JP3028931U - 揮発性材料包装体 - Google Patents

揮発性材料包装体

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JP3028931U
JP3028931U JP1995005248U JP524895U JP3028931U JP 3028931 U JP3028931 U JP 3028931U JP 1995005248 U JP1995005248 U JP 1995005248U JP 524895 U JP524895 U JP 524895U JP 3028931 U JP3028931 U JP 3028931U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 易揮発性材料の包装体に関し,完全密封の状
態に保ちつつ,使用に際しては,一側面を引き剥がす事
により,内袋を露出させ,易揮発性材料(例えば芳香
剤,殺虫剤,防黴剤等)を徐放する機能を有する包装体
を得る。 【構成】 徐放通気性フイルム材料を折り返して内袋4
を構成し,外側の一の面には剥離不能に非通気性フイル
ムを,他の一面には剥離容易に非通気性フイルムを重ね
て外袋Aとし,四周を接着してなる包装体であって,内
袋4に揮発性材料10を収容した二重袋構造を有する包
装体による。非通気性の外袋Aにより常時気密に保存さ
れ,使用に際しては剥離容易な外袋Aの一面を剥ぎ取る
のみにて,徐放性内袋4が露出し,揮発性内容物が徐放
される。尚,上記構成の考案により,単に内袋4のシー
ルの態様を変えるのみにて,外袋Aの剥離が一層容易に
なり,又,内袋の露出面Cを広くする等の修飾も可能で
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は易揮発性材料の包装体に関し,常時は此れを完全密封の状態に保ちつ つ,使用に際しては,その包装体の一側面のみを引き剥がすことにより,内袋を 露出させ,これに内蔵される易揮発性材料(例えば芳香剤,刹虫剤,防黴剤等) を徐放する機能を有する包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の,保存と徐放を兼ねた簡便な包装体としては,これまで幾つか知られ ている。例えば実公昭60ー1730には,非通気性フイルムを用い,此れを剥 離容易に四周を接着した外袋と独立した袋体に揮発性材料を内蔵させ,この袋体 の外側を更に別の通気性フイルムを用いた別なる袋体で包む,二重の包装体が記 されている。これは,使用にさいし包装体の外部を指などで押し,間接的に内圧 をかけると内袋の弱い接着部が剥がれ,内蔵された揮発性材料が通気性のある外 袋内に滲出し,更に外袋外に徐放される機構を有するものが知られている。 然し此の形式のものは,運搬中に不意の圧力がかかった時,内袋が裂け,薬剤 が漏れ,更にはそれが通気性の有る外袋外にも漏れ,使用前に失効する等の欠点 があった。
【0003】 又,徐放性を有する容器(例えば素焼陶器製)が準備され,それにバリヤー性 を有するフイルム,又は容器に,芳香剤を入れた袋が添付されたセットが市販さ れている。この形式の場合,使用時に,添付の袋を開封し,徐放性を有する容器 に移しかえるという操作が必要になる。そのため移しかえ時に零れたり,手が汚 れる等の支障が生じる欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は,上記の従来容器の有する欠点を解消し,運搬,貯蔵中にも安全であ るとともに,使用に際しても手を汚すことなく,開封の操作簡便,且つ製造コス トが低廉な易揮発性材料の徐放用包装体を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本考案における包装体は,徐放通気性を有するフ イルムを折り返し,その一の外側面(B面)には剥離不能に多重構成された非通 気性フイルムを,他の一側面(A面)には剥離容易に非通気性フイルムを,重ね て接着してなる二重袋構造とすることを特徴とするものである。(図1参照)
