JP3028098B2 - 台間玉貸機 - Google Patents

台間玉貸機

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JP3028098B2
JP3028098B2 JP2012317A JP1231790A JP3028098B2 JP 3028098 B2 JP3028098 B2 JP 3028098B2 JP 2012317 A JP2012317 A JP 2012317A JP 1231790 A JP1231790 A JP 1231790A JP 3028098 B2 JP3028098 B2 JP 3028098B2
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廣和 松波
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株式会社マースエンジニアリング
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、台間玉貸機、更に詳細にはパチンコゲー
ム機に使用される台間玉貸機に係る。
(従来の技術) 従来遊技者は、遊技場でプリペイドカードを購入しあ
るいは直接金銭を用いて玉貸を受けて遊戯していた。
(発明が解決しようとする課題) そのため、特定の遊戯者がトータルでどれだけ玉貸を
受けたのかを把握することはできなかった。
(課題を解決するための手段) この発明は、 遊技者個々に対応して配布されるカードと、台間玉貸
機表面に開口するカード挿入口の内部に設けられ、挿入
されたカードに記録されたカード毎に付与されたID番号
を読取って信号出力するカード読取り手段と、硬化投入
口から投入された硬貨に応じた玉数を貸出しすると共
に、貸出した玉数を表す貸玉数信号を出力可能な貸玉手
段と、貸玉手段及びカード読取り手段と信号入力可能に
接続され、カード読取り手段から入力するカード毎に付
与されたID番号に対応させて貸玉手段から入力する貸玉
数を積算して記憶する記憶手段とからなり、カードが挿
入されているとき現金により貸出した玉数をカード毎に
積算記憶してカード所有者毎の貸玉数を把握可能である
ことを特徴とする台間玉貸機、 を提供する。
(作用) 遊技者個々に配布されたカードを台間玉貸機のカード
挿入口に挿入する。挿入されたカードはカード挿入口の
内部に設けられるカード読取り手段によってカードに記
録されたID番号が読取られ、記憶手段に出力される。次
いで、遊技者が貸玉を受けるために玉貸手段の硬貨投入
口に硬貨を投入する。玉貸手段では、投入された金額に
応じた玉数を貸出しすると共に、貸出した玉数を表す貸
玉数信号を記憶手段へ出力する。記憶手段では、カード
読取り手段から入力したID番号に対応させて貸玉数信号
で表される玉数を積算して記憶する。
(実 施 例) この発明の実施例の使用状態の正面を表す第1図、同
使用状態の一部正面拡大を表す第2図、同側面断面を表
す第3図、同貸玉供給管の平面を表す第4図、同一部正
面図を表す第5図、第6図、供給管取付部の背面を表す
第7図、同底面を表す第8図、供給管取付部内を摺動す
る中子の背面を表す第9図、同平面を表す第10図、貸玉
供給管の平面一部断面を表す第11図、同背面を表す第12
図、供給管取付部と中子の使用状態の背面を表す第13
図、同AA断面を表す第14図、使用状態の断面を表す第15
図、第16図、17図カード発行機の斜視図を表す第18図に
従って説明する。
(11)はパチンコゲーム機である。この実施例では、
複数のパチンコゲーム機(11)の使用面を同一側に向
け、かつ面を揃えて設置する。(12)は台間玉貸機であ
り、パチンコゲーム機(11)間の隙間毎に1台のパチン
コゲーム機(11)毎に対応させて隣接させて設置する。
(13)は貸玉が流入するパチンコゲーム機(11)に設け
