JPH05311622A - コーンの敷設及び回収用車両 - Google Patents

コーンの敷設及び回収用車両

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Publication number
JPH05311622A
JPH05311622A JP12397492A JP12397492A JPH05311622A JP H05311622 A JPH05311622 A JP H05311622A JP 12397492 A JP12397492 A JP 12397492A JP 12397492 A JP12397492 A JP 12397492A JP H05311622 A JPH05311622 A JP H05311622A
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JP
Japan
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cone
vehicle body
vehicle
supply
laying
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Application number
JP12397492A
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English (en)
Inventor
Yukio Kishi
幸雄 岸
Yoshiyuki Miyazawa
義幸 宮沢
Mikio Takahashi
幹雄 高橋
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Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路の車線を規制する場合などに所定の線上
に列をなして配設される目印のためのコーンを作業員が
車体上に搭乗したまま安全状態において1人で敷設し且
つ回収できるようにする。 【構成】 車体1に取付けられて路面上を移動して、敷
設モードにおいて上部に供給されたコーン5を路面に供
給して敷設し、回収モードにおいて路面のコーン5を取
り上げ撤去して回収するコーンの供給撤去装置6と、車
体1に設置されて前記供給撤去装置6の近くに作業員が
搭乗するための作業領域15と、コーン5を搭載して無
端状に連続するテーブル23が軌道に沿って無端状に駆
動され、車体1上にあって前記軌道が前記作業領域近く
を経由するコーン搭載装置19と、によりコーンの敷設
及び回収用車両を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の車線を規制する
場合などに所定の線上に所定間隔で配置される目印のた
めの多数のコーンを敷設及び回収する車両に関し、特
に、敷設モードにおいては所定の線上に所定間隔でコー
ンを敷設するとともに、回収モードにおいては、すでに
敷設されたコーンを回収するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路工事などの理由により道路の走行車
線を狭くする場合、例えば左右2車線の道路の左側車線
を工事するときには、左側車線における左側の路肩から
前方に進行するにしたがって右側車線との車線境界線に
至るまで斜め方向にコーンを敷設して、2車線を1車線
に規制したうえ、工事区間にわたって右側車線との車線
境界線に沿ってコーンを敷設することが行われる。
【0003】高速道路においては通行車速に対応して前
記斜め方向の角度を緩やかにするために敷設する距離を
長くする必要があるから、敷設するコーンの数も多くな
るし、また車線境界線に沿って敷設するコーンの数も工
事区間の長さに比例して多くなる。かかる多数のコーン
を作業員が路上を歩行しながら敷設することは不可能で
あるし、また高速道路においては危険性が高い。
【0004】そこで、従来は、必要数のコーンを搭載し
たトラックの荷台に作業員1名が搭乗し、また荷台の後
側の路面近くに設置したデッキにも作業員1名が搭乗し
て、一定速度で走行する車両の前記デッキ上から作業員
が路上に一定間隔でコーンを一つずつ敷設し、荷台上の
作業員がデッキ上の作業員に荷台上のコーンを手渡すこ
とが行われていた。また、敷設したコーンを回収する場
合には、トラックは後進しながら規制区間先端から後端
に向けてデッキ上の作業員が路面のコーンを取り上げ、
荷台上の作業員に手渡すことが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術によれば、作業員が路面を歩く必要はなくなるも
のの、車体後側の低いデッキ上に搭乗しなければならな
いため、後方から近づく車両に対する恐怖感があり、ま
た安全性も好ましくないという不具合がある。またすべ
ての作業が手作業であるために作業能率も好ましくない
という不具合がある。
