JP3029622U - 開口部枠用隅角部カバー部材 - Google Patents
開口部枠用隅角部カバー部材Info
- Publication number
- JP3029622U JP3029622U JP1996003440U JP344096U JP3029622U JP 3029622 U JP3029622 U JP 3029622U JP 1996003440 U JP1996003440 U JP 1996003440U JP 344096 U JP344096 U JP 344096U JP 3029622 U JP3029622 U JP 3029622U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】開口部枠等に用いる長方形の枠部材の隅角部の
接合部を覆い隠すカバー部材を提供すること。 【解決手段】長方形の枠部材の横枠2及び縦枠3前面に
凹部(22)を有し,該枠外向きに開いた見切り部材2
1,31を嵌着し,該枠外周を囲む壁等との間に生じる
隙間等を隠し,前面が直角形状で,断面がL形の該見切
り部材と同じ形状の凸部を該凹部に嵌着する,嵌着式の
開口部枠用隅角部カバー部材(1)を用いて,隅角部の
接合面や隙間などを覆い隠す事が出来る。
接合部を覆い隠すカバー部材を提供すること。 【解決手段】長方形の枠部材の横枠2及び縦枠3前面に
凹部(22)を有し,該枠外向きに開いた見切り部材2
1,31を嵌着し,該枠外周を囲む壁等との間に生じる
隙間等を隠し,前面が直角形状で,断面がL形の該見切
り部材と同じ形状の凸部を該凹部に嵌着する,嵌着式の
開口部枠用隅角部カバー部材(1)を用いて,隅角部の
接合面や隙間などを覆い隠す事が出来る。
Description
【0001】
本考案は,建物や住宅の扉等の開口部枠等に用いられる長方形の該枠部材の隅 角部における,接合部を覆い隠すカバー部材に関する。
【0002】
従来,長方形の開口部枠を構成する,各2枚の平板木部材である横枠及び縦枠 の端部を直角に切断し,該端部の断面と側面とを芋継ぎ状に突き合わせて,該枠 断面である接合面を該側面から複数のネジ等の接合部材を用いて直角に該枠断面 を貫通し接合する芋継ぎ方式がある。
【0003】 他の従来の接合方式として長方形の開口部枠を構成する,各2枚の平板木部材 である横枠及び縦枠の端部を互いに45度に切断し,角と上端・下端面以外に継 ぎ目を現さない接合面を有する留め継ぎ方式においては,該枠の一方から複数の ネジ等の接合部材を用いて,斜め45度の角度を持って該接合面に直角に貫通し 接合している。
【0004】
従来の芋継ぎ方式においては,隅角部の枠外面に片方の枠断面が露出し,接合 部材の貫通方向が片方の枠の長手方向と平行であるため,取り付けに技術と時間 を必要としないが,接合面の美観やデザイン性に欠ける問題を有している。
【0005】 従来の留め継ぎ方式においては,該枠の一方から複数のネジ等の接合部材を用 いて,斜め45度の角度を持って接合面に直角に貫通し接合するので,隅角部の 枠外面に枠断面が露出せず,接合面の美観やデザイン性を有するけれども,ネジ 等の接合部材が斜めに入るため,接合作業が困難で技術を要し,失敗する恐れが あり接合部材の使用個数が増え,作業中に接合面がずれる恐れが多分に生じ,か つ作業時間が長くかかる問題を有している。
【0006】 従来の留め及び芋継ぎ方式においても,隅角部の接合面が木質等の枠材質が乾 燥などの要因により,経時的に隙間を生じた場合,該隙間を調整或いは隠す手段 を持たなかった。
【0007】
上記の問題点を解決するために,本考案の開口部枠用隅角部カバー部材は開口 部枠の4隅の接合面において,該接合面や作業中或いは経時変化等で生じる隙間 を覆い隠す構造を有し,該枠部材の取り付けを容易にし,且つ室内の美観やデザ イン性に多様化を持たすために,長方形の開口部外枠等を構成する,各2枚の平 板木部材である横枠及び縦枠の前面のそれぞれに横枠凹部及び縦枠凹部を有し, 断面がL形を有し,該枠外向きに開いた横枠見切り部材及び縦枠見切り部材を用 い嵌着し,該枠の周囲を囲む壁等との間に経時変化等で生じる隙間等を隠すと共 に,隅角部において断面がL形の該横枠見切り部材及び縦枠見切り部材と同じ形 状を有し,凸部が該横枠凹部及び縦枠凹部に嵌着し,前面が直角形状の嵌着式の 開口部枠用隅角部カバー部材を確保し,窓枠など該見切り部材を要しない場合, 該横枠及び縦枠の前面が平面形状を有し,デザイン性を付与した断面がコの字形 状で前面が直角形状の被せ形状を有し,ネジ,接着剤等の固定材料で隅角部に固 着出来る構造を有する,被せ形式の開口部枠用隅角部カバー部材を確保する事を 特徴とする。