られた受皿状の玉受部である。(14)は、景品交換玉の
受皿であり、玉受部(13)の下部に位置するように設け
る。玉受部(13)は、上部に開口部を有し、開口部から
新たな貸玉の注入が可能である。(15)はゲーム用の椅
子であり、(16)は、ラジオイヤホーン出力用端子であ
る。
(21)は硬貨投入口であり、数種類の硬貨、この実施
例では少なくとも100円硬貨と500円硬貨の投入可能であ
る。(23)は硬貨収納手段であり、硬貨投入口(21)に
連設する。硬貨収納手段(23)は透明プラスチィック製
で、500円硬貨が6枚収納可能な長さの筒状のケース状
からなり、外部から視認可能である。この実施例では、
硬貨収納手段(23)では硬貨は幅方向をゲーム者側に向
けて収納されるが、ゲーム者の視認性を向上させるため
に、横向きに即ち、幅方向をゲーム者側に向て投入する
構造としても良い。硬貨収納手段(23)は、台間玉貸機
(12)表面と同一表面となっても、台間玉貸機(12)表
面から突設させ、遊戯者の視認性を更に向上させてもよ
い。硬貨収納手段(23)内には、硬貨の投入を感知する
接触センサーからなる硬貨在席感知手段(31)と、硬貨
在席感知手段(31)からの信号を受領し硬貨の存在を感
知する間、硬貨収納手段(23)内全体を照明する照明手
段(32)を受ける。照明手段(32)は、この実施例で
は、硬貨収納手段(23)表面にそって設置するが、透明
な硬貨収納手段(23)の端面に設置し、端面から入光す
ることで全体を照射してもよい。(81)は、硬貨投入装
置である。硬貨投入装置(81)は、台間玉貸機(12)の
表面に設ける玉貸ボタン(82)と、玉貸ボタン(82)の
上部に硬貨側即ち内部側に向けて設けられ、玉貸ボタン
(82)の作動に伴い、ソレノイド(83)の作用により作
動する硬貨押出突起(84)とからなる。この実施例で
は、硬貨投入装置(81)は、非作動時の硬貨押出突起
(84)と硬貨収納手段(23)の内側反対面との間隔が、
500円硬貨の直径よりはやや小さいが100円硬貨よりやや
広い幅を取るように設け、第3図に示すように硬貨側に
向けて突設させるが、100円硬貨よりもやや狭い幅をと
らせ、500円、100円等の硬貨の区別なく硬貨1枚毎に送
致させてもよい。硬貨押出突起(84)はソレノイド(8
3)の往復作動により、硬貨収納手段(23)の内径方向
に突設し、この実施例では500円硬貨あるいは500円硬貨
等の通過を阻止する作動と、突出を解除し、500円硬貨
あるいは500円硬貨等の通過を阻止しない位置の選択が
可能である。(85)は、貸玉残数表示である。貸玉算数
表示(85)は、ソレノイド(83)が作動し500円硬貨が
投入された信号を貸玉数演算手段(27)を介して受領
し、当初貸玉する全数を表示し、次いで貸玉する貸玉数
から逆算して貸玉作業により貸玉しきって0となるま
で、貸玉作業中にたり貸玉数を順次表示する。0となる
表示をするまで硬貨押出突起(84)を操作してもソレノ
イド(83)の作動は解除することで、はじめに投入され
た全額分だけ全て貸玉されるまで、新たに貸玉されるこ
とはない。(26)は、硬貨読取手段である。硬貨読取手
段(26)は、500円用コイン判別センサー(26)a、100
円用コイン判別センサー(26)bでそれぞれ読み取った
500円硬貨、100円硬貨の厚さ、重量等の情報を信号化し
て伝送する。硬貨読取手段(26)は貸玉数演算手段(2
7)に接続される。貸玉数演算手段(27)は、記憶され
た真物の100円硬貨、500円硬貨の厚さ等の情報と、読み
取られた硬貨の情報を比較することで、投入された硬貨
の真偽を鑑別し、真と判断したときは100円分あるい
は、500円分の現金が玉貸用に投入された旨の信号を発
生させる。さらに、信号化された読み取られた金額を、
あらかじめ定められた金額と玉数の比率で、貸玉数に換
