JP2583687B2 - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JP2583687B2
JP2583687B2 JP3140720A JP14072091A JP2583687B2 JP 2583687 B2 JP2583687 B2 JP 2583687B2 JP 3140720 A JP3140720 A JP 3140720A JP 14072091 A JP14072091 A JP 14072091A JP 2583687 B2 JP2583687 B2 JP 2583687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の制御対象機器
をON,OFF制御する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば、社団法人電機工業会准標
準規格JEM−R2062(1971年4月制定)に示
された従来の遠方監視制御装置における制御出力回路で
あり、図において、100は制御装置、81〜8nは制
御装置100により選択的に閉制御又は開制御される制
御対象機器である。
【0003】制御装置100において、1は制御電源
(+)、9は制御電源(−)で制御対象機器81〜8n
の一端が共通に接続されている。4は制御対象機器81
〜8nに対して共通に制御電流を与える閉制御コモンラ
イン、5は制御対象機器81〜8nに対して共通に制御
電流を与える開制御コモンライン、2は制御電源(+)
1と閉制御コモンライン4との間に設けられた閉指令用
電流しゃ断接点、3は制御電源(+)1と開制御コモン
ライン5との間に設けられた開指令用電流しゃ断接点、
71a〜7na,71b〜7nbは制御対象機器81〜
8nが接続された端子、6na〜6nbは閉制御コモン
ライン4からの閉制御電流を端子71a〜7naを介し
て制御対象機器81〜8nに個別に与える選択接点、6
1b〜6nbは開制御コモンライン5からの開制御電流
を制御対象機器81〜8nに個別に与える選択接点であ
る。
【0004】次に動作について説明する。制御は、選択
操作と制御操作の2挙動方式となっており、まず、選択
操作として図示していないが、制御対象機器81〜8n
にそれぞれ対応した選択スイッチのうち、1つをオンに
すると、選択接点61a〜6na,61〜6nbのうち
該当する接点のみがONする。次に制御操作として、図
示していないが、制御対象機器81〜8nに共通に設け
た閉制御スイッチ又は開制御スイッチをオンすると、閉
指令用電流しゃ断接点2又は開指令用電流しゃ断接点3
が一定時間ONする。
【0005】この時、閉指令なら制御出力電源(+)1
から閉指令用電流しゃ断接点2、閉制御コモンライン
4、選択接点61a〜6na、端子71a〜7na及び
制御対象機器81〜8nを通り制御電源(−)9へ制御
電流が流れ、該当する制御対象機器81〜8naが閉と
なる。開指令なら制御出力電源(+)1から開指令用電
流しゃ断接点3、開制御コモンライン5、選択接点61
b〜6nb、端子71b〜7nb及び制御対象機器81
〜8nを通り制御電源(−)9へ制御電流が流れ、該当
する制御対象機器81〜8nが開となる。なお、制御対
象機器81〜8nは一旦閉又は開の制御電流が流れる
と、電流が無くなっても、閉又は開の状態を維持するた
め、キープリレーの記号で表わしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御装置は以上
のように構成されているので、制御操作を行った時に、
該当する制御対象機器81〜8nが応動しなかった場
合、その原因が回路の共通部分にあるのか、個別部分に
あるのかの判別がつかず、共通部分と個別部分との両方
を調査することが必要となり、このため原因究明までの
時間がかかり、また、原因が継続しない場合は原因究明
が困難になるなどの問題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、制御操作を行った時に該当する制
御対象機器が動作しなかった場合、その原因が共通部分
にあるのか、個別部分にあるのかを判定し表示できる制
御装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る制御装置
は、各制御対象機器の動作状態を示す状態接点の状態を
入力し個別の選択リレーへの制御指令との比較を行うと
共に、閉制御コモンライン及び開制御コモンラインの電
圧を監視することにより、応動しない原因が個別部分、
共通部分の何れにあるかを判断するようにしたものであ
る。
【0009】
【作用】この発明における制御装置は、制御対象機器の
