JP3029707B2 - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JP3029707B2
JP3029707B2 JP3177014A JP17701491A JP3029707B2 JP 3029707 B2 JP3029707 B2 JP 3029707B2 JP 3177014 A JP3177014 A JP 3177014A JP 17701491 A JP17701491 A JP 17701491A JP 3029707 B2 JP3029707 B2 JP 3029707B2
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義広 有田
清 川村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的低い温度(た
とえば60〜120℃)で短時間(たとえば1〜30分
間)で硬化することが可能であり、しかも、硬化するこ
とにより、機械的強度、耐水性、耐溶剤性、基材への密
着性のすべてに優れている硬化物を生成し、塗料(コー
ティング剤を含む)、表面処理剤、接着剤、シーリング
剤、粘着剤、繊維処理剤、不織布バインダー等の用途に
有用な硬化性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】2−オキサゾリン基とカルボキシル基と
の反応は公知であり、オキサゾリン基の開環反応により
エステルアミド結合: −CONH−CR (R')−CR"(R"') −OCO− を生成することが知られている。たとえば、特公昭44
−31821号公報には、側鎖にカルボキシル基を有す
る重合体にポリ−2−オキサゾリン化合物を作用させる
ことにより、架橋樹脂を製造する方法が開示されてい
る。また、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンスの
ポリマー・ケミストリー・エディション第23巻180
5〜1817頁(1985年)〔Journal of Polymer S
cience: Polymer Chemistry Edition, Vol.23, 1805-18
17(1985)〕には、ペンダント・サイクリック・イミノエ
ーテルを含む共重合体をジカルボン酸で架橋反応させる
方法が開示されている。
【0003】他方、特開昭60−88038号公報に
は、ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカルボン酸と
の反応に強酸、スルホン酸エステル、硫酸エステル、ハ
ロゲン化アルキルといった触媒を用いた硬化性樹脂組成
物が開示されている。また、特開昭59−1533号公
報には、ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカルボン
酸との反応に亜燐酸エステルを触媒として用いた硬化性
樹脂組成物が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】側鎖にカルボキシル基
を有する重合体とポリ−2−オキサゾリン化合物を含む
硬化性樹脂組成物では、硬化を100℃以上の温度で数
時間行う必要があり、これよりもゆるやかな条件で硬化
させた場合に生成する硬化物は、機械的強度、耐水性、
耐溶剤性、基材への密着性のすべてを十分満足すること
ができず、実用的ではなかった。
【0005】ビス(2−オキサゾリン)化合物とジカル
ボン酸と上記触媒とを含む硬化性樹脂組成物では、2−
オキサゾリン基とカルボキシル基との反応で生成するア
ミド基と2−オキサゾリン基との反応を触媒で促進し、
架橋させるために硬化に140℃以上の高温が必要であ
るという問題があった。この発明は、比較的低い温度
(たとえば60〜120℃)で短時間(たとえば1〜3
0分間)で硬化することができ、しかも、硬化すること
により、機械的強度、耐水性、耐溶剤性、基材への密着
性のすべてに優れている硬化物を生成し、塗料(コーテ
ィング剤を含む)、表面処理剤、接着剤、シーリング
剤、粘着剤、繊維処理剤、不織布バインダー等の用途に
有用な硬化性樹脂組成物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、分子中に複数個の2−オキサゾリン基
