JPH06988Y2 - 椅子自動布設機 - Google Patents
椅子自動布設機Info
- Publication number
- JPH06988Y2 JPH06988Y2 JP7246189U JP7246189U JPH06988Y2 JP H06988 Y2 JPH06988 Y2 JP H06988Y2 JP 7246189 U JP7246189 U JP 7246189U JP 7246189 U JP7246189 U JP 7246189U JP H06988 Y2 JPH06988 Y2 JP H06988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- chain
- laying machine
- clamp
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、大会議場、体育館等で多数の椅子を布設及び
回収する椅子自動布設機に関するものである。
回収する椅子自動布設機に関するものである。
椅子自動布設機としては、例えば特開昭63-270006によ
り、椅子の前脚間の横棒をチェーンのフックに係止して
フック区間だけチェーンを移動させ、順に傾斜レールに
その脚を載置した状態でスタッキングするのが周知であ
る。
り、椅子の前脚間の横棒をチェーンのフックに係止して
フック区間だけチェーンを移動させ、順に傾斜レールに
その脚を載置した状態でスタッキングするのが周知であ
る。
この種の椅子自動布設機は、回収した椅子を後列から布
設するために、一列の作業完了後に布設機が前方に残
り、また自動布設・回収機構と椅子のスタッキング部分
が一体に構成されているために、多数の椅子を回収する
場合、対応した台数の一体の自動布設機を必要としてい
た。
設するために、一列の作業完了後に布設機が前方に残
り、また自動布設・回収機構と椅子のスタッキング部分
が一体に構成されているために、多数の椅子を回収する
場合、対応した台数の一体の自動布設機を必要としてい
た。
よって、本考案は、前列から布設でき、かつ椅子回収台
車が布設機本体と分離できる椅子自動布設機を提供する
ことを目的とする。
車が布設機本体と分離できる椅子自動布設機を提供する
ことを目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、チェーンがモー
タ駆動で垂直方向のループ状にほぼ１回転だけ往復動可
能に台車に架設されると共に、椅子を両側から把持する
クランプ具が、チェーンに固定された支持部材にスイン
グ可能に取付けられた布設機本体と、チェーンの移動に
より、把持位置から上昇して上端で反転したクランプ具
に把持された椅子を順にクランプ具から係脱させて垂直
方向へ積み重ねて回収し、かつ布設機本体と分離可能な
椅子回収台車とから構成されている。
タ駆動で垂直方向のループ状にほぼ１回転だけ往復動可
能に台車に架設されると共に、椅子を両側から把持する
クランプ具が、チェーンに固定された支持部材にスイン
グ可能に取付けられた布設機本体と、チェーンの移動に
より、把持位置から上昇して上端で反転したクランプ具
に把持された椅子を順にクランプ具から係脱させて垂直
方向へ積み重ねて回収し、かつ布設機本体と分離可能な
椅子回収台車とから構成されている。
椅子を両側から把持したクランプ具をチェーンで上方へ
往動させ、上端を過ぎるとクランプ具が反転することに
より椅子も反転する。続いて、クランプ具を下降させ、
クランプ具から係脱させて椅子回収台車に垂直方向へ積
み重ねて回収する。さらに、クランプ具を復動させて同
様な作業を繰り返す。
往動させ、上端を過ぎるとクランプ具が反転することに
より椅子も反転する。続いて、クランプ具を下降させ、
クランプ具から係脱させて椅子回収台車に垂直方向へ積
み重ねて回収する。さらに、クランプ具を復動させて同
様な作業を繰り返す。
椅子回収台車に所定量積み重ねられた場合、椅子回収台
車を布設機本体から分離して空の椅子回収台車と交換す
る。
車を布設機本体から分離して空の椅子回収台車と交換す
る。
布設の場合、椅子回収台車に積み重ねられた椅子をクラ
ンプ具で把持して復動させ、床に到達した状態で係脱さ
せる。さらに、クランプ具を応動させて同様な作業を繰
り返す。
ンプ具で把持して復動させ、床に到達した状態で係脱さ
せる。さらに、クランプ具を応動させて同様な作業を繰
り返す。
第１図〜第４図は本考案の一実施例による３列を同時に
回収・布設できるように構成された椅子自動布設機を示
すもので、布設機本体10と椅子回収台車（ドーリ）30と
が両側のハンドル25で分離可能になっている（第３図参
照）。
回収・布設できるように構成された椅子自動布設機を示
すもので、布設機本体10と椅子回収台車（ドーリ）30と
が両側のハンドル25で分離可能になっている（第３図参
照）。
布設機本体10は、第１図及び第２図に示すように、モー
タ付車輪11を備えた基台12の両側に、チェーン13が、メ
