JP3429928B2 - 椅子自動布設・回収機 - Google Patents

椅子自動布設・回収機

Info

Publication number
JP3429928B2
JP3429928B2 JP32366895A JP32366895A JP3429928B2 JP 3429928 B2 JP3429928 B2 JP 3429928B2 JP 32366895 A JP32366895 A JP 32366895A JP 32366895 A JP32366895 A JP 32366895A JP 3429928 B2 JP3429928 B2 JP 3429928B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
scooping
arm
laying
collecting machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32366895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09135744A (ja
Inventor
啓久 国分
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
Priority to JP32366895A priority Critical patent/JP3429928B2/ja
Publication of JPH09135744A publication Critical patent/JPH09135744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3429928B2 publication Critical patent/JP3429928B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布設・回収機本体
と、この布設・回収機本体で運搬され、かつ椅子を垂直
方向へ積み重ねて回収する椅子回収台車とより構成され
ると共に、布設・回収機本体の前側で椅子を背後から把
持して後側で椅子回収台車に回収させ、逆に椅子回収台
車に回収済みの椅子を把持して前側で布設するようにし
て、大会議場、体育館等で多数の椅子を布設及び回収す
る椅子自動布設・回収機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は、本願出願人により実開
平3−11846号公報により、布設・回収機本体に垂
直方向のループ状に1回転だけ往復動可能にチェーンを
架設し、このチェーンに固定された支持部材に椅子を両
側から把持する椅子把持具をスイング可能に取付け、チ
ェーンの移動により床面に接近した把持位置から上昇し
て上端で反転した椅子を椅子回収台車に垂直方向へ積み
重ねて回収させるようにしたのが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、回収に必
要な面積を狭くでき、また椅子を前列から布設可能にす
るが、椅子把持具が床面近辺の位置及び椅子回収台車の
受け渡し位置間を往復する必要があり、作業能率の点で
は改良の余地が残されていた。さらに、椅子回収台車が
布設・回収機本体に後続連結して運搬されるために、椅
子回収台車が布設・回収機本体の駆動輪に荷重せず、椅
子の重量或は床面の状態によってはスリップする可能性
があった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、布設及
び回収の作業能率を向上させ、また回収椅子の重量を布
設・回収機本体に加えることのできる椅子自動布設・回
収機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、布設・回収機本体に、
床面に布設された椅子の着座部の下方に背後からすくい
上げ部材を侵入させて回収機本体の前側上方の受け渡し
位置間で往復動させる椅子すくい具と、布設・回収機本
体に垂直方向へ架設されたフレームの上端部に枢着され
てフレームに対して前側の受け渡し位置及び後側におけ
る椅子回収台車に対する受け渡し位置間を往復スイング
する椅子把持具と、椅子回収台車を床面から浮かせた状
態で載置させ、かつ椅子の積み重ね段数に応じてフレー
ムに沿って昇降する台車リフトとを設けたことを特徴と
する。
【0006】椅子すくい具はフレームの前側上方の受け
渡し位置及び床面間で着座部の背後からすくい上げ部材
を侵入させ椅子を移動させ、また椅子回収台車はフレー
