JP3029632B2 - 信号灯制御装置 - Google Patents

信号灯制御装置

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JP3029632B2
JP3029632B2 JP2082316A JP8231690A JP3029632B2 JP 3029632 B2 JP3029632 B2 JP 3029632B2 JP 2082316 A JP2082316 A JP 2082316A JP 8231690 A JP8231690 A JP 8231690A JP 3029632 B2 JP3029632 B2 JP 3029632B2
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孝俊 宮崎
正夫 安部
紀夫 鈴木
剛 川口
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East Japan Railway Co
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、鉄道等の信号灯制御に使用される信号灯制
御装置に関し、信号灯駆動用スイッチを無接点スイッチ
化して、装置の小型化、信頼性の向上及びコストダウン
等を図ると共に、無接点スイッチが開路となるタイミン
グで無接点スイッチの短絡故障モードを検知することに
より、誤った進行現示を表示することなく、無接点スイ
ッチの故障判断を行なうことができるようにしたもので
ある。
<従来の技術> 従来、この種の信号灯制御装置においては、信号灯駆
動用スイッチとして、電磁リレー等の有接点スイッチを
使用していた。しかし、電磁リレーは、フェールセーフ
性の高い回路構成が実現できるという利点はあるが、形
状が大きくなるため装置の小型化に不向きであること、
接点溶着等の問題があること、コスト高になること等の
難点がある。そこで、このような欠点のない半導体スイ
ッチ、フォトカプラ等の無接点スイッチの採用が望まれ
ている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、無接点スイッチには短絡故障モードという
重大な欠点がある。この欠点は、信号灯制御装置のよう
に、高度のフェールセール性、信頼性が要求されるもの
にあっては、極めて重大な欠陥となる。例えば、無接点
スイッチが短絡故障モードを生じた場合、本来、停止現
示Rでなければならないものが、より上位の現示GやY
となることがある。
従って、信号灯制御装置を無接点スイッチ化する場合
は、無接点スイッチの短絡故障モードを監視し、それを
検知できるシステム構成が必須である。ところが、短絡
故障モードを生じているか否かを判定するため、実際に
無接点スイッチを駆動した場合は、対応する信号灯が点
灯してしまうから、短絡故障モード試験中に、実際の現
示とは無関係に信号灯が点灯してしまうという問題を生
じる。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解
決し、無接点スイッチ化により装置の小型化、信頼性の
向上及びコストダウンを図ると共に、短絡故障モードの
診断を、実質的に信号灯を点灯させることなく行なうこ
とができるようにした信号灯制御装置を提供することで
ある。
<課題を解決するための手段> 上述する課題解決のため、本発明は、複数の信号灯
と、各信号灯毎に形成された電源供給回路と、前記電源
供給回路毎に設けられた異常検知部と、制御部とを含む
信号灯制御装置であって、 前記電源供給回路は、その回路ループ内に直列に入る
無接点スイッチを含み、前記無接点スイッチは、複数備
えられ、互いに直列に接続されており、 前記異常検知部のそれぞれは、前記電源供給回路に流
れる電流を検知する検知手段を有しており、 前記制御部は、前記無接点スイッチを開閉制御すると
共に、前記無接点スイッチが開路となるタイミングで前
記検知手段により与えられる検知信号より、前記無接点
スイッチの短絡故障モードを検知すること を特徴とする。
<作用> 各信号灯に向けて構成された電源供給回路は、電源か
ら信号灯に至る回路ループ内に直列に入る無接点スイッ
チを含んでいるから、無接点スイッチ化による装置の小
型化、信頼性の向上及びコストダウンの利益が得られ
る。
電源供給回路毎に設けられた異常検知部のそれぞれ