を有する化合物(A)、分子中に複数個のカルボキシル
基を有する化合物(B)および触媒(C)を含む硬化性
樹脂組成物であって、前記化合物(A)が、少なくとも
下記一般式(I)で表される付加重合性オキサゾリン化
合物(a−1)からなる単量体成分(a)を重合してな
る、側鎖として複数個の2−オキサゾリン基を有する重
合体(A−1)であるか、および/または、前記化合物
(B)が、少なくとも不飽和カルボン酸(b−1)から
なる単量体成分(b)を重合してなる、側鎖として複数
個のカルボキシル基を有する重合体(B−1)であり;
前記触媒(C)がオニウム塩から選ばれる少なくとも1
つの化合物であることを特徴とする硬化性樹脂組成物を
提供する。
【0007】
【化2】
【0008】この発明では、反応原料として後述する化
合物(A)と化合物(B)を用いるが、化合物(A)お
よび(B)の少なくとも一方が重合体であること、すな
わち、下記およびの場合のいずれか一方または両方
であることが重要である。 化合物(A)が、少なくとも上記一般式(I)で表
される付加重合性オキサゾリン化合物(a−1)からな
る単量体成分(a)を重合してなる、側鎖として複数個
の2−オキサゾリン基を有する重合体(A−1)であ
る。
【0009】 化合物(B)が、少なくとも不飽和カ
ルボン酸(b−1)からなる単量体成分(b)を重合し
てなる、側鎖として複数個のカルボキシル基を有する重
合体(B−1)である。この発明において使用される化
合物(A)とは、分子中に2個以上の2−オキサゾリン
基を有する化合物であれば特に制限はなく、たとえば、
少なくとも上記一般式(I)で表される付加重合性オキ
サゾリン化合物(a−1)からなる単量体成分(a)を
重合してなる、側鎖として複数個の2−オキサゾリン基
を有する重合体(以下、「オキサゾリン基含有重合体」
と言うことがある)(A−1);ならびに、ジカルボン
酸などのポリカルボン酸およびジニトリルやトリニトリ
ルなどのニトリル化合物とエタノールアミン類との反応
で得られる、重合体(A−1)以外のポリオキサゾリン
化合物(A−2)のうちの1種または2種以上である。
なお、化合物(A)としては、ポリオキサゾリン化合物
(A−2)よりもオキサゾリン基含有重合体(A−1)
の方が好ましい。これは、重合体(A−1)の方が分子
量が高く、1分子中に含有する2−オキサゾリン基の数
が多いため、少しの反応で有効に架橋するからである。
2−オキサゾリン基は下記一般式(II)で表される。す
なわち、2−オキサゾリン基は水素の1または2以上が
置換されていてもよい。
【0010】
【化3】
【0011】オキサゾリン基含有重合体(A−1)は、
少なくとも付加重合性オキサゾリン化合物(a−1)か
らなる単量体成分(a)を重合してなるものであり、数
平均分子量500以上が好ましく、1000以上がより
好ましい。単量体成分(a)は、必要に応じて、付加重
合性オキサゾリン化合物(a−1)の他に、付加重合性
オキサゾリン化合物(a−1)と共重合可能で、かつ、
オキサゾリン基と反応しない付加重合性化合物(a−
2)を1種以上含んでいてもよい。
【0012】付加重合性オキサゾリン化合物(a−1)
の具体例としては、たとえば、2−ビニル−2−オキサ
ゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、
2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソ
プロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−
4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−
5−エチル−2−オキサゾリンなどを挙げることがで
き、これらの群から選ばれる1種の化合物を単独で使用
したり、または、2種以上の化合物を混合して使用した
りすることができる。中でも、2−イソプロペニル−2
−オキサゾリンが工業的にも入手しやすく好適である。
付加重合性オキサゾリン化合物(a−1)の使用量は特
に限定されるものではないが、重合体(A−1)中、1