算し、貸玉数信号として得、伝送する。貸玉数演算手段
(27)は、補給コンピュータからなるが、台間玉貸機
(12)毎に設けた、マイクロコンピュータからなる貸玉
数演算手段であってもよい。(33)は、貸玉供給管であ
る。貸玉供給管(33)は、内部を通過する貸玉の視認可
能なように透明なノズル状、管状からなり、先端は玉受
部(13)の開口部上に位置して開口する。貸玉供給管
(33)は、台間玉貸機(12)の表面に固定される供給管
取付部(34)で台間玉貸機(12)に取り付けられ、供給
管取付部(34)を軸として水平に90度まで回転可能であ
る。90度以上の回転は、ストッパー等で規制し、反対側
のパチンコゲーム機の玉受部(13)上には、先端がいか
ないようにする。更に、中間位置でも節度感をもたせて
停止させてもよい。その場合、台間玉貸機(12)表面か
ら突出させた位置も選択可能とすることで、貸玉を直接
玉受部(13)に受けるだけでなく遊戯者は手でも直接貸
玉を受けることができ、他の台での遊戯者の貸玉使用も
可能となる。更にゲーム機表面の開閉時の作業を阻止す
ることはない。貸玉供給管(33)は、破損時の交換が容
易なように、供給管取付部(34)とは別体からなる。貸
玉供給管(33)の先端のパチンコゲーム機側にはストッ
パーを固定しても良い。ストッパーは、ゴム、クッショ
ン性素材、吸盤などからなる。ストッパーを吸盤状で構
成した場合は、貸玉供給管(33)は、パチンコゲーム機
表面の固定を確実とすることが可能である。
供給管取付部(34)は、第1図に図示するように台間
玉貸機(12)表面側に設置される。設置は必ずしも台間
玉貸機(12)表面から突設させなくともよい。供給管取
付部(34)は、更に第5図〜第8図に図示するように、
ほぼ蒲鉾型の外形からなり長手方向の途中でほぼ上下2
室に分ける。上室は、貸玉を供給する貸玉供給路(52)
に背面で接続する貸玉供給管取付部(341)とする。下
室は、貸玉供給管取付部(341)の下部に設けられる共
通玉貸部(342)とする。貸玉供給管取付部(341)には
中央垂直方向に回動軸(343)を設ける。共通玉貸部(3
42)には中央縦方向に長方形の窓(344)を設けた仕切
り板(345)を固定する。窓(344)の両側には長方形の
切り欠き状態の係止部(346)を設ける。仕切り板(34
5)には台間玉貸機(12)本体側から板状の玉受け板(3
47)を突設させて間からパチンコ玉が落下しないように
近接あるいは当接する。(348)は中子であり、第9図
に示すように上部中央に窓(349)を設けると共に、上
部両側には係止部(350)を設け、共通玉貸部(342)の
円弧状部と仕切り板(345)で囲まれた空間内を摺動す
るように係止部(350)で係止部(346)に係止させて収
納する。
貸玉供給管(33)は、貸玉供給管取付部(341)に、
水平方向に回動自在に基部(331)で回転軸(343)に取
り付ける。基部(331)には管先端と貸玉供給路(52)
とを連結する開口部(332)、および貸玉供給路(52)
と共通玉貸部(341)とを直接連結する切欠状のバイパ
ス通路(333)を設ける。そして、第15図、第16図、第1
7図に図示するように、貸玉供給管(33)の回動により
それぞれ一方を選択可能に、かつ途中では玉が流出しな
いように妨げるように設置する。バイパス通路(333)
は、開口部(332)以外の貸玉供給管(33)の基部側面
に設けても、基部側面全体をバイパス通路(333)とし
てもよい。その場合は、貸玉供給管(33)の先端が、玉
受部(13)上部以外に位置するときは、すべてバイパス
通路に連結し、貸玉はバイパス通路を介して供給され
る。(344)は、管内部にやや突起させたガイドであ
る。貸玉供給管(33)の基部(331)あるいは、供給管
取付部(34)には、回転させて固定するときに節度感を
与えるための嵌合溝を2箇所設ける。すなわち貸玉供給