【0006】この発明は、作業員が車体上に搭乗したま
ま安全状態において1人で作業できるコーンの敷設及び
回収用車両を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のコーンの敷設
及び回収用車両は、車体に取付けられて路面上を移動し
て、敷設モードにおいて上部に供給されたコーンを路面
に供給し、回収モードにおいて路面のコーンを取り上げ
撤去するコーンの供給撤去装置と、車体に設置されて前
記供給撤去装置の近くに作業員が搭乗するための作業領
域と、コーンを搭載して無端状に連続するテーブルが軌
道に沿って無端状に駆動され、車体上にあって前記軌道
が前記作業領域近くを経由するコーン搭載装置と、から
なる。
【0008】前記車体には前記供給撤去装置を装着する
ためのブラケットを備えており、このブラケットを車体
に対し車体右側及び左側に選択的に突出可能に設置して
あり、車体右側及び左側の選択されたいずれかで前記ブ
ラケットに前記供給撤去装置を装着したものとすること
ができる。また、前記コーン搭載装置を車体の左部と右
部との間で移動可能に設置して、車体の左右各部のうち
一方に前記コーン搭載装置を配置するとともに他方に前
記作業領域を配置し、前記作業領域の車体外側に前記供
給撤去装置を配置することもできる。
【0009】さらに、前記供給撤去装置は、側面におい
て周縁部よりも中心部のほうを順次膨らませて前記膨ら
んだ面をコーンの台座を挟む距離をもって対向させ且つ
それぞれが外周において路面を転がる一対のホイール
と、前記ホイールを回転自在に車体に支持するフレーム
と、進行方向前端が上に反った状態に前記ホイール間に
配置され、上部から供給され路面に至ったコーンの台座
を押し倒して路面に着座させることによりコーンを立ち
上げる供給用ガイドと、前記ホイールの進行方向前側に
配置され路面のコーンを押し倒す押し倒し器と、前記ホ
イール間に配置され前記ホイールの中心部近くから前記
ホイールの回転方向に沿い上方に向けて順次遠心方向に
延びて両ホイール間に挟まったコーンを上昇に伴いホイ
ール間から取り上げる取り上げ用ガイドと、から構成す
るとよい。
【0010】さらに、前記供給撤去装置は、フレーム前
端を車体側のブラケットに枢着して車体により牽引する
ものであり、コーン供給時にはフレーム前端を前進する
車体の進行方向に向けて配置し、コーン撤去時には前記
枢着点を中心に車体前側に旋回させてフレーム前端を後
進する車体の進行方向に向けて配置するように構成する
と好適である。
【0011】前記コーン搭載装置は、基台上に配設され
た無端状のレールと、このレールに係合し且つ上面にコ
ーンを搭載する多数の移動可能なテーブルと、前記レー
ルに沿って無端状に配置されて駆動源に連結され前記テ
ーブルを移動させるチェンと、から構成することができ
る。また、前記コーン搭載装置のテーブルには、上面に
コーンの倒れ防止用の柱を立設するとともに、テーブル
上面の一側に、コーンの台座をガイドしてコーンの向き
を特定するための垂直板を立設すると好適である。
【0012】さらに、前記搭載装置のテーブルの下面に
は、下向きに突設された突起を備え、前記搭載装置のチ
ェンにはアタッチメントを介して前記突起に係合する係
合杆を備え、この係合杆が前記突起を押してテーブルを
移動させるものとし、前記アタッチメントには基台上面
を転がるコロを軸支するとよい。前記搭載装置は、前記
駆動源を、前記作業領域に臨む手動スイッチの操作によ
り駆動を開始し、前記テーブルの1ピッチ分の移動の検
出信号により駆動を停止するテーブル制御回路に連結し
て構成することもできる。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、コーンの路面への敷
設は、車両を走行させながら、多数のコーンが搭載され
たコーン搭載装置から作業領域にいる作業員がコーンを
取り出し、これを1つずつ供給撤去装置の上部に供給す
る。供給撤去装置は供給された前記コーンを路面まで降
下させて直立した状態で敷設する。所定の時間ごとにコ
ーンを供給することによって、路面には車両の走行軌跡
に沿って所定間隔にコーンが敷設される。ここで、コー
ン搭載装置からのコーンの取り出しが進むと、コーン搭
載装置上において作業員のいる作業領域近くのコーンの
数が減少するが、コーン搭載装置はテーブルが無端状に
連続して駆動されているため、コーンはこれによって作
業領域に近づくから、作業員は作業領域から移動するこ
となくコーンの前記取り出しをすることができる。ま
た、この作業領域は供給撤去装置の近くにあるために、
供給撤去装置へのコーンの供給も、作業員が自分の位置
を移動することなく行うことができる。
【0014】路面からのコーンの回収は、路面のコーン
の列に沿って車両を走行させることにより、供給撤去装
置が路面からコーンを取り上げるから、この取り上げら
れたコーンを作業員が供給撤去装置から取り出してコー
ン搭載装置に搭載させることにより行う。コーン搭載装