【0006】 この包装体は,図2に示すように内袋となるべき徐放通気性フイルムを折り返 し二重にしたのち,外袋となるべき二枚の多重構成フイルムで両側から挟み,両 側端縁(12)及び折り返した部分(14)は山型(11)に,先ず三辺を接着 する。 揮発性材料を開放端より充填したる後,この端縁(7,8)も接着して包装体 を完成する。この型の場合,内袋が折り返し構成のため製作工程が容易であるこ との他,揮発性材料の充填操作,及び山形封止のため使用時の剥離開封操作が極 めて容易になる等の特徴が有る。(図2参照)
【0007】 前記の図2の包装体は,内袋の接着部位を変更した態様でも,同等の効果が得 られる。即ち,徐放通気性フイルムの下端を折り返し,外側から非通気性フイル ムで挟み,図3のように折り返し部はその儘に,両端縁(12)及び下端(7) の三方をシールして得られた内袋に,開放端(矢印)から揮発性材料を充填した のち,接着封止(11)する。この型の包装体の場合,後記するように使用に際 してA面を剥がしたとき,内袋の下縁が自由端(14)で,且つ両縁(12)と 上縁(11)が接着された状態となり,前者(図2)の場合,内容物(10)が 片面のみからの浸透,気散であるに比べて,後者(図3)は内袋の表,裏両面か ら内蔵材料が気散されるので,効率的である。(図3参照)
【0008】 本考案の包装体が,徐放する対象とする易揮発性材料(10)としては,液状 又は固体状の芳香剤,殺虫剤,防黴剤自体若しくはそれらを粒体に含蔵させたも のが挙げられる。
【0009】 これら揮発性材料は,ガス浸透が可能なフイルムを用いて作られた内袋(4) に収容されている。ここにガス浸透が可能なフイルムとは,フイルム自体がガス 状物のみの拡散,浸透が可能な性状を有する高分子製のフイルム,所謂徐放通気 性を有するもの,或いは非常に微細な細孔をを有する可撓性高分子材料にて構成 されたフイルムである。細孔の径はガスが拡散,浸透し得て,且つ内容物(液又 は粒子)が漏れない程度であれば充分である。例えばポリエチレン製のフイルム に0.1〜0.001ミクロン程度の穿孔したものが使用される。又必要に応じ ,これらのフイルムに通気性に影響を与えない程度の粗い孔を有する他の材料, 例えば紙や網状物で補強した材料も使用可能である。
【0010】 この内袋は,更に外側をガスを実質的に通さない,所謂非通気性フイルムによ り構成された外袋に収容される。ここに非通気性フイルムとは,バリヤ性の高い 材料を単層にて使用してもよいが,より完全には非通気性と強度を高めた,金属 箔を中芯にした多層構成フイルム,所謂ラミネート・フイルムを使用することが 望ましい。例えば易剥離性が要求されるA側のフイルムとしては,〔ポリエチレ ンテレフタレート(PET)・アルミニウム(Al)・トレファン(商品名)〕 が挙げられる。但しPETはバリヤ性と共にAlの外側保護用であり,トレファ ンは内側にあって,主として内袋との周辺(11,12,13)の弱(W)接着 用の機能を果たす。此の三層自体は互いに強く(S)接着された可撓性フイルム であり,これらを一括して非通気性フイルム(A)と総称する。
【0011】 此の易剥離性,非通気性が要求されるA面フイルムとしては,必ずしも上掲の ものに限らず,巷間に通称イージピールフイルムとして市販されている,他の多 重構成フイルムも使用可能である。例えばEPL(東燃石化・PP系),VMX (和田化学・PVC,PP,PS系),CMPS(東セロ,三井石化・PE,P P,PVC,PS系)等が挙げられる。
【0012】 又,難剥離性,非通気性が要求されるB面フイルムとしては,一例として内袋 と接する側にポリエチレン(PE)を配し内袋との相溶接着性を高め,その外側 にアルミニウム箔,PE,PETと合わせ,これら相互には強く接着された,四 層の多重構成になる積層フイルムの使用が例示される。
【0013】 尚,本考案においては外袋を構成する,上記の多重構成フイルムの各成分フイ ルム間の剥離性については,想定の他とし,充分強く接着されている物を使用す る。