【0008】
本考案の開口部枠用隅角部カバー部材は窓や扉等の長方形の開口部外枠等を構 成する,各2枚の平板木部材である横枠及び縦枠の端部を互いに45度に切断し ,角と上端・下端面以外に継ぎ目を現さない隅角部の接合面を有する留め継ぎ方 式や,直角に切断された横枠及び縦枠の端部の断面と側面とを芋継ぎ状に突き合 わせた該枠断面である隅角部の接合面を接合する芋継ぎ方式における隅角部にお いて,該長方形の枠と該枠の周囲を囲む壁等との間に経時変化等で生じる隙間等 を隠すために,該横枠及び縦枠前面のそれぞれに横枠凹部及び縦枠凹部を有し, 断面がL形を有し,該枠外向きに開いた木製或いは樹脂製等の横枠見切り部材及 び縦枠見切り部材を用い嵌着し,断面がL形の該横枠見切り部材及び縦枠見切り 部材と同じ形状を有し,凸部が該横枠凹部及び縦枠凹部に嵌着し,隅角部の該接 合面や作業中或いは経時変化等で生じる隙間を覆い隠す構造を有する,前面が直 角形状の木製或いは樹脂製等の嵌着式の開口部枠用隅角部カバー部材である様に 構成されている。
【0009】 本考案の開口部枠用隅角部カバー部材は隅角部の留め及び芋継ぎ両方式に対 応し,窓等の開口部外枠等を構成する壁などに取り付けた長方形の枠と該枠の周 囲を囲む壁等との間に生じる隙間等を隠すために見切り部材を要しない場合,隅 角部において生じる接合部を覆い隠す為に,デザイン性を付与した断面がコの字 形状で前面が直角形状の木製・金属製或いは樹脂製等の被せ形状を有し,ネジ, 接着剤等の固定材料で隅角部に固着出来る,被せ形式の開口部枠用隅角部カバー 部材である様に構成されている。
【0010】
この考案の実施例1を図面を参照して以下説明すると,図1は本考案の開口部 枠用隅角部カバー部材の使用状態を示す一部欠載隅角部の鳥観図であり,窓や扉 等の開口部外枠等を構成する壁などに取り付けた長方形の枠における,各2枚の 平板木部材である横枠(2)及び縦枠(3)を用いた該長方形の枠と該枠の周囲 を囲む壁等との間に生じる隙間等を隠すために,該横枠及び縦枠前面のそれぞれ 横枠凹部(22)及び縦枠凹部(32)に断面がL形を有し,該枠外向きに開い た木製或いは樹脂製等の横枠見切り部材(21)及び縦枠見切り部材(31)を 用い嵌着し,隅角部において生じる隙間を隠すために,前面が直角形状の木製或 いは樹脂製等のカバー部材(1)を用いる。
【0011】 図2はこの考案の実施例1を示す,開口部枠用隅角部カバー部材の使用前の状 態を示す,(A)はカバー部材鳥観図,(B)は一部欠載隅角部の鳥観図であり ,上記の直角形状のカバー部材(1)は断面がL形の上記,横枠見切り部材(2 1)及び縦枠見切り部材(31)と同じ形状を有し,凸部(11)を(B)に示 す横枠凹部(22)及び縦枠凹部(32)に嵌着し,隅角部において生じる隙間 を覆い隠し,且つ該横枠見切り部材及び縦枠見切り部材との結合部分をも該凸部 の端部に有する軟質樹脂等による被覆部材により覆い隠す事の出来る,嵌着式の 構造を有する様に構成されている。
【0012】 図3はこの考案の実施例2の開口部枠用隅角部カバー部材の,(A)は使用状 態を示す一部欠載隅角部の鳥観図,(B)はカバー部材鳥観図であり,窓等の開 口部外枠等を構成する壁などに取り付けた長方形の枠における,各2枚の平板木 部材である横枠(2)及び縦枠(3)を用いた該長方形の枠と該枠の周囲を囲む 壁等との間に生じる隙間等を隠すために見切り部材を要しない場合,隅角部にお いて生じる接合部を覆い隠す為に,デザイン性を付与した断面がコの字形状で前 面が直角形状の木製・金属製或いは樹脂製等の被せ形状を有するカバー部材(1 )をネジ,接着剤等の固定材料で隅角部に固着出来る被せ形式の構造を有する様 に構成されている。
【0013】
本考案は,以上説明した様な形態で実施され,以下に記載される様な効果を有 する。
【0014】 この考案の嵌着式或いは被せ形式の開口部枠用隅角部カバー部材を用いて,開 口部枠部材の隅角部の接合部及び作業や経時変化などで生じる該接合部の隙間や 該枠の周囲を囲む壁等との間の隙間等を隠す事もでき,隅角部の留め及び芋継ぎ 両方式に対応すると共に,該枠部材の取り付けを容易にし,且つ室内の美観やデ ザインにおける多様化を提供する効果を有する。
