JP3058105B2 - 移動観覧席 - Google Patents

移動観覧席

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JP3058105B2
JP3058105B2 JP8334206A JP33420696A JP3058105B2 JP 3058105 B2 JP3058105 B2 JP 3058105B2 JP 8334206 A JP8334206 A JP 8334206A JP 33420696 A JP33420696 A JP 33420696A JP 3058105 B2 JP3058105 B2 JP 3058105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体育館や多目的ホ
ール等に設置して使用される移動観覧席に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近時、体育館や多目的ホ−ル等の館内を
多目的に使用するための移動観覧席が種々開発されてい
る。この種の移動観覧席について詳述すると、複数の段
床と、各段床をそれぞれ一定の高低差の下に支持する前
面側に収納空間を開口させた複数の可動フレームとを具
備し、各可動フレームを、使用位置に移動させた際に段
床を雛段状に展開し、収納位置に移動させた際に段床を
重合させて可動フレームと共に隣接する後段側の可動フ
レームの収納空間に収納し得るように構成されているも
のである。
【0003】このような構成のものにおいて、体育館や
多目的ホール等のような広い場所で必要に応じてその一
部に観覧席を形成すべく前記段床と、段床に設置されて
なる椅子と、段床を退避させて格納する収納室からなる
移動観覧席本体を移動可能にしているものがある。この
ような全体移動式の移動観覧席本体を蛇行させずに前進
及び後退させるときには、移動観覧席本体に設けたガイ
ドローラを、床に埋没して設置されたガイドレ−ルで案
内する方法や、床にガイドローラを設置し移動観覧席本
体に設けたガイドレールで案内して前後に進退させる方
法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものであると、移動観覧席の不使用時にも体育館や
ホール等の床面にガイドレール設置のための孔を塞ぐ蓋
やガイドローラが残り床の面一性が損なわれ床面に凹凸
が生じて美観を損ねるだけでなく、凹凸に引っ掛かり転
倒する等の事故を引き起こす可能性も考えられる。さら
に、移動観覧席を使用する度に準備作業として、蓋また
はガイドローラの着脱という繁雑な作業を行う必要があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の不具合を解消する
ために、本発明に係る移動観覧席は、移動観覧席本体に
非接触型のセンサを設置し、体育館等の床面に少なくと
も床面の面一性を損なわないように設置された検知マー
カとの間で蛇行を検知し軌道修正しながら移動観覧席本
体に設置された駆動体により直進するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る移動観覧席は、相互
に連結された状態で雛段状に配置される互いに高さの異
なる複数の進退動作可能な段床と、不使用時に前記段床
を退避させ相互に重合させて格納する収納室とからなる
移動観覧席本体が、本体駆動手段によって移動可能とさ
れたものであって、前記本体駆動手段が、収納室を駆動
する駆動体と、前記収納室の底面付近に左右一対に設置
された非接触型の進行用センサと、体育館等の床面に移
動観覧席本体の移動方向に沿って少なくとも該床面の面
一性を損なわないようにして前記進行用センサの内側に
左右対をなして設置された進行用検知マーカと、進行用
検知マーカに沿って蛇行を修正しながら前記駆動体を制
御する制御手段とを備えてなるものである。
【0007】すなわち、前記移動観覧席本体に設置され
た非接触型の進行用センサが、移動観覧席本体の蛇行に
伴って床面に設置された進行用検知マーカから一定距
離、接近或いは遠ざかる等した場合には、制御手段がそ
の蛇行を検出し、非接触型の進行用センサと進行用検知
マーカとが一定の相対関係を保つ方向に制御手段によっ
て駆動体に対する駆動が修正される。しかも本発明で
は、従来、移動観覧席本体の蛇行を防止するために床面
に設置されていたガイドレールやガイドローラ等の案内
機構が不要となり、体育館等の床面の面一性を損なうこ
となく全体移動式の移動観覧席を正確に直進させること
ができるため、移動観覧席を使用しないときの床面の適
正な機能を確保することができる。
