JPS6117685Y2 - - Google Patents

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JPS6117685Y2
JPS6117685Y2 JP4423380U JP4423380U JPS6117685Y2 JP S6117685 Y2 JPS6117685 Y2 JP S6117685Y2 JP 4423380 U JP4423380 U JP 4423380U JP 4423380 U JP4423380 U JP 4423380U JP S6117685 Y2 JPS6117685 Y2 JP S6117685Y2
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JP
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side wall
housing
pair
housing halves
side walls
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JP4423380U
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はヘアードライヤに関するものであ
る。
この考案の基礎となるヘアードライヤを第1図
ないし第8図に示している。すなわち、このヘア
ードライヤは、一対の片ハウジング1,2で本体
を形成したもので、一対の片ハウジング1,2の
表面板1′,2′の周縁部より側壁1a,2aを立
設し、その側壁1a,2aに吐出用の開口部3を
形成し、また片ハウジング1,2の表面板1′,
2′の周縁部より外方にコード巻付用のつば1
b,2bを延出している。第3図のように片ハウ
ジング1の内側にモータ4、シロツコフアンを用
いたフアン4aおよびヒータ5を設け、その周囲
を側壁1a,2aの一部と側壁1a,2aに連続
する案内板6で開口部3を残して包囲し、またヒ
ータブロツク5の側部にスイツチ7を設け、側壁
1a,2aを通して電源コード8を引出し、片ハ
ウジング2の表面板2′に吸込口9とスイツチ操
作部10とを設けている。開口部3は第3図ない
し第7図のように一端部の側壁1a,2aに開口
部3の吐出方向に突出する突出部11a,11b
を形成し、他端部の側壁1a,2aに吐出部3の
吐出方向に突出するフツク12a,12bを形成
し、開口部3の中間部に固定部13a,13bを
張出している。この固定部13a,13bは第4
図および第6図のように対向面に凹部14a,1
4bを形成して四角ナツト15を嵌めるとともに
吐出部3の吐出方向に突出部16a,16bを形
成し、さらに突出部16a,16bを含む対向面
に凹部14a,14bを含めて半円筒を形成して
ねじ挿通孔17を形成している。
一方、開口部8を閉成する吐出口18はヒータ
5に対向して格子19を形成するとともに前記突
出部11a,11bに対向して嵌合凹部20を形
成し、前記フツク12a,12bに対向して係合
凹部21を形成し、前記ねじ挿通孔17に対向し
て取付孔22を形成し、さらに突出部16a,1
6bに対向して凹部23を形成している。
このヘアードライヤは、片ハウジング1に内部
部品を装着して、片ハウジング1,2の側壁1
a,2aにアンダーカツト形成した連結フツク2
4a,24b(第2図)により係合し、その際凹
部14a,14bに四角ナツト15を介在する。
つぎに、吐出口18の係合凹部21をフツク12
a,12bの両方に係合すると同時に嵌合凹部2
1,23を突出部11a,11b,16a,16
bに嵌合し、皿ビス25を取付孔22およびねじ
挿通孔17に通して四角ナツト15にねじ締めす
る。こうして一対の片ハウジング1,2が組合わ
され、本体が形成される。
このヘアードライヤの電源コード8をコンセン
ト(図示省略)に差込み、スイツチ7をオンにす
るとモータ4が働いてフアン4aを回動するとと
もにヒータ5が発熱する。フアン4aの回動によ
り吸込口9より風が吸引されてヒータ5に送風し
吐出口18より熱風となつて吐出される。一方不
使用のときは第8図のように電源コード8を側壁
1a,2aとつば1b,2bで形成された周溝部
に電源コード8を巻付けて携帯する。
しかしながら、以上のようなヘアードライヤ
は、片ハウジング1,2の連結において連結フツ
ク24a,24bを用いているため、つぎような