管(33)が台間玉貸機(12)の表面に平行に位置した場
合と、垂直に位置した場合との2つの位置をとったとき
にそれぞれ嵌合して軽く固定させるための嵌合溝を2カ
所に設ける。嵌合溝の代わりにあるいは嵌合溝と共に第
4図に図示するようにスプリング(36)を設けてもよ
い。すなわち、スプリング(36)は板バネ、コイルバネ
からなり、常に特定のパチンコゲーム機(11)の盤面側
に付勢される貸玉供給管(33)が、直接パチンコゲーム
機(11)表面と衝突するのを避ける程度に、パチンコゲ
ーム機(11)側に貸玉供給管(33)を、押圧すしてもよ
い。
(37)は、硬貨返却ボタン、(38)は硬貨等の返却
口、(39)は内部と返却口(38)側とを仕切る返却蓋で
ある。硬貨返却ボタン(37)を、作動させることで、ソ
レノイド(83)を作動させ、硬貨押出突起(84)の突出
を解除させ続けるとともに、返却蓋(39)を開口させて
硬貨は硬貨返却口(38)に返却される。
(51)は貸玉搬送装置であり、パチンコゲーム機(1
1)の上部に設けられ、貸玉であるパチンコゲーム玉を
供給する。(52)は、貸玉供給路であり、貸玉供給路
(52)は、貸玉搬送装置(51)と、貸玉供給管(33)と
を連結する。
(53)は貸玉供給手段であり、貸玉搬送装置(51)に
連続する貸玉供給路(52)上部に開閉可能に設けられ、
開状態をとることで、貸玉供給管(33)を介して貸玉
を、玉受部(13)に供給可能である。貸玉供給手段(5
3)の開閉は、機械的な作動により行われるが、ソレノ
イドあるいは電動機、によってもよく開閉作動は、貸玉
数演算手段(27)から受領した貸玉数信号に基づきマイ
クロコンピュータ等からなる貸玉供給制御手段(54)に
より制御され、あらかじめ求められた供給する貸玉数が
通過する間だけ開状態をとる。貸玉供給制御手段(54)
が信号を受領していないときは閉状態をとる。貸玉数演
算手段(27)と貸玉数供給制御手段(54)とは兼用とし
ても良い。
貸玉の玉受部(13)への送り出しを規制する貸玉供給
制御手段(54)は各々貸玉数演算手段(27)と接続す
る。(61)は、補給玉通路、(62)は、パチンコゲーム
機(11)の裏側上部に設ける補給玉受部である。(63)
は、補給玉を、貸玉搬送装置(51)から補給玉受部(6
2)へ、供給する補給玉供給手段である。(64)は、補
給玉供給手段(63)の作動を規制する補給玉供給制御手
段である。補給玉供給制御手段(64)は、補給コンピュ
ータである玉数演算手段(27)に接続される。
(55)は、玉有無センサーであり、貸玉供給手段(5
3)の玉の存在の有無を検知し、貸玉可能なときは貸し
出しランプ(56)に緑表示する。貸玉不可能野ときは、
貸出しランプ(57)に赤表示する。
(101)は、カード読み取り機である。(102)は、カ
ード読み取り機(101)の台間玉貸機(12)表面側に設
けられたカード挿入口である。カード読み取り機(10
1)は、貸玉数演算手段(27)に接続される。(27)a
は、記憶装置である。カード読み取り機(101)は、カ
ード読み取り書き込み機としてもよい。
(111)は、カード発行機、(112)はカードである。
カード(112)はICカード、磁気カードからなる一種のI
Dカードからなり、カード(112)毎にID番号、記号を与
える。カード(112)は、遊戯者全員あるいは遊戯者中
の会員に付与する。
次に、この実施例の作用を説明する。
遊技者はまず、カード(112)をカード挿入口(102)
に挿入する。するとカード読み取り手段(101)により
カード(112)に記憶された情報を読み取る。読み取っ
た情報は信号化して貸玉数演算手段(27)へ伝送されさ
らに記憶手段(27)aへ伝送される。
カード読み取り機(101)を、カード読み取り書き込
み機としたときは、カード読み取り貸書き込み手段(10