ムの後側で台車リフトにより椅子の積み重ね段数に応じ
てフレームに沿って昇降させられる。したがって、椅子
把持具はフレームの上端部で前側の受け渡し位置及び後
側の受け渡し位置間をスイングするだけで済む。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図7を基に本発明の一実
施形態による椅子自動布設・回収機を説明する。この自
動機は、図3Bに示すように、前脚1a間に横棒1bを
備え、かつ後方へわん曲した背板1eを有する椅子1を
横方向へ3個連結した3連式椅子用として、図1及び図
2に示すように、基台10aに、前後方向、即ち縦方向
の中央部にフレーム11が垂直方向へ架設されると共
に、車輪12、前方でモータ13aにより制御される操
舵輪13及び後方で走行モータ14aにより駆動される
駆動輪14が下設された布設・回収機本体10と、縦横
のフレーム24、24aで構成された基台20aに車輪
21が下設された椅子回収台車20とより構成される。
【0008】基台20aには、後脚1c及び基底脚1f
が山形になる前傾姿勢に椅子1を支持するように、横方
向棒25a、山形棒25b及び垂直棒25cで構成され
た対応した山形の3連分の椅子支持部材25が突設され
ている。布設・回収機本体10には、さらに椅子すくい
具30と、椅子把持具40と、台車リフト50とが設け
られている。
【0009】椅子すくい具30は、水平位置から約45
°の斜め上方へ回動する両側の回動アーム31と、その
先端部の横方向フレーム31aに前方へ突設され、かつ
前脚1a及び後脚1c間の間隔に対応した横幅のコの字
形フレームにより構成された脚ガイド35と、これらの
間に間隔を置いて並置される2本の3連のすくい上げ部
材としてのすくい上げアーム37と、横方向フレーム3
1aに設けられたモータ36b及びこのモータで昇降駆
動される昇降パッド36aを備えて、椅子1の着座部1
dの後端部を押し上げる両側の可動式の着座部支持具3
6とより構成されている。回動アーム31は、その基端
部に取付けられた回転軸33を軸受33cに支持させ、
駆動モータ33aにより減速機33bを介して上方へ回
動駆動される。両側の椅子1に所属するすくい上げアー
ム37の内、それぞれの内側のアームには、横棒1bに
当接するとその検知信号を出力する横棒検知器38が取
付けられている。
【0010】すくい上げアーム37は、図3に示すよう
に、椅子1の重量で撓まないように横幅よりも縦幅を大
きくした板状に形成されると共に、その先端部には、後
方へ向けて下降する傾斜面37aと、その基端部から上
方へ突出し、かつ上端部が前方へ向けて前進する曲面を
有する突起37bとが形成され、これらのコーナ部に横
棒1bを支持する横棒支持溝37cが形成されている。
これにより、すくい上げアーム37の回動時に横棒1b
を傾斜面37a又は突起37bに沿って滑動させ、横棒
支持溝37cに誘導支持する。着座部支持具36は、回
動アーム31が約45°の椅子1の受け渡し位置で昇降
パッド36aの上昇により、横棒支持溝37cに支持さ
れた横棒1bを支点として着座部1dの後部が下方へ回
動するのを拘束し、すくい上げ開始時の通常位置よりも
押し上げて把持に適合した後傾姿勢に位置設定する。
【0011】椅子把持具40は、フレーム11の前側か
ら後側にスイングするL字形のスイングアーム42と、
その先端部の横方向フレーム43に下設された基部43
aに前方へ突設された把持具本体とで構成される。スイ
ングアーム42は、その基端部に取付けられた回転軸4
1を軸受41bに支持させ、他方側でモータ駆動部41
aで回動駆動させられる。把持具本体は、図4に示すよ
うに、両側の椅子1の内側の後脚1cに背後から係合す
るように、前方が開放した直角状の脚係合溝44aを先
端部に備え、かつ基部43aに固定された両側一対の後
脚係合アーム44と、脚係合溝44aに係合した後脚1
cを横方向外側からそれぞれクランプするように横方向
外方から内側へ回動自在に基端部が基部43aに枢着さ
れ、先端部に後脚1cに対応した脚係合溝46aを備え
た両側一対のクランプレバー46と、これらのクランプ
レバーから互に横方向に対向するように突設された両側
一対の横方向アーム47と、筒体45bにモータ45a
で進退駆動可能にロッド45cがスライド可能にガイド
されて、筒体45b及びロッド45cの先端間の距離を
伸縮させる駆動体45とを備えている。
【0012】横方向アーム47の先端部の一方はロッド
45cに、他方は筒体45bにピン47aでヒンジされ