置は作業領域近くを経由して無端状に駆動されるため
に、作業員が移動しなくとも作業領域近くの部位だけに
コーンが溜まることがなく、全体に均等に搭載されるこ
とになる。
【0015】かくして、作業員はコーン搭載装置と供給
撤去装置との間でコーンを移動させるだけで、路面への
コーンの敷設と、路面からのコーンの回収を円滑に行う
ことができ、しかも作業員は1人で足り且つ車両に搭乗
したまま大きく移動する必要がない。請求項2の発明に
よれば、供給撤去装置を車体の左右いずれにおいても選
択的に設置することができるから、コーンの供給及び撤
去作業の条件に応じて左右任意の位置で供給及び撤去を
することができる。たとえば、2車線の道路のうち左側
の車線を規制する場合には、供給撤去装置を車体の右側
に設置することにより、車両は左側車線を走行しながら
右側車線との境界線に沿ってコーンを敷設し又は撤去す
ればよい。これにより右側車線の一般車の通行の障害に
はならない。右側車線を規制する場合には、車体の左側
に供給撤去装置を設置すればよい。
【0016】請求項3の発明によれば、供給撤去装置を
車体の左右いずれかに選択的に設置する場合に、コーン
搭載装置を、供給撤去装置とは左右逆側に設置できるよ
うにしたから、供給撤去装置を左右いずれに設置して
も、供給撤去装置とコーン搭載装置との間に作業領域を
配置することができる。このため、供給撤去装置が左右
いずれにあっても作業員は大きく移動することなく作業
することができる。
【0017】請求項4の発明によれば、コーンの敷設
は、供給撤去装置の一対のホイール間に供給されて路面
に至った倒れた状態のコーンを供給用ガイドによって立
ち上げて行う。コーンが倒れた状態では、通常は正方形
のその台座が立ち上がった状態にあるため、この台座を
供給用ガイドによって押し倒して路面に着座させる。台
座が前記のように押し倒されると、これと一体の円錐部
が立ち上がり直立した状態の、コーン敷設状態になる。
この敷設されたコーンの撤去は、先ず、押し倒し器でコ
ーンを押し倒すことによりその台座を立ち上げる。次に
一対のホイールが倒れたコーンに至り、前記立ち上げた
台座の上部間を一対のホイールの相互に対向する膨らん
だ面の間に挟み込み、その状態でホイールは回転を継続
して、コーンは挟まれた状態でホイール間を上昇され、
路面から撤去される。このとき、コーンは取り上げ用ガ
イドにより、前記上昇に伴って遠心方向に移動されて前
記挟まった状態から解放される。そこで、上昇し且つホ
イールから解放されたコーンを作業員が取り上げること
によりコーンが回収される。
【0018】請求項5の発明によれば、供給撤去装置の
向きを車体の前方に向けて車両の前進によりコーンの敷
設をするとともに、供給撤去装置の向きを車体後方に向
けて車両の後進によりコーンの回収をする。これによ
り、コーンの敷設は、道路の規制開始点から前方の規制
終点に向けて順次行われるから、敷設作業中の車両の位
置に至る一般車両は、ここに至る前に敷設されたコーン
によって車線が規制されている。このため作業の安全性
が高まる。一方、コーンの撤去は、道路の規制終点から
規制開始点に向けて前記とは逆方向に行われるから、撤
去作業中の車両の位置に至る一般車両は前記同様に車線
が規制される。また、このときの撤去作業中の車両は、
一般車両と同様の向きをしているから、一般車両の運転
者に違和感を与えず、よって一般車両の安全運転にもつ
ながる。
【0019】請求項6の発明によれば、コーン搭載装置
においては、チェンの移動によってテーブルがレールに
沿って移動される。請求項7の発明によれば、コーン搭
載装置のテーブルには垂直板が立設されているため、コ
ーンの台座の一側が前記垂直板によってガイドされ、も
って正方形の台座の向きが特定されるから、台座の角が
テーブル外に突出することが防止される。このため、テ
ーブルどうしの間隔やテーブルと他の部材との間隔を余
分に設ける必要がなく、全体をコンパクトに設定するこ
とができる。また、倒れ防止用の柱によって車両の揺れ
等によりコーンが倒れて落下することを防止し、以て作
業の円滑化を図る。
【0020】請求項8の発明によれば、チェンの移動に
より係合杆がテーブル下面の突起を押してテーブルを移
動させる伝動形式であるため、テーブルをチェンから容
易に着脱することができる。またチェンのアタッチメン
トのコロが基台上面を転がるためにチェンと基台上面と
の間に隙間を設けることができる。請求項9の発明によ
れば、作業員が作業領域のスイッチを1回操作するだけ
で、テーブルを1ピッチだけ自動的に移動させ、その状
態で停止させることができる。
【0021】
【実施例】図1〜図3には、実施例を敷設モードで示し
てある。ここではトラック自動車を利用していて、その
車体1には、荷台の前後方向中央部に、車幅方向に延び
るレール2が固定されていて、これに跨がって移動ビー
ム3がレール2に沿って移動自在に設置される。移動ビ
ーム3には図示しない電動モータが設けられ、その出力