【図1】この考案の実施例1を示す,開口部枠用隅角部
カバー部材の使用状態を示す一部欠載隅角部の鳥観図。
カバー部材の使用状態を示す一部欠載隅角部の鳥観図。
【図2】この考案の実施例1を示す,開口部枠用隅角部
カバー部材の使用前の状態を示す,(A)はカバー部材
鳥観図,(B)は一部欠載隅角部の鳥観図。
カバー部材の使用前の状態を示す,(A)はカバー部材
鳥観図,(B)は一部欠載隅角部の鳥観図。
【図3】この考案の実施例2を示す開口部枠用隅角部カ
バー部材の,(A)は使用状態を示す一部欠載隅角部の
鳥観図,(B)はカバー部材鳥観図。
バー部材の,(A)は使用状態を示す一部欠載隅角部の
鳥観図,(B)はカバー部材鳥観図。
1 カバー部材 2 横枠 3 縦枠 11 凸部 21 横枠見切り部材 22 横枠凹部 31 縦枠見切り部材 32 縦枠凹部
Claims (1)
- 【請求項1】長方形の開口部枠を構成する,各2枚の平
板横枠(2)及び縦枠(3)の各枠外面にそれぞれ凹部
(22,32)を有し,各隅角部において断面がL形の
凸部(11)が該凹部に嵌着し,前面が直角形状の嵌着
式のカバー部材,或いは該横枠及び縦枠の前面が平面形
状を有し,断面がコの字形状で前面が直角形状の被せ形
式のカバー部材である事を特徴とする,開口部枠用隅角
部カバー部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003440U JP3029622U (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 開口部枠用隅角部カバー部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003440U JP3029622U (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 開口部枠用隅角部カバー部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029622U true JP3029622U (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=43164642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003440U Expired - Lifetime JP3029622U (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 開口部枠用隅角部カバー部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029622U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637422U (ja) * | 1992-02-26 | 1994-05-20 | カナメルーフシステム株式会社 | 捨板付き雨押え |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681546A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-22 | Sekisui Chem Co Ltd | ドア装置 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP1996003440U patent/JP3029622U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681546A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-22 | Sekisui Chem Co Ltd | ドア装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0637422U (ja) * | 1992-02-26 | 1994-05-20 | カナメルーフシステム株式会社 | 捨板付き雨押え |
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