インフレーム12aに取付けられたモータ14により変速器1
4a、チェーンフレーム12bに支承された回転軸14b及び上
下のスプロケット14c，14dを介して垂直方向にほぼ１回
転だけ正逆方向に駆動されるように架設されている。
タ付車輪11を備えた基台12の両側に、チェーン13が、メ
インフレーム12aに取付けられたモータ14により変速器1
4a、チェーンフレーム12bに支承された回転軸14b及び上
下のスプロケット14c，14dを介して垂直方向にほぼ１回
転だけ正逆方向に駆動されるように架設されている。
第３図に示すように、両側のチェーン13に固定されたア
ーム18（第４図の拡大図参照）、その先端に取付けられ
た横棒18a及びさらにその反対側から突出した３個のブ
ロック18bで、椅子１のクランプ具20の支持部材を構成
している。クランプ具20は、２叉状に構成されて、その
基端をそれぞれのブロック18bにスイング可能に支持さ
せ、椅子１の着座部1a及び背当て部1bに対応した直交方
向のパッド21，21aを備え、そのコーナ部分には第５図
に示すように、ソレノイド22，22aで爪23，23aが横方向
に開閉駆動されるようになった把持機構を備えている。
ーム18（第４図の拡大図参照）、その先端に取付けられ
た横棒18a及びさらにその反対側から突出した３個のブ
ロック18bで、椅子１のクランプ具20の支持部材を構成
している。クランプ具20は、２叉状に構成されて、その
基端をそれぞれのブロック18bにスイング可能に支持さ
せ、椅子１の着座部1a及び背当て部1bに対応した直交方
向のパッド21，21aを備え、そのコーナ部分には第５図
に示すように、ソレノイド22，22aで爪23，23aが横方向
に開閉駆動されるようになった把持機構を備えている。
一方、椅子回収台車30は、クランプ具20で把持された椅
子１がチェーン13によりその上端に搬送され、さらにス
プロケット14cを通過して反転した時にクランプ具20及
び椅子１の自重、これらの形状及び把持位置等で規定さ
れる反転した椅子１の姿勢、即ちその座板1a、背当て1b
及び前脚1cが順に水平面にほぼ45°の山形になる姿勢に
対応した底面31を備えている。ハンドル25は、布設機本
体10の両側に手で回動操作可能にヒンジされ、布設機本
体10に取付けられたパッド29が介在した状態で椅子回収
台車30の端部に形成された凹部に係入してフックする。
子１がチェーン13によりその上端に搬送され、さらにス
プロケット14cを通過して反転した時にクランプ具20及
び椅子１の自重、これらの形状及び把持位置等で規定さ
れる反転した椅子１の姿勢、即ちその座板1a、背当て1b
及び前脚1cが順に水平面にほぼ45°の山形になる姿勢に
対応した底面31を備えている。ハンドル25は、布設機本
体10の両側に手で回動操作可能にヒンジされ、布設機本
体10に取付けられたパッド29が介在した状態で椅子回収
台車30の端部に形成された凹部に係入してフックする。
布設機本体10には制御回路装置16が付属しており、操作
ボタン（図示せず）の手動操作により車輪11のモータを
前進又は後退駆動させ、またソレノイド22，22aを開閉
制御する。さらに、チェーン13をその一方側下方におけ
る椅子１の把持位置にクランプ具20を停止させる位置セ
ンサに応答して停止させ、さらに正転又は逆転させて任
意の位置で停止及び始動させる。
ボタン（図示せず）の手動操作により車輪11のモータを
前進又は後退駆動させ、またソレノイド22，22aを開閉
制御する。さらに、チェーン13をその一方側下方におけ
る椅子１の把持位置にクランプ具20を停止させる位置セ
ンサに応答して停止させ、さらに正転又は逆転させて任
意の位置で停止及び始動させる。
このように構成された椅子自動布設機の動作を説明す
る。
る。
回収時には、椅子回転台車30をハンドル25により布設機
本体10に連結させる。自動的に布設機本体10を最後列の
椅子１の背後に位置付けし、クランプ具20の停止位置で
必要により位置を微調整して椅子１の着座部1a及び背当
て部1bのコーナ部分を把持し（第５図ａ）、チェーン13
を第１図の２点鎖線位置で示す過程を経て椅子回収台車
30に向けて移動させ、その底面31又はスタッキング済み
の椅子１の近接位置で停止させ、クランプ具20から椅子
１を解放させる（第５図ｂ）。続いて、チェーン13を反
転させつつ布設機本体10を前進させ、次の椅子１をクラ
ンプして同様にチェーン13を往復動させて回収する。こ
のようにして、椅子回収台車30に、多数の椅子１を垂直
方向に積み重ねる。所定量積み重ねると、ハンドル２５
により椅子回収台車30を分離して代りに空の椅子回収台
車30を連結し、同様に椅子を回収する。
本体10に連結させる。自動的に布設機本体10を最後列の
椅子１の背後に位置付けし、クランプ具20の停止位置で
必要により位置を微調整して椅子１の着座部1a及び背当
て部1bのコーナ部分を把持し（第５図ａ）、チェーン13
を第１図の２点鎖線位置で示す過程を経て椅子回収台車
30に向けて移動させ、その底面31又はスタッキング済み
の椅子１の近接位置で停止させ、クランプ具20から椅子
１を解放させる（第５図ｂ）。続いて、チェーン13を反
転させつつ布設機本体10を前進させ、次の椅子１をクラ
ンプして同様にチェーン13を往復動させて回収する。こ
のようにして、椅子回収台車30に、多数の椅子１を垂直
方向に積み重ねる。所定量積み重ねると、ハンドル２５
により椅子回収台車30を分離して代りに空の椅子回収台
車30を連結し、同様に椅子を回収する。
椅子布設時には、クランプ具20を、連結された椅子回収
台車30にスタッキングされた最上部の椅子１まで移動さ
せて把持し、逆転させて停止位置で解放して順に前方か
ら後方へ向けて布設する。
台車30にスタッキングされた最上部の椅子１まで移動さ
せて把持し、逆転させて停止位置で解放して順に前方か
ら後方へ向けて布設する。
尚、この実施例の布設機は３台同時処理式であるが、１
列用としても構成することができる。椅子の反転姿勢ク
ランプ具20の反転Ｉをストッパで規制することにより制
御することもできる。布設機本体と椅子回収台車との連
結手段は、前述のハンドル以外に種々の構造のものが考
えられる。
列用としても構成することができる。椅子の反転姿勢ク
ランプ具20の反転Ｉをストッパで規制することにより制
御することもできる。布設機本体と椅子回収台車との連
結手段は、前述のハンドル以外に種々の構造のものが考
えられる。
以上、本考案によれば、椅子を前列から布設することが
できる。また、布設機本体は、椅子回収台車と分離可能
であるために、複数の椅子回収台車に対して共通に使用
することができる。回収状態で着座部が下向きになるた
めに、埃が積らない。
できる。また、布設機本体は、椅子回収台車と分離可能
であるために、複数の椅子回収台車に対して共通に使用
することができる。回収状態で着座部が下向きになるた
めに、埃が積らない。
第１図は本考案の一実施例による椅子自動布設機の側面
図、第２図はその背面図、第３図はその平面図、第４図
は第３図の円Ｂ内の拡大図、第５図ａ及びｂは第１図に
おける矢印Ａ視のクランプ具を示す図である。 10…布設機台車、13…チェーン、20…クランプ具、25…
ハンドル、30…椅子回収台車。
図、第２図はその背面図、第３図はその平面図、第４図
は第３図の円Ｂ内の拡大図、第５図ａ及びｂは第１図に
おける矢印Ａ視のクランプ具を示す図である。 10…布設機台車、13…チェーン、20…クランプ具、25…
ハンドル、30…椅子回収台車。
Claims (1)
- 【請求項１】チェーンがモータ駆動で垂直方向のループ
状にほぼ１回転だけ往復動可能に台車に架設されると共
に、椅子を両側から把持するクランプ具が、前記チェー
ンに固定された支持部材にスイング可能に取付けられた
布設機本体と、 前記チェーンの移動により、把持位置から上昇して上端
で反転した前記クランプ具に把持された椅子を順にクラ
ンプ具から係脱させて垂直方向へ積み重ねて回収し、か
つ前記布設機本体と分離可能な椅子回収台車とから成
る、ことを特徴とする椅子自動布設機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7246189U JPH06988Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 椅子自動布設機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7246189U JPH06988Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 椅子自動布設機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0311846U JPH0311846U (ja) | 1991-02-06 |
| JPH06988Y2 true JPH06988Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31610416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7246189U Expired - Lifetime JPH06988Y2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 椅子自動布設機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06988Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP7246189U patent/JPH06988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0311846U (ja) | 1991-02-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |