JP3028781B2 - 移動観覧席 - Google Patents

移動観覧席

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JP3028781B2
JP3028781B2 JP9068515A JP6851597A JP3028781B2 JP 3028781 B2 JP3028781 B2 JP 3028781B2 JP 9068515 A JP9068515 A JP 9068515A JP 6851597 A JP6851597 A JP 6851597A JP 3028781 B2 JP3028781 B2 JP 3028781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体育館やホール等
に設置して使用される移動観覧席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、体育館やホ−ル等の空間を多目的
に使用するための移動観覧席が種々開発されている。こ
の種の移動観覧席は、使用時に前方に進出して雛段状に
展開され収納時に後方に退避して重合状態で格納される
複数段の段床と、これらの段床を進退駆動する駆動装置
とを具備してなり、内部空間に必要に応じて観覧席を形
成し、或いはこれを撤去することによって内部空間を広
く開放することができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の駆動装置は、特定の段床の幅方向中央部に一対の無限
軌道機構を相互にシャフトを介して連結した状態で配設
し、これらの無限軌道機構を同期駆動させて当該段床を
他の段床とともに進退動作させ得るように構成してあ
る。このため、床に不陸等がある場合には、両無限軌道
機構を同期駆動しても段床が直進せずに蛇行することが
あり、適正な進退駆動を実現することができないという
不都合がある。
【0004】そこで、このような不都合を解消するため
に、両無限軌道機構を互いに独立駆動可能に構成してお
くことが有効な手段として考えられるが、単にこのよう
な構成を採用するだけでは、蛇行防止を実効あるものに
することは難しい。例えば、両無限軌道機構の間に床面
に対する接地状態のアンバランスが存在する場合には、
適正な駆動力の調整をしたつもりでも一方の無限軌道機
構がスリップすることによってかかる調整が全くの無に
帰してしまうことがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の不具合を解消する
ために、本発明に係る移動観覧席は、一対の無限軌道機
構を独立駆動可能に配設し、しかもその駆動の的確性を
高めるように構成することとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、この種の移
動観覧席としての一般的構成を備えてなるものにおい
て、段床を駆動する駆動装置を、共通の段床に相互に独
立駆動可能に配設した一対の無限軌道機構と、これら各
無限軌道機構を床面に向けて押付ける一対の押付け機構
とを具備してなるものにし、この押付け機構を、中間部
を段床に枢支させてなる天秤部材を主体として構成し、
この天秤部材の一端を無限軌道機構を押付け得る位置に
枢着するとともに、他端を段床に上下位置調節可能に係
合させて、各々の押付け機構による押付け力を個別に調
整可能としたことを特徴とする。
【0007】このような構成により、両無限軌道機構を
天秤部材を利用した押付け機構を介して床面に適正に押
付けて接地させれば、各無限軌道機構の駆動は床面に対
してスリップすることなく確実に行われ、段床の推進力
に的確に寄与することになる。このため、無限軌道機構
の駆動力を床面の不陸に応じて一旦初期設定した後その
初期設定条件のままで運転する場合は勿論のこと、逐次
駆動状態を検出しながら駆動力をフィードバック制御す
る場合にも、かかる初期設定やフィードバック制御が無
限軌道機構のスリップ等に起因して無に帰してしまうと
いう不都合を確実に解消することができる。
【0008】本発明のより具体的な態様としては、上記
と同様の基本的構成を具備し、天秤部材の他端をねじ要
素を介して段床に上下位置調節可能に係合させておくよ
うにしたものが挙げられる。好ましい実施の態様として
は、両無限軌道機構を、枠体状をなす共通のフレームの
左右の側枠部近傍に組み込んで構成し、それら左右の側
枠部に各天秤部材の一端を枢着してなるものが挙げられ
る。
【0009】部品点数を有効に削減する本発明の望まし
い実施態様としては、上記と同様の基本的構成を具備す
る移動観覧席において、押付け機構が、無限軌道機構の
進退駆動力を段床に伝達する動力伝達部材を兼ねている
ものが挙げられる。また、駆動装置は、最前段の段床を
駆動し得る位置に配設し、この最前段の段床の進退動作
に2段目以降の段床の進退動作を連動させ得るように構
成することが好ましい。
【0010】駆動状態を随意に変更でき、また床面や段
床の経年変化によっても適正な駆動状態を維持するため
には、駆動装置を、段床の蛇行を検出する検出手段と、
その蛇行を解消する方向に各無限軌道機構をフィードバ
ック制御する制御手段とを具備してなるものにしておく
ことが望ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1及び図2は、この移動観覧席を使用状態
において示すものである。この移動観覧席は、それぞれ
椅子1を配列してなる複数の段床2と、これらの段床2
を進退駆動する駆動装置3とを具備してなる。
【0012】各段床2は、図3に示すように、前桟25
及び後桟26の間を縦桟27等を介して連結することに
より構成した構造体の上面に段床本体21を配設してな
るものであり、適宜部位がホイールチャンネル等と称さ
れる左右一対の走行可能な可動フレーム22に支持され
ている。この可動フレーム22は、車輪付基台23と、
これら基台23の後部に立設され前記段床2の適宜部位
を支持する支柱24とを具備してなるもので、左右の支
柱24間に前面側に開口する収納空間Sを形成するとと
もに、各可動フレーム22の支柱24を後段側のものほ
ど嵩高く、また後段側のものほど外側に偏位させて配設
し、後段側の収納空間S内に前段側の可動フレーム22
が段床2と共に入り込むように設定している。そして、
隣接する段床2間が所定の展開状態になったときに係合
する図示しない係合部を介して前段側の段床2の前進動
作に後段側の段床2を連動させ、また段床2間が所定の
重合状態になったときに係合する図示しない係合部を介
して前段側の段床2の後退動作に後段側の段床2を連動
させるように構成し、使用時に図1及び図2に示すよう
に各段床2を前方へ進出させて雛段状に展開し、収納時
に各段床2を図4に示すように後方へ退避させて重合状
態で収納室Aに格納し得るようにしている。なお、椅子
1は使用時に起立し収納時に倒伏するように起倒駆動可
能とされている。
【0013】一方、駆動装置3は、最前段の段床2の幅
方向中央部における下方空間に配設されるもので、図5
〜図7に示すように、共通のフレーム4に支持させてな
る左右一対の無限軌道機構5と、これら各無限軌道機構
5を床面Fに向けて個別に押付ける一対の押付け機構6
とを具備してなる。詳述すると、フレーム4は、前枠部
41及び後枠部42の間を左右の側枠部43及び一対の
補強桟部44により連結した構造からなる。
【0014】無限軌道機構5は、左右の側枠部43に沿
ってその内側に配設したもので、フレーム4の前後2箇
所において両端を側枠部43及び補強桟部44に軸支さ
れてなる一対の車軸51と、これら車軸51の外方端近
傍に取着したホイール52と、前後のホイール52間に
巻き掛けたキャタピラ方式の無限軌道要素50と、フレ
ーム4の後枠部42近傍に配設した駆動モータ53と、
この駆動モータ53の出力軸53aと後側の車軸51と
の間を動力伝達可能に連結する一対のプーリ54及びベ
ルト55と、フレーム4の側枠部43に支持された状態
でベルト55の適正な張設状態を維持するコイルスプリ
ング56とを具備してなる。駆動モータ53は、少なく
とも回転数を随意に調節できるタイプのものであり、こ
の実施例では移動観覧席を設置する際に左右の無限軌道
機構5の駆動モータ53をそれぞれ適切な駆動回転数に
初期設定し、以降はその設定回転数の下で利用に供する
ようにしている。
【0015】一方、押付け機構6は、天秤部材61を主
体として構成されるもので、この天秤部材61は角形パ
イプ状をなし、その一端たる前端部61aの側壁にピン
62を用いてブラケット63を相対回動可能に枢結して
いる。一方、この天秤部材61の配設位置に対応する段
床本体2の下面には、前述した縦桟27が位置してお
り、この縦桟27は予め開口部を下方に配向させた横断