重量%以上であることが好ましい。1重量%未満の量で
は硬化の程度が不充分であり、硬化物の耐水性、機械的
強度が損なわれる傾向にある。
【0013】この発明に用いられる付加重合性化合物
(a−2)とは、付加重合性オキサゾリン化合物(a−
1)と共重合可能で、かつ、オキサゾリン基と反応しな
い付加重合性化合物であれば、特に制限はなく、たとえ
ば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブ
チル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等の(メ
タ)アクリル酸エステル類;(メタ)アクリロニトリル
等の不飽和ニトリル類;(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド等の不飽和アミド
類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ル類;メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等
のビニルエーテル類;エチレン、プロピレン等のα−オ
レフィン類;塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニ
ル等のハロゲン化α,β−不飽和単量体類;スチレン、
α−メチルスチレン等のα,β−不飽和芳香族単量体類
等が挙げられ、これらの1種の化合物または2種以上の
混合物を使用することができる。
【0014】重合体(A−1)は、少なくとも付加重合
性オキサゾリン化合物(a−1)からなる単量体成分
(a)を従来公知の重合法、たとえば懸濁重合法、溶液
重合法、乳化重合法等により製造できる。重合体(A−
1)以外のポリオキサゾリン化合物(A−2)として
は、たとえば、2,2’−ビス−(2−オキサゾリ
ン)、2,2’−メチレン−ビス−(2−オキサゾリ
ン)、2,2’−エチレン−ビス−(2−オキサゾリ
ン)、2,2’−トリメチレン−ビス−(2−オキサゾ
リン)、2,2’−テトラメチレン−ビス−(2−オキ
サゾリン)、2、2’−ヘキサメチレン−ビス−(2−
オキサゾリン)、2,2’−オクタメチレン−ビス−
(2−オキサゾリン)、2,2’−エチレン−ビス−
(4,4’−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’
−p−フェニレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,
2’−m−フェニレン−ビス−(2−オキサゾリン)、
2,2’−m−フェニレン−ビス−(4,4’−ジメチ
ル−2−オキサゾリン)、ビス−(2−オキサゾリニル
シクロヘキサン)スルフィド、ビス−(2−オキサゾリ
ニルノルボルナン)スルフィドなどが挙げられ、いずれ
か1種が単独で使用されたり、2種以上併用されたりす
る。
【0015】化合物(A)の供給形態は、有機溶剤溶
液、水溶液、非水ディスパーション、エマルション、粉
末など、どのような形態でもよい。この発明において使
用される化合物(B)とは、分子中に2個以上のカルボ
キシル基を有する化合物であれば特に制限はなく、たと
えば、少なくとも不飽和カルボン酸(b−1)からなる
単量体成分(b)を重合してなる、側鎖として複数個の
カルボキシル基を有する重合体(以下、「カルボキシル
基含有重合体」と言うことがある)(B−1);ならび
に、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸な
どの脂肪族ジカルボン酸や、フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルス
ルホンジカルボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸な
どの芳香族ジカルボン酸などの、重合体(B−1)以外
のポリカルボン酸(B−2)のうちの1種または2種以
上である。
【0016】カルボキシル基含有重合体(B−1)は、
少なくとも不飽和カルボン酸(b−1)からなる単量体
成分(b)を重合してなるものであり、数平均分子量5
00以上が好ましく、1000以上がより好ましい。単
量体成分(b)は、必要に応じて、不飽和カルボン酸
(b−1)の他に、不飽和カルボン酸(b−1)と共重
合可能で、かつ、カルボキシル基と反応しない付加重合
性化合物(b−2)を1種以上含んでいてもよい。
【0017】不飽和カルボン酸(b−1)としては、た
とえば、(メタ)アクリル酸、ケイ皮酸およびクロトン
酸などの不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、イタコン
酸、フマル酸などの不飽和ジカルボン酸もしくはそのモ
ノエステル類などを挙げることができ、これらの群から
選ばれる1種または2種以上の混合物を使用することが
できる。不飽和カルボン酸(b−1)の使用量は、特に
限定されるものではないが、重合体(B−1)中、1〜
20重量%の範囲が好ましい。その使用量が1重量%未
満では化合物(A)との反応に際して実質有効量となり
えず、逆に20重量%を越えると硬化物の耐水性が低下
するので好ましくない。なお、化合物(B)としては、
ジカルボン酸などのポリカルボン酸(B−2)よりもカ
ルボキシル基含有重合体(B−1)の方が好ましい。こ
れは、重合体(B−1)の方が分子量が高く、1分子中
に含有するカルボキシル基の数が多いため少しの反応で
有効に架橋するからである。
【0018】この発明に用いられる他の付加重合性化合
物(b−2)としては、前述した付加重合性化合物(a
−2)と同じ化合物などや、その他、オキサゾリン基と
反応しうる官能基を有する単量体、たとえば、2−アミ
ノエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)ア
クリレート、p−ビニルフェノール等を挙げることがで
き、これらの1種または2種以上を用いることができ
る。
【0019】重合体(B−1)は、重合体(A−1)と
同様の重合法により製造することができる。化合物
(B)の供給形態は、有機溶剤溶液、水溶液、非水ディ
スパーション、エマルション、粉末など、どのような形
態でもよい。この発明において、化合物(A)と化合物
(B)の配合割合は、特に限定されるものではないが、
たとえば、オキサゾリン基とカルボキシル基のモル比で
20:1〜1:20の範囲内が好ましい。化合物(A)
と化合物(B)の重量比では90:10〜10:90の
範囲が好ましい。この範囲を外れた場合には、2−オキ
サゾリン基とカルボキシル基の一方が少なくなり、有効
な架橋反応が行われず、硬化物の機械的強度、耐水性、
耐溶剤性、基材への密着性の少なくとも1つが損なわれ
る傾向がある。
【0020】この発明では、また、化合物(A)と
(B)との硬化反応を促進するために、オニウム塩から
選ばれる少なくとも1つの化合物を触媒として用いるこ
とが重要である。ここでいうオニウム塩とは、アンモニ
ウム塩、スルホニウム塩、オキソニウム塩、ヨードニウ
ム塩、ホスホニウム塩、ニトロニウム塩、ニトロソニウ
ム塩、ジアゾニウム塩等である。例示すれば、燐酸一ア
ンモニウム、燐酸二アンモニウム、塩化アンモニウム、
硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、p−トルエンス
ルホン酸アンモニウム、スルファミン酸アンモニウム、
イミドジスルホン酸アンモニウム、塩化テトラブチルア
ンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、四
フッ化ホウ素テトラブチルアンモニウム、六フッ化燐テ
トラブチルアンモニウム、過塩素酸テトラブチルアンモ
ニウム、硫酸テトラブチルアンモニウム等のアンモニウ
ム塩;ヨウ化トリメチルスルホニウム、四フッ化ホウ素
トリメチルスルホニウム、四フッ化ホウ素ジフェニルメ
チルスルホニウム、四フッ化ホウ素ベンジルテトラメチ
レンスルホニウム、六フッ化アンチモン2−ブテニルテ
トラメチレンスルホニウム、六フッ化アンチモン3−メ
チル−2−ブテニルテトラメチレンスルホニウム等のス
ルホニウム塩;四フッ化ホウ素トリメチルオキソニウム
等のオキソニウム塩;塩化ジフェニルヨードニウム、四
フッ化ホウ素ジフェニルヨードニウム等のヨードニウム
塩;六フッ化アンチモンシアノメチルトリブチルホスホ
ニウム、四フッ化ホウ素エトキシカルボニルメチルトリ