ることにより、ロッド45cが前進した状態で、同図に
おいて二点鎖線で示すように、クランプレバー46は開
き、後退すると実線位置に閉じて後脚1cをクランプす
る。スイングアーム42は180°スイングし、したが
って後側の受け渡し位置での山形の前傾姿勢と回転軸4
1であるスイング中心点に対して前側の受け渡し位置で
の後傾姿勢が対称位置になるように、着座部支持具36
が着座部1dの後端部を持ち上げ、この状態でクランプ
レバー46及び後脚係合アーム44は、後側の受け渡し
位置の場合と同様に後脚1cに略直交へ延びている。
【0013】台車リフト50は、図5に示すように、フ
レーム11に沿って垂直方向へ立設された両側のガイド
シャフト51に垂直方向へ昇降可能にガイドされたスラ
イダ52と、このスライダ及びスライダブラケット52
aに直交方向へ後方に突設され、かつ椅子回収台車20
を載置させる台車載置フレーム53と、フレーム11に
設けられたモータ54の伝動ベルト54aで駆動される
ように両側のフレーム11の中間部に立設されて、スラ
イダ52のナット部にボールを介して螺合する垂直方向
のボールスクリュ55と、椅子回収台車20の載置時の
前後方向の位置決めを行うように、隣り合う椅子1間の
隙間に位置する両側2枚の位置決め板56とを備えてい
る。台車載置フレーム53の後端部の横方向フレーム5
7には、椅子回収台車20を位置決めするピ57bを挿
入させるピン挿通孔57a(図2)が形成されている。
【0014】台車リフト50には、フレーム11に取付
けられたフレーム58cに設けられ、かつ最上位置を占
める椅子1を検知する光電式椅子検知器58と、その下
方へ位置して最上位から2段目の椅子1、即ち段差ステ
ップを検知する光電式椅子検知器58aと、フレーム1
1の上方部分に取付けられて、台車リフト50、即ちス
ライダ52の最上位置を検知するマイクロスイッチ59
と、フレーム11の下方部分に取付けられて、椅子満載
時のスライダ52の下降位置を検知するマイクロスイッ
チ59aと、このマイクロスイッチの下方へ位置して、
椅子回収台車20を床面に接地させるスライダ52の下
限位置を検知するマイクロスイッチ59bとが付属して
いる。これらの各部は、モータ54を正逆転或は停止制
御するためのスライダ位置検知手段を構成する。また、
このスライダ位置検知手段は、前述のマイクロスイッチ
及び光電式椅子検知器の一部又は全部を廃止してモータ
54の回転位置を検知するロータリエンコーダで置換す
ることもできる。
【0015】布設・回収機本体10には、さらに操作ボ
ックスと、そのボタン操作により始動され、かつ前述の
スライダ位置検知手段の検知信号、椅子把持具40のス
イング終端の検知信号及び椅子すくい具30の回動終端
の検知信号等に応答して布設及び回収のシーケンス制御
を行うシーケンス制御手段とが付属している。この操作
ボックスには、布設・回収機本体10の走行及び操舵制
御、布設及び回収サイクルの開始並びに椅子回収台車2
0の浮上等の操作を行う操作ボタンを備えると共に、予
備的にすくい上げ、スイング及びリフトを個別に制御す
るボタン等を備えている。
【0016】このように構成された椅子自動布設・回収
機の動作は次の通りである。布設時には、椅子1を垂直
方向へ満載した椅子回収台車20に、布設・回収機本体
10の台車載置フレーム53に潜り込ませ、最上位置の
椅子1が光電式椅子検知器58に検知される高さ位置に
椅子回収台車20を上昇させる。これにより、椅子回収
台車20は床面から僅かに浮上して布設・回収機本体1
0で運搬可能となり、満載した椅子の重量が駆動輪14
に加わり、走行時に空回りすることもなくなる。
【0017】布設サイクルの開始操作を行うと、図6に
示すように、スイングアーム42は前側の受渡し位置の
水平位置から後側の水平位置の後側の受渡し位置に18
0°スイングし、3連の椅子1を把持して前側の受渡し
位置にスイングする。このスイング過程で、椅子把持具
40の後脚係合アーム44が両側の椅子1の内側の後脚
1cに侵入してそれぞれ係合し、クランプレバー46も
対向位置に侵入する。スイングアーム42の受渡し位置
への到達に応答して、椅子把持具40が作動し、クラン
プレバー46を閉鎖させて把持する。この間、布設・回
収機本体10を後方へ移動させ、すくい上げアーム37
は前側の受渡し位置に上昇回動する。椅子把持具40は
この受渡し位置ですくい上げアーム37に椅子を解放
し、次いで回動アーム31は通常位置に回動し、途中で
着座部支持具36を原位置に復帰させ、床面の布設位置
に布設させる。再度、布設開始操作を行うと、次の椅子