状態接点の状態を入力し制御指令との比較を行い、制御
対象機器が応動しないことを検出する。また制御出力中
の閉制御コモンライン及び開制御コモンラインの電圧を
監視することにより、その原因が共通部分にあるのか、
個別部分にあるのかを判断し、表示するので原因究明ま
での時間が短くなり、また、原因が継続していない場合
でも表示が残るので原因究明が容易となる。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1〜5,61a〜6n
a,61b〜6nb,71a〜71b,81〜8n,
9,100は図4と同一であるので説明を省略する。1
6は全体を制御するマイクプロセッサ111〜11nは
制御対象機器81〜8nの開閉状態をそれぞれ示す状態
接点、10は状態接点111〜11nの一端に接続され
た表示用電源、121〜12nは状態接点111〜11
nを接続する端子、13は状態接点111〜11nの状
態を検出してマイクロプロセッサ16に知らせる表示入
力回路である。
【0011】14は閉制御コモンライン4の電圧の有無
を検出してマイクロプロセッサ16に知らせる電圧検出
回路、15は開制御コモンライン5の電圧の有無を検出
してマイクロプロセッサ16に知らせる電圧検出回路、
17はマイクロプロセッサ16で制御されるリレー駆動
回路、18は閉指令用電流しゃ断接点2の閉指令リレ
ー、19は開指令用電流しゃ断接点3の開指令リレー2
01〜20nは選択接点61a〜6na,61b〜6n
bの選択リレーで、これらのリレーはリレー駆動回路1
7により駆動される。21は制御対象機器81〜8nが
動作しなかった場合、その原因が共通部分にあることを
表示する表示手段としての不応動(共通部)表示灯22
は制御対象機器81〜8nが動作しなかった場合、その
原因が個別部にあることを表示する表示手段としての不
応動(個別部)表示灯である。
【0012】次に動作について図2のタイミングチャー
ト及び図3のフローチャートと共に説明する。なお、図
2は閉制御の場合を示している。制御は選択操作と制御
操作の2挙動方式となっており、まず、選択操作とし
て、図示していないが制御対象機器81〜8nにそれぞ
れ対応した選択スイッチのうち、1つをONにすると、
マイクロプロセッサ16がそれを検知してリレー駆動回
路17へ信号を送る(ステップST1)。これにより選
択リレー201〜20nのうち該当するリレーが1つ動
作し、その接点61a〜6na,61b〜6nbがON
する(ステップST2)。
【0013】次に動作操作として、図示していないが、
制御対象機器81〜8nに共通に設けた閉制御スイッチ
又は開制御スイッチをONすると、マイクロプロセッサ
16がそれを検知してリレー駆動回路17へ信号を送る
(ステップST3)。これにより閉指令リレー18又は
開指令リレー19のいずれかが動作し、その接点2又は
3が動作する(ステップST4)。
【0014】この時閉指令なら制御電源(+)1から閉
指令用電流しゃ断接点2,閉制御コモンライン4,選択
接点61a〜6na,端子71a〜7na及び制御対象
機器81〜8nを通り、制御電源(−)9へ制御電流が
流れ、該当する制御対象機器81〜8nが閉となる。開
指令では制御出力電源(+)1から開指令用電流しゃ断
接点3,開制御コモンライン5,出力選択接点61b〜
6nb,端子71b〜7nb及び制御対象機器81〜8
nを通り、制御電源(−)9へ制御電流が流れ、該当す
る制御対象機器81〜8nが開となる。
【0015】このとき、制御対象機器81〜8nの閉又
は開の状態は、表示入力として制御装置100に入力さ
れる。即ち、表示電源10より制御対象機器81〜8n
の状態接点111〜11n及び端子121〜12nを通
り表示入力回路13に、制御対象機器81〜8nが閉と
なっているものだけについて電流が流れる。表示入力回
路13は各制御対象機器81〜8nの開閉状態を検知
し、マイクロプロセッサ16へその情報を送る。
【0016】マイクロプロセッサ16は、リレー駆動回
路17へリレー選択の制御信号を出力した後、一定時間
後に表示入力回路13からの入力信号とリレー駆動回路
17への制御信号とを比較し一致していなければ不応動
と判断する(ステップST5,ST6,ST7)。その
場合、閉制御コモン4又は開制御コモン5に電圧があっ
たかどうかを電圧検出回路14,15で検出する(ステ
ップST8)。電圧が無かった場合はその不応動の原因
が回路の共通部分にあると判断して不応動(共通部)表
示灯21を点灯させる(ステップST9)。また、電圧
が有った場合は、その不応動の原因が回路の個別部分に
あると判断して、不応動(個別部)表示灯22を点灯さ
せる(ステップST10)。これらの表示灯は図示して
いないが、表示復帰スイッチを押すまで保持する(ステ
ップST11,ST12)。
【0017】実施例2.なお、上記実施例1では、不応
動の判定を制御指令後に行ったが、選択段階において閉
制御コモンライン4又は開制御コモンライン5が制御電
源(−)9の電位になっているかどうかを電圧検出回路
14,15により検出するようにしてもよい。これによ
り、例えば個別の選択接点61a〜6na,61b〜6
nbの接点接触不良や、制御対象機器81〜8nのコイ
ル断線、その他配線の断線等があれば、選択時に閉制御
コモンライン4又は開制御コモンライン5が制御電源
(−)9の電位にならないため、制御指令前に不応動を
検出することができる。
【0018】実施例3.また上記実施例1では、制御対
象機器81〜8nの応動が早く、制御指令送出中に応動
する場合を示したが、例えば制御対象機器81〜8nが
電動式開閉器等の動作時間の長いものでは、表示入力回
路13からの入力信号とリレー駆動回路17への制御信
号とを比較するタイミングを遅らせてもよく、上記実施
例1と同様の効果を奏する。
【0019】実施例4.また上記実施例1では、制御装
置100について説明したが遠方監視制御装置やプログ
ラムコントローラであってもよく上記実施例1と同様の
効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各制御
対象機器の動作状態を示す状態接点の状態入力し個別の
リレーへの制御指令との比較を行うと共に、閉制御コモ
ンライン及び開制御コモンラインの電圧を監視すること
により、応動しない原因が個別部分、共通部分の何れに
あるかを判断するように構成したので、制御操作を行っ
た時に該当する制御対象機器が応動しなかった場合、そ
の原因が回路の共通部分にあるのか個別部分にあるのか
を判断し表示することができる。このため原因究明まで
の時間が短縮されると共に、原因が継続していない場合
でも表示復帰スイッチを押すまで表示が残るため、原因
究明が容易になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による制御装置を示す構成
図である。
【図2】この発明の一実施例による制御装置の動作を示
すタイムチャート図である。
【図3】この発明の一実施例による制御装置の動作を示
すフローチャート図である。
【図4】従来の制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 制御電源 2 閉指令用電流しゃ断接点 3 開指令用電流しゃ断接点 4 閉制御コモンライン 5 開制御コモンライン 61a〜6na 選択接点 61b〜6nb 選択接点 81〜8n 制御対象機器 111〜11n 制御対象機器の状態接点 13 表示入力回路 14 電圧検出回路 15 電圧検出回路 16 マイクロプロセッサ 18 閉指令リレー 19 開指令リレー 201〜20n 選択リレー 21 不応動(共通部)表示灯(表示手段) 22 不応動(個別部)表示灯(表示手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉指令により制御電源からの制御電流を
    閉制御コモンラインに与える閉指令用電流しゃ断接点及
    びこれを動作させる閉指令リレーと、開指令により上記
    制御電源からの制御電流を開制御コモンラインに与える
    開指令用電流しゃ断接点及びこれを動作させる開指令リ
    レーと、上記閉制御コモンラインからの上記制御電流を
    複数の制御対象機器に個別に与える複数の選択接点及び
    これを動作させる複数の選択リレーと、上記開制御コモ
    ンラインからの上記制御電流を上記複数の制御対象機器
    に個別に与える複数の選択接点及びこれを動作させる複
    数の選択リレーと、上記閉制御コモンライン及び開制御
    コモンラインの電圧をそれぞれ検出する電圧検出回路
    と、上記複数の制御対象機器の各状態に応じて開閉され
    る複数の制御対象機器の状態接点と、上記複数の制御対
    象機器の状態接点の各状態を検出する表示入力回路と、
    上記閉指令又は開指令により上記複数の制御対象機器が
    応動しなかったときその原因が回路の共通部分にあるか
    個別部分にあるかを上記電圧検出回路及び上記表示入力
    回路からの情報に基づいて判断するマイクロプロセッサ
    と、上記マイクロプロセッサの判断に応じて上記原因が
    上記共通部分又は個別部分にあることを表示する表示手
    段とを備えた制御装置。
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