【0008】また、体育館等の床面を美観を損なわず使
用するための構成としては、相互に連結された状態で雛
段状に配置される互いに高さの異なる複数の進退動作可
能な段床と、不使用時に前記段床を退避させ相互に重合
させて格納する収納室とからなる移動観覧席本体が、本
体駆動手段によって移動可能とされたものであって、前
記本体駆動手段が、収納室を各段床とともに駆動する駆
動体と、前記収納室の底面付近に設置された非接触型の
進行用センサと、体育館等の床面に移動観覧席本体の移
動方向に沿って該床面の面一性を損なわないように床仕
上材の下に埋め込んで設置された進行用検知マーカと、
進行用検知マーカに沿って蛇行を修正しながら前記駆動
体を制御する制御手段とを備えていることが望ましい。
【0009】さらに、移動観覧席本体を所定位置で正確
に停止させるには、本体駆動手段が、床面の移動観覧席
本体の停止位置に設置された停止用検知マーカと、収納
室の底面付近に設置され前記停止用検知マーカを検知す
る非接触型の停止用センサとを具備してなり、制御手段
が停止用センサが停止用検知マーカを検出した位置で駆
動体に対する駆動を停止するように構成されているとよ
い。
【0010】駆動体の具体的な形態としては、無限軌道
機構を挙げることができる。体育館等の床面を美観を損
なわず使用するには、検知マーカが、床面下に埋没させ
て設置されたものであることが望ましい。
【0011】検知マーカ及びセンサの具体的な形態とし
ては、検知マーカが金属製の平板であり、センサが、金
属体や誘電体が接近すると電極容量の増加を検知し作動
する静電容量型の近接センサであるものを挙げることが
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図8を参照
して説明する。図1及び図2に示すように、この移動観
覧席1の移動観覧席本体17は、複数の段床2と、各段
床2を支持する可動フレーム3と、各段床2に配列して
なる椅子7と、不使用時に前記段床2を退避させて格納
する収納室Aを具備してなるものである。
【0013】可動フレーム3は、ホイールチャンネル等
とも称されるもので、図2に示すように左右一対の車輪
付基台3aと、これら車輪付基台3aの後部に立設した
支柱3bとを具備してなり、左右の支柱3b間に前面側
に開口する収納空間Sを形成するとともに、その支柱3
bの上端間に段床2を架設している。各可動フレーム3
の支柱3bは後段側のものほど嵩高く、また後段側のも
のほど外側よりに位置付けて固設されており、後段側の
収納空間S内に前段側の可動フレーム3全体を段床2と
共に収納し得るようにしている。そして、これらの可動
フレーム3を、フレーム駆動手段4によって伸縮駆動す
るようにしている。このフレーム駆動手段4は、フレー
ム駆動部5と、このフレーム駆動部5と最前列の段床2
aとの間を連結するラダーチェーン6とを主体として構
成されるもので、その最前列の段床2aをラダーチェー
ン6を繰り出すことによって前方に移動させ、ラダーチ
ェーン6を巻き取ることによって後方に引き込み得るよ
うに構成したものである。そして、その最前列の段床2
aの挙動に順次後段側の段床2が従動するように、相隣
接する段床2同士が図示しない前進時係合位置及び後退
時係合位置で背反的に連結するように構成してある。つ
まり、このフレーム駆動手段4によって各可動フレーム
3を使用位置に移動させると、段床2が図1及び図2に
示すように雛段状に展開し、収納位置に移動させると図
3に示すように重合して可動フレーム3と共に後段側の
可動フレーム3の収納空間Sに収納され、最後段の可動
フレーム3もその一部が、その背後に設けられた収納室
Aに退避して格納されるようになっている。
【0014】なお、この実施例における移動観覧席1
は、各段の段床2に座7a及び傾倒可能な背もたれ7b
からなる折り畳み可能な椅子7が配列してあり、図2に
示すように使用位置で各椅子7の背もたれ7bを起立さ
せて使用し、図3に示すように収納位置で背もたれ7b
を座7aに略重合する水平な位置にまで回動させて、そ
の椅子7が設けられている段床2と共に後段側の段床2
の下面に重合して収容されるようになっている。
【0015】このような構成において本実施例は、移動
観覧席本体17を本体駆動手段19によって移動可能と
しているものである。この本体駆動手段19は、収納室
Aに設置された自走式の駆動体8と、前記収納室Aの底
面付近に設置された非接触型のセンサ14a、14b、
14c、14dと、体育館等の床面に少なくとも該床面
の面一性を損なわないように設置された検知マーカ15
a、15b、16a、16bとを備えてなるものであ
る。
【0016】収納室Aは、最後段の可動フレーム3の背