1)でカードを読み取る。カード読み取り書き込み手段
では、カード読み取り後の貸玉数信号を貸玉数演算手段
(27)を経由して受領してカードに貸玉数を順次積算し
て記憶させることが可能となる。ついで、硬貨投入口
(21)に500円硬貨を投入する。硬貨は、直ちに貸玉さ
れることなく硬貨収納手段(23)中に収納され、保留さ
れる。硬貨収納手段(23)には複数枚の硬質、この実施
例では、6枚の硬質が可能であるが、透明なため外側か
ら硬貨の在席の存否は視認可能である。更に、硬貨在席
感知手段(31)が感知する間、照明手段(31)で照明さ
れるため、内部の硬貨の在席の確認が容易である。
次に、貸玉を受けるため硬貨投入ボタン(82)を押圧
する。すると、ソレノイド(83)が作動し硬貨押出突起
(84)は、回転軸を回転中心として回転し、またもとに
戻る往復動作をとる。その間硬貨収納手段(23)の隙間
は500円硬貨分あるいは100分広がり、500円硬貨1枚
分、あるいは100円硬貨または500円硬貨1枚分だけ通過
させまた間隔はもとに戻す。
硬貨読取手段(26)へ移動した、貸玉に供せられる硬
貨を硬貨読取手段(26)で読み取り、読み取った硬貨の
情報を信号化して、貸玉数演算手段(27)に伝送する。
貸玉数演算手段(27)では、あらかじめ記憶された真物
の情報と新たに読み取られた貸玉に供せられる硬貨の情
報を比較し、真偽を鑑別する。偽と判断した場合はその
旨の信号を伝送し、100円硬貨又は500円硬貨以外の硬貨
あるいは硬貨状物を硬貨返却口(38)に返却する。貸玉
数演算手段(27)が真と判断したときは、貸玉数演算手
段(27)では、500円分の現金が貸玉用に投入された旨
の信号を発生させる。発生した信号は、貸玉数演算手段
(27)で、あらかじめ定められ記憶された金額と貸玉数
の交換比率にしたがって演算し、感知した硬貨の金額に
応じた貸玉数信号として、貸玉供給制御手段(54)に伝
送する。貸玉数信号は、カード読取信号受領後の記憶手
段(27)aへも伝送される。そのため記憶手段(27)a
では、カード読み取り信号受領後の貸玉数を順次積算し
て記憶させることが可能となる。貸玉数信号の受領は、
カード(112)がカード挿入口(102)から取り出し、カ
ード読み取りを終了する旨の信号の受領まで継続され
る。他方、信号を受領した貸玉供給制御手段(54)は、
貸玉する現金相当額の貸玉数を通過するだけの間貸玉供
給手段(53)を開状態を取らせるよう制御し、貸玉搬送
装置(51)から貸玉供給路(52)に貸玉を供給する。貸
玉供給管(33)は、貸玉供給路(52)に連通することで
硬貨読取手段(26)a、(26)bで読み取られた数に応
じた貸玉の供給を受ける。
間隔を500円硬貨だけは通行可能の間隔としたとき
は、100円硬貨を硬貨投入口(21)に投入した場合は、
硬貨押出突起(84)に通過を邪魔されることはないた
め、先に500円硬質が在席して通行を阻止しない限り直
ちに硬貨読取手段(26)に送られ、500円硬貨の場合と
同様に作用し貸玉を行う。
貸玉供給管の先端はパチンコゲーム機(11)の受皿状
の玉受部(13)上部に位置するため、貸玉は玉受部(1
3)に供給される。
貸玉は、第1図に図示するような台間玉貸機(12)に
隣接するパチンコゲーム機(11)の玉受部(13)と、直
接手あるいは所持可能なケースとの供給の選択が可能で
ある。手、ケース等に直接貸玉をおこなうときは、台間
玉貸機(12)の左側に隣接するパチンコゲーム機(11)
の遊戯者のみならず、貸玉を受けることが可能となる。
すなわち、貸玉供給管(33)を回転軸(343)を回転中
心として回動する。その結果、第17図に図示するような
貸玉供給路(52)と貸玉供給管(33)先端との連結と、
第15図第、16図に図示するような貸玉供給路(52)と共
通玉貸部(342)とを直接連結するバイパス通路(333)