軸に連結されたピニオンが、レール2に固定されたラッ
クに噛合して、前記電動モータの駆動よって当該移動ビ
ーム3が移動するようになっている。この移動ビーム3
の両端にはブラケット4が水平面内での旋回自在に枢着
されていて、移動ビーム3の前記移動により、左右いず
れかのブラケット4が選択的に車体1の左右いずれかに
突出可能になっている。図1の場合にはブラケット4は
車体1の右側に突出し、これにコーン5の供給撤去装置
6が連結されている。ブラケット4の前記旋回は、移動
ビーム3とブラケット4とに差し込まれるピン4aによ
り阻止できる。コーン5は、道路の車両規制区間等を表
示するために円錐形をした目印であり、円錐部5aとこ
れを路面に直立させるために円錐部5aと一体成形され
て路面に着座する平面正方形の台座5bとからなる。
【0022】供給撤去装置6は、一対のホイール7と、
これらホイール7を支持するフレーム8と、コーン5を
立ち上げる供給用ガイド14と、路面のコーン5を押し
倒す押し倒し器11と、コーン5を取り上げる取り上げ
用ガイド18とからなる。前記ホイール7は、特に図4
に示すように側面において周縁部よりも中心部のほうを
順次膨らませて前記膨らんだ面7aを、コーン5の台座
5bを挟む距離をもって対向させ且つそれぞれが外周の
タイヤ7bにより路面に接して転がるものである。膨ら
んだ面7aはゴム質の材料からなって弾性を備えてい
る。またホイール7どうしの間隔はコーン5の台座5b
の寸法に合わせて可変にすることが好ましいが、市販さ
れているコーン5は台座5bの寸法が大体において同等
であるために、ホイール7どうしの間隔を変更する必要
性はそれ程高くはない。
【0023】フレーム8は、前記一対のホイール7を回
転自在に前記ブラケット4に支持するものであり、ホイ
ール7を回転自在に支持する左右の縦枠8aとその上端
の左右の上枠8bと、下端の左右の下枠8cと、左右の
縦枠8a及びブラケット4間に架設された平面U字状の
平行枠8dと、縦枠8aの中央から後方斜め上に延びる
左右の後枠8eと、後枠8eの後端と上枠8bの後端と
のに固定されて、一対のホイール7間をカバーする上カ
バー8fと、上枠8bの前端から下方に向けて延在し、
ホイール7の前側の縁の間に至って、後述のコーン5の
供給時にコーン5を案内する落下ガイド8gと、前記後
枠8eの後端に上下方向に旋回自在に取付けられた下カ
バー8hとを備え、上下の平行枠8d間にはシリンダ装
置13が架設してあって、ブラケット4と縦枠8aと上
下の平行枠8dとによって平行リンク機構を構成するか
ら、シリンダ装置13の伸縮により、平行枠8dを除く
フレーム8は上下に平行移動できるようになっている。
【0024】前記フレーム8の下枠8c後端には供給用
ガイド14の後端が着脱自在に固定される。供給用ガイ
ド14は、進行方向前端が上に反った状態で且つ中間部
以後が水平をなしていて、前記ホイール7間に配置さ
れ、上部から供給され路面に至ったコーン5の台座5b
を先端で押し、順次倒して路面に着座させることにより
コーン5を立ち上げ、水平部分で台座5bを押さえてコ
ーン5全体の動揺を抑制するように構成されている。
【0025】また図8に示すように、コーン5の回収モ
ードにおいては、供給用ガイド14に代えて、下枠8c
の進行方向後端に押し倒し器11と、これにコーン5を
案内する前ひろがりのガイド16とが着脱自在に固定さ
れる。ガイド16には車輪17が取付けられていて、こ
れにより路面を移動できるようにしてある。さらに、ホ
イール7の間には、ホイール7の中心部近くから前記ホ
イール7の回転方向に沿い上方に向けて順次遠心方向に
延びて、両ホイール7間に挟まったコーン5を上昇に伴
いホイール7間から取り上げる取り上げ用ガイド18が
取付けられる。取り上げ用ガイド18の下端はホイール
7の枢軸に取付けられ、上端はフレーム8の上枠8bに
支持されている。
【0026】車体1上面には、供給撤去装置6の近くに
作業領域15が設けられる。この作業領域15は車両の
走行時にも作業員の安全を確保するために、図示されな
いが手すりで囲まれるデッキ構造になっており、必要な
操作のための遠隔操作用のスイッチ類がこの作業領域1
5に設けられている。この作業領域15を構成するデッ
キは車体1に対して着脱可能になっていて、後述のよう
に車体1上の前後左右の4つの位置に移動可能になって
いる。
【0027】また、車体1上面には車幅方向左部分にコ
ーン搭載装置19が搭載される。このコーン搭載装置1
9は、特に図10〜図12に示すように、基台21上に
平行な凸条からなる無端状のレール22に沿って走行す
る複数のテーブル23を有し、このテーブル23は、レ
ール22と平行に無端状に架設されたチェン24に係合
して走行するものである。テーブル23は、その一側に
垂直板25を立ち上げており、また中央部に位置決め用
の柱26を立設している。この柱26は、テーブル23
上のコーン5の倒れと移動とを防止するものであり、垂
直板25は、コーン5の正方形の座板5bが、同様に正
