JPH11222120A - 車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路 - Google Patents

車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路

Info

Publication number
JPH11222120A
JPH11222120A JP2867098A JP2867098A JPH11222120A JP H11222120 A JPH11222120 A JP H11222120A JP 2867098 A JP2867098 A JP 2867098A JP 2867098 A JP2867098 A JP 2867098A JP H11222120 A JPH11222120 A JP H11222120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
warning light
fail
electronic control
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2867098A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Sano
勝彦 佐野
Toshihiro Toda
敏宏 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2867098A priority Critical patent/JPH11222120A/ja
Publication of JPH11222120A publication Critical patent/JPH11222120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子制御回路の制御対象であるアクチュエー
タの作動の安全性を確保するためフェイルセーフリレー
を設けた回路において、リレーの作動を確認するための
警告灯を含む安全回路の断芯、断線を簡易に確実に点検
する方法を得る。 【解決手段】 電子制御回路1は制御信号をリレー駆動
回路2へ送り、フェイルセーフリレー3の励磁コイル4
を動作させると、スイッチ5の端子5a〜5b間の接点
が端子5a〜5cへ移動する。作動点検時にはリレー駆
動回路2へON、OFF信号を送り、ダイオード6、警
告灯7、電源回路8への警告灯点灯回路をON、OFF
して警告灯7の断芯、A点の断線を点検する。次にラン
プ駆動回路9から警告灯作動点検回路を介して警告灯7
へ送られる信号により警告灯7の断芯、B点の断線を点
検する。両点検動作により警告灯7の断芯A点、B点の
断線が検査できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車載用電子制御
回路の安全性を確保するために使用されるフェイルセー
フリレーを有する車載用電子制御装置の警告灯点灯回路
の作動検査回路に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の走行状態を制御する装置として
種々のものが利用されているが、その1例としてブレー
キ制動を行なうアンチロック制御装置がある。この制御
装置に用いられる電子制御回路(以下アンチロック制御
回路という)に限らず、自動車の走行制御をする装置は
自動車の安全性を確保し得る構成であることが極めて重
要であり、このため一般には制御対象のアクチュエータ
と電源との間にフェイルセーフリレーを設けている。
【0003】そして、電子制御回路により制御対象のア
クチュエータを制御している間に電子制御回路で制御動
作に異常状態が検知されると、フェイルセーフリレーへ
の電源をOFFにしてアクチュエータの作動をカットし
安全動作を確保するようにしている。
【0004】かかるフェイルセーフリレーに対しては、
電源投入した通常の状態でフェイルセーフリレーが作動
したことを示す警告灯を回路中に設け、制御回路に異常
状態があるとこれを点灯する。
【0005】上記フェイルセーフリレーに対して警告灯
を設けた回路は、自動車を出荷する直前あるいは定期点
検時に、例えばアンチロック制御回路全体の作動検査と
共にチェックする必要があり、従来からアンチロック制
御回路に対して外部からチェッカを接続して作動検査が
行われている。
【0006】その場合、警告灯の作動の確認は、チェッ
カからの信号を制御回路内で警告灯の下流側に設けた警
告灯のドライブ回路へ与え、このドライブ回路により警
告灯を点滅して行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フェイルセーフリレー
は、上述したように、電子制御回路の作動の安全性を確
保する上で極めて重要なものであり、フェイルセーフリ
レー自体の作動の確認を警告灯によって行なうものであ
るから、警告灯及びこれとリレーを接続する回路の作動
の確認も又極めて重要である。
【0008】しかし、従来は上述した警告灯のドライブ
回路によるチェックのみであったため、警告灯とフェイ
ルセーフリレー間の接続回路の断線検査は実際にはでき
ないという問題があった。
【0009】この発明は、上述した従来の車載用電子制
御回路に設けられたフェイルセーフリレーの作動を表示
する警告灯の作動検査方法の現状に鑑みてなされたもの
であり、フェイルセーフリレーの異常を表示する警告灯
に対し簡単な点検方法を実施する回路により警告灯の作
動を確実に検査する回路を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、テストコード端子を有する車載用電子制
御回路からの制御信号により制御される負荷との間にフ
ェイルセーフリレーを設け、その作動に異常が生じると
点灯するように警告灯を警告灯点灯回路を介してフェイ
ルセーフリレーに接続し、この警告灯には警告灯を上記
電子制御回路からの作動点検信号でも点灯可能とするた
めの警告灯作動点検回路を接続して成り、作動点検時に
テストコード端子に接続したチェッカからその内部プロ
グラムによる作動点検信号を送り出してフェイルセーフ
リレーを作動点検状態とすることにより警告灯点灯回路
を介して警告灯の作動の点検を可能とし、かつ上記作動
点検信号を警告灯作動点検回路を介して警告灯へも送り
警告灯の作動の点検を可能として成る車載用電子制御装
置の警告灯点灯回路の作動検査回路としたのである。
【0011】上記構成の作動検査回路では、警告灯の作
動は2つの経路により確認される。1つは警告灯点灯回
路を介してフェイルセーフリレーに接続される経路であ
り、もう1つは警告灯へ直接作動点検信号を送る警告灯
作動点検回路を通る経路である。
【0012】電子制御回路は、通常はフェイルセーフリ
レーを介して負荷へ電源回路から電力を供給し、電子制
御回路からの制御信号により負荷を制御している。この
電子制御回路のテストコード端子にチェッカが接続され
ると電子制御回路は作動点検モードに切り替えられる。
【0013】チェッカから作動点検信号を送り出すと電
子制御回路によりフェイルセーフリレーに送られ、フェ
イルセーフリレーを作動点検状態とする。フェイルセー
フリレーが作動点検状態になると、これに警告灯点灯回
路を介して接続されている警告灯も作動点検状態とな
り、警告灯の作動が点検される。警告灯の作動の点検は
警告灯の断芯及び警告灯点灯回路における断線のチェッ
クである。
【0014】上記作動点検信号は電子制御回路を介して
警告灯作動点検回路へも送られる。作動点検信号が警告
灯作動点検回路を介して警告灯に送られると、警告灯の
作動が点検される。この作動の点検は警告灯の断芯及び
警告灯作動点検回路の断線である。
【0015】
【実施の形態】以下この発明の実施形態について図面を
参照して説明する。図1はこの発明による作動検査回路
の概略ブロック図である。電子制御回路1には各種セン
サからの検出信号が送り込まれ、制御信号によって各種
アクチュエータが制御されるが、センサ、アクチュエー
タについては図示省略している。
【0016】3は、上記アクチュエータに対する制御ラ
インに異常状態が生じた時に安全性を確保するために設
けられたフェイルセーフリレーである。フェイルセーフ
リレー3はリレー駆動回路2からの制御信号により励磁
コイル4を励磁するとスイッチ5の端子5a〜5b間の
接点が端子5a〜5cに接続されるように切替えられて
作動状態となる。なお、負荷11(アクチュエータ)へ
の電源は端子5aに接続されるラインにより供給され
る。
【0017】アクチュエータの作動中に何らかの異常が
生じると、リレー駆動回路2へ信号が与えられフェイル
セーフリレー3がOFFになる。このとき、図示の端子
5a〜5bへ接点が移動し、ダイオード6から警告灯
7、電源回路8へのラインがONとなり警告灯7が点灯
され、フェイルセーフリレー3の作動を確認できるよう
に構成されている。上記フェイルセーフリレー3に接続
されている警告灯へ至る回路が警告灯点灯回路を構成し
ている。9は警告灯7の作動を点検するためのランプ駆
動回路であり、この駆動回路9からの接続回路が警告灯
7へも接続されており、これらが警告灯作動点検回路を
構成している。
【0018】以上のように構成したフェイルセーフリレ
ー及びその警告灯を含む作動点検回路は、電子制御回路
及びアクチュエータ等の作動を確認する通常の作動検査
と共に次のようにして作動が確認できる。
【0019】図示のチェッカ10には、予め以下の作動
点検のための信号を送り出すプログラムが組込まれてい
るものとする。
【0020】まず、チェッカ10からの信号を電子制御
回路1へ与え、ランプ駆動回路9をOFFにする。この
状態でリレー駆動回路2に周期的にON/OFFする信
号を与え、フェイルセーフリレー3をON/OFFさせ
て作動状態とする。この作動状態によりフェイルセーフ
リレー3に接続されている警告灯点灯回路も作動状態と
なり、上記ON/OFF信号により警告灯7を点滅させ
る。これによって警告灯7の断芯、もしくはA点の断線
を検出できる。
【0021】次に、リレー駆動回路2をONにしたま
ま、電子制御回路1からランプ駆動回路9に上記ON/
OFF信号を与えて警告灯作動点灯回路を介して警告灯
7を点滅させる。これによって警告灯7の断芯もしくは
B点の断線を検出できる。
【0022】このようにして警告灯7を含む2つの経路
の作動検査をすることによって警告灯の断芯、A点、B
点の断線を点検することができる。A点が断線している
ときは、B点を含む経路の作動検査によって、反対にB
点が断線しているときはA点を含む経路の作動検査によ
ってそれぞれの断線が検知できる。警告灯7が断芯して
いるときはいずれの経路の作動検査でもランプは点灯さ
れないことで断芯が分かる。
【0023】図2は、上記実施形態をアンチロック制御
回路に適用した場合を示す。
【0024】アンチロック制御回路は、車輪速信号を回
転センサS(S1 〜S4 )で検出し、これに基づいてブ
レーキ制動を最適に制御するため電子制御回路1’から
制御信号を負荷11(アクチュエータ)である電磁弁V
1 〜V4 に送るように構成されている。電磁弁V1 〜V
4 を開閉することによってブレーキシリンダへの加圧、
保持、減圧等、が制御される。電磁弁V1 〜V4 への動
作電圧はフェイルセーフリレー3を介してバッテリ8’
から与えられる。
【0025】なお、図1と同じ機能部品には同じ符号を
付して詳細な説明は省略する。
【0026】また、リレー駆動回路2、ランプ駆動回路
9は電子制御回路1’内に含まれているものとし、図示
省略している。
【0027】
【効果】以上詳細に説明したように、この発明による作
動検査回路は、電子制御回路の制御対象である負荷と電
源回路の間のフェイルセーフリレーに対してフェイルセ
ーフリレーを作動点検信号により作動点検しこれに接続
されている警告灯点灯回路を介して警告灯を作動点検
し、かつ作動点検信号を警告灯作動点検回路を介しても
警告灯へ送り警告灯の作動を確認する回路としたから、
上記2つの動作の一方で警告灯の断芯が確認できると共
に各経路のいずれかの断線も確認できる。従って、警告
灯及びその接続経路が正常であるかを極めて簡易な回路
で点検でき、フェイルセーフリレーの動作を警告灯によ
り監視する上での信頼性が向上するという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のフェイルセーフリレー及び警告灯を
含む作動検査回路の全体概略ブロック図
【図2】図1の作動検査回路をアンチロック制御回路に
適用した例を示す全体ブロック図
【符号の説明】
1 電子制御回路 2 リレー駆動回路 3 フェイルセーフリレー 4 励磁コイル 5 スイッチ 5a、5b、5c 端子 6 ダイオード 7 警告灯 8 電源回路 9 ランプ駆動回路 10 チェッカ 11 負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストコード端子を有する車載用電子制
    御回路からの制御信号により制御される負荷との間にフ
    ェイルセーフリレーを設け、その作動に異常が生じると
    点灯するように警告灯を警告灯点灯回路を介してフェイ
    ルセーフリレーに接続し、この警告灯には警告灯を上記
    電子制御回路からの作動点検信号でも点灯可能とするた
    めの警告灯作動点検回路を接続して成り、作動点検時に
    テストコード端子に接続したチェッカからその内部プロ
    グラムによる作動点検信号を送り出してフェイルセーフ
    リレーを作動点検状態とすることにより警告灯点灯回路
    を介して警告灯の作動の点検を可能とし、かつ上記作動
    点検信号を警告灯作動点検回路を介して警告灯へも送り
    警告灯の作動の点検を可能として成る車載用電子制御装
    置の警告灯点灯回路の作動検査回路。
JP2867098A 1998-02-10 1998-02-10 車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路 Pending JPH11222120A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2867098A JPH11222120A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2867098A JPH11222120A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11222120A true JPH11222120A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12254955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2867098A Pending JPH11222120A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11222120A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100759877B1 (ko) * 2002-02-09 2007-09-18 주식회사 만도 제어기간의 제어충돌 회피장치
CN104502353A (zh) * 2015-01-15 2015-04-08 成都先进功率半导体股份有限公司 一种用于小体积产品全检的防呆组件
CN109270855A (zh) * 2018-11-22 2019-01-25 中联重科股份有限公司 用于工程机械的启动控制设备、方法及工程机械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100759877B1 (ko) * 2002-02-09 2007-09-18 주식회사 만도 제어기간의 제어충돌 회피장치
CN104502353A (zh) * 2015-01-15 2015-04-08 成都先进功率半导体股份有限公司 一种用于小体积产品全检的防呆组件
CN109270855A (zh) * 2018-11-22 2019-01-25 中联重科股份有限公司 用于工程机械的启动控制设备、方法及工程机械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20170050655A1 (en) System for vital brake interface with real-time integrity monitoring
US4667176A (en) Failure-monitor system for an automotive digital control system
JP2588479B2 (ja) 自動制動過程を実施する装置の機能を監視する方法
US5176429A (en) Failure detection circuit for anti-skid braking system
GB2451559A (en) Electrically operated brake having brake sensor fail safety
JPH0382661A (ja) 安全リレー作動回路
JPH11222120A (ja) 車載用電子制御装置の警告灯点灯回路の作動検査回路
US6515376B1 (en) Device for supplying current and/or voltage to a vehicle trailer for the supply of brake components
JP2000194403A (ja) 車両用負荷診断装置
JPH05500485A (ja) 二輪車両の車輪のブレーキ方法および装置
CN115431948A (zh) 用于车辆的制动设备及其控制方法
US6369581B1 (en) Methods of calling and turning off failure codes
JPH09305223A (ja) 車載用電子制御ユニット
JPH1066248A (ja) 車両用電源供給装置
JPH01126101A (ja) 列車の故障検知装置
WO2004039649A1 (en) Control system for pair-type 3-light 3-state display railroad signal lamp
JP3508614B2 (ja) 自己監視機能付き車載用電子制御装置
JP2000092690A (ja) 複数の電気負荷用の安全装置及び複数の電気負荷の給電遮断方法
JPH08114530A (ja) 電源故障検出装置
KR100272628B1 (ko) 차륜잠김 방지장치의 전자 제어 회로
JPH0872697A (ja) アンチスキッド装置の故障検出方法
KR100251798B1 (ko) 차륜잠김 방지장치 및 구동력 제어장치의 통합 전자제어 회로
KR100264909B1 (ko) 차륜잠김 방지장치의 전자 제어 회로
JP2709930B2 (ja) 車載用電子装置の故障表示方法
JPH1199890A (ja) 車両用電子制御システム