は、電源供給回路内の電流を検知する検知手段を有して
いる。この検知手段の検知信号は制御部に供給される。
制御部は、無接点スイッチを開閉制御しており、無接
点スイッチが開路となるタイミングで検知手段により与
えられる検知信号より、無接点スイッチの短絡故障モー
ドを検知する。無接点スイッチが開路となるタイミング
では、もし無接点スイッチに短絡故障を生じていなけれ
ば、検知手段から制御部に与えられる検知信号は、電流
零に対応する信号である。ところが、無接点スイッチに
短絡故障を生じていれば、検知信号は電流零に対応する
信号ではなく、ある電流レベルに対応する信号となる。
これにより、無接点スイッチの短絡故障モードの診断を
行なうことができる。
しかも、制御部は、無接点スイッチが開路となるタイ
ミングで、検知手段により与えられる検知信号により前
記無接点スイッチの短絡故障モードを検知するので、無
接点スイッチの短絡故障モードの診断は、実質的に信号
灯を点灯させることなく行うことができるようになる。
電源供給回路は、その回路ループ内に直列に入る無接
点スイッチを含む。更に、無接点スイッチは、複数備え
られ、互いに直列に接続されている。従って、複数備え
られた無接点スイッチのうち、1つの無接点スイッチが
短絡故障を生じても、他の正常な無接点スイッチの開路
によって、信号灯を確実に消灯できる。このため、信号
灯を消灯すべきときに確実に消灯させ、現示のフェール
セーフ性を確保できる。
<実施例> 第1図は本発明に係る信号灯制御装置のブロック図で
ある。図において、1は信号機で、C現示信号灯11、Y
現示信号灯12及びR現示信号灯13を有している。21はC
現示信号灯11に向けて構成された電源供給回路、22はY
現示信号灯12に向けて構成された電源供給回路、23はR
現示信号灯13に向けて構成された電源供給回路、31、32
は電源供給回路22、23毎に設けられた異常検知部、4は
制御部である。
電源供給回路22は、電源BからY現示信号灯12に至る
回路ループ内に直列に入る無接点スイッチ221、222を含
んでおり、電源供給回路23は、電源BからR現示信号灯
13に至る回路ループ内に直列に入る無接点スイッチ231
を含んでいる。常時点灯させておくC現示信号灯21は、
無接点スイッチを介することなく、直接的に電源Bに接
続する。実施例において、電源供給回路22は、複数個の
無接点スイッチ221、222を備えて構成されている。複数
個の無接点スイッチ221と無接点スイッチ222は互いに直
列に接続されている。このような無接点スイッチ221、2
22、231は、半導体スイッチ素子もしくは回路またはフ
ォトカプラ等によって構成できる。
異常検知部31、32のそれぞれは、電源供給回路22、23
内に流れる電流信号を検知する検知手段311、321を有し
ている。検知手段311、321は例えばカレントトランス等
によって構成される。
制御部4は、無接点スイッチ221、222、231を開閉制
御すると共に、無接点スイッチ(221、222)または無接
点スイッチ231が開路となるタイミングで、検知手段に
より与えられる検知信号より無接点スイッチ(221、22
2)または無接点スイッチ231の短絡故障モードを検知す
る。制御部4は、通常、インターフェース回路41、バス
42及び論理判断部43等を含んで構成されている。そし
て、無接点スイッチ(221、222)または無接点スイッチ
231を開閉するための信号を作成すると共に、この開閉
信号の発生タイミングと検知手段31、32から供給される
検知信号とを論理判断して、無接点スイッチ(221、22
2)及び無接点スイッチ231の短絡故障モードを検知す
る。
上述のように、Y現示信号灯12、R現示信号灯13に向
けて構成された電源供給回路22、23は、その回路ループ
内に直列に入る無接点スイッチ(221、222)及び231を
含んでいるから、無接点スイッチ化による装置の小型
化、信頼性の向上及びコストダウンの利益が得られる。
次に、第2図の動作波形例を参照して、実施例の動作
を説明する。第2図(a)に示すように、制御部4から
無接点スイッチ221、222に対して開閉制御信号が供給さ
れるタイミングt1で、検知手段311、321より与えられる
検知信号より、無接点スイッチ221、222の短絡故障モー
ドを検知する。無接点スイッチ221、222が開路となるタ
イミングで、もし無接点スイッチ221、222の何れにも短
