JPH0431948Y2 - - Google Patents

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JPH0431948Y2
JPH0431948Y2 JP19445486U JP19445486U JPH0431948Y2 JP H0431948 Y2 JPH0431948 Y2 JP H0431948Y2 JP 19445486 U JP19445486 U JP 19445486U JP 19445486 U JP19445486 U JP 19445486U JP H0431948 Y2 JPH0431948 Y2 JP H0431948Y2
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、体育館等に設備される伸縮自在な移
動観覧席の伸長時における左右方向への伸長ずれ
を防止するための矯正装置に関する。
[従来の技術] 伸縮式移動観覧席は知られるように複数連結さ
れた観覧席単体のうち最前位の観覧席単体を引き
出すことによつて全体を伸長させ、またこれを押
込むことによつて各前位の単体をその後位の単体
の下に収めるようにして順次伸縮格納できるよう
にしてある。
この様に伸縮式観覧席は最前位の観覧席単体を
移動させることによつて伸縮作動するものとなつ
ているが、各観覧席単体は支柱下端に備える台車
によつて床面を前後に移動するものに過ぎないた
め伸縮時には必ずしも真直に前後移動するとは限
らない。
ことに最前位の観覧席単体をして伸長操作する
とき、この単体が左右斜めに進行すると、全体が
斜めに伸長して隣接の観覧席側部に衝合したり、
或は建物の壁面に衝突して進行が妨げられたり、
損傷したりする危険がある。
この様なことから従来伸縮時における斜行を防
止することが種々検討され解決策が幾つか提案さ
れている。
実公昭53−34027号考案、実開昭55−40718号考
案、実開昭58−123738号考案等がこれに当る提案
であり、幾つかが実用化されている。
これら既提案に係る装置は前後に連結する観覧
席単体相互をレール(ガイド杆)を介して連設
し、伸縮時一方の単体を固定の案内として使い移
動する他方の単体を真直に移動させようとするも
の(例えば実公昭53−34027号考案、実開昭58−
123738号考案)と、ワイヤーとプーリーを使つて
単体の左右が常に同時に前進後退するようにして
一側方が遅れたり速まつたりしたとき上記ワイヤ
ーの索引によつて補正し、真直な移動を図ろうと
したもの(実開昭55−40718号考案)とである。
[考案が解決しようとする問題点] 上述した従来の技術は前後に連結する観覧席単
体をレール、ワイヤー等を介して関係付け、一方
の動き(前後移動)を他方の単体で制御するもの
であり、無制御のものに比較して一対の効果が期
待できるものとなつているが、しかし、レール
(ガイド杆)やワイヤーには遊びがあるため必ず
しも正確な誘導が期待できず、まして長尺に伸長
されるこの種移動観覧席においては僅かな狂いで
あつても増幅されるため充分な成果が得られるに
至つていない。
本考案は、この様な問題点に鑑み考案されたも
ので、伸縮移動時、ことに伸長時に駆動源となる
最前位の観覧席単体が左右に位置ずれを起したと
き、この位置ずれを検出して観覧席単体の左右に
備える駆動手段を停止させ、これによつて一側方
の伸長(後退)を抑えて左右の進行を揃え、斜め
の方向への伸長(収縮)を自動的に修正して真直
な前進(後退)移動が出来るようにした伸縮式移
動観覧席の斜行伸長矯正装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、従来前後の観覧席単体の直接的誘導
による直進移動に代えて光電管による光を誘導基
準におき、建物の壁、床面等に固定的に設置され
る発光器と最前位の観覧席単体に備える受光器と
の間で移動時の左右の誤差を検出し、この検出に
基づき駆動手段を制御し斜行を矯正せんとするも
のである。
即ち、本考案装置を更に詳述すると、デツキを
支持する支柱の下端に前後方向に長さを有する台
車を備えてなる高さを違えた複数個の観覧席単体
をデツキの高さの低いものを前位において順次連
結する一方、最前位の観覧席単体に左右対をなす
一組の駆動手段を連設し、該駆動手段によつて前
進、後退させ観覧席単体を引伸した使用状態と、
前位の観覧席単体を後位の観覧席単体の下に収め
るようにして収縮する格納状態とに変化するよう
にしてなる伸縮式移動観覧席において、 上記観覧席単体の最後位の単体の背後に位置す
る建物の壁体若しくは床面等固定部分に光電スイ
ツチの発光器を固定し、他方前記最前位の観覧席
単体に受光器を設備して該光電スイツチを前記駆
動手段の電源回路中に接続し伸縮作動する際上記
発光器からの光を受光器が受光したとき左右いず
れか、若しくは双方の駆動手段の駆動を停止する
ようにしてなる伸縮式移動観覧席における斜行伸
長矯正装置にある。
以下、本考案の装置を図示する実施例につき説
明し、その特徴とするところを詳述する。
[実施例] 第1図は使用状態を示す平面図であり、第2図
は使用状態の拡大縦断右側面図であり、図中の符
号1a,1b,1c…1nは伸縮式移動観覧席を
構成する観覧席単体、2はこの観覧席を設備する
建物の床面で、3は光電スイツチの発光器であ
り、4a,4aと4b,4bは受光器である。
各観覧席単体はデツキ5ご、デツキを支える支
柱6と、支柱の下端に取付けられデツキに並行す
るように前方に延び出す台車7を有している。
ここに示す実施例では各単体においてデツキ5
を左右2本の支柱6で支え、これら各支柱の下端
に前後に向けて並行するようにそれぞれ台車7を
取付けて組立て、各台車には図示しないが、床面
2を転す車輪を前後に備えてある。
そして、観覧席単体はデツキ5の高さの低いも
のを最前位にして順次背の高いものを後に並べて
連結し、階段状に組立て、この収縮時には前位の
単体をその後位の単体の下に潜り込むように格納
して全体を最後位の単体1nの下に寄せ集め格納
できるようにしてある。
尚、前位の単体の左右の支柱は後位の単体の支
柱の幅より狭く配置して、上記格納時前位の支柱
が後位の支柱の内側に沿つて並行に格納され収縮
の妨げとならないようにしてある。
一方、光電スイツチの発光器3は床面2に取付
金具8を介して前向きに固定し、受光器4a,4
bは最前位の観覧席単体1aの幕板9に後向きに
取付け、上記発光器3に対面するように設けてあ
る。
この実施例における発光器3と各受光器4a,
4bは支柱6等の障害物のないデツキ下方の中央
部に設置し、内外の受光器4b,4bは発光器3
の光軸線10上を避けてその左右に内外一組宛振
り分けて設けてある。
この左右それぞれの受光器4a,4bと光軸線
10との間隔は後述するように観覧席の伸長時の
左右のずれと密接に関係するものであり、無制限
に位置決めできないが、ここでは光軸線10に重
らない間隔をおくと共に、この光軸線を中央にし
て左右に同一の間隔をおいて内側の各受光器4
b,4bを配置し、更にこれら内側の受光器との
間に所要の間隔をおいてその外側に各受光器4
a,4bを配置してある。
図中11,12は移動観覧席を伸縮作動させる
ための駆動手段たるモータ付き駆動装置である。
この駆動装置はモータによつて駆動される無端
のシユーを有したもので、電源回路に前記光電ス
イツチを接続し、発光器の光を受けたとき回路を
断つて駆動が停止するようにしてある。
即ち、上記左右の駆動装置は左方の駆動装置1
1(第1図において上方の駆動装置)が光軸線1
0の左方の内側の受光器4aに、右方の駆動装置
12が光軸線10の右方の内側の受光器4aに各
接続させてあり、そして更にこの実施例では両駆
動装置11,12が共に左右の外側の受光器4
b,4bに接続して、これら各受光器4a,4b
に発光器3の光が照射されないとき回路を閉じ、
受光したとき回路を開いてそれぞれのモータの駆
動を停止できるように構成してある。
従つて、今格納状態かた伸長させるに当つて光
電スイツチに通電し、併せて左右の両駆動装置1
1,12のモータを駆動操作すると、発光器3の
光が左右の内側の受光器4a,4aの中間を通つ
ている間、モータの駆動は継続し、最前位の観覧
席単体は前進を続け次々に後位の単体を引出しな
がら伸長させることになる。そして、この間に最
前位の単体が左右いずれかにずれて一方の内側の
受光器4aが受光すると、例えば右に進行し、こ
れによつて光軸線10の左方の受光器4aが受光
すると、左の駆動装置11が停止し、これによつ
て左側の伸長が止まるため右方向への傾きが修正
される。そして、この修正と共に上記左方の受光
器4aへの照射がなくなることによつて再び左方
の駆動装置11の駆動が再開されるため観覧席は
真直な前進を続けることができる。
この伸長時の斜行の修正は左右に受光器4aを
備えることからいずれの方向に対しても行われる