後に設けられ、最後段の段床を構成してなる固定フレ−
ム12からなるものであり、その左右底部に自走式の駆
動体8を取り付け移動可能に構成されている。駆動体8
は、キャタピラ(登録商標)のような無限軌道機構を利
用したもので、移動観覧席本体17の左側部を駆動する
第1駆動部8aと、右側部を駆動する第2駆動部8bと
から構成される。これら第1、第2駆動部8a、8b
は、図4に示すように、制御手段たる主制御盤18から
の制御信号e、fによって制御される。制御は、例えば
インバータ制御に類するもので、無段階に速度を変化さ
せることにより微妙な速度調整を可能としている。この
主制御盤18は、フレーム駆動部5の駆動も制御し得る
ものである。また、収納室Aの左右両端には、図4に示
すように、最後段の段床を構成してなる固定フレーム1
2が取り付けられ、左右の固定フレーム12の前端部1
2aには横フレーム13が架設してあり、図5に示すよ
うに、前記横フレーム13の左右両端部には、非接触型
のセンサである第1、2進行用センサ14a、14d
が、中央部2箇所には第1、2停止用センサ14b、1
4cが取り付けられている。この実施例では、第1停止
用センサ14bは第1駆動部8aを、また第2停止用セ
ンサ14cは第2駆動部8bを制御するために用いられ
るものである。なお、本実施例において用いられる非接
触型のセンサ14a、14b、14c、14dは、例え
ば、その検出面に金属体が接近することにより動作する
静電容量型の近接センサであり、金属体や誘電体が接近
すると電極容量の増加を検知し検知信号a、b、c、d
を前記主制御盤18に対して出力するものである。
【0017】第1、2進行用検知マーカ15a、15b
は、前記第1、2進行用センサ14a、14dにより検
知可能な金属製の薄い平板状のもので、図4に示すよう
に、移動観覧席本体17の左右に設けられた第1、2進
行用センサ14a、14dの内側に配置されるように左
右対をなして体育館等の床仕上材10下に埋め込まれて
いる。また、移動観覧席本体17の前進停止位置には、
移動観覧席本体17に設けられた第1、第2停止用セン
サ14b、14cが検知し得る位置に円板状の第1、第
2停止用検知マーカ16a、16bが床仕上材10下に
埋め込まれている。
【0018】すなわち、移動観覧席本体17の横フレー
ムに左右一対に設けられた第1、2進行用センサ14
a、14dは、通常、体育館等の床仕上材10下に一対
に設けられた第1、2進行用検知マーカ15a、15b
の外側に沿って移動する。移動観覧席本体17が左右何
れかに蛇行して第1、2進行用センサ14a、14dが
第1、2進行用検知マーカ15a、15bに接近すると
第1、2進行用センサ14a、14dは作動して信号
a、bを出力し、これにより主制御盤18が第1、2駆
動部8a、8bの進行を調節し移動観覧席本体17の左
右への蛇行を回避し直進させる。
【0019】次に本実施例の作動について説明する。移
動観覧席本体17が前進を開始する際、第1、2進行用
センサ14a、14dは、第1、2進行用検知マーカ1
5a、15bの外側に配置され、その位置関係は図4及
び図6に示すような状態である。床面状態等により移動
観覧席本体17が右方向に蛇行し始めると第1進行用検
知マーカ15aの外側に位置していた第1進行用センサ
14aは図7に示すように第1進行用検知マーカ15a
に接近し、第1進行用センサ14aが作動して信号aを
出力する。第1進行用センサ14aが信号aを出力する
と、主制御盤18が移動観覧席本体17の左側部を駆動
している第1駆動部8aを減速させ移動観覧席本体17
を左寄りに軌道修正する。移動観覧席本体17が左寄り
に前進して第1進行用センサ14aが進行用検知マーカ
15aから離れると第1進行用センサ14aは作動を停
止し主制御盤18は移動観覧席本体17の左右に配置さ
れた第1、2駆動部8a、8bを再び等速として、移動
観覧席本体17を直進させる。
【0020】一方、移動観覧席本体17が左方向に蛇行
し始めると、第2進行用センサ14dが第2進行用検知
マーカ15bに接近して作動して信号bを出力する。第
2進行用センサ14dが信号bを出力すると、移動観覧
席本体17の右側部を駆動している第2駆動部8bを減
速させ移動観覧席本体17を右寄りに前進するように軌
道修正し蛇行を回避する。以上の動作を繰り返して移動
観覧席本体17は一定範囲内で直進し、図8に示すよう
に、第1停止用センサ14bが第1停止検知マーカ16
aを検知して信号cを出力すると主制御盤18が第1駆
動部8aを停止し、第2停止用センサ14cが第2停止
用検知マーカ16bを検知して信号dを出力すると主制
御盤18が第2駆動部8bを停止する。この結果、移動