面門型のものにしてある。そして、この縦桟27内に前
記天秤部材61を収容し、前記ブラケット63の下面を
図8に示すように駆動装置3を構成するフレーム4の側
枠部43に溶接等により剛接するとともに、天秤部材6
1の中間部61bの側壁を図9に示すようにピン64を
用いて縦桟27の側壁に枢着し、更に図10に示すよう
に天秤部材61の他端たる後端部61cと縦桟27との
間をねじ要素7を介して上下位置調節可能に係合させて
いる。このねじ要素7は、縦桟27の天壁と天秤部材6
1の天壁及び底壁とを貫通するボルト71と、このボル
ト71の貫通端に螺着したナット72と、前記ボルト7
1の頭部71a付近に螺合させたダブルナット73とを
具備してなるもので、ボルト71を上下移動させて予め
ナット72を介し天秤部材61の後端部61cを所定距
離だけ縦桟27に対して接離調整し、しかる後、ダブル
ナット73を締着することによって、該天秤部材61の
後端部61cをその調節した位置に保持し得るものであ
る。すなわち、前記ねじ要素7を同図中矢印U又はV方
向に調節することによって、天秤部材61を中間部61
bを支点にして天秤動作させ、その結果、前端部61a
を段床2に対して図8における矢印X又はY方向に変位
させ得るようにしている。したがって、その前端部61
aにブラケット63を介して枢着されている駆動装置3
のフレーム4の対応する側枠部43を、段床2を足場に
して天秤部材61により床面Fに押付け、その押付け力
を前記各ねじ要素7によって個別に調節することができ
るようにしている。
【0016】以上のように構成してなる本実施例の移動
観覧席は、各無限軌道機構5をそれぞれ押付け機構6に
より床面Fに適正に押付けて接地させることができるた
め、各無限軌道機構5の駆動を床面Fに対してスリップ
することなく確実に行わせて、段床2の推進力に的確に
利用することができる。したがって、床面Fの不陸等の
有無に影響されず全ての段床2が蛇行することなく進退
移動するように各駆動モータ53の回転数を調節して対
応する無限軌道機構5の駆動力を一旦初期設定したなら
ば、その設定が無限軌道機構5のスリップ等に起因して
無に帰すという不具合を確実に解消することができ、以
降反復継続的にこの移動観覧席を使用しても適正な挙動
を長期に亘って再現し続けることが可能となる。
【0017】また、押付け機構6を、中間部61bを段
床2に枢支させてなる天秤部材61を主体として構成
し、この天秤部材61の前端部61aを無限軌道機構5
を押付け得る位置に枢着するとともに、後端部61cを
ねじ要素7を介して段床2に上下位置調節可能に係合さ
せて構成しているため、ねじ要素7を、周辺に機構部品
が少なく外部から隠蔽可能で且つ操作容易な段床2の後
縁付近に設けても、押付け力の作用点を前方に持ち出し
て無限軌道機構5の前後方向略中央部に有効に伝達する
ことができる。このため、仮にねじ要素7の配設位置か
ら直接無限軌道機構5の後端部を押付けるように構成し
た場合のように無限軌道機構5がいわゆるウイリー状態
となることを確実に防止することができる。
【0018】さらに、この実施例では、両無限軌道機構
5を、枠体状をなす共通のフレーム4の左右の側枠部4
3近傍に組み込んで構成し、それら左右の側枠部43に
各天秤部材61の前端部61aを枢着しているため、押
付け力の個別調整機能を損なうことなく、別個にフレー
ムを用いる無駄を排して部品点数の削減によるコストダ
ウンやフレームの小型化を図ることができる。また、こ
れと同時に、両無限軌道機構5の駆動力に差異を設定し
た場合に生ずる内部応力をフレーム4の剛性によりもた
せ、かかる応力が段床2に直接作用させることを防止し
て、段床2に掛かる負荷が不必要に増大することを有効
に回避することができる。
【0019】また、駆動装置3を、最前段の段床2を駆
動し得る位置に配設し、この最前段の段床2を進退駆動
するだけで2段目以降の段床2の進退動作を連動させ得
るようにしているため、構造簡略にして段床2相互間の
円滑な挙動を確保することができる。特に、このような
場合に上述したごとく一対の無限軌道機構5を共通のフ
レーム4に組み込んで構成しておくことで、左右の可動
フレーム22間の隙間が最も狭くスペース的な余裕のな
い最前段の段床2の下方空間にも前記駆動装置3を無理
なく配設することができ、間口の狭いスペースにこの移
動観覧席を設置する必要がある場合等に極めて有用なも
のとなる。
【0020】さらにまた、押付け機構6を、無限軌道機
構5の進退駆動力を段床2に伝達する動力伝達部材とし
ても兼用しているため、別途に動力伝達部材を設けるこ
とを不要にして部品点数の更なる削減を図ることが可能
となる。なお、各部の構成は上述した実施例のみに限定
されるものではない。例えば、前記実施例では駆動モー
タ53の回転数をこの移動観覧席の設置時にのみ初期設
定するように構成したが、逐次駆動状態を検出しながら
インバータ制御等により回転数を制御しつつ駆動力をフ
ィードバック制御するようにしてもよい。このように構
成すれば、床の不陸や段床2、フレーム4等の構造体に
経年変化が生じても、長期に亘って段床2、ひいては移
動観覧席全体の適正な駆動状態を維持することができ
る。勿論、この場合にも上記押付け機構6を通じてフィ
ードバック制御が無限軌道機構5のスリップ等に起因し
て無に帰してしまう不都合が確実に防止されることとな
る。
【0021】なお、この場合のフィードバック制御は、
段床2の蛇行を検出する近接センサ等の検出手段と、そ
の蛇行を解消する方向に各無限軌道機構5の駆動モータ
53をフィードバック制御するマイクロコンピュータ等
の制御手段とから簡単に構成することができ、その検出
手段には床面F内に埋設したマーカを検出させるように
構成することで床面の面一性を損なう不都合も有効に回
避することができる。
【0022】その他の具体的な構成も、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。すなわち、本
発明の移動観覧席は、段床を駆動する駆動装置を、共通
の段床に相互に独立駆動可能に配設した一対の無限軌道
機構と、これら各無限軌道機構を一端が天秤動作で床面
に向けて押付けられる天秤部材を主体とする一対の押付
け機構とから構成し、各々の押付け機構による押付け力
を個別に調整可能とし、両無限軌道機構を押付け機構を
介して床面に適正に押付けて接地させておくようにした
ものである。このため、各無限軌道機構の駆動を床面に
対してスリップすることなく確実に行わせて、両無限軌
道機構に対する初期設定やフィードバック制御を常に適
正で実効あるものにすることができる。
【0024】また、押付け機構を天秤部材を主体として
構成した前記と同様の基本構成を有する移動観覧席にお
いて、この天秤部材の他端をねじ要素を通じて操作する
ことで一端に押付け力の作用点を持ち出すようにすれ
ば、ねじ要素を空間的な制約が少なく見栄えも良好とな
る段床の後縁側に配置しても無限軌道機構全体に床面に
対する均等な押付け力を作用させることができる。さら
に、両無限軌道機構を枠体状をなす共通のフレームに組
み込み、このフレームの左右の側枠部に各天秤部材の一
端を枢着して構成すれば、押付け力の個別調整機能を損
なうことなく、部品点数の削減、それによるコストダウ
ンやフレームの小型化を図ることができる。また、この
ように構成することによって、両無限軌道機構の駆動力
に差異が存する場合に段床に無理な力が掛かることを防
止し、段床の強度低下を防ぐことができる。
【0025】また、上記のような基本構成の移動観覧席
の押付け機構を、無限軌道機構の進退駆動力を段床に伝
達する動力伝達部材として兼用すれば、別途に動力伝達
部材を設けることを不要にして部品点数の更なる削減を
図ることが可能となる。
【0026】さらにまた、駆動装置を最前段の段床を駆
動し得る位置に配設して、2段目以降の段床を従動させ
るように構成すれば、簡略な構造で段床全体の円滑かつ
確実な駆動状態を実現することができる。特に、この場
合に一対の無限軌道機構を共通のフレームに組み込んで
構成しておけば、スペース的な余裕のない最前段の段床
の下方空間にも駆動装置を無理なく配設することがで
き、特に間口の狭いスペースにこの移動観覧席を設置す
る場合に極めて有効となり得る。加えて、段床の蛇行を
検出手段により検出して両無限機構機構を逐次制御手段
によりフィードバック制御するようにすれば、各部に経
年変化が生じても長期に亘って移動観覧席全体の適正な
駆動状態を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を使用状態において示す側面
図。
【図2】同平面図。
【図3】同実施例の一部を概略的に示す斜視図。
【図4】同実施例を収納状態において示す側面図。
【図5】同実施例の要部分解斜視図。
【図6】同要部の側面図。
【図7】同要部の平面図。
【図8】図6におけるVIII-VIII 線に沿う要部拡大端面
図。
【図9】図6におけるIX-IX 線に沿う要部拡大端面図。
【図10】図6におけるX-X 線に沿う要部拡大端面図。
【符号の説明】
2…段床 3…駆動装置 4…フレーム 5…無限軌道機構 6…押付け機構 7…ねじ要素 43…側枠部 61…天秤部材 61a…一端(前端部) 61b…中間部 61c…他端(後端部) F…床面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−172342(JP,A) 特開 平7−194453(JP,A) 実開 昭62−96442(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/12 A47C 1/126

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用時に前方に進出して雛段状に展開され
    収納時に後方に退避して重合状態で格納される複数段の
    段床と、これら各段床を進退駆動する駆動装置とを具備
    してなるものにおいて、 前記駆動装置を、共通の段床に相互に独立駆動可能に配
    設した一対の無限軌道機構と、これら各無限軌道機構を
    床面に向けて押付ける一対の押付け機構とを具備してな
    るものにし、この押付け機構を、中間部を段床に枢支さ
    せてなる天秤部材を主体として構成し、この天秤部材の
    一端を無限軌道機構を押付け得る位置に枢着するととも
    に、他端を段床に上下位置調節可能に係合させて、各々
    の押付け機構による押付け力を個別に調整可能としたこ
    とを特徴とする移動観覧席。
  2. 【請求項2】使用時に前方に進出して雛段状に展開され
    収納時に後方に退避して重合状態で格納される複数段の
    段床と、これら各段床を進退駆動する駆動装置とを具備
    してなるものにおいて、 前記駆動装置を、共通の段床に相互に独立駆動可能に配
    設した一対の無限軌道機構と、これら各無限軌道機構を
    床面に向けて押付ける一対の押付け機構とを具備してな
    るものにし、 押付け機構を、中間部を段床に枢支させて
    なる天秤部材を主体として構成し、この天秤部材の一端
    を無限軌道機構を押付け得る位置に枢着するとともに、
    他端をねじ要素を介して段床に上下位置調節可能に係合
    させて、各々の押付け機構による押付け力を個別に調整
    可能としたことを特徴とする移動観覧席。
  3. 【請求項3】両無限軌道機構を、枠体状をなす共通のフ
    レームの左右の側枠部近傍に組み込んで構成し、それら
    左右の側枠部に各天秤部材の一端を枢着してなることを
    特徴とする請求項1又は2記載の移動観覧席。
  4. 【請求項4】使用時に前方に進出して雛段状に展開され
    収納時に後方に退避して重合状態で格納される複数段の
    段床と、これら各段床を進退駆動する駆動装置とを具備
    してなるものにおいて、 前記駆動装置を、共通の段床に相互に独立駆動可能に配
    設した一対の無限軌道機構と、これら各無限軌道機構を
    床面に向けて押付ける一対の押付け機構とを具備してな
    るものにし、各々の押付け機構による押付け力を個別に
    調整可能とする とともに、押付け機構が、無限軌道機構
    の進退駆動力を段床に伝達する動力伝達部材を兼ねてい
    ることを特徴とする 移動観覧席。
  5. 【請求項5】駆動装置を、最前段の段床を駆動し得る位
    置に配設し、この最前段の段床の進退動作に2段目以降
    の段床の進退動作を連動させ得るように構成してなる
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の移動観覧
    席。
  6. 【請求項6】駆動装置が、段床の蛇行を検出する検出手
    段と、その蛇行を解消する方向に各無限軌道機構をフィ
    ードバック制御する制御手段とを具備してなることを特
    徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の移動観覧
    席。
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