ブチルホスホニウム等のホスホニウム塩;四フッ化ホウ
素ニトロニウム等のニトロニウム塩;四フッ化ホウ素ニ
トロソニウム等のニトロソニウム塩;塩化4−メトキシ
ベンゼンジアゾニウム等のジアゾニウム塩等が挙げら
れ、それぞれ、単独で使用したり、2種以上併用したり
することができる。
【0021】触媒(C)の使用量は、化合物(A)と化
合物(B)の合計量に対して0.1〜10重量%が好適
な範囲である。0.1重量%未満では、実質的に触媒作
用が不足で目的の硬化物が得られず、10重量%よりも
多く添加すると、逆に硬化物の耐水性や機械的強度に悪
影響を与えるので好ましくない。この発明の硬化性樹脂
組成物は、この発明の目的をそこなわない範囲で必要に
応じて、たとえば、フタル酸エステル等の可塑剤;炭酸
カルシウム、タルク、クレー、マイカ等の充填材;チタ
ン白、亜鉛華、弁柄、フタロシアニン等の顔料;染料;
ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、
澱粉等の増粘剤;分散剤;湿潤剤;シリコーンなどの消
泡剤等を適宜含んでいてもよい。
【0022】この発明の硬化性樹脂組成物を製造する方
法は特に限定されず、たとえば、当該業者で慣用の手段
を広く適用できる。たとえば、化合物(A)の溶液また
は分散液または粉末に化合物(B)の溶液または分散液
または粉末と触媒(C)の溶液または液体または粉末、
および、その他必要に応じて上記添加剤を添加し、混合
すればよい。
【0023】この発明の硬化性樹脂組成物は、比較的低
い温度(たとえば60〜120℃)で短時間(たとえば
1〜30分間)で硬化することが可能である。このよう
に、硬化することにより、機械的強度、耐水性、耐溶剤
性、基材への密着性のすべてに優れている硬化物を生成
する。このため、この発明の硬化性樹脂組成物は、塗料
(コーティング剤を含む)、表面処理剤、接着剤、シー
リング剤、粘着剤、繊維処理剤、不織布バインダー等の
用途に有用である。
【0024】
【作用】この発明の硬化性樹脂組成物は、化合物(A)
および(B)のうちの少なくとも一方が上述のような特
定の重合体であり、しかも、触媒としてオニウム塩のう
ちの少なくとも1つの化合物を用いているので、触媒が
オキサゾリン基を活性化し、カルボキシル基のオキサゾ
リン環の5位への求核攻撃がしやすくなると考えられ
る。さらに、オキサゾリン基とカルボキシル基のうち少
なくとも一方が重合体中に含まれているため、従来行わ
れていた硬化条件よりも低い温度(たとえば60〜12
0℃)および/または短時間(1〜30分間)で効率の
良い架橋が起こり、従来の硬化性樹脂組成物に比べて機
械的強度、耐水性、耐溶剤性、基材への密着性のすべて
に優れている硬化物を生成する。
【0025】
【実施例】以下に、この発明の具体的な実施例および比
較例を示すが、この発明は下記実施例に限定されない。
なお、以下では特にことわりのない限り「%」は「重量
%」を、「部」は「重量部」を示す。 −製造例1(化合物(A)の製造例)− 攪拌機、還流冷却器、窒素導入管、温度計および滴下ロ
ートを備えたフラスコに、脱イオン水782.4部およ
びハイテノールN−08(第一工業製薬株式会社製のポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸アンモニ
ウム塩)15%水溶液128部を仕込み、適量のアンモ
ニア水(28%)でpH9.0に調整し、ゆるやかに窒
素ガスを流しながら70℃に加熱した。そこへ過硫酸カ
リウムの5%水溶液64部を注入し、続いて予め調製し
ておいたアクリル酸ブチル288部、スチレン288部
および2−イソプロペニル−2−オキサゾリン64部か
らなる単量体混合物を3時間にわたって滴下した。反応
中は窒素ガスを吹き込み続け、フラスコ内の温度を70
±1℃に保った。滴下終了後も2時間同じ温度に保った
後、内温を80℃に昇温させて1時間攪拌を続けて反応
を完結させた。その後冷却し、不揮発分39.8%、p
H8.0のオキサゾリン基含有重合体水性分散液(1)
を得た。このオキサゾリン基含有重合体はテトラヒドロ
フランに不溶であり、架橋体であった。
【0026】−製造例2(化合物(B)の製造例)− 製造例1と同様のフラスコに、脱イオン水782.4部