欠点があつた。すなわち、連結フツク24a,2
4bによる連結は衝撃に弱く分解しやすい。連結
フツク24a,24bにより側壁1a,2aの肉
厚が大きくなるため、成形上のひけが生じるか、
もしくはそのひけを避けるため全体の肉厚を大き
くすると全体が大型化する。また風洞内に連結フ
ツク24a,24bによる凹凸が形成されるため
送風性能が低下したり異常音が発生する。
なお前記ヘアードライヤは吐出口18によつて
も片ハウジング1,2を連結しているが、連結フ
ツク24a,24bのみで連結されたものも同じ
欠点がある。
したがつて、この考案の目的は、耐衝撃性に強
く、側壁の肉厚を薄く形成でき、小型化でき、し
かも送風性能を向上できるとともに異常音の発生
を防止できるヘアードライヤを提供することであ
る。
この考案の一実施例を第9図ないし第13図に
示す。すなわち、このヘアードライヤは、つば2
6a,26bの端部に内向き突起27a,27b
を形成するとともに、片ハウジング1,2の側壁
1a,2aに貫通孔28a,28bを形成し、こ
の貫通孔28a,28bに固定金具29を差し込
むようにしている。固定金具29は板ばねをコ字
形に折曲するとともにその中片34に連結片3
0,31を切起こしたもので、両端片32,33
を狭めてつば26a,26b内に嵌め連結片3
0,31を貫通孔28a,28bに通して両端片
32,33の端縁を内向き突起27a,27bの
内角に係止させている。
その他の構成は第1図ないし第8図と同様であ
る。
このように構成したため、この実施例のヘアー
ドライヤは、つぎのような作用効果がある。すな
わち、 (1) 本体に電源コード8を巻付けた時内向き突起
27a,27bによつて電源コード8がはみ出
さずすつきりと巻付けることができると同時に
本体から電源コード8が外れにくく、また電源
コード8を巻付けた時電源コード8とつば26
a,26bとのすき間が穏蔽され、外観的に非
常にすつきりして見える。
(2) 固定金具29により一対の片ハウジング1,
2を連結しかつ開き防止できるので、側壁1
a,2aを肉薄にすることができる。すなわ
ち、連結フツク24a,24bをなくすことに
より第2図において、片ハウジング1,2の板
厚αの寸法を小さくとることができ、これに伴
い必然的に板厚βおよび本体厚さγの寸法も小
さくすることができる。また、β>1.5αとす
ることができ、片ハウジング1,2の表面上に
外観的に美観をそこなうひけや色むら等成型上
の欠点の発生を防止することができる。
(3) 連結フツク24a,24bがなくなることに
より、片ハウジング1,2の側壁1a,2aの
内側に形成される風洞に連結フツク24a,2
4bによる突出部がなくなり、風の流れを乱す
ことがなくなる。その結果送風効率の低下や騒
音の発生を防止できる。
(4) 固定金具29は簡単に挿入することができる
ので組立てが簡単であり、内向き突起27a,
27bにより固定金具29の外れ防止をするの
で固定が確実で耐衝撃性がある。たとえば、第
2図に示すフツク係合の場合、片ハウジング
1,2に落下衝撃等により方向P,Qの力がか
かると嵌合用凹凸係合が簡単にはずれる。さら
にこの係合がはずれないように逆インローやリ
ブ等にてハウジング相互のずれをなくすように
すると、組立時に逆方向の力がかかり非常に組
立てにくくなつたり、リブによる風の乱流が発
生したりしてより欠点を大きくすることにな
る。
さらに固定金具29の両端片32,33によ
りつば26a,26bを補強し、落下衝撃等に
対して強度を向上するので、つば26a,26
bの肉薄化をさらに容易にする。
(5) 固定金具29は薄肉であるため、つば26
a,26bにより形成される周溝が固定金具2
9によつて浅くならず、そのためその周縁に巻
かれた電源コード8が固定金具29の部分でつ
ば26a,26bよりはみ出すことがない。
(6) 固定金具29が薄肉であるため、内向き突起
27a,27bに係止する両端片32,33の
先端を内向き突起27a,27bの突出量より
も小さくすることが容易にできる。そのため固
定金具29を有する部分でも、内向き突起27
a,27bにより電源コード8のはみ出し防止
およびつば26a,26bとの隙間の穏蔽がで
きる。
なお、前記実施例は、一対の片ハウジング1,
2を吐出口によつても連結しているが、全体を複
数の固定金具で連結するようにしてもよい。
以上のように、この考案のヘアードライヤは、
吸込口を有する表面板の周縁部より側壁を立設し
