動して、所定角度に維持できないなど
の問題を招いたのである。
本考案は以上のごとき考察のもとになしたもの
で、レジスタの操作荷重を低下させたりすること
なく、該レジスタを所定の支持強度でインスツル
メントパネルの取付凹部に取付け、しかもレジス
タを前記取付凹部から、該レジスタ及びインスツ
ルメントパネルを傷付けることなく、簡単に取外
し得て、サービス性を大幅に向上させることがで
きるレジスタの取付構造を提供するものである。
しかして本考案は、複数の風向羽根をもつたレ
ジスタを、インストルメントパネルの取付凹部
に、一対の取付軸により回転可能に支持するレジ
スタの取付構造であつて、前記レジスタの両側
に、該レジスタの空気吹出口とは反対側で開放し
た軸孔をもつ取付座片を、前記空気吹出口とは反
対側で連結して、該取付座片の前記空気吹出口側
をレジスタの内方に弾性変位可能とすると共に、
前記取付座片の内側に、ドライバーなどの治具を
受け止める受面を持つた受片を一体形成して、該
取付座片と前記受片との間に、前記空気吹出口側
に開口する前記治具の差込空間を形成する一方、
前記受片と前記風向羽根との間に、前記受片の内
方への変位を許容する許容空間を設け、該受片の
内方への変位により、前記取付座片を弾性変位さ
せて、前記取付軸と前記軸孔との係合を解除する
ごとくしたことを特徴とするものである。
以下本考案にかゝるレジスタの取付構造を図面
の実施例によつて説明する。
図中1はレジスタであつて、内部に長さ方向に
延びる複数の横羽根2aを設けると共に、この横
羽根2a間に摘子3の操作により揺動可能に複数
の縦羽根2bを設けている。
4はインスツルメントパネルで、前記レジスタ
1を取付けるための取付凹部4aをもつており、
該取付凹部4aの長さ方向両側には1対の取付軸
5を設け、この取付軸5を介して前記レジスタ1
を回転可能に支持させるべくしている。
しかして前記レジスタ1の長さ方向両側に、取
付座片6を弾性変位可能に一体形成し、該座片6
に外方に突出するボス部7を設けると共に、この
ボス部7に該ボス部7から前記座片6を貫通し、
前記取付軸5を受入れる軸孔8を形成する一方、
この座片6及びボス部7のレジスタ取付方向前部
側、即ち前記レジスタ1の空気吹出口15とは反
対側に、前記軸孔8を開放するハ字形の切欠部9
を形成し、該切欠部9を前記取付軸5に対向させ
て、前記レジスタ1をインスツルメントパネル4
の内方に押込むことにより、前記切欠部9を介し
て軸孔8を取付軸5に案内係合させるべくなす。
前記取付座片6は、レジスタ1の側壁一部を残
して外周囲にスリツト1aを設けることにより、
前記レジスタ1の内方に弾性変位可能に形成す
る。
そして前記取付座片6の内側に、ドライバーな
どの治具10を受止める受面11aをもつた受片
11を一体形成して、該受片11と前記取付座片
6との間に、前記レジスタ1における空気吹出口
15側に開口する前記治具10の差込空間12を
設ける一方、前記受片11と前記横羽根2aとの
間に、前記受片11の内方、即ち前記横羽根2a
側への変位を許容する許容空間13を設けてい
る。
斯くして前記レジスタ1の前方の前記空気吹出
口15から前記取付座片6と受片11との間の前
記差込空間12に、治具10を差込み、該治具1
0の先端を前記軸孔8に挿通された取付軸5の先
端面に当てがつて、治具10をレジスタ1の長さ
方向内方側に揺動させることにより、この治具1
0を介して前記受片11をレジスタ1内方側、即
ち前記横羽根2a側に弾性変位させ、これに伴な
う取付座片6の弾性変位により前記軸孔8を取付
軸5から浮上がらせて、該軸孔8と取付軸5との
係合を解除し、レジスタ1をインスツルメントパ
ネル4から取外すべくなしたのである。
前記インスツルメントパネル4の取付凹部4a
に取付軸5を形成するに際して、図の実施例では
前記パネル4に貫通孔4bを形成し、該貫通孔4
bの周囲に複数の突杆4cを突設すると共に、前
記取付軸5をもつ板体5aを別途形成して、該板
体5aに前記突杆4cを挿嵌する複数の小孔5b
を設け、前記板体5aの取付軸5を前記パネル4
の貫通孔4bに挿通させ、かつ各小孔5bにパネ
ル4の突杆4cを挿通させて、該各突杆4cの挿
通端部を熱溶着させることにより、前記パネル4
に取付軸5を形成すべくしている。
本考案は以上のごとく構成したもので、インス
ツルメントパネル4の取付凹部4aにレジスタ1
を取付ける場合には、該レジスタ1の長さ方向両
側に設けた取付座片6の切欠部9を、前記パネル
4の取付凹部4aに設けた取付軸5と対向させ
て、レジスタ1を前記取付凹部4a内に押込むの
であり、すると前記取付軸5が切欠部9に案内さ
れて、該取付軸5が軸孔8に係合され、前記レジ
スタ1は前記パネル4に回転自由に支持されるの
である。
しかしてレジスタ1に硬貨などが落込んで、該
レジスタ1を前記パネル4から取外す必要がある
場合には、第3図に示すごとく、ドライバーなど
の治具10をレジスタ1の空気吹出口15から前
記差込空間12に差込み、治具10の先端を前記
軸孔8に挿嵌された取付軸5の先端面に当てがつ
て、治具10をレジスタ1の長さ方向内方側に揺
動させるのであり、すると治具10により前記許
容空間13内に前記受片11が移動し、該受片1
