JPH09184278A - 造作材の突き合わせ構造 - Google Patents

造作材の突き合わせ構造

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Publication number
JPH09184278A
JPH09184278A JP35357095A JP35357095A JPH09184278A JP H09184278 A JPH09184278 A JP H09184278A JP 35357095 A JP35357095 A JP 35357095A JP 35357095 A JP35357095 A JP 35357095A JP H09184278 A JPH09184278 A JP H09184278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
materials
decorative
decoration
horizontal
end faces
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35357095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Tatsuno
昇三 龍野
Hideaki Katayama
秀明 片山
Shozo Tsujii
省三 辻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09184278A publication Critical patent/JPH09184278A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの造作材の突き合わせ端部のずれやすき
まを隠蔽する。 【解決手段】 水平笠木6Bと垂直笠木6Cとの相互に
突き合う端面は、これら水平笠木6B、垂直笠木6Cが
なす角度の半分の角度の傾斜面となるように切断され、
これら水平笠木6Bの端面と垂直笠木6Cの端面との間
に合成樹脂製等の装飾材10が介挿され、この装飾材1
0が、水平笠木6B、垂直笠木6Cの端面間に介挿され
る介挿部10aと、この介挿部10aに連設された水平
笠木6B、垂直笠木6Cの突き合わせ端部の装飾表面
(出隅角部及び左右側面)を覆う、可撓性を有する又は
有しない装飾カバー部10bとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の造作材の
突き合わせ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の造作材の突き合わせ構造
として以下の如きものは知られている。即ち、長尺の2
つの造作材が一直線に並ばず180度以外の所定角度で
突き合う部分において、造作材の相互に突き合う端面
が、2つの造作材がなす角度の半分の角度の傾斜面とな
るように切断され、これら傾斜端面同士が必要に応じて
接着剤を介して突き合わされたものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の造作材の突き合わせ構造
には以下の如き欠点があった。即ち、2つの造作材の傾
斜端面を突き合わせるものであったため、たとえ傾斜端
面の加工精度を高めても、施工現場の、造作材取り付け
位置の状況が悪かったり、作業者の技能が低かったりし
た場合、2つの造作材の傾斜端面を完全に密接させるこ
とが出来ず、傾斜端面間に間隙があいたり、造作材がず
れたりして、外観上見苦しいという欠点があった。な
お、前記欠点は、2つの造作材が一直線に並ぶ場合にお
いても、存在した欠点である。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、2つの造作材が突き合う部分に装飾材が介挿さ
れ、この装飾材が、造作材の端面間に介挿される介挿部
と、この介挿部に連設された造作材の突き合わせ端部の
装飾表面を覆う装飾カバー部とを有しているものであ
る。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。装飾カバー部によって2つの造作材の突き
合わせ端部を覆って、造作材の突き合わせ端部のずれや
すきまを隠蔽することが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、左と
は図1紙面裏側を、右とは同表側をいう。
【0007】階段1の腰壁2の傾斜上面2aに傾斜笠木
6Aが取り付けられ、腰壁2の水平上面2bに水平笠木
6Bが取り付けられ、腰壁2の垂直端面2cに断面形状
が水平笠木6Bと同一である長尺の装飾造作材(以下、
垂直笠木6Cという。)が取り付けられている。
【0008】図2及び図3に示す如く、水平笠木6Bと
垂直笠木6Cとの相互に突き合う端面は、これら水平笠
木6B、垂直笠木6Cがなす角度の半分の角度の傾斜面
となるように切断され、これら水平笠木6Bの端面と垂
直笠木6Cの端面との間に合成樹脂製等の装飾材10が
介挿され、この装飾材10が、水平笠木6B、垂直笠木
6Cの端面間に介挿される、可撓性を有する又は有しな
い介挿部10aと、この介挿部10aに連設された水平
笠木6B、垂直笠木6Cの突き合わせ端部の装飾表面
(出隅角部及び左右側面)を覆う、可撓性を有する又は
有しない装飾カバー部10bとを有している。前記装飾
カバー部10bは断面略L字状をしている。前記介挿部
10aには切り除き12が形成されている(図3参
照)。
【0009】詳細な図示は省略しているが、傾斜笠木6
Aと水平笠木6Bとの相互に突き合う端面は、これら傾
斜笠木6A、水平笠木6Bがなす角度の半分の角度の傾
斜面となるように切断され、これら傾斜笠木6A、水平
笠木6Bの端面間に、前記と同様な装飾材10が介挿さ
れている。この装飾材10の装飾カバー部10bは断面
略逆への字状をしている。
【0010】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)装飾材10の装飾カバー部10bは可撓性を有す
るものであっても、有しないものであってもよい。 (2)装飾材10は、一般的には笠木6Aと笠木6Bと
によって、又は、笠木6Bと笠木6Cとによって介挿部
10aを挟持することによって固定されるが、接着剤や
釘等によって笠木6A、6B、6Cに固定する場合もあ
る。 (3)図5には装飾材10の変形例の断面形状が示され
ている。図5の(イ)(ロ)は出隅用の装飾材10であ
り、図5の(ハ)〜(ホ)は入隅用の装飾材10であ
る。なお、図5の(ニ)(ホ)の介挿部10aには切り
除き12が形成されていない。要するに、装飾カバー部
10bの断面形状は任意であり、また、介挿部10aの
形状も任意である。 (4)装飾材10は、出隅・入隅のいずれの部分にも使
用されるものであり、また、2つの造作材が一直線に並
ぶ場合においても、使用し得るものである。 (5)この明細書において、造作材とは、笠木のみなら
ず、腰なげし・天井廻り縁なげし等のなげし、見切り
縁、幅木等を含むものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1及び2の発明によれば、装飾カバー部によっ
て2つの造作材の突き合わせ端部を覆って、造作材の突
き合わせ端部のずれやすきまを隠蔽することが出来、ま
た、突板・化粧シート等の装飾材が造作材の端部から剥
がれたりするのを防止することが出来る。 請求項3の発明によれば、装飾材の装飾カバー部が可
撓性を有しているので、装飾カバー部を造作材に密接さ
せることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部側面図である。
【図2】図1のA部分拡大図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う中間省略の一部破砕
の矢視図である。
【図5】装飾材の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
6A 傾斜笠木 6B 水平笠木 6C 垂直笠木 10 装飾材 10a 介挿部 10b 装飾カバー部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの造作材が突き合う部分に装飾材が
    介挿され、この装飾材が、造作材の端面間に介挿される
    介挿部と、この介挿部に連設された造作材の突き合わせ
    端部の装飾表面を覆う装飾カバー部とを有している造作
    材の突き合わせ構造。
  2. 【請求項2】 2つの造作材が一直線に並ばず180度
    以外の所定角度で突き合うようになされている請求項1
    記載の造作材の突き合わせ構造。
  3. 【請求項3】 前記装飾材の装飾カバー部が可撓性を有
    している請求項1又は2記載の造作材の突き合わせ構
    造。
JP35357095A 1995-12-29 1995-12-29 造作材の突き合わせ構造 Withdrawn JPH09184278A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196180A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Eidai Co Ltd 笠木の連結部材
JP2011246934A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 階段巾木カバー
JP2012197673A (ja) * 2012-07-27 2012-10-18 Eidai Co Ltd 笠木と笠木の連結部材とを含む構造
JP2012229613A (ja) * 2012-07-27 2012-11-22 Eidai Co Ltd 笠木の連結部材を用いた笠木の施工方法

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Effective date: 20030304