1が最上位置に上昇し、同様な布設サイクルが始動さ
れ、椅子1は前列から後方へ布設される。
【0018】回収時には、椅子回収台車20に、布設・
回収機本体10の台車載置フレーム53を潜り込ませ、
リフト操作により、マイクロスイッチ59に検知される
高さ位置に椅子回収台車20を上昇させておく。3連式
の椅子1に後方から接近し、脚ガイド35を後脚1c及
び前脚1a間に挿入させて横方向位置を規制しつつ横棒
1bが横棒検知器38で検知されると布設・回収機本体
10は停止する。この状態で、横棒1bはすくい上げア
ーム37の先端部の傾斜面37aの上方位置を占めてお
り、回収サイクルの開始操作を行うと、図7に示すよう
に、回動アーム31は受渡し位置へ回動し、その際椅子
1の自重により横棒1bはすくい上げアーム37の横棒
支持溝37cで支持されると共に、着座部支持具36は
後脚係合アーム44及びクランプレバー46に対して後
脚1cを略直角にするように持ち上げる位置に椅子1を
姿勢制御する。
【0019】この上昇過程で、前側の受渡し位置に待機
している椅子把持具40の後脚係合アーム44に両側の
椅子1の内側の後脚1cをそれぞれ係合させる。回動ア
ーム31の受渡し位置へ到達に応答して、椅子把持具4
0が作動し、クランプレバー46を閉鎖させた把持状態
で、スイングアーム42は前方から後側の受渡し位置に
スイングする。この間、台車リフト50は、最初のサイ
クルを除いて、光電式椅子検知器58aが最上の椅子1
が2段目にくるのを検知するまで台車載置フレーム53
を下降させる。
【0020】次いで、椅子回収台車20の椅子支持部材
25に前傾姿勢の椅子1を解放して支持させ、スイング
アーム42は前側の受渡し位置へスイングする。この
間、回動アーム31は水平の通常位置に復帰しており、
布設・回収機本体10をさらに前進させて、次の3連の
椅子1に脚ガイド35を挿入させる。再度、布設開始操
作を行うと、次の回収サイクルが始動され、椅子1は後
列から回収される。台車載置フレーム53は椅子1を受
取るごとに1段づつ下降し、満載状態になると、マイク
ロスイッチ59aで検知され、光又は音で報知される。
操作ボックスの分離操作により、台車載置フレーム53
はマイクロスイッチ59bで検知されるまで下降して、
椅子回収台車20の車輪21を接地させ、保管場所に手
押走行させる。
【0021】尚、前述の実施形態に代えて、椅子回収台
車20には、着座部1d及び前脚1aで形成される逆山
形に対応した椅子支持部を例えば底面として形成するこ
とも考えられる。椅子すくい具30の着座部支持具とし
ては、椅子把持具の把持姿勢によっては着座部後端の下
方への回動を拘束する単なる固定形状の突起として構成
することも考えられる。すくい上げ部材は、すくい上げ
アーム37にフランジ状ガイド脚を一体に形成する構成
も考えられる。また、2本のすくい上げアームに代えて
横方向の回動を防止できる程度の所定の横幅を有する1
個のすくい上げ部材として構成することも考えられる。
【0022】椅子把持具は、前述の後脚係合アーム44
及びクランプレバー46の位置を横方向に互に入れ替え
て構成することもでき、その際駆動体45の進退動作は
逆になる。また、前述の実開平3−11846号公報に
記載されたように、着座部及び背当て部に対応した直交
方向のパッドを備え、そのコーナ部分にソレノイドで横
方向に開閉駆動される把持爪を備えたり、或は特開平3
ー99608号公報に記載されたように脚間でソレノイ
ドにより脚当接部を横方向の両側に進退させる等他の把
持具本体をスイングさせても良い。
【0023】図8に示すように、すくい上げ部材39は
回動式でなく、台車リフト50と同様に垂直方向へ昇降
駆動される昇降アーム39aの先端部に取り付け、受け
渡し位置に正立姿勢で横棒無しの椅子をすくい上げるこ
とも可能である。この際、把持具本体49を備えたスイ
ングアーム42は後側の水平位置から180°よりも大
きく前側にスイングさせる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、椅子すくい具
の導入により、椅子把持具の移動距離が短くなり、また
並行動作が可能となり、布設及び回収時間が短縮され
る。椅子把持具がスイング式であるために、作業精度も
向上する。また、椅子回収台車の運搬もスリップの恐れ
がなく、操舵も容易になる。
【0025】請求項2の発明によれば、椅子すくい具が
回動式により簡単、かつ嵩ばらずにに構成される。請求
項3の発明によれば、3連式の横棒付の椅子が、横棒支
持溝及び脚ガイドにより前後及び横方向の位置を高精度