1と共に前記取付座片6がレジスタ1の内方に弾
性変位し、軸孔8が取付軸5から浮上がつて、該
軸孔8と取付軸5との係合が解除されるのであ
り、斯くしてレジスタ1を引出すことにより、該
レジスタ1が前記パネル1から取外されるのであ
る。
以上説明したごとく本考案にかゝるレジスタの
取付構造では、レジスタの両側に、該レジスタの
空気吹出口とは反対側で開放した軸孔をもつ取付
座片を、前記空気吹出口とは反対側で連結して、
該取付座片の前記空気吹出口側をレジスタの内方
に弾性変位可能とすると共に、前記取付座片の内
側に、ドライバーなどの治具を受け止める受面を
持つた受片を一体形成して、該取付座片と前記受
片との間に、前記空気吹出口側に開口する前記治
具の差込空間を形成する一方、前記受片と前記風
向羽根との間に、前記受片の内方への変位を許容
する許容空間を設けることにより、前記レジスタ
の空気吹出口より前記差込空間に治具を差込み、
該治具の先端を例えば前記軸孔に挿通された前記
取付軸に当てがつて、治具を揺動させることによ
り、前記受片を介して前記取付座片をレジスタの
内方に弾性変位させて、前記レジスタを容易にイ
ンストルメントパネルから取り外すことが出来る
ので、前記軸孔の径及び該軸孔の開放部位の開口
量を必要以上に大きくする必要がなく、従つて前
記レジスタの前記取付軸に対する支持強度を高め
ながらしかも前記レジスタの前記インストルメン
トパネルからの取り外しが容易に行えるに至つた
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝるレジスタの取付構造を
示す正面図、第2図は同レジスター部の斜面図、
第3図は要部の横断面図、第4図は取付軸の形成
例を示す断面図である。 1……レジスタ、2a,2b……風向羽根、4
……インスツルメントパネル、4a……取付凹
部、5……取付軸、6……取付座片、8……軸
孔、10……治具、11……受片、11a……受
面、12……差込空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の風向羽根をもつたレジスタを、インスト
    ルメントパネルの取付凹部に、一対の取付軸によ
    り回転可能に支持するレジスタの取付構造であつ
    て、前記レジスタの両側に、該レジスタの空気吹
    出口とは反対側で開放した軸孔をもつ取付座片
    を、前記空気吹出口とは反対側で連結して、該取
    付座片の前記空気吹出口側をレジスタの内方に弾
    性変位可能とすると共に、前記取付座片の内側
    に、ドライバーなどの治具を受け止める受面を持
    つた受片を一体形成して、該取付座片と前記受片
    との間に、前記空気吹出口側に開口する前記治具
    の差込空間を形成する一方、前記受片と前記風向
    羽根との間に、前記受片の内方への変位を許容す
    る許容空間を設け、該受片の内方への変位によ
    り、前記取付座片を弾性変位させて、前記取付軸
    と前記軸孔との係合を解除するごとくしたことを
    特徴とするレジスタの取付構造。
JP11974982U 1982-08-05 1982-08-05 レジスタの取付構造 Granted JPS5923037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11974982U JPS5923037U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 レジスタの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11974982U JPS5923037U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 レジスタの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5923037U JPS5923037U (ja) 1984-02-13
JPS629471Y2 true JPS629471Y2 (ja) 1987-03-05

Family

ID=30274705

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11974982U Granted JPS5923037U (ja) 1982-08-05 1982-08-05 レジスタの取付構造

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JP (1) JPS5923037U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615296Y2 (ja) * 1981-01-21 1986-02-18

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Publication number Publication date
JPS5923037U (ja) 1984-02-13

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