ことになる。そして、この実施例では内側の受光
器4aの外側に更に一対の受光器4b,4bを備
え、それぞれ左右の駆動装置11,12に接続し
ていることから、内側の受光器4aを越えて更に
外側の受光器4a,4bに光軸が移動すると、即
ち伸長が左右いずれかに大きくずれたときには全
体の伸長を停止させ危険を防止するようにしてい
る。
尚、伸長時には上述した様に左右にずれて伸長
することが多々あるが、収縮時には移動が固定さ
れた最後位の観覧席単体に向けて格納されるため
光電スイツチを切離し修正作動を解除してもよ
い。
[考案の効果] 以上、本考案を図示する実施例につき説明した
が、本考案によれば連結される観覧席単体相互の
誘導による不確実な修正でなく、最前位に備える
受光器の左右の位置のずれを検出し、これによつ
て最前位の観覧席単体を駆動する駆動手段を停止
させてその進行方向を直ちに修正するため、大き
な誤差を生ずることなく斜行の矯正ができ、従つ
て隣接の観覧席や建物の壁面等に衝突するのを有
効に防止することができる。
しかも、実施例において説明した如く複数個の
受光器を間隔をおいて配設すれば、修正駆動が実
施できると同時に完全停止を設定することがで
き、安全管理上極めて有利である。
尚、本考案は前述従来のガイド杆、ワイヤー等
による誘導方法と併用すると更に効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は使用状態を説明する平面図、第2図は使用状
態の拡大縦断右側面図である。 1a,1b,…1n……観覧席単体、2……建
物の床面、3……光電スイツチの発光器、4a,
4b……光電スイツチの受光器、5……デツキ、
6……支柱、7……台車、11,12……駆動手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デツキを支持する支柱の下端に前後方向に長
    さを有する台車を備えてなる高さを違えた複数
    個の観覧席単体をデツキの高さの低いものを前
    位において順次連結する一方、最前位の観覧席
    単体に左右対をなす一組の駆動手段を連設し、
    該駆動手段によつて前進、後退させ観覧席単体
    を引伸した使用状態と、各前位の観覧席単体を
    後位の観覧席単体の下に収めるようにして収縮
    する格納状態とに変化するようにしてなる伸縮
    式移動観覧席において、 上記観覧席単体の最後位の単体の背後に位置
    する建物の壁体若しくは床面等固定部分に光電
    スイツチの発光器を固定し、他方前記最前位の
    観覧席単体に受光器を設備して該光電スイツチ
    を前記駆動手段の電源回路中に接続し伸縮作動
    する際上記発光器からの光を受光器が受光した
    とき左右いずれか、若しくは双方の駆動手段の
    駆動を停止するようにしてなる伸縮式移動観覧
    席における斜行伸長矯正装置。 (2) 最前位の観覧席単体には間隔をおいて左右に
    少なくとも2個の受光器を設備し、正常時発光
    器からの光をこの両受光器の中間に通するよう
    にしてなる実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の伸縮式移動観覧席における斜行伸長矯正装
    置。 (3) 最前位の観覧席単体には間隔をおいて左右に
    内外各2個宛の受光器を設備し、左右における
    内側の受光器が発光器の光を受けたとき、その
    受光した側の駆動手段の駆動を停止せしめ、ま
    た外側の受光器が受光したとき左右両駆動手段
    の駆動を停止するようにしてなる実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の伸縮式移動観覧席に
    おける斜行伸長矯正装置。
JP19445486U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0431948Y2 (ja)

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JPH11247474A (ja) * 1998-02-26 1999-09-14 Okamura Corp 伸縮式移動観覧席の走行監視装置

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