およびハイテノールN−08の15%水溶液128部を
仕込み、ゆるやかに窒素ガスを流しながら70℃に加熱
した。そこへ過硫酸カリウムの5%水溶液64部を注入
し、続いて予め調製しておいたアクリル酸ブチル320
部、スチレン288部およびアクリル酸32部からなる
単量体混合物を3時間にわたって滴下した。反応中は窒
素ガスを吹き込み続け、フラスコ内の温度を70±1℃
に保った。滴下終了後も2時間同じ温度に保った後、内
温を80℃に昇温させて1時間攪拌を続けて反応を完結
させた。その後冷却し、適量のアンモニア水(28%)
でpH8.5に調整し、不揮発分39.8%のカルボキ
シル基含有重合体水性分散液(2)を得た。このカルボ
キシル基含有重合体の数平均分子量は8万であった。
【0027】−製造例3(化合物(A)の製造例)− 攪拌機、還流冷却器、窒素導入管、温度計および滴下ロ
ートを備えたフラスコにキシレン100部を仕込み、9
0℃まで昇温した。そこへ窒素ガスを吹き込みながら、
メタクリル酸メチル40部、アクリル酸ブチル40部お
よび2−イソプロペニル−2−オキサゾリン20部から
なる単量体混合物に、パーブチルO(日本油脂株式会社
製のt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト)5部を溶解したものを3時間にわたって滴下し、更
に同じ温度で3時間保持した後、室温まで冷却して不揮
発分49.8%のオキサゾリン基含有重合体溶液(3)
を得た。このオキサゾリン基含有重合体の数平均分子量
は9000であった。
【0028】−製造例4(化合物(A)の製造例)− 製造例3と同様のフラスコにイソプロピルアルコール1
00部を仕込み、80℃まで昇温した。そこへ窒素ガス
を吹き込みながら、2−イソプロペニル−2−オキサゾ
リン100部に、パーブチルO(日本油脂株式会社製の
t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート)5
部を溶解したものを3時間にわたって滴下し、更に同じ
温度で3時間保持した後、室温まで冷却して不揮発分4
9.9%のオキサゾリン基含有重合体溶液(4)を得
た。このオキサゾリン基含有重合体の数平均分子量は1
600であった。
【0029】なお、後記の表1〜4中の記号は次のとお
りである。 実施例・比較例で用いたポリオキサゾリン化合物(A−
2) *1:2,2’−テトラメチレン−ビス−(2−オキサ
ゾリン) *2:2,2’−m−フェニレン−ビス−(2−オキサ
ゾリン) 実施例・比較例で用いたポリカルボン酸(B−2) *3:コハク酸 *4:アジピン酸 実施例・比較例で用いた触媒(C) *5 :燐酸二アンモニウム *6 :塩化ベンジルトリエチルアンモニウム *7 :四フッ化ホウ素トリメチルスルホニウム *8 :四フッ化ホウ素トリメチルオキソニウム *9 :四フッ化ホウ素ジフェニルメチルスルホニウム *10:塩化ジフェニルヨードニウム *11:四フッ化ホウ素エトキシカルボニルメチルトリ
ブチルホスホニウム *12:四フッ化ホウ素ニトロニウム *13:四フッ化ホウ素ニトロソニウム *14:塩化4−メトキシベンゼンジアゾニウム 実施例・比較例で用いた重合体 *a :オキサゾリン基含有重合体水性分散液(1) *b :カルボキシル基含有重合体水性分散液(2) *c :オキサゾリン基含有重合体溶液(3) *d :アロロン453のイソプロピルアルコール溶液 *e :オキサゾリン基含有重合体溶液(4) −実施例1〜14− 製造例1で得たオキサゾリン基含有重合体水性分散液
(1)、製造例2で得たカルボキシル基含有重合体水性
分散液(2)、上記ポリオキサゾリン化合物、上記ポリ
カルボン酸、上記触媒を表1、2に示す割合で用いて硬
化性樹脂組成物を調製した。
【0030】−比較例1− 実施例1〜9において触媒を用いなかったこと以外は実
施例1〜9と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。 −比較例2− 実施例1において、オキサゾリン基含有重合体の代わり
に2,2’−テトラメチレン−ビス−(2−オキサゾリ
ン)を用いたこと、および、カルボキシル基含有重合体
の代わりにコハク酸を用いたこと以外は実施例1と同様
にして硬化性樹脂組成物を得た。