【0014】 〔非通気性フイルム(通気性フイルム=通気性フイルム)非通気性フイルム〕 と重ね,図1のように積層,四方周囲を接着する。この場合,本考案の特徴とす るところは,内袋となる通気性フイルムが折り返されていること,及びその一の 外側面(A)は内袋に剥離自在に弱く,他の外側面(B)は剥離不能に強く接着 されて,外袋が構成されていることが特徴である。この様な構成にする事により ,連続生産工程に載せ易く,また常時は確実に保存されつつ,使用に際しては包 装体のA面を引くことにより,容易にその一面のみが剥ぎ取られ,通気性内袋が 露出し,手を汚さず,且つ簡便に,内蔵する材料が揮発するようになる。(TY PE 1)
【0015】 上記TYPE1の包装体は,製作容易性を考慮して図2に示す態様に修飾する ことができる。即ち内袋となる徐放通気性フイルムを折り返し,その両側に外袋 (A.B面)となる多重構成フイルムを添え,先ず両側端(12)及び折り返し 部(11)共に三方接着する。揮発性材料を充填した後,残りの端部(7)も接 着封止する。この際,折り返し部(14)の封止は図中,(11)のように,折 り返し部を含めて外に凸の山形の封止にすると,使用に際しA面を剥ぎ取るとき ,一層剥離容易になる効果がある。(TYPE 2)
【0016】 上記のTYPE2の改良型として,図2と逆に図3のように内袋の折り返し部 (14)を自由端として残し,其の外側において外袋のみの接着封止(7),両 端縁(12)は内袋,外袋(A,B面)共に,先ず三方封止をする。残る開放部 から揮発性材料を充填した後,上部(11)のみを接着する構成の包装体にする 事ができる。 この様な構成にする事により,使用に際して易剥離性のA面を剥ぎ取ると,内 袋の表,裏両面が露出,開放される事になり,TYPE2の利点,即ち山形封止 による易剥離性を残しつつ,より効率良く内蔵する材料が揮発する効果がある包 装体が得られる。(TYPE 3)
【0017】
【作用】
かかる構造を有する包装体は,外袋の剥離容易に接着した面(図1・2・3中 のA面)を,単に引き剥がすのみにて,簡単に多孔性揮発面を露出させ,揮発性 材料を徐放することができる。且つ常時は,外袋が強靱な多重構成,非通気性フ イルムで構成されているので,破損したり,漏れたりする事がなく,従来のこの 種の包装体の欠点を悉く解決する事ができる。
【0018】 実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例 1】 図1はTYPE1の包装体を示す図である。 1.包装体の構成材料 (内袋) ポリエチレン製フイルム(000社・#23・厚さ0.Xミリ) (外袋)易剥離側面(A面側) 3層構成フイルム PET(外面用)・アルミニウム(芯材)・トレファン(東レ95 01A・内袋側剥離面) (外袋)難剥離側面(B面側) 4層構成フイルム 内袋側〔 ポリエチレン・アルミニウム・ポリエチレン・ポリエチ レンテレフタレート(PET)〕外側
【0019】 2.包装体の構成 上記のフイルム材料を,外袋用フイルム(A),内袋用フイルムー内袋用フイ ルム,外袋用(B)フイルムの順に重ね,両側端(12・図1c)及び下端(1 3・図1b)を接着する。上部の開放部より揮発性材料を装填後,上端(11・ 図1a,b)を接着する。
【0020】 3.包装体の接着強度 内袋内部の周囲(11,12,13)及び内袋と外袋(B側)は剥離不能に強 く接着,内袋と外袋(A側)は剥離容易に弱く接着する。(図1e)接着は主と してヒートシール法により,又弱接着部はイージピールフイルムを適用した面が 相当する。
【0021】 4.上記構成による機能 上記構成による場合,上端開放部(矢印部・図1b・A面)から引き裂く時, 容易に気化面が露出する(図1d・C面)。以外の部分は強く接着されているの で,A面をはぎ取る際に他の部分が剥がれて,内蔵液が零れることはない。
【0022】
【実施例2】 図2はTYPE2の包装体を示す図である。 1.包装体の構成材料 内袋材料,外袋材料共に実施例1と同じ。 2.包装体の構成 折り返し部の接着が山形状になっている点を除き,他は 実施例1と同じ。 3.上記構成による機能 図中,矢印より指により開く時,山形シール効果 により,A面剥離が一層容易となる。
【0023】