絡故障を生じていなければ、検知手段311から制御部4
に与えられる検知信号は、電流零に対応する信号であ
る。ところが、無接点スイッチ221、222に短絡故障を生
じていれば、検知信号は電流零に対応する信号ではな
く、ある電流レベルに対応する信号となる。これによ
り、無接点スイッチ221、222の短絡故障モードの診断を
行なうことができる。無接点スイッチ221、223の短絡故
障モードの診断は、制御部4から無接点スイッチ221、2
22に対して開閉制御信号が供給されるタイミングt1で行
なわれるので、Y現示信号灯12を滅灯させるべきとき点
灯させることなく、また、点灯させるべきとき滅灯させ
ることなく行なうことができる。R現示信号灯13の無接
点スイッチ231でも同様である。
無接点スイッチ221、222の故障モード検知は、Y現示
信号灯12の無接点スイッチ221、222に対して開路制御信
号が供給されるタイミングであるt1時から、R現示信号
灯13の無接点スイッチ231に対する閉路制御信号が与え
られるタイミングであるt2時までの間Δtにおいて、可
能である。
実施例において、Y現示信号灯12に向けて構成された
電源供給回路22は、その回路ループ内に直列に入る無接
点スイッチ221、222を有しているので、無接点スイッチ
221、222の何れか一方が短絡故障を生じても、他の正常
な無接点スイッチの開路によって、Y現示信号灯12を確
実に消灯できる。このため、Y現示信号灯12を、消灯す
べきときに確実に消灯させ、現示のフェールセーフ性を
確保できる。
<発明の効果> 以上述べたように、本発明によれば、次のような効果
が得られる。
(a)各信号灯に向けて構成された電源供給回路は、そ
の回路ループ内に直列に入る無接点スイッチを含んでい
るから、無接点スイッチ化による装置の小型化、信頼性
の向上及びコストダウンの利益が得られる。
(b)電源供給回路毎に設けられた異常検知部のそれぞ
れは、電源供給回路内の電気信号を検知する検知手段を
有しており、制御部は、無接点スイッチを開閉制御して
おり、無接点スイッチが開路となるタイミングで検知手
段により与えられる検知信号より、無接点スイッチの短
絡故障モードを検知するようになっているから、無接点
スイッチの短絡故障モードの診断を、実質的に信号灯を
点灯させることなく行なうことの可能な信号灯制御装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る信号灯制御装置のブロック図、第
2図は同じくその動作例を示す波形図である。 11、12、13……信号灯 21、22、23……電源供給回路 221、222、231……無接点スイッチ 31、32……検出手段 4……制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 紀夫 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日 本信号株式会社与野工場内 (72)発明者 川口 剛 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日 本信号株式会社与野工場内 (56)参考文献 特開 昭61−13400(JP,A) 特開 昭61−51300(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/095 B61L 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の信号灯と、各信号灯毎に形成された
    電源供給回路と、前記電源供給回路毎に設けられた異常
    検知部と、制御部とを含む信号灯制御装置であって、 前記電源供給回路は、その回路ループ内に直列に入る無
    接点スイッチを含み、 前記無接点スイッチは、複数備えられ、互いに直列に接
    続されており、 前記異常検知部のそれぞれは、前記電源供給回路に流れ
    る電流を検知する検知手段を有しており、 前記制御部は、前記無接点スイッチを開閉制御すると共
    に、前記無接点スイッチが開路となるタイミングで前記
    検知手段により与えられる検知信号により、前記無接点
    スイッチの短絡故障モードを検知すること を特徴とする信号灯制御装置。
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