【0031】−実施例15〜28および比較例3〜5− 上記実施例1〜14および比較例1,2の各硬化性樹脂
組成物の配合成分をそれぞれ良く混合し、20±0.5
℃、75±3%RHの条件下で四フッ化エチレン樹脂の
板上にキャストした後、室温(20℃)の空気中で1昼
夜乾燥して約0.3mm厚のフィルムを作成した。得られ
たフィルムを更に表1、2に示す条件で加熱硬化させ
た。得られた硬化フィルムを試験片とし、以下のテスト
を行った。結果を表1、2に示した。
【0032】(1)耐溶剤性 室温においてアセトン中に試験片を72時間浸漬してそ
の膨潤率ならびに溶出率を下式数1および数2に従って
算出した。
【0033】
【数1】
【0034】
【数2】
【0035】(2)フィルム強度 インストロン引張試験機を用い、引張速度10cm/分で
測定した。 (3)耐水性 水中に4時間浸漬後のフィルム外観を観察した。他方、
上記実施例1〜14および比較例1,2の各硬化性樹脂
組成物の配合成分をそれぞれ良く混合した後、下記貼り
合わせ条件にてカナキン布(1mm厚)とSUS板(2mm
厚)とを貼り合わせて常態接着強度および耐水接着強度
を以下の方法に従って測定した。結果を表1、2に示し
た。
【0036】〔貼り合わせ条件〕 塗布量:12g/30cm2 塗布方法:手動ロール プレス条件:室温(20℃)において0.5kg/cm2
3時間のプレス 硬化:120℃で5分間 (4)常態接着強度 20℃、60%RHでの180度ピーリング強度を測定
した。
【0037】(5)耐水接着強度 20℃の水中に20時間放置し、濡れたままでの180
度ピーリング強度を測定した。ピーリング強度はインス
トロン引張試験機を用い、引張速度30cm/分で測定し
た。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】表1、2にみるように、実施例の硬化性樹
脂組成物は、耐溶剤性、フィルム強度、耐水性および接
着強度がすべて優れている硬化物を生成している。フィ
ルム強度は機械的強度を表し、耐水接着強度は耐水性と
密着性を表す。比較例5は、比較例3の組成で完全硬化
させた場合である。比較例3〜5では耐溶剤性、フィル
ム強度、耐水性および接着強度のすべての点で劣ってい
る。
【0041】−実施例29〜40− 製造例3で得たオキサゾリン基含有重合体溶液(3)、
市販のカルボキシル基含有重合体溶液(株式会社日本触
媒製「アロロン453」(アクリル酸を10%共重合し
たカルボキシル基含有重合体、数平均分子量4000)
のイソプロピルアルコール溶液、不揮発分69%)、製
造例4で得たオキサゾリン基含有重合体溶液(4)、上
記ポリオキサゾリン化合物、上記ポリカルボン酸、上記
触媒を表3、4に示す割合で用いて硬化性樹脂組成物を
調製した。
【0042】−比較例6− 実施例29〜35において触媒を用いなかったこと以外
は実施例29〜35と同様にして硬化性樹脂組成物を得
た。 −比較例7− 実施例29において、オキサゾリン基含有重合体の代わ
りに2,2’−m−フェニレン−ビス−(2−オキサゾ
リン)を用いたこと、および、カルボキシル基含有重合
体の代わりにアジピン酸を用いたこと以外は実施例29
と同様にして硬化性樹脂組成物を得た。
【0043】−実施例41〜52および比較例8〜10
− 上記実施例29〜40および比較例6,7の各硬化性樹
脂組成物の配合成分をそれぞれ良く混合し、得られた樹
脂溶液を四フッ化エチレン樹脂製の板上にキャストし
た。これらを20℃で24時間、90mmHgで減圧乾燥
して、厚み約0.3mmのフィルムを得た。得られたフィ
ルムを更に表3、4に示す条件で加熱硬化させた。得ら
れた硬化フィルムを試験片とし、以下のテストを行っ
た。結果を表3、4に示した。
【0044】(6)硬化速度 硬化フィルムをアセトンに24時間浸漬して、ゲル分率
を下式数3:
【0045】
【数3】
【0046】に従って計算した。他方、上記実施例29
〜40および比較例6,7の各硬化性樹脂組成物の配合
成分をそれぞれ良く混合した後、得られた樹脂溶液を鋼
板上にキャストさせ、先と同様に減圧乾燥して膜厚約
0.1mmの塗膜を得た。この塗膜を表3、4に示す条件
で加熱硬化させた。得られた硬化塗膜について以下のテ