【実施例3】 図3はTYPE3の包装体を示す図である。 1.包装体の構成材料 内袋材料,外袋材料共に実施例1と同じ。 2.包装体の構成 TYPE3は内袋の下端(図2・14)が折り返し状になって,外袋下端の接 着部(13)とは別に自由端となっている点,及び上部の接着部(図2・11) が上に凸の山型接着になっている点で,TYPE1と構成上の特徴がある。 従って包装体下端の接着部(図2・7)は,A面のイージピールフイルムの効 果により,外袋同士の弱い接着になっている。 3.包装体の接着強度 上記(図3・7)の点を除き,以外は実施例2に同 じ。
【0024】 4.上記構成による機能 上記の構成により,内袋は両側端(図3・12),上端(11)は接着封され ,下端は自由端になっている。従って軟接着されているA面を剥がした時,内袋 は両側端は接着されているものの,表面及び背面からの気化が行われ,効率的で ある。 又,この様な内袋を折り返し構造としたときの効果,及び山形状接着の効果は ,実施例1,2と同じく,製作が容易になること,揮発性材料を充填する操作が 容易になること,及びA面を剥ぎ取る時,容易になることは同様である。
【0025】
【考案の効果】
本考案は,徐放通気性のあるフイルムを折り返して内袋とすること,その外側 面の一方には非通気性多重構成フイルムを剥離容易に,他の一面には非通気性フ イルムを剥離不能に,共に接着してなる二重袋構造の包装体である。 この様な構成を採ることにより,製作容易に,保存取扱いは安全に,かつ使用 に際しては単に外袋の一面を剥ぎ取るのみで,手を汚さず,簡便に揮発性材料の 徐放用包装体を得ることができる。
【0026】 前掲の包装体の一端の封止を,山形状にすることにより,揮発性材料の充填操 作が容易になり,又外袋の一面をはぎ取る際,力が山形の頂上に集中して容易, 且つ円滑に剥離が可能となる効果がある。
【0027】 前記の包装体は,内袋の封止位置を変える事により,より揮発性の高い徐放体 を得る事ができる。即ち前記の包装体が内袋の折り返し部に於いて外袋と共に接 着されるに対し,この折り返し部を自由端として残し,その外側で外袋のみを接 着封止,両側端及び他端は前記と同様に内,外袋共に接着することにより,揮発 面を大きく出来る効果が得られる。
【提出日】平成7年9月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は易揮発性材料の包装体に関し,常時は此れを完全密封の状態に保ちつ つ,使用に際しては,その包装体の一側面のみを引き剥がすことにより,内袋を 露出させ,これに内蔵される易揮発性材料(例えば芳香剤,殺虫剤,防黴剤等) を徐放する機能を有する包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の,保存と徐放を兼ねた簡便な包装体としては,これまで幾つか知られ ている。例えば実公昭60−1730には,非通気性フイルムを用い,此れを剥 離容易に四周を接着した外袋と独立した袋体に揮発性材料を内蔵させ,この袋体 の外側を更に別の通気性フイルムを用いた別なる袋体で包む,二重の包装体が記 されている。これは,使用にさいし包装体の外部を指などで押し,間接的に内圧 をかけると内袋の弱い接着部が剥がれ,内蔵された揮発性材料が通気性のある外 袋内に滲出し,更に外袋外に徐放される機構を有するものが知られている。 然し此の形式のものは,運搬中に不意の圧力がかかった時,内袋が裂け,薬剤 が漏れ,更にはそれが通気性の有る外袋外にも漏れ,使用前に失効する等の欠点 があった。
【0003】 又,徐放性を有する容器(例えば素焼陶器製)が準備され,それにバリヤー性 を有するフイルム,又は容器に,芳香剤を入れた袋が添付されたセットが市販さ れている。この形式の場合,使用時に,添付の袋を開封し,徐放性を有する容器 に移しかえるという操作が必要になる。そのため移しかえ時に零れたり,手が汚 れる等の支障が生じる欠点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は,上記の従来容器の有する欠点を解消し,運搬,貯蔵中にも安全であ るとともに,使用に際しても手を汚すことなく,開封の操作簡便,且つ製造コス トが低廉な易揮発性材料の徐放用包装体を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本考案における包装体は,徐放通気性を有するフ イルムを折り返し,その一の外側面(B面)には剥離不能に多重構成された非通 気性フイルムを,他の一側面(A面)には剥離容易に非通気性フイルムを,重ね て接着してなる二重袋構造とすることを特徴とするものである。(図1参照)