方形のテーブル23に合わせた向きに搭載されるよう
に、座板5bの一側に当たってその向きを規制するもの
であって、同一のテーブル23上に複数のコーン5を重
ねて搭載しても、各コーン5の座板5bの向きが一致す
るようになっている。
【0028】テーブル23の下面には、基台21上を転
動するキャスタ27と、前記レール22に係合するよう
に下方に向けて突設された2つのレール係合材28と、
チェン24に突設された係合杆29の前後に係合する2
つの突起31とを備えている。レール係合材28の下端
には軸受を利用した回転部材が取付けられてレール22
との摩擦を低下させ、また突起31の下端にも同様に回
転部材が取付けられて係合杆29との摩擦を低下させて
いる。
【0029】前記係合杆29は、チェン24のピンに固
定したアタッチメント32を介してチェン24に取付け
られているが、このアタッチメント32はチェン24の
隣合う2本のピンにより固定されるとともに、この固定
部位から一方に延びてチェン24の3ピッチ分の長さを
有しており、これによりチェン24の内側への反りに対
しても係合杆29が大きく揺動することを防止してい
る。またこのアタッチメント32にはコロ33が軸支さ
れていて、チェン24が基台21上に当たることを防止
するために、基台21とチェン24との間に隙間を形成
している。
【0030】チェン24が係合する駆動スプロケットホ
イール34の軸35は、基台21の下側においてスプロ
ケットホイール36,チェン37を介して駆動モータ3
8の出力軸に固定されたスプロケットホイール39に連
結されている。かくして、駆動モータ38によってテー
ブル23が無端状の軌跡で移動するが、前記作業領域1
5におけるスイッチ操作よって、多数のテーブル23が
1ピッチ分だけ移動するように、図15に例示するシー
ケンス回路によって構成されている。このテーブル23
の1ピッチ分の移動を検出するのが、基台21上のレー
ル22に沿う位置に設置された図11に示される常閉の
リミットスイッチ41である。
【0031】図15の回路では、作業領域15の例えば
押しボタンスイッチSWをONにするとリレーRがON
し、これによりリレー接点R1 ,R2 がONする。リミ
ットスイッチ41は常閉だからリレーRは自己保持され
て、スイッチSWをOFFにしてもリレー接点R1 ,R
2 はON状態を維持する。またリレー接点R2 のONに
より駆動モータ38に通電されてチェン24を駆動し、
テーブル23を1ピッチ分移動させる。テーブル23が
1ピッチ分移動するとテーブル23下面の図示しない突
起がリミットスイッチ41に至りこれを1回OFFす
る。リミットスイッチ41のOFFによってリレーRの
自己保持が解除されるために、リレー接点R1 ,R2
OFFになって駆動モータ38も停止され、もってテー
ブル23は前記1ピッチ分の移動時に停止する。
【0032】このように構成されたコーン搭載装置19
は、車体1上面における前記レール2の前側において基
台21が車幅方向のレール42に支持されていて、この
レール42に沿って車幅方向に、図1に示す位置と車体
1上の車幅方向右側の位置との間で移動できるようにし
てあって、この移動は図示しないピンを引き抜いた状態
において手動又は動力によりなされる。
【0033】次に、この実施例の動作について説明す
る。まずコーン5の敷設するときには、コーン搭載装置
19の各テーブル23上には所定数、例えばそれぞれ1
0個のコーン5が搭載されており、供給撤去装置6のフ
レーム8には供給用ガイド14を取付け、下カバー8h
を図2に示すように上げておく。ここで車両を走行させ
ながら、作業領域15にいる作業員が、コーン搭載装置
19の手近なテーブル23上のコーン5を1つずつ取り
出し、コーン5を横にした状態で供給撤去装置6の落下
ガイド8g後側に供給する。このときのコーン5を図2
において特に5Aで示している。ここで供給されたコー
ン5は落下ガイド8gに沿って横になったまま落下し路
面に至る。この前後の様子を示したのが図6であり、落
下ガイド8gに沿って落下するコーン5が5Bで示さ
れ、路面に落下した瞬間のコーン5が5Cで示される。
このように路面上に供給されたコーン5は座板5bが上
下方向に立っている。
【0034】次に、移動中の供給用ガイド14の先端に
よって座板5bの上部が押されて座板5bが強制的に路
面に着座される。その途中の状態が図6で5Dで示さ
れ、座板5bが路面に着座された状態が5Eで示され
る。ここでは、供給用ガイド14の中途以降の水平部分
によって座板5bが上から規制されて、起き上がったコ
ーン5の揺動が抑制され、供給用ガイド14の通過した
後には、コーン5は路面に直立し且つ静止した状態で残
留される。これが5Fの状態である。これにより1つの
コーン5の敷設が完了する。供給用ガイド14の水平部
分は前記の作用を得るためにその下端と路面との距離
を、座板5bの厚みに多少の余裕を加えた程度に設定し
ておく。
【0035】前記動作を繰り返すことによって、所定の