ストを行った。結果を表3、4に示した。
【0047】(7)碁盤目試験 日本工業規格K−5400の8.5.1に従って試験を
行い評価した。 (8)鉛筆引っかき試験 日本工業規格K−5401に従って塗膜用鉛筆引っかき
試験機を用いて荷重500gで試験した。
【0048】(9)耐溶剤性試験 メチルエチルケトンを含ませた脱脂綿で塗膜を20回こ
すった後、塗膜の外観から下記◎〜○〜×の3段階で評
価した。 ◎:変化なし。 ○:塗膜の光沢がなくなる。
【0049】×:塗膜が試験板から剥離する。 (10)耐水性試験 水中に24時間浸漬後の塗膜外観を観察した。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】表3、4にみるように、実施例の硬化性樹
脂組成物は、ゲル分率が高く、碁盤目試験での剥離が全
くないかほとんどなく、鉛筆硬度が硬く、耐溶剤性およ
び耐水性が良好である。ゲル分率は、硬化速度の指標で
あり高いほど硬化が速いことを示す。碁盤目試験は、密
着性の指標であり、数値が大きいほど密着性が良好であ
ることを示す。鉛筆引っかき試験は、機械的強度の指標
であり、Hの前の数値が大きいほど機械的強度が大きい
ことを示し、HB,1Bの順に機械的強度が小さいこと
を示す。比較例10は、比較例8の組成で完全硬化させ
た場合である。比較例8〜10では硬化速度、密着性、
機械的強度、耐溶剤性および耐水性のすべての点で劣っ
ている。
【0053】
【発明の効果】この発明の硬化性樹脂組成物は、従来の
ものよりも低い温度および/または短時間で所望の硬化
をさせることができ、その硬化物が機械的強度、耐水
性、耐溶剤性、基材への密着性のすべてに優れている。
このため、この発明の硬化性樹脂組成物は、塗料(コー
ティング剤を含む)、表面処理剤、接着剤、シーリング
剤、粘着剤、繊維処理剤、不織布バインダー等の用途に
有用である。
フロントページの続き (72)発明者 山田 郷司 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会 社日本触媒 中央研究所内 (56)参考文献 特開 平2−1772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に複数個の2−オキサゾリン基を
    有する化合物(A)、分子中に複数個のカルボキシル基
    を有する化合物(B)および触媒(C)を含む硬化性樹
    脂組成物であって、前記化合物(A)が、少なくとも下
    記一般式(I)で表される付加重合性オキサゾリン化合
    物(a−1)を1重量%以上含む単量体成分(a)を重
    合してなる、側鎖として複数個の2−オキサゾリン基を
    有する重合体(A−1)であるか、および/または、前
    記化合物(B)が、少なくとも不飽和カルボン酸(b−
    1)を1〜20重量%含む単量体成分(b)を重合して
    なる、側鎖として複数個のカルボキシル基を有する重合
    体(B−1)であり前記触媒(C)がオニウム塩から
    選ばれる少なくとも1つの化合物であるとともに、前記
    化合物(A)と化合物(B)の配合割合がオキサゾリン
    基とカルボキシル基のモル比で表してオキサゾリン基:
    カルボキシル基=20:1〜1:20であり、前記触媒
    (C)の使用量が前記化合物(A)と化合物(B)の合
    計量に対し0.1〜10重量%であることを特徴とする
    硬化性樹脂組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】 重合体(A−1)が、付加重合性オキサ
    ゾリン化合物(a−1)と、2−オキサゾリン基と反応
    しない付加重合性化合物(a−2)との共重合体である
    請求項1記載の硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 重合体(B−1)が、不飽和カルボン酸
    (b−1)と、カルボキシル基と反応しない付加重合性
    化合物(b−2)との共重合体である請求項1または2
    記載の硬化性樹脂組成物。
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