との連結の、それぞれ一方を選択する。管(33)先端と
貸玉供給路(52)とを連結する開口部(332)を選択す
ると、第17図に図示するように貸玉は貸玉供給管(33)
に供給され、管先端から供給される。このとき管(33)
先端は、玉受部(13)上部に位置するため、貸玉は、玉
受部(13)に供給される。貸玉供給部(52)と共通玉貸
部(342)とを直接連結するバイパス通路(333)を選択
した場合は、貸玉は貸玉供給管(33)をバイパスして共
通玉貸部(342)に供給される。共通玉貸部(342)に供
給された貸玉は玉受け板(347)上に一旦収納される。
次に、中子(348)を第16図に図示するように、上方に
摺動すると中子(348)の窓(349)と、共通玉貸部(34
2)の窓(344)とが一致し、中子(348)内に貸玉は導
入され先端から流出される。貸玉供給管(33)の回動が
中途半端な位置を取るときは、貸玉供給管(33)の切り
欠きのない側面により妨げられ、貸玉が貸玉供給路(5
2)から排出されることはない。
パチンコゲーム機(11)の、表面のガラス蓋を開けて
釘の修正作業等を行うときは、スプリング(36)の付勢
力に抗して、ゲーム者側に水平に約90度まで供給管取付
部(34)を回転軸として回動させ、パチンコゲーム機
(11)の表面から離して行う。
ゲーム終了後、遊戯者は、カード(112)をカード挿
入口(112)から取り出す。
(効果) したがって、この発明では、カード所持者毎の貸玉数
を把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例の使用状態の正面に図、第
2図は同使用状態の正面一部拡大図、第3図は同側面断
面、第4図は同貸玉供給管の平面図、第5図、第6図は
同一部正面図、第7図供給管取付部の背面図、第8図は
同底面図、第9図は供給管取付部内を摺動する中子の背
面図、第10図は同平面図、第11図は貸玉供給管の平面一
部断面図、第12図は同背面図、第13図は供給管取付部と
中子の使用状態の背面図、第14図は第13図AA断面図、第
15図、第16図、第17図は使用状態の断面図、第18図はカ
ード発行機の斜視図である。 (12)……台間玉貸機、(52)……貸玉供給路、(33)
……貸玉供給管、(331)……基部、(332)……開口
部、(333)……バイパス通路、(34)……供給管取り
付け部、(341)……貸玉供給管取付部、(342)……共
通玉貸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−51882(JP,A) 特開 平1−178280(JP,A) 特開 平1−97487(JP,A) 特開 平1−218483(JP,A) 特開 平1−277589(JP,A) 特開 昭63−292986(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者個々に対応して配布されるカード
    と、 台間玉貸機表面に開口するカード挿入口の内部に設けら
    れ、挿入されたカードに記録されたカード毎に付与され
    たID番号を読取って信号出力するカード読取り手段と、 硬貨投入口から投入された硬貨に応じた玉数を貸出しす
    ると共に、貸出した玉数を表す貸玉数信号を出力可能な
    貸玉手段と、 貸玉手段及びカード読取り手段と信号入力可能に接続さ
    れ、カード読取り手段から入力するカード毎に付与され
    たID番号に対応させて貸玉手段から入力する貸玉数を積
    算して記憶する記憶手段とからなり、 カードが挿入されているとき現金により貸出した玉数を
    カード毎に積算記憶してカード所有者毎の貸玉数を把握
    可能であることを特徴とする台間玉貸機。
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