区間にわたり所定数のコーン5を所定間隔で敷設するこ
とができる。このとき、1つのテーブル23上にあるコ
ーン5がなくなったときには、作業員は作業領域15に
ある図示しないスイッチを操作することにより、モータ
38が起動してテーブル23が1ピッチ移動し、コーン
5が所定数搭載されたテーブル23が供給用ガイド14
の近くに至り停止する。この停止は前記リミットスイッ
チ41により行われ、これの動作によりモータ38が停
止してテーブル23も停止し、このとき所定数のコーン
5を搭載した新たなテーブル23が作業領域15の近く
に停止する。したがって作業員は、その新たなテーブル
23からコーン5を取り出して供給撤去装置6に継続し
て供給すればよい。これを繰り返すことによって、車両
の走行軌跡に沿う軌跡上に列をなしてコーン5が敷設さ
れる。
【0036】次に路面に敷設されたコーン5を回収する
手順について説明する。このときには、供給撤去装置6
を移動ビーム3より車体1前側に移動する。この移動は
ピン4aを抜いたうえブラケット4を車体1側方におい
て、前記敷設時の位置に対して水平に180度旋回させ
て行う。この旋回時にはシリンダ装置13を少し伸長さ
せてホイール7を路面から浮かせて行うとよい。これに
より、供給撤去装置6は図7,図8の状態になり且つ路
面に再度下ろされて、車両は図7,図8における矢印の
方向に後進して作業するものとする。したがって、この
ときも供給撤去装置6としてはブラケット4が進行方向
前側となって、牽引される形態になる。なお、供給撤去
装置6の下カバー8hはこのときは下ろされる。
【0037】このときには、下枠8cには前記供給用ガ
イド14に代えて押し倒し器11とガイド16とが固定
される。これによって、車体1の後進とともに供給撤去
装置6が移動するが、路面に敷設されたコーン5を左右
のガイド16により押し倒し器11に案内して、これに
よりコーン5を押し倒す。これが図9で5Gで示される
コーン5の状態である。供給撤去装置6の進行によりコ
ーン5はホイール7間に入り、倒れることにより立ち上
がった状態の台座5bの上部がホイール7の膨らんだ面
7a間に挟まれる。これが5Hで示すコーン5の状態で
ある。ホイール7の回転によって、前記挟まれたコーン
5は引き上げられ(5I)、そのままさらに引き上げら
れると取り上げ用ガイド18に接する。これが5Jの状
態であり、さらにホイール7の回転により引き上げられ
ると、コーン5は取り上げ用ガイド18によって次第に
ホイール7の遠心方向に移動しながら上昇される。この
上昇と遠心方向への移動とによって、コーン5は膨らん
だ面7aによる挟みから解放されると同時に、ホイール
7の上部に至る。これが5Kに示す状態となり、ここ
で、作業領域15にいる作業員によってコーン5が回収
され、コーン搭載装置19のテーブル23上に搭載され
る。
【0038】これが繰り返されてテーブル23上に所定
数のコーン5が溜まると、作業員による図示しないスイ
ッチの操作によって、前記同様にテーブル23が1ピッ
チ移動して、新たなテーブル23が作業領域15の近く
に至り、新たにこのテーブル23の上に前記同様に回収
したコーン5を搭載していく。これを繰り返すことによ
って、各テーブル23上に全部のコーン5が回収され搭
載される。
【0039】かくして、回収作業が終了すると、供給撤
去装置6は図1に示す位置に戻され、さら前記シリンダ
装置13の伸長により供給撤去装置6を車体1上面より
上に上昇させ、この状態で移動ビーム3を車体1中心側
に移動したうえ、シリンダ装置13を少し縮小する。こ
れにより供給撤去装置6は車体1上に搭載されるから、
このまま車両は現場を離れることができる。これが図1
3,図14に示す状態である。なお、この時には供給撤
去装置6は別の手段によって車体1上に固定されるもの
とし、また図13に示すようにブラケット4より内側に
ある別の移動用ブラッケトに取付けてもよい。
【0040】以上の実施例は、供給撤去装置6を車体1
の右側外部に設置し、コーン搭載装置19を車体1上の
左側に搭載した状態を説明したが、供給撤去装置6を車
体1の左側外部に設置して、前記実施例のようにコーン
5の供給と撤去の作業をすることもできる。このときの
コーン5の供給時における供給撤去装置6とコーン搭載
装置19の位置が図1に鎖線で示される。このときに
は、作業領域15の位置は図1に示す位置より車体1上
の左側に移動するものとする。これによって、2車線の
道路の右側車線を規制するために、右側車線を走行しな
がら左側車線と右側車線との車線境界線に沿ってコーン
5を敷設するような作業に好適となる。
【0041】また前記実施例においてはコーン搭載装置
19として多数のテーブル23をチェン24により無端
状に連続しているが、同一平面内で旋回できる形式の公
知の無端コンベヤを利用したものであってもよい。この
場合には、コンベヤ上面に所定間隔で柱26を立設する
と好適であり、また無端コンベヤ上面全体で1つのテー
ブルを構成することになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、車両の走行中に作業員がコーン搭載装置と
供給撤去装置との間でコーンを移動させるだけで、路面
へのコーンの敷設と、路面からのコーンの回収を円滑に
行うことができる。しかも、供給撤去装置の近くに作業
領域があり、その作業領域の近くをコーン搭載装置が経
由するために、作業員は車体上で大きく移動することな
く1人だけで作業を行うことができるから、作業員の負
担も軽くなる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、さらに供給
撤去装置を車体の左右いずれにおいても選択的に設置す
ることができるから、作業条件に対応したコーンの供給
及び敷設作業をすることができる。請求項3記載の発明
によれば、供給撤去装置を車体の左右いずれに設置した
場合でも、コーン搭載装置を供給撤去装置とは左右逆の
位置にすることができるから、コーン搭載装置と供給撤
去装置との間に作業領域を配置することができ、もって
作業員の作業が容易になる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、供給撤去装
置の所定位置にコーンを供給すればコーンは自動的に路
面に直立状態で供給され、また路面のコーンが所定位置
に自動的に引き上げられるから、コーンの敷設及び回収
作業が確実になる。請求項5記載の発明によれば、コー
ンの敷設を道路の規制開始点から前方の規制終点に向け
て順次行い、コーンの撤去は逆に規制終点から規制開始
点に向けて順次行うことができるから、一般車両の流れ
の上流側である規制開始点は作業中は常時規制されるこ
とになるために、作業の安全性が確保される。
【0045】請求項6記載の発明によれば、テーブルが
レールに沿ってチェンにより無端状に移動され、コーン
敷設時には作業領域の近くに常時コーンが存在し、また
コーンの回収時には空のテーブルが常時作業領域の近く
に存在して、コーンの敷設と回収を容易にする。請求項
7記載の発明によれば、垂直板によってテーブル上のコ
ーンの台座の向きが規制されるから、台座の角がテーブ
ルから外に突出することが防止され、もってテーブルと
他の部材との間隔等を余分に設ける必要がなくなるか
ら、全体をコンパクトに設定することができ、また柱に
よってコーンの移動と倒れを防止することができるか
ら、中断のおそれもなく円滑な作業をすることができ
る。
【0046】請求項8記載の発明によれば、テーブルの
移動は押動式にしてあるために、移動させるための動力
伝達機構に対してテーブルを容易に着脱することができ
るからメンテナンスに便利であり、またチェンは、その
アタッチメントのコロが基台上に転がり接触しているた
めに、基台との間に隙間を設けることができて、引きず
りを生じることもなくなる。
【0047】請求項9記載の発明によれば、作業員は作
業領域においてスイッチを1回操作するだけで、コーン
敷設時にはコーンを搭載したテーブルが、またコーン回
収時には空のテーブルが常時作業領域近くに至るから、
作業を効率よく且つ安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コーン敷設モードを示す平面図。
【図2】コーン敷設モードを示す左側面図。
【図3】コーン敷設モードを示す後面図。
【図4】供給撤去装置のホイールの後面図。
【図5】図4の右側のホイールの内側面図。
【図6】コーン敷設モードにおけるコーンの動きを示す
説明図。
【図7】コーン回収モードにおける供給撤去装置の平面
図。
【図8】コーン回収モードにおける供給撤去装置の下部
の側面図。
【図9】コーン回収モードにおけるコーンの動きを示す
説明図。
【図10】コーン搭載装置の一部を切欠した平面図。
【図11】コーン搭載装置の一部を切欠した側面図。
【図12】図10をA−A線の位置で切断し且つこれに
テーブルの切断した状態を付加した状態を示す断面図。
【図13】供給撤去装置を車体上に搭載した状態でコー
ン搭載装置を省略した平面図。
【図14】供給撤去装置を車体上に搭載した状態の部分
側面図。
【図15】コーン搭載装置の駆動を制御する回路図。
【符号の説明】 1・・・・車体 3・・・・移動ビーム 4・・・・ブラケット 5,5A〜5K・・・コーン 5a・・・円錐部分 5b・・・台座 6・・・・供給撤去装置 7・・・・ホイール 7a・・・膨らんだ面 8・・・・フレーム 11・・・・押し倒し器 14・・・・供給用ガイド 15・・・・作業領域 18・・・・取り上げ用ガイド 19・・・・コーン搭載装置 21・・・・基台 22・・・・レール 23・・・・テーブル 24・・・・チェン 25・・・・垂直板 26・・・・柱 27・・・・キャスタ 28・・・・レール係合材 29・・・・係合杆 31・・・・突起 32・・・・アタッチメント 38・・・・モータ 41・・・・リミットスイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に取付けられて路面上を移動して、
    敷設モードにおいて上部に供給されたコーンを路面に供
    給し、回収モードにおいて路面のコーンを取り上げ撤去
    するコーンの供給撤去装置と、車体に設置されて前記供
    給撤去装置の近くに作業員が搭乗するための作業領域
    と、コーンを搭載して無端状に連続するテーブルが軌道
    に沿って無端状に駆動され、車体上にあって前記軌道が
    前記作業領域近くを経由するコーン搭載装置と、からな
    ることを特徴とするコーンの敷設及び回収用車両。
  2. 【請求項2】 車体には前記供給撤去装置を装着するた
    めのブラケットを備えており、このブラケットを車体に
    対し車体右側及び左側に選択的に突出可能に設置してあ
    り、車体右側及び左側の選択されたいずれかで前記ブラ
    ケットに前記供給撤去装置を装着したことを特徴とする
    請求項1記載のコーンの敷設及び回収用車両。
  3. 【請求項3】 前記コーン搭載装置を車体の左部と右部
    との間で移動可能に設置して、車体の左右各部のうち一
    方に前記コーン搭載装置を配置するとともに他方に前記
    作業領域を配置し、前記作業領域の車体外側に前記供給
    撤去装置を配置したことを特徴とする請求項1記載のコ
    ーンの敷設及び回収用車両。
  4. 【請求項4】 前記供給撤去装置は、側面において周縁
    部よりも中心部のほうを順次膨らませて前記膨らんだ面
    をコーンの台座を挟む距離をもって対向させ且つそれぞ
    れが外周において路面を転がる一対のホイールと、前記
    ホイールを回転自在に車体に支持するフレームと、進行
    方向前端が上に反った状態に前記ホイール間に配置さ
    れ、上部から供給され路面に至ったコーンの台座を押し
    倒して路面に着座させることによりコーンを立ち上げる
    供給用ガイドと、前記ホイールの進行方向前側に配置さ
    れ路面のコーンを押し倒す押し倒し器と、前記ホイール
    間に配置され前記ホイールの中心部近くから前記ホイー
    ルの回転方向に沿い上方に向けて順次遠心方向に延びて
    両ホイール間に挟まったコーンを上昇に伴いホイール間
    から取り上げる取り上げ用ガイドと、からなることを特
    徴とする請求項1記載のコーンの敷設及び回収用車両。
  5. 【請求項5】 前記供給撤去装置は、フレーム前端を車
    体側のブラケットに枢着して車体により牽引するもので
    あり、コーン供給時にはフレーム前端を前進する車体の
    進行方向に向けて配置し、コーン撤去時には前記枢着点
    を中心に車体前側に旋回させてフレーム前端を後進する
    車体の進行方向に向けて配置するように構成したことを
    特徴とする請求項4記載のコーンの敷設及び回収用車
    両。
  6. 【請求項6】 前記コーン搭載装置は、基台上に配設さ
    れた無端状のレールと、このレールに係合し且つ上面に
    コーンを搭載する多数の移動可能なテーブルと、前記レ
    ールに沿って無端状に配置されて駆動源に連結され前記
    テーブルを移動させるチェンと、からなることを特徴と
    する請求項1記載のコーンの敷設及び回収用車両。
  7. 【請求項7】 前記コーン搭載装置のテーブルには、上
    面にコーン倒れ防止用の柱を立設するとともに、そのテ
    ーブルの上面の一側に、コーンの台座をガイドしてコー
    ンの向きを特定するための垂直板を立設したことを特徴
    とする請求項6記載のコーンの敷設及び回収用車両。
  8. 【請求項8】 前記搭載装置のテーブルの下面には、下
    向きに突設された突起を備え、前記搭載装置のチェンに
    はアタッチメントを介して前記突起に係合する係合杆を
    備え、この係合杆が前記突起を押してテーブルを移動さ
    せるものとし、前記アタッチメントには基台上面を転が
    るコロを軸支したことを特徴とする請求項6記載のコー
    ンの敷設及び回収車両。
  9. 【請求項9】 前記駆動源を、前記作業領域に臨む手動
    スイッチの操作により駆動を開始し、前記テーブルの1
    ピッチ分の移動の検出信号により駆動を停止するテーブ
    ル制御回路に連結したことを特徴とする請求項6記載の
    コーンの敷設及び回収車両。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002048010A1 (fr) * 2000-12-13 2002-06-20 Sendai Engi Co. Ltd Dispositif de recuperation d'elements de reglementation de la circulation
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