【0006】 この包装体は,図に示すように内袋となるべき徐放通気性フイルムを折り返 し二重にしたのち,外袋となるべき二枚の多重構成フイルムで両側から挟み,両 側端縁(12)及び折り返した部分(14)は山型(11)に,先ず三辺を接着 する。 揮発性材料を開放端より充填したる後,この端縁(7,8)も接着して包装体 を完成する。この型の場合,内袋が折り返し構成のため製作工程が容易であるこ との他,揮発性材料の充填操作,及び山形封止のため使用時の剥離開封操作が極 めて容易になる等の特徴が有る。(図参照)
【0007】 前記の図の包装体は,内袋の接着部位を変更した図4の態様でも,同等の効 果が得られる。即ち,徐放通気性フイルム(内袋)の下端を折り返し(14), 外側から非通気性フイルム(A,Bフイルム)で挟み,図のように折り返し部 はその儘に,両端縁(12)及びその下方において下端(7)の三方をシールし て得られた内袋に,開放端(矢印)から揮発性材料を充填したのち,接着封止( 11)する。この型の包装体の場合,後記するように使用に際してA面を剥がし たとき,内袋の下縁が自由端(14)で,且つ両縁(12)と上縁(11)が接 着された状態となり,前者(図)の場合,内容物(10)が片面のみからの浸 透,気散であるに比べて,後者(図)は内袋の表,裏両面から内蔵材料が気散 されるので,効率的である。(図参照)
【0008】 本考案の包装体が,徐放する対象とする易揮発性材料(10)としては,液状 又は固体状の芳香剤,殺虫剤,防黴剤自体若しくはそれらを粒体に含蔵させたも のが挙げられる。
【0009】 これら揮発性材料は,ガス浸透が可能なフイルムを用いて作られた内袋(4) に収容されている。ここにガス浸透が可能なフイルムとは,フイルム自体がガス 状物のみの拡散,浸透が可能な性状を有する高分子製のフイルム,所謂徐放通気 性を有するもの,或いは非常に微細な細孔をを有する可撓性高分子材料にて構成 されたフイルムである。細孔の径はガスが拡散,浸透し得て,且つ内容物(液又 は粒子)が漏れない程度であれば充分である。例えばポリエチレン製のフイルム に0.1〜0.001ミクロン程度の穿孔したものが使用される。又必要に応じ ,これらのフイルムに通気性に影響を与えない程度の粗い孔を有する他の材料, 例えば紙や網状物で補強した材料も使用可能である。
【0010】 この内袋は,更に外側をガスを実質的に通さない,所謂非通気性フイルムによ り構成された外袋に収容される。ここに非通気性フイルムとは,バリヤ性の高い 材料を単層にて使用してもよいが,より完全には非通気性と強度を高めた,金属 箔を中芯にした多層構成フイルム,所謂ラミネート・フイルムを使用することが 望ましい。例えば易剥離性が要求されるA側のフイルムとしては,〔ポリエチレ ンテレフタレート(PET)・アルミニウム(Al)・トレファン(商品名)〕 が挙げられる。但しPETはバリヤ性と共にAlの外側保護用であり,トレファ ンは内側にあって,主として内袋との周辺(11,12,13)の弱(W)接着 用の機能を果たす。此の三層自体は互いに強く(S)接着された可撓性フイルム であり,これらを一括して非通気性フイルム(A)と総称する。
【0011】 此の易剥離性,非通気性が要求されるA面フイルムとしては,必ずしも上掲の ものに限らず,巷間に通称イージピールフイルムとして市販されている,他の多 重構成フイルムも使用可能である。例えばEPL(東燃石化・PP系),VMX (和田化学・PVC,PP,PS系),CMPS(東セロ,三井石化・PE,P P,PVC,PS系)等が挙げられる。
【0012】 又,難剥離性,非通気性が要求されるB面フイルムとしては,一例として内袋 と接する側にポリエチレン(PE)を配し内袋との相溶接着性を高め,その外側 にアルミニウム箔,PE,PETと合わせ,これら相互には強く接着された,四 層の多重構成になる積層フイルムの使用が例示される。