観覧席本体17は正規の停止位置で停止する。なお、後
退時にも同様の動作で正確に直線上に後退することが可
能である。
【0021】このような構成のものならば、従来、移動
観覧席の蛇行を防止するために床面に設置されていたガ
イドレールやガイドローラ等の案内機構が不要となり、
体育館等の床面の面一性を損なうことなく、全体移動式
の移動観覧席を正確に直進させることが可能となる。床
面に凹凸を生じることなく面一に使用することが可能と
なるので、体育館等の床面を安全に使用することが可能
となる。また、ガイドレール等の案内機構が不要となる
ため、ガイドレール等の着脱作業等の準備作業も一切不
要となる。
【0022】また、本体駆動手段19が、床面の移動観
覧席本体17の停止位置に設置された第1、2停止用検
知マーカ16a、16bと、収納室Aの底面付近に設置
され前記第1、2停止用検知マーカ16a、16bを検
知する非接触型の第1、2停止用センサ14b、14c
とを具備してなり、主制御盤18が、第1、2停止用セ
ンサ14b、14cが第1、2停止用検知マーカ16
a、16bを検出した位置で第1、2駆動部8a、8b
に対する駆動を停止するように構成されているので、移
動観覧席本体17を所定位置で正確に停止させることが
可能となる。
【0023】特にこの実施例では、第1、2進行用検知
マーカ15a、15b及び第1、2停止用検知マーカ1
6a、16bが、床仕上材10下に埋め込まれて設置さ
れているので、体育館やホール等の美観を損なうことが
ない。また、第1、2進行用センサ14a、14dが移
動観覧席本体17の左右両端に設置されているので、僅
かな蛇行も検知し軌道修正することが可能である。
【0024】なお、非接触型のセンサとして上記実施例
の静電容量型の近接センサの他に赤外線近接センサ等の
使用も可能である。また、具体的な制御の方法も上記実
施例に限定されるものではない。さらに、本発明は、椅
子の構造の異なるものや、椅子のない段床だけの構造の
移動観覧席にも同様に適用が可能なものである。その
他、各部の具体的な構成も、図示実施例のものに限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。本発明
に係る移動観覧席は、相互に連結された状態で雛段状に
配置される互いに高さの異なる複数の進退動作可能な段
床と、不使用時に前記段床を退避させ相互に重合させて
格納する収納室とからなる移動観覧席本体が、本体駆動
手段によって移動可能とされたものであって、前記本体
駆動手段が、収納室を駆動する駆動体と、前記収納室の
底面付近に左右一対に設置された非接触型の進行用セン
サと、体育館等の床面に移動観覧席本体の移動方向に沿
って少なくとも該床面の面一性を損なわないようにして
前記進行用センサの内側に左右対をなして設置された進
行用検知マーカと、進行用検知マーカに沿って蛇行を修
正しながら前記駆動体を制御する制御手段とを備えてな
るものである。このような構成のものならば、従来、移
動観覧席本体の蛇行を防止するために床面に設置されて
いたガイドレールやガイドローラ等の凹凸構造を伴う案
内機構が不要となり、体育館等の床面の面一性を損なう
ことなく、全体移動式の移動観覧席本体を正確に直進さ
せることが可能となる。そして、このように床面に凹凸
を生じることなく適正な案内機構を構成することで、体
育館等の床面を安全に使用することが可能となり、ま
た、ガイドレール等の着脱作業等の準備作業も一切不要
となる。
【0026】また、相互に連結された状態で雛段状に配
置される互いに高さの異なる複数の進退動作可能な段床
と、不使用時に前記段床を退避させ相互に重合させて格
納する収納室とからなる移動観覧席本体が、本体駆動手
段によって移動可能とされたものであって、前記本体駆
動手段が、収納室を各段床とともに駆動する駆動体と、
前記収納室の底面付近に設置された非接触型の進行用セ
ンサと、体育館等の床面に移動観覧席本体の移動方向に
沿って該床面の面一性を損なわないように床仕上材の下
に埋め込んで設置された進行用検知マーカと、進行用検
知マーカに沿って蛇行を修正しながら前記駆動体を制御
する制御手段とを備えてなるものであれば、体育館やホ
ール等の床面を美観を損なわないようにすることができ
る。
【0027】本体駆動手段が、床面の移動観覧席本体の
停止位置に設置された停止用検知マーカと、収納室の底
面付近に設置され前記停止用検知マーカを検知する非接
触型の停止用センサとを具備してなり、制御手段が停止
用センサが停止用検知マーカを検出した位置で駆動体に
対する駆動を停止するように構成されているならば、移
動観覧席本体を所定位置で正確に停止させることが可能
