JP2691780B2 - 椅子自動布設・回収機 - Google Patents

椅子自動布設・回収機

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JP2691780B2
JP2691780B2 JP23915489A JP23915489A JP2691780B2 JP 2691780 B2 JP2691780 B2 JP 2691780B2 JP 23915489 A JP23915489 A JP 23915489A JP 23915489 A JP23915489 A JP 23915489A JP 2691780 B2 JP2691780 B2 JP 2691780B2
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昭雄 里吉
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、会議場、体育館等で多数の単独もしくは複
数連の椅子を台車上に水平方向へ重ねて自動的に回収
し、かつ回収済の椅子を布設するための椅子自動布設・
回収機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の自動布設・回収機としては、特開平1
−150633により、椅子をその背当て部に形成された溝に
係合させて把持具で把持してほぼ水平の椅子吊り下げレ
ールに沿って回収し、把持具を復動させて布設を行うよ
うにしたのが周知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この場合、水平スタッキングのために、背当て部にレ
ールへ吊り下げるための溝を設ける必要があり、したが
って自動機に対して溝係合に必要な位置精度或は椅子に
対する見掛け上の配慮を要する。
本発明は、このような点に鑑みて、脚間の下方から支
持して水平方向に重ねることのできる椅子自動布設・回
収機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、この目的を達成するために、駆動輪を備え
た台車基部に、前脚下端を支点として前傾状態で順に重
ねられた多数の椅子を下方からそれぞれ支持するよう
に、水平方向へ架設されて脚間に挿入される椅子支持フ
レームと、椅子を把持して床及び支持フレーム間を移動
する椅子把持装置とを設けると共に、台車基部の後端部
には、前傾状態の椅子に沿った形状のストッパを設け、
椅子把持装置を、椅子支持フレームに沿って台車基部に
設けられたレールへ走行制御されるように載置された基
台と、椅子を把持する把持装置本体と、基台に設けら
れ、かつ椅子の床設置状態及び前傾状態の椅子把持位置
間に把持装置本体を移動させる把持位置制御機構とより
構成してある。
〔作用〕
回収時には、椅子の床設置状態に対応してレール先端
における把持位置に位置制御された把持装置本体で椅子
を把持し、次いで椅子支持フレームに支持可能な前傾状
態に位置制御し、さらに椅子支持フレームに沿って後方
へスライドさせてストッパで前傾状態を規制させる。以
下、順に水平方向へ椅子が重なるように、椅子把持装置
を往復動させて回収する。
布設時には、椅子把持装置が最先端の椅子回収位置及
びレール先端間を往復動し、椅子を前傾状態で把持した
椅子回収位置からレール先端に移動して床設置状態に把
持位置を制御されて把持を解除する。
〔実施例〕
第1図〜第6図は本発明の一実施例による椅子自動布
設・回収機を示すもので、第5図に示すように、前脚1a
間の上方に横棒1bを備え、前傾状態で前方の椅子の後脚
1c間に背後から着座部1dが侵入するように構成された椅
子1を処理する。
第1図及び第2図に示すように、台車基部は、4個の
キャスタ9を備え、両側を前脚載置フレーム10aとして
形成され、さらにその上方に前後の支持フレーム19、20
(第6図参照)により椅子支持フレーム11が水平方向に
架設されている台車基部10と、その後部フレーム10bの
中央部に形成された凹部10cに嵌入されてピン30aで連結
される自動機専用のより長い台車基部30とから構成され
ている。
椅子支持フレーム11は、前方を先細状の椅子ガイド部
11aとして形成され、その高さは椅子1の前脚1aの下端
を支点として前脚載置フレーム10a上で前傾した状態で
横棒1bを支持し得るように設定されている。椅子ガイド
部11aの先端には、所定範囲の異物を探知する超音波レ
ーダ18が取付けられている。
支持フレーム20は、第6図に示すように、このような
前傾状態での前脚1aの傾斜に沿った角度をなし、椅子支
持フレーム11よりも上方へ延びて着座部1dに沿って形成
されることにより、椅子1の前傾姿勢を規制し、かつ後
方への脱落を防止するストッパ21を形成している。そし
て、背当て部1eとの間に手を挟まれないようにするスペ
ーサ20aを介在させて背当て部1eに沿ってさらに延びる
ことにより、ハンドル23を形成している。
台車基部30の後方裏面には、第1図及び第6図に示す
ように、モータ31によりタイミングベルトを介して駆動
される駆動輪31aが取付けられている。その前方裏面に
は、モータ38により一方はギヤ機構38aを介して直接そ
して他方はさらにリンク38bを介して制御される操舵輪3
7が取付けられている。さらに、台車基部30の上面に
は、椅子把持装置40を走行させるレール35が載置され
て、モータ33により前後のスプロケット34a、34bに装着
されたチェーン34が駆動されることにより往復動させら
れる。レール35は、椅子がガイド部11aよりも先方に延
びて、椅子1の姿勢制御を可能にしている。
この椅子把持装置は、第3図及び第4図に示すよう
に、レール35に沿って回転するボールベアリング41aを
下方へ備え、かつ側方にチェーン34に連結する連結部材
41bを備えた基台41と、スウィングアーム42及び回転ア
ーム44を用いた把持位置制御機構と、回転アーム44の両
側に取付けられたソレノイド45を利用した把持装置本体
とから構成されている。
即ち、スウィングアーム42は、基台41にヒンジされる
と共にモータ43により回転駆動される。回転アーム44
は、スウィングアーム42の先端に回転自在に取付けられ
ている。そして、この回転アームにスプロケット43bが
取付けられ、一端がばね43cに接続したチェーン43aが装
着されてモータ43により連動的に回転駆動される。一
方、把持装置本体は、ソレノイド45と、ガイドシャフト
46に沿ってソレノイド45により進退駆動されるブロック
状作動子47と、この作動子にばね48を介して取付けら
れ、かつ前脚1aに沿って傾斜し、その円形断面に対応し
た曲面形状の溝を表面に形成された脚当接部49(第5図
参照)とより構成されている。モータ43は、所定の前傾
位置及び床設置位置間でスウィングアーム42を回動させ
るように所定の回転数だけセンサ検知信号を応答して正
逆回転する。ソレノイド45は把持状態で前進し、通常状
態では後退位置に有り、モータ33、43等と関連してシー
ケンス制御される。
モータ31、33、38にも、それぞれ所属のセンサの検知
信号等に応答して作動すると共に相互にシーケンス制御
される制御回路が付属している。即ち、モータ31は布設
時には駆動輪31aを各区間ごとに予め設定したピッチだ
け走行させると共に、回収時には椅子1を検知するごと
に停止して回収を行わせ、さらに超音波レーダ18が異物
を検出すると非常停止する。モータ33は、チェーン34を
介して椅子把持装置40をレール35の先端及び最先端椅子
1もしくはストッパ21間を移動させる。モータ38は、手
動操作に応答して操舵輪37を転向させる。
このように構成された椅子自動布設・回収機の動作を
第6図を参照して説明する。
椅子回収時には、レール35の先端位置に待機した椅子
把持装置40の脚当接部49が、下限位置で把持可能な角度
に回転した把持位置P1に移動しており、台車基部30の先
端部分の椅子検知センサが椅子1を検知するとソレノイ
ド45が作動して前脚1aを内側から把持し、次いでスウィ
ングアーム42の回動及びこれに連動する回転アーム44の
回転により把持位置P2を経由して、上限位置で支持可能
位置に前傾した把持位置P3に移動する。続くチェーン34
の作動によりレール35に沿って復動し、横棒1bを椅子支
持フレーム11に沿って後方へスライドさせ、ストッパ21
の当接が検知されると停止する。椅子把持装置40は再度
往動して同様に椅子1を把持し、回収済の椅子1に重な
った状態を検知した時点で、把持を解除して再度往動す
ることにより、順に回収を行う。
布設を行う場合、椅子把持装置40が最先端の椅子1を
把持してレール35の先端位置で、脚当接部49を把持位置
P3から把持位置P1に移動させ、ソレノイド45を後退させ
て床に設置する。
超音波レーダ18が前方に人間或は障害物を探知した場
合には、自動的に走行が停止する。台車基部30を台車基
部10から取り外した状態では、ハンドル23で台車を操作
し、椅子支持フレーム11に手で椅子1を回収し、また取
り外すことにより手動操作式の椅子回収台車として使用
できる。また、このように台車基部同志が着脱自在であ
ることにより、複数の手動操作式の椅子回収台車に対し
て1個の自動機用台車基部を共用することができる。
尚、以上説明した椅子自動布設・回収機は、例えば3
連に構成することにより、複数連の椅子に対する同時処
理用として実施することも可能である。また、椅子の形
状によっては、横棒を廃止して、着座部先端裏面にパッ
ドを設ける等により前脚間上方の別部位を支持するよう
に構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、椅子を水平方向に重ねて回収
する際、前脚は台車基部に支持され、上方の椅子支持フ
レームは前傾状態を支持するだけで済むために構造的に
簡易にできる。また、支持は着座部の下方で行われるた
めに、積み込み及び積降ろし時に摩耗もしくは傷が生じ
たとしても目立たない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例による椅子自動布設
・回収機を示すもので、第1図は平面図、第2図aは第
1図におけるA−A線断面図、第2図bは第1図におけ
るB−B線断面図、第2図cは側面図、第3図は椅子把
持装置の概略断面図、第4図は椅子把持装置のスウィン
グアーム部分の側面図、第5図は回収対象となる椅子の
正面図及び第6図は回収状態を示す側面図である。 1…椅子、1a…前脚、1b…横棒、10、30…台車基部、10
a…前脚載置フレーム、11…椅子支持フレーム、21…ス
トッパ、31、33、38、43…モータ、31a…駆動輪、34、4
3a…チェーン、35…レール、40…椅子把持装置、42…ス
ウィングアーム、44…回転アーム、45…ソレノイド、49
…脚当接部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動輪を備えた台車基部に、前脚下端を支
    点として前傾状態で順に重ねられた多数の椅子を下方か
    らそれぞれ支持するように、水平方向へ架設されて脚間
    に挿入される椅子支持フレームと、前記椅子を把持して
    床及び前記支持フレーム間を移動する椅子把持装置とを
    設けると共に、前記台車基部の後端部には、前記前傾状
    態の前記椅子に沿った形状のストッパを設け、 前記椅子把持装置を、前記椅子支持フレームに沿って前
    記台車基部に設けられたレールへ走行制御されるように
    載置された基台と、前記椅子を把持する把持装置本体
    と、前記基台に設けられ、かつ前記椅子の床設置状態及
    び前記前傾状態の椅子把持位置間に前記把持装置本体を
    移動させる把持位置制御機構とより構成されている、こ
    とを特徴とする椅子自動布設・回収機。
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