に設定する簡単な構成の椅子すくい具及び直線運動のア
クチュエータとリンクを利用して2個の後脚を把持する
簡単な構成の椅子把持具により確実な布設及び回収動作
が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による椅子自動布設・回収
機の側面図である。
【図2】同椅子自動布設・回収機の平面図である。
【図3】同すくい上げ部材の詳細構造を示すもので、同
図Aは先端部の拡大側面図、同図Bはこのすくい上げ部
材の対象となる椅子の斜視図である。
【図4】同椅子自動布設・回収機の把持具の平面図であ
る。
【図5】同椅子自動布設・回収機のリフトの側面図であ
る。
【図6】同椅子自動布設・回収機の布設サイクル動作を
説明するフローチャートである。
【図7】同椅子自動布設・回収機の回収サイクル動作を
説明するフローチャートである。
【図8】別の実施形態の椅子自動布設・回収機の概略側
面図である。
【符号の説明】
1 椅子 1b 横棒 10 布設・回収機本体 11 フレーム 20 椅子回収台車 30 椅子すくい具 31 回動アーム 35 脚ガイド 36 着座部支持具 37 すくい上げアーム 40 椅子把持具 42 スイングアーム 44 後脚係合アーム 45 駆動体 46 クランプレバー 50 台車リフト 52 スライダ 53 台車載置フレーム 55 ボールスクリュ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布設・回収機本体と、この布設・回収機
    本体で運搬され、かつ椅子を垂直方向へ積み重ねて回収
    する椅子回収台車とより構成されると共に、布設・回収
    機本体の前側で椅子を背後から把持して後側で椅子回収
    台車に回収させ、逆に椅子回収台車に回収済みの椅子を
    把持して前側で布設するようになった椅子自動布設・回
    収機において、 布設・回収機本体に、床面に布設された椅子の着座部の
    下方に背後からすくい上げ部材を侵入させて前記布設・
    回収機本体の前側上方の受け渡し位置間で往復動させる
    椅子すくい具と、前記布設・回収機本体に垂直方向へ架
    設されたフレームの上端部に枢着されて前記フレームに
    対して前側の前記受け渡し位置及び後側における椅子回
    収台車に対する受け渡し位置間を往復スイングする椅子
    把持具と、前記椅子回収台車を床面から浮かせた状態で
    載置させ、かつ椅子の積み重ね段数に応じて前記フレー
    ムに沿って昇降する台車リフトとを設けたことを特徴と
    する椅子自動布設・回収機。
  2. 【請求項2】 椅子すくい具がすくい上げ部材をフレー
    ムの下端部に基端部が枢着された回動アームの先端部に
    取付けることにより構成され、椅子把持具が把持具本体
    を前記フレームの上端部に基端部が枢着されたスイング
    アームの先端部にに取付けることにより構成されること
    により、前側の受け渡し位置に向けて前記回動アームが
    下方から前記スイングアームが上方から回動することを
    特徴とする請求項1の椅子自動布設・回収機。
  3. 【請求項3】 椅子が前脚間を連結する横棒を備えると
    共に、三連式に横方向へ連結され、 椅子回収台車には、後脚及び基底脚が山形になる前傾姿
    勢に椅子を支持する椅子支持部が設けられ、 椅子すくい具の回動アームの先端部に、すくい上げ部材
    として互に横方向に離間して各椅子に対して両側に配列
    され、かつ前記横棒の下方に背後から侵入して上方への
    回動に伴い前記横棒を滑入させる横棒支持溝が形成され
    たすくい上げアームと、このすくい上げアームの横方向
    外側に位置して椅子の脚間に対応した横幅の脚ガイド
    と、前記すくい上げアームが前側の受け渡し位置へ回動
    する際に前記横棒支持溝に支持された前記横棒を支点と
    して椅子の着座部の後部が下方へ回動するのを拘束して
    位置設定する上下可動式の着座部支持具とが設けられ、 把持具本体が、両側の椅子の後脚のそれぞれ内側の後脚
    に背後から係合する脚係合溝を先端部に備え、かつスイ
    ングアーム先端部の基部に固定された両側一対の後脚係
    合アームと、脚係合溝に係合した前記後脚を横方向から
    それぞれクランプするように基端部が前記基部に回動自
    在に枢着された両側一対のクランプレバーと、互に対向
    するように前記クランプレバーにそれぞれ突設された両