となる。
【0028】検知マーカが、床面下に埋め込まれて設置
されているならば、体育館やホール等の美観を損なうこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例において移動観覧席が使用位
置にあるときの状態を示す平面図。
【図2】同側面図。
【図3】同実施例の移動観覧席が収納位置にあるときの
状態を示す側面図。
【図4】同模式的な平面図。
【図5】同実施例の要部を示す側面図。
【図6】同実施例の要部を示す正面図。
【図7】同作用説明図。
【図8】同作用説明図。
【符号の説明】
1…移動観覧席 2…段床 7…椅子 7a…座 7b…背もたれ 8a…駆動体(第1駆動部) 8b…駆動体(第2駆動部) 14a、14d…進行用センサ(第1、2進行用セン
サ) 14b、14c…停止用センサ(第1、2停止用セン
サ) 15a、15b…進行用検知マーカ(第1、2進行用検
知マーカ) 16a、16b…停止用検知マーカ(第1、2停止用検
知マーカ) 17…移動観覧席本体 18…制御手段(主制御盤) 19…本体駆動手段 A…収納室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−194453(JP,A) 特開 昭61−147310(JP,A) 特開 昭59−200314(JP,A) 特開 平7−127292(JP,A) 特開 平4−217010(JP,A) 特開 平8−42169(JP,A) 実開 平5−75805(JP,U) 実開 昭62−32147(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/12 A47C 1/126 G05D 1/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に連結された状態で雛段状に配置され
    る互いに高さの異なる複数の進退動作可能な段床と、不
    使用時に前記段床を退避させ相互に重合させて格納する
    収納室とからなる移動観覧席本体が、本体駆動手段によ
    って移動可能とされたものであって、前記本体駆動手段
    が、収納室を各段床とともに駆動する駆動体と、前記収
    納室の底面付近に左右一対に設置された非接触型の進行
    用センサと、体育館等の床面に移動観覧席本体の移動方
    向に沿って少なくとも該床面の面一性を損なわないよう
    して前記進行用センサの内側に左右対をなして設置さ
    れた進行用検知マーカと、進行用検知マーカに沿って蛇
    行を修正しながら前記駆動体を制御する制御手段とを備
    えてなることを特徴とする移動観覧席。
  2. 【請求項2】相互に連結された状態で雛段状に配置され
    る互いに高さの異なる複数の進退動作可能な段床と、不
    使用時に前記段床を退避させ相互に重合させて格納する
    収納室とからなる移動観覧席本体が、本体駆動手段によ
    って移動可能とされたものであって、前記本体駆動手段
    が、収納室を各段床とともに駆動する駆動体と、前記収
    納室の底面付近に設置された非接触型の進行用センサ
    と、体育館等の床面に移動観覧席本体の移動方向に沿っ
    て該床面の面一性を損なわないように床仕上材の下に埋
    め込んで設置された進行用検知マーカと、進行用検知マ
    ーカに沿って蛇行を修正しながら前記駆動体を制御する
    制御手段とを備えてなることを特徴とする移動観覧席。
  3. 【請求項3】本体駆動手段が、移動観覧席本体の停止位
    置に対応する床面に少なくとも該床面の面一性を損なわ
    ないように設置された停止用検知マーカと、収納室の底
    面付近に設置され前記停止用検知マーカを検知する非接
    触型の停止用センサとを具備してなり、制御手段が、停
    止用センサが停止用検知マーカを検出した位置で駆動体
    に対する駆動を停止するように構成されていることを特
    徴とする請求項1又は2記載の移動観覧席。
  4. 【請求項4】駆動体が、無限軌道機構であることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の移動観覧席。
  5. 【請求項5】検知マーカが、床面下に埋め込まれて設置
    されていることを特徴とする請求項1記載の移動観覧
    席。
  6. 【請求項6】検知マーカが金属製の平板であり、センサ
    が静電容量型の近接センサであることを特徴とする請求
    項2記載の移動観覧席。
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