【0013】 尚,本考案においては外袋を構成する,上記の多重構成フイルムの各成分フイ ルム間の剥離性については,想定の他とし,充分強く接着されている物を使用す る。
【0014】 〔非通気性フイルム(通気性フイルム=通気性フイルム)非通気性フイルム〕 と重ね,図1のように積層,四方周囲を接着する。この場合,本考案の特徴とす るところは,内袋となる通気性フイルムが折り返されていること,及びその一の 外側面(A)は内袋に剥離自在に弱く,他の外側面(B)は剥離不能に強く接着 されて,外袋が構成されていることが特徴である。この様な構成にする事により ,連続生産工程に載せ易く,また常時は確実に保存されつつ,使用に際しては包 装体のA面を引くことにより,容易にその一面のみが剥ぎ取られ,通気性内袋が 露出し,手を汚さず,且つ簡便に,内蔵する材料が揮発するようになる。(TY PE 1)
【0015】 上記TYPE1の包装体は,製作容易性を考慮して図に示す態様に修飾する ことができる。即ち内袋となる徐放通気性フイルムを折り返し,その両側に外袋 (A.B面)となる多重構成フイルムを添え,先ず両側端(12)及び折り返し 部(11,図3b・丸印Z)共に三方接着する。揮発性材料を充填した後,内, 外袋共に 残りの端部(7,)も接着封止する。この際,折り返し部(14)の 封止は図中,(11)のように,折り返し部を含めて外に凸の山形の封止にする と,使用に際しA面を剥ぎ取るとき,一層剥離が容易になる効果がある。(TY PE 2)
【0016】 上記のTYPE2の改良型として,図と逆に図のように内袋の折り返し部 (14)を自由端として残し,其の外側において外袋のみの接着封止(7),両 端縁(12)は内袋,外袋(A,B面)共に,先ず三方封止をする。残る開放部 から揮発性材料を充填した後,上部(11)のみを接着する構成の包装体にする 事ができる。 この様な構成にする事により,使用に際して易剥離性のA面を剥ぎ取ると,内 袋の表,裏両面が露出,開放される事になり,TYPE2の利点,即ち山形封止 による易剥離性を残しつつ,より効率良く内蔵する材料が揮発する効果がある包 装体が得られる。(TYPE 3)
【0017】
【作用】
かかる構造を有する包装体は,外袋の剥離容易に接着した面(図1・2・3 中のA面)を,単に引き剥がすのみにて,簡単に多孔性揮発面を露出させ,揮 発性材料を徐放することができる。且つ常時は,外袋が強靭な多重構成,非通気 性フイルムで構成されているので,破損したり,漏れたりする事がなく,従来の この種の包装体の欠点を悉く解決する事ができる。
【0018】 実施例について図面を参照しながら説明する。
【実施例 1】 図1はTYPE1の包装体を示す図である。 1.包装体の構成材料 (内袋) ポリエチレン製フイルム(000社・#23・厚さ0.Xミリ) (外袋)易剥離側面(A面側) 3層構成フイルム PET(外面用)・アルミニウム(芯材)・トレファン(東レ95 01A・内袋側剥離面) (外袋)難剥離側面(B面側) 4層構成フイルム 内袋側〔 ポリエチレン・アルミニウム・ポリエチレン・ポリエチ レンテレフタレート(PET)〕外側
【0019】 2.包装体の構成 上記のフイルム材料を,外袋用フイルム(A),内袋用フイルム−内袋用フイ ルム,外袋用(B)フイルムの順に重ね,両側端(12・図1)及び一端縁( 13・図1b・X部)を接着する。他端の開放部より揮発性材料を装填後,この 端縁 (11,図1a,b・Y部)を接着する。
【0020】 3.包装体の接着強度 内袋の周囲(11,12,13)及び内袋と外袋(B側)は剥離不能に強く接 着,内袋と外袋(A側)は剥離容易に弱く接着する(図2e,f)。接着は主と してヒートシール法により,又弱接着部はイージピールフイルムを適用した面が 相当する。
【0021】 4.上記構成による機能 上記構成による場合,上端開放縁(図1b・矢印部A面)から引き裂く時,容 易に気化面が露出する(図1d・C面)。以外の部分は強く接着されているので ,A面をはぎ取る際に他の部分が剥がれて,内蔵液が零れることはない。
【0022】
【実施例2】 図はTYPE2の包装体を示す図である。 1.包装体の構成材料 内袋材料,外袋材料共に実施例1と同じ。 2.包装体の構成 折り返し部の接着が山形状(図3a・11)になってい る点を除き,他は実施例1と同じ。 3.上記構成による機能 図中,矢印より指により開く時,山形シール効果 により,A面剥離が一層容易となる。
【0023】
【実施例3】 図はTYPE3の包装体を示す図である。 1.包装体の構成材料 内袋材料,外袋材料共に実施例1と同じ。 2.包装体の構成 TYPE3は内袋の下端(図・14)が折り返し状になって,外袋下端の接 着部(7)の内側にあって,自由端となっている点,及び上部の接着部(図・ 11)が上に凸の山型接着になっている点で,TYPE1と構成上の特徴がある 。 このタイプの場合,両側端(12)及び下端(図4a・13,e・K部)の三 方が封じられた状態で,未封の開口部から内袋内に揮発性材料が装填され,後, この開口部は4層共に山形に封じられる(11)。 従って包装体下端の接着部(図・7)は,A面のイージピールフイルムの効 果により,外袋同士の弱い接着になっている。 3.包装体の接着強度 上記(図・7)の点を除き,以外は実施例2に同 じ。
【0024】 4.上記構成による機能 上記の構成により,内袋は両側端(図・12),上端(11)は接着封され ,下端は自由端になっている。従って軟接着されているA面を剥がした時,内袋 は両側端は接着されているものの,表面及び背面からの気化が行われ,効率的で ある。 又,この様な内袋を折り返し構造としたときの効果,及び山形状接着の効果は ,実施例1,2と同じく,製作が容易になること,揮発性材料を充填する操作が 容易になること,及びA面を剥ぎ取る時,容易になることは同様である。
【0025】
【考案の効果】
本考案は,徐放通気性のあるフイルムを折り返して内袋とすること,その外側 面の一方には非通気性多重構成フイルムを剥離容易に,他の一面には非通気性フ イルムを剥離不能に,共に接着してなる二重袋構造の包装体である。 この様な構成を採ることにより,製作容易に,保存取扱いは安全に,かつ使用 に際しては単に外袋の一面を剥ぎ取るのみで,手を汚さず,簡便に揮発性材料の 徐放用包装体を得ることができる。
【0026】 前掲の包装体の一端の封止を,山形状にすることにより,揮発性材料の充填操 作が容易になり,又外袋の一面をはぎ取る際,力が山形の頂上に集中して容易, 且つ円滑に剥離が可能となる効果がある。
【0027】 前記の包装体は,内袋の封止位置を変える事により,より揮発性の高い徐放体 を得る事ができる。即ち前記の包装体が内袋の折り返し部に於いて外袋と共に接 着されるに対し,この折り返し部を自由端として残し,その外側で外袋のみを接 着封止,両側端及び他端は前記と同様に内,外袋共に接着することにより,揮発 面を大きく出来る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TYPE1の包装体を示す図である。(a)は
正面図,(b)はO−P軸の断面図,(c)はM−N軸
の断面図,(d)は使用に際してA面を剥ぎ取った状
態,(e)は(b)の丸印,X,Y部の拡大図である。
【図2】TYPE2の包装体を示す図である。(a)は
正面図,(b)はO−P軸の断面図,(c)はM−N軸
の断面図,(d)は使用に際してA面を剥ぎ取った状
態,(e)は(b)の丸印部Z部の拡大図である。
【図3】TYPE3の包装体を示す図である。(a)は
正面図,(b)はOーP軸の断面図,(c)はMーN軸
の断面図,(d)はA面を剥ぎ取った状態,(e)は
(b)の丸印K部の拡大図である。
【符合の説明】
1. 外袋の外面層 (例 PET) 2. 外袋の芯層 (例 アルミニウム) 3A. 易剥離側外袋(弱い接着層は内袋側) 3B. 非剥離側外袋(強い接着層) 4. 内袋(通気性フイルム) 5. 外袋の内面層 (例 PE) 6. 包装体下端接着部 7. 外袋の封止端縁(弱接着部) 8. 外袋の封止端縁(強接着部) 9. 多重フイルムの構成層間の接着面 10. 揮発性材料 11. 包装体上端接着部 12. 包装体側端接着部 13. 封止端縁 14. 内袋折り返し部 A. 外袋 (易剥離側・3層構成の例) B. 外袋 (非剥離側.4層構成の例) C. 内袋の露出面 S. 強接着部 W. 弱接着部 X,Y,Z,K 共に図1,2,3中の拡大部の指示
(丸印) M−N 断面部指示線 O−P 断面部指示線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 揮発性材料包装体
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】TYPE1の包装体を示す図である。 (a)は正面図,(b)はO−P軸の断面図,(c)は
M−N軸の断面図, (d)は使用に際してA面を剥ぎ取った状態を示す。
【図2】前図と同じく,TYPE1の包装体を示す図の
部分詳細図であり,(e)は図1(b)の丸印,X部
の,(f)は同図の丸印,Y部の拡大図である。
【図】TYPE2の包装体を示す図である。 (a)は正面図,(b)はO−P軸の断面図,(c)は
M−N軸の断面図, (d)は使用に際してA面を剥ぎ取った状態,(e)は
(b)の丸印部Z部の拡大図である。
【図】TYPE3の包装体を示す図である。 (a)は正面図,(b)はO−P軸の断面図,(c)は
M−N軸の断面図, (d)はA面を剥ぎ取った状態,(e)は(b)の丸印
K部の拡大図である。
【符合の説明】 1. 外袋の外面層 (例 PET) 2. 外袋の芯層 (例 アルミニウム) 3A. 易剥離側外袋(弱い接着層は内袋側) 3B. 非剥離側外袋(強い接着層) 4. 内袋(通気性フイルム) 5. 外袋の内面層 (例 PE) 6. 包装体下端接着部 7. 外袋の封止端縁(弱接着部) 8. 外袋の封止端縁(強接着部) 9. 多重フイルムの構成層間の接着面 10. 揮発性材料 11. 包装体端縁接着部 12. 包装体側端接着部 13. 封止端縁 14. 内袋折り返し部 A. 外袋 (易剥離側・3層構成の例) B. 外袋 (非剥離側.4層構成の例) C. 内袋の露出面 S. 強接着部 W. 弱接着部 X,Y,Z,K 共に図1,3,4中の拡大部の指示
(丸印) M−N 断面部指示線 O−P 断面部指示線
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 徐放通気性を有するフイルム材料を折り
    返して内袋を構成し,更に其の外側の一の側面には剥離
    不能に非通気性フイルムを,他の一面には剥離容易に非
    通気性フイルムを,重ねて接着してなる,二重袋構造を
    有する包装体において,内袋の折り返し部を自由端と
    し,その外側に於いて外袋の端縁部を,及び両側端部及
    び内袋の他端縁部は内,外袋共に,接着封止されたる,
    内袋内に揮発性材料を収容した,二重袋構造を有する揮
    発性材料包装体。
  2. 【請求項2】 徐放通気性を有するフイルム材料を折り
    返して構成される内袋の,一の外面には,剥離不能に非
    通気性フイルムを,他の一の外面には剥離容易に非通気
    性フイルムを重ね,両側端及び内袋の折り返し部及び他
    端を,四枚共に四周を接着してなる,内袋内に揮発性材
    料を収容した,二重袋構造を有する揮発性材料包装体。
  3. 【請求項3】 徐放通気性を有するフイルム材料を折り
    返して内袋を構成し,更にその外側の一の面には剥離不
    能に非通気性フイルムを,他の一面には剥離容易に非通
    気性フイルムを重ね,四枚共に四周を接着してなる請求
    項2の包装体に於いて,折り返し部の接着が,外に凸の
    山形状に封止されたる,揮発性材料を収容した,二重袋
    構造を有する揮発性材料包装体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382637U (ja) * 1989-09-30 1991-08-22
JP2012086871A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Daiwa Gravure Co Ltd 収納袋
JP2018034807A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 大日本印刷株式会社 包装袋

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