    側一対の横方向アームと、筒体にガイドされたロッドを
    進退駆動する駆動体とを備え、 この駆動体の作動により前記クランプレバーが所属の前
    記後脚係合アームに対して開閉するように、両側一対の
    前記クランプレバーの先端部を前記ロッドの先端部及び
    前記筒体にそれぞれ枢着させ、前記後脚係合アーム及び
    前記クランプレバーが、後側の受け渡し位置に在る前傾
    姿勢の椅子の前記後脚に直交方向へ延びると共に、前側
    の前記受け渡し位置で前記着座部支持具は後傾姿勢の椅
    子の前記後脚が前記後脚係合アーム及び前記クランプレ
    バーに直交するよう前記着座部の後部を上昇させること
    を特徴とする請求項2の椅子自動布設・回収機。
JP32366895A 1995-11-17 1995-11-17 椅子自動布設・回収機 Expired - Fee Related JP3429928B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32366895A JP3429928B2 (ja) 1995-11-17 1995-11-17 椅子自動布設・回収機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32366895A JP3429928B2 (ja) 1995-11-17 1995-11-17 椅子自動布設・回収機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09135744A JPH09135744A (ja) 1997-05-27
JP3429928B2 true JP3429928B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=18157281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32366895A Expired - Fee Related JP3429928B2 (ja) 1995-11-17 1995-11-17 椅子自動布設・回収機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3429928B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09135744A (ja) 1997-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5228824A (en) Apparatus for automatic placement and collection of chairs
JP3429928B2 (ja) 椅子自動布設・回収機
CN213230562U (zh) 一种用于low-e玻璃生产的自动翻转进料装置
JP3429930B2 (ja) 椅子自動布設・回収機の椅子把持具
JP3429929B2 (ja) 椅子自動布設・回収機の椅子すくい具
JP3429931B2 (ja) 椅子自動布設・回収機の台車リフト
CN213202842U (zh) 一种low-e玻璃的镀膜生产线
JP2696609B2 (ja) 椅子自動布設・回収機
JP2696611B2 (ja) 椅子自動布設・回収機の椅子把持装置用フック
JPH0639001Y2 (ja) フオーク式駐車装置
JPH036575Y2 (ja)
JP2691780B2 (ja) 椅子自動布設・回収機
JP2696610B2 (ja) 椅子自動布設・回収機の台車リフト装置
JP2882946B2 (ja) 椅子自動布設・回収機
JP2696612B2 (ja) 複数連の椅子用自動布設・回収機
JP2599997Y2 (ja) 椅子自動布設・回収装置におけるフック装置
JP2547232B2 (ja) 車両用シートの組付け方法及び装置
JP2509926Y2 (ja) 椅子自動布設機
JP2691778B2 (ja) 椅子自動布設・回収機
JP3676398B2 (ja) 搬送装置及びそのワーク受け渡し方法
JP2568629B2 (ja) 筒状物格納装置
JP3194125B2 (ja) 椅子自動配列・回収機用ドーリー
JP2510891Y2 (ja) 二輪車輌の駐車装置
JP2002167020A (ja) 移載装置
JP2882945B2 (ja) 椅子自動布設・回収機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees