JPH0361869A - 回路断線判別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電源ライン間に電流ヒユーズ及びコンタクタ
を介して電磁機器の電磁コイルを接続してなる回路の断
線判別方法に関する。

［従来の技術］ 電磁機器、例えば電磁弁を駆動制御する回路としては電
源ライン間に電流ヒユーズ及びコンタクタを介して電磁
弁の電磁コイルを接続し、コンタクタのオン、オフ制御
によって電磁弁を駆動制御するものがある。そして電磁
弁が動作状態にあるときランプを点灯してそれを知らせ
るようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしこのように電磁弁の動作状態を単にランプ表示の
みで知らせるものでは、ランプ電磁弁の動作状態を知る
ことはできても、ランプ不点のときそれが電磁コイルの
断線によるものか電流ヒユーズの断線によるものか全く
区別ができなかった。

このため従来においてはランプ不点のときオペレータは
電流ヒユーズが溶断しているが否かをチエツクし、電流
ヒユーズが溶断されていれば電流ヒユーズの断線による
ものと判断し、また電流ヒユーズが溶断されていなけれ
ば電磁弁の電磁コイルの断線によるものであると判断し
なければならなかった。すなわち従来では回路が断線故
障が発生したとき電流ヒユーズや電磁コイルを個々にチ
エツクしなければ故障原因を知ることができない面倒が
あった。

そこで本発明は、断線故障が発生したときそれが電流ヒ
ユーズの断線によるものか電磁コイルの断線によるもの
かを直ちに判別して知らせることができる回路断線判別
方法を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段と作用］ 本発明は、電源ライン間に電流ヒユーズ及びコンタクタ
を介して電磁機器の電磁コイルを接続してなる回路にお
いて、コンタクタを閉成したときの電磁コイルの両端間
電圧を検出すると共にその電磁コイルへの通？ｔＳ電流
を検出し、検出電圧値が正常で検出電流値がゼロのとき
電磁コイルの断線を判別し、検出電圧値及び検出電流値
が共にゼロのとき電流ヒユーズの断線を判別し、それぞ
れ判別信号を出力することにある。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

図中１．．１２は電源ラインで、電源ライン１１を電流
ヒユーズ２１、コンタクタ３１を直列に介して電磁機器
である電磁弁の電磁コイル４の一端に接続している。ま
た電源ライン１２を電流ヒユーズ２２、前記コンタクタ
３１と連動してオン、オフ動作するコンタクタ３２を直
列に介し、さらに１対のダイオードを互いに逆極性にし
て並列に接続したダイオード回路５を介して前記電磁コ
イル４の他端に接続している。

そして前記コンタクタ３１と電磁コイル４の一端との接
続点と、前記コンタクタ３□とダイオード回路５との接
続点との間に発生する電圧を電圧コンパレータ６で検出
するようにしている。またコンタクタ３□を介して前記
電磁コイル４に通電される電流を電流コンパレータ７で
検出するようにしている。なお、この電流コンパレータ
７の入力端子は前記ダイオード回路５の両端に接続され
ている。

前記電圧コンパレータ６は検出電圧が所定レベル以上の
正常値にあるときには第１のリレー８をオン動作させる
ようにしている。また前記電流コンパレータ７は検出電
流が所定レベル以上の正常値にあるときには第２のリレ
ー９をオン動作させるようにしている。

また＋Ｖ電源に前記各コンタクタ３１．３２と連動して
オン、オフ動作するスイッチ３３、前記第１のリレー８
の常開接点８ｍ及び前記第２のリレー９の第１の常閉接
点９ｂｌを直列に介して第３のリレー１０を接続すると
共に、前記スイッチ３３、前記第１のリレー８の常閉接
点８ｂ及び前記第２のリレー９の第２の常閉接点９ｂ２
を直列に介して第４のリレー１１を接続している。

前記第３、第４のリレー１０．１１にはそれぞれ表示ラ
ンプ１２．１３が並列に接続されている。

そして電磁コイルの断線判別信号出力端子０１゜０２間
に前記第３のリレー１０の常開接点１０ｍを接続し、ま
た電流ヒユーズの断線判別信号出力端子Ｏｓ、Ｏａ間に
前記第４のリレー１１の常開接点１１ｍを接続している
。

このような構成の本実施例においては、コンタクタ３１
，３□をオン動作すると電流ヒユーズ２３，２゜を介し
て電磁コイル４に電流が流れ電磁弁が動作する。またス
イッチ３．もオン動作する。この正常動作時においては
電圧コンパレータ６が所定レベル以上の電圧検出を行い
第１のリレー８をオン動作し、また電流コンパレータ７
が所定レベル以上の電流検出を行い第２のリレー９をオ
ン動作する。

しかして常開接点８ｍは閉成するが各常閉接点８ｂ、９
ｂ＋　、９ｂ２は開放するので第３、第４のリレー１０
．１１は動作しない。すなわち断線判別は行われない。

この状態で電磁コイル４が断線する事故が発生すると、
電圧コンパレータ６は所定レベル以上の電圧検出状態を
維持するが、電流コンパレータ７は電流が無くなったこ
とを検出する。しかして第２のリレー９がオフ動作する
。これによりリレー９の第１、第２の常閉接点９ｂｌ、
９ｂ２が閉成す・る。

こうして第３のリレー１０がオン動作されるとともに表
示ランプ１２が点灯して電磁コイル４の断線を知らせる
。第３のリレー１０がオン動作するとその常開接点１０
ｍが閉成するので出力端子０１．０２からは電磁コイル
の断線判別信号が出力されることになる。

こうして電磁コイル４の断線が直ちに判別できることに
なる。

また電流ヒユーズ２１．２□が断線する事故が発生する
と、電圧コンパレータ６は電圧が無くなったことを検出
し、また電流コンパレータ７は電流が無くなったことを
検出する。しかして第１、第２のリレー８．９がオフ動
作する。これによりリレー８の常開接点８ｍが開放し、
常閉接点８ｂが閉成する。またリレー９の第１、第２の
常閉接点９ｂ、、９ｂ２が閉成する。

こうして第４のリレー１１がオン動作されるとともに表
示ランプ１３が点灯して電流ヒユーズの断線を知らせる
。第４のリレー１１がオンａ作ｒるとその常開接点１１
ｍが閉成するので出力端子０、．０．からは電流ヒユー
ズの断線判別信号が出力されることになる。

こうして電流ヒユーズ２１，２□の断線が直ちに判別で
きることになる。

なお、前記実施例では電磁コイルを使用した電磁機器と
して電磁弁を述べたが必ずしもこれに限定されるもので
はなく、電磁ポンプ等地の電磁機器であってもよい。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、電源ライン間に電
流ヒユーズ及びコンタクタを介して電磁機器の電磁コイ
ルを接続してなる回路において、断線故障が発生したと
きそれが電流ヒユーズの断線によるものか電磁コイルの
断線によるものかを直ちに判別して知らせることができ
る回路断線判別方法を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す回路図である。 １、．１２・・・電源ライン、 ２１．２□・・・電流ヒユーズ、 ３、．３２・・・コンタクタ、 ４・・・電磁コイル、 ６・・・電圧コンパレータ、 ７・・・電流コンパレータ、 ８．９，１０．１１・・・リレー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電源ライン間に電流ヒューズ及びコンタクタを介して電
   磁機器の電磁コイルを接続してなる回路において、前記
   コンタクタを閉成したときの前記電磁コイルの両端間電
   圧を検出すると共にその電磁コイルへの通電電流を検出
   し、検出電圧値が正常で検出電流値がゼロのとき前記電
   磁コイルの断線を判別し、検出電圧値及び検出電流値が
   共にゼロのとき前記電流ヒューズの断線を判別し、それ
   ぞれ判別信号を出力することを特徴とする回路断線判別
   方法。