その側壁に吐出口を設けるとともに前記周縁部よ
り外方に内向き突起付つばを延出した一対の片ハ
ウジングと、前記一対の片ハウジングの前記側壁
の端部を相当接した状態で前記側壁上の相対向す
る位置に形成された貫通孔と、コ字形をなす板ば
ねで形成されて前記一対の片ハウジングの内向き
突起付つばの間に嵌合されて前記コ字形の両端片
の先端が前記内向き突起に係止するとともに前記
コ字形の中片に前記貫通孔に係止する連結片を形
成した固定金具と、前記一対の片ハウジングの内
部に配設されたフアン、モータおよびヒータと、
前記ハウジングの側壁より引き出されたコードと
を備えたため、つぎの作用効果がある。
すなわち、固定金具をつばの間に嵌合するだけ
で簡単に片ハウジングを連結できる。また固定金
具は薄肉のため、つばにより形成される周溝の固
定金具の部分の深さはわずかに浅くなる程度であ
り、そのため周溝に電源コードを巻きつけても固
定金具の部分で電源コードがつばより外側にはみ
出すことがない。また側壁により形成される風洞
部分内に従来の連結フツクによる凹凸が無くなる
ため、送風性能の低下や異常音の発生を防止でき
る。さらに側壁に従来の連結フツクを形成しない
ため、側壁の肉厚を薄くでき、従来のひけ等の欠
点がなく、表面板も薄くすることができるととも
に固定金具によりつばの落下衝撃強度の補強がで
きるためつばも薄肉化でき、したがつて全体を小
型化できる。また固定金具により連結するため連
結が確実で衝撃に強く外れにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の基礎となるヘアードライヤ
の一部分解斜視図、第2図はハウジング相互の係
合部の断面図、第3図はヘアードライヤの分解斜
視図、第4図は吐出部の断面図、第5図はその
−線一部断面図、第6図は第4図−線断面
図、第7図は第4図−線一部断面図、第8図
はヘアードライヤの不使用状態の斜視図、第9図
はこの考案の一実施例の斜視図、第10図および
第11図はその周溝の断面図、第12図は固定金
具の斜視図、第13図は第11図−線断
面図である。 1,2……片ハウジング、1′,2′……表面
板、1a,2a……側壁、4……モータ、4a…
…フアン、5……ヒータ、8……電源コード、9
……吸込口、18……吐出口、26a,26b…
…つば、27a,27b……内向き突起、28
a,28b……貫通孔、29……固定金具、3
0,31……連結片、32,33……両端片、3
4……中片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口を有する表面板の周縁部より側壁を立設
    しその側壁に吐出口を設けるとともに前記周縁部
    より外方に内向き突起付つばを延出した一対の片
    ハウジングと、前記一対の片ハウジングの前記側
    壁の端部を相当接した状態で前記側壁上の相対向
    する位置に形成された貫通孔と、コ字形をなす板
    ばねで形成されて前記一対の片ハウジングの内向
    き突起付つばの間に嵌合されて前記コ字形の両端
    片の先端が前記内向き突起に係止するとともに前
    記コ字形の中片に前記貫通孔に係止する連結片を
    形成した固定金具と、前記一対の片ハウジングの
    内部に配設されたフアン、モータおよびヒータ
    と、前記ハウジングの側壁より引き出された電源
    コードとを備えたヘアードライヤ。
JP4423380U 1980-03-31 1980-03-31 Expired JPS6117685Y2 (ja)

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JP4423380U JPS6117685Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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JP4423380U JPS6117685Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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JPS56145405U JPS56145405U (ja) 1981-11-02
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